チャングムの誓い(5)

失意の日々

「失意の日々」宮廷女官チャングムの誓い 第7話 ☆☆☆☆
脚本:キム・ヨンヒョン 演出:イ・ビョンフン

 チャングム(イ・ヨンエ 生田智子)は追放処分をまぬがれ、菜園へ配置換えをされる。
 チョン・チェゴサングン(ヨ・ウンゲ 寺田路恵)とハン・サングン(ヤン・ミギョン 小野洋子)が3年間、
俸禄を頂かなくて良いと女官長(パク・チョンス 駒塚由衣)に訴えたおかげだった。
 菜園は罪人が送られる所だった。菜園に送られて戻ってきた人はいなかった。

 菜園はひどい状態で誰も働いている人はいなかった。昼だというのに寝ていて、おやつの時間だと起きてきた。 ここでは暇をつぶすのだけが仕事ですと言われてしまう。

 次の日、チャングムは寝ていた男に水をぶっかける。そして雑草を抜けと命令する。薬草を抜く男。
 チャングムはこれはサイコで、これはツルドクダミ、これはヒガンバナと薬草を教えようとするが、
一つ名前が出てこない。
 それはスンだと男。内臓に熱がこもる症状に効くんだそうだ。
 頭もすっきり、特に二日酔いに、喉の渇きを癒すのに最高。
 チャングムは男にみんなを集めろと命令し、建物に戻ろうとする。途中倒れている女を見つける。
 さきほどの男が女を診察、鍼を持ってこいと言う。男が鍼を刺すと、しばらくして女は毒を吐いた。
 男はここの責任者チョン・ウンベク(後藤哲夫)だった。ウンベクは何もするなとチャングムに言う。

 チャングム、ウンベクに種の事をしつこく聞く。
 カン・ドック(イム・ヒョンシク 佐々木梅治)から、
仲間達が自分が受けられない料理試験のために頑張っている話を聞き、
何かやっていないとどうにかなってしまいそうだったからだ。
 一人薬草作りに励むチャングム。勉強も頑張る。種を撒く方法を仲間に聞く。色んなやり方があった。
 キバナオウギの種の撒き方を疑問に思ったからだったが、その事を言うと、
20年間育ったためしが無いと言われる。
 キバナオウギは実に使いでのある薬草で、非常に高価だった。それを聞いてヤル気を出すチャングム。
 試行錯誤の結果、キバナオウギの芽が出た。皆もヤル気を出してくる。
 イ・ヨンセン(パク・ウネ 八十川真由野)が講義の内容を書き留めたノートを送ってくる。
 そんな時、せっかくの菜園が荒らされているのが見つかる。菜園は宮殿の中で外からとは考えられなかった。
 夜中チャングムが見張っていたら、ウンベクも見張っていた。犯人は仲間だったが、理由はしゃべらなかった。
 監督官に訴えるウンベク。
 監督官は犯人を責めず、日が暮れたのに菜園にいたチャングムとウンベクを非難した。
 そして、監督官は今回の事は無かった事にして欲しいと言う。上の方のご意向だとか。
 そして菜園の女と情を交わした罪で職を免ぜられても良いのかと。
 オ・ギョモ(チョ・ギョンファン 村松康雄)の意向だった。
 明国から入ってくる薬草は必ずチェ・パンスル(イ・ヒド 小川真司)を通して入ってくる。
 オ・ギョモはチェ・パンスルに独占権を与え、チェ・パンスルは丸儲け。その儲けはオ・ギョモの懐にも入った。
 監督官に会った後酒を飲んだウンベクはキバナオウギの苗を掘り出す。
 ウンベクはキバナオウギの苗を市場で売った。国の財産を売ったかどでウンベクは捕まる。
 ウンベクを取り調べた男は、なぜキバナオウギの栽培に成功した事を知らせなかったのかと言う。
 ウンベクは監督官に報告した事を話す。監督官、お咎めを受ける。チャングム、戻れる事になる。

