エンジン(4)

ラストラン

「ラストラン」エンジン Lap10 ☆☆☆☆
脚本:井上由美子 音楽:菅野祐悟 演出:平野眞

 神埼次郎(木村拓哉)はコースを走る。タイムは41秒726。
 予選前のセッションで39は切ってくれと菅原比呂人(青木伸輔)が言ってくる。
 ただしペースを乱されたくないので、このサーキットは使うなと釘を差される。
 このサーキットは菅原のスポンサーがお金を出していた。

 田口奈央(大平奈津美)と二宮ユキエ(夏帆)が「風の丘ホーム」まで来る。
 しかしユキエは心配かけるからと目の前に来て及び腰。
 そんな時二人は水越朋美(小雪)が近隣住民・久美(芦川よしみ)に頭を下げて「風の丘ホーム」存続を訴えているのを見る。
 朋美先生に声をかける二人。

 一方鳥居元一郎(堺雅人)は次郎の所に行く。
 次郎がレースの賞金をホームに存続に使うと言ったおかげで、
朋美先生まで近所を回って頭を下げ続けていると訴える(次郎のトレーニングに付き合いながら)。
 あなたがレースに勝たなかったらどうするんですかと言う元兄に、
次郎は勝てなかった時の事は考えていないと言う。
 一度でも負けた時の事を考えちゃうと怖くなって走れなくなると。
 元兄はこれ以上彼女を振り回すなと言う。
 「じゃ、止めたら」と次郎、いきなり元兄の体を回して後ろから抱きしめ、
「朋美先生、行くな、ガシッ、って。…気になるんでしょ、彼女の事」
 「いや、そりゃあ、少しは、気になりますよ。彼女は、いつも…」
 元兄の言葉を最後まで聞かずに、次郎、次のトレーニングへと行く。追いかける元兄。
 (元兄、可愛いぞ!ひょっとこ顔で走る元兄、超ラブリー!)

 奈央とユキエ、たこ焼きをおごってもらっている。
 朋美先生がお茶を買いに行っている間に、二人、例の保護者達を見つけ、訴えに行く。
 「逃げるの」と久美の袖を掴む奈央。久美、奈央を突き飛ばす。
 あくまで態度悪い彼女に、奈央、たこ焼きを投げつける
(この女性達があまりにカリカチュアされていて、そこが違和感。
養護施設や犯罪者の子供にひどい偏見を持っている人はいると思うけど、もっとリアルに出来なかったかな。
確かに漫画みたいな態度を見ることはあるが)。

 朋美先生と元兄があやまりに行くと言うと、
次郎がやったのは奈央達なんだから奈央達があやまるべきだと言う(正論だな。いつも結構正論を言う次郎)。
 あやまりたくないと奈央。「だって、あのオバゴンズ、ひどいんだもん」
 「武器使ったのはおまえらだろ。悪いじゃねえかよ」朋美先生「奈央ちゃん達は武器なんて使ってません」
 「たこ焼き投げたんじゃないの」奈央「たこ焼きだよ」
 「たこ焼きだぞ!そもそも何食い物投げてんだよ。
あのなあ、鯛焼きだろうが、もんじゃ焼きだろうが、拳銃だろうが一緒なの。武器使うなんて卑怯じゃねえかよ。
いや、言いたい事をどんだけ言おうが構わないとと思うけどさあ、
卑怯な事やっちゃったんだからおまえらちゃんとあやまってこいよ」
 謝りに行く奈央。
 久美「なあに、子供まで使って、こんなとこまで来て。いい加減にしてよ。
ここはあたくしのうちなんですからねえ」
 「あの風の丘ホームは私達の家だったんです。だからつい熱くなっちゃって。ホントにごめんなさい」
 久美の後ろの方の眼鏡の女性(サユリ 橘ユキコ)、それを聞いてふと胸をつかれた表情になる。
 久美、うちには来ないで、どこか別に場所を設けて言い分を言ってと言う。その時他の人達を連れて行くそうだ。

