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2008年7月

白虎の神器を巡って

「白虎の神器を巡って」
太王四神記 第16話 音楽:久石譲 脚本:ソン・ジナ 演出:キム・ジョンハク

 白虎の神器の行方を知ってるパソン(キム・ミギョン 声:福田如子)とタルビ(シン・ウンジョン 声:花村さやか)がさらわれる。
 追いかけようにも、難民の群れに巻き込まれ、追いかけられない。百済軍が迫っていて、身動きが出来ない。
 タムドク(ペ・ヨンンジュン 声:萩原聖人)は百済軍は来ないと言う。百済のチンサ王は幼い甥アシンの座を奪い王座についた。ハン城やその周辺の他はチンサ王ではなくアシンに従う城主や将軍が多い。
 今お互いの兵力は五分五分。数千を失うだけでその均衡は崩れる。ホガン城についた軍勢はアシンの物。
 チンサ王は援軍を寄越さないだろう。こちらの数が少ない事を敵に知られれば危うい。
 タムドクはこちらの数が多いと言う話を流させる。

 夜、チュムチ(パク・ソンウン 声:乃村健次)がタムドクの前に現れる。
 パソン達を救いに行く事をタムドクに告げようと来たのだ。
 許可を得たからなと去ろうとしたチュムチだったが、「まだわからん」と言うタムドクの言葉を聞き、足を止める。  「百済の軍隊がこちらの思惑通り引き返すか、それとも、クァンミ城を落としに来るかはまだわからん」
 「さっきは自信満々に断言してたろ?」「王だから」「えっ」
 「私はクァンミ城主のように一人で鬼のごとく戦う技量は無い。
でもわたしは、…王だろう?王がこんな事は言えまい。どんなに考えても、勝ち目は無いと」
 「そうは言っても、戦って勝つか負けるかはまだわからんさ。だろう?
俺らの兵にクァンミ城の兵士を加えれば何とかなるだろうに。だから…」
 「百済軍は返した」「えっ」
 「今朝まで百済の兵士だった者達だ。昨日まで敵だった我々と手を組み、昨日の友と戦いたがるか。
我らが占領したとおの城に行き、民を守れと命じた」
 「城から送り出したって?武器や、鎧を全部持たせたまま?
それじゃあ百済軍を増やしてやるようなもんじゃないか!」
 「彼等が敬う将軍や城主、そして家族はまだここに残っている」「つまり人質って事か」
 「王はつらいな。時には人をだまし、汚い脅迫もする。イヤでも、そうせねばならん。
…そして友であるそなたにはこう頼むのだ。共にいてくれ。私が死んだら私と共に死んでくれと」
 チュムチは座り込んで、溜息をつく。「一緒に生き抜くよりは、一緒に死ぬ方が簡単だ」
 タムドクがちょっと離れた隣に座る。「そうだ、あいつはどうなった?」「あいつ?」
 「クァンミ城主だった奴さ。いつか絶対勝負してやる」

 カグン(永田博丈)が城主の部屋に茶器を持ってくるが、城主はいない。

 森を歩いているスジニ(イ・ジア 声:永田亮子)。突然立ち止まる。「そうか…ようやくわかった」振り向くスジニ。 「おまえ!王様に命令されたんだろ!あたしの後をつけてもめ事起こさないようにしっかり監視しろって。
そうなんだろ!?えっ!?…あたしは今からあっちの川で水浴びするから、見たいなら隠れてないで堂々と見な。近くで。もっとも見たって目の毒なだけか。違うか!?服を取られないように見張ってろよ」
 しかしスジニは水浴びなんかせず、滝の下の池の石に座って酒を飲むだけだった…。「ありえないよな…」
 酒瓶を抱きしめ嬉しそうに笑うスジニ。
 「ありえない!えっ。だろ?一国の王様、それも普通の国じゃないよ、あの高句麗の王様が、…一人で!
…アハハ、だから、お師匠様とチュムチ兄さんはひとまず置いといて、一人で!
あたしを助けに来てくれるなんて、信じられる?」
 独りごとを言いながら酒を飲むスジニ。「でもさ、お礼は言えないんだよね。なぜか?絶対!認めやしないから」 すっかり呪いが解けて、
顔が綺麗になったチョロ(イ・フィリップ 声:加瀬康之)がそのスジニの一人芝居を覗いている。
 「こら、スジニ、馬鹿を言うな。誰がおまえを助けるか。一人で城主に会って、クァンミ城を落そうとしただけだ。
…あたしどうかしてる。
パソン姉さんとタルビ姉さんが、悪党に攫われたって言うのに、あたしはこの事ばっかり…何度も…考えて…。
帰ろう。うちらの王様は、どうせ、まだ眠れないでいるに決まってるよ。帰って鎧でも着せて差し上げなきゃ。
結構難しいんだよね。
まずは身頃を、そうっと着せて、…ここでこうやって、紐を結んで、次にくるっと回して、…難しいんだなあ。
これはあたししか出来ない」

 百済軍が退いた。

 タムドクは嫌な思いである城にいたくないだろうと、チョロを誘う気でいたが、会えなかった。
 チョロは会うのを避け、その上で、タムドクと言う人物を見極めるために秘かについて行くつもりだった。

 ヒョンゴ(オ・グァンノク 声:チョー)は白虎の神器は契丹にあるから、パソンを見つけて、
その兄を探し出そうと陛下に訴えるが、
タムドクはヒョンミンからキハ(ムン・ソリ 声:佐古真弓)が大神官になった事を聞いていて、
国内城に行くつもりだった。
 天の言葉とホゲ軍を契丹に行かせたのも大神官、
父の代から忠誠を誓う臣下を追い出し代わりにヨン家の臣下を据えたのも大神官。
 あの女性がいるからですか、白虎の神器はあきらめるのですかとヒョンゴは聞くが、
タムドクは前の大神官の言葉を思い出していた。
 彼女は自分の長い生命線をタムドクに見せ、今年中に大神官が変わったら、
その大神官は陛下の敵となると言ったのだった。
 タムドクは青龍の神器をヒョンゴに投げ、「神器ならそこにもあります。それをよく研究してください。
どんな使い道があるのか」と言って、去っていく。

