« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »

2008年1月

しゃべれども しゃべれども

「しゃべれども しゃべれども」監督: 平山秀幸  原作:佐藤多佳子

最後まで書いています、注意!

 外山達也こと今昔亭三つ葉(国分太一)が今昔亭小三文(伊東四朗)の内弟子に入ったのは18の時。
 古典一筋である。新しい噺を習いたいのだが、師匠は許してくれない。

 工夫が足りない、師匠のおいしいとこだけ取っても駄目と言われる。
 師匠のカバン持ちとして(本来のカバン持ち、今昔亭三角:日向とめ吉がおたふくになった)カルチャー教室(?)、話し方教室に付き添う。そこに一人だけ不機嫌な顔の女(十河五月 香里奈)がいた。
 彼女は途中で帰る。三つ葉は彼女を呼び止める。彼女は師匠を本気で話してない、私達をなめていると言う。
 三つ葉は話の途中で出てくは無礼だろうと言う。
(確かに途中で出てかれるのは感じ悪いが、お客さんを咎めるのは間違いだろう)
 話の流れで三つ葉は自分の噺がいつどこであるかをしゃべる。二つ目ばかりが四人の物だ。

 三つ葉は祖母、外山春子(八千草薫)のお茶のお弟子さん実川郁子(占部房子)から甥に話し方を伝授してくれと頼まれる。甥は関西から引っ越してきて、その関西弁をからかわれているらしい。

 三つ葉、例の高座に出たら、目の前にあの女が不機嫌な顔でいる。動揺で、噺は滅茶苦茶になる。
 高座が終わって待合に出たら、女が待っていた。彼女はどうやったらしゃべれるのと言い、名前を名乗る。

 郁子の甥、村林優(森永悠希)と十河五月に対する三つ葉の話し方教室が始まる。
 と言っても、落語を教えるだけだ。饅頭こわいを教える。笑ってくれたのは郁子だけ。

 ある日、マスクにサングラスの長身の怪しい男(湯河原太一 松重豊)が家の周りにうろついていた。
 春子は竹ぼうきを持ちながら、「うちに何の用だい」と言う。
 一方三つ葉は村林に桂枝雀さんの饅頭こわいのビデオを見せる。関西弁の落語だからだ。
 男はうまくしゃべれるようなトレーニングをやっていると聞いてやってきたのだった。山田と名乗る。
 しかし、村林に野球選手だった湯河原と看破される。代打で有名だった。
 彼は野球解説をしていたが、ヘタだった。

 十河は三つ葉の祖母に習って浴衣を縫う。ほおずき市に行くのだ。「男とか」と三つ葉が言うと、違うと言う。
 誰と行くか決めてないそうで、ちょうど仕事で用がある三つ葉が一緒に行く事にする。

 ほおずき市。十河がおみくじ引くと凶だった。
 三つ葉はほおずきを買ってやろうとするが、彼女は頑なにいらないと言う。蕎麦屋。
 彼女はほおずき市、彼氏と行こうと約束してたのだ。振られたのだが。
 三つ葉はそばが伸びるから食べろと言う。彼女は「誰かを好きになった事なんてないでしょ」と言う。
 三つ葉は母さんの弟子が好きと言う。「でも、あんたと浅草歩けたのも楽しかった。ふん、勝手なもんだな」
 十河、涙を流し、三つ葉驚く。
 三つ葉、後で十河のクリーニング屋の前にほおずきと大吉のおみくじを置いておく。

 相変わらず態度の悪い湯河原。そんなんやからどこのチーム行ってもすぐ放り出されたんやと村林。
 村林が阪神ファンと知って、阪神の悪口を言う湯河原。その彼に今みたいな解説をすればと十河。
 湯河原出ていく。

 図書館でお勉強中の三つ葉に、郁子が話しかける。彼女は鶴屋南北の研究をしていた。
 彼女は四谷怪談を一緒に見に行かないかと誘う。三つ葉、歌舞伎のチケットを買う。彼女との待ち合わせ。
 彼女がお弁当をご馳走してくれる。まずかったが、うまいと言う。彼女は結婚すると言う。
 三つ葉、歌舞伎のチケット二枚を仕事に行けなくなったとあげる。弁当で腹を壊す。
 師匠の落語を、なんとか見るが、その後師匠の前で倒れてしまう。一門会をやるとの事。
 三つ葉、火炎太鼓をやりたいと言う。

 村林、枝雀の落語を覚える。湯河原に聞かせたると言うので、三つ葉、湯河原に会いに行く。
 湯河原は女房の兄(三田村周三)の店の手伝いをしていた。テレビでやっていた

 野球を聞いてみると、適切な解説。その通りにやれば良いのに、放送で選手の蔭口は叩けないとの事。
 村林の噺を聞きにきてくださいと三つ葉。

 しかし村林は噺どころではなくなった。
 クラスのボス、宮田との対決で頭が一杯なのだ、宮田は自分はさほど巨人ファンではないくせに、クラスのみんなが巨人ファンでない

 と気が済まなくて、村林にちょっかいを出していたのだ。宮田は野球で村林を絞めようとしていた。
 宮田は運動神経が良かった。湯河原、村林に野球を教える。十河がその練習している所に通りかかる。
 彼女も饅頭こわいを憶えたそうだ。

 村林が行方不明になる。宮田に負けたのだ。湯河原のお店に書置きを置いて行っていた。
 「湯河原のおっちゃんへ。せっかく教えてもらったのに、オレ、あかんかったわ。三しんや。
はずかしい生とでごめんなさい。ありがとうございました。村林優」
 十河が家の中を捜したかと言う。村林はいつも勝手に上がってた。三つ葉の部屋の押し入れにいた。
 思わず三つ葉は村林を平手で叩いてしまう。(心配したからな)村林、泣く。
 村林は帰り、三つ葉は湯河原や十河と飲む。三つ葉は教室止めようと言う。落語では性格は変わらない。

