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金沢市はざま交差点

「金沢市はざま交差点」電脳コイル 第25話 ☆☆☆☆☆
原作・脚本・監督:磯光雄 アニメーションキャラクター:本田雄 音楽:斉藤恒芳
 脚本:松澤洋介 絵コンテ・演出:野村和也 作画監督:板津匡覧

“コイルスの資料によると、ヌルキャリアははじめ、心のかけらを集める探査装置だったそうです”


 「あの子がミチコさんを呼び出そうとしたって」「ホントなの、ヤサコ?」「うん、良く知らない」(折笠富美子)
(つまり気色悪い事,都市伝説はざま交差点のマンホールを見た、
と言って来るマユミちゃんの言動をいじめと取ったのか、ヤサコは。
しかしはっきりマユミちゃんをかばわないヤサコの行動をマユミちゃんはいじめと受け取った。
まあ、マユミちゃんの方が深刻だな、本当の事を言っただけに)

 「前、マユミが言ってたはざま交差点、教えてほしいの、どうやって行ったの?」「今さら」(うえだ星子)
 「どうしても、必要なの、友達の、命がかかってるの」「それって本当に友達?」「えっ」
 「私の時と同じで、あなたが友達のふりしてるだけなんじゃないの」「マユミ?」
 「あの時は聞きたくないって言ったくせに。みんなと一緒にあたしの事無視したくせに。
ミチコさんに呪われるとか言ってさ」
(うわっ、ヤサコ、普通の子だからなあ。
まあ、なまじっかマユミちゃんをかばうと一緒にいじめられちゃうのかもしれないが。
ヤサコもマユミちゃんが気色悪い事言ってくるとか思っていたんだろうし。
普通の子の方が強いんだが、あまり良い感じはしないわね)
 「怖かったの、だから」
 「あなたはいつだってそう!
表向きは良い顔して、裏では友達を呼び捨てしたりしてる、ちゃんと知ってるんだから。
ずっと、ずっとあなたのそう言う所が嫌いだった。優しいふりして、でも困った時には助けてくれなかった。
だから私は自分でなんとかしたわ。あなたもそうして」
 マユミちゃん去る。(まあ、何も言えないね。マユミちゃんの苦悩を思うと)

 ハラケン(朴璐美 )、金沢にいて、ヤサコを探していた。ヤサコの通った道筋を見つける。
(どうやって?ヤサコのIDで探せるとか?)
 「にしても、オバちゃんのメガネ、クセが強いなあ」「クセの強い女で悪かったわねえ」
玉子(野田順子)、別のメガネをかけていて、サッチー
(嬉しいよぉ!ひさしぶりだしぃ。
傾いている姿が非常にラブリー!ラブリー、ラブリーと踊りたいくらい、ラブリー!!)と一緒だ。
 「わたしをなめるんじゃないわよ。自分のハードの位置くらい三分でわかるわ」
 駅中の人がサッチー&玉子をびっくりして見ている。
 「ヤサコはあのマンホールの場所に行くつもりなんだ。止めないと」
(ヤサコの失踪を聞いて、来たのかな、ハラケンは?
つまりオバちゃんのメガネでヤサコと連絡を取ろうとして取れず、おうちに連絡したのかな)
 「あの時の、ケンちゃんみたいに」玉子溜息をつき、ハラケンが開いていたウィンドウを操作。
 「この中継ノードを変えれば、もっと精度が上がるわ」「オ、オバチャン」
 「ヤサコは自分で何か手がかりを見つけたのよ。彼女にかけるしかないわ」

 ヤサコは自分の能力を頼りに交差点を探していた。
 “だから私は自分で何とかしたわ。あなたもそうして”「マユミの言う通りだ」胸のキラバグが光る。
 「痛い。この痛みの先に、答えがある」顔をあげると、そこに電脳霧があった。

 「金沢にもコイルシステムがあったのか。今もし小此木が天沢を連れ帰ったら、空間を維持できなくなる。
早く始末をしなくては」
 ヤサコをモニターしながら、かなり物騒な事を言う猫目宗助(遊佐浩二)。
 「兄ちゃん、あの子は何も悪くないんだ。ひどい事をしないで」
 タケル(日比愛子)、難儀な兄を持って可哀そうに。「ああ、わかってるさ」

