映画「す~そ」(9)

スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ

「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」
共同脚本:NAKA雅MURA監督・共同脚本:三池崇史 音楽:遠藤浩二 

最後まで書いているけど、別にネタばらしたって、全然構わないような…

 ピリンゴ(クェンティン・タランティーノ)と呼ばれる男が彼を殺しにやってきた男(香取慎吾)達を全員撃ち殺す。  女が声をかける。

 村を出てきた男トシオ(松重豊)が一人のガンマン(伊藤英明)とすれ違う。
 村には宝は無いとトシオは言うが、ガンマンは黙って村に向かう。車馬苦県根畑。
 ガンマンが現れるのと同時に、出て来る二つの集団。一つは赤、一つは白で統一されている。
 負けそうなのはどっちか聞くガンマン。報酬は三分の一で、宝が出なければ必要ないと彼は言う。
 白の方の男、与一(安藤政信)が彼をボウガンで撃つが、その矢を銃弾ではじき返す男。
 どちらの集団も彼を欲しがる。そこに女(ルリ子 桃井かおり)が現れる。
 それだけの腕があるなら一人でやんなとルリ子。ルリ子は落ち付いて決めたらと自分の店に誘う。
 男は女について行く。

 先に村に来たのは赤、平家と見抜く男。なぜなら保安官(香川照之)が弱い平家の側に付いているから。
 平家が来た早々取り込まれ、そのまま抜け出せなくなっていたのだ。

 平家の落人の伝説のある村にお宝が出た。
 で、同じ埋蔵金伝説があるこの村にもお宝目当ての人間達が来た。
 そして赤の奴ら、平家の末裔が来て、その前に来ていたお宝目当ての人間達を一掃、村に居座った。
 そして白、源氏の末裔が現れた。
 源氏の方が明らかに強かったが、お宝探しは平家にまかせ、見つかったら横取りする気だ。

 女の孫、平八(内田流果)は、源氏と平家のハーフだった。源氏の母親静(木村佳乃)は今、源氏の側にいる。 平家の父親アキラ(小栗旬)は殺された。二人は結婚した時、赤と白がまじった花が咲くバラを植えた。
 アキラは静と平八の目の前で平家のボス清盛(佐藤浩市)に殺された。 夫を殺され、静は源氏に逃げ込んだ。

 男は源氏の側に行き、女を買おうとする。それを聞いて与一が男に襲いかかるが、負ける。
 源氏のボス義経(伊勢谷友介)は女を男にやる。
 本気で殺し合ってみたいと思ったのはおまえで二人目だと義経。
 もう一人は、ガキの頃に聞いた伝説の存在、血まみれの弁天。

 二階の部屋に行くガンマンと静。彼女はガンマンに清盛を殺してもらいたがる。
 でも気を付けてと静、義経の部下が強力な武器を仕入れに村を出た事をガンマンに話す。
 与一が男を殺すためにさせた事。

 ガンマンを源氏に案内し、そのまま源氏の所にいた保安官に、ガンマンからのメモが秘かに渡される。
 強力な武器が運び込まれる前に襲撃して強奪しろと平家に伝えろとのメモ。
 でなけりゃ男も保安官も殺されるだろう。
 保安官は清盛(源氏と平家の戦いは平家が負けたので、バラ戦争にあやかり、ヘンリーと改名したが)
に伝える。

 弁慶(石橋貴明)は武器を乗せた荷車を男達に引かせていた。平家に襲われ、弁慶は荷のダイナマイトを使う。 その遠い音を聞き、異変に気づく義経。
 ダイナマイトで仲間が倒れていくのを見て、清盛は重盛(堺雅人)を先に行かせようとする。
 二人の仲間が逃げようとするが、清盛が撃ち殺す。重盛と仲間達、仕方なく、行く。
 義経は異変の理由がガンマンと気づき、ガンマンのいる二階の方に銃弾を撃ち込む。ガンマンは逃げる。
 静は平八と婆を連れて山の爺さんの所に逃げようとするが、途中で戻る。バラを持って行こうとしたのだ。
 しかし、彼女は与一に矢を撃ち込まれる。そこに現れるガンマン。
 与一はまだ息がある女を、与一の仲間は平八と婆を人質に取り、ガンマンは銃を捨てる。

 荷車が溝に車輪を取られて、横倒しになる。弁慶、棺の中に入れていたガトリング銃を取り出す。
 平家の仲間達、素早く逃げる。逃げ遅れた清盛、そのまま馬から落ちて、死んだふりをする。
 弁慶がガトリング銃を撃ち終わると、そこには平家の面々の死体の山。
 しかし、弁慶の方も火矢を撃ち込まれ、ダイナマイトが爆発する。爆風でガトリング銃は清盛の側に落ちる。
 現場についた義経、清盛を遠くから撃つ。倒れる清盛。重盛、ヘンリーこと清盛を助けに行く。撃たれる重盛。
 清盛は服の下に鉄の鎧を身に付けていて、無事だった。

 ガンマンを散々いたぶった与一は、息も絶え絶えの女に口付ける。「けだもの…」とつぶやく婆。
 婆にボウガンを向ける与一だったが、撃たれる。撃ったのは、村を出て行った男トシオだった。
 トシオに銃を投げるよう要求する婆。
 婆は受け取った銃で、与一の矢をはじき、彼の脳天を撃ち、二人の仲間も撃ち殺す。
 婆こそ、伝説の血まみれの弁天だった。

 黙って勝手なまねをしたと義経は弁慶のタマを撃ち飛ばす。

 ルリ子は事前にトシオにある男を訪ねるよう頼んでいた。サインでわかる。
 鉄砲を仕入れてくれるよう頼んだのだ。貸しがあるから返してもらうそうだ。
 トシオは訪ねに行く途中で、ガンマンとすれ違ったのだ。男はピリンゴだった。BBと言うサイン。
 Bloody Benten。弁天は琵琶を弾く時、腕が二本だが、戦う時は八本。
 アキラと言う名をつけたのはピリンゴ。アニメオタクなので…。

