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ハジマリ 他

「ノエイン もうひとりの君へ」
監督:赤根和樹 キャラクターデザイン:岸田隆宏 アニメーション制作:サテライト

第22話「ミライへ」
脚本:佐藤和治 絵コンテ:渡辺信一郎 演出:菊地康仁 作画監督:うつのみや理 高橋裕一 入江篤

 アトリ(鈴村健一)は家が転移した場所がどこか知っていた。シャングリラだ。

 ノエインは藤原イサミ( 宮田幸季)達の不幸な未来を見せると言う。

 イサミ達、家を出る。

 親代わりの祖母が亡くなった。
 イサミの他の兄弟は遠い親戚が引き取り、イサミは亡くなったお父さんの友達が引き取る事になる。
 向井ミホ(名塚佳織 )はいじめを受ける。イサミ(喜安浩平)、不良になる。

 上乃木明日香( 岡村明美 )、後藤美有樹(田中敦子 )の家に行く。美有樹を連れていく明日香。
 家のあった場所には何も無かった。


 カラス(中井和哉)と一緒に歩いている後藤ユウ(瀧本富士子)、
城みたいな山が思いの外近くにある事に気づく。カラスには相変わらず遠いが。
 デコヒーレンス化した空間だからと気づくカラス。ここも存在が確定していないあいまいな存在。
 ハルカを助けたいと言う強い想いがあいまいな場所を確定させた。
 ユウがもっとハルカの事を思えば、道は開けていく。遊撃艇が来る。伏せるカラス達。

 イサミ、他の不良との争いで、片目を傷つけられる。(それで、フクロウが…)

 実験船は全部で5隻。函館山を中心に円周状に並べて、素粒子を打ち出す。
 5隻の船でその素粒子を加速させ、円周状にそって進むように量子ポテンシャルを湾曲させる。
 打ち出す素粒子は三種類。
 アルファ、ベータ、ガンマの各素粒子を高速を得るまでマジックサークルで加速する。
 全ての素粒子が高速に達した時、空間が臨界に達し、シータ素粒子が生まれる。
 トビ(白石涼子 )達の歴史より5年ぐらい早い。因果律の侵犯のせい。
 内田涼子(大原さやか)と郡山京司(藤原啓治)、トビとコサギに連れられて、
篠原真琴(咲野俊介)がいる旗艦に乗る。

 遊撃艇が去り、顔を上げるユウ達。城山遠くなる。恐怖心のせい。

 ミホは引きこもる。イサミはナイフを手にする。
 長谷部アイ(千葉紗子 )は左足を三か月以内に切断しないとと言われる。ミホは離人症と言われる。
 イサミは自分の目を傷つけた相手を狙う。アイは病院の屋上の手すりから身を乗り出す。
 ミホは大量に薬を飲もうとする。

 ノエインは上乃木ハルカ(工藤晴香)の龍のトルクがあれば、
不幸な未来を全てシャングリラへ変える事が出来ると言う。
 龍のトルク出現。ユウ、ハルカのみんなを助けてと言う想いを感じる。ユウ、消える。
 イサミを止めるユウ、長谷部を助けろと言う。薬を飲もうとしているミホをアトリが止める。
 イサミ、長谷部を止める。(つまり、家を出たとたん、ノエインが選んだ未来世界に入り込んだわけだ)
 ユウ、戻る。