 ヤサコは通路にたどりつく。その向こうにあの四つのマンホールが見える。そしてヌル(矢田耕司)が現れる。
 ヌルは目をチカチカと光らせ、「デバイスID確認されました。小此木先生、試験領域にアクセスしますか」。
 ヤサコのメガネが小此木先生のメガネなので、そう認識されたらしい。
 「ヌルキャリアーに関するヘルプ」の表示があり、そこには「小此木宏文」の名が書いてあった。
(「試験空間に《読めない》中は、デバイスを第三者が外すことを固く禁止します」と書いてあるから、
電脳体が離れている時は、メガネを取ってはいけないと言うのはここから来てるね)

 「意識をうしなったイサコの主治医は、小此木医師だったの。
彼はコイルスの電脳技術を引き継ぎ、解明しようとしていた。まさかここまでとは思っていなかったようだけど。
おそらくヌルの正体は、コイルスが作ったヌルキャリアーと言う乗り物よ」
 「ヌルキャリアー?」
 「本来は、あっちから情報を引き揚げる探査体だったらしい。
でも、改造を加えるうち、電脳コイル現象を利用してあっちへと意識を送り込む、
電脳の乗り物として使われるようになったのよ。
今までの事故は、放棄されたヌルと通路が暴走した結果なのよ。
でも、本来の機能どおりに使えばおそらく、あの野生化したヌルと同じく、通路に入れるはずよ」

 ヤサコ、ヌルキャリアーに導かれ、電脳体が本体から離れ、通路に入っていく。

 「じゃあ、ヤサコはそれを」玉子、駐車禁止の場所にバイクを駐車して、ハラケン、サッチーと歩いている。
 「コイルスは私有地に、試験用の交差点を設置していた。古い地名から名前をつけてね。それがはざま交差点。コイルスの金沢支社のあった場所に、今もあるはずよ。そして、おそらく通路も」
 「もうすぐだ」ヤサコ、NO DATA化していた。二人、ヌルキャリアーに気づく。「ヌル?」
 「だいじょぶ、正常なヌルよ。さきにこの子が入ったわね」「小此木先生が、試験領域にログインしています」
 「やはり」「僕が行く。ヌル、僕を触ってくれ」ハラケンは一生懸命ヌルの手をつかもうとするが、つかめない。
 「デバイスIDが一致しません」「コイルスのメガネでないと入れないんだわ」2.0が二体来る。2.0、通路に入る。(ああ、この時の、傾きながら2.0を見送る、サッチーも素敵♪)

 「内部からも破壊する気か。くそっ、こうなったら…。足跡は残るが、強硬手段で行くしかない」
 猫目、コンピューターを操作する。

 「どういう事?」「本社が動き始めたんだわ。こうなったら…」玉子、サッチーにメタタグを貼る。
 「タマ、ヤサコを追うのよ」「ボク、サッチー」と可愛く♪言いながら、サッチー、頭から通路に入る。
 「本社は、イマーゴと電脳コイルの存在を、世間に知られるのを恐れている」「じゃあ…」
 「あっちの中心部を、ヤサコごと消す気だわ」「そんな…!」2.0が来、通路を攻撃。

 「くっそ~、遅かった…」猫目、忙しく、ボードを操作。2.0、どっかに行く。
 「コントロールは奪った。もみ消し、頼みます」猫目、ケータイでどなたかに頼む。
 「次は内部の二機だな。あとは、あの子供さえなんとかすれば…」

 玉子、タマのパネルをつなぐ。

 ヤサコの歩く先には、山のような物が見え、その稜線を夕焼けのような明かりが照らしていた。2.0、来る。
 しかし、2.0の勢いが落ちる。

 「ようし、こちらも何とか間に合った。さあ、あの子はどこだ。チッ、センサーがうまく働かん」
 「に、兄ちゃん、止めようよ、あの子は…」「黙れ!いい加減にしないとその口をふさぐぞ!」