 ジムで腹筋している次郎。鏡に暗ーく、こちらを伺っている男が映っていた…。
 元兄だった。(ホラーよ、ホラー…。これが「リング」だったら…)
 「すいません、トレーニング中」「いや、全然。良いですけど。なんすか。ひょっとして俺の事好きなんすか」
 「子供達に会ってきました」「あ、そうなんだ」「みんな、あなたがレースに出るのを楽しみにしていますよ」
 「あ、ほんとう」「みんな、がっかりしますねえ。もし、勝てなかったら」「だよねえ」
 「少し心配になってきたんです。
あんなに楽しみにしていると、もし勝てなかったらその分落胆が大きいんじゃないかと。勝てそうですか?」
 「だからそのつもりですって」「素朴な疑問なんですが」「はい」「あなたは普通の神経の持ち主ですよね」
 「ホントに素朴ですね」「しんどくないですか。そんなに勝つことばかり考えて」…
 「えらいしんどいよ。しんどくても俺、それしかやり方知らないから」「あなたにとって勝つ事が守る事なんですね」 「分かったような事言っちゃって、もう」
 「勝ってください!
「風の丘ホーム」の事がどうとか、子供達とか、朋美先生とか、全部抜きにして、
あなたに勝って欲しいと思ったんです。
男として。…勝ってください!レースに」
 うなづく次郎。差し入れの飲み物を差し出す元兄。こぶしを打ち合わせようと上げる次郎。こぶしを上げる元兄。 こぶしとこぶしをぶつける二人。(元兄にとっては痛かったらしいが…)

 説明会の準備をする朋美先生と春山万里夫(角野卓造)。一方、予選前のセッション。
 比呂人が人目を気にしながら、次郎のマシンに近づく。
 比呂人がマシンに触っているのを見て声をかける伊吹テツヤ(石垣佑磨)。
 大先輩のマシンはどんなセッティングかなと思ったんだそうだ。説明会には時間になっても人が来ない。
 鳥居先生が来る。次郎、マシンがスピンし、止まる。そのまま又走り始める次郎。
 鳥居先生はねばってみたいと思ったと言う。一人、住民が現れる。あの眼鏡の人だった。
 誰も来ないと報せに来たのだ。みんなで示し合わせているそうだ。
 彼女は「風の丘ホーム」に賛成しているわけではない。ただ奈央達の顔が浮かんできっちゃったんだそうだ。
 その場で倒れこむ朋美先生
(朝から晩まで、雨が降ろうが、槍が降ろうが(振ってないけど)、風の丘ホームのために頑張ってたから)。
 次郎のタイムは38秒281だった。
 次郎、マシンがおかしいのに気づいていただろうが、何も言わない(指、脱臼。ちょっと問題)。テツヤが気づく。  思い浮かぶのは次郎のマシンに近くに居た菅原。菅原、一之瀬新作監督(泉谷しげる)に呼ばれる。
 スタート前とブレーキバランスが違っていたのだ。やめると言って来る菅原。
 スピードスターレーシングから誘われていたそうだ。

 風の丘ホームで寝かされている朋美先生。その部屋に来る次郎。朋美先生、次郎の指に気づく。
 大丈夫かと言う彼女に、全然平気と次郎。強いて言えば指きりはお預けって感じだそうだ。
 にっこり笑って頭を枕につける朋美先生。
 末永たまき(岡本綾)が言っていた引退がかかってるという言葉が気になり、次郎にきこうとするが、
次郎は座ったまま寝ていた。

感想:嗚呼、元兄、可愛い~!!身もだえしちゃう~!可愛い元兄が沢山見れて満足です。
 次郎、結構まともですよね。
 世間で考えられている常識ではなく、自分で考えて、正しいと思うことを言っている。
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バイバイ次郎