 次の日、一門会なのに、寝過ごす。
 栄養ドリンクを大量に飲んでいる三つ葉を姿を見て、最後まで出来ない方に師匠はかける。
 二日酔いのせいか、一つ抜けた噺が出来た。十河が三つ葉の噺を聞いていた。

 三つ葉が村林に発表会の事を話す。宮田も呼べと三つ葉は言う。
 村林、宮田(堀越光貴)に発表会のちらしをやる。三つ葉、十河の家にちらしを置いてくる。

 村林のクラスの子が沢山来る。村林の落語は受け、宮田も思わず笑ってしまう。
 「ああ、宮田がわろうた、わろうとる!」思わず言ってしまう村林。帰ろうとする宮田。
 「オレ、ほんまに宮田に聞いてもらえるとは思うてなかった。めっちゃ嬉しかった」「カッコわりい」
 「そやからわろうたんやろ、ちゃう?」宮田帰る。十河は来ない。やっと来る。
 三つ葉の祖母に急き立てられて、家に入る。十河、饅頭こわいではなく、三つ葉がやっていた火炎太鼓をやる。

 湯河原は二軍のコーチをやる事になっていた。村林は大きくなったら三つ葉の弟子になるそうだ。みんな去る。  三つ葉はちょっと家を出、遊覧船に乗る。そこには十河も乗っていた。十河、ほおずきのお礼を言う。
 嬉しかったと十河、「どうしてほおずきなんかくれるわけ」
 「いらないなら返せ。俺はずっと怒ってた。ほおずき、まるっきり無視されて。
どうでもよけりゃこれだけ頭に来ねえ。さっきのなあ、火炎太鼓、三十点」
 十河、三つ葉に抱きつく。「饅頭こわいはどこ行ったんだ」「どこ行ったんだろ」十河、笑顔を見せる。

感想:NHKFMのラジオドラマで知った話。あんまり気に入ったので、原作を買った。映画化しないかなと思った。 でも、映像的な話ではないので無理かと思った。映画化された。
 従兄で男前で、気が弱い綾丸良君ははぶかれてしまった。まあ、なまじっか男前がいると焦点がぼけるか。
 話的には十河や湯河原や村林の方が重要だろうし。
 発表会が終わった時、三つ葉が泣く所が好きだったが、違くしてしまっていた。
 十河は確か芝居やってて、彼氏の口を開けば悪口ばかりの劇団主宰者にぼろくそに言われたのよね。
 まあ、デニーロなんて、芝居はうまくても、会話つまらないらしいから、芝居と普通の会話は比例しないが。
 うん、でも、そうじてキャスティングは良かった。伊東四朗さんも国分太一さんも落語がうまかった。
 村林君の一生懸命枝雀さんの落語のまね、聞いてて悲しくなった。確かに枝雀さんを思い起こさせたから。
 とっても面白かったのに。仕方ないね、鬱は病気だ。

関連サイト:trivialities&realities監督のコメント
シネマぴあ国分さんのインタビュー
公式サイトロケMAPあり

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バッド・エデュケーション

「バッド・エデュケーション La Mala Educacion」スペイン 2004年
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar )

最後まで書いています。

 マドリード、1980年。
 映画になりそうなエピソードを切り抜きしているエンリケ・ゴデ(フェレ・マルティネス Fele Martinez )。
 そこに人が会いに来る。
 俳優だという彼(ガエル・ガルシア・ベルナル Gael Garcia Bernal )は、監督に会いたがる。
 監督の代わりに出た政策主任のマルティン(Juan Fernández )はいないと追い返そうとするが、
しかし青年は監督の姿に気づいてしまう。
 青年はイグナシオ・ロドリゲスと名乗る。イグナシオはエンリケの同級生だった。
 イグナシオはエンリケに「訪れ」と言う題名の脚本を渡す。
 それは子供時代は自分達の話を反映したものだが、大人になってからはフィクションという物だった。
 イグナシオはアンヘル・アンドラーデと名前を変えたからアンヘルと呼んでくれと言う。
 エンリケは彼に帰ってもらう。イグナシオはエンリケの初恋の相手だったが、今は別人だった。

 「訪れ」男(Alberto Ferreiro)は負け続きのかけ事を止め隣でやっていた「ラ・ボンバ」と言うショーを覗く。
 そこでは微妙な恰好のおかま(パキート ハビエル・カマラ Javier Camara )が変な踊りを踊っていた。
 その次に現れたのはサハラ(ガエル・ガルシア・ベルナル)。
 お尻を強調し、ヘアをかたどった物をつけたドレスを着て現れた彼女は髭剃り跡はわかるが、
由美かおる似の美人さんだ。(ウワッー、ガエル魅力的!おいしそう!ガエルの入浴シーンも良いなあ♪)
 キサス・キサス・キサスの歌に口パクをする。彼女は男に持っていたカーネーションを投げる。

  店から出てきた彼女はカーネーションを頭につけて待っていた男に気づく。
 で、一緒にホテルに行って、事に及ぶが、一生懸命しゃぶっても男の物は立たず、男はそのまま眠ってしまう。 サハラは男の財布を物色。男は妻子持ちだった。そして彼がエンリケ・セラーノと言う名である事を知る。
 それは知っている名だった。彼女は眠ってから立ち始めた彼の物で事に及ぶ。
 そう、エンリケはサハラことイグナシオが愛した人だった。男に手紙を残してイグナシオは去る。
 (もう、女の表情が素晴らしいガエル!やっぱ、素敵!簡単なオカマ姿なのに、ドッキドキ!!)