 ヤサコ、地下に開いた穴に入り、そこを通って、出る。
 変な文字だが、電柱に、大黒市、を表すらしい文字がある…。胸のキラバグが光る。「痛いわ…」
 2.0の音がする。「見つけたぞ」2.0、ヤサコを攻撃。
 ヤサコの暗号が一機に当たり、一機、認可ドメイン外につき修復不可の表示が出る。
 「くっそぉ、こしゃくなあ…。タケル、手動で修復だ!」「わ、わかったよ、兄ちゃん」
 タケル、同時に二つのキーボード操作と言う、私には無理な事をやっている。
(今の子は、ケータイでしゃべりながら、メールをうつと言う事が出来るらしいから、ありうる…)
 逃げるヤサコの前にサッチーが現れる。「僕だ、ハラケンだ」
 サッチー、V字にした手をかざして、その手の間から2.0を攻撃、そしてヤサコを体の中に入れる。
 そのまま、ヤサコを乗せて、走るサッチー。(さすがは、サッチー!愛してるよ~!!)そして、飛ぶ!!
 (ああ、サッチーへの愛は、無限大!!)「ヤサコ、聞こえる?」「あっ、オバちゃん」「…うまくいったわ」
 「どうしてタマが?」「私のアカウントは消去されたけど、ケンちゃんの裏口が気づかれずに残ってたのよ」
 「ヤサコ、僕だ!」「ハラケン!良かった、目が覚めたのね」「うん、僕の事はもう心配ないよ」「飛んでる…」
 「持ち出す時、色々手を加えたのよ。大人としては後が大変だけどね」(ヤサコを死なせるより、ましだ!)
 「でも、どっちに向かえば…」ハラケンが不安げに言う。

 イサコ(桑島法子)はあの鳥居がたくさん並んだ階段の所にいる。手には綿がはみ出したお兄ちゃんの人形。  「お兄ちゃん…。そうだ、この階段の上、そこにいるのね、お兄ちゃん!」階段を駆け上がっていくイサコ。

 「勇子、勇子」(岸尾だいすけ)「見て、お母さんが作ってくれたの」イサコとお兄ちゃんの人形。
 「このお人形はお兄ちゃんと私、だから私の事、忘れないでね!」夕焼けに照らされた鳥居階段。
 「忘れないさ。勇子こそ、僕の事忘れるなよ」「お母さん、時々怖いの。私の事、ぶつの」
 「泣いちゃダメだ、イサコ」「イサコ?」「ああ、秘密の暗号名だ。勇子の勇は勇ましいの勇。だからイサコ」
 「うん!」「僕だけがそう呼ぶ秘密の暗号だよ」(これじゃあ、他の人にイサコと呼ばれるのはイヤだったろうな)  「じゃあお兄ちゃんの秘密の名前は?」「そうだなあ。僕は4423」「44、23…」
 「さあ、もうすぐお別れの時間だ。上で遊ぼう、イサコ」「うん!」

 「お兄ちゃん」イサコは、階段の上にたどりつく。

 「ヤサコ、どうしたの?」「胸が、心が、痛い…。天沢さん…、天沢さんなの?」

 イサコ、何かを感じて、後ろを振り返る。「迷ってはダメ。そのまま進むのよ、勇子」ミチコの声。「お帰り、勇子」  4423の声。イサコは、「お兄ちゃん」と言いながら、そのヌルに向かって駆け寄る。

 「この方向…、タマ、この方向に進んで」タマ、進路を変える。「ヤサコ、何かわかったの?」
 「きっと、きっとこの先に天沢さんがいる。胸が痛みを感じる方向に」「痛みを感じる方向?」
 「なぜだかわからないけど、天沢さんにもらったキラバグが、胸の暗号が私にそう教えるの。
どうなるかわからない。でも私しかもう天沢さんを助けられない」
 「ヤサコ?」
 「私が天沢さんがまだ生きてる事を信じられなくなったら、天沢さんは本当に戻れなくなる。私だけが…」
 「わかったよ、ヤサコ」「ハラケン」「でも約束して、必ず戻るって。イサコも連れて、絶対戻ってくるって」
 「うん、約束する。急いで、タマ」タマ、加速する。「まったく、あんた達の保護者やるのは大変だわ」
 「でも、出口はあるのかなあ」それは、玉子も自信が無かった。
 「この感じ、これは天沢さんの気持ちなの?この、哀しくて切ないような…」「ヤサコ、反応が出た!下だ!」
 タマ、着地する。無人の街だった。「大黒市子入」と電柱の文字。「逃げろ、ヤサコ!」2.0の攻撃。
 「やってくれるな、玉子。すぐに手をまわして逮捕してやる。
だが、そのくたびれたポンコツに、性能の差を思い知らせてやる!」
 ヤサコを乗せて飛んでいたサッチーに、被弾!サッチー、落ちながら、手かざしビーム攻撃。2.0、被弾、バグる。 「この旧式が!」サッチー、胴体着陸。(いっつも胴体着陸だが、足が無いから)
 バグっているサッチー、ヤサコを体から出す。気を失ってるヤサコを、優しく地面に下ろし、去る。
 ヤサコが気が付くと、タマは飛んでいた。「チッ、こうなったら、限定フォーマットで…。ああっ?!」
 猫目のモニターにタマの顔が大写しになる。タマ、2.0を抱えて、2.0ともども自爆する…。
(ああ、タマが…!!!猫目の、バカーーーー!!!)「取り逃がしたか…」
 “不正なアクセスを…(アナログだから先が読めん!”うんぬんの文字が猫目のモニターに出る。
 「タケル、おまえ何かしたのか」「ヤサコ、殺す気だったんだね」
 「クッ、父さんと母さんのためだ。
父さんは、イマーゴを開発して、世界で初めて人間の集合無意識を電脳空間化したんだ。
それなのに、メガマスはその発明を奪って、ゴミのように捨てた、ボクら家族全員を!
それに、病気の母さんを救うには、父さんの名誉を取り戻すしかないんだ!おまえだってわかってるだろ!」

