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2008年11月

神楽村

「黒塚」第7話 神楽村 
 原作:夢枕獏  キャラクターデザイン:筱雅律 監督:荒木哲郎 脚本:森川治 
 絵コンテ:伊硲清隆 演出:小野田雄亮 羽生尚靖  

閧の炎(ほむら)が疾りしは
 珠の紅魅入られし
 定けき神の声々に
 夢は血色に沈みけり
 

 一行は駿河の神楽と言う村に向かう。仲間のトンバがそこを守っている。そこに黒蜜がいる。もう20年。

 もぐら。大災害後、地下に住まう集落が各地に出来た。神楽はその一つ。
 一行はうっそうとした林に囲まれた山道を行く。
 
 着いた場所にある家はホビットの家みたいだった。しかしクロウ(宮野真守)は嫌な気配を感じる。
 中では人々死んでいた。トンバ(魚建)だけが生きていたが、意識がはっきりしている状態では無かった。
 気がつくと、内部は蔦に覆われていた。トンバは絵を描く。沙仁輪(藤田淑子)は赤帝軍だと言う。
 森の蔦草を使い人を殺める魔人がいるとか。他にも生存者がいないか手分けして探す。
 途中で様子がおかしくなったクロウに久遠(入野自由)が人の血のアンプルをよこす。
 沙仁輪はクマソの死体を発見する。クマソは弓の達人で、彼の放つ矢は得物を吸い寄せるようだった。
 クマソの隣の死体、ナギの手は人の病の個所を過たずに言い当てる事が出来た。大災害で起こった変異。
 「何かを代償にして、私達は人に秀でた能力を持った」沙仁輪もここの出身だった。
 クロウは又トンバが絵を描いている場に着く。彼が描いているその上には黒蜜の絵があった。
 クロウは昔を思い出す。クロウと黒蜜(朴璐美)は追手を倒したが、クロウは気が晴れなかった。
 気のせいか体が重く、まるで血がよどんでいるような。
 それを聞いた黒蜜は笑い、「大丈夫、すぐ元通りになるわ」「そうだろうか」
 「あなたはまだ完全じゃない。体の治癒力が追い付いていないだけなのよ」「体の…」
 「ええ、だから心配する事は何も無いの。少しの辛抱よ」黒蜜は後ろからクロウの首を刎ねる。

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 現在。“黒蜜とは何なんだ?彼女は一体?”
 クロウはトンバの胸倉を掴んで何を見たのか聞くが、蔦のかすかな伸びる音に気づく。トンバの様子もおかしい。 彼の口から大量の蔦が出てきた。蔦に追われて、一行は出口へと急ぐ。

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 沙仁輪が蔦に捕まるが、クロウが助け出す。そこには花月(山像かおり)がいた。
 彼女が蔦の主。車僧(銀河万丈)もいた。

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感想:クロウ、黒蜜によって時々身体改造させられてたとか…。
 黒蜜の血を使うと、人体変形しちゃうらしいが、彼、人体変形されてないし、それはクロミツが調整して、
徐々に自分同様、時を駆ける体に変化させていってたのかな。

関連サイト:ぐる式


 

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「NANA」 16~18

「NANA」矢沢あい 16~18


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 倉田はイギリスでナナを見つける。
 金髪にしていたが、蓮の刺青がしてあり、左手の薬指にはダイヤの指輪が光っていた。
 ナナはバーで歌っていた。しかし倉田は工藤にはナナが見つからないと報告を入れる。

 ブラストのファンクラブのイベントに上原美里が来る。それを聞いた都筑舞は困った顔になる。
 その様子に篠田美雨が事情を聞く。
 美雨が舞の代わりにイベントに行くが、
そこでヤスとは長年の友人で彼女がいる事も聞いていると言う詩音に出会う。
 美雨はヤスに美里ちゃんが大阪の上原美里をナナちゃんに近づけないようにと言っている事を知らせる。
 事情は話してくれなかった。

 倉田は奈々に匿名でナナの写真を送る。そこにはAGORADという看板を掲げた店の写真もあった。

 舞は真相をヤスに話す。彼女の祖父は都筑物産の社長、都筑源一郎で、彼女はお爺ちゃん子だった。
 祖父が亡くなった時はショックで、祖父の使っていた部屋に引きこもり、そこで日記を見つけた。
 祖父はナナの祖母の愛人だった。その日記でナナに興味を引かれ、ライブに行き、恋に落ちた。
 祖父はナナの母親が祖父に当てた手紙も残していた。舞はナナの妹の名前を知っていて名乗っていたのだ。

 ナナの母親の事が週刊誌に載る。上原美里の家にマスコミが来る。
 奈々は実家にいたが、ナナの所に駆けつける。
 ファンクラブが美里の兄に事情を聞くと、一時的にマスコミから避難するため父親は妹夫婦の所にい、
美里もその岡山にいた。
 一緒に帰ろうと言ってもいやや言うそうだ。彼には仕事があった。母親は逃げた。

 倉田はテープも送っていた。そこでしゃべられている言葉はイギリス英語。奈々は今着付けの仕事をしていた。 ノブは旅館に戻っていて、ライブハウスも経営していた。
 娘の皐は今実家にいるが、息子のレンはイギリスのタクミの所に行っていた。ギターばっかり弾いてるらしい。
 シンは俳優をしていた。連ドラの主演とか。美里ちゃんはシンのマネージャー。

 真一はひさしぶりに実家に帰り、自分の部屋が親父によって図書室に替えられてしまった事を知る。
 シンは凌子って女の人の部屋でマリファナをやっていた所を現行犯逮捕される。

 美雨はタクミに詩音て女知ってる?とカマをカケル。タクミはその事をヤスに話す。
 ナナはソロ活動をする事を決意する。ブラストはしばらく活動できないから。美雨、ヤスから詩音の事を聞く。

感想:16巻にはノブの、18巻にはタクミの話が載っている。
 ノブがいくら無視されてもあきらめずナナに話しかけたのには感動。
 タクミの困った考えが今は治っている事を願う。レイラと愛しあってるんだから、レイラとくっつきなよ!
 ナナが生きてて、歌ってて、良かった。

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御稜威

「黒塚」第6話 御稜威 
原作:夢枕獏  キャラクターデザイン:筱雅律 監督:荒木哲郎 脚本:白土勉 
絵コンテ:浜崎博嗣 演出:おゆむな 平尾みほ  作画監督:金紀社 高炅楠

深森の暁闇透かして
 生きとし者を尋ねしが
 静寂の波に万を知る婆そこはかと
 烏鷺に響かん茜声

 クロウ(宮野真守)と久遠(入野自由)が敵を全員葬り去った。
 沙仁輪(藤田淑子)達は居座魚(井上和彦)のいる場所へ急ぐ。

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 御稜威とは黒蜜から採取した血液。

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 居座魚は御稜威を使うが、体が暴走し自壊してしまう。

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 ライ(桑島法子)が嵐山(三木眞一郎)に襲われそうになった所にクロウと久遠が駆けつける。

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 嵐山は体から無数の触手を伸ばして攻撃して来て強かった。
 久遠が後ろのタンクを撃って嵐山を爆発に巻き込む。
 服が取り払われた生身の嵐山は人の顔をしていなかった。
 嵐山の攻撃によってクロウの血が流れる。

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 クロウが覚醒しものすごい勢いで嵐山に迫り、彼の首を斬り落とす。