 彼女はマノロ神父(ダニエル・ヒメネス・カチョ Daniel Gimenez Cacho )に会いに行く。
 彼女はイグナシオの妹と名乗る。神父はイグナシオを覚えていないと言う。彼女は神父の部屋を出る。
 しかし、もう一度神父に会いに行く。神父はイグナシオの写真を持っていた。
 神父に兄が書いたと原稿を見せるサハラ。神父はイグナシオの文学の先生だった。

 毎月良い成績の生徒達は褒美として1日だけ野山で過ごせる。引率はマノロだった。
 マノロとイグナシオ( ナチョ・ペレス Nacho Pérez)以外の子供達はみな水遊びに夢中。
 イグナシオはマノロのギターでムーンリバーを歌う、変え歌だが(とても美しいボーイソプラノ)。
 「ムーン・リバー いつまでも忘れない 流れに身を任せて 汚れないよう 
(神父、少年への欲望を抑えきれない様子で見る) 
泥にまみれた流れに 連れ去られないよう 月の輝きと共に 見守っていておくれ 月の輝く川よ 
どこへ流れていくの? 神様や善悪について 教えておくれ 汚れなき心を どうか導いて 恐ろしい暗闇には (ギターの旋律が止まる) 何が潜んでいるの? それを見つけたら…」ノン!と言って神父から逃げ出す少年。

 サハラは金を要求する。

 校長の日。イグナシオはサッカーボールをドリブルしてる。
 いざゴールに蹴り込もうとするが、
ゴールキーパーの少年(ラウル・ガルシア・フォルネイロ Raúl García Forneiro)の顔を見て、
他の方に蹴ってしまう。後ろで歌っているイグナシオを振り返ってみる少年。

 校長はマノロ神父だった。神父の誕生日に神父達の前で「帰れソレントへ」を歌うイグナシオ。
 曲名は「庭師」にしているが…。校長の作詞。
 「庭師よ 庭師 夜も昼も花の世話をし 愛の炎で花びらを色づかせ かくも美しく花々を咲き誇らせる 
可憐なつぼみのひとつひとつに 想いを込めてほほ笑みかけ その目は天を仰ぎ見る 
そこは愛と希望が宿る場所 庭師の手になる花々は 燃えるような色で咲き 想いに応えるよう一体となって 
かぐわしい香りで庭師を包み込む これからも愛の心で 花たちを育て上げよ この世を彩る花々は
 神より託された命」

 イグナシオとエンリケはお互いの恋心を知る。二人映画を見る。サラ(Sara Montiel)の映画だ。

 ここは寄宿学校だった。夜、イグナシオが起きだしたのを見て、エンリケ起きる。
 イグナシオは自分達が映画館でした行為に罪を感じていた。そこにマノロ神父が現れる。
 二人トイレに隠れるが見つかってしまう。神父はイグナシオにエンリケは放校処分にすると言う。
 エンリケを救うため神父に身をまかすイグナシオ。でも神父はエンリケを放校処分にする。

 エンリケは訪れを映画化するとアンヘルに話す。
 役が欲しいというアンヘルにエンリケの役はどうかと言うエンリケだったが、サハラを演じたいというアンヘル。
 サハラを演じるには逞しすぎるというエンリケだったが、痩せられると言うアンヘル。

 エンリケのかわりに運転してエンリケの家にいくアンヘル。エンリケはプールで泳ぎ始める。
 アンヘルもブリーフ一丁になる。
(良いのかガエル、そんな姿になって!!!やっぱり背が低いから短足だよなあ。良いの、好きだから)
 ブリーフを脱ごうとするアンヘルだったが(ああ、ヘアがちょっぴり見……)エンリケにじっと見られて、止める。(体はどうしても背の分、フェレ・マルティネスの方が綺麗よね、くやしい…ってあんた何者?!)
 水から上がる彼のすけて見える股間をじっと見つめるエンリケ。(良いのか、ガエル?あんたはえらい!)
 アンヘルはブリーフを脱いでジーンズを履く。(ヘアがちょっと見えるぞ、ガエル。監督、あんた罪つくりだよ)
 エンリケはアンヘルをイグナシオと思えないと言う。好きだった曲にも無反応だったのだ。
 サハラの役をやれないなら映画は白紙とアンヘル。「では君には用はない。“男じらし”め!出て行け」
 エンリケ去る。「ホモめ!会わなければよかった」

 サハラ役のリサーチのためにショーを見に行くメガネのアンヘル。
(監督、あんた、あたしを殺す気か!?イヤ~ン、メガネ男子のガエル♪)
 そこではドラァグクイーンが口パクショーをしていた。
(手でサラのものまねはこうか?とするシーンの顔が又良い!!)
 サハラはサラ・モンティエルをマネするオカマ。
 アンヘルは同じ事をしているドラッグクイーンに教えを乞おうとする。

 ガリシア。アンヘルの持っていたラ・ベルラのライターを手掛かりに、エンリケはアンヘルを探ろうとしていた。
 ラ・ベルラはホテル。ホテルの従業員から実家の場所を聞く。
 実家には母親(Petra Martínez)がいて、義姉と住んでいた。
 そこにはアンヘルの写真が飾ってあり、それを弟のフアンだと言う母親。
(その写真、欲しいな。もう一つの写真がイグナシオね…)
 イグナシオは死んだと言う。イグナシオの手紙をエンリケに渡す母親。
 その手紙には自分はバレンシアに住んでいて、マノロ神父もバレンシアにいて、本名ベレングエルと言う名で、出版社にいて結婚し息子が一人いると書いてあった。
 イグナシオはマノロ神父を脅そうといていた。

