ベルセルク(3)

ベルセルク 32 33

51xnp8zvhtl__sl500_aa240__351dh0kcjoal__sl500_aa240__3

「ベルセルク」32,33 三浦建太郎

 飛べるゾッドと有効な武器を持っているガッツはガニシュカに対して共同戦線を張る事にした。
 シールケからガニシュカの幽体は眉間にあると聞き、眉間を攻撃、霧の怪物を本体に後退させる。
 ガッツ達はロデリックの船に乗る。その船へ向かう小舟には爆睡していたアザンも乗っていた。

 ヴリタニスはクシャーン兵の大群に囲まれる。しかし鷹の軍が現れ、その進軍は止まる。
 ガニシュカはグリフィスに霧を払われ、なす術も無い。しかし霧になってしまうガニシュカを捕える術も無い。
 グリフィスは「決戦は王都にて。いかがか?」と言う。

 グリフィスは我らが国土に足を踏み入れる軍はすべて解放軍指揮官である我が命に従っていただくと言う。
 ミッドランド正規軍を名乗るグリフィスに異を唱える亡命貴族達。
 ミッドランドでは正規軍は貴族が率いるものだった。しかし実際に戦ってきたのはグリフィス達。
 しかも彼はシャルロット王妃も連れていた。彼女は彼を婚約者でミッドランド正規軍総司令官に任命したと言う。 しかしヴァンデミオンがこの戦はミッドランド一国の戦にあらず、
法王庁強圏国家群とクシャーンとの互いの神の名を冠した聖戦で、
国家の枠を越え法王猊下のもと戦いに臨むことこそが真の大義ではありませんかなと問う。
 しかしそこに法王猊下が現れ、天啓が下った事、すべてこの御方のよきに計らえと宣する。

 ファルネーゼはシールケの指導により幽体離脱する。

 王都。子供達が夢の話をする。月が見えなくなる夜に霧が晴れる。
 霧が晴れたら朝まで安全なのでその間に都から逃げろ。

 ガニシュカはグリフィスを超えるため、魔子宮、人造のベヘリットに入る。
 あふれ出た霧は触れた生き物全てを吸収していった。霧が晴れ、ラバンは動けぬ病人も含めて都脱出を図る。 獄舎に向かう生きている人間は誰もいない。
 しかし囚われていた女性達は鉄格子に目張りをして霧の脅威から逃れていた。
 そこらには中身がからっぽのクシャーンの兵装。ラバンはこれらを街の人達に着せて正面脱出を図る。
 門の所で部隊名と所属名を聞かれ、窮地に陥るが、
ジャリフと言うクシャーン人の鷹の団の工作部隊の者が来て助けてくれる。

 ガニシュカは巨大な化け物になる。

感想:グリフィスがガニシュカに負けるとは誰も思っていないでしょう。心配なのはガッツ達です。
 鎧さんも険呑だし。妖精達が力になってくれる事を願います。
 あんな化け物軍団に勝つのは無理としか思えません。
 ラバンさん達、良い人達なので、無事生き残る事を願います。本当にきついお話だ。
 ああ、シャルロットとアンナも無事でいて欲しいんだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「ベルセルク」29~31

Photo_5Photo_6Photo_4

「ベルセルク」29~31三浦建太郎

船は全て軍船として徴用されているか軍関連の業務委託を受けていて、
ガッツ達は船を得る事が出来なかった。
 ファルネーゼは自宅に帰って船を得ようとする。父親は彼女の言う事をろくに聞かず、冷たくあしらう。
 そんな彼女に兄のマニフィコがある申し出をしてくる。

 ファルネーゼについて行っていたセルピコが帰ってくる。
 彼は「ファルネーゼ様はもうここには御戻りになりません」と言い、書状を渡す。
 その書状を見せれば、船を調達出来るそうだ。
 熱心に魔術を習っていたファルネーゼが帰ってこないのはおかしい。
 様子を探りにエルフ達がファルネーゼの家、ヴァンディミオン家に侵入する。

 兄の申し出は彼の友人、
イースの王族第三王位継承者にしてイース海軍の艦長、ロデリック・オブ・シュタウフェンとの婚約だった。
 ロデリックはファルネーゼに会ってみて、ヴァンディミオンの鬼子と言われる彼女の変わった所を気にいる。

 その様子をエルフ達から聞いたガッツは彼女が船を手配する見返りに婚約を持ちかけられたと推測する。
 どうしようかと悩んだが、キャスカが書状をいたずらして燃やしてしまい、ファルネーゼを取り返しに行く事にする。