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 黒蜜に会うために駿河へ向かう。

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感想:ノエインを思い出した。戦う時の演出の特異性が。

関連サイト:シリウスを目指して翔べ

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GALACTICA ギャラクティカ 起:season1

GALACTICA ギャラクティカ 起:season1
 音楽:リチャード・ギブス(RICHARD GIBBS) 撮影:ジョエル・ランサム(JOEL RANSOM)
 製作総指揮:デイビッド・エイック(DAVID EICK)
 製作総指揮・企画・脚本:ロナルド・D・ムーア(RONALD D. MOORE)
 共同脚本:CHRISTOPHER ERIC JAMES 監督:マイケル・ライマー(MICHAEL RYMER)

 サイロンを作ったのは人類だった。12あるコロニーでの生活はより快適になるはずだった。
 だがサイロンは主人を抹殺の対象と見なした。長きにわたる激戦の末双方が休戦を宣言した。
 サイロンは独自の世界へと移っていった。サイロンと人類の交渉の場として宇宙ステーションが建設された。
 人類は毎年特使を派遣。だがサイロンは現れなかった。
 誰もサイロンの姿を見ないまま40年以上がたっていた。
 サイロンが現れ、一人の美女(トリシア・ヘルファー TRICIA HELFER)が特使のそばに来る。
 宇宙ステーションは破壊される。

 惑星カプリカ カプリカシティ。
 ローラ・ロズリン(メアリー・マクドネル MARY MCDONNEL)は医者から悪性腫瘍である事を告げられる。
 彼女は飛行機に乗る。

 儀礼飛行の先導をアポロことリー・アダマ(ジャイミー・バンバー JAMIE BAMBER)がする事になる。
 昔のバイパーで飛ぶ。ギャラクティカの退役式典。

 ガイアス・バルター(ジェームズ・キャリス JAMES CALLIS)が作ったCNPプロジェクトは
ほぼ全艦隊で使われている。
 しかしその半分を作ったのは実はサイロンのナンバー6だった。
 彼女はその見返りに防衛省のメインフレームを覗けるようになっていた。

 ギャラクティカを訪れるローラ。ギャラクティカはネットで他と繋がっていなかった。
 艦長ウィリアム・アダマ(エドワード・ジェームズ・オルモス EDWARD JAMES OLMOS)が許さなかったのだ。

 リーと父親のウィリアムとの関係は弟のザックが死んでからうまくいっていなかった。
 ザックにはバイパーを乗りこなせる能力が無かったのに父親が裏から手を回して、
乗れるようにしたのだとリーは思っているのだ。

 ガイアスは彼女がサイロンである事を告白される。
 彼女は軍のメインフレームに近づくためにガイアスに近づいたのだ。惑星カプリカは核攻撃を受ける。
 彼女達は死んでも死なない。体が破壊されたら記憶と意識が転送されてどこかで別の私が目覚める。
 全部で12モデルあり彼女は6番目。

 ギャラクティカにサイロンの攻撃を受けていると言う電文が届く。2時間後サイロンと交戦する。
 スターバックことカーラ・スレイス(ケイティ・サッコフ KATEE SACKHOFF)
を博物館にあった戦闘機マークⅡに乗る事になる。
 空母その他が機能停止する事故が多発する。最新機も勝手に機能停止していく。

 ブーマーことシャロン・バレリー(グレイス・パーク GRACE PARK)とヒロ(Tahmoh Penikett)は
機が被弾してカプリカに不時着する。
 何とか直すが、避難民達が集まってくる。その中にはガイアスもいた。

 ローラはコロニアル798便で少しでも民間人を救ううつもりだった。

 シャロン達は子供達を優先的に乗せる事にする。後はくじで決める。
 ガイアスの隣の老いた女性がメガネを忘れてきて読めないと言うのでガイアスが代わりに番号を読む。
 くじに当たっていた。ヒロがガイアスを有名な科学者のバルターである事に気づく。
 ガイアスは隣の女性がくじに当たった事を告げる。
 ヒロは優秀な科学者のガイアスを乗せる代わりに自分が降りる事にする。
 ガイアスはナンバー6の姿を残った群衆の中に見る。

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 大統領や閣僚の大半が死んだ時に流されるメッセージがコロニアル798便に届く。
 ローラはIDコードを同じ周波数で返してもらう。D/456/345/A.教育長官の彼女が大統領になる。

 ラグナーに弾薬補給基地がある。クラスDの弾頭が50個ほど保管されている。ミサイルや小銃なども。
 そこに行くには全力で三日。途中にサイロンがいる。20年ぶりに超光速ジャンプをする事にする。
 他の空母は全部撃墜されていた。艦隊の指揮はアダマが取る事になる。

 コロニアル798便にラグナーに集結しろとの連絡が届く。しかしサイロンの戦闘機2機が近づいてくる。
 アポロはエネルギー・コイルを変則的に操作してパルス電磁エネルギーでミサイルの追尾機能を停止させた。  傍目には核爆発に見えるはず。 

 ガイアスは偵察機ラプターの中でもナンバー6の幻を見る。

 ラグナーには銃を構えた男(レオーベン CALLUM KEITH RENNIE)がいた。

 偵察機とコロニアル機は合流する。シャロンはリーにバイパー・マークⅦは敵にコントロールされた事を伝える。  戦えているのは古いタイプの物だけ。

 男は武器密売人らしい。男を何とか説得する。
 弾頭が転がって爆発し、艦長と男レオーベンは閉じ込められ、別の道から出る事にする。

 超光速ジャンプが可能なのは40隻。乗客の乗り換えを開始する。敵機が襲来する。
 準光速船にはまだ数千人が乗っていた。しかし彼らを移す時間は無い。ジャンプ出来る船だけジャンプする。
 行き先も教えなかった。サイロンにばれる事を恐れて。

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 レオーベンの様子がおかしくなる。磁気嵐の影響らしい。彼はサイロンだった。艦長はなんとか彼を倒す。

 幻の女はガイアスにサイロンの機械が艦内にある事を教える。彼女が設置したわけではない。
 ここにも別のサイロンがいる。
 しかし自分がサイロンの女と付き合っていて、その幻の女に教えられたと言うわけにはいかない。
 だが艦長が人間型サイロンがいる事を伝える。見分ける方法を見つけて欲しいと頼まれる。

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 スターバックはリーに自分がザックを未熟なのにバイパー乗りにした事を告白する。婚約者だったから。

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 ガイアスは広報官のドラル(Matthew Bennett)をサイロンとして告発、彼が司令室で何かしていた、
変わった装置を見たと言う。

 スターバックは偵察先で大量のサイロン機が集結してるのを見つける。
 
 艦長は戦わずに逃げる事にする。ドラルは置いてけぼりにされる。

 人類には13番目のコロニーがあると言う伝説があった。地球。場所を知っていると艦長。
 サイロンが知らないそこに向かうと艦長。しかしローラは艦長が地球の場所を知らない事を知っていた。
 大統領でさえ知らなかったのだ。人が生きていくためには生きがいがいるから、彼は嘘を言ったのだ。

 幻の女はこの艦に紛れ込んでいるサイロンが本人でさえ気付いていない可能性を指摘する。
 人間のつもりでいながらある時サイロンに変わる。

 艦長の机にメモが。「サイロンは12モデルのみ」

 ドラルはサイロンだった。サイロンはいつか復讐しに人間が戻ってくるだろうから追いかけるつもり。
 シャロンと同じ顔の女が「大丈夫。見つけ出す」と言う。

感想:長かった。3時間じゃん。でも面白かった。
 アメリカが作った割には威勢良くなく、戦うんじゃなく逃げるのね。
 まあ、ほとんどやられてしまったし、今の戦力で勝つのは無理。でもしつこく追いかけて来るのね、サイロン。
 あの幻の女は何?博士の頭、細工されてる?シャロンちゃんはいつもは人間のつもりなのか?