「バイバイ次郎」エンジン Lap8 ☆☆☆☆
脚本:井上由美子 音楽:菅野祐悟 演出:平野眞

 明日、今後の事について話したいと言う一之瀬新作監督(泉谷しげる)。
 末永たまき(岡本綾)が監督に神崎次郎(木村拓哉)を走らせてくださいと頼んだからだ。
 しかし明日は予定があると断る次郎。

 次郎は「風の丘ホーム」の子供達を彼らを引き取ってくれる施設にバスで送り届けるために運転席につく。
 フロントガラスに子供達の送り先を書いた紙を貼っつけていく。聖ロサリナホームには大輔、周平、盛男、明。
 子供の森学園には徹と葵。風香園には春海、奈央、ユキエ。希望のひかり園には美冴と俊太。

 「聖ロサリナホーム」。俺が面倒みると頼もしい事を言う塩谷大輔(石田法嗣)。
 平山盛男(小杉茂一郎)がマヨネーズをバスに忘れたので送り届ける次郎。次郎を見てさよならと言う盛男。
 ほら吹き刀根明(広田亮平)は次郎にもうレーサーだと嘘つくなよと言う。
 そして大輔は頭を下げて「さよなら」と言う。草間周平(中島裕翔)にクイズを出す次郎。
 「バスの運転手さんはいっつも帽子をかぶってます。どうしてでしょうか」「教えてください」と周平。
 「じゃ、今度な」と次郎。「今度はありませんよ。今日でお別れですから」「今度つったら今度なんだよ」
 去る次郎達。
 「何なんでしょうねえ、バスの運転手さんがいつも帽子をかぶってる理由って」と春山万里夫(角野卓造)。
 「無謀運転しないためですよ」と周平。周平はわかってたのだ。

 一方「風の丘ホーム」では小森七恵(岡真由)が新しいおうちに行きたくないとテーブルの足にしがみつく。
(かわいすぎるぞ、岡真由ちゃん!リアル、ペコチャン!)
 しかしちひろ(松下由樹)に説得され、テーブルの下から出てくる。

 子供の森学園。「次郎をよろしくね」と水越朋美(小雪)に言う園部葵(佐藤未来)。
 「彼、子供みたいだから朋美先生みたいに真面目な人が側についてないと何するかわかんないでしょ」
 鳥居元一郎(堺雅人)、それを聞いてなんとも言えない表情で上を見上げる。葵に浮気するなよと次郎。
 しかしあっさり振られる。「お互い新しい道を歩みましょうね」
 元にい、次郎の横の窓を開けてもらい、「あなたともこれでお別れになりますかね」
 「一度ゆっくりお話ししてみたかったですね」「そうなの?」と意外そうな次郎。
 「僕は子供と付き合うのに常に経験を優先させてきました。
 だけどあなたはそんな事お構いなしに子供達の中に土足で踏み込んでくる」「土足」
 「その土足を子供達が多少なりとも喜んでいたのは認めざるおえない。
それがなんなのか知りたかったものですから。では」
 去っていく元にい。徹(有岡大貴)と葵と一緒に手を振る元にい。

 風香園。便所に行くとバスから出る次郎。「有難う、次郎」と手を出す星野美冴(上野樹里)。
 手が濡れてるからと握手しようとしない次郎。「照れてる」と樋田春海(戸田恵梨香)に言われる。
 次郎、美冴に水をかけてホントに手が濡れてるんだと証明してから、握手する。美冴、朋美とも握手する。
 田口奈央(大平奈津美)と握手する朋美。そして二宮ユキエ(夏帆)に声をかけ、手を差し出す朋美。
 ぬいぐるみを抱きしめているユキエ、握手しようとしない。バスに戻ろうとする美冴を泣きそうな顔で見るユキエ。 「美冴」と引き止める次郎。
 美冴、振り返らずに「甘やかしたらダメなんだってば。今日から別々に暮らすんだもの。
泣かないって約束したじゃん、もう」
 次郎、ユキエの前に立ち、「妹はもう卒業しろって」「卒業?」ユキエ、次郎に美冴へのぬいぐるみを託す。
 ぬいぐるみを掲げて、振って「大事にするよ」と言う美冴。

