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「鋼の錬金術師」14~16 

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「鋼の錬金術師」14~16 荒川弘

 ホーエンハイムそっくりの男はホーエンハイムが生きていた事をエルリック兄弟から聞いた。
 彼らの父親である事も。彼はアルの失くした手を装甲を薄くする事も無く直した。
 エドの怪我した腕やろっ骨も治した。何のモーションも無しに。リンには彼の中身が異常である事がわかった。  男にとって兄弟は人柱だが、リンはいらない存在だった。エルリック兄弟はリンと共に戦うが、相手は圧倒的に強かった。男の出した波動を遠くで感じるヴァン・ホーエンハイム。
 彼は地図の印が付いている所に向かっていた。案内人によるとそこには何も無いが。
 男の波動の後、エルリック兄弟は術を使えなくなる。
 リンを見て使えそうだと考えて男は、自分の眉間に指を置く。
 そこに第三の目が現れ、そこから賢者の石がにじみ出て来る。「今ちょうど強欲(グリード)の席が空いている」  彼は賢者の石をリンの血液に流すつもり。リンは死ぬかもしれない。
 エドは何とかリンを助けようとするが、リンは賢者の石を望む。リンは生き残り、グリードが表に出て来る。
 グリードと言っても以前のグリードとは別人。
 メイ・チャンとスカーが現れる、彼女はお父様を人だけど人じゃないと言う。メイ・チャンはシャオメイに出会う。
 メイ・チャンはエドの実態を知り、(スカーは小柄と言ったが、彼女は飯粒男と言った…)ショックを受ける。
 エド達は術を使えないのに、メイ・チャンとスカーは術を使えた。
 エドはスカーに内乱のきっかけをわざと作ったのがエンヴィーである事を教える。
 なぜスカー達が錬金術を使えるのか興味を持ち、お父様はスカーに近づいて聞く。
 スカーは彼の顔を手で掴むが人体破壊出来ず、逆にやられそうになる。
 グラトニーに食べられそうになったメイ・チャンをアルが助ける。しかし外にはキメラの群れ。
 アル達は錬金術が使えないし、アルはメイ・チャンをスカーに託そうとする。自分達なら殺されはしない。
 しかしスカーの今の状態では自分で手一杯だった。エドはグリードと戦っていた。
 エドが「ランファンはどーすんだ!!」と言った時、一瞬リンの目の表情になった。
 エドはリンがグリードの中にいる事を確信する。二人はラースの所に連れて行かれる。
 アルは自分の中にメイ・チャンを入れて連れてきた。エド達はロイ・マスタングに会う。
 上層部は全て真っ黒だった事が聞かされる。
 エドはブラッドレイに国家錬金術師は止めると言うが、ウィンリィ・ロックベルの名を持ち出され、
止められなくなる。
 会談は終わり、エルリック兄弟は部屋から出て行こうとするが、
ブラッドレイがいきなりアルの鎧に刀を突き刺す。
 抜き取った刀の刃には血はついていなかった。
 グリードがエドの前に現れ、リンに頼まれたと異国の字が書いてある布を待ってる女に渡してくれと頼まれる。  布には賢者の石を手に入れたと書いてあった。エドはスカーとの戦いの跡を直しに行く。
 昼前に術師を呼んだ時は、術師は術を使えなかったそうだ。スカーは囚われていたティム・マルコーに会う。
 お父様はグラトニーを体の中で養っているみたいな描写。
 逃げようとしたり自殺したりすれば町を消すと脅されてるとマルコーは殺してくれと言う。
 スカーは彼の顔面を掴みイシュヴァールで何をやったのか話せと言う。
エドはホークアイ中尉に銃を返そうとブレダから住所を聞き、訪問する。
 彼女はその時シャワーを浴びていたが、
その背中には一部が火傷で消えている錬成陣らしき刺青が彫られてあった。
 リザの父親はマスタングの師匠だった。エドはホークアイにイシュヴァールの話を聞く。

 スカーの兄は錬丹術を学んでいた。そしてロックベル夫妻はイシュヴァール人達の手当をしていた。
 イシュヴァール人の商人から没収した物に南のアエルゴ軍の制式銃があった。軍の刻印は消されていた。
 まず軍内のイシュヴァール人を監獄に入れる。
 マルコー達は、ホムンクルスの指導の元、イシュヴァール人達を使って賢者の石を作っていた。
 アームストロング少佐はイシュヴァール人を逃がそうとしたが、ゾルフ・J・キンブリーが彼らを殺す。
 マスタングも炎の力でイシュヴァール人を殺していた。ホークアイも狙撃でマスタング達を守っていた。
 ノックスは火傷と苦痛が人体に与える影響についてのデータ採取をイシュヴァール人を使ってやっていた。
 錬丹術を調べていたスカーの兄はこの国の錬金術のおかしさに気づく。
 イシュヴァラ教の最高責任者ローグ=ロウが自分の命と引き換えにイシュヴァール人の助命を請うが、
ブラッドレイは断る。
 ロックベル夫妻が居座っているせいで、カンダ地区への侵攻は足踏みしていた。
 キンブリーは上官のそれとない示唆で、彼らを消す事にする。
 スカーの兄は錬丹術を元に自分なりにアレンジして両腕に刺青をしていた。右が分解、左が再構築。
 賢者の石を使った紅蓮の錬金術師キンブリーの力は圧倒的だった。
 スカーの兄は自分の研究した事を書いたノートをスカーに託す。弟は厳しい修練を積んだ武僧だからだ。
 キンブリーの攻撃によってスカー達の父母も周りの者みんなもやられた。
 重傷を負った兄は右腕を失くしたスカーに自分の右腕をやる。
 気がついたらスカーはロックベル夫妻の所にいた。憎しみに捕らわれた彼はアメストリス人の彼らを殺す。
 その後丘に登った彼が見た物はクレーターだらけの残骸と化した町だった。
 賢者の石を返すよう上官達に言われたキンブリーは彼らを抹殺する。それをエンヴィーが見ていた。
 ホークアイは背中の炎の錬金術を生む秘伝を焼いてくれとマスタングに頼む。