感想:わかりやすく、面白い、よく出来たドラマ。
 やっぱり主人公は失意の内にも、雄雄しく戦い、上に這い上がらないとね。
 チェゴサングンとハンサングンに3年の俸禄を返上させちゃった事だし。ウンベクさんも最後まで出てくるのよね。 チャングムはわかってないけど、考えた末に、ああしたのよね。
 上の者に訴えると言ったって、監督官が上の方からの圧力と言っていたし、あれが最善の策。
 チャングムが助けた人が、クミョンの想い人で、将来のチャングムと好き合う人ね。
 で彼はチャングムが残していったノリゲを大切にしていると。ノリゲが重要アイテムと言うのはこういう理由ね。
他の方のブログを読んで
 このドラマ、案外と韓流ファンがはまる物ではないのね。
 私のような正統派韓流ドラマが苦手そうな人の方が良いかも…。

宮廷女官チャングムの誓い 前編

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母の教え

「母の教え」宮廷女官 チャングムの誓い 第4話 ☆☆☆☆☆
脚本:キム・ヨンヒョン 演出:イ・ビョンフン 

 ハン・ペギョン(ヤン・ミギョン 小野洋子)は急遽、中宗の夜食をしょうがとレンコンとでんぷんで作った。
 実は王(菅生隆之)はしょうがが嫌いだったが、ハンが作った物はおいしいと褒めた。
 しかしもちろん、チャングム(チョ・ジョンウン 黒葛原未有)とイ・ヨンセン(豊田朋美)が許されるわけも無く、
二人は倉に閉じ込められる。
 ヨンセンは傷を負っていた。チャングムはミン内人(玉川紗己子)にその事を訴えるが、信じてくれなかった。

 翌朝、いなくなった二人を訓育尚宮(フニュックサングン)の者が捜しに来、
ミン内人は二人を閉じ込めたままにしていた事を思い出す。
 慌てて倉にかけつける、ハン・ペギョン達。
 チャングムはトモエグサとキンミズヒキでヨンセンの怪我の手当てをしていた。これらの植物は血止めだった。

 チャングムはヨンセンは悪くないと言い(付いて来ただけだしな)、ヨンセンの分まで罰を受ける。
 脚の裏を鞭で打たれ、勉強禁止、外での掃除を命じられる。
 ヨンセンが扉を開き、チャングムの便を図るのだったが、すぐユン・ヨンノ(高橋愛子)が閉めるのだった。

 女官見習としての配属が決まる試験が明日に迫った。
 フニュックサングン(藤田淑子)はチャングムに試験を受ける事を許さなかったが、
チャングムは試験を受けさせてくれと訴える。
 フニュッサングンは、水桶を一杯にして、明日の試験が終わるまで持っている事が出来れば、
試験を受けさせてやると言う。チャングムはその通りにする。

 チャングムを除いて、試験は無事終わるが、ハン・ペギョンは一人足りない事を女官長(駒塚由衣)に知らせる。 その時、ユン・ヨンノの泣き声が聞こえる。
 ヨンノはチャングムが水をいきなりかけたと訴えるが、
ヨンセンはヨンノがチャングムから水桶を取り上げようとしたと言う。
 女官長はチャングムに試験を受けさせる。
 試験の内容は「曹操は劉備や諸葛孔明達の軍と漢中(?)で戦った。
曹操の軍はさらに攻め込もうとしたが、遠征続きだったために持ちこたえられなかった。
曹操は仕方なく全軍に、引き揚げるようにと暗号で命令を出した。この暗号とは何だったかわかるか?」
と言うものだった。
 「それは鶏肋です。鳥のあばら骨は捨てるには惜しいけれども、食べる所はありません。
曹操はこれに例えて、惜しいけれどもそれほど大した物ではないから、引き揚げると命令したのです」
 チャングムはハン・ペギョンに預けられる。

 ハン・ペギョンはチャングムに、小さな子が半日も重い水桶を持っていたなんて辛かったろうに、
そこまでして宮中に残りたいのはなぜかと聞く。
 チャングムはスラッカンのチェゴサングン(サングンを束ねる女官)になりたいと言う。
 どうしたら早くなれるのかと聞かれ、ハン・ペギョンはしばらく考え、チャングムに飲み水を持ってくるよう命じる。 チャングムが持ってくると、やり直しなさいと言う。
 チャングムが又飲み水を持ってくると、明日の朝起きたら又やり直しなさいと言われる。