 希望のひかり学園。最後の紙をはがす次郎。ポケットには今までのくしゃくしゃになった紙が入っている。
 ラジオはポンコツで入らない。金村俊太(小室優太)が「明日も来る?」と次郎にきく。
 「明日は来ねえんじゃないかな」と次郎。「じゃ、今度いつ来る?」美冴が俊太に声をかけて連れて行く。
 後ろを振り向く次郎。誰もいない。ラジオをつけても何も入らず、ため息をつき「だよね」と言う。
 朋美を乗せて出発する次郎。俊太が走って追っかけてくるのに気づく(俊太をおっかける美冴)。
 気づいても止めない次郎。次郎の名を呼び追いかける俊太。次郎、結局バスを止める。次郎、帽子で涙を隠す。 「どうしてちゃんと答えてくれないの。今度いつ来るのってきいたのに」
 「ゴメンな。わかんねえからさあ、次いつ行けるか。だから答えられねえよ」
 「ごめん」と言う言葉を言いながら俊太をかかえて振り回す次郎。
 顔を抑えてしゃがみ込んじゃう次郎に「もう一回」と何度も言う俊太。美冴が俊太に「泣かないの」と涙声で言う。 「何でだよ!」と次郎「えっ」「何で泣いちゃいけねえんだよ」「だって泣いたって仕方ないし」
 「おめえらガキだろ!いい年こいてさあ、泣いてる俺はかっこ悪いけれどおめえらガキだろ。
だったら泣きたい時泣いたって構わないだろ。悲しかったらその分泣いたって良いだろ!」
 「止めてよ。止まらなくなるだけだから」
 「何でおまえ、そうやって物分り良くなるんだよ。何でそんなに急いで大人になりたがるんだよ!」
 「だって泣いてってしょうがないじゃん!泣いたら又みんなと一緒に暮らせるの?
泣いたら又みんなと一緒にいられるの!違うでしょ、泣いたってどうにもならないじゃん!!」
 美冴、俊太を連れて次郎の前に立つ。「泣いたってどうにもならないじゃん」
 次郎、美冴を抱き寄せる、俊太も抱き寄せる。

 風の丘ホーム。次郎、猛(原田芳雄)に「ホントにこれで良かったのか」と抗議する。次
 郎はくしゃくしゃの紙を猛の前に置いて去る。子供達の名前と行き先を書いた紙。

感想:次郎って子供達に他の人と対するのと同じように対しているのよね。
 可哀想だから守ってあげなきゃという態度でもなく、親のいない子供はうさんくさいというような態度でもなく。
 だから子供達も次郎には何の気負いもなく接する事が出来る。普通にふつうに。

 葵ちゃん、ませませなセリフだけど、子供が子供らしいセリフを吐くなんて大人の幻想よね。
 「さんまのスーパーからくりTV」を見てよくわかった。

 泣くのはストレス解消になります。確かに泣くと顔が醜くなるけど。感情出せた方が健康に良い。

 元にいの思いは届かないみたいです。
 元にいの微妙な表情しぐさは可愛いですが、男の魅力とまではいきません。残念です。
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rosaのひとり言
どらまにあ
てれび日和
LOVELY TELLY
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僕と君の秘密

「僕と君の秘密」エンジン Lap5 ☆☆☆☆☆
脚本:井上由美子 音楽:菅野祐悟 演出:西谷弘

 園部徹(有岡大貴)が妹の葵(佐藤未来)と一緒に歩いていると徹の同級生達が絡んでくる。
 「逃げんのかよ、飯田君」と言う同級生の声に立ち止まる徹。妹を先に一人で帰らせる。「余計な事言うな」
 「うっせえよ。全部知ってんだぞ、俺ら」「お願いします。黙っててください」
 「おまえの親父、ホントは生きてんだってな。刑務所にいるんだ…」徹、同級生を殴る。