 気がつくと、イサミ達、家の前に戻る。あれはシャングリラに飲み込まれた未来。あり得るかもしれない未来。


第23話「オワリ」
脚本:大野木寛 絵コンテ:安田賢司 田中孝行 演出:鹿島典夫 作画監督:結城信輝

 ノエイン(中井和哉)は自分の過去を話す。ノエインのハルカは17歳の夏に死んだ、彼の目の前で。
 天井にアイ達がハルカを探している姿が映し出される。「みんな、ここにいたらダメ!」
 ハルカの声がみんなに聞こえる。ウロボロスの輪出現。アトリ、みんなに家に入れと言う。
 「友達を残して逃げるなんて出来ないよ、アトリ」とミホ。過去を思い出すアトリ。「逃げろ、アル…」
 戦争中と思われる地域。やられちゃうよと言う友達(ジル 本田貴子)。
 「バカ、おいてけるかよ」(12才 岡村明美)友達は足を失くしていた。その友達をひきずっているアル。
 「みんなで、南へ行こうって、約束しただろ。南へ行けば、もう凍え死ぬ事も無いんだ。
大人達にいじめられたりもしない。俺達だけで生きていけんだろ、ジル…」
 爆弾が近くに落ちる。アルが握っていたのは、友達の腕だけだった。
 アトリ、ミホの頭に手を置き、「俺が必ず見つけてやる」と言う。龍のトルク発動。アイ達、その衝撃を感じる。
 「僕と君は一つになる。僕の悲しみを消し去るために、君はいるんだ」ハルカに近づくノエイン。
 たくさんの城山が出てくる。時空の収束。家が点滅する。ハルカの力を感じるアトリ。
 カラスによるとハルカの力をノエインが使っている。遊撃艇達も続々出現。
 アトリ、強制的にイサミ達を家の中に入れる。「ハルカがお前達を返そうとしてるんだ」「ハルカが?」とアイ。
 「でも、このままほっとけるかよ」とイサミ。「俺があの二人を必ず連れ戻してやる」とアトリ。「俺は残る」
 「ったくなあ。少しは信用しろよ」「アトリ、妹さん、見つかると良いね」とミホ。「妹はとっくに死んじまってるよ」
 「えっ」「地雷踏んでバラバラになっちまった。まぬけな奴だよ。おまえらもそんなドジ踏むなよ。じゃあな」
 アトリ、家を出ようとする。「あ、待って」腕を取るミホ。「又、会える?」
 「先の事なんてわかんねえよ。でもよ、未来なんてわかんねえから面白えんだろ」優しく腕を離すアトリ。
 「仲良くやれよ」ドアを閉める。家、消える。「さあて、あの不幸面のバカを探さなきゃな」
 アトリ、竜騎兵の服装になる。(つまり、あの物騒な斧の絵のパーカーはアトリのイメージで作られた物か?)

 「帰してやったのか。この時空に統合してやろうとしたのに。おまえはいつも私を悲しませる」「あたしが?」
 「全ての時空のおまえは、全ての時空の私を悲しませる」

 遊撃艇達、ユウ達を狙う。ノエインがやらせているのだ。カラスはハルカをユウに託し、戦いに専念する。

明日香達の前に家出現。そこに家が無くなったと聞いた二条雪恵(中原麻衣)が駆けつける。

 実験始まる。コサギ(本田貴子)倒れる。トビも座り込んでいる。
 マジックサークルの量子の揺らぎで存在が消えかかっているのだ。郡山と内田、先に行く。

 ユウの前にタツノオトシゴ機現れる。「我々は間違いを犯した」ハルカを探している事を伝えるユウ。
 「おまえはノエインを止められるのか」「わかんないけど…、ハルカをたすける!」
 「ならば習合の間へ、おまえを送り届けよう」

 「この時空はねえ、全ての悲しみが集積した時空。だから人は存在を消した。人の存在が悲しみを生む。
認識は誤解の始まりでもあるんだよ。だからねえ、人は認識する事を止め、個の存在を消し、習合と化した」
 ユウが現れる。
 「ああ、奴も呼んだのか。なら見せてやろう。さあ、ハルカ、龍のトルクよ、未来を選択する必要などない。
全ての時空は一つになり、消え去るのだ」

