ラブ・シャッフル(2)

ラブ・シャッフル 第7話

「ラブ・シャッフル」第7話
脚本:野島伸司 主題歌:アース・ウィンド&ファイアー「FANTASY」演出:山室大輔

 「ええと、菊リンの恋人は、Oちゃんに似ている、ここまでは良いよな」「うん」「で、菊リンは男で、相手も、男」
 「あっ」「でことは、要するに菊リンは…」「うんっ」
 明かりがともり、「何してるの」と笑顔の菊リンこと菊田正人(谷原章介)。
 「ゲーイ!」とすごい形相で叫ぶ宇佐美啓(玉木宏)と逢沢愛瑠(香里奈)だったが、
「正確に言うとバイなんだ。どうしても女性がダメと言うわけでは無い」
 「あっ、あの、誤解しないでね、菊リン。あの私達別にそういうのに偏見とかあるわけでは無いからね、ウサ」
 「あっ、あのちょっと、驚いただけっていうか、はっ」

 ロビー。世良旺次郎(松田翔太)が菊リンにカメラの説明をしている。
 その様を中止するうさの耳を引っ張り「あんた、見過ぎ!」と注意を与えるアイアイ。「そう?気を付ける」
 「だから素人にも良い写真撮れるんだ。ホント最近のデジカメは」「芸が細かいから」
 ビールを吹いてしまう敏感すぎるうさ。「あっ知ってた?菊リン一輪車に乗れるんだってさ」
 「へえ、意外と芸達者なんだ」その言葉に吹くアイアイ。菊リン、論文を仕上げたいと部屋に去る。「お休み」
 「お休みなさい」「バーイ」とO。二人とも吹く。

 O次郎の携帯にはいつの間にかタラちゃんズのストラップが付けられていた。

 O次郎と香川芽衣(貫地谷しほり)のデートの横に大石諭吉(DAIGO)が。ストラップは盗聴器だった。
 芽衣のジョギングについていけない旺次郎。その横を諭吉の自転車が駆け抜ける。

 うさが早川海里(吉高由里子)を家に送ったらお父様(早川毅 美木良介)がいた。
 ボーリングをしたと言うと付き指をしていないか確かめ、
「娘はアーティストなんだ。この指は芸術を生みだす源なんだ。それをボーリングなどやらせて!」とうさ怒られる。 「アトリエに戻って絵を描くんだ」とパパ。「パパ、あたし絵を描くと頭が痛くなるの」
 「それは薬のせいだ。あの藪医者の薬は止めれば良い」「薬は飲んでない!」
 「良いから描くんだ。描いて描いて描きまくるんだ!」と引っ張っていく。

 芽衣と諭吉は夕陽を見て綺麗と思う。

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 芽衣と旺次郎は二人で夕食を作り始める。
 芽衣が啓以外の気になる人の名前を言いそうになる。
 旺次郎がタラチャンズのストラップが邪魔だと水が溜まった残飯入れに捨てる。

 うさと旺次郎と菊リンで海里の父親についてお電話。菊りんによると母親は蒸発したらしい。携帯も禁止らしい。 恋愛禁止。海里は死にたがる原因は父親か。最近明るくなってきたと思わないと菊リン。
 旺次郎が原因では無いか。海里はただのペットだと旺次郎は主張。「ペットなら死んでも構わない?」と菊リン。 「鬼だね。飼えなくて捨てる無責任な飼い主」とうさタン。そしてその話は夜にでもと菊リンは会話を終わらせる。 目の前には海里。「うさタンはホントに良い奴だ。単純で扱いやすい。
 Oちゃんも口ではああ言ってるが、さて、本心はどうだろう」