 「風の丘ホーム」に徹が殴った同級生達の母親が現れる。
 彼女らは徹の父親が刑務所に入っていると聞いていた
 (親が不信感を子供に伝えるから子供が半ば親公認の気持ちでいじめに走るんだよな)。
 説明せよと言う親達にその事はお答えできないと神崎猛(原田芳雄)。
 徹はなぜ殴ったのかと他の子達に聞かれるが何も答えない。いたたまれなくなって一人部屋を出る徹。
 追いかける鳥居元一郎(堺雅人)。徹は元一郎に同級生達が葵の前で事件の事を言おうとしたと話す。
 葵自身は両親は事故で死んだと思っているのだ。
 帰ってきた次郎(木村拓哉)、同級生の母親達の車にはばまれ、自分の車を車庫入れ出来ない。
 親達に車をどけさせる。

 夕食。重苦しい雰囲気。猛が立て続けにかかってくる電話に対処している声が聞こえてくる。
 何とか明るくしようと隠し味について牛久保瑛子(高島礼子)に聞く水越朋美(小雪)や元一郎やちひろ(松下由樹)。
 しかし「わざとらしい」と星野美冴(上野樹里)に言われる。
 それをきっかけにいっせいにスプーンを置く子供達(次郎は食べ続ける)。
 「ホントの事教えてよ。このウチでは秘密なんか無いと思ってた。
 学校じゃ言えないような事も言えると思ってたのに」
 「美冴」と元一郎が言いかけるが、それにかぶさるように美冴は「違うの?!」と声を大きくする。
 そんな重苦しい雰囲気を無視して「ご馳走様でした」と立上がる次郎。
 次郎、瑛子に隠し味を耳打ちし「正解!」と言われる。「よっしゃあ!」とガッツポーズをして部屋に戻る次郎。

 部屋で整備の勉強をしている次郎(首の運動も同時にしている)。そこに葵が来る。「しりとりしよう」
 「するわけねえだろ。仕事してるってんじゃねえかよ」「カメ」「迷惑です。出てって下さい」「イ?!インコ」
 「そう言うつもりで言ってんじゃねえよ。子供はさっさと寝やがれ」「レ?レ~?」
 「はい、出てこない。おまえの負け。はい、おしまい!」「レーサー。…レーサー」と徹が現れ続けてしまう。
 「レーサー。レエサア。アイスクリーム!」
 「ム。無理。もう出来、もう出来ませン!ああオシマイだ。ああ、言っちゃたあ。
 負けちゃったあ」と言いながら子供達を部屋から追い出す。
 しかし徹が戻って来る。「何だよ」と次郎。徹、一旦戻りかけるが、次郎が呼び止める。
 彼の曲がった眼鏡が気になったのだ。眼鏡をヒントに整備のヒントをつかむ。

 親達が大挙して押しかけてくる。朋美は次郎に子供達をバスでどっかに連れて行ってくれと頼む。
 サーキットに連れて行く事になる。

 一方ホームでは「追跡スクープ。南豊越六丁目マンション内殺人事件。夫が妻を殺害。不倫に逆上して。
 飯田仁容疑者、幼き兄妹残して…。キレた!!交際に腹立て、妻とその恋人を刺殺。
 鋭利な刃物でめった刺し」と見出しが躍る週刊誌を猛に突きつけ
 「この飯田容疑者と言うのは園部君のお父さんと言うのは間違いないんでしょう?」と言う保護者。
 お答えできないと猛。保護者達の要求は園部の転校だった。笛吹きケトルの笛が鳴り,牛久保瑛子が止める。  「それくらいにしたらどうですか?」「お手伝いさんは黙ってて」
 「調理師です。あなた達、絶対に自分は間違いを犯さないとでも思ってるんですか。
 もし自分が何か罪を犯したら自分の子供達が同じ目に会うんですよ。お引取り下さい。
 あなた方がここにいては子供達が帰って来れないんです」