 彼らはキャスカも連れて全員でヴァンディミオン家に行くが、
ファルネーゼを乗せた馬車が出て行くのを目撃する。

 御偉方が集まっての舞踏会(?)。ここでマニフィコはファルネーゼの婚約を発表するつもりだった。
 そうすれば、皆の手前父親も反対できまいと言う腹だ。

 ガッツ達はシールケの力で会場に入る。霧が出てき、この世界の物では無い獣が現れる。
 セルピコと念話で会う場所を聞く。彼はガッツとの戦いを望む。
 あの鎧によって狂戦士になったガッツがファルネーゼを殺す事を恐れたのだ。
 もちろんガッツが勝ち、シールケが絶対そんな事にはさせませんと約束する。

 マニフィコはファルネーゼの婚約を発表しようとするが、ファルネーゼはセルピコがいない事に気づき、
彼を探して兄達から離れていて、マニフィコは発表出来なかった。
 クシャーンの先兵の怪物達が現れる。
 ファルネーゼが銀の燭台で対抗しようとするが、ドレスが邪魔で尻もちをついてしまう。
 危ない所をセルピコが助ける。怪物はガッツ達が対抗し、シールケが見つけたクシャーンの術者は、
セルピコが片付ける。
 シールケは自分が造った使い魔、棘(いばら)の蛇をファルネーゼに渡す。彼女はガッツ達と行く事を選ぶ。
 ガッツ達が怪物達を倒した後、クシャーン帝国の大帝ガニシュカが霧状の巨大顔となって現れる。
 シールケは彼が使徒だと気づく。ガニシュカは宣戦布告して消える。
 ロデリックは自分の船でガッツ達を運ぶ事を申し込んでくる。マニフィコも父を恐れて、ついてくる。

 法王猊下は容態が良くなかった。彼はそこで羽と光に包まれたグリフィスの幻を見る。
 そこにグリフィスの使いが現れ、彼はグリフィスに会いに行く。

 街中にもクシャーンの先兵は大勢いた。ガッツ達は血路を開き、港を目指していく。
 しかしその港にはクシャーンの船が横付けされていて、そこからぞろぞろと怪物達が上陸していた。
 シールケは火の力を使って怪物達を一掃する。しかし海から象の怪物みたいなのが大量に現れる。
 シールケはもう術は使えない。ガッツが鎧の力を解放し狂戦士かする。
 ガッツに負ぶわれていたシールケは、ガッツの狂戦士化を止めようとして、意識をガッツに持ってかれる。
 魔術力が強そうな東方の魔術師が現れる。シールケはガッツの意識を目覚めさせる。
 ガッツは理性を持って戦えるようになる。ガッツはセルピコ達と協力して魔術師を追い詰める。
 魔術師はクンダリーニと言われる水の怪物を出すが、
その水の怪物内に逃げ込んだ魔術師をガッツとセルピコの共同戦線で追い出し、
魔術師は飛獣(ガルダ)に乗って逃げる。
 ガニシュカが現れ、雷を落として来る。
 グリフィスに対抗する気満々のガニシュカはガッツが烙印を刻まれし者と知り、
自分の配下にならないかと持ちかけるが、ガッツは断る。
 ならばとガッツを殺そうとするガニシュカだったが、そこにゾッド達、グリフィス配下の怪物達が現れる。

感想:相変わらず戦いがすごい。映像化して欲しいが、ハリウッドでなけりゃ無理だろう。
 ガッツ達が死なないのが不思議だ。普通死んでるし、死んでなくても、大けがしてる。
 そうなったら話にならないが。
 まあ、最初はガッツ、完璧に孤独な戦いだったので、今は仲間が出来て、前より危なっかしく無い。
 最初にパックが仲間になってくれたんだよね。今や栗頭のお笑い用員になり果てているが。
 パック、もっぱらイシドロに付いてるし。でも、彼がいてくれたおかげで、ガッツ大分楽になった。
 エルフは傷を癒してくれる。ガッツがセクシーな事はもちろんだが、相変わらずセルピコが素敵。
 みんな最後まで生き残れるかな。
 なかなかに良い男ロデリックはもちろん、マニフィコさんにも生き残って欲しい。
 シールケ&ガッツのカップリングを大プッシュしたい所だが、そうはならないだろう、残念ながら。
 ファルネーゼの母親が鋭い人で、驚いた。父親の威厳による開き直りも感心。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ベルセルク 27

