« ブラッディ・マンデイ 第1話 | トップページ | デュラララ!!×4 »

デュラララ!!×3

Photo_3


「デュラララ!!」×3 成田良悟 

 2年前、池袋 来良(らいら)総合医科大学病院。ベッドに少女が横たわっていた。
 病室の少女に目を向け折原臨也は言う。
 「意識不明、か。目を覚ますといいねえ。
それとも、君にとっては─永遠に眼を覚ましてくれない方がいいのかな?」
 「…どういう…意味っすか…」
 「どういう意味か?解ってる癖に。
いちいち尋ねるのは自分がそれに気づいていないと思い込もうとしている逃避行動の一環かい?
君は恐いんだろ?彼女が目を覚ましたら、この結果について、君が今後永遠に責め続けられるんじゃないかって」 「…」
 「だけど、仮にこのまま死んだとしたらどうだろう?
それこそ一生償えない罪悪感に塗れて生きる事になるのかな?まあ、そうなるんだろうね、君の性格だと。
つまり、彼女が生きようが死のうが、君の罪悪感にはなんの意味もない事だね」
 「…」
 「逃げられないって、どう足掻いても。どこに行こうが過去はついて回る。
 たとえ君が全て忘れようとも、あるいは死んで消えてなくなってしまおうと、
過去って奴はおかまい無しに君の事を追い回す。ひたすらひたすらひたすらひたすら。…何でだか解るかい?」
 肩を竦める臨也。「俺はね、神様って信じてないんだよ。存在が確定してないからね」「…」
 「未来でさえ確定してない世の中で、過去は確かに存在した大いなる存在だ」淡々と
 「まさしく『過去』の積み重ねこそが、人間にとっての『神』じゃないかと思う時さえある」淡々と
 「例えその過去が誤解や妄想に彩られた、実際と異なる事だとしても…
本人がそれを信じるならば、過去は確かに個人にとっての真実に他ならない」
 一体誰に向かって語りかけているのか。
 「それに基づいて行動を、あるいは生き様を決めるというのなら、それは確かに『神』の一種じゃないのかな?」  「なにが言いたいのか…さっぱり解りません」「解ってるくせに」情報屋は少年に言い放つ。
 「君はもう、彼女から逃げられないよ。
彼女への罪悪感は過去となり、即ち彼女は君にとっての神様になるというわけさ」
 少年、紀田正臣は結局少女から逃げ出した。

 現在。彼女、三ヶ島沙樹の意識は戻っているが、まだ病院にいる。
 正臣は時々通っている。正臣は自分達の関係は終わったと言うが彼女はそう思っていない。
 「正臣は戻ってくるよ…だって─臨也さんが、そう言ってたもん」

 セルティ・ストゥルルソンは警察に追われ、異形を見せつけてやる事にした。
 しかし彼女が思った通りには事は運ばなかった。「交機を舐めるなよ、化物」
 逆にセルティは白バイ達に怖い目に遭わされ、這う這うの体で逃げた。
 セルティに業を煮やした警察が一族のほとんどが警察の葛原金之助を呼んで来て、こう言う事になったらしい。 セルティは岸谷新羅から父親の迎えに行かされる。
 新羅の父親森厳はいつもの格好、白衣にガスマスクを被っていて、黄巾賊に絡まれていた。
 黄巾賊達は最近鳴りを潜めた通り魔を探しているらしい。
 少年法に護られて好き勝手に人を殺す事が出来ると思っているのだろうと言う森厳の発言にハタチを超えていると法螺田が言う。
 一分の男の子達はリッパーナイトの時にセルティが後ろに乗せてた静雄にやられた口だった。
 セルティはは森厳を攫って行こうとするが、森厳その前に法螺田の頭を思いっきりアタッシュケースで叩いた。
 バイクで走り去りながらセルティは違和感を覚えていた。昔の黄巾賊は好戦的では無かった。
 それに数年前は中学生の集まりだったから今は高校生のはず…。

 竜ヶ峰帝人、紀田正臣、園原杏里は三人仲良く帰る所だったが、正臣に電話が来て、彼は別行動を取る。
 杏里も用事があると言う。

 正臣は法螺田がやられた事の報告を受けていた。彼が知らない名前だったが。
 聞いてみたら比賀達のグループの高校のOBとかで、比賀は正臣が離れてから入った連中だった。

 正臣が池袋にやってきたのは小学生の時。
 町で絡まれていたクラスメイトを助けたのが切っ掛けで周囲に人が集まり始めた。

 中学生になり、黄巾賊の仲間と一緒にいた時話しかけてきた少女達がいた。
 その中の一人が三ヶ島沙樹。正臣の名前を知っていた。少女は臨也から聞いていたのだ。
 いつの間にか臨也が後ろにい、正臣は初めて臨也に会う。