 伝七(塩見三省)に介抱され、ガンマンは体力を回復する。
 村に戻ろうとするガンマンを見て、ルリ子は伝七に宝を出すよう言う。

 清盛は保安官を捕まえ、彼を一番前に出しながら進む。盾変わりだ。

 宝はものすごい量の金塊だった。村の男は金塊を運ぶ事を志願する。

 タマを無くして、弁慶は義経への愛に気づく。

 トシオは村の真ん中にお宝を置き、叫ぶ。お宝の出現に出て来る男達。しかし男達はガンマンに撃たれる。
 別の方向からも撃たれる男達。ルリ子だ。義経は弁慶に迫られ、彼を撃ち殺す。
 清盛が村に着き、ガトリング銃をぶっ放す。しかし清盛はルリ子に撃ち殺される。
 だが、ルリ子は保安官に撃たれる。そして、保安官を撃つトシオ。彼も逆に撃たれるが…。
 保安官は立ち上がるが、背中に十字架状の墓碑が突き刺さる。伝七が投げたのだ。雪が降ってくる。
 一人現れる義経の前に現れるガンマン。義経は銃を捨て、日本刀を取り出す。弾を日本刀ではじく義経。
 義経の日本刀を銃で受けるガンマン。もう一つの腕から銃を取り出し、義経を撃つ。

感想:黒澤明の「用心棒」を勝手にパクった「荒野の用心棒」へのオマージュのような作品。
 舞台が日本なので、ついでに黒澤さんの「用心棒」へのオマージュにもなっていたような…。
 体に節穴が開くシーンはサム・ライミの「クィック&デッド」にあったような気がするけど、
たぶんそれより、「死霊のはらわた」の方にそういうシーンがあるのかな?
 私、スプラッタは見れないから、見てない。
 松田優作が「太陽にほえろ!」の殉職シーンで言った「なんじゃこりゃあ!!」は言ってみたいセリフよね。
 まあ、言う状況にはなりたくないけど…。
 二重人格じみた保安官はやっぱ「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムからかな。私はこの映画、面白かったです。 堺雅人さんが出ている事は知らなかったので、出ていて嬉しかった。彼が出てると、そっちばかり見てた。
 清盛に良いようにされる役で、ぴったり…。
 伊勢谷さんと安藤さん(眉無しだが…)、二人のイケメンも楽しめるし、言う事なし!
 私に力があったら、パロディ・マンガでも書きたいぐらい。

他の方のブログその他を見ての感想:そっかあ、セルジオ・コルブッチの「続・荒野の用心棒」の方なんだあ、
ジャンゴは…。
 見た事無い映画だ。ぜひ見たい!
 ルリ子って言うと浅丘ルリ子さんしか思い浮かばないと思っていたら、渡り鳥シリーズからだそうで、そっかあ。  伊勢谷さんと言うと、CASSHERNなのかあ。見てない。
 私は確か「カクト」と言う映画についての雑誌の記事で知ったのよね。ハンサムだから、覚えた。
 「ハチミツとクローバー」で森田やったのよね。見てないけど、記事は読んだ。
 森田の事、自分に似てると言ってたような…。えっ、あの、森田に…!!と思ったので、覚えています。
 だって、森田って、ハンサムらしいが、性格が凄過ぎて、ハンサムである事を忘れてしまう、すご人間よね。
 今回知りましたが、伊勢谷さんって、芸大出なのね。この映画、英語で見るのが基本なのね。
 堂々、日本語で見た。うん、確かに、あの突然のアニメは、キル・ビルを思い出した。

関連サイト:

お楽しみはココからだ
Hyobans

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続・夕陽のガンマン

「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗 The Good,The Bad and The Ugly」☆☆☆☆☆
イタリア 1967  監督・共同脚本:セルジオ・レオーネ(Sergio Leone) 製作:アルベルト・グリマルディ(Alberto Grimaldi) 共同脚本:ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ(Luciano Vincenzoni)トニオ・スカルペッリ(Tonio Scarpelli) 撮影:トニーノ・デッリ・コッリ(Tonino Delli Colli) 音楽:エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)

最後まで書いています。ネタばれまくりです。

 男(リー・ヴァン・クリーフ Lee Van Cleef)が現れ、黙ってその家の主(Antonio Casas)の前に座る。
 「ベイカーの使いか?」と主、金貨なんか知らないと主張する。
 ジャクソンと言う男が訪ねて来たかと男、ジャクソンの偽名を聞く。
 「いくらで俺を殺す?」と聞かれ、名前を聞き出せば500ドルと答える男。ジャクソンの偽名はビル・カーソン。
 主は有り金1000ドルを出す。
 しかし男は「雇われた以上、仕事はやり遂げる」と言い、あっさり主を殺し、
銃を持って家に入って来た長男も殺した。
 男はベイカー(Livio Lorezon)にジャクソンの偽名を知らせ、約束の500ドルをもらい、
「そういや1,000ドルもらった。あんたを殺して欲しかったんだろうな。雇われた以上仕事はやり遂げるぜ」
とベイカーを殺す。男はエンジェル・アイと呼ばれていた。

 2,000ドルの賞金首の男(イーライ・ウォラック Eli Wallach)、3人の男に囲まれる。
 「おい、2,000ドルにしちゃみっともねえ顔だな」と三人の男の内の一人が言い、笑う。
 「だが賞金を手に入れるのはあんたらじゃないぜ」との声がし、
葉巻を吹かした男(クリント・イーストウッド Clint Eastwood)が現れる。
 あっさり3人の男達を倒す男、賞金首を縛り上げて馬の後ろに乗っけていく。そして保安官に突き出す。
 賞金首はトゥコ・B・J・M・ラミレス、通称ネズミ。
 彼が首を吊られようとした時、葉巻男(ブロンディ 通称 ブロンド頭だから あまりブロンドには見えんが…)、
遠くからロープを狙撃、賞金首を乗せた馬はそのまま走り、賞金首助かる。二人で賞金を山分け。

 又又首を吊られようとしているトゥコ。それを見ているエンジェル・アイ。両足が無い男が報告してくる。
 金貨の護送中の南軍が北軍に襲われて生存者はスティーブンス、ベイカー、ジャクソンの3人。
 金貨は消えていた。
 ビル・カーソンと名前を変えたジャクソンは片方の目を失いながら再入隊、マリアと言う若い娼婦と暮らしている。 場所はサンタアナ。
 トゥコを狙ったブロンディの弾丸は微妙に逸れ、馬は駆け出し、何弾か撃って、何とかトゥコは助かるが、
馬は結局葉巻男の一頭だけ。
 ブロンディは賞金は3,000ドルどまりだと、協力関係を終わらせ、金はもらって、トゥコを荒野に置いて行く。

 一方マリア(Rada Rassimov)を痛めつけてビル・カーソンの居所を聞こうとするエンジェル・アイ。
 ビル・カーソンは10日前に出て行った。シブレー将軍の第3部隊、サンタフェに向かった。