 チュ・ジュドがタムドク達が三日後には到着するとヨン・ガリョ(パク・サンウォン 声:菅生 隆之)に報告する。
 彼はその上タムドクが青龍の神器を手に入れた事まで報告する。
 単なる噂だと火天会大長老(チェ・ミンス 声:俵木藤汰)。
 長老はタムドクがクァンミ城で命を落とすと言っていたので、ヨン・ガリョが長老を責める。
 クァンミ城にも手下を送り込んでいると長老、神器が目覚めた証拠はどこにも無い。
 「神器と言う物は条件がそろわなければ目覚めないのです。
目覚めていない神器などただのしがない石ころにすぎません。
まずはその神器の守り主とチュシンの王が同じ場所にいなければ。
しかしただ同じ場所にいるだけではいけません。神器は神檀樹(シンダンス)の封印を解く鍵であります。
目覚めるためには心が必要だと言われております。
朱雀の場合は赤い情熱。チュシンの王への熱き想いが、眠っていた朱雀の神器を目覚めさせるのです。
玄武は暗き怒り。チュシンの王の深い怒りを察知し目覚めると言います。
青龍は冷たき慈悲。白虎は純真なる勇気。二千年前から伝わる記録に記されています」
 長老はタムドク対策に北魏の兵を呼ぶ。北魏の軍と言うより、火天会の軍なのだが。

 ヨン・ホゲ(ユン・テヨン 声:咲野俊介)は契丹の部落を襲う。パソンとタルビはホゲの前に連れ出される。
 白虎の神器を守ってきた鍛冶職人の娘かとパソンに問うホゲ。パソンンは何の事かわからないと誤魔化す。
 パソンの前に男達が連れてこられる。この中に知り合いはとホゲ。
 何をお知りになりたいのかと聞くパソンだったが、ホゲは男の一人を斬り殺す。
 「この地におまえの兄がいるそうだな。
元鍛冶職人ゆえ今もそうではないかと思い、この辺りの鍛冶職人を全て集めた。お前の兄はいるか」
 言葉が出ないパソン。「…次」ホゲ、又一人斬り殺させる。「次」
 一人の男の前に立つイルス(最上嗣生 たぶん…)。「この者も兄ではないか。…次!」
 「ホゲ様。ホゲ様お止めください。…私をお忘れですか。子供の頃、ホゲ様のお世話をしていたタルビです。
こんなお方では無かったのに、どうしてこんな残酷な方に…。お止めください、ホゲ様」
 声をあげて泣くタルビ。「ここにはいません。兄、私の兄は、あの中にはいません」「ではどこにいる」「それは…」 刀を抜くホゲ。「し、知っています!…居場所は、聞いて知っています」

 「全速力で走れば、二、三日で到着します。全軍で移動しますか?それとも、別の部隊を編成しますか?
…大将軍?」
 ホゲが立ち止まったので、いぶかるイルス。「タルビ…タルビと言う名だった…」「えっ」
 「昔身の回りの世話をしてくれた人だ。確かにそうだ。…なぜ…こうなってしまったのだろう」

感想:やはりホゲ、可哀そうな気が…。まあ、自分の責任だが…。
 神器のために契丹の村を襲い、パソンの前で次々と人を殺して行くホゲは怖かった…。
 まあ、神器のためでは無く、キハのためね。いや、対タムドクでもあるが…。
 真の王なら、神器より、国全体を考えて行動するものよね。
 神器は、真のチュシンの王なら、自然に向こうから来る。
 タムドクに助けられたのが嬉しく、一人芝居をしているスジニ、可愛い。
 そして、そんな彼女を黙って草葉の蔭から見ているチョロ…。ストーカーだね。
 恋をすると、多少はストーカーになるわよね。ちょっぴり、多少じゃない、気がするが…。
 彼、顔を知られていない事を良い事に、タムドクの軍にこっそりついていくつもり。
 ついでにスジニをストーカー出来るしね。
 ああ、チュムチ、愛するタルビより、タムドクの求愛の方を受け入れてしまったのね。
 まあ、王様にあのように求愛されて、断れる人はいないか。
 百済軍問題が解決したのに、まだ、タルビを助けにいかないのか、チュムチは。
 タムドクも、スジニの場合は、一人で助けに行ったのに、パソン達のためには動きませんか。
 パソンはそう簡単には殺さないだろうけれど、タルビはわからないだろう。
 正直言って、パソンだって危ない可能性が。ホゲ、荒んでるから。ヒョンゴはいつでも良い。
 今回は玄武の神器を使って、雨を降らせないかと悪戦苦闘。
 天気は動かすと、大変な影響を与えるから、そう簡単には出来ない仕組みにしてるのよね。
 神ならぬ人間に、その影響の隅々まで、わかるはずが無いから。

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アメリカ被曝兵士の告発

「アメリカ被曝兵士の告発 NUCLEAR SOLDIERS」

 核実験場の丘の斜面にいた。
 原子爆弾が投下される直前に後ろ向きに座れ、膝を立て、手を頭の後ろで組めと言われた。
 爆発の瞬間、首の後ろがバーナーで焼かれたように熱くなった。
 爆発の後、塹壕を出て、爆心地で軍事演習をしたのだが、見ると塹壕に積んであった砂袋が燃えて、
溶けた砂がガラスになっていた。