 一緒に料理を作ろうとしているアイアイと芽衣。芽衣は啓と元に戻ろうかと思っている話をする。
 アイアイの顔色が悪くなる。アイアイ倒れる。めまいで倒れたそうだ。

 諭吉には上条玲子(小島聖)の夫に見覚えがあった。区会議員から国政選挙に立候補すると言う噂。
 玲子の父の選挙区を継いで。

 旺次郎はラブホテルから出てきた車に玲子の夫裕也(尾美としのり)と知らない女を見る。

 啓さえ良かったら結婚してくださいと言う芽衣。「そりゃもちろん」と言う敬。「でも、どうして急に?」
 「少し、大人になったんだと」「大人に?」「うん」「いや、結婚してくれるならこの際何でも良いんだけど」
 「何でも?」「あっ、ううん、ごめん。つまり、俺の方はいつでも、ウェルカムだったって事」
 「私のわがままで今までずっと振り回してホントにごめんなさい。
それにいい加減にしろ、おまえなんかもう良いと思わないでくれてありがとう」
 「思うはずないさ。だって、俺は、芽衣の事が…」その先が言えなくなっている啓だった。

 旺次郎と芽衣が運動場でデートしてる横には草むしりのふりをしている諭吉。
 なんと芽衣の気になる人の正体は諭吉。

 啓は海里のモデルをしていた。

 「啓はほら、小学校の体育の時間、みんなの前で見本で跳び箱を跳ぶ男の子。
カッコ良い!って女子みんなが憧れる。だけど諭吉さんは逆上がりの出来ない男の子。
放課後一生懸命練習してる」
 「そっちの方が妙に気になりだした」「たぶん相性なんだと思う。
競争率の高い人は最初は選ばれた感じがして気持ち良いけど、
自分も背伸びをしなくちゃいけないからだんだん疲れちゃう」
 「諭吉は疲れない?」「頑張って、ほらもう少しで出来るって…」「ちょっと上から目線だ」
 「ううん。私もダメな所が沢山あるから。そう言う所は下から目線」
 「二人して頑張れ頑張れって違う部分を励まし合える」
 「啓の時みたいなドキドキは無いの。ビビッとも来ない。だけど、なんかキュンッってする。可愛いなあって」

 啓は海里が不幸な環境にいると思うと複雑だと言う。来週誕生日と聞かせられたし。
 「旺次郎に言ったんだ、せめて誕生日まで側にいて見守ってやったらって。
お前しかいないだろ、あの子が恋してんなら。だけどあいつホントに冷たいって…」
 「しっ」と愛里。お父様が聞いていた。
 「誰なんだ、そのオウジロウと言うのは。海里、そんな奴のせいで絵が進まないんだな。そうなんだな!」
 「痛いよ、パパ」「止めてください、絵なんてどうだっていいじゃないですか」「君は芸術を愚弄するのか」
 「芸術なんてなくたって人は死にはしない。だけど愛が無きゃ人は死ぬんだ」「二流モデルが何を偉そうに」
 「俺はモデルじゃない」「じゃなんなんだ」「スーパーモデルだよ」

 愛瑠は菊リンに紹介されたイケメン亀井五郎(袴田吉彦)とデート。しかしデートを楽しめない。

 「あんた娘が菊リンのとこ通ってんだから、おかしくなってる事知ってんだろ!?
何度もリスカしてんのわかってって、嫌がってるのに絵を描けっておかしいだろ。
何が描いて描いて描きまくれだよ。自分の背中でも掻いてろってんだよ」
 「芸術家は色んな物を犠牲にするものなんだ」
 「娘を殺す気か。ゴッホみたいに自殺すれば値段が上がるって商売根性か」
 「私達親子の事は私達にしかわからないんだ。そうだろう、なあ、海里」「あんたなんかもう親父じゃねえんだよ。娘を殺そうとする親なんか他人以下さ。海里ちゃん、出てった方が良い。こんな家なんか出てってどっか…」
 「無いよ」「えっ」「行くとこなんかないよ」「でも」
 「ハハハ、わかっただろう。出て行くのは貴様の方だ。不法侵入で警察を呼ぶぞ」旺次郎が来る。
 旺次郎に行くとこあるだろと言われ、彼の隣に行く海里。父親はスケッチブックを持たせ二人を見送る。
 その後嬉しそうなお父様。妻は蒸発では無く、海里を産んで亡くなっていた。海里は何度も死のうとした。
 ただ子供の頃から絵を描いてる時だけは夢中で何もかも忘れたかのように夢中で、
だから父親は海里が絵を描いてる時だけは安心で…泣き始める父親。啓は俺達が死なせないと約束する。