 「この世界はもうすぐほろぶはずだったの。
あちこちが壊れ始めて、私も兄弟達も、みんな死んでいく運命だった。でも、あの人は助けてくれた」
 「あの人?」「宗助よ。この世界を守るために何が必要かを教えてくれた」

 「復讐してやる。メガマスをずたずたにしてやる!そのために、ミチコが必要なんだ」「何を、するつもりなの」
 「あのアバズレを利用して、世界中のイマーゴのガキどもを意識不明にしてやるんだ」
 (それは、メガマスがやった事より、許せない事だよ…。怒りでいっぱいで、他を顧みる余裕が無いんだな。
復讐は自分も壊す)
 「そんな事っ…」
 「あの空間を維持しなければならない。そのために、勇子をミチコにくれてやったんだ。
全部メガマスのせいにしてやる。これで奴等も終わりだ!」
 「兄ちゃん、僕は、もう手伝えない!」タケル、車から出る。
 「待て、タケル!バカめ、父さんのカタキを討ちたくないのか!?」

 「う~ん、それにしても、この空間は一体…」
 モジョを肩に置いているメガばあ(鈴木れい子 )、病院でウィンドウを見ていた。「その事で、お話があります」
 イサコのおじ(麻生智久 、デンスケ~!)だった。「先生の奥さまですね。ご葬儀の時、一度…」
 (メガばあを“奥”にするとは、先生もなかなかの男だと、思う…)

 「でもあなたは何も気にしなくていいのよ。
この空間が一体何のためにあるのか、なぜ出来たのか、私にもわからない。
でもあなたはここでお兄さんと一緒に、幸せに暮らす事で、
(ブランコに微笑みながら乗っているイサコ、その後ろにはヌル。
そして倒れている石柱のかけらのようなものには顔がある…)この世界は守られる、永遠に」

 「ここだわ」ヤサコは鳥居階段を見つける。

 イサコの向こうには夕焼け色に照らされた幼いイサコとお兄ちゃんが見える。
 幼いイサコはお兄ちゃんに髪を結ってもらている。「お兄ちゃん、ずっと一緒だよね」「ああ、ずっと一緒だ」

 ヤサコ、階段を上がる。

 「あっ」「どうしたの」「わかんない」

 「天沢さん!」「あっ」現在のイサコ。「ダメよ、勇子」「誰かが、呼んでるの」「それは空耳よ」「違うわ」
 立ちあがるイサコ。「耳を傾けてはダメ、勇子。あれはあなた達の幸せを壊す声」
 必死に階段を駆け上がっているヤサコ。「いる、そこにいるのね。天沢さん、答えて!」「誰、誰なの」
 「勇子、勇子、どこに行くの」ひびわれていく、世界。
 「この空間が壊れたら、あなたのお兄さんも死んでしまうの。勇子、あなたはこの世界を守らなくてはならない。あの女は、お兄さんと幸せに暮らせるこの世界を壊そうとしているのよ」
 「なぜ、そんな事…」「ごらんなさい、勇子、なぜあなたがあの子を嫌いなのか」
 お兄ちゃんと並んで座っている幼いヤサコが見える。
 「なぜあの子を拒絶しなくてはならないのか。名前をもらったのは、あなただけじゃなかった」
 ヤサコと木の枝で地面に書く4423。「あなたにイサコと名づけたように、あの子にもヤサコと名づけた」「止めて」 「それだけじゃない。あなたの大事なお兄ちゃんをあの子は奪ったのよ」4423にキスする幼いヤサコ。
 「あなたがお兄ちゃんを取られたくないという気持ち、あなたがあの子を憎む気持ち、
その気持ちから私は生まれたの」
 「思い出したわ…」「この世界だけがあなたを優しく包んでくれる。あの子はそれを壊そうとしているの」
 「そんな事、させない」