 ビル・バイヤーズさん。ネバダ核実験場ユッカ・フラット、1951年夏。塹壕に入って後ろを向くように言われた。
 原子爆弾が爆発すると、今度は向き直って、キノコ雲をじっくり観察するように言われた。
 それから塹壕を出て爆心地に進撃した。爆発が起こると、砂漠全体が真昼のように明るくなった。
 全ての物がくっきりと浮き出たようだった。

 ロン・ドランさん。
 どれくらい放射能を受けるのかと聞いたら、連隊長はX線写真を撮るより少ないだろうと答えた。
 公開核実験で、私達は爆心地から2キロほど離れた塹壕の中にいた。
 身を守る装備は何一つ与えられず、ただ後ろを向いてしゃがみ、しっかりと目を閉じ、
両手で覆うようにと言われた。
 一瞬、辺りが昼間よりも明るくなり、少し目を開けると自分の手の骨がすけて見えた。
 その時強烈な衝撃波に襲われた。それは山に当たって跳ね返りさらに強い衝撃なって戻ってきた。
 爆心地攻撃の演習に入った。しばらく歩くと足の裏が熱くなってきた。
 足もとに目をやると戦闘用の靴の底がめくれて剥がれ始めていた。それほど地面が熱かった。
 メディアの連中は爆心地から12キロ以上も離れた特等席で大きなゴーグルをつけて見物していた。
 核実験の後、肺を患い、胃からも出血した。関節炎や胆嚢の障害、尿路疾患にも苦しんだ。
 心臓発作も起こした。驚いたのは、実験台にされた翌日、歯茎から出血した事だ。
 二週間後には歯がぐらぐらし始め、指で触ると簡単に抜け落ちた。歯が7本抜けた。
 胃の調子はどうしようもなく悪く、大量に出血したので、手術を受けた。胃潰瘍と言われた。
 それまではどこも悪く無かったのに。

 グレッグ・フォレストさん。(キノコ雲の事)あれほど美しい物は見た事がありません。
 オレンジ、黄色、紫や緑、色んな色に輝いていました。
 それを見て思いました、ミケランジェロにだってこんな絵は描けないだろう。

 パット・キャンベルさん。戦車の砲塔が溶けて土台部分とくっついていた。

 グレッグ・フォレストさん。三人の子供達は実験の後に生まれた。
 上の娘は十台になって心臓に穴が開いているのがわかった。
 次の娘も心臓の弁に障害が見つかり、末の子には軽度の知的障害がある。グレン・グリフィスさん。
 息子達に体の障害が出た。一人は亡くなり、一人は社会保障を受けている。
 娘は背中や喉に自分と同じように発疹やこぶがあった。歯が抜けおち、歯茎からも良く出血した。

感想:別のドキュメンタリーで人体実験じみた核実験の事は知っていた。
 というか、日本人なら、あの核実験の有名な映像を見ただけで、
あの爆風を浴びた人達がどのくらい放射能を浴びているかと顔面真っ青と言った感じになるだろう。
 知らないって恐ろしい、と言うか、断ると軍事裁判なのか。それでも、断るのが正解だったね。
 子供に影響するのが何よりもつらい。

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愛の調べ

「愛の調べ」
ファン・ジニ 第16話 脚本:ユン・ソンジュ 演出:キム・チョルギュ

 ミョンウォル(ハ・ジウォン 声:本田貴子)にとって自分が芸を捨てる事も嫌だったが、
キム・ジョンハン(キム・ジェウォン 声:宮内敦士)が全てを無くす事も嫌だった。
 ゆえに彼の求愛を拒んだ。

 トクパル(ムン・チョンシク 声:飯島肇)はケトン(イ・イネ 声:藤谷みき)に妓夫になる事を申し込むが、
彼女は妊娠していると言って拒む。
 しかしその事をクムチュン(チョン・ギョンスン 声:雨蘭咲木子)に聞かれてしまう。
 誰の子かとケトンを責める仲間達。
 キーセンの子は女の子だったらキーセンになるしかなく、男の子だったとしても身分は賤民、
あまり幸福は望めない。
 しかしケトンの母親が出てきて、
ケトンの子が王族であるピョクケス(リュ・テジョン 声:桐本琢也)の子である事を示唆する。
 王族の子供であれば粗末には扱われない。

 ミョンウォル(ハ・ジウォン 声:本田貴子)とオムス(チョ・ソンハ 声:内田直哉)は宴に呼ばれる。
 その宴の主賓黄進士(ファン・チンサ オ・デギュ)を見て浮かぬ顔になるオムス。
 ファンはミョンウォルに見覚えがあった。彼の知っている女に似ているのだ。20年以上も前の話だが。
 松都(ソンド)にいた頃気まぐれに情けを交わしたのキーセンがいたのだが、たわむれが過ぎたのか、
危うく思いもかけぬ災難に会う所だったとファン。
 ミョンウォルはその話を詳しく聞きたがる。
 しぶるファンだったが、お話が面白ければ玉代として旦那様に共寝を申し込むとミョンウォル。
 しかし彼はそなたも共寝一度で私のおなごになった、だから一生そばに置けとせがむつもりかと言う。
 そんな事があったのかと彼の友(郷班 ヒョンパン)は言う。
 そなたはどうしたのだと聞く友だったが、ミョンウォルが「捨てたのです」とファンが答える前に言う。
 「ほかに手だてはありませんものね。
学問に勤しもうと訪れた名勝の地で、欲望に勝てず妓生を抱き、子までこしらえてしまった。
でも生ませるわけにはいかなかった」
 「チニ」とオムスが止めようとするがミョンウォルの言葉は止まらない。
 「だからおろせと言ったのですか。けれど嫌だと言われた。それでもしや、毒草でも飲ませたのですか」
 「そなた、…そなたは誰だ」
 「ヒョングムでは、ありませんか。
カヤグムの名手だったソンド教坊のヒョングムが、今お話しされた愚かなキーセンではありませんか」
 「なぜだ。なぜおまえがそれを」ミョンウォルはファンの顔に酒をかけて帰る。