 エンリケの前にアンヘルが現れる。好きに撮って良いと言うアンヘル。
 しかしサハラの役のオーディションは受けるつもり。アンヘルはエンリケに体を許す。
(ああ、ガエルもフェレ・マルティネスもえらいなあ、もろに撮ってる。
いえ、私はガエルのあんな♪表情を見れて嬉しいですが…。もしかして私、変態?…)

 エンリケはラストを悲劇的な物に変える。

 最終撮影の日、一人の男( リュイス・オマール Lluis Homar )が現れる。
 サハラはイグナシオの前でホセ神父(Francisco Maestre)に殺される。
 彼はサハラがイグナシオだとわかっていたのだ。「これは正当防衛です。我々の身が危険に」「そうだな」
 「たぶん…。目撃者もいません」「神が…」「でも神は我々の味方です」撮影が終わり、泣きじゃくるアンヘル。

 エンリケの部屋にいた男。マノロ神父、ベレングエルだ。「“神父”も“父親”も失格だ」
 ベレングエルはイグナシオの死の真相について話し出す。

 イグナシオはベレングエルに原稿を送り、家に呼ぶ。
 イグナシオ(Francisco Boira)、髪をキリストのように長く伸ばした美形の彼は、乳房を持っていた。
 彼はジャンキーでヤク中も直したいが、体も整形したいそうで、金を要求した。そしてそこにフアンが現れる。
 ベレングエルはフアンに魅了される。ファンに会うために金を渡すベレングエル。
 無防備に(当たり前だ)短パン一丁で腕立て伏せをしているフアンを見るベレングエル。
 イグナシオは母に会いに出かける。部屋に一人いるフアンにマフラーを忘れたと会いに行くベレングエル。
 マフラーを柔らかいねと言うフアンに、絹だ、あげるよとベレングエル。「わざと置いていった」「僕は兄貴と違う」  「何よりだ」フアンは兄が金を持って行ったので学校の授業料が払えず困っていた。
 もちろんベレングエルは彼に金を与える、銀行から200万融資してもらって。妻には嘘をついて。
 「フアンと過ごした1週間は人生で最も幸せだった」毎日贈り物をした。ソファの上で楽しむ二人。
(いや~、恍惚感あふれるリュイス・オマールの顔、良いなあ。いかにも恍惚の人。
ガエルはからかってる感じだが)
 そこにイグナシオが帰ってくる。母に会ってきた彼は、母親が又心臓発作をやったが大丈夫だと言った。
 母親に電話をかけるフアン。イグナシオは母の義理の姉から年金を横取りしていた。
 母親はイグナシオの更生施設にはいると言う言葉を信じ切っていた。
 フアンか、ベレングエルが先に言い出したのか、イグナシオを始末するしかなかった。

 なぜ悲劇的な結末に変えたかエンリケに聞くベレングエル。イグナシオの死を知ったから。

 フアンは高純度の薬を買い、ベレングエルがイグナシオに渡す。イグナシオはエンリケに手紙を書いていた。
 これが最後の薬と言うイグナシオ、更生施設に入ると言う、申し込んだと。
 薬をやり、タイプライターの上に倒れ込むイグナシオ。
 ベレングエルとフアンはほとぼりがさめるまで別れる事になる。

 エンリケはフアンの顔を見ても何も言わずに去っていく。フアンの前にベレングエルが現れる。
 「つきまとうな。今度、姿を現したら殺してやる」と言うフアン。
 ベレングエルは「もう君から離れない」と言うが、フアンは別の人の車に乗せてもらって去る。

 フアンはエンリケの家に行く。鍵を返してもらうエンリケ。フアンの荷物はもうまとめていた。
 フアンは母親からエンリケが来た事を聞いていて、自分がイグナシオではないとばれているのをわかっていた。 「承知でオーディションを受けたのか?」と聞くエンリケにそうだと答えるフアン。
 「とぼけ続けたのか?」と言うエンリケに「お互い様だろ?君も知ってたんだ」と答えるフアン。
 「全部は知るものか。イグナシオが死んだことはわかったが、まさか君が殺したとは!」
 ベレングエルが殺したと主張するフアンだったが、君が利用したと言うエンリケ。「
 わかるか?田舎町であんな兄を持つ恥が」「フアン、タクシーが待ってる」目をそらすエンリケ。二人、外に出る。 「なぜ僕を選んだ?役に合わないと思うなら、僕と寝るためか?」
 「違う、好奇心からだ。君がどこまでも偽り続け、僕が耐えられるか」「こんなの序の口だ」「だろうとも」
 フアンはイグナシオの最後の、死んだ時の書きかけの手紙を渡す。

感想:はい、悶え死にしそうな映画でした。
 そうです、今、私が、一番愛している外国のスターは、ガエル・ガルシア・ベルナルさんです!!!
 いや、他の彼のファンは、彼のあんな姿やこんな姿は見たくなかったかな?私は嬉しかったです、単純に。
 それに、やっぱり、ペドロ・アルモドバル、うまい。
 そんなに美少年とは思わないイグナシオ少年から、恍惚感漂うベレングエルまで、セクシーに見えるのはなぜ。 フェレ・マルティネスだって、あんまり好みとは思えないけど、ものすごく魅力的。
 ああ、やっぱり、ラテンの男は良い。すましてなんかいないもんね。もう、その熱視線にくらくら。