 サーキットに着いた子供達。次郎は整備を始める。子供達もレースカーの周りに集まる。
 そこに車の不調を気にした菅原比呂人(青木伸輔)達が現れる。
 自分のマシンに勝手に触っていた次郎に菅原は怒る。ただ黙ってあやまる次郎。
 しかしマシンの不調は直っていた。驚く比呂人。マシンを見た伊吹テツヤ(石垣佑磨)が「先輩」と呟く。
 「帰るぞ」と比呂人。「先輩、どうしてわかったんだろ。メカニックやってきた俺達でもわかんなかったのに」
 「コースで走った奴で無いとわからない。ただそれだけの事だ。行くぞ!」
 一方次郎は無言の子供達に囲まれていた。みんな不信の目。
 レーサーだと言っていた次郎は整備士だったのだ。「嘘つき」と刀根明(広田亮平)君。「嘘つきはおまえだろ」  「次郎だよ!」周りからも同様の声が出る。「俺は吐いてねえよ、別に嘘なんか」
 「レーサーって言ったのに」と二宮ユキエ(夏帆)。
 「いやだからレーサーは今休業中で、今勉強してんの、次のレースに復帰するために」
 「言い訳じゃん」と樋田春海(戸田恵梨香)。「そっかなあ」「そっかなあって…」
 「くだらない見栄張って」と田口奈央(大平奈津美)。「かっこ悪い」と美冴。
 「いや、みんな、そこまで言うのは…」と朋美がかばおうとするが、
「嘘をついたのは事実じゃないですか」と草間周平(中島裕翔)が言う。
 「あきれるよな。帰ろうぜ」と塩谷大輔(石田法嗣)。
 朋美が彼を引きとめ、「で、でも、次郎兄さんにも深い理由があっての…」と言うと、
「無いよ、そんなの、別に」と次郎。
 「はい、そうです。嘘ついたんです、見栄張ったんです!カッコつけたんです!!
 良いじゃねえか、人間なんだから、嘘ぐらいついたってさあ。
 いやあのなあ、じゃあ、大人にはなあ、いろいろこう事情っつうものがあって、あれと一緒だよ、
シチューの隠し味と同じでなあ、知らねえ方がうまい事だってあんだよ。
 いちいちうるせえなあ、ぎゃあぎゃあ、ぎゃあぎゃあ」と次郎、この場を去ろうとする。
 「逃げんのかよ!!」と大輔。
 「うるせーんだよ、まったく!ホントの事言いたくても、言えねえ時ってあるんだよ!
 家族にだって言えねえ時ってのがあるんだよ!ごめん。ごめんなさい」
 次郎、頭を下げる。去る次郎。追いかける葵。朋美が子供達をとりあえずバスに乗せる。
 徹一人外に残っている。「ごめん、黙ってて。僕と葵のお父さんは…」「もういいよ、徹」と大輔。「お父さんは…」 「ホントに、いいよ、何も言わなくて」と春海。「でも…」「徹、ごめんね、無理に聞いて」と美冴。
 「もう聞かない。ごめんなさい」と頭を下げる美冴。子供達も次々にごめんなさいと言う。
 「葵が小さかったから…。何も知らないんだ。僕はどんなに苦しくても良いんだ。
 でも葵だけは守らなきゃいけない。どんな事をしても守っていくんだ」
 一方葵と次郎。「怒られたの?大丈夫?」「うん」「まあ人間いろいろあるよ」「だよなあ」
 「ねえ次郎、私も嘘ついてたんだ。教えてあげよっかあ、私ねえ知ってるんだよ」「何を」
 「ママが事故で死んだんじゃない事も、パパが生きてるって事も。
 みんな、私が小さかったから隠してたけど、テレビのニュースでもやってたし、わかっちゃった」
 「そっか」「でもね、ずっと知らないままにするの、私」「何で」「だってお兄ちゃんに心配かけたくないもん」
 「そっか」「お兄ちゃん、可哀想だから」(妹が知ってるってわかった方が、お兄ちゃん、楽になるんじゃないかな) 「なあ、おまえ良い女になるかもな」「ほんと?」「どうかな?よし、行くぞ、ほら」立上がる次郎。
 葵、次郎の腕にしがみついてくる。「何だよ」「良い女になるって言ったじゃない」「十年早いよ、バカ」
 外には今の会話を盗み聞きして泣いている朋美。葵、自分の髪留めを朋美先生にあげる。
 「これ付けると、恋人出来るよ」「ほんと?」「どうかな」(似合わないから、付けない方が良いと思う)
 次郎がバスに近づいたので、子供達寝たふりをする。
 次郎、子供達一人一人の名をそっと呼び、「約束する。俺、必ずドライバーに復帰してやるな。
もう一回、表彰台に登ってやる」
 朋美と指切りする次郎。それを見てにっこりする子供達。