 夜、チニの部屋にオムスが来る。母親が会いたがっているそうだ。今日の事を口止めするオムス。
 ファンが今夜来るとの事。
 追い返してやりますとチニは言うが、母が20年もの間待ち続けていた人だとオムスは言う。
 その希望がなければ、おまえの母は今日まで生きてこられなかったとオムス。
 丁重に暖かく迎えろとオムス、決して母を悲しませないように。
 ヒョングム(チョン・ミソン 声:島本須美)は綺麗に着飾り、嬉しそうにファンを待っていた。
 都一の楽士のオムスが、好いたキーセンの後を追い、ソンドに来てから25年経っていた。
 やってきたファンは宴の時と違って、ヒョングムに優しい言葉で答えていた。しかし様子がぎくしゃくしている。
 一人カヤグムを弾いているオムスの部屋にチニが酒肴を持って来る。
 オムスが母に会うようにファンに頼み、何を言えば良いのかも教えたのだ。
 どうしてあの人を母に会わせたのかとチニは聞き、おまえの母が喜ぶだろうとオムスが答える。
 オムス様は良いのですかと聞くチニに私は構わないとオムス。
 「愛とは、何ですか。オムス様の信じる愛とは何なのですか」
 「…緩やかな…調べだ。
速い調子で軽やかに進むのではなく、ゆったりとして、物悲しく聞こえるが、情緒に溢れる、そんな調べだ」
 「オムス様」
 「誰もが先を急ぐ世の中だが、ゆったりと流れる愛が、一つくらいあっても良いだろう。
だがおまえは、おまえはそんな愛し方をするで無い。諦められる愛ならば、自分から終えなさい。
終えるのだ。成し遂げられる愛、そういう愛を、掴みなさい」

感想:チニとジョンハンがついに結ばれましたが、あまりこのカップルに関心が無くて…。
 いえ、お似合いと思いますが、ジョンハンよりムミョンの方が好みなんだもん!
 いえ、現実にジョンハンがいれば、好きになるとおもいますが、ドラマの世界では顔の良さを求めたいなあ~。
 いや、顔が良く無くても魅力的に演じていた役者はいたな…。え、演技力………?
 いや、へたとは思わないのだが…。で、オムスの方が好み。
 そばに素敵な人がいるのに何で気付かないんだ、ヒョングムは。
 プヨン、どうしてもいつも何かを企んでいるみたいに見られてしまって、開き直ったような気がします。
 そう思うんなら、そうなってやる!と言った感じ。

関連ブログ:

あしながおじさんを探して
ママの日記

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青龍の呪(のろ)い

「青龍の呪(のろ)い」
太王四神記 第15話 音楽:久石譲 脚本:ソン・ジナ 演出:キム・ジョンハク

 タムドク(ペ・ヨンンジュン 声:萩原聖人)軍の攻撃により、
関彌(クァンミ)城の総指揮官カグン(永田博丈)が負傷する。
 城主のチョロ(イ・フィリップ 声:加瀬康之)が城の外に打って出る。
 チュムチ(パク・ソンウン 声:乃村健次)達が城主を迎え撃つが、城主の不思議な力に太刀打ち出来ない。
 チュムチが馬から落ち城主に殺されそうなのを見て、スジニ(イ・ジア 声:永田亮子)達弓兵が前に出る。
 しかし、スジニ達も城主が巻き起こした突風によって馬から落ちる。タムドクが一人、城主に向かって行く。
 その姿を見つめるチョロの胸に痛みが走る。彼はスジニを攫って戦場から離脱する。
 ヒョンゴ(オ・グァンノク 声:チョー)はスジニの事はあきらめて、ここから引き上げる事をタムドクに勧める。
 西百済の兵がこちらに向かって来ているのだ。タムドクは出発の準備をさせる。

 一方ヨン・ホゲ(ユン・テヨン 声:咲野俊介)は酒ばかり飲んでいた。
 その様子に将軍達の不満が高まっていた。
 騎馬隊長のチョク・ファン(佐々木誠二)は皆を集めて聞く事を勧めるが、
副官(?)のイルス(最上嗣生)はそれで不満が爆発するのを恐れ、
たちの悪い奴らを選んで首をはねる事を勧める。
 しかしホゲはそんな事には関心が無かった。彼はただキハ(ムン・ソリ 声:佐古真弓)を待っていたのだ。
 キハが現れる。彼女は寝ているホゲの汗をぬぐう。ホゲが目を覚ます。
 「これは夢だ?でなければあなたが側にいるわけが無い」「夢だと思って、頼みを聞いてください」
 ホゲは黙って彼女の手を頬に寄せる。「今までごめんなさい。あなたはいつも、私のそばにいてくれたのに」
 「離れられなかったのです。自分がぶざまで情けないと思いつつ」
 「いつまでも、そばにいてくれますか。何があっても、どんな姿になっても。この先も頼み続けるでしょう。
白虎の神器を捜してください。青龍の神器も捜してください。そして、高句麗も」
 「まだわかりませんか。頼む必要などありません。欲しいと、言うだけで良いのです。私はあなたの物だ」
 「欲しい。あなたの魂が欲しい。あなたを手に入れ、好きに使い、いつか用が無くなれば捨てるでしょう」
 ホゲが彼女に顔を寄せようとするが、キハは立ち上がる。「白虎の神器を探してください。
 そして、タムドクがここに現れたら、殺してください。
 何としても国内(クンネ)城では無く、ここに来るように仕向けます。白虎の神器の名の下に、彼を…殺すのです」 「いつか、私もそうやって死ぬ日が来る」「そうかもしれません」
 「私も頼もう。もしその日が来たら、他の者にはやらせず、あなたが殺してくれ」


