野ブタ。をプロデュース(9)

青春アミーゴ

「青春アミーゴ」野ブタ。をプロデュース PRODUCE 10 ☆☆☆☆☆
脚本:木皿泉 原作:白岩玄 音楽:池頼広 演出:岩本仁志

 時はクリスマスの季節。小谷信子(堀北真希)、夢にサンタクロースが出た話をする。
 「何か欲しい物はありませんか」と聞かれ、何も思いつかなかったので、
桐谷修二(亀梨和也)の所へ行ってくださいと言ったそうだ。
 そう言われ、自分の夢にも出て来たことを思い出す修二。
 彼も欲しい物無かったので、草野彰(山下智久)の所に行ってくださいと言ったそうだ。
 そう言われ、サンタの夢を思い出す彰。彼はカレーパンを欲しいと言ったそうだ。
 そう言う話をしていたらサンタクロース姿の平山一平(高橋克実)が部屋に入ってくる。
 彼は商店街の福引に当たったと大量のカレーパンを持ってきた。
 「っかおまえ、、何でそういう風に善意の輪を、断ち切っちゃうかなあ。
しかもよりによっておまえカレーパンだよ」と修二。
 「だって、紹介で来たとか言われてねえ」
 「そこでおまえが、野ブタのとこに行ってやってくれって言ったらおまえ、善意の輪が完成したわけじゃん」
 「カレーパンに、変えちゃったんだ」と野ブタ。「せっかく良い話をおまえはカレーパンだよ」と修二。
 修二と野ブタ、自分の分のカレーパンを持って帰る。修二、実は転校する事を言えずにいた。
 野ブタに言おうとしたら、ちょっと待ってと言われる。今、笑えそうな気がするからと。笑ってみる野ブタ。
 「もうちょっとかな?」

 今日こそ言おうと、彰と野ブタがいる屋上に行く修二。
 しかし彰がみんなに言いたい事があると言い、言いそびれる。「何で俺の事、名前で呼ばないの♪」
 修二「えっ、呼んでなかったけ」野ブタ「な、何て呼んでたっけ」
 「ねえ、とか、ちょっと、とか。俺は修二と野ブタって呼んでんのに、俺だけそれはねえだっちゃ」
 修二は草野と呼んでいるというが、彰によるとそれは他人っぽいんだそうだ。
 修二「じゃ何、何て呼んで欲しいの」彰、突然怪しい笑いをする。
 突撃飯の装いをした野ブタが「ねえ、彰ったら。くぅん」と手でキツネを作る姿を想像したのだ。
 「下の名前で呼んで♪」修二「下の名前って何♪」「彰ショッークッ!知らないの?」「えっ」「…彰」
 「ああ、はいはいはいはい」「あきらっ」と突然底深い声で名前を呼ぶ野ブタ。
 修二「おまえ怒ってんの?これで良いの?」彰「怒って無いじゃん」「も一回呼んでみ」「あきらっ」
 彰「もっと。優しく」「あ、あきらっ」彰「野ブタっ」『これ以上、仲良くなるのは、イヤだ』修二「俺の名前呼んでみ」  「修二」彰「やさしい…」修二「じゃあ、修二と、彰って呼んで」「修二と、あきらっ」「俺は誰だ?」
 「じゃ修二と彰と…」『もうすぐ別れてしまうのに、仲良くなったって哀しいだけだ』

 野ブタ、すっかり人気者。一緒に写真撮ってとか、サインまで頼まれる。

 彰の部屋の3人。一緒に「あのさあ」と言う三人。修二は俺は大した事じゃないから良いと言う。
 野ブタは突撃レポートをやってるのつらいと言う。じゃ止めるかと修二。彰は封印壷を出してくる。
 「この中に、俺の忘れたい物が入っているのよん」その中には生物のテストの点数28点の物が入っていた。
 彰が捜しても、肝心のブツが無かった。修二は年明けたら引っ越す事を告白する。
 今学期でこの学校とはお別れ。野ブタ、外に出て行ってしまう。彰、野ブタを追いかける。
 修二は壷の中に、あの、野ブタが修二を抱きしめている写真を見つける。
 彰は公園の柵に座っている野ブタを見つける。自分の襟巻きを巻いてあげる彰。
 「上着持ってくんね」とどうしたら良いかわからない彰は部屋に上着を取りに行く。

 悟パパ(宇梶剛士)、ここに残るかと言ってくる。

 野ブタ、何して欲しいか修二に聞く。何も無い修二。彰だったらすぐ思いつくそうだ。
 例えば、野ブタに巫女さんになってもらって、野ブタパワーを注入してもらう。すぐ行動を起こす野ブタ。
 行った先の神社にはゴーヨク堂店主(忌野清志郎)がいた。店主の実家だった。
 家に帰ろうとしている彰と修二の所に、巫女さん姿の野ブタが現れる。野ブタパワー注入。
 「わたし、何でもやるから。それくらい、修二には感謝してるから。じゃ、バイトの途中だから」

 修二、弟の浩二(中島裕翔)がいじめられてる夢を見る。夢の中で「止めてよー」と言う浩二。
 目が覚めたら、やはり浩二は「止めてよー」と言っていた。寝ながら泣いている浩二。慰める修二。

 修二、彰にやっぱり引っ越すと言う。弟の事も心配だし。「なんで、もっと、自分の事、大事に、しないの」
 「誰かのためにっ、て言うのはさあ、自分を大事にしてないって事なのかな」(鋭いな、修二)
 「俺さあ、野ブタのために、一生懸命やってる時が、一番自分らしかったなあって、うん、思うんだ。
おまえもそうじゃない?」
 過去を思い出す彰、修二を見、指をならして、そうだと言う風に指をさす。
 「野ブタだってさあ、誰かを喜ばそうとしている時が、一番なんか、生き生きしてない?」

 野ブタ、蒼井かすみ(柊瑠美)の家に行く。「学校、出て来ないの?」
 「学校行ったら、又小谷さんの事いじめちゃうかもしれないし」
 「いいよ、いじめられても。蒼井さんのいじわる、全部、私が受け止める。受け止めて見せるから」
 「小谷さんバカだなあ。ホント、バカだよ」「だから、学校、来て…」「考えとく」
(優しいね、野ブタ。私だったら、さすがにここまでしないな。
まあ、蒼井にも幸せになって欲しいと思うが、心から思うわけではない)

 巫女バイト中の野ブタ、かけて来た子供を避けようとして、神社の木の枝を折る。
 神主のゴーヨク堂店主によると、この木の枝を折ると自分の一番大切な人にバチがあたるんだそうだ。
 お札をくれる神主。もう一つもらいたいと野ブタは言うが、一番大切な人だからと、一つしかくれない神主。
 「こうしている内にも、その人の身に何か起こっているやも」
 お札を持って、すぐ修二と彰の下にかけていく野ブタ。彼らは川辺にいて、釣りをしていた。
 なんともないかと聞く野ブタ。なんとも無い。野ブタにとっては二人とも一番大切な人。
 修二は彰にあげて良いと言う。
 「ウェイツ。ちょっと待て!どうしておまえそうやっていつもカッコ良い方ばっか選ぶの?
それじゃ、まるで、俺がバチにびびっている臆病もんみてえじゃねえか」
 「うん、じゃあ良い、はい。俺がもらう」
 「ちょっと待て。もし俺が一番大事な人だったら、バチもろにくらっちまうじゃないか」
 「どっちなんだよ、めんどくせえなあ、ホントめんどくせえ」のこぎり無いかなと野ブタ。何と彰が持っていた。
 それでお札を真っ二つにしようとする野ブタ。(私も、それ、考えるな)止める修二、バチ当たるからと。
 野ブタ、お札を川に投げ捨てる(ゴミを投げるのは止めましょう!!)
 「三人でバチ当たろう」一方、店主も枝を折っていた…。

 翌日、植木誠ことシッタカ(若葉竜也)が階段から落ちて、車椅子でやってきた。
 シッタカにバチが当たったのかとショックな彰、野ブタに問いただす。「野ブタの好きなの、シッタカ?」
 シッタカの方を見る野ブタ。「どうだろう、ね」

 転校する桐谷にセバスチャン(木村祐一)、持ってたアンパンを餞別にやる。
 職員室からの帰り、上原まり子(戸田恵梨香)に会い、転校する事を伝える。
 クラスメイト、修二が転校する事を聞き、修二の周りに集まる。それを見て、喜ぶ彰と野ブタ。

 横山武士(岡田義徳)、没収箱の中に修二から取り上げた物があるかどうか探る。
 修二は没収された事が無かった。
 「おまえの悪い所は、全てのゲームに勝とうとする所だなあ。まさしずめ、これだ」とスペードのAを見せる横山。 「でも、2が一番強いゲームもある。自分が勝てる所で勝負すれば良い」
 修二、黒木広子(たくませいこ)から餞別をもらう。それは手編みのマフラーでHと編んであった。
 「あ、あの、もしかしてあの、失恋、ですか…」泣き顔になる黒木先生、振り返って「私も頑張る」と言って去る。  家原靖男(不破万作)、修二が転校と聞いて、札入れを開く。
 「じゃあねえ君、これで、何でも、好きな物食べなさい」と言って校長が札入れから取り出したのは、
割り箸だった…。

 佐田杳子(夏木マリ)、彰、修二、野ブタに二つ集めると幸せになれると言う物を一個ずつあげる。
 「一個ずつだから、今は、幸せの種みたいなもんね。
後は、あなた達の運と努力で増やして、幸せになって、その幸せを、人にもあげられる大人になってください」

 クリスマスのプレゼント交換。三人ともあの幸せグッズだった。

 「俺さあ、なんか、今まで人を好きなるっていうのは、今一ちょっと良くわかんなかったんだけどさあ、
…なんか、野ブタのおかげで、わかった気がする。
なんか一緒に、物を食べて、楽しかったりとか、同じ景色を見て、わっー、
この景色一生忘れねえんだろうなあって思ったりとか、なんか、死ぬほど笑ったりさ、
時には心配とかもしちゃったりして、後、もっと一緒にいたいなあって、思ったりさ。
なんか人を好きになるって、そういう、ささやかな事だったんだなあって、うん。
…この先、もし俺が、誰かを好きになるたびに、野ブタの事、思い出すと思う。
なんか全部、野ブタ教えてくれたんだなあって、思い出すと思う。…小谷、…ありがとな」
 「私の方こそ、ありがとう、…ってしか、言えないのが、くやしい。今、思ってる事、全部伝われば良いのに。
どれだけ、感謝してるか、ちゃんと、伝われば良いのに」
 「わかってる、うん、なんか、俺も、同じだし。…ちゃんと、なんか、まり子にも伝えなきゃなあって」

 まり子を海に連れて行くと修二。行った先は学校の教室。ビーチパラソル、弁当、黒板には海の絵。
 そして彰と野ブタは放送室で波音を作っていた。教室を出て野ブタに会ったまり子はさっきはありがとうと言う。  『学校で最後に見たのは、まり子と野ブタが、楽しそうにしている風景だった。
それは、なんだかとても、とても幸せな気持ちにしてくれた。
俺と彰は、明日もあるように別れて、お互い一度も、振り返らなかった』

 引越しトラックに乗った修二に、ケータイがかかる。「左ー!」と言う声。
 左にクラスメイトが集まっていた、彰と野ブタもいた。ちょっと離れて、蒼井もいた。みんなで写真撮影。

 新しい学校。
 『この世の全てはゲームだ。負けたと思い込んで、途中で降りてしまう奴は、馬鹿だ。
最後まで生き残って、ゲームを心ゆくまで楽しんだ奴が、勝ち。この世はたぶん、そういうルールだ。
今度の桐谷修二は、何があっても、挫折しない』
 新しいクラス。彰がいた。『げ、幻覚?』幻覚じゃなかった…。
 『挫折してしまった』修二の一日前に転校してきたのだ、ヘリで校庭に降りて…。