 トゥコは町にたどり着く。閉めようとしていた武器店に無理矢理入り、銃と帽子と弾丸とお金を強奪していく。
 そして仲間を集めてブロンディを襲う。町には北軍が迫っていた。
 ブロンディはトゥコの仲間三人は倒すが、後ろの窓から現れたトゥコには気づかなかった。
 トゥコはロープを梁にかけさせ、ブロンディに縄を首にかけさせる。
 そしてブロンディが乗っている椅子を銃で狙った時、砲弾が入ってくる。
 二階の床が抜け落ち、トゥコは落下、ブロンディは逃げる。

 一方ビル・カーソンが所属する第3部隊は北軍に捕まっただろうと南軍の男はエンジェル・アイに言う。
 生きていたら、北軍の捕虜収容所バタービルに入れられるだろうとも彼は言う。

 トゥコは執拗にブロンディを追う。ブロンディは火の跡に葉巻を残していくのですぐわかった。
 ショーティ・ラーソン(Antonio Decembrino)の首吊りロープをブロンディが狙っていると、そこにトゥコが現れる。
 トゥコはブロンディがショーティのロープを撃つ事を許しはしなかった。
 トゥコはブロンディの馬に乗り、日傘をつけ、ブロンディを砂漠へと歩ませる。
 ブロンディが瀕死の状態になった時、トゥコは彼の頭に銃を突きつけるが、御者がいない、
疾走してくる馬車に気づく。トゥコが馬車を止めてみたら、馬車は死体だらけ、と思ったら一人生きていた。
 その馬車は南軍第3部隊の馬車、生きていた男はビル・カーソン(Antonio Casale),
彼は20万ドルの金貨をやるから水をくれと言った。
 彼は護送中の金貨20万ドルを横取りして、サッドヒルの墓地に隠した。
 トゥコは墓の名前を聞こうとするが、ビル・カーソンは水を要求する。
 トゥコは急いで水を取りに行くが、戻ってみるとビル・カーソンは死んでいて、かたわらにはブロンディがいた。
 どうやら彼は墓の名前を聞いたらしい。
 仕方が無いので、トゥコは南軍の服を着て、南軍に彼を治療させようとするが、
出会った南軍にはそんな余裕が無かった。トゥコは彼を修道院に連れて行き、養生させる。
 元気になったブロンディとお宝求めて行くトゥコ。向こうからどこかの部隊が走ってくる。
 制服は灰色に見えたので、南軍と思い、
トゥコは「南軍万歳!南軍に勝利あれ!グラント、くたばれ!将軍万歳!」と叫ぶ。
 「名前は?」とブロンディに将軍の名前を聞き、「リー将軍、万歳!神様は俺たちの味方だ」と又叫ぶトゥコ。
 ブロンディが「神様はまぬけも嫌いだ」と言う。
 一隊は止まり、隊長が軍服の袖の埃を払うと、その埃の下に青い地が見えた…。
 二人は仲良く捕虜収容所に入る。その捕虜収容所でビル・カーソンの名前を名乗るトゥコ。
 そこには北軍に入って収容所に勤めていたエンジェル・アイがいた。彼とトゥコは知り合いだった。
 エンジェル・アイはトゥコを拷問し、墓の場所を聞き出す。
 そしてトゥコを賞金首として、突き出し、墓の名前を知っているブロンディを連れて墓地の場所に向かう。
 エンジェル・アイは5人の仲間を連れてきた。
 一方トゥコは手錠で繋がれていた見張りの男を連れて一緒に汽車から、落ちる。
 そして相手を殺し、鎖を汽車に轢いてもらい、自由になってエンジェル・アイ達を追う。

 トゥコが風呂に入っていると、そこに彼のせいで右腕を失くした男(Al Mulock)が入ってくる。
 「8ヶ月も捜したぜ。右腕の恨みを晴らす。左で撃てる様になるまでかなり練習した。ここで試してやる」
 撃たれる男。「撃つ前にはしゃべるな」その銃声を聞き、トゥコがいる事を知るブロンディ、外に出る。
 後をつけさせるエンジェル・アイ。ブロンディはその見張りをあっさり殺す。
 そしてトゥコと再会、二人でエンジェル・アイ達とやりあう。4人は倒したが、エンジェル・アイは逃げていた。
 二人は墓地に向かう。しかしその途中で北軍に捕まる。
 「なぜうろついていた」と酒ばかり飲んでいる大尉(Aldo Giruffre)に聞かれ,
「入隊希望です、将軍」と答えるトゥコ。この一隊はブラストン橋を守っていた。
 大尉は密かに橋が爆破されればと思っていた。戦闘が始まった。金は橋の向こうにあった。
 二人は橋を爆破する事にする。そうすれば別の場所で戦うだろう。大尉は瀕死の重傷を負って帰ってくる。
 ブロンディは彼に「飲めよ」と酒を勧める。「ぐいっと飲んで耳を澄ましてな」橋に爆弾を仕掛けていく二人。
 もしかしたら自分達も危ないかもしれない。
 「お互いの秘密を話そうぜ」と言って来るトゥコ、墓の名前を聞いてくる。
 何も答えないブロンディに墓地はサッドヒルだと話すトゥコ。「墓の名前は……アーチ・スタントン」
 橋は爆破され、その音を聞き、にっこり微笑み死んでいく大尉。二人が行く先先には死体がころがっていた。
 ブロンディは瀕死の青年を見つけ、彼にタバコを吸わせる。
 その間にそこにあった馬に乗り、一人で墓地に向かうトゥコ。
 馬はブロンディの砲撃で倒れてしまうが、トゥコは墓地にたどり着く。アーチ・スタントンの墓を走って探すトゥコ。 見つけて掘っていると、ブロンディが現れ、四角いシャベルを寄越される。
 トゥコは銃をさぐろうとするが、ブロンディはポンチョをはねのけ、すぐ銃を構えれる事を示す。
 そこに先がとがったシャベルが放り込まれる。エンジェル・アイだった。二人で掘れとの事。
 しかしアーチ・スタントンの墓にはお宝は無かった。ブロンディは嘘をついたのだ。
 ブロンディは石の裏に名前を書き、近くの広場の真ん中に置く。お互いの様子を探りあう3人。高まる音楽。
 等間隔で離れる3人。銃声が響き、倒れるエンジェル・アイ。トゥコの銃には弾丸が入っていなかった。
 夕べの内にブロンディが抜き取っていたのだ。
 お宝はアーチ・スタントンの墓の横にある無名の墓の中にあった。
 ブロンディは首吊りのロープをつくり、トゥコにそのロープの輪に首を入れさせる。
 足場は墓石代わりの木の十字架だ。後ろ手に両腕を縛るブロンディ、トゥコの前に金貨の袋4つを置いていく。  自分にも4つだ。馬で去っていくブロンディ。足場は悪く、今にも首を吊りそうなトゥコ。
 ブロンディは遠くからロープを狙撃して、去っていく。
 助かったトゥコはその背に向かって「おい、ブロンディ!貴様!絶対に許さねえぞ!」と叫ぶのだった。