 啓は芽衣と結婚する事になったと携帯で諭吉に報告。
 おまえどこで何してるのと聞く啓に、諭吉は「鉄棒の練習です」と答える。彼はグラウンドの真ん中にいた。

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 シューマイを食べながら一人出てきた海里に後ろから菊リンが抱きつく。
 「予定通りだね。うまく潜り込めた。父親の束縛か。そんな物タナトスとは何の関係も無い。
いずれにしろ君は死ぬ。そうだね?海里」彼女はうなづく。

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 啓は愛瑠を探してプールに行く。海里が旺次郎の家に居候する事報告したら「ばっかじゃない」と愛瑠。「はっ」  「ブロイラーのニワトリみたい。近場ですぐにひっついちゃってさ」「そう言う言い方すんなよ」
 「卒業って映画あったでしょ」「ああ。ダスティン・ホフマンの?教会から花嫁連れ去る奴」
 「あの二人、その後絶対別れたと思わない?その時は盛り上がったけど」「何だよ、それ。夢が無いな」
 「…夢なんか無いのよ!恋愛に夢も希望も無いの!そんなの最初だけよ」
 「どうしたんだよ、おまえ。菊リンも言ってたけど、ここんとこマジでおかしいぞ」
 「おかしいのはアンタ達でしょ。離れてくっついったって、安い磁石みたいに、ばっかじゃないの。
もっと自分を見つめなさいよ。時には一人で自分を見つめなさいよ!」
 「アイアイ…」「嫌い!みんな嫌い!ラブシャーなんか嫌い。…ウサなんて…世界で一番…大嫌い」
 愛瑠、うさにキスする。「ごめん」「ごめんって…」愛瑠、満月に気づく。満月だからおかしかったんだと。

感想:菊リンが黒い…。愛瑠が死に、旺次郎が傷つき、その心の隙間に入り込むつもりか。怖い…。
 愛瑠は啓への気持に気づき始めたらしい。で、諭吉は芽衣を物にすると。
 海里ちゃんが死んじゃうのは嫌だなあ。うさ、頑張ってくれ。

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「ラブ・シャッフル」第4話

「ラブ・シャッフル」第4話
脚本:野島伸司 主題歌:アース・ウィンド&ファイアー「FANTASY」演出:山室大輔

 今回は宇佐美啓(玉木宏)と逢沢愛瑠(香里奈)、
大石諭吉(DAIGO)と香川芽衣(貫地谷しほり)のペアなので、協力しようと諭吉。
 芽衣は愛瑠が啓の事気に行ったら応援しても良いと思ってたと言う。諭吉は友情優先だと言う。
 芽衣が目の前で裸になってもかと啓が訊くと、「風邪をひくから、服を着てください」と言うそうだ。
 「どんな時でも笑顔絶やさず」「相手のアシスト考えます」「裸でいても」「服を着なさい」「風邪をひくから」
 「服を着なさい」「それが健康秘訣のタラチャンズ」と最後は声をそろえて言う二人。


 諭吉は芽衣とレストラン貸し切りにしてデート。
 駅の線路に落ちた人を救いだしたり、
おばあさんの手をつないで横断歩道を渡ったりと今時いませんよそんな人はとアシストを考え嘘をつく諭吉だったが、「啓に何か頼まれた?」ばればれ。
 自分見たいなつまらない人間に比べたら魅力的だと言ったら、
「あなたって良い人ね。普通自分を落としてまで、人を上げるなんてなかなか出来ないと思う」と言われてしまう。