 野ブタはまり子ちゃんと楽しそうに歩いていた。「ちょっと待って。わたし、笑えてる?」「うん、笑えてるよ。ほら」 鏡を見せるまり子。屋上の方に急いで走っていく野ブタ。しかし屋上には彰も修二もいない事に途中で気づく。

 「っかおまえ、なんで来たの?これで又野ブタが一人になっっちゃたじゃんかよ」
 「野ブタが言ったんだよ。修二と、あきらっ、は、二人で一つだってさ♪」「野ブタが言ったの?」
 「わたしは一人でダイジョブよって」「あいつホント一人でダイジョブなのかな」
 「最初の三日は泣くけど、後は絶対立ち直ってみせるのよ~んって」この空のずっと向こうに野ブタはいると彰。 雲が笑っているように見えると修二。

 「わたし、笑えるようになったよ。ちゃんと、笑えるようになったよ」
 屋上で、目に涙を浮かべながら、空に向かって言う野ブタ。

 冬の海で、濡れながらふざけあう修二と彰。(絶対冷たかったはずだ…)
 『俺たちは、どこででも、生きていける』
感想:いや~、彰が転校するとは全然予想していませんでした。まあ、修二には野ブタより彰の方が嬉しかろう。男の子同士でつるむのは、めちゃくちゃ楽しいはずだ。

野ブタ。をプロデュース
白岩 玄著
河出書房新社 (2004.11)
通常24時間以内に発送します。

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週刊野ブタ

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別れても友達

「別れても友達」野ブタ。をプロデュース 第9話 ☆☆☆☆
脚本:木皿泉 原作:白岩玄 音楽:池頼広 演出:佐久間紀佳

 桐谷修二(亀梨和也)、母からのおみやげのブタを草野彰(山下智久)、小谷信子(堀北真希)にあげる。
 二人に何のお守りか追及され、「…友情とか…」とさりげなく言う。「ありがとう。大事にするね」と信子。
 「友情か…。これで俺ら、永遠に友達ってことだね。うれしい!」と彰。
 「永遠、っていうわけでは、ないかもしんないけど…」
 「もう離れられない体になるってことか」と修二に抱きつく彰(腐女子へのサービスショットか…)。
 「い、いや、いや、違う、違う、違う。
俺が買ってきたわけじゃないから。うちのお母さん、勝手に送ってきた、奴だから…」
(修二、可愛い奴。素直になれよ…)

 (ブタのスポンジっぽいので、軽いボールを飛ばっしこしている同級生。あんなの知らない。初めて見た)
 クラスに入り、同級生に挨拶する修二。無視される。
(ガキだもんな、高校生は。まあ、大人だって大した事は無いが…)
 ブタのお守りをいじっている信子に話しかける蒼井かすみ(柊瑠美)。

 修二が家に帰ると蒼井がいて食事を作っていた。ブタのお守りを見つけ、「かわいいー」と言う蒼井。
 悟(宇梶剛士)、一個余ってるからと蒼井にやる。
 蒼井、修二に写真を渡し、帰る。修二、蒼井が作ったハンバーグを捨て、蒼井を追いかける。
 蒼井は小谷さんのプロデュースに参加させて欲しいと言って来る。

 修二は彰に蒼井の事を打ち明ける。
 「ぶっとばして来ます!」と彰行こうとするが、「女に手ぇださねんだろ」と修二止める。
 「あ、だっー、だっー、そうだったっー、忘れてたー!」と行くのを止める彰。(きゃっ、彰好き)
 修二、蒼井の事は野ブタには言えないと言う。又何も信じない野ブタに戻っちゃうんじゃないかと。

 屋上。野ブタと来、「よろしくね♪」と言う蒼井。
 いつものきつねのポーズをしながら「ワゥン」と言う彰(これみんな、山下君のアドリブ?だとしたら、ソンケー)

 四人、「突撃飯」での野ブタの決めゼリフを考える。色々な意見を言う修二と彰。
 しかし蒼井がもっとまじめに考えようと言う。やり方が生ぬるい、だから小谷さん垢抜けてないと。
 「私は、小谷さんには、誰もが認める人気者になって欲しいの。
プロデュースって言ってる割にはさ、みんな全然努力してないよね」
(じゃ、自分が努力して人気者になれよ。自分が頑張ってるのに、安々と生きてる感じの人が嫌いなのか。
でも修二が安々と生きてるわけではない事は知ってるよな)。
 蒼井、小谷に、スカートの丈を短くして、髪を結んだ方が良いと言う。

 平山一平(高橋克実)、温泉に行く。温泉旅館の女将に相談を持ちかけられたらしい。彼女は未亡人。
 もしかしたら結婚もありうるから、戻ってこなかったらそうなったと思って欲しいそうだ。

 蒼井の言う通りにした小谷、教室での受けは悪い。元に戻したいと言う小谷。
 「あのさああの、本人がやだって言ってるんだから、もう止めれば」と修二。「なんでそうやってすぐ甘やかすの」 「やなに、甘やかして何が悪いの」「小谷さんのためにならないでしょ」
 「じゃあ、我慢したり辛抱する事がなに、そんなに良い訳」「だって、人間はそうじゃなきゃ進歩しないでしょ」
 「いや俺はそうは思わないけど。
我慢したりさ、辛抱したりしてるから、人にやさしく出来ない嫌な人間が出来んじゃないの。
やっぱ、俺はやっぱり、人には優しくされたいし、だからこれから先は、
出来るだけ人には優しくしていこうと思ってるし」
 「優しくされたいだって。言ってる事、まるで子供じゃない」「いいよ、子供で。…俺はただのガキです」
 蒼井去っていく。

 彰の下駄箱に又写真入り封筒が…。「今度はキスしてる写真かもね」と蒼井。
 「かもね」と言いながら彰、封筒を蒼井に渡す。
 「ねえ、小谷さんが桐谷君を抱いてる写真、見たんでしょ。なのに、なんでまだ桐谷君達とつきあえるわけ?
ねえ、苦しくないの?」
 「俺の中では、修二と野ブタは一番なの。俺自身は二番なの」
 「すっごい嘘つき。誰だって自分が一番が良いに決まってるじゃない」
 「嘘じゃないよ。毎日楽しいのが大事でしょ。だから俺はそっちを取ったのー。
つーかさー、根本的にやり方間違ってない?人は試すもんじゃないよ」
 「試すもんじゃないなら、何するものなの?」
 「育てるもんだよ。愛をもって…」とガッツポーズのようにひじを曲げる彰。「じゃあね」
(キャア、彰カッコイイー。私に彰下さい……)

 誰もいない教室。
 信子、蒼井さんのポーチに黄色いペンキが付いているのを見て、
蒼井が嫌がらせの犯人かもしれない可能性に気づく。
 やってきた蒼井に、水族館で倒れた蒼井さんのお爺さんに会いたいと言う信子。お爺さんでは無いと言う蒼井。 嫌がらせは蒼井かと聞く信子。肯定する蒼井。「なんで…?」
 「嫌いだから。…うっとうしいから。三人で仲良しです、そんなのうそ臭いから」
 上原まり子(戸田恵梨香)が通りかかる。「親切にしてくれたり、友達だって言ってくれたのも、全部、嘘なの」
 「うん。嘘。もっともっと親切にして、一番効果的な所で、叩き落してあげようと思ったんだけど。…残念だな」
 真理子ちゃん間に入る。
 「桐谷君に振られた女?良い事教えてあげようか。桐谷君、ホントはこの子と出来てるんだよ」
 「だから?それがどうしたって言うの?」「無理しちゃって…」蒼井、去っていく。泣き崩れる信子。
 まり子ちゃん、焼き栗を信子に頬に押し当てる。「焼き栗。…あったかいでしょう」
 屋上「ずっと嘘つかれたまま、仲良くしてた方がよかった?…あたしも、ホントの事知って良かった。
嘘つかれるの、寂しいもんね」
 「でも、…ずっと嘘ついてるのも、寂しいかも」まり子ちゃん、修二の事を思い出す。
 「そうかもね」まり子ちゃん、焼き栗を信子の口に入れる。
 「おいしい?」
(極上級の女の子じゃん、まり子ちゃん。何で、修二が好きならないのか、本当に理解できん。
私が男だったら、絶対離さない!)

 横山武士(岡田義徳)、酔った勢いで、校長家原靖男(不破万作)の悪口を言い、
辞表を校長の額に叩きつける。
 辞表、受理される…。

 学校に出てこない信子。突撃飯は蒼井がやるが、受けは良くない。
 まり子ちゃんが、昨日の事を彰に知らせに来る。修二、まり子ちゃんに「ありがとな」と言う。
 「小谷さん、だいじょぶだよ。時間かかるかもしれないけど、だいじょぶ。
本当の事を受け入れるのって、すごく辛いけど、でも、出来ない事じゃないから」

 信子、蒼井にやった特別野ブタキーホルダーを見つめながら涙ぐむ。修二と彰、家に来るが、信子出ない。

 翌日、やはり来ない野ブタ。
 教室の男の子達は小谷が良いと、蒼井の突撃飯を見ながら言っている、これを映せば、
野ブタが来るかもしれないと、修二、彰にカメラを取りに行かせ、自分は教室の前に立つ。
 みな、シーンとなる。
 「みんなに、頼みごとがあるんだけど。…小谷、このまま学校出てこなくなると思う。
…けどみんなの声が届けば、又学校に出てくると思う。あいつは、そういう奴だと思う。
…だから、みんなの声をカメラに写して、小谷に届けたいんだけど。いいかな?
みんなが俺の言ってる事なんて、聞きたくないのはわかってる。
けど、今回だけ、今回だけで良いから、聞いて欲しいんだ。お願いします」
 修二、深く頭を下げる。
 「今、こうして俺が言ってる言葉が、みんなに届いて無いと思うと、怖いです。死ぬほど怖いです」
 「届いてるよ」と谷口健太(大東俊介)、「だいじょぶ。届いてる」みな、協力してくれる。

 信子の元に、みんなの声が写っているビデオが届く。
(バンドー様(水田芙美子)も小谷出せよと言っています。カンドー)
 信子、学校に行く。拍手で迎える教室のみんな。そこには笑顔で同級生達と拍手をしている蒼井がいた。

 いつものように彰の部屋に集まっている三人。小谷が目を覚ますと、他の二人は眠っていた。
 そしてテーブルには「小谷さん。学校の屋上へ来て。アオイ」と書いてある紙が。屋上へ行く小谷。
 屋上の縁の方にいる蒼井。
 「ここから飛び降りたら、死ねるのかな。怒ってる?そりゃ怒るよね。あんなひどい事したもんね、わたし。
わたしの事、許してくれないかな。許してくれないんだったら、わたし、ここから飛び降りる。
どう、許してくれる、くれない?」
 「ゆるせ、ない」「わかった。じゃあ飛び降りる」止めようと近づく野ブタ。
 「来ないで!最後のチャンスです。わたしの事、許してくれますか。小谷さん、どうする」修二と彰が来る。
 「何してんだよ」「蒼井さんが、許して欲しいって。許してくれなかったら、飛び降りるって」
 「どうする?許してくれる?くれない?」「だからそういう、人を試すようなやり方止めろって」と彰。
 「こいつさあ、こういうやり方しか、出来ないんだよ」「桐谷君はなんでもわかってるんだね。すごいね」
 「飛び降りないで」「許してくれるんだ」「許せない。でも、飛び降りないで」「それはダメ。どっちか一つだもん」
 屋上の塀に立つ蒼井。「ちょ、待てって。おまえさあ、ホントは許して欲しいなんて、思ってないんだろ」と修二。  「そうだよ。許して欲しくなんか無い」「じゃあさあ、おまえ、何がしたいんだよ」
 「覚えてて欲しい。嫌な思い出でも良いから、わたしがいた事、覚えてて欲しい。それだけ。じゃあね」
 蒼井飛び降りる。草の上に倒れている蒼井。信子が目を覚ますと、他の二人も目を覚ます。
 みな、同じ夢を見た。急いで学校に行く三人。蒼井は教室で寝ていた。蒼井を起こす信子。
 涙を流している蒼井。彼女も同じ夢を見たらしい。四人、屋上に行く。
 そこには塀際に夢の通りに椅子があり、草の上には夢の通りの人型があった。
 黙ってその人型を見つめる四人。蒼井の手を握っている信子。
 「良かった。…生きてて、ホントに、良かった」と信子。
(夢落ちかよ!脚本家としては悲劇は避けたかったんだろうな。
でも、きっと本当はこうなるって言う事を提示したんだろう。
自分が不幸でなきゃ、あんなしょうもない事しないもんな。私が野ブタだったら、あっさり許すね。
自殺されるのはイヤ)