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沙仁輪

「黒塚」第5話 沙仁輪 
原作:夢枕獏  キャラクターデザイン:筱雅律 監督:荒木哲郎 脚本:白土勉 絵コンテ:演出:許 平康 
作画監督:若野哲也

時の葉惑いし道の夢うつろ 
 交わる暮れの紅蓮日や
 埴輪の露の言の葉も
 散るも幾千流るる彼方に

 高い建物の中では人間を使って実験が行われ続けていた。黒蜜の血が合わず死んでいく被験体達。
 「不要な物はこの世から消える。これは自然の摂理だ」(大川透)後ろの男嵐山(三木眞一郎)は何も言わない。 「バクテリアが魚になり、様々な種を経て人間になった。その過程で不要な種は淘汰された。
 そして人類も又消える時が来たのだ。我々と言う新たな種、進化の新たなる枝葉が生まれたのだから」
 次々と血が合わずに死んでいき捨てられて行く被験体。
 「足りんなあ、人形は。黒蜜の血を入れても貴様達のように能力に目覚める人間はわずか。ほとんどは失敗だ。もっと人形がいる。人形で無ければ黒蜜の血。全て貴様の仕事だな。役目を果たせないなら淘汰するまでだ。
行け」

 「さしもの鋼の肌も、物狂い相手では役に立たぬか」女(山像かおり)の声。
 「崖っぷちじゃなあ。うぬの背にはあまたの軍勢。前に進むか、後ろに引くか。
 どちらじゃ」「戯言を」男の前に顔を近づける異形の男(銀河万丈)。
 「止めよ!止めよ、車僧、それだけは止めよ」「花月、なぜ止める」
 「おのが小隊を叩かれて、何も出来ぬうつけ者相手に禅問答も無かろう。しょせん、とかげの類に過ぎん」
 「ふっ、確かに。命拾いしたなあ」

 「埴輪のせん滅を、及び隠されてる御稜威の奪取を命じました」
 「その先に黒蜜がいると言うか、長谷川」(たぶん赤帝 松山タカシ)「はい。ようやく八度目の手がかり」
 「八度もあれば良い。私は一千数百年、あまたの機会を取り逃した。今度こそ、この手に…!」

 過去。花畑に来るクロウ(宮野真守)と黒蜜(朴璐美)。夜になると花びらが風に舞う。涙を流す黒蜜。
 この花の名前はオドリコソウ。しかし黒蜜は違う名前で呼んでいた。


 沙仁輪に会う事になったクロウ。今回は素直に歌留多(藤原啓治)に刀を預ける。
 着くまでは目隠しされなければいけないそうだ。建物に着き、目隠しをはずすクロウ。
 時間がおかしくなり、変な幻覚を見るクロウ。案内された場所はガラス天井の広間。
 目の前に花に囲まれた黒蜜。実体では無いらしい。黒蜜は去る。いきなり久遠(入野自由)に襲われる。
 「お止めなさい」沙仁輪(藤田淑子)が現れる。
 クロウの記憶を呼び戻すためにろうそくに幻覚剤が仕込まれていた。
 ニンコロ・フォスフォレセンス、夜になるとほのかな青白い光を発する花。
 この花を見てこの時間が永遠であれと願った。沙仁輪はクロウを黒蜜に会わせると言う。
 しかし本部の方が襲われる。こちらも攻撃される。巨大な生き物を従えた赤帝軍。

感想:御稜威って何だ?黒蜜はどういう状態でいるんだ?普通の状態だったらクロウを探しに来ると思うし。
 あの車僧、黒蜜の血のせいであの異形になったのかな。嫌がる人に無理矢理血を入れるのは頂けないなあ。

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詳しいサイト:シリウスを目指して翔べ!
ぐる式

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「鋼の錬金術師」14~16 

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「鋼の錬金術師」14~16 荒川弘

 ホーエンハイムそっくりの男はホーエンハイムが生きていた事をエルリック兄弟から聞いた。
 彼らの父親である事も。彼はアルの失くした手を装甲を薄くする事も無く直した。
 エドの怪我した腕やろっ骨も治した。何のモーションも無しに。リンには彼の中身が異常である事がわかった。  男にとって兄弟は人柱だが、リンはいらない存在だった。エルリック兄弟はリンと共に戦うが、相手は圧倒的に強かった。男の出した波動を遠くで感じるヴァン・ホーエンハイム。
 彼は地図の印が付いている所に向かっていた。案内人によるとそこには何も無いが。
 男の波動の後、エルリック兄弟は術を使えなくなる。
 リンを見て使えそうだと考えて男は、自分の眉間に指を置く。
 そこに第三の目が現れ、そこから賢者の石がにじみ出て来る。「今ちょうど強欲(グリード)の席が空いている」  彼は賢者の石をリンの血液に流すつもり。リンは死ぬかもしれない。
 エドは何とかリンを助けようとするが、リンは賢者の石を望む。リンは生き残り、グリードが表に出て来る。
 グリードと言っても以前のグリードとは別人。
 メイ・チャンとスカーが現れる、彼女はお父様を人だけど人じゃないと言う。メイ・チャンはシャオメイに出会う。
 メイ・チャンはエドの実態を知り、(スカーは小柄と言ったが、彼女は飯粒男と言った…)ショックを受ける。
 エド達は術を使えないのに、メイ・チャンとスカーは術を使えた。
 エドはスカーに内乱のきっかけをわざと作ったのがエンヴィーである事を教える。
 なぜスカー達が錬金術を使えるのか興味を持ち、お父様はスカーに近づいて聞く。
 スカーは彼の顔を手で掴むが人体破壊出来ず、逆にやられそうになる。
 グラトニーに食べられそうになったメイ・チャンをアルが助ける。しかし外にはキメラの群れ。
 アル達は錬金術が使えないし、アルはメイ・チャンをスカーに託そうとする。自分達なら殺されはしない。
 しかしスカーの今の状態では自分で手一杯だった。エドはグリードと戦っていた。
 エドが「ランファンはどーすんだ!!」と言った時、一瞬リンの目の表情になった。
 エドはリンがグリードの中にいる事を確信する。二人はラースの所に連れて行かれる。
 アルは自分の中にメイ・チャンを入れて連れてきた。エド達はロイ・マスタングに会う。
 上層部は全て真っ黒だった事が聞かされる。
 エドはブラッドレイに国家錬金術師は止めると言うが、ウィンリィ・ロックベルの名を持ち出され、
止められなくなる。
 会談は終わり、エルリック兄弟は部屋から出て行こうとするが、
ブラッドレイがいきなりアルの鎧に刀を突き刺す。
 抜き取った刀の刃には血はついていなかった。
 グリードがエドの前に現れ、リンに頼まれたと異国の字が書いてある布を待ってる女に渡してくれと頼まれる。  布には賢者の石を手に入れたと書いてあった。エドはスカーとの戦いの跡を直しに行く。
 昼前に術師を呼んだ時は、術師は術を使えなかったそうだ。スカーは囚われていたティム・マルコーに会う。
 お父様はグラトニーを体の中で養っているみたいな描写。
 逃げようとしたり自殺したりすれば町を消すと脅されてるとマルコーは殺してくれと言う。
 スカーは彼の顔面を掴みイシュヴァールで何をやったのか話せと言う。
エドはホークアイ中尉に銃を返そうとブレダから住所を聞き、訪問する。
 彼女はその時シャワーを浴びていたが、
その背中には一部が火傷で消えている錬成陣らしき刺青が彫られてあった。
 リザの父親はマスタングの師匠だった。エドはホークアイにイシュヴァールの話を聞く。