 タルグ(キム・ヒョク 声:島川直)が陛下からの手紙をコ将軍(パク・チョンハク 声:大島宇三郎)に渡す。
 その手紙を読んだ将軍は走り出す。
 それを読んだフッケ(チャン・ハンソン 声:辻親八)も又手紙を投げ出して走り出す。
 タルグもその手紙を読みこりゃ大変だと走り出す。

 歩いているヒョンゴに声をかけるチュムチ、「俺も行くよ」と言う。「えっ、どこへ?」「スジニを助けにだよ」
 ヒョンゴはタムドクにはああ言ったが、スジニを助ける気なのだ。

 気絶しているスジニに触れようとしたチョロは、女によって炎に包まれてしまった青龍の幻影を見、
手をひっこめる。

 ヒョンゴ達が城に近づくと、タムドクが使者だと言って一人で城に入れてもらおうとしていた。
 10の城を返すと言うのだ。彼は城に入れてもらう。カグンが出迎える。
 ヒョンゴ達はその隙に城壁の隙間から入る。カグンはキョック大会を見ていて、タムドクの顔に見覚えがあった。

 スジニは木が生えている部屋で目覚め、そこにあった椅子の後ろの空間に入る。そこは森だった。
 森にはチョロがいた。自分を人間では無いと言う彼、彼を見た者は決まって逃げだすと言う。
 スジニは彼に近づく。彼はちょっとだけ顔を上げる。緑色に変色した醜そうな顔がのぞく。
 しかし彼女は逃げず、本当の顔かと聞く。
 体もそうなのと聞きながら視線を手にやると。
 手先は人間の物だったが、その他は緑の苔が生えているかのような皮膚だった。
 生まれた時からか聞く彼女は彼の手にそっと触れる。彼の心臓が高鳴る。
 彼はスジニとあいつ、タムドクは何者かと聞く。「どうして、私の心臓が、こんなに痛むのか」
 チョロは気配を感じて、仮面を顔につけ立ち上がる。
 カグンがタムドクを案内し、チョロにお会いになりますかと聞く。チョロはタムドクを入れる。
 タムドクは10の城を返すから、そなたが捕えた者を返してくれと言う。そなたの女かと聞くチョロ。
 その頃、チュムチ達は暴力で城の者達を片付けながら進んでいた。
(あまり人死には出して欲しくなかったが、仕方が無いか…)
 で、チョロの部屋に辿り着くのだが、チュムチの力ではびくともしない。そこに現れるカグン。
 彼は高句麗の王がチュシンの王と言うのは真かと聞く。彼も又長年チュシンの王を待ちわびてきた。
 それゆえチュシンの星が出て以来時折クンネ城に忍び込み、ホゲと太子を見守っていた。
 チュシンの王のみがチョロを生きたまま神器から救えると聞いていたから。
 タムドクが森を進むと、あのカウリ剣が変化した物が光る。風が吹き、止まる。
 タムドクの背後にチョロの得物が近づく。しかしそれは何かの力にはじき返される。
 タムドクの姿を見て、過去の神の姿を幻視するチョロ。彼は再びタムドクに襲いかかるが、又力にはね返される。 「私を、救ってくれ…」タムドクがカウリ剣の変化した物を構えると、それは弓に変化する。
 その矢はチョロの心臓に刺さる。倒れたチョロの体から青く光る物が突き出していた。タムドクがそれを抜く。
 青龍の神器だ。チョロが10歳の時に父親が青龍の神器を守るために彼の心臓に突き刺したのだった。
 彼の顔の緑色の部分が少し消える。

 一夜明けてチョロは少しずつ元の顔に戻っていた。
 タムドクはヒョンゴ、チュムチ、スジニと一緒に国内城に戻る事にする。
 しかし一行はコ将軍達に会い、合流する事になるのだった。

感想:なんか「フルーツバスケット」を思い出してしまった。
 チョロに近づき逃げないで対応するスジニの姿が醜い姿に変貌してしまった夾に近づく透を彷彿とさせる。
 それで、彼、惚れちゃうのね、スジニに。彼女、ちょっと女である事を忘れるタイプだが、良い子だもんね。
 チョロがすぐ仲間になるのかと思っていたが、ならなくて残念。いつかは…。今回ホゲが切なかったです。
 好みのタイプではありませんが、あんなに切なくキハを愛しているのね。
 しかし、彼はこの前タムドクの使者をさしたる理由も無く殺しちゃいました。同情する必要は無いわね。
 ヒョンゴのぼやきはこのドラマの癒し。チュムチも可愛い。カグンさん、古武士と言った面持ちで、素敵。


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7SEEDS1~3

「7SEEDS」1~3 田村由美

 高1の石清水ナツは目覚めたら嵐の海の上にいた、家にいたはずなのに。
 見知らぬ女性が沈みそうだからこっちに来てと言う。出てみたら見知らぬ男が吐いていた。
 女と別の男がボートを押さえている。四人はボートに乗る。
 ナツだけでなく、他の三人も気がついたらここにいたらしい。島に辿り着く。自己紹介をする。
 ボートを押さえていた男は青田嵐、高2。吐いていた男は麻井蝉丸、18。
 そして早乙女牡丹、他の三人より大人の女性だ。
 ボートにはちゃんと彼ら自身にも見覚えがある荷が詰まっているリュックもあった。
 四人はサバイバル生活を始める。