 次の日、チャングムはチャンイから、チェゴサングン様にご挨拶にするから、
亥の刻にお部屋に来なさいと伝えられる。
 その時には綺麗な服でとも言われる。
 チャングムはチャンイに、彼女の所のサングン様は水を持ってくるようにと言うかと聞いたが、
チャンイの所ではそんな事は言わなかった。
 チャングムは今度は水を温めて持っていくが、「夜に又持っておいで」と言われただけだった。

 今年は黄砂がひどく、そのため祭時を行う事をチェゴサングン(小宮和枝)がサングン達に伝えていた時、
チャングムが現れた。
 チェゴサングンに挨拶に来たのだが、チェゴサングンはそんな命令は出していなかった。
 チャングムはチョバン(米丘ゆり)に「問題児とは聞いてたけど、入ったばかりで何のまね」と言われる。
 チャングムがチャンイにご挨拶に行けと言われたと言うと、チャンイは慌ててヨンノの後ろに隠れた。
 チョバンはチャングムに洗い物をさせる。

 チャングムは水に柳の葉を浮かべてみたが、「明日の朝、もう一度持っておいで」と言われたのだけだった。
 チャングムは朝の早い内から起きた。
 ハン・ペギョンはチョバンに部屋を朝早く出なければいけない仕事をさせているかと聞くが、
そんな事は無かった。
 ハン・ペギョンは朝早く起きて出て行くチャングムの後をこっそり付けて行こうとするが、
ミン内人が皇太后殿が大変な事になっていると知らせに来る。
 料理全てが痛んでいたのだ。東宮殿の料理もおかしかった。全部ではないが、いくつか料理が痛んでいた。
 ハン・ペギョンは水刺間(スラッカン)もかと気にし、チェゴサングンともども行ってみる。
 スラッカンは大丈夫だった。

 一方シン・サングンはチョバン達を叱っていた。器と野菜がまだ届いていないのだった。
 洗い物が終わっていないのだ。洗い物はチャングム一人にまかせられていたのだった。
 すぐ洗い場に行くハン・ペギョン達。チャングムはお湯を沸かして洗い物をしていた。
 黄砂のせいか、井戸水に泥がまじっているので、一度沸かした水で洗っていたのだ。
 食材は水が冷めないと洗えないのだった。
 母親が、黄砂だと井戸水に泥が混じり、そのまま料理に使うと臭う上に、すぐに痛んでしまうからと、
水を沸かして使っていたのだった。
 皆がこの簡単な事を知らないから、長雨や黄砂の時に、疫病がはやるのだと母は言っていた。
 チョバン達は泥を沈殿させ、うわずみを使っていた。
 チェ・サングン(キョン・ミリ 宮寺智子)は洗い物は皆でやれと命じる。
 そして皇太后殿と東宮殿の厨房に、水を沸かして使うよう伝える。

 その夜、水を持ってきなさいと命じるハン・ペギョンに、
チャングムはどうしてそればかり何度もおっしゃるのかと聞く。
 考えればちゃんとわかるはずよとハン・ペギョン、お前はなぜ泥水を沸かしたのと聞く。
 「それはお母さんがいつもそうしていたのを見ていたから」「お母様はなぜそうなさったと思う?」
 「泥水を飲んで、私が具合を悪くするといけないから。あっ」「水を持ってきてくれるか?」
 「サングン様、お腹が痛くはございませんか?」「大丈夫」「あの、今日はお通じがございましたか?」
 「ええ、あったわ」「それでは喉が痛い時はございませんか?」「喉が痛い事は良くあるわね」
 チャングムは立ち上がって出て行く。
 チャングムが持ってきた水は、温かいお湯に塩を一つまみ入れたものだった。
 一度に飲み干さず、お茶を飲むようにゆっくりとどうぞとチャングムは言う。
 チャングムの母は一杯の水をあげるのに、こんなにも色々な事を聞いたのだった。
 「事細かく聞く事。水を持ってこさせたのは、そこに気づいて欲しかったのです。
料理を出す前に、食べる人の体調や、好きな物嫌いな物、体が受け付ける物、そういう事を全て考えるのが、
料理の心得だという事をおまえに教えたかったの。だけど、おまえはお母様からすでに教わっていたのね。
お母様はホントに立派な方だこと。
お母様は例え水でも器に盛られた瞬間から料理になる事、
そして料理を作る時は食べる人への配慮が一番だという事、
料理は人への気持ちだという事を良くご存知だったのでしょう。
おまえがそういう立派な方の娘とは、思ってもみなかった。
親がいないから必死に、上の方々に取り入ろうとしているのだと誤解していました。許しておくれ。
しつけようとした私が逆に、おまえに教わる事になったわね」
 涙を流しているチャングム。
 「もう泣くのはおよし。これからは、二度と泣かないようになさい。
おまえが初めてここに来た時に、早くチェゴサングンになりたいと言ったあの言葉、とても気になるわ。
なぜそう思うのかは知らないけれど、でも、心が弱くては、
おまえがそんなになりたいチェゴサングンにはとてもなれませんよ」
 涙をぬぐうチャングム。