 夜、学校の階段に座っているゴーヨク堂店主(忌野清志郎)。話しかける佐田杳子 (夏木マリ)。
 携帯がかかってきて、「友達になろう」って言ってきたそうだ。しかし来ない。寂しそうな声だったそうだ。
 やってくる黒猫。「あ、来た」「電話をくれたのはあなたかな」答えるように鳴く猫。見事な月。

 蒼井、「仲間にいれてもらったけど、思ったより面白くなかった。解放してあげる」
 ブタのお守りを壊して、去っていく。修二はクラスで話しかけられるようになる。
 横山のために嘆願書を偽造するみんな。横山、辞表せずに済む。豆腐屋のおいちゃんも帰ってくる。
 女将さんの話は健康食品買ってくれと言う事だったそうだ。言うとおりに健康食品を買ってきたおいちゃん。
 窓の外を見ている蒼井。「何見てるの?」とキャサリンが話しかけてくる。
 「先生は、取り返しのつかない場所に行った事、ありますか?」「うん、あるわね」
 「一人で戻ってきたんですか?」「ううん、友達だね」「そうですか」「友達が連れ戻してくれた」
 『人を助けられるのは、人だけなのかもしれない』いつもの彰の部屋。「俺もう一回やり直そうかなあ」と修二。  「やり直すって何を」と彰。「だからあのクラスで、もう一回桐谷修二を作り上げてっこうかなあって」
 「又、人気者目指すの」と野ブタ。「まそれは…!、どうでしょう」「俺がプロデュースしてやるよ」
 「そんなのお断り」『誰かがいれば、取り返しがつかない場所からでも、戻ってこれる』
 修二父、帰ってきた途端に腰が崩れる。転勤が決まったそうだ。
 『ここにいる限り、俺は、道に迷う事は、無いだろう』

感想:蒼井さんには友達がいないんだろう。良い子を演じる事から離れられない。
 親のプレッシャーがひどかったのかな。自分を好きになれる日が来ると良いね、蒼井さん。

野ブタ。をプロデュース
白岩 玄著
河出書房新社 (2004.11)
通常24時間以内に発送します。

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いじめの正体

「いじめの正体」野ブタ。をプロデュース PRODUCE 8 ☆☆☆☆☆
脚本:木皿泉 原作:白岩玄 音楽:池頼広 演出:北川敬一

 母、桐谷伸子(深浦加奈子)から電話がかかってきた。友達何人かとの事。二人と答える修二(亀梨和也)。
 「おまえ友達二人いるんだ」と父、悟(宇梶剛士)。
 「あ、あの、うちに泊まりに来た面白い人は?」と浩二(中島裕翔)。「うん、あの空手の強い奴」と父。
 「コン!アッチョッー!」と空手の型を決める草野彰(山下智久)を思い浮かべる修二、あいつは違うと言う。
 「もう一人は?」と父。「あ、あの女の人だよ」と弟。「あ、あのキーホルダーの?」と父。
 「野ブタパワー、注入」とポーズを決める小谷信子(堀北真希)を思い浮かべる修二。
(修二は友達を家に呼ばないから…。どう見てもあの二人が修二の友達…)

 その夜、弟から「ねえ、野ブタってさあ、兄ちゃんの友達?」と聞かれる修二。「おまえが野ブタとか言うな」
 「友達でしょ。友達でしょう」修二、野ブタに抱きしめられた事を思い出す。
 『野ブタはあの日以来、俺の事を避け続けている』「野ブタ」とつぶやく修二。

 学校で、修二に気づいては全力で逃げる野ブタ。
 修二、仕方なく教室で野ブタに声をかけ、屋上に無理矢理連れて行く。
 野ブタにプロデュースする事を再開すると言う修二。でも野ブタはもうプロヂュースはいいと言う。
 あの事を気にしているのだ。しかし修二は俺を励ましただけだと礼を言う。
 「まり子さんは…、あの日、誰かに慰めてもらえたのかな」と野ブタ、「誰だって、さびしいのはイヤだよね」
 「そっか、おまえ、誰よりも、さびしいの、知ってんだもんな」「出来れば、一人残らず幸せになって欲しい」
 「いや、そりゃ、無理だろ」

 『俺たち三人は、又集まる事になった』彰がクス玉を作ってくる。
 三人で引っ張ったら、クス玉は屋上から落ちてしまう。
 『思えばこの時のクス玉は、これから後の、俺のようだった。落ちていく俺を、誰も止める事は出来なかった』
 「もう一個、作って」と野ブタ。「作れよ、早く」と彰に言う修二。「作れよ」とあさってを向いて言う彰。
 「てめえが作れよ」と修二。「じゃんけんで決めよう。最初はグー。なはは」と彰笑う。
 「もう一個、作って」と修二に向かって言う野ブタ。「俺!?じゃ、じゃんけん。最初はグー!」
 『俺自身、何も出来ずに、落ちていった』(野ブタが命令している…。もしかして、この三人のボスは野ブタ…)

 修二、酔ってる感じの男(六角精児)が女にからんでる場面に遭遇する。
 「離してください」と言っていた女、「止めろって言ってるだろ!」と男を殴り倒す。
 男を止めようとする修二、反対に殴られ、女はそんな男を蹴り倒す。(助ける必要は無かったね…)
 修二、警官(若松武史)に捕まる。女は逃げる。「僕ほんと殴って無いんですよ。信じてください」
 「みんなそれ言うのよ、“信じてください”」「だって、僕、ホント…、ただ、通りかかっただけで」
 「だから、それもみんな言うんだよね」警官、人に呼ばれて外に出る。
 「終わった…。俺の人生完璧に終わった…」
 後ろに座っていた男(菅田俊)が、修二の前に座り、「おう、兄ちゃん、わいはなあ、町内会の会長や。
世の中ちゅうもんはなあ、ホンマかどうかなんてどうでもええんや。
信じてもらえる男か、信じてもらえへん男か、そのどっちかや。
それからなあ、兄ちゃん、どん底に落ちても人生終わりとちゃうど。落ちても人生続くど。
人生はなかなか終わってくれんど。うん」
 外に、配達中のゴーヨク堂店主(忌野清志郎)を見て、
「はっ!兄貴!兄貴じゃないすか!ヒロシです!ご無沙汰いたしております!」と挨拶に出る町内会会長。
 店主、会長に「月間ローリング人生」を渡す。「アー・ユー・ハッピー?」「アイ・アム・ハッピーす」
 店主の前に行く修二。「ハッピー?」と聞かれ、「ハッピー」と答える修二。修二、店主の代わりに配達する。
 目撃者が出て、開放されたのだ。
 修二の周りを自転車で回りながら店主が言う、
「生きていれば、最悪の日もある。されど、最高の日もある。それが人生!」

 修二、野ブタに“突撃飯”をやらせる。横山武士先生(岡田義徳)のご飯を突撃する野ブタ。
 「スキ」と海苔で書いてある弁当。(海苔の周りはタラコか?)自分で作ったのだ。
 野ブタ、それを食べて、「まずい、NO」と言う文字と、
青ざめた顔の野ブタの絵が書いた大きなしゃもじを取り出し「まずい」と言う。
 大受けの教室。

 終わる時の決めゼリフを考える3人。帰り、修二は誰かが数人の高校生にからまれてるのを見る。
 しかしこの前の事を思い出し、かかわるのを止める。
 殴られながら、修二が去っていくのを見る谷口健太(大東俊介)。

 修二、まり子を迎えに行くとか言って、一人で非常階段で食べる。
 調理実習室で一人お弁当を食べる上原まり子(戸田恵梨香)。彰が修二を探しにやってくる。
 まり子ちゃんは修二のお弁当も作っていて、彰にやる。
 おいしさに感激する彰、修二の居場所を聞くが、黙り込むまり子ちゃん。そこに野ブタの突撃飯が来る。
 皆に修二がまり子ちゃんと弁当を食べてない事がばれる。
 そしてトイレで、「気づいていたんだろ」と谷から責められる修二。
 「ひでえよな、友達がやられてんのに、見てみぬふりだもんなあ」
 しかし修二はあの時からまれてたのが谷口だと気づいていたわけではなかった。
 しかし谷口は目が合ったと言い、信じてくれない。
 「信じて」と言いながら谷口を追いかける修二、
「みんなそれ言うのよ、信じてくださいって」と言う警官の言葉を思い出し、足が止まる。
 その話を聞いていたクラスメイトがいて、たちまち広がる。
 ほんとに谷の事見殺しにしたのかと吉田浩(石井智也)が聞いてくるが、何も言わずに去る修二。
(言い訳は悪くないぞ。言い訳してくれないと、事情がわからず判断に困る。
あっ、でも私は「信じてください」とは言わんな。
信じる信じないはそっちの勝手だ、私はホントの事を言っているからな、
後は勝手にしろって感じの態度を取るだろう。
バカ正直系だから…、どうも私を信じない方がバカと怒り始めちゃう所が…)
 彰と野ブタが一緒に帰ろうと言ってくるが、黙って一人で帰っていく修二。

 一人非常階段でメロンパンをただ漫然と千切っている修二、まり子ちゃんがそっと弁当を置いていく。
(いい子だ~、まり子ちゃん。なんで修二は彼女を好きにならないんだ。ぜってえ、おかしい)
 修二、彰と野ブタに今後一切話しかけるんじゃねえぞと言う。俺みたいに思われたら困るからと。

 一人公園のハトに向かって石を投げる修二。その様を撮っている女。修二それに気づいて追いかける。
 野ブタの友達蒼井かすみ(柊瑠美)だった。彼女は修二の野ブタプロデュース宣言も撮っていた。
 今までのいやがらせは全部彼女の仕業だった。「今度のは、これにしようかと思ってるんだ」
 彼女は野ブタが修二を抱きしめたところの写真を修二に渡す。「あ~あ、草野君、ショック受けちゃうね」
 何でこんな事するのかと言う修二の問いに、
「それは桐谷君の小谷さんをプロデュースする理由と、たぶん一緒だと思うよ。
陰に隠れて、全然関係ありませんって顔してさ、自分の力で、人を変えてくの。面白いよね…。ね」と答える蒼井。(水族館で倒れたのが、お爺さんと言うのは嘘か…)

 母親からチリのブタのお守りが届けられる。修二には三個。友情に利くそうだ。友情の証。

 修二、蒼井を呼び出す。まず写真の事を止めて欲しいと頼む。そして小谷から離れて欲しいと頼む修二。
 「やっぱり。それだよね。桐谷君の弱点は、小谷さんと草野君だよね」
 「小谷にとって、おまえが友達は初めての友達なんだよ。だから、ホントの事知ったらあいつさ…」
(初めての友達は彰と修二だぞ)
 「心配だよね」
 「あいつさあ、子供の頃からすげえ、傷ついてきたんだよ。
なのに、なんでこれ以上傷つかなきゃなんないんだよ」(義理のお父さんは結構いい人だぞ)
 笑う蒼井。「絶対に言わないで欲しい」「さあ」「頼むから…、言わないでくれ」
 「大丈夫、まだ言わないから。もっと仲良くなってから言うの。
小谷さんには、自殺したくなるくらい、絶望してもらうつもりだから」
 修二、蒼井の胸倉を掴む。蒼井「やめて!」と叫びだす。彰が止めに来る。
 野ブタに抱きつく蒼井、抱きつきながらニヤッと笑う。
 桐谷君がお化け屋敷壊したのおまえだろと言ってきたと嘘泣きをする蒼井。
(修二は優しいな。人の心を気遣ってる。私だったら、切れて全部ばらすな。脅迫に屈するのはイヤだし。
蒼井さんは修二が好きなのか。自分に自身が無いんだろうな)