感想:これをセルジオ・レオーネ節とでも言うのでしょうか。高まる音楽。高まる緊張。
 それにむさ苦しい男のアップから始まるオープニング。
 いや、全部そうじゃないのかもしれないが、ハモニカおじさんの映画(ウエスタン)もこうだったような…。
 イーライ・ウォラックのおかげで映画が楽しくなりました。コメディ演技がちゃんと出来る人は好きです。
 悪党だけど、にくめません。
 「夕陽のガンマン」でカッコよかったリー・ヴァン・クリーフが今度は悪役で、ビックリ!。
 「続」と言うのは日本が勝手につけた題名なんですね。
 クリント・イーストウッドだって正義の味方とは言えないし…。
他のブログを読んでの感想
 えっ、公開当時は評判悪かったんですか…。今はそんな事無いですよね…。
 私は「荒野の用心棒」は黒澤さんの映画とあまりにそっくりで、主役も三船の方がかっこいいと思います。
 「夕陽のガンマン」は良かったですが、こっちの方がより好きです。
 「ウエスタン」はこれと同じくらい良かったです。

関連サイト
IMDb英語でトリビアが書いています。
シネシャモ音楽と役者について
イーストウッドの館DVDについて
マカロニ・ウェスタン写真あります。
りおなのVIVA!WIDESCREENスコープサイズについて


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スカイ キャプテン

「スカイ キャプテン ワールド・オブ・トゥモロー Sky Captain and the World of Tomorrow」☆☆☆
 共同制作:ジョン・アブネット(Jon Avnet)監督・脚本:ケリー・コンラン(Kerry Conran) 撮影: エリック・アドキンズ(Eric Adkins)音楽:エドワード・シェアマー(Edward Shearmur)VFX:スコット・E・アンダースン 衣装:ステラ・マッカートニー(Stella MaCartney) 美術:ケヴィン・コンラン(Kevin Conran)

最後まで書いています。

 ヒンデンブルク3世号でNYに来たはずのヨルゲ・ヴァルガス博士(Julian Curry)が失踪した。
 クロニクル社に勤めているポリー・パーキンス(グィネス・パルトロー Gwyneth Paltrow)はヴァルガス博士も含めた科学者失踪事件について書いていた。
 彼女の所に届け物が来る。
 それは「近代哲学の数学的原理」という本で、中には「次が誰か知ってる 今夜6時に1人で」と書いてあり、
ラジオ・シティ劇場のチケットが挟まってあった。
 行ってみると、本を送ったのはジェニングズ博士(Trevor Baxter)だった。
 彼はドイツの秘密施設にいた7人の科学者の1人。大戦の前の事だ。施設はユニット・イレブンと言われていた。 ジェニングズは最後の1人で、次に狙われているのは自分だと言う、トーテンコフに狙われていると。
 サイレンが鳴り響き、博士は去るが、ロボットの設計図を落としていった。
 外に出ると、沢山のロボットが飛んできた。
 スカイキャプテンことジョー(ジョセフ)・サリバン(ジュード・ロー Jude Law)が来、ロボット達を倒していく。
 やがてロボット達は何かに呼ばれ、帰って行った。
 同様の事が世界各地で起きていて、狙いはエネルギーらしい。ジョーが自分の部屋に戻ると、ポリーがいた。
 ポリーはロボットの設計図をネタにジョーに協力を依頼する。
 彼女はトーテンコフという男が大戦前にユニット・イレブンという科学結社を極秘に組織した事を話し、
そのマークがロボットについているマークと同じだと指摘。
 二人はジェニングズの研究所に向かう。
 ジェニングズは謎の女(バイ・リン Bai Ling)に襲われ、今際の際に二つのガラス瓶をポリーに託す。
 飛行ロボット達が現れる。
 ジョーは信号を出してる機を追い、
その間にジョーのテクニカルな相棒デックス(ジョヴァンニ・リビシー Giovanni Ribisi)は発信源を突き止めるが、
謎の女に誘拐される。
 しかしデックスは発信源を印した地図をガムで貼り付けておいた。
 発信源はネパール。 ジョーとポリーはネパールに飛ぶ。
 ネパールではジョーの友達カジ(オミッド・ジャリリ Omid Djalili)が待っていた。
 発信源はカラカルの北の谷で、地図には記載されていない場所だった。
 そこはシャンバラ、ラマ僧に守られていて、侵入者は殺された。
 その地におもむくと、そこには採鉱基地があった。廃鉱になっており、入ってみる。ウラン鉱だった。
 ポリーが勝手にどっかに行き、ジョーがカジと別れて探すと、ポリーの悲鳴が。
 カジの元で働いていた男二人に捕らわれていた。彼らはガラス瓶を要求する。
 ポリーが渡し、二人はダイナマイトだらけの部屋に閉じ込められる。上から導火線を伝って火が近づいてくる。
 危機一髪と言うときカジがドアを開けてくれる。
 三人は急いで逃げ、爆風に吹き飛ばされてもなんとか無事だったが、そのまま気を失う。
 気がついたら三人、裸で寝かされていた。服はウランで汚れているから燃やされたのだ。
 トーテンコフ(ローレンス・オリビエ Laurence Olivier)はこの地の者を鉱山で働かせ、
生存者は研究対象にした。
 その実験の生き残りが一人だけいた。
 その生き残り(Thupten Tsondru)は杖をジョーに渡し、「ラナを追え 杖が導く」と伝えた。 ラナは星。
 杖は緯度表を解読する鍵。
 その場所に行き着くには燃料が足りず、
ジョーは英国海軍移動偵察基地の指揮官フランク(フランキー)・クック(アンジェリーナ・ジョリー Angelina Jolle)を呼ぶ。
 ジョー達は無事移動偵察基地に着くが、基地は攻撃を受ける。
 フランキーは水陸両用中隊、マンタ・チームを出撃させ、ジョー達を無事トーテンコフの島に送る。
 基地に入ってロボット達に襲われそうになった所を、隙を見て逃げたデックス達に助けられる。
 ヴァルガス博士によると、トーテンコフは人類滅亡を信じ、新文明の礎を宇宙に運ぶロケットの建設を考えた。
 その計画名が「ワールド・オブ・トゥモロー」。ガラス瓶に入っていたのは彼が考えたアダムとイブ。
 上空でロケットのブースターが点火すれば地球は灰になる。
 トーテンコフの部屋を守っていたロボットや仕組みを突破し、入ってみると、
トーテンコフは死んでから20年以上は経っていた。
 ロケットは今にも発射しようとしている。
 ターミナルの線を切ればショートを起こし、ブースター点火前にロケットを破壊できる。
 しかしターミナルは船内で、脱出は無理。
 ジョーは一緒に付いて行きたがるポリーを殴って気絶させ、1人で向かう。
 謎の女が立ちはだかり、ジョーは追い詰められるが、ポリーが助けてくれる。
 二人はロケットを破壊し、脱出にも成功するのだった。