 チャングムとヨンセンはチョバンに松葉を松の実に挿す仕事をやらされる。ヨンセンは沈んでいた。
 亀が死んだのだ。
 お母さんが宮中に上がる時に、この亀が生きてたらお母さんも元気だから心配するなと言ったのだそうだ。
 お母さんは病気で、すごく悪かった。チョバン達はチェ・グミョンの極秘練習について話していた。
 彼らは五日前に知らされるのに…。
 その上チョバン達は松の実挿しやにんにくやしょうがを剥く仕事だけだが、
クミョンは最初から包丁の練習をしていた。
 チョバン達はチェゴサングンの所に入ったヨンノに練習内容を聞いてみる。
 ヨンノによるとヨンジュソンと言ってたそうだ。ヨンジュソンとは頭を取った大豆もやしで竜の形をつくる物だった。  彼らはさっそく仕事を年下の者達に押し付け練習しに行く。
 チャンイはお姉さん達に教えてよかったのかと聞くが、ヨンノはどうせ勝てないからいいと言う。
 チェ・グミョンは言葉を覚える前に料理を覚えたほどなんだそうだ。神童だそうだ。

 チャングム達が仕事をしていたら、灯を消せと大人に言われてしまう。
 お母さんが心配で、夕べもゆっくり寝ていないヨンセンを心配し、チャングムはヨンセンの分まで引き受ける。
 東屋で月の明かりで仕事をするチャングム。
 そこでテソンカンの前で出会った女の子(永田晃子)に出会うチャングム。
 こんな夜中に何をしてるのと聞かれ、「仕事です。クミョンと言うお姉さんのせいで大変なんです」
と答えるチャングム。(目の前の女の子が本人なんだが…。知らないからな…)
 「そのクミョンって人はチェゴサングン様の一門だから、試合のたびにサングン様達にこっそり教えてもらえて、
いつも優勝するんだそうです。一人だけ外出許可もいただくし」
 「それで?」
 「でも、今度は何の試合になるか探り出せたので、お姉さん達はその練習、
仕事は全部私達に回ってきたんです」
 「練習したら勝てるって言ってた?」
 「同じように練習すれば勝てるって言ってました。
クミョンは松の実挿しなんかやってないから、これで勝負したら絶対勝てるのにってくやしがってました。
でも別の子の話だと料理の神童だそうです。言葉より先に料理を覚えたほどなんですって。
どっちが本当なのかはわかりませんけど、私は仕事で大変」
 チャングムが松の実に松葉を挿すのに苦労しているのを見て「月明かりに頼ってはダメよ」とクミョン。
 指先だけに集中してごらんとクミョン。子供達に松の実挿しをさせるのは手の感覚を養うためなんだそうだ。
 松の実を指先でそーと転がしてごらんなさいと言われ、その通りにしてみるチャングム。
 目をつぶっててもわかった。サングン様達がそうやればいいって話しているのを聞いたんだそうだ。
 お裁縫や刺繍をやる子供達も最初にその訓練をやるそうだ。

感想:何となく「ガラスの仮面」みたい。チャングムがマヤで、クミョンが亜弓。
 そして、ハン・ペギョンが月影千草か。大分違うが…。真澄様は一体誰?