 ナツと嵐は何か知っているらしい牡丹を誘拐犯ではないかと疑う。
 蝉丸を誘って逃げようとするが、彼は牡丹の方が頼れると逃げるのを断る。
 その事を蝉丸から聞いた牡丹は蝉丸と一緒に、二人に合流しようとナツと嵐を捜す。
 ナツと嵐は、人間も食べれるほど巨大化した食虫植物に捕まってしまう。帽子を目深に被った男に助けられる。 一晩経って、目覚めたら男は消えていた。牡丹と蝉丸はナツと嵐を見つける。
 彼らは島の一番高い所に登ってみようとする。その途中、ナツは誰かの助けを呼ぶ声に気づく。
 三人の人間がワニに囲まれていた。牡丹は助けようとして、負傷する。
 帽子の男が現れ、ワニモドキがその匂いを嫌う実をぶつけろと、実をくれる。ワニモドキを追い払う。
 三人は天道まつり、16、守宮(やもり)ちまき、美大の1年、草刈螢、12歳だった。帽子の男は百舌と名乗る。 牡丹は7人そろったからと、話し始める。学者がいくつもの巨大天体降ってくると予測。
 各国首脳は極秘に対策を検討。人類が死滅した場合の保険も考えた。その最終プロジェクト名が「7SEEDS」。  若く健康な人間を選んで冷凍保存し、人が住める環境に戻ったとコンピューターが判断したら解凍し放出する。それは国ごとに行われ、日本では7人ずつ5つのチームを作った。
 春のチーム、夏のチーム、秋のチーム、冬のチーム。夏だけA・B二つのチームがある。
 遺伝的に能力的に性格的に何百と言う条件の中からコンピューターが選んだ。
 それでも絞り切れず、名前も条件に入った。ナツのチームは夏のBチーム。
 全てのチームにガイドがついている。牡丹はガイド。衝撃の事実に、愛する彼女の花を想って叫ぶ嵐。

 ナツが海では無い事に気づく。彼らは筏を作って、湖に乗り出す。

 嵐の思い人、末黒野花、17は食べられる植物の採集をしていた。
 制限時間は1分。もたもたしてると虫に食われる。その途中甘茶藤子、17が気になる事を気づく。水のある所。  崖の上の奥に水がありそうだ。フリークライミングが出来る花が登る事を志願する。チームは春のチームらしい。 他のメンバーは野火桃太郎、12。雪間ハル、16。角又万作、18。鯛網ちさ、18。そして、ガイドの柳踏青。
 水場はあったが、巨大なカマキリのような虫がたくさんいた。柳が虫の尾の針に背中を刺される。
 下のボートに待機していた藤子とハルが洞窟の裂け目から花達の声が聞こえる事に気づく。
 花も藤子の声に気づく。花は竹を切って、筒を作り、水を下の洞窟に流し込む。

 七人目の少女、新草ひばりは仮死状態で眠っていた。柳がリーダー宣言をして、皆に指示を出し始める。
 ここは関東の近海のはずだから、北西に行けば必ず陸にぶつかる。彼らは出発するが、嵐で島に戻ってしまう。 巨大カマキリの子供達がいっぱいの所。柳は仮死状態の少女を虫ににやって、逃げようとする。
 花が少女をかばって押し倒したら、柳は虫達に飲み込まれる。野火少年が星座から今が春である事に気づく。  確か、秋のはずだったのに。彼らは改めて、自らの状態に気づく。柳が帰ってくる。
 柳はここを脱出するための重大な鍵を見つけたと、皆を誘う。ハルだけが残る。
 行ってみるとそこはカマキリの巣。柳の体からカマキリがはい出してくる。柳は虫に操られていたのだ。
 柳は自分の体に火をつけ、花達を逃がす。7つの富士を目指せと言う言葉を残して。
 花達が帰ってみたら、ハルが海に入っていた。
 どうやったら死ねるかなとハル、ここでは浮いちゃって死にそうにない。
 ここにはピアノが無いし、俺に出来る事は無い。最後を決めるのは自分だと泣きながら言う花。
 言ってみただけだとハル。ちさが焼き物を作り、花はそれを真似て、ハルにオカリナを作ってやる。
 彼らは海に乗り出す。

 夏のBチームは九州北部にいた。どうして夏だけ2チームあるのか聞く嵐。
 メンバーの条件は遺伝性の病気が無い事、早死にした身内がいない事、犯罪者が出てない事。
 そして本人の健康状態が良い事。
 頭がよくて、生殖能力があり、出来ればある分野に秀でていて、豊かで問題の無い家庭に育ち、容姿も麗しい、そういう若者が選ばれた。
 しかし誰かが不安になった。まっとうで美しい純粋培養の人間は生き延びる力が弱いのではないかと。
 そして今の社会に適応しにくい者、反抗的だったり、逆に殻にこもったり、少々問題があるけど健康な人間、
つまり問題児の落ちこぼれ集団、それが夏のBチームだった。
 彼らは変な形の岩を見つける。潜って調べてみたら、それは長崎の平和記念像だった。
 7つの富士とは、地方で富士と呼ばれている山々の事。彼らは大分の豊後富士、由布岳を目指す。
 ナツは目印を見つける。そこには食べ物から色んな道具が入っていた。嵐は東、京に帰ろうとする。
 ナツもついていく。