 スカーの兄は錬丹術を学んでいた。そしてロックベル夫妻はイシュヴァール人達の手当をしていた。
 イシュヴァール人の商人から没収した物に南のアエルゴ軍の制式銃があった。軍の刻印は消されていた。
 まず軍内のイシュヴァール人を監獄に入れる。
 マルコー達は、ホムンクルスの指導の元、イシュヴァール人達を使って賢者の石を作っていた。
 アームストロング少佐はイシュヴァール人を逃がそうとしたが、ゾルフ・J・キンブリーが彼らを殺す。
 マスタングも炎の力でイシュヴァール人を殺していた。ホークアイも狙撃でマスタング達を守っていた。
 ノックスは火傷と苦痛が人体に与える影響についてのデータ採取をイシュヴァール人を使ってやっていた。
 錬丹術を調べていたスカーの兄はこの国の錬金術のおかしさに気づく。
 イシュヴァラ教の最高責任者ローグ=ロウが自分の命と引き換えにイシュヴァール人の助命を請うが、
ブラッドレイは断る。
 ロックベル夫妻が居座っているせいで、カンダ地区への侵攻は足踏みしていた。
 キンブリーは上官のそれとない示唆で、彼らを消す事にする。
 スカーの兄は錬丹術を元に自分なりにアレンジして両腕に刺青をしていた。右が分解、左が再構築。
 賢者の石を使った紅蓮の錬金術師キンブリーの力は圧倒的だった。
 スカーの兄は自分の研究した事を書いたノートをスカーに託す。弟は厳しい修練を積んだ武僧だからだ。
 キンブリーの攻撃によってスカー達の父母も周りの者みんなもやられた。
 重傷を負った兄は右腕を失くしたスカーに自分の右腕をやる。
 気がついたらスカーはロックベル夫妻の所にいた。憎しみに捕らわれた彼はアメストリス人の彼らを殺す。
 その後丘に登った彼が見た物はクレーターだらけの残骸と化した町だった。
 賢者の石を返すよう上官達に言われたキンブリーは彼らを抹殺する。それをエンヴィーが見ていた。
 ホークアイは背中の炎の錬金術を生む秘伝を焼いてくれとマスタングに頼む。

 ノクスはイシュヴァールでの事をメイ・チャンに話した。廊下ではランファンが聞いていた。
 メイ・チャンはアルに助けてもらったお礼を言う。
 アルがエドの弟と知り、アルはエドそっくりなのかと想像するが、アルはエドよりうんと背が高いに決まってるし、優しい顔だし、金の短髪、ケンカも兄より強いし、ジェントルマンだと強調し、メイ・チャン、
すっかりアルを素敵な殿方と思いこむ。
 アルは迎えに来たエドと町で会う。
 エドは錬丹術があの状況でも使えた事を思い出し、メイ・チャンに錬丹術の事を聞こうと思う。
 スカーはマルコーに兄の研究を託す。そしてキメラを使ってマルコーがスカーに殺されたように見せかける。
 メイ・チャンはノックスの所から去る。スカーと無事合流する。
 スカーはマルコーの顔を破壊し、メイ・チャンに血止めをしてもらう。マルコーは顔を変えた方が良いから。
 そして兄の研究書を隠した北に向かう。マスタングはチェスの駒の隠し場所から文書を取り出す。
 バーのマダムにその文書を渡す。グラマン中将にセントラルのマダム・クリスマスという飲み屋の女将から極秘回線を通して連絡が来る。メイ・チャン探しをしていたら、マスタングが車から声をかけてくる。
 アルフォンスは目立つので遠くからでもわかったのだ。
 エドは彼に錬丹術の事を話し、マスタングは彼に金を返せと言う。
 「大佐が大総統になったら返してやるよ」とエド。マスタングはエドからシャオメイの手配書をもらう。
 フー爺さんがエド達のホテルに現れる。
 フーとランファンはエドの関係者に頼ると危ないから、自分達でオートメイルの技師を探しに行く。
 軍にスカーが黒髪の中年男性と行動しているのを北部で目撃されたと言う情報が回る。
 老婦人に化けたグラマンは駅でシャオメイを連れたメイ・チャンとぶつかる。彼女はこれから北へ行く事を話す。  キンブリーが牢から出される。エンヴィーが迎える。
 マルコーがスカーと逃げているかもしれない話をするエンヴィー。
 そしてマルコーを見つけたら、見せしめに町を一つ消す。
 街一つ潰すのに一つじゃ足りないだろうとエンヴィーはもう一個賢者の石をキンブリーにやる。
 マルコーの下で石の研究をしていた奴らのを犠牲にして作った物だ。

 グラマンは老婦人に変装して待ち合わせ場所のヒューズ準将の墓の前に来る。
 ヒューズからこれまでの事を聞かされるグラマン。
 グラマンはレイブン将軍から不死の軍団に興味は無いかと聞かれくだらんと一蹴したら、
東方司令部に飛ばされた。
 リオールの暴動。
 鋼の錬金術師の連絡を受け東方司令部がすぐに抑えたはずなのだが、
途中から中央が出張ってきてリオールの治安は急激に悪化。
 グラマンはマスタングがもっていたシャオメイの手配書に気づく。
 メイ・チャンが北に行くと言っていた事がアレックス・ルイ・アームストロングからエドに知らされる。
 彼は北に行くエドに紹介状を渡す。
 北方司令部よりさらに北、
ドラクマとの国境を守っているのはブリッグズの異名を持つオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将、
彼の姉だった。

 スカーの目撃情報がキンブリーにもたらされ、彼はドクター・マルコーを捕まえたと思ったら、ヨキだった。
 マルコーはメイ・チャンと行動していた。
 彼女達はブリッグズ山脈の見える所に来、スカーの兄の研究書を見つける。

 エルリック兄弟はオリヴィエの所に着く。
 ここのオートメイルは柔軟性と軽量性、耐寒性が必要でジェラルミンと炭素繊維、
ニッケル銅などを組み合わせて作られていた。
 オイルも寒冷地仕様。バッカニア大佐の場合、更に発動機による排気熱で肩まわりの凍傷を防いでいた。
 マイナス7度以下の冷気に3時間以上手足をさらさない事、これが凍傷の目安。
 兄弟は大総統とホムンクルスの事はしゃべらずに、メイ・チャン達を探している事をアームストロングに話す。
 彼女は錬丹術に興味を示し、兄弟に仕事を与える。氷柱落としの大事な仕事だ。
 下手にほっとくと落ちてきた氷柱で死ぬ。兄弟の仕事ぶりは要領が悪く、教育は新人にまかされる。
 ファルマン少尉だった。