宮廷女官チャングムの誓い 前編

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夢の宮中

「夢の宮中」宮廷女官 チャングムの誓い 第3話 ☆☆☆☆☆
脚本:キム・ヨンヒョン 演出:イ・ビョンフン 

 チャングム(チョ・ジョンウン 黒葛原未有)は一人、歩き、木を食べ、川の水で洗濯をし、
あの母親に情報料を要求したトック夫人の家につく。
 そこで自分の家のカメから酒をこっそり獲っていた男ドック(イム・ヒョンシク 佐々木梅治)に出会う。
 奥さんが五月蝿くて、泥棒のような事をしていたのだ。
 しかし、奥さん(クム・ボラ つまもと景子)が来て、チャングムが捕まる。チャングムは倒れてしまう。
 おかゆを食べさせてもらったチャングムは母も父も死んだ事を話す。
 チャングムは銀のかんざし(たぶん…)を差し出し、ここにしばらく置いてもらう。
 朝起きると、チャングムは料理の支度をしていた。そしてチャングムは腰が痛い奥方にしっぷをあてがう。
 奥方、酒の分は一生働いても返せないから、どっかに逃げようなどと思うなと言う。
(素直に言えない人ね…、いても良いよって…)

 2年後、チャングムはドックの酒運びの手伝いをするようになっていた。
 ドックはチャングムに仕事をまかせて、飲みに行くのだった。

 その頃、ヨンサングンの施政をひっくり返す計画が進行していた。
 その計画を推進する彼らは、見張られている先王の御嫡子チンソンデグン(イム・ホ)に計画を伝える策を練る。 それは酒を届ける仕事をしているチャングムに、計画を伝える酒を届けてもらう事だった。
 チャングムが賢いと言う話を聞いていたのだ。
 万が一のために刺客をつけ、何かあったらチャングムを殺すつもりだった。
 彼らはチャングムに4本の酒を渡し、順番通りに飲むように伝えろと言う。
 刺客はあのチェ一族、チェ・パンスルの部下のピルトゥだった。
 王弟(菅生隆之)の前に連れて来られたチャングムは女官になりたいと訴える。そして酒の順番を伝える。
 酒のとっくりに書かれた文字を見て、何かに気づくチンソンデグン。
 彼はチャングムが戻ったら、使いを頼まれた者に何と言うつもりかと聞き、
チャングムは「お酒はお納めになられましたが、深くお悩みになられているご様子だった」と伝えると言う。
 酒に書かれた文字は、「今天既死。顕天当為」と読めた。
 これは黄巾の乱の張角が書いた檄文、「蒼天既死」「黄天当為」を一文字ずつ変えたものだった。
 パク・ウォンジョンはチンソンンデグンを担いで、謀反を起こすつもりだとチンソンデグンはわかった。
 謀反は成功する。1506年。チンソンデグンはチュンジョン(中宗)となる。

 チャングムの所に宮中から使いが来る。女官になりたいと言うチャングムの願いが聞き届けられたのだ。
 トックもその息子のカン・イルトも女官になる事に反対する。
 奥方は言う、宮中に上がっても、おまえの面倒は見ない、季節毎の着物の差し入れも、
サングン様達への付け届けも無し、行きたいならさっさとおゆきと。
 チャングムが支度をして、外に出るとピルトゥがいた。彼はトックの奥方達に聞きたい事があると言う。
 チャングムは女官についていこうとすると、奥方は「まったくこれだから、イヤなんだよ。
生き物ってのは、牛でも人でも面倒見るもんじゃないねえ。ああ、やだやだ、情けない」と言う。
 「どうしても行っちまうのかい?」とトック。「宮中は怖い所なんだぞ。行くなよ、チャングム」とカン・イルト。
 「無礼な。聞きづてならぬ事を」と女官(そうですよね…)。しかしチャングムは去って行く。
 ピルトウはチャングムを引き取ったのは二年前ではないかと奥方に聞く。
 知りたいのなら金を出しなと奥方、家に引っ込む。
 ピルトウは旦那の方に、チャングムが胸に怪我をした女と来なかったかと聞くが、旦那が答える間もあらばこそ、奥方が現れ、旦那に仕事を言いつける。(悲しんでるのに、素直にその感情を出さない奥方、可愛い…)

 女官候補達が乙女かどうかを確かめる儀式。それはオウムの血を腕に垂らすというもの。中国の言い伝え。
 将軍に恋した天女が、それゆえに人が言った言葉をそのまま繰り返す事しか出来なくなった。
 ある日、天女が将軍を殺めようとした部下を殺そうとしていた時、将軍が通りかかった。
 部下は天女が不貞を働いたと言い、天女は部下の言葉を繰り返すしかなかった。
 将軍は天女の首を刎ね、天女はオウムになった。オウムの血が流れれば、処女ではないという事。
 チャングムの腕に垂らされた血は流れたが、女官が腕に触れたと言い、やり直す事になった。
 無事、宮中に入り、女官としての勉強をするチャングム。