 郡山、真琴ちゃんに銃を突き付ける。篠原も銃を突き付ける。ウロボロスの輪が立ち上がる。

 ラクリマの十皇会は消滅を感じていた。最終障壁リメスが崩壊。

 ウロボロスの輪に気を取られた郡山、篠原に撃たれる。

 ノエインに飲み込まれそうなハルカを、ユウ助ける。
 「クズが、邪魔をするな。私に刃向うきか。全時空に後藤ユウは、一人で、良いのだよ…」
 ノエイン、ユウを捕える。
 「愛しいほど君が憎い」ノエインの体から、痩せさらばえたカラスの体が現れる。その顔と対峙させられるユウ。  「カラスは…」「そう、私は君だよ。ああ、もう一度戻れたら、君のような少年の頃に」「ふざけるな!」
 「君の瞳はまだ純粋だ。そこに深い悲しみが刻まれると思うと、私は悲しい」「何言ってんだ」
 「君はいずれ大いなる悲しみを経験する。生きているのを呪わしく思うほどに」
 ユウの頭をつぶしにかかるノエイン。「信じない」ハルカの声に、ノエイン振り向く。「あなたの事は信じられない」 「では、君に見せてあげる」

 雪恵の車に乗っているイサミ達。彼らは17歳になっていた。助手席にはユウ(中井和哉)。
 後ろの席にはアイ(千葉紗子)、イサミ(喜安浩平)、ハルカ(工藤晴香)。
 後藤は久しぶりに東京から帰って来たのだ。
 アイに、ユウをハルカの隣に座らせなかった気の利かなさを責められるイサミ。「止めてくれよ」「ねえ」
 顔を赤らめるハルカ。「なんか、余計悪い気がしてきた…」
 イサミ、前に乗り出し、「先生、もっと飛ばそうぜ。先生の腕ならあっと言う間じゃん」
 「駄目よ。これでも、結構飛ばしてるんだから」カーブ、ブレーキ音をきしませ、ものすごい曲がり方をする車。
 反対車線のトラック、パンクして反対車線にはみ出して来る。ぶつかる車。気がつくと、ユウは車の外。
 ユウに助けてと言うハルカの声。血だらけのハルカの手が、車のウィンドウを叩く。車が爆発する。
 「私は一度に、友人も、愛する君までも失った。この悲しみを、残された者の悲しみを、君はわかるかい?
世界が意味を失くした瞬間を私は経験した。なぜだ。なぜ私の前から消えた。私だけ残して」
 ハルカにすがりつくノエイン。「なぜなんだ」ノエイン、涙を流している。
 ハルカ、なぐさめようと手をのばしかけるが、「なぜだ」声の調子が変り、ハルカの手が止まる。
 「なぜ私がこんなに苦しむ。私はおまえを求めて無数の時空をさまよった。私のハルカを求めて。
しかし、知ったのだ。無数の時空には、無数の悲しみや苦しみしか無い事を。どこにでも死があった。
どこにでも苦しみがあり、悲しみに満ちていたのだ。…人はねえ、この時空にただ存在するのでは無い。
求める時空を人は認識する事により、その時空は存在する。絶対的観測者は、一人ひとりの人間なのだよ。
だから私は絶望した。全ての時空は不幸の連鎖から逃れられない。初めが悪かったんだ。
だから時空をシャングリラに統合し、無に帰る。
無に帰れば又初めから時空は生まれ、枝分かれてゆき、新しい宇宙が生まれる。
今度こそ予良き時空が生まれるだろう。おいで、私の元へ。人々をあらゆる苦しみから解放するために。
新しき時空を無から生み出そう。おいで。おいで。もうおまえには未来は無いのだから」