 屋上。
 「女の子に手をあげるのは良くないのよ~。おまえの事だから何かわけがあったと思うけど」と修二に言う彰。(あれは殴りたくなるな。殴っていいぞ、私が認める)
 「おまえさあ、俺の事信じてくれる」「もち!信じるよ」「何があっても」「何があっても。約束」
 「いや…、約束は止めとけよ」「何で?」
 「でもさあ…、もし信じてくれてて、俺の言葉が、まだ届くんなら…、話したい事があるんだ」
 彰、修二に近づき、肩にポンと手を置き「イマハナセ」と甲高い声で言う。
 「俺さあ…、頭の中ゴチャゴチャしちゃって、整理できるまで待ってくんないかな」
 「なんかよくわかんないけど…。わかった!俺達ずっと親友ばい」

 野ブタ、修二に蒼井さんがお化け屋敷壊したってホント?と聞いてくる。「誰が言ったの、そんな事」
 「蒼井さんが、そう言われたって」
 「俺に?…言ってないよ。蒼井が、そんな事するわけないじゃん。おまえの友達なんだしさあ。ね」
 野ブタ、修二を見送る。蒼井に呼ばれ、一時そっちを向くが、やっぱり修二の方を見る。

 彰の靴箱に野ブタが修二を抱きしめている写真が入っていた。ショックを受けながら写真の野ブタをなでる彰。

 野ブタキーホルダーを見つめる野ブタ。
 そこに家原靖男(不破万作)校長と佐田杳子教頭(夏木マリ)が吸血鬼のような格好で入ってくる。
 野ブタに手品を見せる二人。忘年会の出し物なのだ。吸血鬼ってホントにいるのかしらねと教頭。
 「でもさあ、地球上に一人でも信じる人がいれば、吸血鬼は、いるような気がする」とキャサリン。
 「本当だから信じるんじゃなくて、信じるから本当になるて言うの、わかる?
誰も信じなくなったその日、吸血鬼は本当に、この世から消えてしまうんじゃないかしら」
 キャサリン、手品のボールを取り、どっちの手に握っているかと聞く。右手に握ってるように見えた。
 「信じた方を言えば良いのよ。本当の事なんて誰もわかんないの!
だったら信じたい方を、選ぶしかないでしょう」
 去っていく修二の背中を思い出す野ブタ、右手を選ぶ。そこにボールはあった。

 豆腐屋では「見たくないものを見た」と平山一平(高橋克実)に言っている彰がいた。「見なかった事にしたい」  「ああ、なるほどね」「そういうの…、無理…、だよゎ」「出来るよ」
 平山家では代々、ぬかみその中に見たくなかった物を入れて封印するんだそうだ。
 「何十年かして掘り出したら、そん時は必ず笑って見れるからよ」彰、写真を入れる。

 『どん底に落ちても、人生は終わらない。言われたとおり、人生は、なかなか終わりそうも無い。
それでも、俺は生きていかなきゃならないんだ。ゴーヨク堂曰く、生きていれば、最悪の日もある。
されど、最高の日も、ある。今の俺に、本当に、最高の日なんて、来るんだろうか』
 教室から出て行こうとする修二を捕まえる野ブタ。彰も近づく。野ブタ紐をそれぞれに渡す。紐を結ばせる。
 そして結んだ紐を回収する野ブタ。「信じれば、どんな事も、解決できる。一緒に、信じてください」
 修二に三本の紐を渡し、「野ブタパワー、注入」とポーズを取る。「注入」と修二も言う。(後ろでは彰がポーズ)
 紐は繋がった。「修二君。一緒に帰ろうだっちゃ」と彰。修二了承する。
 修二と野ブタの肩を抱いて、教室の外に連れて行く彰。修二が振り返るとそこには蒼井がいた。
 『誰にも、信じてもらえなくて良い。だた、こいつらにだけは、信じてもらいたい。今も、この先も、ずっと…』

感想:野ブタはすごいな。あざやかに問題を解決する。これは惚れるね。
 みんなの人気者より、しっかりした友達の方が嬉しいよな。プレゼント予告の三人も仲よさそうだ。
 しかし、弁当をばらされ、まずいと言われるのは、ショック…。

野ブタ。をプロデュース
白岩 玄著
河出書房新社 (2004.11)
通常24時間以内に発送します。

関連サイト
私でもいいですか?新館非常に詳しい
Lovely goodsブタグッズ
週刊 野ブタ。読んだだけで頭が良くなるような…。


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女を泣かす男

「女を泣かす男」野ブタ。をプロデュース 第7話 ☆☆☆☆☆
脚本:木皿泉 原作:白岩玄 音楽:池頼広 プロデューサー:河野英裕 演出:岩本仁志 

 桐谷修二(亀梨和也)、草野彰(山下智久)に小谷信子(堀北真希)をどうしたいのか聞く。
 野ブタが彰に向かって手をキツネにし、口の片一方の口角を上げている姿を想像し、もだえる彰。
 彰が一番したいのは結婚だそうだ。

 信子は蒼井かすみ(柊瑠美)に放送部に誘われ、放送部入部。
 それを機にプロデュースは取り止め、修二も放送部に入る。
 修二はさっさと友達と学校から帰り、それを見送る彰。修二は友達とカラオケやっても、ちっとも楽しくなかった。

 一方、信子はランチタイムに流すVTRのレポーターに決まった。彰は助監督に決まっていた。

 次の日、小谷リポーターのVTRが流れる。教室中それで盛り上がる。修二もそのVTRに夢中になる。

 放送部の部室に行き、クラスメイトにも好評だった事を知らせる修二。
 信子は修二にコンクールに出す映像の撮り方を教えて欲しいと言う。テーマは「私が好きな物」。

 会議室、宝くじ300万当たり大喜びの黒木広子(たくませいこ)、セバスチャン(木村祐一)、
家原靖男(不破万作)、横山武史(岡田義徳)。
 しかし宝くじは横山のせいで、ただの紙切れと化していた(洗濯機でね…)。

 VTRを撮る3人。せみに説教をするゴーヨク堂店主(忌野清志郎)に遭遇。次は横山を呪う佐田杳子に出会う。  そしてバラバラに撮りに行く3人。修二は「どういう時にあきらめるか」を人に聞くというビデオを撮る。
 上原まり子(戸田恵梨香)はどっちかっと言うとあきらめないタイプだそうだ。そして彼女はビデオを止める。
 3年の石坂に好きだと言われたそうだ。
 修二と付き合ってるのかと聞かれ何と答えたらいいのかわかんなかったそうだ。 「私達、付き合ってるのかな」 修二、誤魔化そうとするが、それは利かなかった。
 「又いつもみたいに調子よく誤魔化すつもり?付き合ってるかどうか人に言えないなんて変じゃない。変だよ。
私このままじゃ苦しいよ。修二は苦しくないの」

 平山一平(高橋克実)の豆腐屋で互いのVTRを見る三人。修二のVTRを面白いと言う信子。
 人しか写ってない修二のVTR。放送部の部室で何度も修二のVTRを見る信子。
 「見るたびに好きになる」と信子。「す、す、好きって何よ、好きって」と彰。
 「これ、人しか写ってないんだよ。知ってた?好きな物って、人なんだよ。
面白いよね、冷たそうに見えるのに、人が好きだなんて。きっと周りの人を、ものすごく、大事にする人なんだね。そのために嘘ついたり、せこい我慢したりしてるんだよ。これ見ていると良くわかる」
 眠そうな彰を見て、教室にカバンを取りに行く信子。
 彰、修二のVTRをゴミ箱に捨てようとし、それを信子に見つかり、信子、彰をグーで殴り、彰、鼻から血を流す。  パニくる信子、修二を連れ戻す。彰、修二のビデオを捨てようとした事を彰に告白、謝る。信子、彰と帰る。
 彰にあやまる信子。
 「俺さあ、好きな人が出来たら、その人と、ずっと笑って暮らせるって、思ってたのね。
でも、ホントに暮らしたら、こんな風に、泣かしちゃう日も、あるんだろうな、きっと。
泣かしたくないのにー、泣かしちゃうんだろうな、俺は」

 放送部のみんなと、修二が撮って信子が編集したVTRを見る。
 題「私が好きなもの」逃げる店主。「わかった、あきらめます、あきらめました、写してください、きれいにね」
 校長「ああ、宝くじね、あれ、あきらめた」
 黒木「まあ綺麗にってわけにはいかないけど、あきらめたよね。でも、結婚はあきらめて…」
 豆腐屋「あきらめたら、その時点で終了って事でしょ。違いますか」セバスチャン「まあ、あきらめん事にはなあ」 桐谷悟(宇梶剛士)「俺自身の事?そりゃああきらめてる部分もあるよ」
 桐谷浩二(中島裕翔)「まだやってんだからさあ」(ドリルを取り上げようとした修二に対し)
 「今回はあきらめろ 母より」(メール)教頭「あっ、あきらめました」
 まり子「あたし、どっちかって言うとあきらめないタイプなのよね。後、後悔するし」
 くしゃくしゃになった宝くじを手にした横山、
「あきらめ切れませんが、あきらめます!成仏っ!!」と宝くじをゴミ箱に捨てる。
 「野ブタパワー、注入」と信子、いつものポーズ。「でも、あきらめ切れないの」と彰。
 「これ、あきらめちゃうの?」とカメラを手に信子に問う修二。うなづく信子。
 「次行こう、次!」とカメラに向かってポーズを決める彰。教頭のヨコヤマ呪い人型揚げ物を背景にEND.
 VTR、候補に残る。

 夜。女が放送部に入り、信子のVTRを目茶目茶にする。信子の元にかけつける彰と修二。
 あやまる信子、涙を流している。「何でそんな自分の感情をむき出しに出来んだよな」と犯人の事を言う修二。 「出来ちゃうのよ~ん。せっぱつまった人間は。俺もしちゃったし」と彰。

 今の俺じゃダメだと野ブタを諦める宣言をする彰。3人でいる時の野ブタが一番好きと彰。
 そんな彰に修二は提案をする。

 休みの学校に来る二人。
 放送室にいる彰、学校に誰もいない事を修二に確かめてもらい、
「野ブター!好きだー!!」とマイクに向かって叫ぶ。
 「野ブタの読んでる本が好きだ。野ブタの歩いている道が好きだ。野ブタがいる屋上が好きだ。
野ブタのいる所は全部好きだ。大好きだ。ではでは、そんな野ブタのために歌います」
 ♪もしもこの船で、君の幸せ見つけたら、すぐに帰るから、僕のお嫁においで♪
(きっと彰はNHKの“ナツメロ”が好きに違いない)
 「何で歌まで歌ってんだよ」と廊下にいる修二は一人つぶやく。
 ♪月も無くさみしい、暗い夜も、僕に唄う君のほほ笑み。船が見えたなら、濡れた体でかけて来い。
サンゴでこさえた、赤い指輪あげよう♪
 教室にいる修二、窓の外の廊下を歩いているまり子に気づく。まり子、バスケの早朝練習なのだそうだ。
 去っていこうとするまり子を呼び止める修二。
 「俺達、本当に付き合ってんのって、聞いたじゃん。
俺さあ、今まで、人を好きになったって事が、無くて、だから、まり子の事、好きだって思った事が、無いんだ。
なんか、恋愛みたいに、自分をコントロール出来なくなるのが、苦手って言うか、そういうのが嫌いで。
だけど、周りの奴らには、恋人がいるんだっていうふうに、思われたくて、それで、まり子と一緒に、
弁当食べたりしてた」
 「それは、これからもそうなの?この先、あたしを好きになってくれる可能性は?」「…ない。ごめん」
 去っていく修二。泣くまり子。
(ひどい事言ってるんだろうが、今までで一番誠実な態度をとった修二。いい加減な前より好感が持てる…)
 放送室を出ようとする彰、何かひらめく。