 正臣達の様子を女が覗いていたのと言うので、正臣達は女を追いかけ始める。女は園原杏里だった。

 森厳、話のはずみに自分がセルティの首を盗んだ事を言ってしまい、逃げる。

 園原杏里は罪歌の子供から黄巾賊のボスが紀田正臣である事を知った。
 それを確かめるためにつけて、今、黄巾賊達から隠れている。杏里はセルティに助けを求める。
 セルティは杏里を助けるが、逃げる途中で森厳に会う。彼は杏里を園原堂のお嬢さんと知っていた。
 あの罪歌は元々森厳が持っていたもので、彼はそれを園原堂に売ったのだった。

 チャットルーム。臨也情報。黄巾賊はブルースクウェアと言うチームを揉めた。
 黄巾賊のリーダーの彼女が攫われて大怪我した。
 ブルースクウェアはクスリとかを扱っていて粟楠会に睨まれた。静雄にも喧嘩を売ってしまった。
 ブルースクウェアは黄巾賊のリーダーが離れた後、黄巾賊に入った。

 正臣は沙樹の病室に行く。彼女はちゃんとリハビリすれば歩けるはずだった。
 本当なら自宅療養になるはずなのだが身内もいないし、だれかが入院費を払ってくれているしで、
この病院にいる。

 門田は正臣に声をかけられる。
 話たい事があるらしく、門田はサイモンの店に誘う。
 正臣はダラーズの中に切り裂き魔がいるのではないかと言うのだ。
 正臣はダラーズにブルースクウェアの連中がいて、切り裂き魔をやったのではないかと疑っていた。
 だからダラーズのボスと話をつけたい。
 正臣は日本刀を携えていた侵入者が黒バイクに乗って去って行った話をする。
 法螺田と言う仲間が黒バイクの奴にやられたと言う話も。しかし門田は切り裂き魔はもうで無いと言う。
 切り裂き魔は平和島静雄に喧嘩を売ったから。
 正臣は門田からダラーズのボスに接触した事がある人の名前を聞く。

 沙樹は臨也に最大限の敬意を払っていた。臨也が死ねって言ったらたぶん死ぬ。
 正臣は臨也って奴への狂信的な態度を止めたら好きになってやってもいいかなと沙樹に言う。
 「しょうがないよ。欠点のひとつぐらい目をつぶってくれると嬉しいな」「参天自分で欠点だって解ってんのかよ」  「まあね、直すつもりもないけど」「欠点なら、直せよ。俺も…手伝ってやるからさ」
 正臣と沙希は付き合い始める。ブルースクウェアが黄巾賊に喧嘩を売ってくるようになった。
 臨也に相談し、その情報によって、ブルースクウェアを劣勢に立たせた。
 そして沙樹がブルースクウェアの車に拉致された。ブルースクウェアのトップの泉井と言う男からの電話。
 正臣は沙樹の誘拐を知る。門田はその頃ブルースクウェアに入っていた。
 しかし沙樹の話を聞き、紗希を助けに行く事にする。
 仲間達も泉井とその腰巾着の法螺田とか嫌いだったのでついてくる。
 正臣は臨也に相談しようと電話をかけるが繋がらない。行こうとするが青の集団を見て足が止まる。
 結局沙樹を助けたのは門田達だった。泉井達は逮捕された。

 臨也言う所の捨て駒の王将正臣は臨也に会いに行く。
 臨也はダラーズのリーダーが竜ヶ峰帝人である事をあっさり教える。

 法螺田達黄巾賊は静雄に喧嘩を売る。追い詰められた法螺田は拳銃を静雄に向って発射する。
 法螺田は粟楠会から拳銃を奪っていたのだった。

 杏里はセルティに相談する。

 正臣は法螺田から電話を受け、将軍クビと言われる。
 理由は、ダラーズのボス、竜ヶ峰帝人とお友達だったから。正臣に処刑宣言を出し、帝人も潰すつもり。

 森厳が臨也の部屋にセルティの首を探しに来る。

 正臣は黄巾賊のアジトに来た。
 正臣は法螺田がブルースクウェアのメンバーで、沙樹が足を折られた現場にいて、
他にもブルースクウェアのメンバーが黄巾賊に入っている事を初めて知る。
 この絶対絶命の状況の中、正臣は前に進み続ける。
 「俺は…ダラーズにも登録してるし、黄巾賊の一員でもある」
 「だが、黄巾賊は首になって、ダラーズも信じられない今の俺は─ただのナンパな高校生だ」
 「だから、ここに来た」「俺は、ただの紀田正臣だ」「だから…だから俺はここに来た!」

 森厳は首をすぐに取り戻す必要は無かった。
 セルティのテレビで放映された映像を見て社の上層部が首より体を研究すべきと言う結論を出した。
 「何やら君は、首に対して我々とは別種にアプローチを仕掛けようとしているようだからねえ。
ヴァルキリー=デュラハンという説を念頭に置いて、
首をある種の勢力抗争という特殊な環境に置いて独自に目覚めさせようとは、中々面白い事を考える」
 「おや…盗聴器は全部外したと思っていたんですけどね」
 「…冗談で言ったつもりだったのだが。本気か?そんなマイナーな説を…」
 臨也、いざとなったら紛争地帯に持って行くつもりらしい。

