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覇王別姫 再見

豆子は6本指で、奇形ゆえに、劇団入りを断られ、母親が6本目の指を切断。

母親は女廊の女で、女郎では、男の子を養ってはくれない。

豆子は「女として生まれ」というセリフを「男として生まれ」と言ってしまう癖がなかなか抜けず、石頭がその癖を直す。

豆子はその時から、心が女性になったと言うことかな。

役者としての道が開けるが、美童ゆえに、醜い爺のえじきに。あのすさまじさ、さすが、中国、リアリティある。

で、大きくなっても、梨園(中国の音楽養成所とか。あの世界の重鎮ということか?)袁さんのご寵愛を受ける。

あの、運命の剣は、最初のひひ爺の持ち物だった、よな?そいつから袁が購入。最後まで、哀しい感じで、活躍…。

袁さんも、動きが優雅で、美しかった。

コン・リーは強気な美女で、最後まで小楼を守ろうとしたのだが…。

丸い眼鏡をかけた蝶衣、すぐには、蝶衣と気づかなかった。菊仙と小楼が愛し合ってる姿を見る事になってしまうが。

叩かれまくりの、きつい修行時代。そのやり方が正しいと信じ、小四にも同じようなやり方をしてしまう蝶衣。

ちゃんと髪型を整え、きっちりした中国服、又はスーツ姿のレスリー・チャンも美しいが、阿片吸引中の乱れた彼も美しい。

で、阿片のせいで、声が出なくなり、抜こうとするが、その苦しみの最中、母の助けを呼び、開放するのは同じ妓楼の女であったコン・リー。

西太后の名前が出てくる時代、日本兵の時代、国民党、共産党、文革と振り回されすぎなひどい時代。

日本軍は小楼の衣装をぞんざいに扱い、国民党は劇をバカにし、共産党は労働者の劇を要求、文革は京劇を否定。

蝶衣の小楼への思いは報われず、菊仙の普通の生活への望みも報われず、小楼も傷つく。

蝶衣は役に入れ込むあまり、最初から、あの剣の存在は危なかったな。

見えを張っているような、作劇的?な感じの演出。

厳しすぎる、事事。

美しさ。

いろいろ詰め込まれた傑作だと思う。

中国が再びこのような映画が作れるようになる事を願う。

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