 夜の公園、柵に座る修二。彰は壊されたVTRを豆腐屋のおじさんに直してもらう。
 野ブタ、一人でいる修二に気づく。「どうか、した?」
 「…まり子に、ひどい事言っちゃった。あしたから、憎まれんだろうな、俺。
人にさ、人に嫌われるなんて、…怖いよな」
 野ブタ、修二を抱きしめる。「大丈夫。誰も、嫌いになったりしないから」
 野ブタ、修二から離れ、「ごめん。…ごめんなさい」野ブタ、去っていく。
 “野ブタに何か言ってやらないと。笑って何か言ってやらないと。野ブタが気にすんじゃんか。
そう思うのに、俺は、動けなかった”
 ひどい状態の信子のVTRを見る彰。そこには信子が写っていた。
 “野ブタに抱きしめられて、初めてわかった。俺は、さびしい人間だ”

感想:つまり三角関係という事でしょうか。あの阿弥陀くじは誰だって感動するよな。
 でも、まり子ちゃんみたいな可愛い娘になんでドキドキしないんだ、修二は!おかしい…。
 彰、あきらめないで、アタック、アタック!宝くじはダメもとで、掛け合ってみたら良いのに…。
 ああ、犯人は、わかっちゃいましたね…。うん、間違ってましたね、私…。ちなみに野ブタ占い、私は野ブタ。
 まあ、そうだよね、一番近いよな。一番遠いのは修二か。

野ブタ。をプロデュース
白岩 玄著
河出書房新社 (2004.11)
通常24時間以内に発送します。

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親と子の青春

「親と子の青春」野ブタ。をプロデュース 第6話 ☆☆☆☆☆
脚本:木皿泉 原作:白岩玄 音楽:池頼広 プロデューサー:河野英裕 演出:岩本仁志

 桐谷浩二(中島裕翔)は父親の悟(宇梶剛士)に将来なりたかった者は何かと聞く。友情に厚い男だそうだ。
 普通だと言う浩二に父は例え話を始める。ある日突然友達がスーツケースを持ってやって来る。
 そのスーツケースの中にはバラバラ死体。わけあって誰かを殺してしまった。
 で、俺はそいつの話を最後まで聞いてやると。そこに草野彰(山下智久)がスーツケースを持って現れる。
 髪はぬれていて、「大変な事になっちゃったよ。やべえよ」と言う彰。「大変な事って?」と修二(亀梨和也)。
 「話聞いてくれる?」「聞く。聞くからさああの、その中何入ってるの」「見たい?」
 スーツケースには何やら子供っぽいおもちゃのような物が一杯。
(あっそうか、パーティーグッズが。他のブログの方が書いてました。そうね、確かに)
 「え、何それ」「お泊りセットなのー」と小さいメガホンで言う彰。家出してきたそうだ。
 そして彰は浩二と修二父のパジャマのシャツの裾をパンツの中に入れさすのだった。
 ポンポンが冷えるからだそうだ。そして電気消すための長い紐をくくりつける。
 紐の先にはブタの紙人形がついていた。野ブタが作ったそうだ。なぜ家出してきたのか。
 下宿先に父親が来て、会社継げと言ってきて、大喧嘩になったそうだ。

 翌朝一緒に学校に行く彰と修二。修二ふと自転車を止める。道には仕事先に向かってとぼとぼと行く人達。
 「俺達もさあ、こんな退屈そうなおっさん連中みたいになっちゃうのかなあと思って」
 「あんなふうにはなりたくなーい。なりたくない、なりたくない、あんなふうにはなりたくなーい」
 教室では進路希望調査書が配られた。

 修二はクラスの女の子にかばんに何つけてるのと言われる。
 彰があのブタさん紙人形を勝手につけていったのだ。可愛いと言う女の子達。そこでひらめく修二。
 小谷が作った事を言う。女の子達は信子(堀北真希)に自分達にも作ってくれと言う。
 修二は野ブタグッズを発売する事にする。野ブタキーホルダー。
 で、修二は彰に制作費を頼むと言うが、パパと喧嘩してるからお金が全然無いんだそうだ。
 3人、平山一平(高橋克実)の豆腐屋に行ってみる。パパはいなくなっていた。
 3人、野ブタキーホルダーを製作する。せっかくだからとキーホルダーに野ブタパワーを注入する信子。
 その野ブタパワーを注入したキーホルダーを俺にくれと言う彰。野ブタパワーの威力まじ半端じゃねえからと。
 それを聞いた修二ひらめく。これを持っていると願い事がかなうと言う噂を流そうと。

 渡辺ちえ(涌澤未来)、キーホルダーに遠藤文太(山根和馬)とお話し出来ますようにと願い事をかける。
 それを聞いた修二、文太にちえを可愛いと暗示をかける。
 手塚真吾(広瀬剛進)はもっと虫を持ってくる(虫が寄ってくる?)良い男にしてくれと願い事をかける。
 それを聞いた彰と修二、虫取りに奔走する。

 すごい人気のキーホルダー。お友達の蒼井かすみ(柊瑠美)もちょうだいと言ってくる。
 信子はみんなと違うバージョンをあげる。蒼井がお金を払おうとすると、お金はいらないと信子。「と、と…」
 「もしかして友達だからおまけしてくれるの」うなづく信子。「じゃあ、友達だからただにしてもらう。いい?」
 代わりに鯛焼きをもらう信子。信子、鯛焼きを大事に抱えながら廊下を走る。彰にぶつかる信子。
 「と、と、友達が、友達が出来た」嬉しそうな信子。屋上で彰と二人で鯛焼きを食べる。
 「俺さあ、鯛焼き頭の方が好きなんだ」と彰。「そうなんだ」
 「頭の方を食べてると、幸せな気持ちになるの。なんかしんないけど。これもその友達にもらったの」
 うなづく信子。
 「いっか。友達出来たんだもんな。野ブタパワーは売れるし。
なんかどんどんみんなの物になってくみたいで、さびしい」
 「私は、全然変わってないと思うけど」キーホルダー欲しいと言う子が来てるとの知らせ。
 信子が行こうとすると、彰が信子の腕を掴む。「そんなのどうでもいいじゃん」「でも、欲しがってる人がいるから」 去っていく信子。
 「プロデュースするって事は、みんなが欲しがるものになるって事か。って俺救われねえだっちゃ」

 彰父(升毅)が豆腐屋に現れる。豆腐屋のおじさんと一緒に野ブタキーホルダーを作る。
 キーホルダーを一個200円で売ってると聞いて、あきれれる父。少しいらいらしている父。
 ずっと一緒に仕事をしていた人をリストラしなくちゃならないそうだ。「やなんだよね、この仕事も」と父。
 その仕事を息子に継がせるんだとおじさん。
 会社と言うのは後継者の事でぐちゃぐちゃになってつぶれる事もあるから、
出来るだけ早く納得させるのが肝心だとの事。
 彰が帰ってくる。彰と父、大乱闘になる。彰に後ろから首を絞められ、左手を後ろにやる父。
 「ギブ?」と避難していたおじさん。「まだまだ!」と叫ぶ父。
 喧嘩は収まり、おじさんの部屋グッチャグッチャ(父、おじさんにお歳暮奮発しないとな)。額がガクッと落ちる。  「額だけにねえ」(座布団一枚!と言っても、駄洒落大好きO型女の評価だが…)

 覚悟を決めろと父。まだ17。何で今決めなきゃダメなんだよ。そんなのひどすぎるじゃんか。

 修二は金がもうかり、ウハウハしていた。父「楽しそうだねえ」「えっ、そう」
 「おまえサラリーマンに向いてるかもしれないよお」修二、ショックを受ける。

 横山武士(岡田義徳)、
黒木広子(たくませいこ)から職員室にいつまでも置いてあるダンボール箱を何とかしてくれと言われる。
 これだけは捨てられないと横山。箱を開ける黒木。
 そこには「使い捨てカイロ」と言う横山タケシの詩集が一杯入っていた。
 「使っちまったカイロは もう二度と熱くはならない」
 横山、詩集を捨てに行くと、そこにゴーヨク堂店主(忌野清志郎)がいた。「こういうはもう全然?」
 「ああ、全然書いてないですね。詩とかってほら、お金にならないじゃないですか」
 「生活のほう取っちゃったんだ」「て言う事ですねえ」「後悔してる?」「してないです」「全然?」
 「信じられないかもしれないけど、俺今の仕事すごい楽しいんですよ」「これうちに置いてみる」「うっそー」

 キーホルダーはものすごい売り上げだった。佐田杳子(夏木マリ)がやってきて、キーホルダーを欲しいと言う。  キーホルダーはすでに無く、次の奴を予約と百円玉2枚を置く。
 彰がそれを取ろうとすると、せんすでその動作を止める教頭、百円玉のどっちが表かと聞く。
 数字が書いてある方が表だと彰。桜の絵の方が表だった。
 「綺麗な方を表だと思いたいけど、世の中そういうわけにはいかないみたいねえ。
金に浮かれている若者よ、金には裏と表がある事をゆめゆめ忘れる事なかれ」

 偽物の存在を蒼井から知らされる信子。偽物は150円。他の学校の奴らが作ってた。
 信子は「もう、いいんじゃないかな。みんなに、喜んでもらえたし」と言う。しかし彰と修二は納得いかなかった。  今まで稼いだ金をつぎこんでバージョンアップを考える。

 その話を聞き「そりゃあ負けたくないよな」とおじさんは言う。「でしょ」
 「おまえの親父さんもあの時そう思って家出たんだよな」その話に驚く彰。
 会社を継ぐのがいやだと、嫁さんと彰を連れておじさんの所に家出してきたのだ。
 色々仕事探したけれど、このままでは家族食べさせられないと、親に頭下げて、会社に戻った。

 ニューバージョンを作る三人。しかし全然売れなかった。売れ残りのキーホルダーにペンキがかけられる。
 「かけてもらって良かったのかも」と信子。「だって次に行けるから。私達次に行かなきゃ、ね」

 彰が豆腐屋に帰ったら父がいた。会社継がなくても良いと父。
 何でと言う彰に、手提げ金庫の中を見せ、一万円は一万円、百円は百円、
一円は一円と綺麗に分かれている世界だからと。
 「おまえは道っぱたに落っこちてる10円玉のまんまでいろ」

 信子、公園で何かを見つける。彰と修二を公園に連れて行く。掘ってと信子。彰が掘るとそこには誰かの宝箱。 そして野ブタキーホルダーが入っていた。
 「私達の作った物が、誰かの宝になってたんだよ。誰かの心の中に残ったんだよ。私はそれで十分だと思う」
 3人、キーホルダーを燃やす。“野ブタのゆう通りだ。次に行かなきゃ、ね、だ”
 彰、鯛焼きを食べながら思い出す、父親から「あんこの多い方だぞ」と鯛焼きの頭をもらった思い出。
 「お父ちゃんの宝物って何?」「おまえかな」

 横山先生の詩集がブームになった。「白い薔薇はバラ科の花 白い奥田君は耳鼻科の息子」題名は蜃気楼。  笑う生徒達。それをこっそり見ながら「どこでそんな笑ってるんだ?」と疑問符一杯の横山先生。
 後ろの方で異様な笑い声が。横山先生の詩集を読んでいる教頭だった。
 教頭そのまま、ロッカーに入っていく(人間か、教頭は…)。