 世良旺次郎(松田翔太)は早川海里(吉高由里子)の相手をしていた。「君は死にたいらしいがそれは嘘だ」
 「ホント」「周りの人に心配して欲しい、構ってほしい、ただそれだけ」「違う」
 「笑顔で答えて。何かが見えると言うのも嘘だ」「ホント」「だとしても幻覚で、薬のせいだ」
 「違う。薬は飲んでない」「この部屋にそんな奴はいない」「いる」「どこにもいない」…「いるよ」
 上の方を見上げる海里。「君は絵を描く。そうした発言はエセアーティストの願望が言わせてる」「違うよ」
 「見えない物が見える。普通と違う行動をわざとする。エキセントリックな性格を装う」「違うよ」
 「違わない。君は、自分に才能が無い事を知っている。父親の期待が重荷で、そっから逃げ出したいだけだ」… 「違うよ」「違わねえ!」

 菊田正人(谷原章介)
 「あなたは相手にはお酒を勧めないと聞きました。 だとすれば、僕はどうやらターゲットからはずされたらしい」 上条玲子(小島聖)
 「ううん、その逆。私がもっとも興味があるのはあなたよ。おいしい物は慌てずゆっくりといただく物でしょ」
 「光栄ですが、どうでしょう」
 「私は、ある事に気づいたの。あなたがこのラブシャッフルを支配してるんじゃないかって」「支配?」
 「順番を決めてるのはあなたでしょ」「考え過ぎですよ」「私をバカにしないで」

 アイアイはうさタンにユッキーはお金持ちだけどすごく屈折した所があると忠告するが、
元彼の悪口の言うなと啓。

 「たぶん、意味があるのは、最後のシャッフルの組み合わせ。つまり今週ね。あなたは何かの実験をしている」 玲子

 「俺はなあ、死にたいなんて言う奴は嫌いなんだよ。あっ?傷つきやすくてナイーブ?冗談じゃねえ。
鈍感だからそんな事言えんだよ。…死にてえなら、勝手に死ねよ」

 「失恋、嫉妬、憎悪、破滅、この世の終わり、思い知るが良い、偽者達よ」
 「あなたはストレス過多のようだ。そう言う話なら、診察室でお聞きしますよ」
 「私はもう一つ知っているわ。あなたの秘密を」

 アイアイはうさタンが諭吉をうざくなるのではないか、それで諭吉が傷つくのではないかと恐れていた。
 諭吉はいじめられ、不登校になり、株を覚えた。
 いじめた奴が就職している会社を買収してい、いつ辞めさせられるのかと脅えさせながら、
ずっと働かせるつもり。
 そんなの止めてってアイアイがお願いしたらようやく聞いてくれた。諭吉はたった一人の言う事だけを聞くのだ。 今はうさタンだそのたった一人の立場。しかしうさはどんな奴でも嫌いになったりしないと言う。
 アイアイがうさのストラップの事を聞く。半分のたらこにそれぞれうさと諭吉らしい顔が描かれている物。
 タラチャンズ(未練たらたらからつけられたコンビ名)。諭吉が作った物。
 「まさかとは思うけど、ここにGPSついてて、いつでもあなたがどこにいるのか調べているのかも」
 「ストーカーかよ」車のクラクションの音。諭吉と芽衣だった。
 アイアイとうさ、ストラップを見ながら、「うそだと言ってよ」「ジョー」

 「俺さあ、高校中退して、カメラ持って色々旅したんだよ。
戦場で撮った写真、新聞社で採用されて、最年少で賞なんかもらったりなんかして。でもあれは麻薬だな。
戦場ってのは麻薬だよ。どんどん刺激の強い、普通は誰も怖がって行かないようなとこ、競い合うようになるんだ。カンボジアで、一人の若い兵士が足を撃たれた。血が噴き出した。俺はその足を手当もしないで撮影した。
その時、その若い兵士が泣きながら俺に叫んだ。おまえ、その写真いくらで売り付けるんだってね。
それで俺は我にかえった。急に恥ずかしくなった。ジャーナリズムもくそもねえ。そんなの嘘っぱちさ。
自分の自己顕示欲なのさ。生きたくても、世界じゃごろごろ死んでく奴がいる。政治や宗教の犠牲でな。
だからさ、おまえが何で悩んでるのか知んないけど、そう簡単に死にたいなんて言うなよ。
どうせ死にもしねえくせに。生きたくても死ぬ奴が聞いたらマジ怒るぜ」
 「死ぬよ」「おまえなあ。なら死ねよ!
こっから飛び降りて死ね「それはダメ。菊田先生と約束したから。二十歳の誕生日までは死なない」
 「ふざけんなよ!何が誕生日だよ!俺が菊りんに言っといてやるよ。
日にち間違えて死んじまったみたいってな。何がタナトスだ。ほら、早く死ねよ。飛び下りて死ね、嘘つき。
ったく、人がせっかく良い話しても無駄かい。アホらし。終了。君とのシャッフルは終了です」
 振り返ると彼女はいず、水音が響く。彼も飛び下りる。