第24話「ハジマリ」
脚本:大野木寛 赤根和樹 絵コンテ・演出:赤根和樹 安田賢司 田中孝行 演出:松田清 榎本守
 作画:サテライト

 アトリ、巨大化し、遊撃艇をつぶしていく。「カラス、俺がこいつらをやる。おまえは行け」「しかし…」
 「うるせえよ。早くハルカを取り返してこい。早く行け」

 ノエインとハルカ一つになる。光が発生し、ユウもカラスもアトリも飲み込まれる。

 函館山が赤くなる。「時空の重ね合わせが」と黛拓也(三宅健太)。臨界域に飲み込まれた。
 この場自体が量子状態になりつつある。「もうすぐ全ての存在が不確定となり…」黛に掴みかかる篠原。
 「このマクロ世界で量子状態なんてありえねえんだよ」
 「それだけじゃない。最悪のケースが起こりつつあるんだ」「時空の収束の…」と内田。
 「不確定な物を強制的に確定した事により…」と黛。「だからなんなんだよ」
 「消えるのよ。無限の選択肢を収束させた事によって、無限にある時空を一つに収束させる場が発現するの。
それに巻き込まれて全てが…消えるわ」と内田。

 ウロボロスの輪を見て「ありえねえ…」とつぶやく雪恵。
 (つまりイサミの口癖は雪恵からうつったとか…。反対も考えられるが、イサミの方が雪恵に憧れていたから)
 ウロボロスの向こうにシャングリラが見える。函館山に行くイサミ、ミホ、アイ。

 「ハルカ」時の放浪者(宮田光)の声。ユウの姿が見える。
 「そうだよ。可哀そうに、あの時空を選んでしまったのだよ」ユウの姿、ノエインに変わる。
 「憎しみと悲しみで満ちた未来だ」「未来?」「そう、いくつもある未来の一つだ」「私はどうしたら良いの?」
 「おまえは、どんな未来が見たいのかな」「あたし、悲しい未来は見たくない」
 「人がより良き未来を創造するために、時空は選択出来る無限の未来を存在させている」
 「未来が一つだったら?」「選択肢の無い時空は崩壊し消滅する」「みんな消えてしまうの」
 「そう、空も大地も消え、全て無となる」「どうすれば良いの?」「…おまえは全ての時空の中で選ばれた」
 「どうして?」「おまえでなくても良かったのかもしれない。だが、おまえは選ばれた」「あたしが決めるの?」
 「全ての時空、全ての生き物の声を聞けば良い。感じれば良い」「感じる?全てを…」
 時の放浪者、ウロボロスに変わる。

 ラクリマでは暴動が起こっていた。アイはリリの家に行く。母さんを呼んできてとアイ。
 「地上に出ましょ。みんなで、この世界を見るの。目を逸らさず、もう一度私達の世界を。
そうすれば必ず私達の世界を認識できるわ」

 アトリ、サラ(中原麻衣)にお帰りと言われる。しかし、「まだ消えねえぞ」と、抜け出す。

 トビ、ストレージバッテリーをコサギに渡し、ラクリマに戻ってと言う。
 「全ての時空がシャングリラの因果律の流れに巻き込まれているんだ」「因果律?」
 「それに逆らう事が出来れば、全時空が収束する流れを、押し戻せるかもしれない」
 「押し戻す…。レイズシュミレーターを破壊するのか」「そうだよ」「ラクリマ界の存在記述データが失われる」
 「違うんだよ。レイズシステムでバーチャルな観測者を作り出してもダメなんだ。
存在を確定させるには、人が人を観測し、認識する事が重要なんだ。
お互いを認識し、わかり合えれば、存在は確定できるんだよ」
 「トビ…」
 「この時空に来て、ハルカと出会って、わかったんだ。人は存在を認識する事で、それを確定できるんだよ」
 (仮面ライダー電王と同じ世界観か)

 函館山には一杯人がいた。輪から遊撃艇が大量に出てくる。逃げる人々。
 イサミとアイとミホ、逃げずに手を握る。

 アイ達と一緒に地上に出る少数の人々。ウロボロスの輪の向こうにシャングリラが見える。
 「綺麗。ママにも見えると良いのにね」「何が見えるの、リリ」
 「空に浮かんでる大きなリングの中にね、綺麗な景色が見えるんだよ」
 ミホの目は、何も見る事が出来なかった。
 (薬を飲んで、目をつぶす結果になったのか。しかしアイは自殺してない。
あのままでも、自殺しなかった可能性がある。彼女の左足が切断されてるかどうかはわからない。
未来は無限だから)