 スカーはキンブリーに重傷を与え、キンブリーは逃げる。

 ブリッグズの方では地下で異常な音が聞こえた。岩を掘っているような。
 岩を掘っている主はホムンクルスみたいだった。

感想:あまりにも人が殺され過ぎている。親玉は自分のためなのだろうが、もっと殺す気満々だ。
 尋常な数じゃないし。そんなに殺して何が楽しいのかわからない。
 人の究極の楽しみは他者とのコミュニケーションだと思うのだが。スカーもとうとうこっち組に入ったわね。
 つまり敵の敵は味方。錬丹術が希望の光。リンには頑張って欲しい。

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ヒストリエ 3~4

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「ヒストリエ」3~4巻 岩明均

 エウメネスはオルビアのゼラルコスに買われる。
 カロンは彼に「どんな事があっても希望を捨てず切りぬけてゆくんだ!」と言う言葉をかける。
 カロンはエウメネスに言えなかったが、エウメネスの母親はカロンがエウメネスの首に刃を突き付けたので、
戦うのを止めたのだった。

 船に乗ってしばらくしたら奴隷の反乱が起こる。どうやらゼラルコスの奴隷の扱いはひどい物だったらしい。
 奴隷達は全員去勢されていた。しかし操船のための人手が足らず、船は嵐で沈む。

 サテュラと言う猫に起こされる夢を見て目が覚めたエウメネスの目の前には少女がいた。
 彼女は出てったが、そこにいた女の子に聞いてみるとここはボアの村だそうだ。
 後から来た母親らしき人に聞くと、一番近い町はティオス。
 村長の尋問を受けるが、どうやら怪しい人物では無いとみなされたみたいだ。
 しかし一番初めに会った少女は怪しいと言う。彼女の名、サテュラを呼んだからだ。
 エウメネスはサテュラが夢の中に出てきた猫の名前である事を教える。
 この頃猫は普及しておらず、彼女は猫を知らなかったが。

 エウメネスがお世話になっている家は夫人がベラ、娘がケイラ、亭主がラド、そして姪のサテュラ。
 サテュラの父母は亡くなっていて、母の妹のベラに引き取られた。サテュラの父親は先代の村長。
 この村には奴隷はいなかった。村の若者は剣の稽古をしてい、村は柵に囲まれていて、裏には人口のため池。 浜にはエウメネス以外も転がっていたそうだが、全部死体だったそうだ。
 男はエウメネスだけだったし、役立たずを拾って来ても仕方が無いとエウメネスを拾った男は言う。

 ここは下ばきを履く文化の所だった。エウメネスは剣の腕前は一番と言うバトに剣を習いたいと申し込む。
 エウメネスなりに村の現状を見て、この村は兵士が欲しいのかと思ったのだ。しかし最近は戦はないらしい。
 以前は地元民と小競り合いがあったみたいだが。
 ボアと言うのは何世代か前に皆を率いてやってきた女性指導者の名前。
 元々ただの荒れ地や森だった所を開墾し耕作を始めた。
 やがて多くの小麦やオリーブが収穫されだすと先住民達と衝突するようになった。
 今更ながら、よそ者は出てけ(農地を残して)というわけ。
 村人達は踏みとどまったが戦は絶えず、ティオスに地元民との調停を依頼した。
 ティオス市の仲裁で戦は無くなり、村は市へ朝貢するようになった。
 バトは剣を教えてやってもいいけど、代わりに何をしてくれると言う。
 自分が皆のために何ができるのか自分で工夫し考えると言うのが初代村長の教えだそうだ。
 エウメネスはヘロドトスを教えると言う。

 何年か経った。

 サテュラには許嫁がいた。相手はティオス市の第一実力者の息子。
 ティオスの実力者フィレタイロスとサテュラの父親が仲が良かったかららしい。

 朝貢の途中で、村人が鎧を着た人間に殺された。
 敵の正体はわからないが、ティオス市に訳を話しに行かなければならない。バトとエウメネスも行く事になった。

 フィレタイロスが具合が悪く、息子が出てきた。
 弟の方で、兄の事を聞くと、兄はボアの村に尋ねると昨日発ったさおうだ。しかし、村人は途中で会っていない。 弟は何かにきがついたようだ。エウメネスは殺されたクレドの剣を下げている男を見つけ、バト達と跡を付ける。 そこでは軍事訓練をしていた。フィレタイロス家の執事もいた。

 フィレタイロスの長男ダイマコスが村に来、サテュラに会う。ダイマコスはこの村を襲うつもりだった。

 エウメネスは一人町に残って調べる事にする。
 歩兵にティオス市民は一人もいなく、周辺地域に住む地元民でダイマコスの私兵だった。
 ダイマコスは野心家で自分の家の領地を広げたく、温厚な父が重病に倒れたので、動きだしたのだ。

 エウメネスが村に帰ったら、村人の方が良く知っていた。弟のテレマコスが来てあらいざらいしゃべったのだ。
 争っては欲しくないが、自分には兄を止める力は無い。
 内陸部に領土を開くとなれば、市民の支持も得るかもしれない。で、この地を退去してくれと言うのだ。
 しかし村は戦う事に決める。

 村長が裏のため池を見ているのでどうしたのか聞いたら、なんとこのため池、歩いて渡れるのだそうだ。
 最初の堤が残っていて、水に隠れているが、そこは歩いて渡れる。
 村人の多くは知らないが年寄りは知っていて、地元民の中にも知っている人がいるかもしれない。
 それを聞いてエウメネスは作戦を立てる。柵の内側に柵を作りそこに敵を呼んで一戦を交える。
 柵の材料は村の中央にある解体作業が外からほとんど見えない家三軒を解体して作る。
 エウメネスは遭難した時のギリシア服を着て、バトに背中を斬ってもらう。
 エウメネスはダイマコスの所に行く前に、ダイマコスは生け捕りにしろと村人に言う。
 そしてダイマコスの所に行き、
買い付けに来て行きにも泊まった村に泊まったら使用人を殺され父と捕えられたと言う話をする。
 そしてため池が歩いて渡れる話をする。テレマコスが兄を説得しに来ていた。テレマコスはエウメネスに会う。
 ダイマコスはその歩ける所から村に攻め入る。
 しかしそれはエウメネスの罠で、兵達は第二の柵の所に誘いこまれ、先を尖らされた柵にやられていく。
 エウメネスは長い槍も作らせた。戦は村人の圧倒的勝利。
 ダイマコスはエウメネスの言うとおり生かそうとするが、偉そうな態度なので、つい殺してしまう。
 村に帰ったエウメネスはダイマコスと執事とフィレタイロス家の家人の死体を綺麗にして、持ち物も盗らず、
丁寧に棺に入れろと言う。
 彼らの死体はフィレタイロス家に引き取られ、一月後、フィレタイロス家から和睦の申し入れがある。
 フィレタイロスその人が重い病を押してやってきた。
 テレマコスもやってきて、彼はサテュラを妻に迎える事を宣言する。
 エウメネスが好きなサテュラはエウメネスの腕を離さず、叔父が無理矢理離す。
 テレマコスはエウメネスの顔を見て、あの時の村の策略に気づく。
 狂ったように笑うテレマコスに、和睦は無しになったかと思われたが、エウメネスは自分一人が悪者になり、
この村を出て行く事で、和睦をなす。

 バルシネはアリストテレスを探して、一人で彼の家に入る。
 しかしそこにはアリストテレスはいず、そこにいた男は彼女に飲み物を提供し、時の波が見えると言う。
 私には大きな力があり、貴方を守る事が出来ると言う。
 アリストテレスはこの島にはいない、おそらく陸路だろうと言うので、彼女は飲まずに出て行く。
 男はその飲み物を床に捨てる。しかしバルシネはアリストテレスに逃げられる。
 あの男はカルディアまで来ている。だからアリストテレスもカルディアだろうと言うのがバルシネの考え。