感想:アート系のマンガでも見せられている感じ。
 画像は本当に雰囲気があり、美しいのだが、その分、現実感が無く、胸にせまるものが無い。
 ロボットは「うちゅうせんそう」の「とらいぽっど」の方が断然怖い。
 まあ、カレル・ゼマンの映画が好きな私ですから、それなりに楽しいですが…。
 監督、次はエドガー・ライス・バローズの「火星のプリンセス」をやるそうで、私は楽しみにしております。
 トーテンコフの部屋の前でがいこつになっちゃった方はジュード・ローの父親だそうで、
おはげになっていらっしゃるのが悲しい
(ジュード・ローの将来を考えると。まあ、ジュード・ロウは割と演技派だから、大丈夫かもしれないが。
はげてもセクシーな方はいらっしゃるし)。
 この映画ほとんど作り物の世界ですが、演技をする俳優は大変ですが、俳優の拘束時間が短くてすみ、
いろいろとお金がかからないそうで、お金は大事ですから、これからセット無しは増えるんでしょうね。
 ローレンス・オリビエとの共演はジュード・ローの希望だそうです。バイ・リン、カッコよかったです。
 アンジェリーナはいつでもセクシーで素敵です。グィネス・パルトローも雰囲気があってました。
 ジョヴァンニ・リビシーは「ヘヴン」の方が好きです。
 ロボットは1941年のマックス・フライシャーのスーパーマンのアニメのマネ。
 この映画にはそのようなのが一杯あり、
例えばジェニングス博士の研究所の部屋番号がジョージ・ルーカスの映画「THX-1138」から来てるとか一杯。 詳しくはこちら。Trivia for Sky Captain and the World of Tomorrow
スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー 初回限定スペシャル・プライス版
関連サイト
シカゴ発 映画の精神医学
うーちゃんのアヒャヒャ
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スピーシーズ 種の起源

「スピーシーズ 種の起源 Species」米 1995 ☆☆☆
監督:ロジャー・ドナルドソン(Roger Donaldson)脚本:デニス・フェルドマン(Dennis Feldman)SFX・特殊メイク:スティーヴ・ジョンソン(Steve Johnson)キャラクターデザイン:H・R・ギーガー(H.R.Giger) 音楽:クリストファー・ヤング(Christopher Young)

最後まで書いています。注意!

 強化ガラスに覆われた部屋に女の子(ミシェル・ウィリアムズ Michelle Williams)が一人いる。
 彼女を見つめる男フィッチ(Xavier Fitch ベン・キングズレー Ben Kingsley)は部屋に毒ガスを注入する事を命じる。
 女の子はガラスを破って逃げる。

 列車に乗った彼女は自分の悪夢におびえる。
 やがて体に異変が起き、繭のような状態になり、それを見た女(Esther Scott)を殺す。

 一方フィッチは彼女を追うために人を集めた。
 追跡と抹殺のプロ、プレストン・レノックス(マイケル・マドセン Michael Madsen)、
異文化行動学のステファン・アーデン(アルフレッド・モリナ Alfred Molina)、
霊能力者のダン・スミスソン(フォレスト・ウィテカー Forest Whitaker),
分子生物学者のローラ・ベイカー(マーグ・ヘルゲンバーガー Marg Helgenberger)達だ。
 フィッチの話しによると宇宙からDNAのコードが送られてきてその通りのDNAを作って卵子に注入したら、
あの女の子シルが出来たのだった。
 彼女は驚異的な速さで成長し、フィッチは殺す事にしたのだった。

 シルは大人の女(ナターシャ・ヘンストリッジ Natasha Henstridge)になる。
 彼女は男をナンパするためにクラブに行く。
 しかしそこでナンパした男ロビー(Anthony Guidera)が糖尿病である事を見抜き、彼女は男を拒否、
騒いだ男を殺す。
 その後交通事故に会い、ジョン・キャレイ(?John Carey Whip Hubley)と言う男に病院に運んでもらう。
 しかし彼女の怪我はたちまちの内に治り、彼女はジョンの家に行き、そこで彼を誘惑する。
 しかしそこにプレストンらが来、彼女は男を殺して逃げる。シルは自分を追う者達を知り、対策を考える。
 女(Marliese Schneider)を車に乗せ、自分の指を切り落としておいて(指はたちまち生える)、わざと追わせ、
車を炎上させる。
 彼女が死んだと思い込むフィッチ。

 シルは彼らが止まっているホテルに行く。
 そしてアーデンの部屋で隣の部屋のプレストン達の様子を伺っていたら、アーデンが帰ってくる。
 シルは彼を誘惑し、彼の子供を身ごもり、アーデンを殺す。
 霊能力者のダンが彼女の気配に気づき、皆で後を追うが、彼女は地下の下水道(?)に逃げる。
 フィッチはそこですっかり異形の者に成り果てた彼女に殺される。
 逃げる彼女は石油が溜まった地下の洞窟に入り込み、そこで子供(Kurtis Burow)を生む。
 たちまち少年体になった子供をダンが火をつけて殺し、シルはプレストンに殺される。

感想:つくづく私ってこの手のB級好きよねと思いました。割と楽しめました。
 大体エイリアン女が綺麗で良いですよね。惜しみなく裸になるし…。
 裸になるのに抵抗感が高いアメリカでは画期的かと。
 実際エイリアンの彼女に裸は恥ずかしいなどという感情は無いでしょうし、
本能に駆られているので男漁りは重要です。
 エイリアンの造形自体は何かレイ・ハリーハウゼンが作ったかのような感じで、動きもぎこちなかったですが、
昔だから仕方が無いか。
 フォレスト・ウィテカーは良い人そうで、感じが良い。
スピーシーズ ~種の起源~ アルティメット・エディション
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スパイダーマン2

「スパイダーマン2 Spider-Man 2」 2004年 米 ☆☆☆☆☆
監督:サム・ライミ(Sam Raimi) 脚本:アルヴィン・サージェント(Alvin Sargent) 音楽:ダニー・エルフマン(Danny Elfman) 視覚効果:ジョン・ダイクストラ (John Dykstra)

最後まで書いちゃってます。ネタばらしまくり。注意!!