 追い詰められた法螺田が正臣を撃とうとしたら、ナイフで拳銃を弾かれてしまう。罪歌の子供がやった事だった。 日本刀を構えた杏里が来る。そしてセルティが帝人を連れて来る。
 杏里が匿われていた新羅の部屋に静雄が担ぎ込まれてきたのだ。
 静雄は俺を撃った奴と命令したお言う紀田正臣をぶっ殺すと言っていた。
 法螺田が紀田正臣の指示と言う事にして逃げたのだ。
 杏里はこのままでは正臣が危ないと罪歌の子供から正臣の居場所を聞いてやって来たのだ。
 セルティは新羅から杏里が走って行ったと言うので争いを止めるために帝人を連れてきた。
 黄巾賊、ダラーズ、切り裂き魔。
 お互いの頭に三つの記号が浮かびかけたが、互いの顔を見た瞬間、疑念はどうでも良くなり、
今はただ互いの身の無事だけを考え続け、動きだす。
 集団の中から一つの声が湧きあがる。「今だ…裏切れ!」
 門田がダラーズの仲間達を連れて潜入していたのだ。法螺田と言う名前が気にかかり、探っていたのだ。
 正臣の拳が法螺田の顔面にめり込む。緊張が途切れた正臣は倒れ、沙樹のいる病院に運んでもらう。
 法螺田達は車で逃げるが、静雄に車の屋根を飛ばされる。
 そして運転席と助手席の間に『進入禁止』の道路標識が突き刺さる。
 無数の車の中を猛スピードで疾走し、バイクの音を聞いて黒バイクを思い出し、
黒バイクを押しつぶそうと車体を傾け…
 「警告前の白バイに幅寄せかますたぁ…いい度胸だ。…交機を舐めるなよ…ガキども」

 臨也は比賀から拳銃を回収する。
 すぐに粟楠会に言っても良かったのだが、拳銃で静雄が殺せればラッキーと思っていたのだ。
 で、法螺田に静雄の情報を教えた。比賀は臨也の手駒でもあったが、罪歌の子供でもあった。
 杏里は黒幕である臨也を斬ろうとする。支配すればわかるから。人間が好きだからこう言う事をしたと臨也。
 彼は拳銃で他の人を撃つと脅して、逃げる。
 杏里は臨也を今までに出会った人間とは全く別種の存在と認識する。
 罪歌も臨也に不気味なものをかんじたのか、
いつもならすぐに聞こえて来る呪いの声が臨也が見えなくなるまで沈黙を保ちつづけた。

 臨也はサイモンに顔面を殴られる。法螺田に帝人の情報を流したのは波江。サイモンに連絡したのは沙樹。
 電話帳に露西亜寿司は載っているから。沙希は本気で紀田に惚れていた。2年間の抗争も臨也がやらせた事。 沙希は傷つけられる事承知で攫われたのだ。臨也は家族や恋人に虐待を強いられてきた子達を使っていた。
 2年前、沙樹に向かって別れようと言った正臣だったが、今回は「頼む、別れないでくれ」と言う。
 布団ごしに上半身を押しつけて来る沙樹。「やっぱり…正臣は本当にバカだよ…。すごいバカだよ…」
 涙を目に溜めていた。
 「しょうがねえだろ…。欠点のひとつぐらい、目ぇつぶってくれ…。自分で解ってるなら、直そうよ…。
一緒に…直していこうよ」

 正臣は自主退学した。アパートも解約されていた。沙希は正臣と同じ日に退院したと言う。

 新羅の部屋に突然豊満な体の若い白人の女が来る。森厳と再婚したとか。
 森厳と同じ職場でセルティを研究する気満々。

 チャットルームにバキュラと名乗る人が現れる。正臣のようなしゃべり方だ。

感想:紀田正臣中心の話。もちろん後ろには臨也がいる。嫌いじゃないけど、どうしようもない悪意の塊。
 自己評価が低い女の子達も駒としか思っていない。直せると良いね、沙樹。正臣、小柄でも、カッコ良いね。
 ドテチンのカッコよさには及ばないが。サイモンは上を行くし。静雄ちゃんはただ切れるだけだから…。
 交機の方々、カッコよすぎる。森厳はみなの上を行くのか。食えない奴。

|

« ブラッディ・マンデイ 第1話 | トップページ | デュラララ!!×4 »

デュラララ!!(4)」カテゴリの記事

コメント

デュラララ!!面白いですよねhappy01

投稿: 田中太郎 | 2008.11.11 15:02

はい、大変面白いと思いますhappy02
どのキャラも大概好きです!
(一部悪役を除く)

投稿: 管理人 | 2008.11.11 15:06

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45625/42892649

この記事へのトラックバック一覧です: デュラララ!!×3:

« ブラッディ・マンデイ 第1話 | トップページ | デュラララ!!×4 »