 コサギ、ラクリマに戻る。

 アトリ、遊撃艇の流れの向こうのハルカの時空に行く。巨大化アトリをアトリを認識するすぐれたミホ。
 アトリ、遊撃艇をつぶしていく。

 あらゆる不幸な時空をさまようノエイン。
 地球のあちこちで核が爆発する様子を見て、にやりを笑うノエイン、シャングリラに戻る。そこにはカラスがいた。 龍のトルクの力を手に入れたとノエイン。
 「時空は今収束に向かっている。全ては始まった。そして終わる。おまえもそれを望むだろ?おまえは私だから」 カラスを飲み込むノエイン。
 「わかるだろ?私の悲しみと、怒りが!愚かだよ、人はなあ。知らなければ良かったのだ。
存在する意味など…」

 全ての遊撃艇をアトリ、つぶしたが、ウロボロスの輪から又、大量の遊撃艇が出現しようとしているのを見て、
アトリ、自分の巨大化した体で輪を覆う。

 船、分身が現れる。動揺し逃げ出すスタッフ達。撃たれていない郡山も現れる。
 新郡山、撃たれている郡山を見る。「これが内田ちゃんの言ってたさいころの目の話かい?」
 近づいてくる新郡山に向かって撃つ篠原。弾外れる。郡山、篠原を殴る。トビが来る。

 「全ての時空のあたしは、幸せだったと思うよ」ハルカ。湖の岸。カラスがいる。(と思ったら、ノエインらしい)
 「ユウと出会えたから…」湖には教会が沈んでいる。「あたし、幸せだよ」ノエイン、ハッとする。
 「あなたはカラスとは違う。忘れたんだね」
 「私は忘れてなどいない!今もあのハルカが、鮮明に蘇る。あの時の、悲しみが」
 「違う。あなたはユウの記憶を持っているけど、忘れてしまったのでしょ」ハルカの墓の前のユウ。
 「ハルカ、やっぱり俺は東京よりこっちが良いよ。なんかさあ、落ち付くよ。もうすぐ四年目か。
ハルカがいなくなって、早いよな」
 「この時空のハルカも、もういないよ。でもユウは、忘れない」「違う。私は忘れてなどいない」
 「あなたはカラスとは違う。忘れたんだね」「私は…」「忘れたんだね」沢山のハルカに言われるノエイン。
 「もう止めてくれ。消すのは止めてくれ」タツノオトシゴ。沢山のタツノオトシゴを攻撃するノエイン。
 「くずどもの欠片が!お前達は逃げだしたのだ、生きる事の苦しみから。想像の楽園で腐れはてろ!」

 「この時空だけでも、その流れに逆らうんです。
マジックサークルを止めて、量子状態から抜け出す事が出来れば」とトビ。
 黛、バックアップコンピューターを起動させる。
 内田、マジックサークルが消えた時、撃たれなかった郡山さんを観測して確定させなきゃいけない。
 「ダイジョブさ。神様は良い目を出してくれるんだ」

 黛、マジックサークルを緊急停止する。コサギ、攻撃を上に向け、レイズシュミレーターと一緒に爆散する。
 ノエインからカラス抜け出す。カラスの姿、ユウに変わる。
 「おまえの過去が見えたよ。おまえの過去はぼくだったかもしれなよ。でも今のおまえは、僕じゃない!
もし僕だったらハルカを忘れたりしない。イサミを殺しもしない」
 「おまえは私だ」「違う!おまえは僕じゃない!僕は絶対おまえにはならない。未来をあきらめない!」
 ユウ、カラスに変わる。「おまえの存在は確定されていない。おまえこそ幻だ!」「まぼろし…」
 「おいでハルカ。一緒に帰ろう」ユウ。龍のトルク現れる。ハルカ出現。ハルカ達消える。
 ウロボロスの輪、消える。ラクリマのも消える。
 ハルカの時空の輪も消え、アトリ一緒に収束し、青い雪が函館に降る。「ありえねえ」と雪恵先生。