感想

 大人は子供に嘘をつくのは悪い事ですとただ単純に教えるから、子供は嘘をついたというだけで、
罪人扱いする。
 まだ若いから、自分のダメさ加減を思い知らされる事も無いし…。
 嘘つかない方が良いに決まっているけれど、なかなかねえ…。

 親達ってホントにあんなステレオタイプなのかな。まあ、ひどい親もいるだろうが、人それぞれだと思う。
 これ、ドラマだから、単純になっちゃうね。
 (自分だったらどうかを考えてみたら、保護者の誘いに疑いの言葉は言うと思うけれど、必死になって止めようとはしないだろうし、参加もしないだろうから、あそこに集まるのは人の立場に立って物事を考えられない人ばかりになるという事はあるかなと思いました)

 このドラマ、レースのシーンは無視して、子供たちとやまなみさんのシーンだけしっかり見てたりする。
 レーサーの次郎には興味がないが、子供たちと接している時の次郎は良い。

このサイトを読むと、私がドラマについて書くことはない気がしてくるほど、詳しいです。
でもブログは趣味ですから書くけど…。
どらまにあ


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13番目の子供現る

「13番目の子供現る」エンジン Lap 1 ☆☆☆☆
脚本:井上由美子 音楽:菅野祐悟 演出:西谷弘 次郎のテーマ「Angel」AERO SMITH エンディングテーマ「I can see clearly now」Jimmy Cliff

 神崎次郎(木村拓哉)はセカンドドライバーなのにファーストドライバーのクリス・ロビン(浅沼コリン)の走りを邪魔して、
ついには彼を殴ってしまう。
 当然クビになる。行き先の無い彼はとりあえず実家に戻ろうとする。

 彼は駅で少年にお金をせびられる。彼が断っても少年はうるさくまとわりつく。
 「むか~しむか~し、イタリアのある古い街で物好きな医者が集まってカーレースやったんだと」
 「医者がカーレース?」
 「で、一台だけたいして実力もないのにスピードを出してクラッシュしたんだってよ。さあここで問題です。
 一体何科の医者の車がぶっ壊れたんでしょうか」
 「歯科医です。車を壊す廃車と歯医者のダジャレでしょ、単なる」
 答えられて、ふてくされたような態度の次郎、少年を見て言う。「でも、金貸さねえかんな」
 「あの~、僕も問題出しても良いでしょうか」「駄目」
 「で、あなたが答えられなかったら千円貸してもらえませんか」「やだ」しばらくの間。
 「言えよ、気になんだろ、おめえ」
 「では!十円玉と百円玉と千円札が散歩していました。そこにスピード違反の車が突っ込んできました。
 さて助かったのはどれでしょう」
 次郎、十円玉と百円玉と千円札を出して考え始める。
 彼が答えられないうちに少年はお金を取って逃げようとする。
 次郎が少年を捕らえると、少年はあばれ、女が少年を助ける。少年は草間周平(中島裕翔)。
 女は水越朋美(小雪)。そしてもう一人の女は次郎の姉のちひろ(松下由樹)。
 実家は児童養護施設「風の丘ホーム」になっていた。
 少年は里親から養護施設に戻され、そこから逃げてきたのだ。
 父親の猛(原田芳雄)と次郎の間はあまりうまく行っていなかったが、次郎は養護施設で暮らす事になる。