 上条の部屋に来た玲子は恋人と一緒の上条の写真を発見。「綺麗な人。今度紹介してもらえる?」
 「もういない」「亡くなられたの?」「君の望みは何なんだ」「決まってるわ。もちろんセックスよ」

 旺次郎は海里を救う。「私、…嘘つきじゃない」「あっ?…ああ。ほら」
 手を出して海里が立ち上がるのを助ける旺次郎。「お前さあ、一体何なんだよ。スンゲエ、面白い」

 海里、玲子のおっぱいに触らせてもらう。

 うさと諭吉は買い物。芽衣とアイアイが二人で浜辺で待ってたら、チンピラに絡まれる。

 旺次郎は海里の家に送る。「どうせ死ぬんなら、抱かせろよ」…
 「ジョーク、ジョーク」と言って車に帰ろうとするが、海里が門を開け放ってこちらを見る。「今日は、パパがいない」 「あっ、そう」

 倉庫に連れ込まれたアイアイと芽衣。おとなしくしてれば何もしないとの事。
 バイト代の事とかを話しているチンピラ達。戸が叩かれたので、着いたと思って開けたら、暴走族の方々が。

 二人がいないのを見ても余裕の諭吉。諭吉の消えたアタッシャケースにはGPS機能が中に入っているそうだ。 倉庫には暴走族の方々がいて、諭吉はとまどう。芽衣は泣きそうで、うさの怒りが爆発する。
 「おまえらふざけるな!つるまなきゃ何も出来ねえくそったれが。
威勢張ったってお前らなんかちっとも怖くはねえんだ。
コンビニ、スーパーでタバコふかして携帯いじる、
他人の迷惑おかまい無しにパラパラパラパラ五月蠅えったらありゃしねえ。
正月には毎度お馴染みのおまわりさんとのおっかけっこ。くだらねえんだ、何もかも。
勉強も出来ねえ、取りえもなきゃ、いじけてツッパルのも分からないでもない。
だけど弱い者、女子供に何かしたら、ホントにおまえら骨の髄までくずって事さ。
何かに熱くなって世の中あっと言わせてえなら、アフガン行ってテロリスト捕まえって来いってんだよ!」
 「うさ」とアイアイ。
 「大人達は見て見ぬふりをするだろう。だけどそれはお前達が怖いわけでも何でもない。
関わり合いたくないだけなのさ。なんもねえおまえらと違って、こっちじゃ守るもんがあるんだよ」
 暴走族の長らしいものがうさの前に現れる。「我慢の限界超えたら、善良な市民もやるときゃやるぜ」
 「啓、違うのよ」と芽衣が必死に言うが、「芽衣、うさタンこうなると止まらない」
 アイアイが眼を飛ばし合う二人の間に入り、「だから、バカッ、違うっつってんの」「えっ!」
 暴走族は助けてくれた方々。そして、チンピラは諭吉が雇った人達。役者。うさの株を上げるため。
 「すいません」って謝るユッキーだが、
「すいませんって、お前…」うさが目を暴走族ボスの方にやると、怖い顔で睨まれる。
 「そういう事みたいなんで、すいません。そして、ありがとう」「それだけかよ」
 「お礼とおわびに、お金を…」と諭吉が言うが、「ふざけんなっ!!」(滝川陽治:大東俊介)
 「ですよねえ」と二人。