 春のチームは巨大観覧車の残骸を見つける。横浜だ。観覧車の中に卵がいっぱいあり、それを取る。
 花は家のある東京を実に行く事にし、やはり東京に家があるハルを角又は花につける。
 藤子も別行動で家がある茨城に行きたがる。角又は仙台が家の、のび太、こと野火桃太郎を藤子につける。
 角又は富士山ルートを捜す。金沢がうちのちさもひばりと一緒に残る。遅くても明日いっぱいで帰れと角又。
 藤子ちゃんが日時計みたいなのを作ったから、それで二時間おきくらいに角又が煙を上げる。
 そして角又は藤子ちゃんに何かあったらと笛をやる。花の方は、ハルが花お手製のオカリナを持っていた。
 東京は海の底だった。ちさ達はイグアナっぽいのに襲われる。花達の所にもイグアナが来る。
 ビルに逃げ込む花達。藤子はいきなり筑波山が海に面しているのを見る。関東平野も沈んだのだ。
 一瞬気が狂いそうになるが、桃太の存在が正気を保たせる。
 ビルの中にはパイプオルガンがあり、ハルが明日に架ける橋を弾く。藤子がその音に気づく。
 ちさがあの卵はイグアナ達の物だったのではないかと気づき、角又達は卵をかえす。7人は合流する。

感想:きつい話だ。本当はもっと人が死んでると思う。まあ、こんな風に環境が変わるかどうかはわからないが。  生物が巨大化すると言う事は、エネルギーの摂取が容易な環境と言う事かな。
 食虫植物は栄養が取りにくい環境ゆえに、虫を取るようなった。あんなに大きくはならないと思うが、どうかな? あんな巨大化した虫がいっぱいいる世界は人間にとっては地獄のような世界だ。
 本当の地獄は生き物が何も無い世界だが、そこはコンピューターがちゃんと判断。
 そう言えば、「BASARA」も未来の日本が舞台だったね。こう言うきつい話を作るのが、この方は大変にうまい。 落とし所をどう考えているのだろう。チームはそれぞれ出会えるのだろうか。
 ナツちゃんには生き延びて欲しいが。のび太も頑張れ。角又、カッコいい!彼が死んだら、ショックだな。
 いや、皆好きなので、誰にも死んでほしくない。蝉丸にだって死んでほしくない。
 百舌、共食いの事を言ってたね。彼、したのかな。それとも彼のチームがそういうふうになったのか。
 彼の過去が、その手のきつい物だったのか。

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スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ

「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」
共同脚本:NAKA雅MURA監督・共同脚本:三池崇史 音楽:遠藤浩二 

最後まで書いているけど、別にネタばらしたって、全然構わないような…

 ピリンゴ(クェンティン・タランティーノ)と呼ばれる男が彼を殺しにやってきた男(香取慎吾)達を全員撃ち殺す。  女が声をかける。

 村を出てきた男トシオ(松重豊)が一人のガンマン(伊藤英明)とすれ違う。
 村には宝は無いとトシオは言うが、ガンマンは黙って村に向かう。車馬苦県根畑。
 ガンマンが現れるのと同時に、出て来る二つの集団。一つは赤、一つは白で統一されている。
 負けそうなのはどっちか聞くガンマン。報酬は三分の一で、宝が出なければ必要ないと彼は言う。
 白の方の男、与一(安藤政信)が彼をボウガンで撃つが、その矢を銃弾ではじき返す男。
 どちらの集団も彼を欲しがる。そこに女(ルリ子 桃井かおり)が現れる。
 それだけの腕があるなら一人でやんなとルリ子。ルリ子は落ち付いて決めたらと自分の店に誘う。
 男は女について行く。

 先に村に来たのは赤、平家と見抜く男。なぜなら保安官(香川照之)が弱い平家の側に付いているから。
 平家が来た早々取り込まれ、そのまま抜け出せなくなっていたのだ。

 平家の落人の伝説のある村にお宝が出た。
 で、同じ埋蔵金伝説があるこの村にもお宝目当ての人間達が来た。
 そして赤の奴ら、平家の末裔が来て、その前に来ていたお宝目当ての人間達を一掃、村に居座った。
 そして白、源氏の末裔が現れた。
 源氏の方が明らかに強かったが、お宝探しは平家にまかせ、見つかったら横取りする気だ。

 女の孫、平八(内田流果)は、源氏と平家のハーフだった。源氏の母親静(木村佳乃)は今、源氏の側にいる。 平家の父親アキラ(小栗旬)は殺された。二人は結婚した時、赤と白がまじった花が咲くバラを植えた。
 アキラは静と平八の目の前で平家のボス清盛(佐藤浩市)に殺された。 夫を殺され、静は源氏に逃げ込んだ。

 男は源氏の側に行き、女を買おうとする。それを聞いて与一が男に襲いかかるが、負ける。
 源氏のボス義経(伊勢谷友介)は女を男にやる。
 本気で殺し合ってみたいと思ったのはおまえで二人目だと義経。
 もう一人は、ガキの頃に聞いた伝説の存在、血まみれの弁天。

 二階の部屋に行くガンマンと静。彼女はガンマンに清盛を殺してもらいたがる。
 でも気を付けてと静、義経の部下が強力な武器を仕入れに村を出た事をガンマンに話す。
 与一が男を殺すためにさせた事。

 ガンマンを源氏に案内し、そのまま源氏の所にいた保安官に、ガンマンからのメモが秘かに渡される。
 強力な武器が運び込まれる前に襲撃して強奪しろと平家に伝えろとのメモ。
 でなけりゃ男も保安官も殺されるだろう。
 保安官は清盛(源氏と平家の戦いは平家が負けたので、バラ戦争にあやかり、ヘンリーと改名したが)
に伝える。

 弁慶(石橋貴明)は武器を乗せた荷車を男達に引かせていた。平家に襲われ、弁慶は荷のダイナマイトを使う。 その遠い音を聞き、異変に気づく義経。
 ダイナマイトで仲間が倒れていくのを見て、清盛は重盛(堺雅人)を先に行かせようとする。
 二人の仲間が逃げようとするが、清盛が撃ち殺す。重盛と仲間達、仕方なく、行く。
 義経は異変の理由がガンマンと気づき、ガンマンのいる二階の方に銃弾を撃ち込む。ガンマンは逃げる。
 静は平八と婆を連れて山の爺さんの所に逃げようとするが、途中で戻る。バラを持って行こうとしたのだ。
 しかし、彼女は与一に矢を撃ち込まれる。そこに現れるガンマン。
 与一はまだ息がある女を、与一の仲間は平八と婆を人質に取り、ガンマンは銃を捨てる。