感想:相変わらず頭冴えまくりのエウメネス。考え方が情に溺れず、現実的だし。
 しかし、そうそうに奴隷状態から解放されて良かった。

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埴輪人

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「黒塚」第4話 埴輪人(はにわびと) 
原作:夢枕獏 監督:荒木哲郎 キャラクターデザイン:筱 雅律 制作:マッドハウス 脚本:森川治 
絵コンテ&演出:政木伸一 作画監督:佐久間健 
オープニング:WAGDUG FRUTURISTIC UNITY「SYSTEMATIC PEOPLE」(featuring マキシマムザ亮君(マキシマムザホルモン)作詞・作曲:KYONO エンディング:シギ「ハナレバナレ」作詞・作曲:シギ

「星酒の盃 明日香路の 流民寄せ合う夜話や 影は求めん一輪の 名も遠からじ女舞」

第二次世界大戦の空襲下。目が覚めたら包帯だらけの九郎(宮野真守)。隣に黒蜜(朴璐美)が座っている。
 九郎がもう少し元気になったら本当の事を話してくれるそうだ。苦労は首のあたりに違和感を感じる。
 黒蜜はすぐに慣れるわと言う。
 「今あなたに言える事は、私とあなたは、地上のどんな男と女より、固い絆で結ばれていると言う事だけ」
 そう言って、彼女は接吻してくる。空襲のサイレンが鳴る。黒蜜は誰かが来る事を感じる。追手。
 九郎は黒蜜から刀を渡される。ドアの前に男が立ってい、鍵は壊され、男(滝口順平)は機関銃を撃ってくる。  「東京に戻ってたんですね、黒蜜さん」男は左手にはマークがあった。
 黒蜜が撃った弾を、マトリックスのネオのように後ろに倒れて避ける男。
 九郎が刀で襲いかかるが、男は逆に両足で九郎の首を挟み、苦労を窓外に投げ出す。
 投げ出された九郎の上に跳び下りて来た男を避ける九郎。男の右腕はマシンガンになっていた。
 九郎は走るが、弾が一つ、九郎の腕をかすめる。九郎はその痛みに(?)覚醒し、世界が赤く変わる。
 時間の流れが遅くなり、弾を捕える事も、刀ではじく事も簡単になる。男の首下に刀の刃を置く九郎。
 九郎は男を切り裂く。「いたぞ!」と言う別の声が聞こえ、九郎達は逃げる。

 近未来の世界。黒蜜は九郎の目の前で撃たれ、下に落ちる。大勢の者が二人を狙っていた。
 下の石の上に倒れている黒蜜の頭から血が八方に流れ出す。九郎も何弾も撃たれる。
 敵はあのマシンガンの男と同じマークをつけていた。九郎も落ちる。
 黒蜜は撃った者達とは違う装備の者達に攫われる。

 気がついたら、歌留多の仲間のライ(桑島法子)と言う女がいた。
 赤帝軍の奴らを九郎が惨殺したからわたし達は報復を受けるわと彼女、
「あんた、責任とった方が良いんじゃない?」
 「責任?」「…私達、埴輪の仲間になるとかさ」ドアを開けて九郎が去ろうとすると、危ないとライ。
 ドアノブには電気が走っていて、触れば死ぬそうだ。彼女は飲み物を取りに台所に行く。部屋を見回す九郎。   「何かお探し?」とライ。「いや」「そういう時は、冬眠から覚めた蛇って答えるのよ」
 彼はやる事があると出て行こうとする。「黒蜜ね」とライ。
 「私達は黒蜜について教えてあげられる。あんたが仲間になればの話だけど」
 「悪いが、それは出来ない」ドアノブに触っても電気は走っていなかった。
 「気が変わったら、蛇の頭が描いてある肉屋に来てちょうだい。あんたの知りたい事は、そこでしか掴めないわ」

 居座魚(井上和彦)はライの話を信じなかった。もし現れたら私の部屋へ通せと彼は言う。

 九郎は蛇の頭が描かれた肉屋に入る。彼が中に入ると、「なんかお探し?」と店主(今村直樹)。
 「いや」と答える九郎だったが、はっと気が付き、「冬眠から、覚めた蛇を」「おまえが九郎か」
 店主は店の地下に彼を案内する。そこにはライがいた。
 九郎を居座魚の部屋に案内しようとするライだったが、久遠(入野自由)と言う男が2人の前に立ちふさがり、
九郎の刀を預かろうとする。
 しかし九郎は刀を抜こうとし、ライが急いで久遠を止め、居座魚の許可は取ってあると言う。
 九郎は一人で部屋に入る。そこは寒かった。
 ミイツの保管に必要な温度だそうで、決して奪われてはならないそうだ。九郎にさせたいのは鬼退治。
 赤帝軍は生命の神秘の探求に取り付かれている。その実験のために人を攫う。多くの血が流れる。
 全ては血のため。共に戦えば代わりに黒蜜に会わせると言う。居座魚は秘密の地下室を九郎に見せる。
 ライ達にも見せない場所なのだが。そこは黒蜜が落ちて血を流した場所だった。
 「20年前、黒蜜はここで連れ去られ、赤帝軍はその血をもって魔人を作りだす事を目論んだ。
だから我々は黒蜜を奴らから奪わなければならない。それが最大の使命だ。
九郎、黒蜜を取り戻したくば、共に戦え!」
 「何を言ってる。黒蜜を奪ったのは赤帝軍だと。嘘を言うな」「何だと」
 「しらばっくれるな!黒蜜は、お前達が奪って行ったんじゃないか!
あの日、俺から黒蜜を奪ったのは、赤帝軍なんかじゃない!あれはおまえだ」
 「ふん。どうやら本物の九郎だ。そう、我らは黒蜜を匿っている。彼女の血は兵器そのもの。
敵に渡すわけには…」
 九郎は刀の柄を握る。「お前達の話は信用出来ない。まず黒蜜に会わせろ。話はそれからだ」
 「自分の立場がわかってないようだな」銃を構えた久遠だった。
 「吸血鬼。強力する事を拒むなら、おまえの命をここで終えるまでだ」しかし九郎は動く。
 久遠は彼の刀を銃で防ぐが、居座魚が中に入って止める。
 「聞け、九郎。貴様が黒蜜に会えるかどうかは沙仁輪が決める。これからの貴様の行動しだいだ。剣を収めろ」 九郎は剣を収める。「歌留多!聞いていたな」「気付かれてましたか」
 歌留多(藤原啓治)が柱の影に隠れていた。「明日、沙仁輪の元へ九郎を案内しろ」
 「了解。しかし居座魚、本当に良いのかい、よそ者を彼女に会わせてしまって」

感想:九郎は傷つくと覚醒するタイプなのか?
 首切り落とされても蘇っているが、体から首が生えるのか、首と体がくっつくのか?
 なぜ、居座魚達は九郎は連れてか無かったのかな?黒蜜で無いとダメなのかな?
 本当に埴輪達は黒蜜を匿ってるのかな。赤帝軍には確かに魔人がいるみたいだし。
 第二次大戦の時の、男、キャラ良かったな。