コメンタリー、他の方のブログを読んでのダベリ:バーナード・ハーマン風の音楽と始まりの音楽の事を言う監督。バーナード・ハーマンと言ったら、ヒッチコックはあのサイトの有名なシャワーシーンを音楽無しにしようとしたら、
バーナード・ハーマンがあった方が良いとあの音楽を提供、試してみてヒッチコックも音楽使う事にしたとか。
 あのシーン、白黒なのに、赤い血が排水口に流れていく記憶がある方がいるもんね。
 タイトルバッグは張り紙を剥がして別のを貼る感じだそう。
 あれをアートと言うか、デザインと言うか、美的と思っていたそう(正確にはどう言ってたか覚えてない)。
 私は見たことないけど、外国の映像ではみたわね。さすが、監督、独特のセンス。
 世界ふれあい街歩きで巡礼の道をやっていたが、フランスからスペインに入ったとたん、
横断歩道やなんかに穴が目立つようになった。
 お金がないのかなあ、スペイン。アンヘルは天使、天使とはかけ離れた男だが。アンヘル・アンドラーデでA.A。 アルファベットで一番上。そういう女優がいたそう。
 野心的と言う事。エンリケのオフィスは過去の自分のオフィスを再現。さすが監督、素敵なセンス。
 女装のガエルをメキシコのジュリア・ロバーツと監督。うん、確かに、プリティ・ウーマンの彼女に似ている。
 衣装はゴルチェ。そんな感じだ。
 お尻を見せて横たわっている映画のエンリケの横顔はコクトーの絵に似せたとか。あっ、ホントだ、似ている。
 薬を吸っているシーンでパキート役のハビエル・カマラはアドリブでしゃべっていたそう。
 侍童が神父の法衣を脱ぐのを手伝うシーン、監督、前から疑問に思っていたそう、芸者みたいって。
 ここで芸者が出てくるか…。でも、神父は一人で脱いだ方が良いと思う。一人で出来るし、怪しい感じがするし。 ガエルはお尻を振って歩くのに苦労。
 教会の外での走りは男でも女でも良いと言ったら、“あんのじょう”男で走ったとか。
 ガエル、女で走った方が監督の受けは良かったような…。
 マリリンはナイアガラで片方のヒールをちょっとだけ切って、尻振り歩きをしたとか。
 ガエルもそうしたら良かったんじゃあ。
 しかし、一回目見てハイヒールに気づかず、他の女性のブログを見て知った。女じゃないよな、私…。
 イグナシオの災難のシーンは藪に隠れるようにしたとか。どう見ても問題だし、少年だし。77年は重要な年。
 フランコが死んで二年経ってたそう。
 あのボーイソプラノはホントに汚れなき者って感じで、汚したくなる…って事かな。
 神父が裾を持って少年達と遊んでいるフィルムを見て、それをまねたそう。
 大きく笑顔を見せながらドリブルしている時のイグナシオの顔が好き。
 庭師にはマノロ神父の考えが現れているそう。その時のマノロ神父役の人をレイフ・ファインズに似てると監督。 同感です、監督!
 映画館でイグナシオがエンリケの方に手を伸ばし、二人の体が小刻みに震えてるシーン、
最初は気付かなかった。
 神父がイグナシオを探して来るシーンは吸血鬼のイメージだそう。
 顔を床につけてトイレを覗くシーンはこの神父の一番みだらなシーンと監督。
 プールに沈んでフアンは次どういう手を打つかを考えているらしい。かなり黒いな。そこまでは考えてなかった。 「男じらし」と訳された言葉、スペイン語でもかなり汚い言葉で男にも女にも使うそうだが、
本当はなんって言ってるんだ?
 あのサラをまねしているオカマさんはサンドラと言う一番サラに似ている人で、
五十代だが二三十代のサラを演じている。
 五十代のサラは太っていたとか。メガネのガエルをマコーレー・カルキンに似てると監督。
 「パーティ・モンスター」とか大人のカルキンの事だろう。
 見てないからわからないが、監督が言うなら、似ているに違いない。
 エンリケはホテルでイグナシオの死を聞いていた。
 ガリシア地方のファサード。The Internet Movie Databaseによると、プールの掃除人は監督。
 ヒッチコックのまねをしたのか?フアン、目的のためなら、男とも寝る。本人、ノンケだが。
 目的とはもちろん、映画の主演をして、スターになる事。
 最後のシーンの後泣きじゃくっていたのは、さすがに兄の死とダブったからじゃないか。
 兄を殺さねばならなかった事に対する忸怩たる想い。フアンは目的のためなら殺しも辞さない。
 母親は偏見の無い良い人で、フアンは同性愛者を侮蔑している。
 監督はしつけしだいで子供は良く育つとは思ってないね。私も何でも母親のせいとは思っていない。
 ベレングエルはエンリケに話す事でエンリケの苦悩を楽しんでいると監督。
 この事により前にやったようにエンリケを引き離すつもり。バレンシア特有のタイルを使ったファサード。
 自称ガウディの弟子達がいっぱいいるとの事。
 フアンはベレングエルがイグナシオの成長した姿はこうあって欲しいと言う姿をしていた。
 15歳に見えるように髪を切ったとか。15には見えんが、無垢で汚れていない感じがする。
 イグナシオが異形になってしまった分だけ余計。イグナシオ、性同一性障害なのかな。だから、ストレスでヤク。 しかしそうでなくても好奇心、破滅願望、仲間意識等でヤクに簡単に手を出すから、きっかけはわからない。
 フアンがベレングエルとじゃれつくシーンは「ベニスに死す」で少年が中年男をからかうシーンを思い出させる。
 あの義姉、なんとあの家の大家だとか。的確な演技!
 イグナシオは年金を横取りした。更生すると言っているが、ジャンキーの言う事など信じられない。
 自分の授業料も使い込んだ。このままでは、母、自分ともに兄と一緒に共倒れ。
 まあ、そう思って、殺したんじゃないのかな。イグナシオが更生施設にお金を払ったと言うのは本当だろう。
 エンリケに会うため、ヤクを止めたかった。しかし、ヤク中から抜け出すのは難しい。
 今はその気でも挫折したかも。しかし、殺しは、やっぱり…。
 あの美術館でのシーンは「深夜の告白」のスーパーでのシーンにオマージュを捧げたとか。
 あの有名な悪女映画ね、アンクレットで誘惑するとか。ぜひ見たいが。
 映画館でかかっているのは「嘆きのテレーズ」と「獣人」。
 「嘆きのテレーズ」は見たと思うけど、「獣人」は聞いた事も無い。ジャン・ルノワールの作品らしい。見たいな。
 誰が飢えたワニなのか?エンリケがワニに食われたと言っているから、フアンかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