 進路の紙を集める横山先生。“進路は、やっぱり一週間では決められなかった。
 ”草野彰は「道端の十円玉」、小谷信子は「笑って生きる」、
桐谷修二は「ちゃんとした人間になる」とその他の希望進路に書いてあった。

 修二、朝の仕事先に向かうサラリーマンを眺めながら“この人たちも、悔しかったり、嬉しかったり、
誰かを大事に思ったりしながら、働いてるのかもしれない”と思う。
 駐輪場で彰に捕まる修二。彰、プロデュースを止めたいと言う。
 「何で」と言う修二に、「苦しすぎるから」と答える彰。「野ブタがみんなの物になるのは苦しい」「どう言う事?」  「野ブタを俺だけの物にしたい。ホントは誰かに見られるのもいやなんだよ」

感想:うん、確かに野ブタがあの宝箱の中にキーホルダーが入っていると見破るのは無理がある。
 まず、子供が、宝物を一つ一つ掲げてみながら、宝箱に入れて行き、
そしてあのキーホルダーを入れるのを野ブタが目撃するというシーンがないとねえ。
 まあ、信子、最初は貞子かと思ったぐらいだから、実は千里眼の持ち主…。
 予告でやってた教頭天誅シーンもなかったね。でも、この話は好き。
 派手な人生ではなくても、それを肯定するって話だから。社長だって、地味なのは地味なのよね。
 信子が友達が出来て喜ぶ顔はホントに可愛かった。元々可愛い人がやってる事だし。十分信子は魅力的。
 でも、恋をすると同性の友達にも嫉妬しちゃうのよね。
 理性ではいけない事だとわかってるし、自分がされたらイヤだから、そんな感情は押さえつけるが…。
 彰のあのふざけた感じのしゃべり&態度はまともにコミュニケーション取る事に照れがあるからかな。
 まあ、いまいちわかってないな、私は。
 他のブログの方が、修二は家族と彰、信子の前では演じていないと書いてましたが、確かにその通りですね。  修二にとって、すでに二人は大事な居場所ではないでしょうか。おじさん、彰父のお友達ね。
 明治の人は友に頼まれて、その親戚を実にきめ細かく親切に世話を焼いてたりするが、
今時こういう関係はめずらしいでしょう。
 うらやましいね。私は野ブタのお友達が犯人という事は絶対に無いと思います。
 木皿さん達はそういう展開はしないでしょう。やっぱりまり子かなあ。
 あの修二の態度はフラストレーションが溜まるよ…。
 最後の彰、マジ顔は反則ですよ、私が信子だったら、あんな事言われたら、腰が抜けます…。カッコよすぎ。

野ブタ。をプロデュース
白岩 玄著
河出書房新社 (2004.11)
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悪夢のデート

「悪夢のデート」野ブタ。をプロデュース 第5話 ☆☆☆☆
脚本:木皿泉 原作:白岩玄 音楽:池頼広 プロデューサー:河野英裕 演出:岩本仁志

 小谷信子(堀北真希)は下駄箱にラブレターが入っていて驚く。

 草野彰(山下智久)は学校に行く気がしなかった。
 「なんか全てがどうでも良い感じ」と言う彰に、平山一平(高橋克実)は「恋でもしたか」と言う。
 「あれだろ。前は一人でも平気だったけど、今はやたら一人が寂しくてたまんない。
でもって、雑誌やCDをやたら買い込んで、夜一人時間をつぶすんだけど、でもやっぱり寂しくてたまんない」
 「だっちゃ」「それが恋よ」「おいちゃんすごいよ」「だって、俺恋の現役生だもん」「おいちゃん恋してんの」
 「ま俺の場合さあ、仕事に恋してんだけどね」「仕事かあ」
 「ほらあ、こんなとこでぼやぼやしてて良いのかあ。
今頃ライバルがさあ、よし、今日こそ告白してやろう、とか思ってるかもよ。ああ、今ズボン履いたなあ。
あっ、今右足靴に突っ込んだかも。ほら、あっ」
 彰、思わず想像し、急いで学校に向かう。

 桐谷修二(亀梨和也)は野ブタに足りないのはキャピキャピ感だと言う。そして恋愛をしろと言う。
 そんな修二に信子はシッタカ(植木誠 若葉竜也)のラブレターを見せる。
 燃える修二はシッタカにダブルデートを提案する。上原まり子(戸田恵梨香)の協力も取り付ける。
 信子も修二に押し切られる。そんな時、怪しい笑い声が聞こえる。
 彰によるとこの笑い声を聞くと不吉な事が起こるんだそうだ。教頭の笑い声に似ている…。

 修二、信子に可愛い女の子の仕草を指導する。
 そしてシッタカが触ってきた時の、やんわりとした断り方を伝授しようと、信子の肩を抱く仕草をしたら、
彰が止めに入り、自分がシッタカの役をやると言う。
 しかし彰には信子の肩を抱く事は出来なかった…。しかし修二がやるのも我慢できない。
 修二と彰でやる事を提案する。その場を横山武先生(岡田義徳)に見られ、すっかり誤解される…。

 修二、まり子に信子の引き立て役をやってもらう。
 まり子によると、デートを成功させるポイントは、最後に今日は楽しかったと言う事だそう。
 心からでなければいけないが。

 デートの日。彰はこっそり後をつける。まり子、物欲魔人を演じる。
 そして本来料理が得意なのに、わざと出来の悪い弁当を持ってくる。ついでにわがままを演じる。
 彰、修二に見つかる。邪魔すんなと釘をさされる彰。修二達は信子達と別れる。
 信子は野ブタパワーを注入する。最後に「今日は楽しかったです」と言うまり子。

 水族館。絵を描いていたおじさん(伊藤正博 たぶん…)が泡を吹いて倒れる。すぐかけつける信子。
 何も出来ないシッタカ。見ていた彰が携帯で救急車を呼ぶ。信子はおじさんの口の周りの泡を手で拭く。
 「私のかばん、取って」と信子に言われて、シッタカはかばんを持っていくが、
信子の泡に汚れた手に触れそうになり、思わず「汚ね」と、かばんを離してしまう。
 自分の言った事に動揺するシッタカ。彰は水族館の人を呼んでくる。
(思わず言っちゃったのよね。
あんな事言ったから、優しくないとは限らないとは思うが、がっかりする事は確かね。
違うと言いながら、そのおじさん触った手だからと言っちゃうのもマイナス。
この場合、汚いもへったくれも無いからね)
 救急車の車上、彰は信子の手を自分の頬に当てながら「全然汚くねえだっちゃ」と言う。
 そして信子の手のひらを広げて「ほら見て。とっても優しい手じゃないか」と言う。病院。
 「一生懸命やってくれたのに、ゴメン」と言う信子。「デートの事か」と彰。
 「あたしのために、上原さんまで頑張ってくれたのに」「野ブタのせいじゃないんじゃないか」
 「でも、あたしがもっと、うまくやれれば…。期待に答えたかった。
うまく行って、みんなにありがとうって言いたかった」
 看護士さんが来る。おじいさん、お酒の飲み過ぎだったみたいで、もう大丈夫だそうだ。病院の外。
 「空、綺麗だね」と彰。「うん。キャッチボール、したいような空。した事ないけど」
 “あたしはいつも、二人にボールを投げてもらってばかりなのよね。でも、受けるのが精一杯。
だからいつかそのボールを投げ返したいと思ってる。
二人のグローブに、スポンって、届くように投げ返せたら、気持ち良いだろうな”

 修二が帰ったら、お母さん(深浦加奈子)が服を着たまま寝ていた。帰ってきたら、バタンキューだったそうだ。
 今日はしゃぶしゃぶのはずだったが、お母さんが寝言で「オクラ」と言ったそうで、オクラが用意されていた。
 そうしたら、「ブロッコリー」と寝言を言うお母さん。で、オクラとブロッコリーのしゃぶしゃぶ…。
 正統的しゃぶしゃぶは母さんが起きなかったので無期限延期。
 「鳥肉(?)食べたかったな」と浩二(中島裕翔)が言うと、「にくー、にくにくにくにくぅ~」と寝言を言う母さん。

 彰は、信子の手を自分の頬に当てた事を思い出し、もだえていた。

 次の日、学校で、信子を中傷するビラが沢山張られていた。
 「驚くべき小谷信子の男関係。今度のえじきは2B植木君」
 そんなビラが配られても、シッタカは信子と付き合いたいそうだ。
 「やっぱり、好きでもない人と付き合うのは良くないと思う」と信子。
 人気者になりたくて頑張ってるんじゃないのかとの修二の言葉に、「別に」と言う信子。
 「べ、べつに。俺たちそのために一生懸命頑張ってんじゃないの。えっ、違うの、ねえ。
えっ、じゃあさあ、人気者になりたくないの」
 うなづく信子。
 「はっ、はっ、何それ。俺一人でバカみてえじゃんじゃん、なあ。はっ、意味わかんねえだけど。
おまえ、こんなビラが出回ってんだぞ、なあ。おまえなんてすぐ誰にも相手にされなくなるよ、ねえ、ねえ」
 彰「じゃあ、おまえはそのビラ信じてるのか」
 「別に信じてるとか信じてねえとかじゃなくて…。信じてねえけど…。
こんなのさあ、あちこちベタベタ張ってあんだぞ、なあ。
みんながそういうふうに思うのは時間の問題じゃんか、なあ」
 「ビラが出回って、野ブタの価値が下がるから、
今のうちに叩き売れって俺にはそういうふうに聞こえるんだけんど。
野ブタは野ブタじゃん。ビラ出回ったって、ここにいるのは俺らが知ってる野ブタだし。
なにも変わってないじゃんか」
 あの不吉な笑い声が聞こえてくる。修二、出て行く。

 修二が教室に戻ると、上原まり子の悪い噂が広まっていた(料理下手とか…)。
 修二はまり子に会いに行き、昨日デートのせいで、まり子に変な噂が流れてると知らせるが、
「良いんじゃない、別に」とまり子は言う。
 「ホントの事じゃないじゃん」と修二が言うと、「あの、ホントの事は修二が知ってるからそれで良いの」とまり子。(感じが良いな~。犯人はまり子じゃないのか…。
でも、修二みたいに煮え切らない恋人だと、ストレスがたまるよな。不安になるし。
修二、健全な男子高校生とは思えん。普通、あんな事とか、こんな事とか、色々妄想うずまくんじゃないのか…)

 あの不吉な笑い声は九官鳥だった。教頭の佐田杳子(夏木マリ)が捕まえた。
 思わず「鳥だったんだ」と言う修二に、噂ごときに惑わされたかと教頭、あのビラを出して、
こういうのにも惑わされてるのかと言う。
 「桐谷、恐れるな。これはただの紙切れだ」

 帰り道、修二は橋に佇む父親の悟(宇梶剛士)に会う。もうすぐ母さんを乗せた飛行機が上空を通るんだそうだ。 「こんなに会えないでさあ、結婚した意味とかあんの」と修二が問うと、
「バカだなあ、なかなか会えないから結婚したんじゃないか。結婚さえしておけば、年に何回かでも会えるだろう」 飛行機が見え「のぶたん!」と叫ぶ父親。その声を聞き、野ブタの事を思い出す修二。

 修二、橋の欄干に乗って待っていた彰に会う。彰、修二を野ブタストーキングに誘う。
 野ブタ、犬のタロ吉相手に笑顔の練習(あれは怖い。笑顔じゃない)。神社におまいり。野菜を眺める。
 花屋のおばさんと話す。鼻歌歌いながら、ビラを細く切って、花作り(?)。彰は野ブタの願いを話す。
 「いつか人気者になって、おまえにありがとうって言う事なんだっちゃ」
 彰、野ブタに声をかける、「修二君がおまえに話しがあるってよ」二人、野ブタの所に行く。
 「俺やっぱさあ…、俺がおまえを人気者にしたい」ビラを丸めたのを野ブタに向かって投げる修二。
 それを掴んで、にっこりその玉を見つめる野ブタ。
 “そして、普通の女の子みたいに、くだらねえ事で、お腹の皮がよじれるぐらい、涙流して笑う所を、
見てみてえんだよ”
 投げ返す野ブタ。投げる修二。