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「鋼の錬金術師」11~13

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「鋼の錬金術師」11~13 荒川弘

母親の墓の前で父親のヴァン・ホーエンハイムと出会うエドワード・エルリック。「大きく…なったな?」
 「なんで疑問形なんだよ」「中央あたりで有名だぞおまえ。史上最小国家錬金術師だって?」
 「最年少だッッ」とナイスな会話を交わす親子。
 エドとアルが家を焼いた事を自分の過ちを、その跡を見たくないからじゃないのかと言うヴァン・ホーエンハイム。 「嫌な思い出から逃れるためか?自分がしでかした事の痕跡を消したかったのか?
寝小便した子供がシーツを隠すのと一緒だ。逃げたな、エドワード」
 「てめぇに何がわかる!!」「わかるさ」
 髪がおそろいだと言われ、急いで三つ編みにして、ヴァン・ホーエンハイムを睨むエド。
 そのままズンズンと先を行く。「俺の若い頃にそっくりだな」
 ヴァン・ホーエンハイムはエド達が作った者が本当に母親だったかどうか怪しい事を示唆する。
 汽車の時間があると、
エドを起こさずにピナコの家を出て行こうとするヴァン・ホーエンハイムは
自分達家族四人が写っている唯一の写真をもらう。
 「ピナコ…おまえやっぱりいい奴だな。
昔から何一つ変わらない俺を不審な目で見る事も無く昔通り接してくれた。お礼にいい事を教えてやるよ。
じきに酷い事がこの国に起こる。今のうちによその国へ逃げとけ」
 しかしピナコにその気は無かった。「たまにはご飯食べに帰っといでよ」と言うピナコ。
 ヴァン・ホエンハイムは黙って手を振り、つぶやく。「残念だよピナコ。もうおまえのメシが食えなくなるなんて」

 父親が故郷に帰ってきたらしい事をリン達に話すアルフォンス・エルリック。
 リンはお父さんと仲いいの?と聞き、リンの父が皇帝である事を知る。皇子は24人、皇女は19人。
 シンは50からの少数民族が集まってできている国家で、
その各民族の首長の娘が皇帝の妾として召し上げられて皇帝の子を産む。
 リン母親はヤオ族。彼は皇帝の第12子。皇帝は最近病に臥せっている。
 彼はヤオ族50万人の命運を握ってこの国に来た。アルの体を不老不死に一番近いと言うリン。
 しかしアルの体は時限爆弾付きだった。

 ブレダは脊髄損傷で下半身不随になったハボックのために
医療系錬金術師で賢者の石を持っているドクター・マルコーを連れてこようとするが、
先にエンヴィー達に持って行かれる。

 鉄のからだに人の魂。拒絶反応がいつ来るかわからないのだ。

 エドは父の言葉を受け、人体錬成した者を掘り出す。髪の色も骨も母親の物とは思えなかった。

 ヨキは生き倒れの女の子メイ・チャンを拾う。
 本当は金目の物を奪おうとしたのだが、お付きの子パンダに噛まれ、断念したのだ。

 スカーは相変わらず国家錬金術師殺しをしていた。

 エドは師匠のイズミ・カーティスにも電話し、師匠が人体錬成した物が師匠の子供では無い可能性を話す。

 エドはアル達の所に帰る。そしてアルの肉体が今も活動して脳が働いていると言う考えを話す。
 真理の扉の向こうに体があるのではないか。
 師匠から電話がかかってき、自分達の子供で無い事を確かめた事を聞かされる。

 メイ・チャンはスカーの刺青が錬丹術の流れを汲む物である事に気づく。
 スカーの兄はシンから来た旅人にもらった書物から錬金術に興味を持ったのだった。

 アルはあっちにある肉体は栄養を取ってないから腐っている可能性を言う。
 しかしエドは、こっちの自分と、あっちのアルがリンクしている可能性を話す。
 「ほら、オレって年の割に身長ちいさ…ちい…ち……ちいさいし…」と顔を覆って、
(みとめた…!!と思う、ウィンリイ。トラウマと向き合った…!!と思うアル)
アルの肉体の成長分も自分が背負ってる可能性を語る。
 アルはエドが気付けばしょっちゅう寝ている事を思い出し、
自分の分も睡眠を取ってくれいるのかもしれないと思う。

 エドはブロッシュ軍曹から、スカーが国家錬金術師を狙っている話を聞く。
 エドはホムンクルス達にとって貴重な人柱。スカーに襲われれば、助けに出て来るかもしれない。
 リン達が協力を申し出る。ある程度まで近くにいればホムンクルスの気配を察知出来るし。

 エドは街で派手に錬金術を使った慈善活動を展開、スカーを見事釣り上げる。
 エドの派手な活動を不審に思って聞きに来たロイ・マスタングとホークアイも巻き込まれる。
 ロイはアルに頼まれホムンクルスが現れる前にスカーがやられないように工作活動をする。
 リン達はグラトーニを見つけ、その中に何人も入っている事をランファンは察する。
 その能力を危険と感じキング・ブラッドレイがランファンを斬る。

 ヴァン・ホーエンハイムが乗っていた乗合馬車が襲われる。
 ヴァン・ホーエンハイムは何度も撃たれたのに死なず、賊は逃げる。
 「あなた…なんなのそのからだ…何者なの…!?」と問う子供を連れた母親に、
「化物(ばけもの)だよ」と答えるヴァン・ホーエンハイム。

 リンは手負いのランファンを抱えて戦う。
 荷物になっている者を捨てれば逃げ切れるだろうにと聞くキング・ブラッドレイに
「王は民のために在る者。民無くして王は在りえなイ。キング・ブラッドレイ!あなたは真の王になれなイ!!」
とリンは叫び、閃光弾を放つ。
 しかしキング・ブラッドレイの眼帯の下の印がついた目は光につぶされていなかった。
 「真の王などこの世のどこにもおらぬ!!」

 ウィンリイはエルリック兄弟が暴れている話を聞き、
兄弟を探す。エドはスカーにアメストリス人のロックベルと言う医者夫婦を殺したのではないかと聞き、
それをウィンリイに聞かれてしまう。

 リンは閃光弾と発煙弾と手榴弾を使って逃げる。
 グラトニーはまだ目が使えないが、匂いで追えるので追わせる。

 ウィンリイはそこに落ちていた憲兵の銃をスカーに向けるが、エドが「撃つなあああ!」と叫びながら、
ウィンリイの銃を握り、ウィンリイを背に、スカーと対峙する。
 その姿に自分をかばった兄を思い出し躊躇していたら、アルがスカーに攻撃を加える。
 撃て無かったと泣くウィンリイに「おまえの手は人を殺す手じゃない。人を生かす手だ」と言って銃を離させ、
「たのむ…!!」と手を握るエド。
 エドにすがりついて大泣きするウィンリイ。
 ロイは無線でエド達が戦っている場所を聞き、ホークアイに援護しに行ってもらう。
 グラトニーがエド達の前に現れる。マンホールの蓋から飛び出したリンがグラトニーに大傷を負わせ、捕まえる。 キング・ブラッドレイはリン達を袋小路に追い詰めたと思い、グラトニーをスカーの方へ行かせ、
一人で血を追うが、そこにいたのはランファンの片腕を背負わされた犬だった。
 左腕を失くしたランファンは地下水道を歩いていた。
 ホークアイがスカーの足を撃ち抜き、グラトニーを車に乗せ、リンと一緒に逃げる。
 エド達はスカーを捕まえようとするが、メイ・チャンがスカーを助けに来、連れだしてしまう。
 しかし、子パンダのシャオメイが逃げ遅れ、アルに拾われてしまう。
 ビビるシャオメイがエドの指を噛み、エドに捨てろと言われてしまうが、
シャオメイに噛まれた所で痛くも痒くも無いアルは「大丈夫。痛くないよ。おちついて」と、
まあこの世界には無いだろうが、ナウシカごっこをして、シャオメイに尊敬される。
 ウィンリイはラッシュバレーのカガーフィールから客が待っていると電話を受け、帰る。
 ハボックはリハビリを頑張り、少しでも役に立てるようになるつもりだった。