 入ったからと言って、誰もが女官になれるわけは無かった。さっそく自分達の部屋の用意をする子供達。
 その中に、自分は何もせず、指図ばかりしている女の子ユン・ヨンノ(高橋愛子)がいた。
 彼女はイ・ヨンセン(豊田朋美)の亀を取り上げ、外に捨てる。そこに亀を持ったチャングムが現れる。
 チャングムはヨンノがヨンセンの亀を捨てた事や、寝る場所を勝手に決めた事を抗議する。

 チャングムは身分が高く無い事がばれ、部屋から追い出される。女官はそれなりの身分から選出されていた。  チャングムは夜中テソンカン(配膳などを行う所)に行こうとし、イ・ヨンセンに会う。
 彼女らは勝手に出歩いてはいけないのだった。
 ヨンセンは亀を置いて(亀は逃げるよ…)、チャングムと一緒に行く。
 二人、女官と男との禁断のラブシーンに遭遇。そしてテソンカンの前には見張りがいた。
(仲良く手を繋いで歩いている子供って、天使みたい)
 見張りがいなくなった時に、
入ろうとするとチャングム達より少し年嵩の女の子(永田晃子)が建物に向かって拝礼をしていた。
 その子、チェ・グミョンは好きな人がいたが、家の者に女官にされたのだった。
 その好きな年上の人は王様の家臣になった。で、そっとお別れをしていたのだった。

 「間膳退」(右から読むんだろうな。ちょっと前までは、日本も右から読んでたりした。
しかし今の韓国人は漢字がわからない人が多いのよね。
昔、日本に日本語を強制され、それで日本語憎しで、漢字まで排斥しちゃったのよね)につくチャングム達。
 ヨンセンがお膳を倒してしまう。その音にハン・ペギョン達が現れる。
 その膳は皇后様のお夜食、牛乳がゆだった。食材はしょうがとれんこんしか無かった。
 ハン・ペギョン(小野洋子)はある材料だけですばやく料理を作っていった。

感想:これからも、毎回盛り上げるシーンを作り、そして料理場面もかかさないのでしょうか。脚本家、偉い!
 ホントに面白いこのドラマ。あの感じの悪い情報料を取った女、割と良い人なんですね。

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ほんのり庶民風味カン・ドックの絵がうまい
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永遠の別れ

「永遠の別れ」宮廷女官 チャングムの誓い 第2話 ☆☆☆☆☆
脚本:キム・ヨンヒョン 演出:イ・ビョンフン

 チャングム(チョ・ジョンウン 黒葛原未有)はヤンバン(貴族的特権階級)の子と遊んではいけないと母親のパク・ミョンイ(キム・ヘソン 増子倭文江)に叱られる。
 チャングムは勉強が好きな子だったが、それも禁止されていた。
 ペクチョン(下層階級)の娘は勉強をしてはいけないのだった。
 しかしチャングムは父親の武官の服と身分証から、
ソ・チョンス(パク・チャンファン 小山力也)が武官である事を知っていた。

 ヨンサングン(田原アルノ)は母親が毒を与えられて死んだ事を知り、関係者を処刑し始める。

 チャングムは父親と一緒に町に下り、祭りに会う。
 そこでは相撲をやっていて、チャングムが父親を無理矢理それに参加させる。
 父親は勝ったが、相手の男がこっそり自分のナイフでわき腹を刺し、チョンスが刺したとうそをつく。
 ペクチョンのくせにと非難する見物人。
 チャングムは父親に武官である事を人に言ってはいけないと言われていたのに、父親が武官である事を訴え、それを聞いた人が彼が手配書の人間である事に気づく。
 チョンスは捕まり、チャングムは母親にその事を知らせる。
 ミョンイはチャングムを連れて、チョンスの後を追う。

 スラッカンで働いていたハン・ペギョン(小野洋子)はミョンイから手紙をもらい、嘘をついてスラッカンを出、
ミョンイと会う。
 ミョンイから話を聞いたペギョンは何とかすると約束する。