 ノクスはイシュヴァールでの事をメイ・チャンに話した。廊下ではランファンが聞いていた。
 メイ・チャンはアルに助けてもらったお礼を言う。
 アルがエドの弟と知り、アルはエドそっくりなのかと想像するが、アルはエドよりうんと背が高いに決まってるし、優しい顔だし、金の短髪、ケンカも兄より強いし、ジェントルマンだと強調し、メイ・チャン、
すっかりアルを素敵な殿方と思いこむ。
 アルは迎えに来たエドと町で会う。
 エドは錬丹術があの状況でも使えた事を思い出し、メイ・チャンに錬丹術の事を聞こうと思う。
 スカーはマルコーに兄の研究を託す。そしてキメラを使ってマルコーがスカーに殺されたように見せかける。
 メイ・チャンはノックスの所から去る。スカーと無事合流する。
 スカーはマルコーの顔を破壊し、メイ・チャンに血止めをしてもらう。マルコーは顔を変えた方が良いから。
 そして兄の研究書を隠した北に向かう。マスタングはチェスの駒の隠し場所から文書を取り出す。
 バーのマダムにその文書を渡す。グラマン中将にセントラルのマダム・クリスマスという飲み屋の女将から極秘回線を通して連絡が来る。メイ・チャン探しをしていたら、マスタングが車から声をかけてくる。
 アルフォンスは目立つので遠くからでもわかったのだ。
 エドは彼に錬丹術の事を話し、マスタングは彼に金を返せと言う。
 「大佐が大総統になったら返してやるよ」とエド。マスタングはエドからシャオメイの手配書をもらう。
 フー爺さんがエド達のホテルに現れる。
 フーとランファンはエドの関係者に頼ると危ないから、自分達でオートメイルの技師を探しに行く。
 軍にスカーが黒髪の中年男性と行動しているのを北部で目撃されたと言う情報が回る。
 老婦人に化けたグラマンは駅でシャオメイを連れたメイ・チャンとぶつかる。彼女はこれから北へ行く事を話す。  キンブリーが牢から出される。エンヴィーが迎える。
 マルコーがスカーと逃げているかもしれない話をするエンヴィー。
 そしてマルコーを見つけたら、見せしめに町を一つ消す。
 街一つ潰すのに一つじゃ足りないだろうとエンヴィーはもう一個賢者の石をキンブリーにやる。
 マルコーの下で石の研究をしていた奴らのを犠牲にして作った物だ。

 グラマンは老婦人に変装して待ち合わせ場所のヒューズ準将の墓の前に来る。
 ヒューズからこれまでの事を聞かされるグラマン。
 グラマンはレイブン将軍から不死の軍団に興味は無いかと聞かれくだらんと一蹴したら、
東方司令部に飛ばされた。
 リオールの暴動。
 鋼の錬金術師の連絡を受け東方司令部がすぐに抑えたはずなのだが、
途中から中央が出張ってきてリオールの治安は急激に悪化。
 グラマンはマスタングがもっていたシャオメイの手配書に気づく。
 メイ・チャンが北に行くと言っていた事がアレックス・ルイ・アームストロングからエドに知らされる。
 彼は北に行くエドに紹介状を渡す。
 北方司令部よりさらに北、
ドラクマとの国境を守っているのはブリッグズの異名を持つオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将、
彼の姉だった。

 スカーの目撃情報がキンブリーにもたらされ、彼はドクター・マルコーを捕まえたと思ったら、ヨキだった。
 マルコーはメイ・チャンと行動していた。
 彼女達はブリッグズ山脈の見える所に来、スカーの兄の研究書を見つける。

 エルリック兄弟はオリヴィエの所に着く。
 ここのオートメイルは柔軟性と軽量性、耐寒性が必要でジェラルミンと炭素繊維、
ニッケル銅などを組み合わせて作られていた。
 オイルも寒冷地仕様。バッカニア大佐の場合、更に発動機による排気熱で肩まわりの凍傷を防いでいた。
 マイナス7度以下の冷気に3時間以上手足をさらさない事、これが凍傷の目安。
 兄弟は大総統とホムンクルスの事はしゃべらずに、メイ・チャン達を探している事をアームストロングに話す。
 彼女は錬丹術に興味を示し、兄弟に仕事を与える。氷柱落としの大事な仕事だ。
 下手にほっとくと落ちてきた氷柱で死ぬ。兄弟の仕事ぶりは要領が悪く、教育は新人にまかされる。
 ファルマン少尉だった。

 スカーはキンブリーに重傷を与え、キンブリーは逃げる。

 ブリッグズの方では地下で異常な音が聞こえた。岩を掘っているような。
 岩を掘っている主はホムンクルスみたいだった。

感想:あまりにも人が殺され過ぎている。親玉は自分のためなのだろうが、もっと殺す気満々だ。
 尋常な数じゃないし。そんなに殺して何が楽しいのかわからない。
 人の究極の楽しみは他者とのコミュニケーションだと思うのだが。スカーもとうとうこっち組に入ったわね。
 つまり敵の敵は味方。錬丹術が希望の光。リンには頑張って欲しい。

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