 ピーター・パーカー(トビー・マッガイア Tobey Maguire)は事件があるとそちらの方を優先せざるをえないため、バイトも首になり、家賃が払えず、勉学もままならない。
 新聞社はスパイダーマンの写真を欲しがるが、その写真を与えるとスパイダーマンの悪口を書くのだった。
 そして愛するメリー・ジェーン・ワトソン(キルステン・ダンスト Kirsten Dunst)には事件に巻き込むのが怖くて、思いを打ち明けられない。
 おまけに親友のハリー・オズボーン(ジェームズ・フランコ James Franco)はスパイダーマンを父ノーマン(ウィレム・デーフォー Willem Dafoe)のカタキと思っていて、
ピーターにスパイダーマンの居場所を教えろとしつこくせまっていた。
 ピーターはMJから恋人が出来た事を知らされる。

 ピーターはハリーのおかげでリポートの対象、
オットー・オクタヴィウス(アルフレッド・モリナ Alfred Molina)に会えた。
 彼は核融合を使った新型エネルギーの研究をしていた。

 オクタヴィウスの研究発表会。ハリーとともにピーターも立ち会うことが出来た。
 オクタヴィウスは核融合反応の実験の助手として4本の高度な知能を持ったアームを自分の体につける
(ナノワイヤーで小脳に直結。制御チップで自分の脳を保護)。
 しかし実験は失敗、オクタヴィウスの妻ロザリー(ドナ・マーフィ Donna Murphy)が死に、制御チップが壊れる。 スパイダーマンはハリーを助け、エネルギーを遮断する。

 オクタヴィウスの手術。アームが医者や看護師達を皆殺しにする。

 オクタヴィウスことドック・オクが銀行強盗をする。
 スパイダーマンが現れるが、メイおばさん(ローズマリー・ハリス Rosemary Harris)を人質に取るドック・オク。
 もちろんスパイダーマンはメイおばさんを助けるのだった。

 パーカーは編集長J・ジョナ・ジェイムソン(J・K・シモンズ J.K. Simons)の息子の宇宙飛行士ジョン(ダニエル・ギリーズ Daniel Gillies)のパーティーに写真係として行く。
 ジョンとMJは婚約した。

 ピーターは全然糸が出なくなり、これを機にスパイダーマンの衣装を捨てる。

 ある時火事のアパートの2階に女の子(Venus Lam)が取り残されていると聞いて助けに行く。
 女の子は助けたが、4階で死者が出た。
 そしてメイおばさんの引越しを手伝っているヘンリー・ジャクソン坊や(Jason Fiore-Ortiz)のヒーローがスパイダーマンである事を知る。
 「子供たちにはヒーローが必要よ。勇敢で自己犠牲もいとわないいいお手本よ。みんなヒーローが大好き。
 人びとは応援し喝采を送る。
 そして語り継ぐのよ、みな、雨の中に立って“しっかり”と言う彼をひと目みようと待ってたと。
 誰の中にもヒーローはいる。だから正直に勇気を持って気高く生きられる。そして最後には誇りを持って死ねる。
 ときには毅然として大事な物をあきらめることもある。夢さえも」
 スパイダーマンを再開する事にするピーター。

 ピーターがMJと会っていると、ドック・オクが来る。
 彼にトリチウムを渡す条件としてハリーがスパイダーマンを連れて来いと言ったのだ。
 3時にウエストサイドタワーに来いとスパイダーマンに伝えろとドック・オク。MJをさらっていく。
 スパイダーマンとドック・オクの対決。ドック・オクが電車のブレーキを壊し、必死で止めるスパイダーマン。
 疲れ果てた彼をドック・オクがさらう。

 約束どおりトリチウムをドック・オクに渡すハリー。スパイダーマンの仮面をはいだらピーターだった。
 気が付いたピーターはMJを助けに行く。スパイダーマンとの戦いで本来の彼に戻りかけたドック・オク。
 ピーターは仮面を取り、彼に装置の止め方を教えてもらおうとする。ドック・オクは自分もろとも装置を川に沈める。
 そしてついにスパイダーマンの正体を知るMJ。

 一方ハリーは父の秘密を知る。MJは結婚を取りやめ、ピーターの元に来る。

 1より好きです。なぜか不運が付きまとうピーターは笑わせます。
 「努力しろ。知性は特権でなく授かり物だ。世のために使うのだ」
 良い言葉ですが、ピーターの立場では難しいです。正義の味方は無給のボランティア。
 金も無ければ、勉強する時間も無い。でも目の前に困ってる人がいれば、ねえ~。
 せめて市からお金が頂けないのか。彼のおかげで犯罪がへってるんだから。

 ドック・オク、最高!ビジュアル的に素敵だし、本人は良い人と言うところが泣かせます。
 スパイダーマンとの戦い、わくわくしました。アームってヤマタノオロチみたい。

 メイおばさん、素晴らしい。金貨をねこばばしようとした行員の手を素早く叩く。ドック・オクだって容赦はしません。

 電車のシーンは泣けますね。
 乗客がピーターを手から手に運ぶのは「ナウシカ」、
ドック・オクの前に乗客達が立ちふさがるシーンは「うしおととら」を思い出しちゃいました。

 MJ、きっとピーターには幼馴染でもあるし、性格的にも光り輝いている女性なんでしょうが、私には…。
 目が大きい大家デイコヴィッチの娘(アーシュラ? Mageina Tovah 美人とは言い難いけどさ)に乗り換えたらと思っちゃいました。
スパイダーマン 2...SPIDER-MAN2TM DELUXE COLLECTOR'S EDITION