「ベルセルク」27 三浦建太郎 ☆☆☆☆ 

 狂戦士の甲冑を身に着けたガッツは驚異的な戦いをする。
 甲冑が折れた手足を補強する、肉を貫き骨に喰い込んで。
 甲冑の憎悪に飲み込まれそうなガッツの自我をシールケが救い出す。
 魔女フローラが最後の力を使い、使徒達を阻み、その間にガッツ達は逃れる。

 王都ウィンダム。今やクシャーン、ガニシュカ大帝の支配する都市。都市中至る所、躯(むくろ)だらけ。
 魔獣が跋扈する。
 再生の塔の最上階に幽閉されているシャルロットは、
ガニシュカ大帝に国のためにガニシュカの子を孕む事を迫られていた。
 しかしガニシュカはシャルロットが鷹、グリフィスと関係がある事を知り、迫るのを止める。
 ガニシュカは使徒だったが、鷹と対抗するつもりだった。鷹の使徒達が現れ、ガニシュカの作った魔物達と争う。 その間にグリフィスはシャルロットと彼女の御付の者アンナを救い出す。

 ガッツ達はパックの故郷エルフヘルムを目指す。ファルネーゼはシールケから魔術を教わる事にする。

感想:私は仲間と戦う少年漫画の王道が苦手ですが、ガッツの場合は仲間は必要です。
 一人では無理ですし、辛すぎます。
 と言ってもガッツの側にいる事はいくら命があっても足りないほど大変ですが…。
 て言うか仲間がいくらいても厳しいと思います。ホントに何とか出来るのか?

 シャルロットとアンナは結構好きなので、彼女らが不幸になる展開は見たくありません。
 でもなあ、グリフィスの近くにいるんだもんなあ、厳しい展開が待っているのかなあ。つらい。

 グリフィスの生き方では、あの選択しか無いと思いますが、ガッツとしては許せませんね。
 彼とキャスカの生存にも関わってくるし…。ただ逃げるより、戦っている方が気分的にも良いし。

ベルセルク 27
三浦 建太郎
白泉社 (2004.8)
通常24時間以内に発送します。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

あいくるしい(2) | あの日 昭和20年の記憶(12) | がんばっていきまっしょい(3) | アイ’ム ホーム(5) | アガサ・クリスティー・ドラマ(3) | アニメ(13) | エンジン(4) | ゲド戦記外伝(2) | コナン・ドイルの事件簿(3) | コミック(14) | タイガー&ドラゴン(3) | チャングムの誓い(5) | テレビ(19) | デスパレートな妻たち(2) | デュラララ!!(4) | ナショナル・ジオグラフィック(4) | ノエイン(8) | ハゲタカ(6) | ヒストリエ(2) | ヒミツの花園(5) | ファン・ジニ(5) | フルメタル・パニック TSR(2)  | フルーツバスケット(9) | ブリーチ(5) | ベルセルク(3) | ホーンブロワー(3) | マクロス・ゼロ(4) | モンスター(36) | ラストエグザイル(7) | ラピスラズリ(2) | ラブ・シャッフル(2) | 不機嫌なジーン(8) | 交響詩篇 エウレカセブン(37) | 京極夏彦(3) | 修作 | 太王四神記(16) | 好みのイケメン写真 | 学園アリス(20) | 安房直子(3) | 小説「あ~こ」(18) | 小説「さ~と」(10) | 小説「な~わ」(17) | 山本周五郎(2) | 携帯・デジカメ | 攻殻機動隊 2nd GIG(12) | 攻殻機動隊 S.A.C(13) | 救命病棟24時(6) | 新選組!(3) | 映画「あ~い」(10) | 映画「う~お」(11) | 映画「か~こ」(7) | 映画「さ~し」(13) | 映画「す~そ」(9) | 映画「た~と」(12) | 映画「な~ほ」(17) | 映画「ま~よ」(11) | 映画「ら~わ」(7) | 映画・テレビ | 武家用心集(3) | 百鬼夜行抄(2) | 絶対少年(26) | 絶対彼氏(7) | 自分のための文章 | 華岡青洲の妻(4) | 蟲師(2) | 超初心者のココログ奮戦気(3) | 輝夜姫(6) | 逃亡者(4) | 野ブタ。をプロデュース(9) | 鋼の錬金術師(8) | 電脳コイル(26) | 風人物語(4) | 黒塚(8) | BLOOD+(41) | GOTH-リストカット事件(2) | H2(7) | NANA(5)