 翌日、蒼井かすみ(柊瑠美)が信子に会いに来る。あの倒れたお爺ちゃんの孫だった。友達が出来た。

感想:彰、次第に感じが目茶苦茶良くなってきた…。か、可愛い…。優しいしね。修二も、悪くない感じ。
 まあ、いろいろ欠点はあるが…。何と言っても、まり子ちゃんへの煮え切らない態度が…。
 夏木マリは怪しくて、良いね。担任も嫌いじゃない。しっかりした先生と言えんが…。校長も可愛い。
 修二の親も良い感じだ。なぜ、あの親から、こんな妙に冷めた息子が出来たかわからんが…。
 もちろん、信子の存在感は大きい。

野ブタ。をプロデュース
白岩 玄著
河出書房新社 (2004.11)
通常24時間以内に発送します。

ちっちゃん俳句「この地中 一緒されたる 神話なり」

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恋の告白作戦

「恋の告白作戦」野ブタ。をプロデュース 第4話 ☆☆☆☆☆
脚本:木皿泉 原作:白岩玄 音楽:池頼広 演出:佐久間紀佳

 11月4日、「1・1・4」、いいよ、と読めると言う事で、皆の前で告白出来る日とされていた。
 ただし、学校で一人だけ。告白して受け入れられれば、上から花が降ってくる。
 しかし、拒絶されれば水が降って来る…。

 草野彰(山下智久)が桐谷修二の(亀梨和也)と小谷信子(堀北真希)の生徒手帳にブタさんシールを勝手に張る。

 前世占いをしていた彰、修二の誕生日を聞く。言いたくなかったのだが、しつこいので教える。
 11月1日、今日だった。信子、手帳に修二の誕生日を書きとめる。
 上原まり子(戸田恵梨香)がそれを拾い、偶然、それが書いてあるページを見る(おお、綺麗な字だ)。
 修二は恋人の自分にも、誕生日を教えてくれないのに…。修二を締め上げるまり子。
 修二、自分の手帳を小谷が拾ったんだと誤魔化す。
 自分の誕生日を書きとめるのかと言われ、弟が書いたんだとかわす。
 「俺って嘘うまいな」と言う修二。
(どっかおかしいと気づいているよね、まり子は…。でも、あんまり悪い事考えたくないから…)

 信子、修二の誕生日を祝ってやりたいと、体育館の用具室に彰と一緒に行く。
 そしたら、そこには坂東梢(水田芙美子)が居、彼氏ともめていた。大した理由も無くバンドーを殴る男。
 どうやら普段から暴力を振るっているらしい。彰が止める。
 しかし「余計な事するんじゃねえよ」とバンドーに言われてしまう。
(そんな男とは別れろ!!もしかして、ダメンズ・ウォーカーか、バンドーは…。
私を愛してくれる人はこの人しかいないとか…。それは愛じゃない、単なる所有欲だ!)
 修二はまり子から、誕生日のお祝いとしてケーキをもらった。
 何と手作りケーキだ(ケーキ作るのは大変なんだぞ)。しかし修二、そのケーキをあっさり彰と信子にやる。
 ケーキが嫌いなんだそうだ。信子、心がこもっているから食べなきゃと修二に言う。「キモいよ」と拒絶する修二。 去る信子。彰、修二に信子と作った誕生日プレゼントを見せる。
 ライン引き(何って言うの、あれ)で書いた校庭一杯のバースデーケーキだ。

 平山一平(高橋克実)、「ホントの事、教えてくれ」と言いながら追いかけてくる男(ベンガル)に会い、
自社ビル建てたいなんて言う望みを抱いていた事を言い、逃れる。
 何でも、このホントおじさんに嘘をつくと恐ろしい事が起こるんだそうだ。
 「あんな事とか、こんな事とか」(どんな事?)

 夜中、校庭に書かれたバースデーケーキを目茶苦茶にし、ノブコとシュージの相合傘を書く女。
 次の日、その相合傘を見たバンドーグループ、11月4日に信子が修二に告白するよう投票する。
 そのように決まってしまう。(こんな日があるのがおかしい…。お話ね)
 修二、以前皆の前で水をかぶった手塚真吾(広瀬剛進)に、「みんなの前で、水をかぶるのは、本当に辛い事よ」
とトイレで背中にべったり張り付かれて言われる。
 修二、信子に水かけると思うと言う。気にしないと信子。
(当然だよな、好きじゃないし。私も信子なら、下手に同情されたくない)
 信子、彰に「力って、どうやったら出るのかな」と聞く。
 彰、「野ブタパワー注入」と言いながら、左手を腰に当て、右手をブイサインにしながらかかげ、左に折り、
右にひく。
 「これであなたも元気百倍」

 信子、バンドーグループを見て、彰に教えられたとおり、野ブタパワーを注入する。
 バンドーに告白の話、取り消してくださいと言う信子。キャンセルは不可能だそうだ。
 「私はクラスで浮いてるけど、そういうバンドーさんはもっと浮いてますから」と言う信子。
 「そんな事一々あんたに言われなくたって、こっちは幼稚園の時から自覚してます」「変わろうと、思わないの?」 「今更いい子やれっての。出来るわけ無いじゃん」「人は変わる事が出来る」
 「はあ?別にあたし変わりたくないし」
 「わたしはバンドーさんに殴られて、バンドーさんは彼氏に殴られて、何で、バカみたいに、
同じ事繰り返すんですか。何で、もっと違う自分になろうと、思わないんですか。人は変われます」
 去っていくバンドー。

 夕食時、突然桐谷家にやってくる彰。
 何しに来たと修二が聞くと、「脅しに来たぬー」と彰、背負ってきたリュックから瓦10枚を出し、積む。
 「俺ね、色々考えたんだけど、野ブタが水かけられるの、黙って見てらんないのね。
だから、明日おまえがもし水かけるような事あったら、ただじゃおかないのー」
 瓦を割る彰。「あなた、あした、こうなるね」

 悩む修二、阿弥陀くじで決めようと決意する。

 11月4日。始まる告白タイム。信子、告白相手を代えたいと言う。バンドーを選ぶ。
 紐を引くバンドー、信子の周りに花びらが舞う。
 仲間には間違えたと言うバンドー(もちろん、間違えたわけではないのさ)。

 屋上。バンドーはなぜ、花を降らしたのかと彰。
 「みんなが期待してるのと違う事、やってみたかったんじゃないのかな。
自分も変われるんだって、思いたかったんじゃないのかな」と信子。
 彰、他の二人に生徒手帳を出させる。「秋の紅葉狩り」に行きたいそうだ。
 そんな時、校長(不破万作)がホントおじさんに追いかけられ、3人にぶつかる。みんな手帳を落としてしまう。

 帰り、手帳を開き、それが信子のである事に気づく彰。
 そこにはぶたさんが「野ブタパワー」を注入しているぱらぱら漫画が書いてあった。
 感嘆する彰、ホントおじさんに遭遇する。「ホントの事、教えてくれ」と迫られ、野ブタの事が好きだと言う彰。
 「それ、恋?」と聞かれ、「恋」と答える彰。
 「フォーリン・ラブ?」と聞かれ、「イエス、フォーリン・ラブ」と答える彰。
 ホントおじさん、去り、あらためて、自分が言った答えに驚く彰。

 信子も自分が修二の手帳を持ってきた事に気づく。
 そこには阿弥陀くじが書かれてい、5回連続で「水」が選ばれていて、6回目でやっと「花」にたどり着き、
「花」に丸が描かれてあった。
 「俺は、野ブタの上に、花を降らせるつもりだった。人気者の修二君を投げ捨てても、降らせるつもりだった。
それはたぶん、あの二人が、好きだったから。あの二人といる自分が、好きだったからだ。
そんな事、自分でも信じられないけど、そうなんだから、しょうがないじゃんか」

感想:「シュラバダ、シュラバダ」は私も使ってみたいな。二番目の歌はユーミンの歌よね。題名はわかんない。
 あっ、野ブタパワー注入!も密かにやってみたいような…。やんないとは思うが…。
 占いってのは、決意を固めるためのものね、嫌な事はやんないし。彰、強いのね。
 原作は、結構きついみたいだけど、木皿泉さんの脚本だし、野ブタは女に変更したし、
きっと暖かい感じに終わるのよね。

野ブタ。をプロデュース
白岩 玄著
河出書房新社 (2004.11)
通常24時間以内に発送します。

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恐怖の文化祭

「恐怖の文化祭」野ブタ。をプロデュース 第3話 ☆☆☆☆
脚本:木皿泉 原作:白岩玄 音楽:池由頼広 プロデューサー:河野英裕 演出:岩本仁志 

 桐谷浩二(中島裕翔)の作文「ボクの兄」
 “ボクの兄(桐谷修二 亀梨和也)は高校生だ。家ではよれよれのボサボサだ。
でも外ではすごくカッコつけてる。性格も家と外では全然違う。友達と一緒の時はものすごい余裕だ。
でも家の中では、考えられないくらいせこい。兄は他人に良く思われたいのだ。それしか考えていないらしい。
でも、あんな事をしていて、兄はちゃんとした大人になれるんだろうか”
(「彼と彼女の理由」のヒロインみたいな主人公だな。
しかし、あのヒロインはめちゃくちゃ強そうだが、こっちの方は…)

 文化祭がもうすぐやってくる。
 文化祭の実行委員の坂東梢(水田芙美子)は、
勝手に2-Bの催し物を小谷信子(堀北真希)一人でやるお化け屋敷に決める。
 草野彰(山下智久)が抗議すると、彰は雑用係に任命されてしまう。
(文化祭はみんなでやった方が楽しいのに…、と私は思うぞ…)

 さっそく会議を開く三人。
 彰の叔父、平山一平(高橋克実)によると、
サラリーマンが全然動かず後姿を見せていたお化け屋敷が怖かったそうだ。
 そして、コンニャクをベタッとやられるのも…。
(信子が描くサラリーマンの幽霊絵、うまい)
 修二は、ろくに手伝えず、信子と彰は二人でもくもくと作業をする。
 「俺ってさあ、何やってても、そんな楽しいって感じた事ないんだっちゃっ」と彰。
 「私も、後で思ったりする方が楽しい」「何それ」
 「テレビゲームとか、やってる時は楽しくないんだけど、勉強してる時とかに思い出すと、楽しかったりする。
楽しい事って、後になってみないとわからないんじゃないかな」
 「何年かしたらさあ、思い出すんかな」「何を」
 「朝早く三人で人形作った事とか、夕暮れにすすき積んだ事とか、
何年かしたらあの頃は楽しかったのよおって、思い出すんかな」

 文化祭前日の夜、三人は2-Bに行く。そこにはゴーヨク堂店主(忌野清志郎)がいた。
 彼もここの生徒で、壁に彫られた「ヘイ、ベイビー オレは、HIDEKICHIになる」は彼が彫ったものだった。
 豊臣秀吉を「ヒデキチ」と思っていたのだ。
 彫り直しに来たのだが、途方も無く馬鹿だった思い出を残す事に決め、去っていく。
 何で最後にもぐらを作っているのかと修二につっこむ草野。モグラではなくこうもりなんだそうだ。
(作る過程だから、もぐらに見えるのね。私ももぐらに見えた)
 彰はもぐらについて話し始める、もぐらは穴の中で一匹で行動しているけれど、
発情期になるとちゃんと相手を見つけると。
 修二「ま、でも、それってすごい確率だよな」「そうね、土の中だもんね」
 「でもしそれで、出会えたとしたらさ、それはすごい奇跡だよな」「イエース、奇跡!」
 黙って、二人の話を聞いている信子。三人が立ち去ると、誰かが現れ、彼らの努力の跡を、壊しまくる。

