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空白の舞譜

「空白の舞譜(まいふ)」
ファン・ジニ 第18話 脚本:ユン・ソンジュ 演出:キム・チョルギュ

 ピョクケス(リュ・テジョン 声:桐本琢也)はペンム(キム・ヨンエ 声:藤田淑子)へを杖刑に処す事を要求する。 杖刑に処されれば、脚が折られるだろう。タンシム(イ・イネ 声:藤谷みき)はピョクケスの子を宿した事を話し、子供に免じてペンムを許してくれと請うが、キーセンの子など誰の子供かわからないと言われてしまう。
 傷心の彼女がフラフラと帰ろうと道を歩んでいた時、ミョンウォル(ハ・ジウォン 声:本田貴子)に会う。
 タンシムにはミョンウォルが何をしようとしているのかわかった。
 ミョンウォルもタンシムの気持はわかっていたが、仕方の無い事だった。タンシムにもそれはわかっていた。
 ミョンウォルはピョクケスに自分が側女(そばめ)になる事を条件にペンムの放免を請う。
 タンシムはその事をペンムに伝える。
 トクパル(ムン・チュンシク 声:飯島肇)がメヒャン(キム・ボヨン 声:高島雅羅)にペンムの危難を知らせる。
 メヒャンはキム・ジョンハン(キム・ジェウォン 声:宮内敦士)に助けを求める。
 ペンムはスマン様に少しの間牢から出してくれと頼む。キーセンとして最後の夜だからと。
 スマンはペンムの願いを聞く。彼女は自分の部屋に行き、鶴の舞用の衣装を出し、泣く。
 そこにミョンウォルが来る。ミョンウォルはこれからもいくらでも舞えると言う。
 ピョクケス様の側室になると申し出たとかとペンムが言うと、ほどこしのつもりですと返すミョンウォル。
 結局二人は口論してしまい、ミョンウォルは部屋を出る。ペンムは鶴の舞の舞譜を見る。
 そしてピョクケスに死をもって己の罪を償うからミョンウォルを側室にするなどと夢にも思うなとの文を出す。
 ミョンウォルが又ペンムの部屋に行くとそこには鶴の舞 
ファン・ジニ(鶴舞 黄眞伊)と表紙に書かれた舞譜があり、開いてみると何も書かれていなかった。
 動揺するミョンウォル。ペンムはあの白い鶴の舞用の衣装をまとい鶴の舞を一人崖の上で舞う。
 そして彼女は崖から落ちる。彼女の遺体が見つかる。
 その遺体に縋りつき泣くクムチュン(チョン・ギョンスン 声:雨蘭咲木子)達。
 ミョンウォルは怖い顔で「起きて」と遺体に向かって言う。
 「何をしているの。恥ずかしくないの。こんなのずるいわ。一人で逃げるなんて卑怯よ。私は認めない。
だから起きて。早く起きて!…目を開けて。話があるの。話があるのよ!」
 遺体を揺すぶるミョンウォル。
 「あなたは全て話したかもしれないけど、私はまだ話があるの。目を開けて!早く起きてよ!早く!」
 涙を流し遺体を揺すぶるミョンウォルをキム・ジョンハンが止める。
 彼は思わぬ結果になり傷つき荒れているピョクケスに都に帰ろうと言う。
 ヒョングム(チョン・ミソン 声:島本須美)は舟に乗ってペンムの灰を死んだらこの川に行きたいと言っていた川に撒く。
 教坊の者達は死者を悼む真っ白な衣装を身にまとい、川辺で泣いている。
 そこにミョンウォルが着飾って現れる。
 彼女はピョクケスが中断させたために最後まで舞えなかった、ヘンス(行首)が最後まで舞わせようとした、
宮廷舞を一人舞う。

感想:ペンムがやった事はキーセンとして丸っきり間違っている。
 もてなしが大事なのだから、主賓が舞を所望していないのなら、中断するべき。
 しかしペンムがどうしてそうしたかはわかる。
 ミョンウォルに彼女の鶴の舞がただただ優れた技能を披露するためだけの物で、
舞にの美しさを考えていない事を指摘され、それが正しいとわかってしまったから。
 しかもミョンウォルは鶴その物を観察し、ペンムより優れた舞を披露した。
 自分が長い間固執していた物だから、その衝撃は大きい。
 ペンムが自殺してしまい、ピョクケスは傷ついたろう。
 彼は王族なのだから、キーセンごときに侮辱されるのは許せないだろう。しかしこんな事は望んでいなかった。 でも足を折る事を要求していたから、やっぱり、あまり同情出来ない。
 彼のミョンウォルへの固執もちょっと何だったし。愛じゃないよね。
 単に彼女が人気のある女性で、しかも彼になびかないから固執したのよね。
 キム・ジョンハンがピョクケスをあまり責めず都へ帰ろうと言うだけなのには感心した。
 ピョクケス、十分傷ついてるから。彼、タンシムも傷つけてたけど、男の言いそうな事よね。
 まあ、ピョクケス、タンシムの事愛していたわけではないから。
 メヒャンが何だかんだ言って、ペンムの事をわかっていて、彼女を心配して、すぐに行動に移して感動した。
 感じ良いよね。

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