青春のいじわる他

「かみちゅ!」
原作:ベサメムーチョ 監督:舛成 孝二 脚本:倉田 英之 キャラクター原案:羽音 たらく
 キャラクターデザイン:千葉 崇洋 プロダクションデザイン:okama 音楽:池 頼広 
アニメーション制作:ブレインズ・ベース

第1話「青春のいじわる」
脚本:倉田英之 絵コンテ:舛成孝ニ 演出:舛成孝ニ/畑博之 作画監督:千葉崇洋

一橋ゆりえ(MAKO)は四条光恵(峯香織)に神様になっちゃったと報告。昨日の夜なったそうだ。
神様という単語に反応して三枝祀(まつり 森永理科)が来る。今日から心の友だそうだ。
祀の家は神社だった。何の神様かわからないゆりえを調べるため、祀はゆりえを屋上に連れて行く。
ヒーローは掛け声やポーズで力を発揮するから、ゆりえもそうする事を強制される。まずはラジオ体操。
恥ずかしさしか感じない。それに付き合っている光恵は木の下にいるカップルを見て、潤いが欲しいと思う。
すっかりばてたゆりえの体の上に「おまえはもう死んでいる」という書が描かれた半紙が落ちてくる。
上を見上げるともう2,3枚半紙が舞っていた。
屋上の階段上に上がるとそこには書道部と書かれた板が置いてあり、一人の少年が書道をしていた。
彼は二宮健児(宮崎一成)。「もう少しがんばりましょう」と書いている。
しかし自分の書が気に入らないらしく、「ちっが~う」とその書を投げる。
それを受け止めようとしたゆりえ、落ちそうになり、二宮、彼女の手を捕まえる。
(二宮に引っ張られ、はしごに頭をぶつけるゆりえ、かなり痛そう)
二宮、同じクラスなのに、ゆりえの事をまったく覚えていなかった。
書道部は二宮一人なので、部室を取り上げられたそうだ。で、ここでやっている。
(ところで、あの木製の小タンスや小机はどうやって上げたんだ?男の子って、すごいな)
二宮、去る。光恵が「二宮君って、変人」と言うと、「天才だってば」と主張するゆりえ。
そう、ゆりえは中学入ってからずっと二宮に恋していたのだ。(わかるぞ、私も好きだ!確かに変だが)
祀、風の強い日、屋上で告白するとその恋はぜったい実るという話を教える。風を起こせと祀。
思いを込めて、呪文を唱える。「何って言うの?」「神様で中学生なんだし、かみちゅ、で良いんじゃない」
「なんか変」「とりあえずよ。ほら、ラブな思いを込めてやってみて」
ゆりえ、ラブな思いを込め、「か、み、ちゅ!」と両手を上げ、はねる。
その思いは遥か沖縄の海に浮かぶ船に吊るしている青いシャツを揺らす。

 ゆりえと光恵、祀に連れられ、階段を何段も登って来福神社へ。
(ここは尾道だそうだ。こうしょっちゅう階段を上がっていれば、ヒップが上がるな)
ゆりえ、振って出すおみくじを見つけ、振る。光恵は吉、恋愛、ゆるやかにゴーゴー。ゆりえ、85番は小吉。
恋愛は嵐の予感。祀、妹の巫女姿のみこ(野中藍)を連れてくる。おかっぱの超可愛い子だ。(私好みだ!)
みこにはその手の力があるのだが、ゆりえが何の神様かはわからない。八島様に聞けないかと祀。
八島様、今はダメだそうだ。祀、イベントを行う。ゆりえを祀りたて、儀式を行うのだ。
祀の太鼓とみこの鈴の音に反応するゆりえ。彼女のはっくしょんで、部屋の中の物が吹き飛ばされる。

光恵、ゆりえを自転車の後ろに乗せて、自宅まで連れて帰る。ゆりえは疲れ果てていた。

ニュースで目覚めるゆりえ。台風ゆりえが観測されたのだ。つまり、台風の目がゆりえの顔。光恵から電話。
(テレビはブラウン管。電話は黒電話にカバーつき。北斗の拳がはやった時代らしい)
彼女も台風のニュースを見たのだ。二人、学校に行く事にする。外はゆりえ台風が接近中。
風で転がる空き缶を追いかける空き缶のもののけ(空き缶ころがし 中村大樹)。
(もののけ、神はokamaさんデザインだそうだ)
豆腐屋の看板ではとうふの物の怪(かわいい とうふちゃん 神田朱未)。
ちぎれるっと葉っぱの物の怪(コノ葉カマイタチ 大原崇)。
そして、風を表すのか、飛ぶ吹き流し付き目玉(ちび風 久保田恵)や超巨大金魚(先端に目玉 親玉風 うすいたかやす)が空を飛んでいる。
学校につくゆりえ。ゆりえ台風の顔がはっきり見える。学校には祀がいた。
示し合わせたわけではないが、心の友だから来るとわかったそうだ。光恵も来た。
祀、神社の知識を駆使して、儀式の場を作る。
ゆりえは台風が消える事を必死で願うが、願いは通じず、儀式の場は壊れる。
看板は飛ばされ、電線にひっかかって、停電。
「神様なのに、何にも出来ないのっ」、嘆くゆりえの腕に半紙が張り付く。上を見上げると半紙が舞っていた。
なんと、二宮君、台風から部室を守ろうとしていたのだ。二宮、竜巻に吸い上げられる。
ゆりえ、二宮君を助けたい一心で、思いっきりのラブを込め、「か、み、ちゅっ!」と言いながら、
はしごから手を放し、落ちるに任せる。
彼女の髪が伸び、風の物の怪が、彼女を二宮君の所に連れていく。ゆりえは二宮君を捕まえる。
竜巻は消え、ゆりえ台風は笑顔になる。消える台風。ゆっくりと落ちていく二人。
ゆりえ、祀の言葉を思い出し、「好きです」と告白。しかし二人が到着した先は屋上ではなくプールだった。
「あんた、誰?」二宮君、ゆりえの事を覚えていなかった。