俳優について詳しく書いています
CINEMA e MUSICA di FLUFFY

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スール その先は…愛

「スール その先は…愛 SUR」1988年 フランス・アルゼンチン ☆☆☆☆
共同製作・監督・脚本:フェルナンド・E・ソラナス(Fernando E.Solanas) 撮影:フェリックス・モンティ(Felix・Monti) 音楽:アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla)
ラ・カモーラ:情熱的挑発の孤独

 第一章 夢のテーブル
 とっくの昔に死んだエル・ネグロ(リト・クリス Lito Cruz)が私の前に現れる。
 彼が話したのはフロレアル(ミゲル・アンヘル・ソラ Miguel Angel Sola)の話。

 83年のある夜、
軍事独裁政権が終わり5年間の刑務所暮らしから解放されたフロレアル・エチェゴーシェン(ミゲル・アンヘル・ソラ Miguel Angel Sola)は家の窓を叩く。
 しかしバイクの幻を見て彼は家から離れていく。彼の前に友であり死者でもあるエル・ネグロが現れる。
 エル・ネグロは当局に撃ち殺されたのだ。エル・ネグロは食肉工場で労働運動をしていた。
 彼が殺された事により、それまで労働運動に関心を持たなかったフロレアルも運動に参加するようになった。
 フロレアルは当局に追われるようになり、駅の廃墟に身を隠す。
 そこでマリア(イネス・モリーナ Ines Molina)と言う女性と知り合い、愛し合う。

 第二章 捜し求めて
 フロレアルが捕まった。妻のロシ(ススー・ペコラーロ Susu Pecoraro)はフロレアルを捜し求める。
 この国では当局に捕まってそのまま行方不明になる者も多い。収容されている刑務所を見つけることが出来た。
 ロシは会いに行く。

 第三章 愛こそがすべて
 ロシは面会と子育てで疲れきっていた。
 フロレアルは自分が側にいない事でロシが他に男を作るのではないかと嫉妬する。
 ある日彼女は夫の同僚ロベルト(フィリップ・レオタール Philippe Leotard)に愛していると告白される。
 ロシはロベルトと愛し合う。そしてフロレアルはロシの話にロベルトが出てきた事でロベルトと出来ている事を疑う。 子供にかまをかけたら、よく来てバイクに乗せてくれると言う。ついにはロシの面会を断る。
 ロシはまだフロレアルを愛していた。

 第四章 死は疲れるもの
 実はフロレアルの父親(Mario Lozano)も活動家で、
フロレアルは父親が刑務所に入った事により苦労したので父親に反感を持っていた。
 父親の友達エミリオ(ウリセス・ドゥモン Ulises Dumont)も当局との銃撃戦で死んだ。
 自分達の夢は自分達で守らなければならない。人々が立ち上がり、独裁政権は倒れる。

 ロシはフロレアルを待っていた。死者は去り、フロレアルは家族のもとに帰る。

 何となくテオ・アンゲロプロスの映画を思い出しました。映像が寒々しい。
 時代背景が暗い(ギリシャもアルゼンチンも厳しい近代だったから)。そして時に幻想的な静かな場面。
 と言ってもこちらはアルゼンチンだから、アストル・ピアソラの素晴らしいタンゴが鳴り響いているけれど。

 死者もこっちが怖くないと思えば怖くないかな?(やっぱり怖いが…)

 男はオデュッセウスをずーっと待っていたペネロペイアみたいに待っていることを望むんでしょうが、
近くにいない人より近くにいる人のほうが大事よね
 (ペネロペイアは財産目当てとしか思えないレベルの低い男ばっかりだったから断り続けたんだと思う)。
 ロシはロベルトを愛した事は後悔しないと言っていたが。だって近くにいて支えてくれたんだもんね。
 それでもフロレアルもやっぱり愛してる。そういうものよね。

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素直な悪女

素直な悪女 et Dieu …Crea la femme」制作コロンビア フランス 1956年 ☆☆☆監督&共同脚本:ロジェ・ヴァディム(Roger Vadim)制作&共同脚本:ラウール・J・レヴィ(Raoul J.Levy)撮影:アルマン・ティラール(Armand Thirard)音楽:ポール・ミスラキ(Paul Misraki)

 南仏サン・トロペーズの町。
開巻一番に出るのはジュリエット役ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)の横たわる裸体である。
この頃彼女は監督ロジェ・ヴァディムと結婚していた。
16の時に出会い、両親に彼との結婚を反対されて自殺未遂を起こしているそうだ。彼女はお金持ちの娘。
しかしこの映画のジュリエットは孤児で子供のいない夫婦に引き取られている。
といっても怠け者で男好きのする彼女を妻の方は嫌っていて、車椅子の夫は隙があると彼女を鑑賞している。

この裸体、
確か「ニュー・シネマ・パラダイス」の映画館でお子様達がいけない事をしていた時のものじゃないかな。
とがった胸、見事なくびれ、肉感的なお尻と完璧なプロポーション。おまけに顔が可愛い。
見とれない男はいないだろう。女の私でも見ちゃうし。

 そんな彼女に会いに来たのはレストラン(?)を経営している男エリック(クルト・ユルゲンス Curd Jurgens)。
もちろん彼女に気がある。モラン夫人が来たので彼女は仕事に行く。本屋の店員だ。
バスに乗るとよその街で働いているアントワーヌ(クリスチャン・マルカン Christian Marquand)がいた。
彼女は彼が好きだった。彼とダンスに行く約束をする。

 ダンスの夜。彼女はアントワーヌが彼女の事をただの遊びと思っている事を聞いてしまう。
その足でエリックのヨットに行く彼女。アントワーヌは彼女を街に連れて行くことを約束する。

 ジュリエットはモラン夫人によって家を追い出される。彼女は孤児院に戻らなければならない。
アントワーヌが乗ったバスは彼女を乗せずに行ってしまう。

 そんな彼女にアントワーヌの弟ミシェル(ジャン・ルイ・トランティニャン Jean Louis Trintignant)は結婚を申し込む。周りは反対したが二人は結婚する。


 エリックはアントワーヌの一家の土地を取得する代わりに、アントワーヌ達にドッグを任せる契約をする。
アントワーヌはそのため家に帰る。ジュリエットとアントワーヌの間に危うい空気が立ち込める。
エンジンがいかれていたボートに乗っていったジュリエットを追いかけたアントワーヌは、
海上で立ち往生していたジュリエットを助ける。
その時つい肉体関係になってしまう。