 チェゴサングン(小宮和枝)はペギョンが嘘をついた事を知り、後をつけさせる。
 チェ・ソングム(宮寺智子)はミョンイが生きていた事を知る。
 彼女は兄のチェ・パンスル(小川真司)に相談。
 パンスルはミョンイとチャングムを捕らえ、妹に面どおししてから殺そうと、倉庫に放り込んでおく。
 しかしそれを知ったペギョンが役所に大逆罪の罪人の妻子がパンスルの所にいると知らせ、
役人がミョンイとチャングムを引っ立てていく。
 しかしパンスルは追っ手をやって、襲撃させ、ミョンイはその矢を受ける。
 役人達は二人を残して襲撃者達を追う。瀕死の母に、山で取った食べ物を持ってくるチャングム。
 ミョンイは死を間近にして、夫が老師から言われた三人目の女はチャングムではないかと気づく。
 彼女はチャングムに手紙を残し、手紙の通りにしなくてもいいと言い残して死ぬ。
 死んだ母親の口元に一生懸命を食べ物を入れようとするチャングム。
 しかし母が死んだ事を認め、一人で母親を埋葬するチャングム。
 母の願いはスラッカンのチェゴサングンになってくれと言う事だった。
 ミョンイが受けた仕打ちはチャングムの勉強の本に挟んだ手紙に書いた。
 でもチェゴサングンになる気が無いのなら、その手紙は封を切ってはいけないし、人に見せてもいけない。
 事実を誰かに打ち明けてもいけない。もし宮中にあがったら、
王宮のテソン館(?)にミョンイが書いた料理日誌が隠してあるから必要な時に見なさい。
 それが母親が残した手紙に書いてあった事だった。

感想:てっきりチャングムを守って父親は死ぬのかと思ってましたが、チャングムが余計な事を言って、
父親は処刑されるんですね。
 父親が処刑される所は描かれないみたいですが、老師の言う通り死ぬのでしょう。
 でも、子供だから、仕方がな……。
 私は結構すれっからし系のドラマ好きかと自分では思いますが、このドラマは王道、
直球ど真ん中で私の心を掴んだみたいです。
 演出の工夫も、編集の工夫も、セリフの工夫も、どこも変わっていませんが、肝がしっかり据わっている、
どっしりとしたドラマ作りと言った感じ。
 まっとう系が結構苦手な私も引き込まれました。脚本がまず良いんでしょう。
 この国のこの時代の知識が足りず、良くわからない事が多いですが、それでも面白いです。
 チャングムが母親の一生懸命食べさせようとするシーンや、
あの小ささでしっかり母親を埋葬するシーンは感動物です。
 食べ物はおいしそうですね。あのお盆みたいな髪型には意味があるのでしょうか。
あっちこっちのブログを見ての感想
 一回見ているのに、もう一度記事を書いている人達の何と多い事よ…。そんなにはまるのか、このドラマ…。
 韓国ではお化けみたいな視聴率だったみたいだが…。

宮廷女官チャングムの誓い 前編

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「ひとりごと」韓国ドラマファン♪のりげの画像とか
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*天使の部屋*Blog私は母親が薬草をつけていた事に気づいていませんでした。

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二人目の女

「二人目の女」宮廷女官 チャングムの誓い 第1話 ☆☆☆
脚本:キム・ヨンヒョン 演出:イ・ビョンフン

 成宗(ソンジョン)13年(1482年)8月、ソンに中宮を毒殺せよとの命が下った。
 中宮は元后、次の王の母親だった。
 ソンは中宮殺害を自分がやるのがいやで、わざと自分の乗馬を刺し、落馬して、任を逃れる。
 その任務はソ・チョンス(パク・チャンファン 小山力也)に課される。しかし中宮は自ら毒を飲む。
 その場にいる者皆に、今日の行いの報いを受けると言いながら死ぬ中宮。
 その夜、彼は不思議な老師に出会う。その老師は彼に「哀れな運命よのお」と言う。
 彼の運命は3人の女に握られている。一人目の女は彼が死なせるが、彼は死なない。
 二人目の女は彼が助けるが、彼により死ぬ。三人目の女は彼を死なせるが、多くの命を救う。
 その運命から逃れる方法を聞く。一人目とはもう出会っている。二人目の女と出会わなければ運命から逃れる。 老師は彼にその女を表す文字を紙に書いて示す。いつの間にか老師はいなくなる。
 チョンスは僧侶に謎解きをしてもらう。一つ目から「不吉」「おとなしい」「良い」と言う意味。
 一つ目の文字をくずしてみると、今日と解釈できる。昨日初めて出会った女、中宮。
 二人目の女は川に頭、三人目の女は女に子。