 周平と一緒の部屋の高校生、塩谷大輔(石田法嗣)との仲は初日からうまくいかなかった。
 周平は真っ暗だと眠れないが、大輔は真っ暗でないと眠れないのだった。
 次の日周平が大輔の物を片付けて(いい加減だが)、その事に大輔怒る。「甘いですね」と突然言う周平。
 「はあ!今なんつった?」「甘いって言ったんです」「俺の何処が甘いんだよ?」「言って良いんですか?」
 「言えよ」
 「ちゃんとした親がいるのに、暴力ふるって、それで施設に送られて、いらついてるなんて、
結局大人にかまってもらいたいんじゃないんですか。
 止めた方が良いですよ。
 大人なんか自分の言う事をきかせるだけで、こっちの言う事なんかまともに聞いてくれませんから」
 「わかったような事言ってんじゃねえよ。捨てられたのがそんな偉いか」本気で周平に怒る大輔。
 皆が集まってくる。止めに入る水越。暴れる大輔。そこに次郎、帰ってくる。
 大輔が周平を床に押し倒している状況を無視して、床に押し倒されてる周平にクイズの答えを言う次郎。
 答えは千円。なぜなら千円は四桁、よけた。正解がわかって喜ぶ次郎。
 その様にすっかり冷める大輔、周平を放す。次郎、周平に千円を返せと言う。
 「おっ、レースクイーン」と言って周平の気をそらし、すかさず彼を押さえ込んで金を取ろうとする次郎。
 笑い声を上げる周平。水越に顔、腫れてないかと言う次郎。鏡を見る水越。「もともと?」と失礼な事を言う次郎。 笑い声が起こる。

感想

 キムタク苦手なはずなのに、これは大丈夫そうだ。あまりにガキで可愛いからか…。
 子供が気になるからか…(やまなみさんも出てるし…)。
 次郎があまりに子供で、それが子供達のガス抜きになっている感じ。

memo:星野美冴(上野樹里):クールな感じの高校3年生。大学受験に悩んでる。(一家離散。姉御肌の仕切りやさん。責任感が人一倍強い)樋田春海(ひだはるみ 戸田恵梨香))高校2年生。コンビニで働いている。姉御肌。(離婚した母が男を渡り歩く。八方美人な少女)塩谷大輔:高校1年生。親は医者。(父親はエリート医者。乱暴な言動が多い)田口奈央(大平奈津美)。中2。ちょっと丸顔が可愛い。元気。川原で一人、歌って踊っている。オーディションを受けるつもりらしい。(父が病気で入院。母は水商売。おしゃべりな子)園部徹(有岡大貴)。中2。眼鏡。パトカーを見て複雑な顔。(父は犯罪者。無口だが妹思い)二宮ユキエ(夏帆)中1。内気な感じ。ぬいぐるみを直している。(生活力のない母の虐待を受けていた。のろまで泣き虫)平山盛男(小杉茂一郎)でぶ。パチンコ屋でパチンコをしている大人の顔を覗き込んでいる(パチンコ玉を捜しているわけではないよね)。(父は酒とギャンブルで借金。母は家出。愛嬌があり、力持ちである)刀根明(広田亮平)小3。将来は詐欺師か弁護士。学校で孤立している。(女優の隠し子。虚言癖がある)園部葵(佐藤未来)。小1。徹の妹。兄の事は好きみたい。(霊感があり、明るい子)金村俊太(小室優太)。小学校前。一人、焚き火を見ている。(一家心中の生き残り。いつも笑顔を絶やさない)小森七恵(岡真由)2歳。(母親は高校生。猛から離れない)草間周平。小5。(ごみ箱に捨てられていた。頭が良くてリアリストの大人嫌い。)

こちらフジテレビ

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