 ミシェルを大事に思うジュリエットは不安定になる。そしてミシェルは二人の事を知ってしまう。

 ブリジット・バルドー、結局この映画の相手役ジャン・ルイ・トランティニャンと結婚してしまう
。その後も数々の男と浮名を流す。
でも恋多き、自由奔放な女みたいに言われてノイローゼになって自殺未遂を起こしたそうだ。
なんかこの映画と重なる。カトリーヌ・ドヌーブ、ジェーン・フォンダと付き合ったロジェ・ヴァディムもすごいけど。

 あまりにコケティッシュで男達から誰とでも寝る女と思われてしまうジュリエット。
彼女は自分に素直なだけで、誰とでも寝るわけではない。ロジェ・ヴァディムは女を魅力的に撮るのがうまい。
バーバレラのジェーン・フォンダが実にセクシーなんだ。)

Lonely-Bigi
ブリジット・バルドーについてはこちらのサイトからの受け売りです。

 

 

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ソードフィッシュ

「ソードフィッシュ」Swordfish 2001年 1h39 米 ☆☆☆☆
作:ジョエル・シルヴァー(Joel Silver)監督:ドミニック・セナ(Dominic Sena) 脚本:スキップ・ウッズ(Skip Woods)撮影:ポール・キャメロン(Paul Cameron)
ソードフィッシュ 特別版SWORDFISH

 私はコンピューターに詳しくないが、詳しい方が言う事には、
この映画のハッカー描写は間違っているらしいので、☆4。
どうも「ロシア学校占拠事件」とシンクロする内容で、もし事件の関係者だったらとても見れないだろうと思う。
と言っても現実のテロリストの方がやる事が酷いが…。

 犯罪映画について講釈をたれる男ガブリエル(ジョン・トラヴォルタ John Travolta)。
その後ろには彼を狙うスワット達がいた。銀行。爆弾を体に付けられた人質達。
犯人一味の男が女の人質を連れて表に出る。
男は狙撃され、人質の女性はスワット達に安全な所へと強制的に退避させられようとする。叫ぶ女性。
主人公スタンリー(ヒュー・ジャックマン Hugh Jackman)とFBI捜査官ロバーツ(ドン・チードル Don Cheadle)も叫ぶ、「その女を放せ!」
爆弾が爆発(スイッチから離れると爆発する仕掛け、たぶん…)、その混乱の中スタンリーは思う、
どうしてこんな事になっちゃんたんだと。

 タオルいっちょでゴルフのスィングをするスタンリーの所にジンジャー(ハル・ベリー HAlle Berry)と名乗る女が現れる。
ボスに会って欲しいという彼女。
別れた女房に娘を取られ、会う権利さえ無いスタンリーは訴訟費用のため、つい引き受けてしまう。

 その数日前あるハッカーが捕まり尋問するロバーツ。
ロバーツが偽の電話に出ている間に、そのハッカーは殺される。
飛行場でそのハッカーの近くにいた男達がやはり凄腕のハッカーだったスタンリーに会っている事を飛行場のビデオで知ったロバーツは、
スタンリーの別れた女房の家を張る。

 スタンリーがジンジャーに連れられて会った男がガブリエル。
護衛のマルコ(ヴィニー・ジョーンズ Vinnie Jones)を引き連れた彼はスタンリーに大金を奪うためコンピューターをクラックしてくれと依頼する。

 次から次へと驚く展開がてんこ盛りの映画。この手の犯罪映画がお好きな人なら見る価値はアリかと…。

 ジンジャーがゴルフスィングするシーンでは、
思わずWa-oWaoWaoWa-oとつぶやいてしまう程の見事なお尻を披露。
黄金のボディは威力満点。(他にもお色気シーンが…)

 パパ!と喜んで駆け寄る娘。あんな父親を持ったら絶対ファザコンになるよなと思う私。
だってパパより素敵な男ってほとんど、又はまったくいないもんね。罪作りなパパ。

 バス吊り上げシーンはやっぱりすごいな。崖をころがりながら追いかけるドン・チードル、エライ。
カーアクションのシーンもなかなか良い。


 

 

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その男ゾルバ

「その男ゾルバ」ギリシャ 1964 ☆☆☆☆☆
製作&監督:マイケル・カコヤニス 原作:ニコス・カザンツァキス 音楽:ミキス・テオドラキス

 ギリシャ人の父とイギリス人の母との間に生まれ、イギリスで育った作家のバジル(アラン・ベイツ)。
父が残した鉱山を再開しようとクレタ島に来る。
そこでゾルバ(アンソニー・クイン)という男に雇わないかと言われ、彼を雇う。ゾルバは英語を話せた。

 バジルとゾルバはマダム(リラ・ケドローヴァ)と呼ばれるフランス人の女性の家に下宿する。
ゾルバは彼女と親しくなる。

 島には一人の美しい寡婦(イレーネ・パパス)がいた。
島の男達は皆彼女を狙っていたが、彼女は全ての男達を拒絶していた。
その中でも特に炭鉱管理人の息子は彼女に夢中だった。
バジルと彼女は惹かれあい、ついに彼は彼女の家を訪れ、彼女に受け入れられる。

 彼女の家の周りには常に男達がうろついていて、彼女がバジルを家の中に入れたのは見られていた。
バジルと彼女の事を聞いた炭鉱管理人の息子は自殺し、さらなる悲劇を呼ぶ。

 ゾルバは魅力的な男だ。とってもおおざっぱだが、明るく優しく憎めない。
彼がバジルに鉱山をまかせられ、その喜びを表すために狂ったように踊るシーン。
バジルにはあのように感情をうまく表に表すことが出来ない。
(寡婦にだって、なかなかモーションがかけられなかった。)

 ゾルバが明とすれば、この島で起こる事件はすさまじいばかりに暗い。
ギリシャ悲劇のような寡婦の事件。
死に行く人の尊厳を平気で踏みにじる島人達。(妖怪黒ババァが大挙出現する)

 でもゾルバを生み出したのもクレタ島だ。そこが救われる。

 イレーネ・パパスが若くて綺麗でビックリ!!
私は彼女がおばさんかお婆さんの役をやっているのしか見たことが無い。誰だって若かった時がある。
当たり前だ。(イングリッド・バーグマンの孫達が彼女の若き日の映画を見て驚いたそうだ。綺麗だもんネ~)

 

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