 14年後、1496年、ヨンサングン2年。チョンスは結婚をしていなかった。武官も辞めた。
 今はかつての王子が王となっている。父親が大事にしていた鹿を殺し、学問の師も殺していた。

 パク・ミョンイ(キム・ヘソン 増子倭文江)は大皇大后(こう書くのかな?)の食事にチェ・ソングム(宮寺智子)が毒を盛っているとキミサングン(藤井佳代子)に訴える。
 友達のハン・ペギョン(小野洋子)もこの事を知っているが、万一の用心のためにそれは隠して言った。
 ミョンイは前に手当てをしてあげた門衛から中国のおしろいを無理矢理押し付けられる。
 夜、ミョンイは女官達に無理矢理林の中に拉致される。
 そこには台所を牛耳るチェゴサングン(小宮和枝)やキミサングンもいた。
 ミョンイが門衛からおしろいをもらった事を証拠に、男と通じたと責められる。女官は男と通じてはいけなかった。 死を命じるチェゴサングン。毒を飲まされるミョンイ。
 誰か来た音が聞こえ、ミョンイの亡骸を適当に隠す事にする。
 伯母のチェゴサングンの部屋で涙ぐむチェ・ソングム。しかしチェゴサングンは言う。
 「種が花を咲かせ、花が実をつけるように、火種は必ず燃え上がる。そんな弱気ではこの座は守れませんよ」
 一族を守るために行ったのだ。
 チェ一族の繁栄は、床ずれが出来ていた王に、床ずれに悪い肉を与えた事から始まった。
 次の権力者についたのだ。

 ミョンイは目が覚める。そして、這い、川に落ちる。チョンスが川に頭をつけているミョンイを見つける。
 僧侶はミョンイがプジャタン(王が臣下に下す毒)を飲まされたと判断する。
 しかし脈はあり、僧侶が解毒剤を作っている間に、チョンスはミョンイに湯を飲ませ、介抱する。
 彼は二人目の女に出合った事を悟る。女の服に手紙が挟んであった。それはペギョンからのものだった。
 彼女はとっさに解毒剤を飲ませたのだった。ミョンイは行くあても無く一人旅立つ。
 チョンスはミョンイが気にかかり、密かに後をつけていく。
 彼女は仕事の場を得るが、客の男達からいやらしい扱いを受け困る。チョンスがミョンイを助ける。
 チョンスはミョンイに老師から言われた事を話し、それでも良いかと訪ねる。
 ミョンイはチョンスと一緒になり、女の子チャングム(チョ・ジョンウン 黒葛原未有)が生まれた。

感想:何で書く気になったかと言うと、
やはりチェゴサングン様が一族を守るための悪の覚悟を語る所が気に入ったからですね。
 ああ、覚悟ある悪。陰謀渦巻く宮中ではそのぐらいで無いと生き残れないのですね、さすがです。
 姪も権力者に取り入るために大后に毒を盛ってたのですね。チェゴザングンもキミサングンも承知の事。
 キミサングンの取り澄ました顔も好きです。やはり人を牛耳るにはあのぐらいの迫力が欲しいですね。
 でも、このドラマはあくまでチャングムが主役。チャングムの前には次代のチェ一族が立ちはだかるのでしょう。
 楽しみです。顔が赤井英和のチョンス、声が攻殻機動隊のクゼの方…。クゼが赤井英和…。
 一応ヒーローなんだね。食べ物、綺麗に盛られ、見ているだけで、眼福眼福。
他ブログを見ての感想
 次代のチェ一族って、チェゴサングンの前で泣いていた姪御さんなのね。
 あのような純粋な時代を経て、チェ一族になるわけね。

宮廷女官チャングムの誓い 前編

日本放送出版協会 (2005.2)
通常2-3日以内に発送します。

関連サイト
Make-chu’s Notes
韓ドラのたまり場
@もろいことない?チャングムにくびったけ!
日々のひとりごと

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