 荷車が溝に車輪を取られて、横倒しになる。弁慶、棺の中に入れていたガトリング銃を取り出す。
 平家の仲間達、素早く逃げる。逃げ遅れた清盛、そのまま馬から落ちて、死んだふりをする。
 弁慶がガトリング銃を撃ち終わると、そこには平家の面々の死体の山。
 しかし、弁慶の方も火矢を撃ち込まれ、ダイナマイトが爆発する。爆風でガトリング銃は清盛の側に落ちる。
 現場についた義経、清盛を遠くから撃つ。倒れる清盛。重盛、ヘンリーこと清盛を助けに行く。撃たれる重盛。
 清盛は服の下に鉄の鎧を身に付けていて、無事だった。

 ガンマンを散々いたぶった与一は、息も絶え絶えの女に口付ける。「けだもの…」とつぶやく婆。
 婆にボウガンを向ける与一だったが、撃たれる。撃ったのは、村を出て行った男トシオだった。
 トシオに銃を投げるよう要求する婆。
 婆は受け取った銃で、与一の矢をはじき、彼の脳天を撃ち、二人の仲間も撃ち殺す。
 婆こそ、伝説の血まみれの弁天だった。

 黙って勝手なまねをしたと義経は弁慶のタマを撃ち飛ばす。

 ルリ子は事前にトシオにある男を訪ねるよう頼んでいた。サインでわかる。
 鉄砲を仕入れてくれるよう頼んだのだ。貸しがあるから返してもらうそうだ。
 トシオは訪ねに行く途中で、ガンマンとすれ違ったのだ。男はピリンゴだった。BBと言うサイン。
 Bloody Benten。弁天は琵琶を弾く時、腕が二本だが、戦う時は八本。
 アキラと言う名をつけたのはピリンゴ。アニメオタクなので…。

 伝七(塩見三省)に介抱され、ガンマンは体力を回復する。
 村に戻ろうとするガンマンを見て、ルリ子は伝七に宝を出すよう言う。

 清盛は保安官を捕まえ、彼を一番前に出しながら進む。盾変わりだ。

 宝はものすごい量の金塊だった。村の男は金塊を運ぶ事を志願する。

 タマを無くして、弁慶は義経への愛に気づく。

 トシオは村の真ん中にお宝を置き、叫ぶ。お宝の出現に出て来る男達。しかし男達はガンマンに撃たれる。
 別の方向からも撃たれる男達。ルリ子だ。義経は弁慶に迫られ、彼を撃ち殺す。
 清盛が村に着き、ガトリング銃をぶっ放す。しかし清盛はルリ子に撃ち殺される。
 だが、ルリ子は保安官に撃たれる。そして、保安官を撃つトシオ。彼も逆に撃たれるが…。
 保安官は立ち上がるが、背中に十字架状の墓碑が突き刺さる。伝七が投げたのだ。雪が降ってくる。
 一人現れる義経の前に現れるガンマン。義経は銃を捨て、日本刀を取り出す。弾を日本刀ではじく義経。
 義経の日本刀を銃で受けるガンマン。もう一つの腕から銃を取り出し、義経を撃つ。

感想:黒澤明の「用心棒」を勝手にパクった「荒野の用心棒」へのオマージュのような作品。
 舞台が日本なので、ついでに黒澤さんの「用心棒」へのオマージュにもなっていたような…。
 体に節穴が開くシーンはサム・ライミの「クィック&デッド」にあったような気がするけど、
たぶんそれより、「死霊のはらわた」の方にそういうシーンがあるのかな?
 私、スプラッタは見れないから、見てない。
 松田優作が「太陽にほえろ!」の殉職シーンで言った「なんじゃこりゃあ!!」は言ってみたいセリフよね。
 まあ、言う状況にはなりたくないけど…。
 二重人格じみた保安官はやっぱ「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムからかな。私はこの映画、面白かったです。 堺雅人さんが出ている事は知らなかったので、出ていて嬉しかった。彼が出てると、そっちばかり見てた。
 清盛に良いようにされる役で、ぴったり…。
 伊勢谷さんと安藤さん(眉無しだが…)、二人のイケメンも楽しめるし、言う事なし!
 私に力があったら、パロディ・マンガでも書きたいぐらい。

他の方のブログその他を見ての感想:そっかあ、セルジオ・コルブッチの「続・荒野の用心棒」の方なんだあ、
ジャンゴは…。
 見た事無い映画だ。ぜひ見たい!
 ルリ子って言うと浅丘ルリ子さんしか思い浮かばないと思っていたら、渡り鳥シリーズからだそうで、そっかあ。  伊勢谷さんと言うと、CASSHERNなのかあ。見てない。
 私は確か「カクト」と言う映画についての雑誌の記事で知ったのよね。ハンサムだから、覚えた。
 「ハチミツとクローバー」で森田やったのよね。見てないけど、記事は読んだ。
 森田の事、自分に似てると言ってたような…。えっ、あの、森田に…!!と思ったので、覚えています。
 だって、森田って、ハンサムらしいが、性格が凄過ぎて、ハンサムである事を忘れてしまう、すご人間よね。
 今回知りましたが、伊勢谷さんって、芸大出なのね。この映画、英語で見るのが基本なのね。
 堂々、日本語で見た。うん、確かに、あの突然のアニメは、キル・ビルを思い出した。

関連サイト:

お楽しみはココからだ
Hyobans

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