 ランファンの治療はロイの知り合いのノックスに頼む。
 リンはロイ達にキンング・ブラッドレイもホムンクルスの可能性がある事を話す。
 しかしグラトニーには人ならざる気配があるが、ブラッドレイにはそれは無い。
 マスタングの名を聞き、グラトニーの様子がおかしくなる。
 「ラストころした…ラスト…マスタングたいさ…ロイ・マスタング!!」
 縛り付けていたワイヤーをふっとばすグラトニー。

 ドクター・マルコーはホムンクルス達がこの国を全部利用して巨大な錬成陣を作って
強大な賢者の石を作ろうとしているのではないかと考えた。
 次に血を見るのは北。エンヴィーによると次は北と言うのは合ってるが、少し違うらしい。
 ブラッドレイにはグラトニーが連れ込まれた先の目星がついていて、エンヴィーに迎えに行かせる。

 グラトニーは体の真ん中に穴が開き、そこから目が覗いている状態になっていた。
 大佐の炎もただグラトニーの腹に飲み込まれるだけ。
 リンとエルリック兄弟だけが残り、後はドクターの車で逃げる。
 エンヴィーが現れる。エンヴィーは大佐は飲んじゃいけないとグラトニーに釘を刺し、リンだけ狙えと言う。
 兄弟はグラトニー、リンはエインヴィーと戦う。
 しかし追い詰められたエンヴィーはランファンに姿を変え、リンの動きを止める。
 そこでグラトニーがリンを飲もうとするが、エドが助けようとし、
エドを飲ませるわけにはいかないエンヴィーがエドを止めようとし、三人ともグラトニーに飲まれる。
 アルの手の一部も飲まれる。

 マスタングは噂話の一つとしてブラットレイがホムンクルスと言う話をレイブン将軍にする。
 将軍はマスタングを軍のおえら方だけが集まっている所に連れて行き、そのジョークの続きをうながす。
 そこにはキング・ブラッドレイもいた。マスタングは軍の上層部全員が危ない事を知る。

 シャオメイを一生懸命探すメイ・チャン。シャオメイは生まれつきの病気で大きくなれなかった大熊猫。
 他の大熊猫に捨てて行かれたのをメイ・チャンが拾った。
 チャン族は最下層の一族。立場の弱い者同士引かれ合い、メイ・チャンにとってかけがえの無い存在だった。
 スカーが一緒に探してくれる。

 グラトニーの中は暗闇で、地面を錬金術で掘ってみて、松明を落として見ても、落ちた音がしない。
 松明の火元はどうやら大佐の炎らしい。行けども行けども壁無し。明りに魅かれてエンヴィーが現れる。
 エンヴィーによると出口は無い。グラトニーはお父様が作った疑似真理の扉だった。
 ブラッドレイがお父様なのかと聞くとあんなガキと答えるエンヴィー。大総統も作られた人間とわかる。
 イシュヴァールの内乱のきっかけになった、子供を誤って撃ち殺した事件を起こしたのはエンヴィー。
 当時イシュヴァールへの軍事介入に反対していた穏健派将校に化けてやった。おもわずエンヴィーを殴るエド。 エドは冥土の土産にと自分の正体を見せる。かなりでかい、いろんな顔が表に出ている化け物だった。

 アルはグラトニーに父親の所に連れてってもらう事にする。

 メガネのフュリー曹長は東方司令部勤務を言い渡され、ブレダは西方司令部、
ファルマンは北方司令部への転任が決まる。
 リザ・ホークアイは大総統付き補佐に。

 メイ・チャンはシャオメイが鎧と一緒と言う情報を聞く。
 アルを見つけるが、アルはホムンクルスのグラトニーといて、危ないので、こっそり付ける事にする。
 彼等が入っていった地下の扉を目の前にしてそこから響く地鳴りのような音に怯えを感じるチャオ・メイ。
 彼女はこの国に来てから違和感を感じていたが、その感覚がわかりかけてきたそうだ。
 足の下をたくさんの何かがはいずり回っていル…。その地下には血の跡とかがあった。
 グラトニーによると門番の仕業で、彼をいれば殺されない。格子の天井の上には何かがたくさんいた。

 エドとリンはエンヴィーと戦うが、エドはエンヴィーに飲み込まれる。
 エンヴィーの体の中に賢者の石を見つけ、外にあった遺跡を思い出し、
この空間から出る方法を思い付いたエドはエンヴィーにその事を話し協力を願い出る。。

 メイ・チャンとスカーは門番達と戦っていた。メイ・チャンは下にいる怯えを感じさせる者に人を感じる。

 ブラッドレイは親の名も顔も自分の名も覚えていない。物心ついた時から白衣を着た者達に見守られてきた。
 自分達は大総統候補と呼ばれていた。
 大総統にふさわしいあらゆる勉強訓練を受け体力精神力ともに充実した年齢に達した頃、
賢者の石を注入された。
 彼は12人目。その前の被験者達は全員死んでいた。彼は生き残った。

 グラトニーの腹の中にあったクセルクセスの遺跡。それには人体錬成の陣が描いてあった。
 陣を形作る基礎が当たり前の人間を表わしている。死んだ人間の人体錬成は不可能。
 なら生きた人間はどうか。エドがエド自身を人体錬成すれば扉が開く可能性が高い。
 そしてエドが考えるクセルクセス滅亡の秘密。
 自身を錬成して、その際クセルクセス国民全員を賢者の石にしてしまった人間がいたのではないか。
 この国でも同じ事をやろうとしているのではないか。扉をくぐるには通行料が必要。
 エンヴィーならいくらでも魂を持っている。
 エドはエンヴィーの一部になり果ててしまっているクセルクセスの住人に
「すみません、使わせてもらいます」と言ってパンと手を合わせ錬成を始める。
 その手を合わせる姿を見て、リンは「まるで神への祈りじゃないか」と思う。リンはエドが開けた扉に飛び込む。  扉はエンヴィーから通行料を取り、その魂が「ありがとう」と言っていく。エドも流れにゆだねる。
 「へえ…、からだ取り戻しに来たんじゃないのか」と真理。
 扉の向こうにはもう一つ扉があり、そこにアルの肉体があった。
 しかし扉がエドをひっぱり、アルに手を触れる事が出来ない。
 それに、本人で無いと扉の向こうに連れていけないらしい。
 エンヴィー、リン、エドは全員グラトニーの腹から出る。エドの目の前にはホーエンハイムそっくりの男がいた。

感想:アルが元の体に戻る可能性が示され良かったです。しかしお父様、やる事が大きいなあ。
 軍の上層部も自分の国を犠牲にする気満々ね。でもそんな少数で生き残って何が楽しいんだ。
 まあ、死ぬのは怖いか。不死でいるのも辛そうだけど。お父様の現状は幸せそうに見えないが。
 しかし彼の体は国の下全体にうごめいてるのか?大体真理の扉って何だ?リン、さすが皇子だ、カッコいいな。 あの男、ホーエンハイムそっくりと言う事は、エドと血が繋がってる?


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