 旺次郎は本当に海里ちゃんと寝たらしい。アイアイから電話。彼女は窮状を訴える。
 「さんざん言いたい事ぬかしやがって」「僕、何か言いましたっけ」
 「時々この人意味不明の事言うんです。だから近所のセラピー通ってるんです」
 「菊田正人さんと言う主治医なんです」
 アイアイは暴走族の旗が赤いドクロの気持ち悪いのである事を伝える。「失礼だな。それ俺のデザインだ」
 陽治に電話代わってもらう。「おう、陽治か」「誰だあんた」「みんなのアイドル死神ちゃん」「世良さん?」
 旺次郎が初代総長らしい。
 助かるかと思ったら、「俺達恥かかされたんすよ。
いくらアンタの連れだからって、ただで帰すわけにゃいかねえんだよ!!」陽治、電話を切る。
 「でも無いみたいですね」と諭吉。「僕色々言っちゃったからね」「アフガンまで言うから」とアイアイ。
 うさはけが人が出てるから病院行かせてくれと言う。名刺を差し出し、日を改めて、サシでやろうと言う。

 一方、正人は帰ろうとしていた。
 彼女が何か言いたそうだったからここまで来たとの事。
 確かにあなたは魅力的だが、僕はそうした欲望を制御できないほど若くは無いし、野蛮人でもない」
 「そのようね」「失礼します」「みんなにあなたの秘密を知られても良いの?」
 「別に恥じる事では無い。言いたければどうぞ」
 「私、書斎の写真を見て感じたんだけど、あなたのかつての恋人、亡くなられた、ラブシャッフル、
今回のメンバーに似た人がいるわね。とても…」
 菊田は明かりを消し、彼女をベッドに押し倒す。「野蛮人ね」

 「軽蔑してますよね。宇佐美さんもきっと、最後の方は僕の顔見ようともしてくれなかったし」
 「友情買おうとするからよ。お金で繋がる物って、たぶん本当はすごく少ないのね」
 「はい。雇用関係とかそのぐらいですかね」「知っててどうして?」
 「わかってるんですが、何て言うか、そうやって、中学、高校、大学でも、仲間にしてもらっていたんで」
 「その結果友達は出来た?」「はい、何人も。後、彼女とかも」「でも、本当に大切な人にはなってくれない」
 諭吉、芽衣の方を見る。
 「ええ、まあ。高い出費なのに、安い関係ですね。
こんな僕をわかってくれようとしたのは、愛瑠だけだったかも」
 「可哀そうな人。でも可愛い人」芽衣は車を降りる。振り向いて、「ファイト!」「はい」「お休みなさい」
 諭吉はタラチャンズのストラップを握りしめ泣く。

 陽治君が会社にやってきた。うさは会社の屋上の扉を閉ざし、さしで勝負する。愛瑠にいてもらって。
 会社は止めるつもり。元に戻るだけ。

 諭吉が土下座して謝るが、「いや、俺の方こそ申し訳ない」とうさ。
 橋の下を船が通る。暴走族の皆さまで貸し切りのお座敷船。
 そこには愛瑠も乗っていて「二人とも、早く」と言う。「仲直りの印におごってやってるんだ。で、悪いんだけどさ」  「貸切なんですね」「ああ。金、出してくれ」諭吉は泣く。「もちろんです」
 「バカ、泣くんじゃねえよ。ほら。俺達は報われなくても」「笑顔絶やさず」「細かい事など気にしない」
 「ドンブリ勘定上等だ」「どのみちご飯のおかずさ、タラチャンズ!」と二人で叫ぶ。

感想:タラチャンズがどんどん仲良しに!!諭吉はお金持ちだからぜひお友達になりたいが、性格はうざったい。 でも、うざったいからと言って、諭吉を孤独にしたくない。
 啓はホントに感じ良い男だから、諭吉は運が良い。
 いくら生きたくても死んでいった人の話を聞いたって、それはそれ、これはこれ。
 彼女を幸福にするのはタナトスから切り離す道だが、脳内物質が足りないのか、親父に問題があるのか。
 菊田の恋人は菊田がいながら死んでしまったのだから、恋をすればと言う法則も成り立たない。
 諭吉は芽衣に魅かれたかな。

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