起きてみると昼。街は台風の後始末中。神様になった事をみんなに知られる。
二宮、「いち、はしさん?」と以前より進歩。正解は「ひとつばし」だが。
「神様、ネットが倒れてるの。なんとかできな~い」と女子生徒。「気楽に頼るな!神様だって大変なんだ!」

感想:主人公が可愛過ぎて、好みではないが、まあ、神様だから、良いか。
みこちゃんが超可愛くて好きで、主人公は可愛過ぎると文句を垂れるのはなぜ?基本地味だから、私向きね。
もののけ達、超可愛い!ありがとう、okamaさん。
ゆりえと二宮が落ちる所はもろ、千と千尋の神隠しを思い出したが、まあ、みんな基本考える事は同じだから。
題名は菊池桃子の歌から。知らない歌だ…。
MAKOさんはド新人さんだそうだが、声が気に入ったので、採用との事。
おかげで「かみちゅ」のちゅの部分がうまく言えないと何回も取り直すとかしたらしいが…。
良いんじゃない、声は大事だ。

関連サイト
ゆかねカムパニー2尾道
きてみんさい広島県尾道市尾道
隙間風R.O.D
アニメ『かみちゅ!』舞台探訪レポート
かみちゅ巡礼

第2話「神様お願い」

脚本:倉田英之 絵コンテ:舛成孝二 演出:高島大輔 作画監督:藪野浩二

英語の時間。英訳をやれと言われる神様ゆりえ。緊張感みなぎる英訳。
神様になっても変わらないとみなは笑うが、祀は一人不満顔。
「かみちゃ~ん、体操服貸して」とよそのクラスの子。その様子を見てやはり不満顔の祀。
「ティルミット反応」(聞いた事も無い。高度な授業だな)の授業。
どじをし、「どじだなあ、神様は」と笑われるゆりえ。「なめられてるわ」祀、消しゴムにシャーペンを突き刺す。
祀、前と同じでは駄目だと主張。みんなの前で神様らしい事をしてないから、なめられるのだ。
祀、ゆりえ祭りを企画。放課後、祀の神社に行く御一行。みこちゃんが帰ってくる。
(みこちゃんは弓道部かな。かわいいなあ~。私はオヤジか)
みこちゃんに本殿を開けてと祀。八島様にご挨拶するため。ゆりえがうちの専属の神様になるから。
祀が勝手に決めたのだが。「おいでませ」と本殿に拝む四人。出てきたか、みこちゃんに聞く祀。
みこちゃん、告白。八島様は三ヶ月前からいないのだ。お父さんが傷つくと思って言い出せなかったのだ。
それを聞いた父(光雲 岩尾万太郎)、宮司引退を決意。神社は娘達にゆずり、畑作りに専念。
父は神主の才能がまったくなく、家計は大赤字、家具も差し押さえられていた。
(神主の才能ではなく、経営の才能だろう。祀ちゃんは企画力があり、良い。
神主って確か学校かなんかで資格もらうんじゃなかったけ。和楽器も習うのよね)
祀達の窮状を聞き、何か出来る事ないか聞くゆりえ。祀、ゆりえに字を写してもらう。
八島様が他の町に行ったのではないかと光恵。そんな度胸は無いと祀。
「地元の神様だし、家出ごっこをしたがってるだけよ」子供の頃はよく話してたそうだ。
「いまでも八島様、お姉ちゃんの事が…」口ごもるみこちゃん。(えっ、八島様、祀にラブなの?)
字を書き終えるゆりえ。なんと神様ゆりえの書いた字のおふだを貼ると、普通人もオーラを見えるようになるのだ。光恵の目にもゆりえの後光がバッチリ見える。
ほんとは姿も変わって見えるそうだが、ゆりえの字が下手なので、そこまでの力が出ないそうだ。
四人、お札をつけて町へ。光恵の目にも物の怪達がバッチリ見える。誰も八島様の行方を知らない。
(とうふちゃんとなっとうさんは出来ているそうだ)
夕焼けの中、四人突堤のベンチに座る。彼女らの前に釣られた黒鯛(?)が落ちてくる。
はりせんぼんの物の怪が釣ったのだ。(食べるのか?)「大物ですぜ、兄貴」サメの兄貴が海から現れる。
サメの兄貴に神様の集まる場所を聞く祀。まんぼうの爺さん(マンボウじいさん 堀本等)が教えてくれた。