 撃たれてない郡山が残る。しかしトビは消えていく。

 ノエイン、自分が誰かわからない。ノエインの体の表面にたくさんの顔がぞろぞろと出てくる。
 「私の存在は確定しないのか」倒れるノエイン。そこからたくさんの者達逃げ出す。
 「習合の時は終わった。選択の場がよみがえった。認識は復活した」タツノオトシゴ機。
 「おまえたちに選択する事などできはしない…」ノエインの体崩れていく。
 「お前達は必ず戻ってくるよ。この時空にね」

 ハルカ、オレンジ色の場所に出現。カラスによると時空の地平だそうだ。周りに雪が降り始める。
 「一緒にいてくれないの」「俺はいつも君の側にいる、必ず」ハルカを抱き寄せるカラス。「15年後に」
 「カラスはユウだから」「そうだ」カラス、ユウに変わる。一緒に時空を跳ぶ二人。アイ達ハルカの声を聞く。
 二人、戻る。

 冬。ユウが東京から帰ってくる予定。ハルカ、一人教会の前に立ち尖塔を見つめる。
 「カラス、ユウがね、もうすぐ帰って来るんだよ」

感想:あれはありうるかもしれない未来。でも、イサミのお婆さんは死ぬんだろう。
 死なないようにイサミが気をつければ大丈夫かな。アイは左足(?)を切断しないといけないんだろう。
 アイも体の状態を気にして生きていけばいいか。取りあえず、サッカーはあきらめないといけないだろう。
 足切断しなくても、サッカーし続けるのは危険だ。ミホのいじめだけは避けたいね。
 ノエインの過去では、雪恵先生とアイ、イサミ、ハルカが死んでしまう。
 ノエインがあんなに力を持ったのはシャングリラの選択で体を失くしたからか。
 意識体として色々一人で力が使えると。
 習合の間と言っている所を見ると、ノエインの全ての時空を一つにと言う選択は、
シャングリラの選択だったのかな。
 ノエインは不幸な時空ばかり見たみたいだが、無数にあるのだから、幸福な時空もきっとある。
 おそらく彼が無意識的に不幸な時空だけを選びとっていたのだろう。
 無数の時空があると言う事は人間がいない時空とかもありそうだし、ハルカがいないとか、ユウがいないとか、色々と…。
 あの時の放浪者が適切な介入をして、少し方向性を持たせているのかな。
 しかし、アトリ、トビ、コサギは死んだのかな…。ラクリマで生きてると思いたいが…。
 ラクリマはアイ達の行動のおかげで大丈夫だったと思いたい。カラスはユウの意識に沈んでいるんだと思う。
 違うかな。ノエインの体から出て行ったのは、彼が色んな時空で飲み込んでいった人達か。
 基本、ほとんどユウかもしれない…。
 ノエイン、ハルカが死んだ時の記憶は離れないが、ハルカとの楽しい記憶は忘れて、
ただひたすら自分と同じように他の人も不幸にしたかったんだと思う。

関連サイト
Naturalist


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コメント

このアニメはオトメイトのCLOCK ZEROにパクられまくっています

CLOCK ZERO~終焉の一秒~のアンチwiki@ パクリ問題など
http://www50.atwiki.jp/clockzero-pakuri/

CLOCK ZERO】と【ノエイン もうひとりの君へ(2005年10月11日から2006年3月31日放送)】の共通点


・小6女児のヒロインが、量子爆発で荒廃した未来世界に拉致されてくる
・拉致の際には「時の停滞」が始まって、空の色(赤)、建物の色(青)が両作品とも同じ色に染まり、数人の男達がヒロインをとりあう
・「時の停滞が始まった…」とまんま同じ台詞をつぶやく人物がいる
・この世界では完全に時をとめることはできなくて減速することしかできない
・壊れた近似値の未来世界におけるヒロインは、死亡or眠り続けている
・複数の時空を行き来してるメンズがいるが、座標のズレや体への負担を生じるらしく、両作の男ともに、「…また座標がずれた!」などと同じ台詞を呟いている
・時空移動する男達の中に「放浪者」と呼ばれる男が居る
・壊れた未来世界の男達には違う呼び名がある(例・理一郎→ナイト/ユウ→カラス)
・君(お前)のいない世界なんていらない、と言う男がいる
・↑彼はヒロインを交通事故で失った(死亡or眠り続ける)ことにより、世界を恨み、性格に異常をきたした
・彼は一緒に悲しみや不幸のない正しい世界をつくっていこうとヒロインに手を差し伸べる未来世界の最高権力者
・↑彼はヒロインの側にいる「別時空の自分」を妬んで、苦しめようとしている
・妹と友人を失ったことで狂気をはらみ、自分の企みにヒロインを巻き込んだ金髪の外人男。
・その金髪外人男が、妹の代わりに他の娘(何故か 日本人の娘が妹に似ているらしい)に安らぎを見出し始める→その娘に引きとめられても死を選ぶ道を行く
・不審なマント男の正体は近似値の未来からやってきた幼なじみで、そいつがヒロインを助けるために組織を離反する
・↑彼は自分の時空のヒロインを助けてやれなかった罪悪感に苛まれている
・マント男はヒロインの時空でその服装を怪訝な目で見られたり直接言われても、あくまでその格好で行動、闊歩する
・また、その幼なじみの幼い頃の性格は気弱であり、大人に成長した後に過去の自分を見て歯痒く思っていて、過去の自分に向って貶す発言をする
・ヒロインを助けることだけを最優先して決死の覚悟をした幼なじみの大人バージョンが元の世界に帰してくれる
・未来世界には対立する勢力があって、ヒロイン奪取をどちらの派閥も企んでおり、その為、度々未来から怪しい人物が時空移動していた
・未来世界で再会した友人たち(全員大人)は、ヒロインを知らなかったり覚えていない時空があり、しかもその友人たちばかりが、各組織の要職についている
・過去から未来で容姿や言動が変わりすぎてて 「あなたは○○じゃない! 昔の○○はそんなんじゃなかった!」と ヒロインに言われるキャラがいる
・ヒロインは色んな時空(実際見たことのない光景など)を見ることができる
・ヒロインが拉致されて目が覚めると質素な部屋のベッドに寝かされており(部屋がもう本当にそっくり)直後にバイタルサイン(体温や血圧、呼吸、脈拍など)を測られた
・厳重監視の監禁部屋から、腹痛という仮病を使ったくらいであっさり逃亡できてしまう(何故か廊下にも出入り口にも警備員1人いない )
・壊れた世界の居住区(名称も同じ、人々の力なくうなだれた様子や背景までそっくり)をさまようヒロインに誰も気を留めない、声をかけてくれたのは元の世界の知り合いに似た人だけ
・幼なじみはヒロインに「お前、忘れているんだろう」「お前は忘れていても俺(僕)は覚えている」などと言う(このやりとりは数回ある)
・世界の再構築ができる
・ヒロインの関係者に量子実験をさせたがっていた男が、脅迫電話をかけたことがある
・小学校時代彼からもらった手作りストラップを、大人になって年季ものになってっしまっても、大切に所有している女の子がいる
・ヒロインの夢を見る時の台詞が「また、夢をみてる…不思議な夢…」(ノエインでは次週予告の冒頭に毎回ヒロインの声で)
・ヒロインが別時空の友人たちの未来を連続的に見るシーンがある

投稿: | 2014.03.07 17:35

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