 かけているヤサコ、立ち止まる。「誰?」「来ないで!」「天沢さん!天沢さん、帰りましょう!今なら間に合う!」 階段が壊れる。
 「帰って!あたしの居場所はもう、ここしかないの!戻っても、私はお兄ちゃんを死なせたバカな妹になるだけ」  「天沢さん」「いや、ここでお兄ちゃんと暮らすの。ずっと…。もう来ないで。大嫌い!」
 「それで良いのよ、あの子を憎むのよ、勇子」
 「あっ、誰。あなたは誰なの!天沢さん、その子の言葉を聞いてはダメ!」「帰って!」
 階段が壊れてきて、ヤサコ、階段を下がらざるをえなくなる。

 「コイルドメインが、崩壊する…!」「ヤサコ!」

 世界が壊れていき、闇に包まれる。その時、鈴の音が聞こえる。後ろに巨大鍵穴が見える。
 その方向に走るヤサコ。

 イサコはブランコに座って顔を覆って泣いていた。
 「これで良かったのよ。これはあなたが、勇子が望んだ事なのよ。ここで一緒に暮らしましょう、三人で永遠に」  「違う、何かが…違う」

 「リンクが途切れた」「そんな!空間は…」「わからない。でも今は、完全にリンクが切れている」
 「じゃあ、ヤサコはどうなるの!?」「ヤサコとのリンクも、切れた…」
 ハラケン、ヤサコの体の方を向き、「ヤサコ、ヤサコ、目を覚まして!」

 ヤサコが走りついた先には…

 ヤサコは見る、デンスケと初めて会った時。
 デンスケを追いかけ、あの空間で4423と出会い、巨大な闇が迫ってきて、逃げて…、
道祖神の後ろから現れるヌル…。

 「思い出した。あの時、私は、おにいちゃんと…」「勇子…」
 「消えそうになってた。そうだわ、全てはあのまま消えるはずだった」「思い出してはダメ」

 「お兄ちゃん」
 「もうじき僕は、君のお兄ちゃんではいられなくなる。これからは僕無しで生きていかなくはならないんだ」
 「お兄ちゃん、別れたくない」

 「思い出した。私はお兄ちゃんと、サヨナラするはずだった。それなのに…」

 ヌルと幼いヤサコの後をついていくヤサコ。「あなたは何を探してるの?」幼いヤサコがヌルに問う。「4423」
 「えっ」「4423」「兄さん?」「私は4423を探している。そうだ、私はコイルスの医療機で4423を…」

 玉子はメガばあに連絡する。メガばあはイサコの病室にいた。
 イサコのおじに呼ばれ、全ての資料に目を通していた。天沢信彦は4422、死亡時期は交通事故の直後。
 メガばあは玉子に4423のカルテを送る。

 「4423ってあのお兄ちゃん?」「違う。私は4423を、天沢勇子を探している」

 4423とは天沢勇子の事だった。

感想:さすがにビックリ!4423がイサコだなんて。あの4423はあくまでイサコのために作られた物。
 ミチコさんはイサコがお母さんのイメージから作り上げたものか。
 まあやっぱ、ヤサコの健やかさは、イジメを受けた者の健やかさでは無かったね。
 多少イサコと仲良くなる事に積極的過ぎたのは、イサコがマユミと似ている事と、
マユミへのイジメへの悔恨とかモヤモヤとか色々な物が合わさってかな。
 それにしても、猫目は自分がやろうとしている事がメガマスがやった事より悪い事ではないと思っているのか。
 カンナは死んじゃったし、ヤサコは意図的に殺そうとしたな。イサコはあっちの世界に置いたままがベストときた。 悪人って何でも人のせいにしがちなんだよなあ。まあ、タケル君のお兄様ですから、更生する事を望む。

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電脳コイイルテンプレまとめ@wiki1電脳コイルテンプレまとめ@wiki2
ぐる式ヌル・キャリアーのヘルプの文章
領収書の宛先は空欄のままで画像
からまつそう、内容前半からまつそう、内容後半
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きなこ餅コミックヤサコとイサコの生年月日

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