 文化祭当日。体育館にいた修二の下に、ドラキュラ姿の彰が現れ、修二を教室に連れて行く。惨状に驚く修二。 それはバンドー達がやったわけではなかった。信子はそれでもやるつもりだった。
 あっちこっち掛け持ちで忙しい修二は、外にいた他校の生徒三人に、バイトとして、
信子達の手伝いをやってもらう。
 喜んで手伝ってくれる三人。彼らの様子を見て、「やあ皆さん、熱いっすねえ、イッツ・ホッツ!」と彰。
 「そう?だって文化祭は燃えなきゃ」(そうよね、燃えなきゃ!)「この先熱くなる時なんて、そうそう無いもんね」  「ああ、そんなもんすか、ファイツ!」「ファイツ!!」とガッツポースを決めながら、元気に言う三人。

 信子の義理のパパ(伊藤正之 たぶん…)が現れる。
 食べに行こうかと言う義理パパに「お腹空いてないから」とつれない信子。
 しかし義理パパは仕事で帰らなければならなくなった。
 義理パパ、差し入れを小谷に渡そうとするが、小谷受け取らず、代わりに彰が受け取る。
 差し入れの饅頭は小谷の好みの物だった。
 お昼にしようかと言う彰だったが、小谷はコンビにおにぎりを見つめ、
突然走り出す。
 タクシーに乗った義理パパを追いかけ「おと…」と言いかけるが言えず、「おにぎり」と言いながら追いかける。
 義理パパ、娘に気づいて、タクシーを止めてもらい、おにぎりを受け取って去っていく。
(義理パパも不器用タイプなんだよ。無理してパパって言わなくても良いって事だったかもしれないし。
悪気は無かったのよね)

 昼からだからか、全然客が来ない「お化け屋敷」。
 修二は隣の「フィーリングカップル」の看板を見て、カップル限定にする事を提案する。
 男同士、女同士でも良い、限定にした方が来たがるものだと。
 「だったら、最後の所、ちょっと変えたいんだけど、良いかな」と信子。

 修二、上原真理子(戸田恵梨香)の団子屋に、文化祭に来る事を禁止したはずの弟の浩二を発見する。
 捕まえようとするが、農民役のために修二は演劇部に拉致られる。

 お化け屋敷は大盛況となる。
 農民役をやっとやり終えた修二、真理子から「お化け屋敷」に行かないかと誘われる。
 何でも、最後すっごく感動するそうだ。しかし真理子ちゃんと「お化け屋敷」に行く余裕は修二には無かった。
 写真撮りのため、カメラを調達しに行く。
 バンドーのダチも「お化け屋敷」に行きたがり、バンドーの許しを得て行く。素直でないバンドー、行かない。
 文化祭終わり、最後に三人のバイトさんと一緒に写真を撮る修二達。カメラの映像から消えていくバイトさん達。 何とあの三人、生霊さん達だった。20年前の生徒だった。文化祭なると毎年来るのだ。
 駒井(坂本真 たぶん…)は大学病院の脳外科の先生、山本(石川ユリコ たぶん…)は雑誌編集者、
金子(富川一人 たぶん…)はスーパーの店長。
 本人達、仕事で忙しく来られず、生霊となって来ちゃうのだった。
 そんな話をキャサリンこと佐田杳子(夏木マリ)と校長がやっていた時、「お化け屋敷」の奥の方から物音が…。 「お化け屋敷」を見たい浩二だった。修二は浩二と一緒に「お化け屋敷」を体験する。
 最後に鏡があり、そこには「今、手をつないでいるその人に出会えたのは、キセキのような、かくりつです。
光の中に出ても、その手をはなすことのないように」と書いてあった。
(ああ、こりゃ、感動するな。信子、ナイスアイディア)

 信子「私ね、長い間一人で掘ってたんだよね、モグラみたいに、土の中を。そしたら突然二人が出てきた。
これから先も、又こんなふうにポロッと誰かと出会えたりするのかな。
もし、そうなら、一人で土の中掘ってるのも、悪くないよね」
 彰「会えるんじゃないの、色んな奴と」修二「そしていつか、二度と会えなくなるんだよな」

 帰り、修二は弟にオレみたいになるなと言う、要領ばっか良くて、何も作れない大人にはなるなと。
 “俺はショックだった。野ブタや、馬鹿だと思っていた彰が、あんなにちゃんとした物を作ってたって事が。
ものすごいショックだった”(背景に写る修二が作ったこうもり。修二もちゃんと作っているよって事かな)
 「兄ちゃん、良い奴だよ」「えっ」
 「約束は絶対守るし、まあちょっとはカッコつけている所もあるけど、いい奴だと思うよ」
 “明日になったら、教室は元に戻るだろう。
野ブタは又いじめられて、彰は相変わらずわずらわしい奴で、俺は人気者で。
それは絶対変わるはずは無いのに、俺は不安だった。何も無い自分が、ものすごく不安だった”

感想:信子を妨害する犯人は真理子ちゃんではないかと、思うけど、どうなのかな。
 修二はなぜ、あれほど人気の真理子ちゃんとのお付き合いを、さほど楽しんでいないのかな。
 真理子ちゃんも修二の冷たさを感じているよね。

野ブタ。をプロデュース
白岩 玄著
河出書房新社 (2004.11)
通常24時間以内に発送します。

関連サイト
どらま・のーと詳しく書いてます。
So Wonderful画像あります。
なべのさかやき、いしのひげ真夜中のギターについて

ちっちゃん俳句「亡骸や 演出しては 大豆なり」

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いじめられっ子転校生を人気者に

「いじめらっれ子転校生を人気者に」野ブタ。をプロデュース 第1話☆☆☆☆
脚本:木皿泉 原作:白岩玄 音楽:池頼広 プロデューサー:河野英裕 演出:岩本仁志

 桐谷修二(亀梨和也)は川端の突堤にある一本の柳の木に触ってから、学校に行く事を日課にしていた。
 しかしある日、その柳が無くなる。
 彼が柳のあった場所でじたばたしていると、髪の毛垂らした、
貞子のような暗い雰囲気を漂わす女(堀北真希)が現れる。
 彼女によると柳は昼に引っこ抜かれたそうだ。

 彼のクラスに転校生が現れる。それはあの柳の所にいた女だった。女は小谷信子、ろくにしゃべらない女だ。
 さっそくいじめっ子に目を付けられる。

 昼休み、修二のクラスに上原まり子(戸田恵梨香)が現れる。修二と一緒にお昼を食べるため。
 二人は実験室で食べる。
 一方、信子は坂東梢(水田芙美子)率いるグループにより、弁当の中身を落とされていた。
 彼女は生ゴミ捨てる所を捜して、実験室に行き、桐谷達に出会う。
 桐谷はまり子との約束をかわすのに困っていたので、渡りに船と、信子を生ゴミ捨てる所に案内する。
 そこに教頭の佐田杳子ことキャサリン(夏木マリ)が用具小屋(?)の屋根の上から登場。
 正門から入ると遠回りになるから、塀を乗り越えて入ってきたのだった。

 桐谷は自転車置き場で、自転車の鍵を失くした草野彰(山下智久)に捕まり、
彼を後ろの荷台に乗せていくはめになる。
 草野は叔父の平山一平(高橋克実)の豆腐屋に下宿していた。うちはどうやら金持ちらしい…。
 彼は親父から、おまえは将来、会社を継ぐんだから、楽しいのは高校の時までだ、
だから精一杯青春を謳歌しろと言われていた。

 次の日、学校で桐谷が草野に付きまとわれていたら、
小谷信子が坂東グループにいじめられている現場に遭遇。
 助ける事に…。変わる事は無理と言う彼女に桐谷は作戦決行。
 美男美女以外立ち読み禁止のゴーヨク堂(忌野清志郎)に掛け合い、一列の本をまるごと草野のカードで買い、二、三日置いてもらい、小谷に立ち読みさせる。
 話題になり、彼女を見に来る人が増える。草野、彼女をプロデュースする事に本気になり、桐谷をけしかける。
 しかし彼女はしりごみする。

 桐谷、キャサリンに頼まれ、高い所にある荷物を取ろうとするが、うまくゆかず、荷物がなだれ落ちる。
 その箱の一つにサルの手が…。キャサリンによると願い事が三つかなうそうで、彼女は一本を桐谷にやる。
 願い事は口に出して言わなければならないそうだ。
(猿の手って、怖い話よね…。芝居ででも使ったか…。猿の手に願い事をするのは嫌だな…)
 柳が別の場所で元気に暮らしてますようにと願う桐谷。

 相変わらす坂東グループにいじめられ、必死で逃げる小谷
(ここの描写と音楽と編集は好き。
いじめっ子には暴力でも何でも良いから反抗しないと、奴ら付け上がるばかりだよ…。
言葉に出して反抗する事も難しい子なんだな)。
 ゴーヨク堂に逃げ込み、助けられる。
(いけてない女は滅亡しろとの貼り紙。いや、坂東、そんなにいけてないとは思わないが…。
まあ、いじめてるってだけで、いけてないか…)
 帰り、キャサリンに会う小谷。
 校長、はげろと猿の手に願っていたキャサリンは、後二つ願えると言って、猿の手を小谷に渡す。
 小谷は坂東なんかこの世から消えてしまえと願う。
 その時、柳が船で運ばれているのを見つけた桐谷が現れ、彼女を自転車の荷台に乗せて、船を追いかける。
 柳を見ながら「私、大きな木になれるかな、誰にも引っこ抜かれない、大きな木になれるかな」と言う小谷。
 「なるしかないだろ」と桐谷。
 桐谷が落ちていた(坂東グループと戦ってた時、落ちたのよね)小谷のネクタイを渡す。
 それにはブタのアップリケ(?)がしてあった。破れてたからと桐谷。
 一人での帰り道、星空に猿の手を掲げて小谷は言う
「坂東がこの世から消えろというのを取り消してください。私は、坂東がいる世界で生きていきます」

 本格的に小谷をプロデュースする事にする桐谷と草野。
 ニックネームをつけよという事になり、「のぶこ」から「のぶた」を連想する桐谷。
 「野ブタじゃ…」と首をひねる桐谷に、彼女は野ブタで良いと思うと言う。理由はネクタイのアップリケだった。

感想:私はごくせんを見ていないので、亀梨君のドラマはこれがお初。
 と言っても「金田一少年の事件簿」を見ているけれど…。顔は良いけど、演技力は良いのかどうかわからない。 今の若い人っぽいから、役柄的にはピッタリなのか…。
 まあ、でも、小谷役の堀北真希さんがしっかりした存在感があるから、大丈夫かな。
 原作がしっかりしていそうだし。
 一時は奥さんの伸子(深浦加奈子)が死んだと思っていた悟父さん(宇梶剛士)が、
奥さんが死んでいなかったと分った後、悲しんでいる人もいるみたいなことを言う所は良かったです。
 ああいうときはやっぱり喜んじゃうけど、悲しんでいる人もいるんですものね。
 大人が割りとしっかりしている感じで、そこは安心できますね。本屋の親父は魅力的。もちろんキャサリンも。
 豆腐屋の親父もね。

野ブタ。をプロデュース
白岩 玄著
河出書房新社 (2004.11)
通常24時間以内に発送します。

関連サイト 
CLUB.Jロケ地
Dandelionいじめ
って、どーよ原作
語りか音か映りモノ猿の手
背水の陣!大学受験日記
CMアイドルをさがせ掘北真希画像
徒然ちゃんねる「すいか」の脚本家

ちっちゃん俳句「男の子 食事したれば 日本橋」

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