山の天辺の神様世界への入口に来る四人。「神様ご休息センター入口関係者以外立入禁止」の文字。
つまりゆりえしか行けない所。ゆりえ、入口に吸い込まれる。
(このモデルの山。蚊がたくさん出て大変だったそう。夏の自然に、虫よけスプレーはかかせない)
ついた先で、無様に倒れるゆりえ神様。目の前は瑞雲たなびく(そうか?)、水浸しの、所々山が出ている世界。鳥居が水の上に立っている。分福茶釜の狸の船頭(船頭茶釜 うすいたかやす)の小舟に乗るゆりえ。
水の下では、七色にきらめく竜神様が泳いでいる。たぬきさんは最近八島様を見てないそうだ。
鳥居の向こうは建物がいっぱい建っていて、神様達がいっぱい。
いっぱいいすぎて、八島様の事を知らない神様も。万物の数だけ神様がいるそうだ。
太鼓橋の上でなごんでいると鐘の音がする。うるさ過ぎるほど鐘が鳴る。三か月ほど前からこうなのだそうだ。
もしやと鐘のある所に向かうゆりえ。何度も叩かれて泣いている鐘カメ。(うまく叩けば泣かないそうだ)
溜息をつく犬和尚(杉山紀彰)。やはり、鐘をついていたのは八島様(岡野浩介)だった。
自分の中のビートを抑えきれないそうだ。

一方、光恵達。周りはすっかり暗くなっている。お札の効き目は切れている。
「もうちょっと字がうまくなってもらわないとねえ」と祀。
「良いけど、あんまり無理させないでよ。あの子、結構単純なんだから」と光恵。光恵の額を叩く祀。「蚊よ」
祀の額を叩く光恵。「ほんとだ」二人、にらみ合う。

八島様、バンドをやりたいそうだ。ロックとか、パンクとか。今年の正月の弁財天様のツアーを見て思ったそうだ。(芸事の神様じゃん。神格が違うじゃん。まあ、やりたいと言うのなら…)
「自分の可能性を試してみたいって。
それで東京に出ようと思ったんですが…、一人じゃ心細いのでまずここでメンバーを集めようって」と恥ずかしげに言う八島様。(聞いてるこっちが恥ずかしい)
「祀ちゃんちじゃダメなんですか」
「あそこから出たかったんです。…新しい世界に行きたかった。
でないと、僕はいつまでも、田舎の神様で終わっちゃう気がするんです」
「みこちゃん、心配してましたよ」「そう、ですか」
「八島様の気持ち、難しくて、よくわからないけど、あたしは、町が、好きだから、…でも、あの、黙って家出するの、はいけないと思います。
みこちゃん、大変だったし、地元のみんなは八島様がいるって思ってお参りしてるんですから、そういう人ほっといていくのは、良くないかなあって。あっ、ごめんなさい、神様に向かって偉そうに」
「あなたも神様ですよ、ゆりえ様」「あたし、ただの中学生だし、なりたてだし、様なんて…」
「いいえ、あなたは私よりずっと大きな力を秘めていらっしゃる。それにまっすぐな心も。
ゆりえ様と呼ばせてください」
「じゃあ、戻ってくれますか」「はい、喜んで」「良かった」
「それが良い」と犬和尚、「おまえにはあの町が似合ってる。悲しいぐらい才能も無いしなあ」
「地元でもバンドは出来るさ」「あきらめてねえのかっ」「もちろんですよ。夢はメジャーデビューですから」

ゆりえと八島様、現実世界に帰る。みこちゃん、千尋のおにぎり場面のように「良かった」と泣く。
(こんなかわいい子を泣かせるなんて、私がしばいたろか)
あやまる八島様。祀、「ちょっと、私には謝罪なし?」と八島様に言う。「どうせ見えないじゃん」と光恵。
「気持ちの問題よ」「そう」二人にらみ合う。八島様、光恵の体を借りる。
立ち上がって、祀に対する光恵に、構える祀。「ご無沙汰してます」「えっ、八島様?!ほんとに?!」「はい」
「久しぶりじゃない」「どうも、ほんとに、ご迷惑をおかけして」「ううん、許してあげる」「すみません」

ゆりえちゃん祭り。大盛況だ。みこしに乗った恥ずかしそうなゆりえ登場。
(あんなに揺られて酔いそうだが、緊張感で酔わないか)
カッコよく射的をしている光恵様、神社の階段に座っているカップルを見て潤いが欲しいと思う。
みこちゃんに何か頼まれる光恵。ゆりえ、書をしたためている二宮君に会う。相変わらず、誰か忘れている。
名前を言われて、思い出しただけ進歩。彼がしているのはバイト。祭りで使う書を頼まれるのだ。「健児君…」
「あっ」「ええと、ええと、…二宮君は私が神様って信じます?」「えっ、そうなんじゃないの」「はい、一応」
「じゃあ信じるよ。どっちでも良いし」落ち込むゆりえ。「でも神様ってすごいな」「はい?」
「みんなをこんなに幸せそうに出来るんだから」祭りを楽しんでいる大勢の人々。八島様も楽しんでいる。
そして八島様、光恵ちゃんの体を借りて、ギターを弾く。手拍子をするみこちゃん。犬和尚もいる。
「俺もそんな字を書いてみたいよ」ゆりえちゃん、出番で祀に呼ばれる。
書を持って行ってくれと二宮に頼まれるゆりえ。一番上の書を見て喜ぶゆりえ。「恋愛成就」と書いてあった。
「このたび神様になりました一橋ゆりえです。なりたてです。新米ですがよろしくお願いします」
人も物の怪も拍手。「では一曲歌っていただきましょう。曲名は神様お願い。張り切ってどうぞ」「ええっ!」

感想:八島様、美形だが、頼りない。来福神社の未来はゆりえにかかっているな。
光恵ちゃん、これからも八島様に便利に使われるのか?少しは恩恵があるのか?
「神様、お願いいだあ~。僕の、あの人~に~、会いたいのさ~」ショーケンの歌らしい。これは知ってる。
ジュリーじゃなくて、ショーケンね。あっ、オープニングのスタッフの紹介の仕方が好きです。

関連サイト
ねこにこばん 画像
るるティー 光恵VS祀画像
アニメをレビュってこ~犬和尚画像

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »