« 異界への扉 | トップページ | カンナとヤサコ »

黒い訪問者

「黒い訪問者」電脳コイル 第19話 ☆☆☆☆☆
原作・脚本・監督・絵コンテ:磯光雄 アニメーションキャラクター:本田雄 音楽:斉藤恒芳
 脚本:松澤洋介 絵コンテ:鶴岡耕次郎 演出:木村延景 作画監督:本間晃

“関係者の噂によると、イマーゴと電脳医療には深い関わりがあるそうです”

 どこかへ連れ去られていく京子を茫然と見つめる小此木優子(折笠富美子)とフミエ(小島幸子)。
 ふと気づくとデンスケ(麻生智久 )が体にノイズを走らせながら力なく横たわっていた。あっちの世界は消える。  ベットに横たわる京子の体は黒い画像でNO DATAと言う文字が書かれていた。
 真っ黒なわけでは無く、京子の体はすけて見え、ノイズが走っている。京子を抱えるヤサコ。
 電脳霧が立ち込め、二体の影人間が現れる。
 近づいてくる影人間にメガビー攻撃をするフミエだったが、効かない。メタタグを投げる。効いた。
 外に出ようと居間に戻りかけるが、そこにも影人間が。
 京子達の閉めたはずの寝室のドアにバグが出てき、フミエ達は居間とは別の方向に逃げる。
 バグの穴から出てくる影人間。フミエ、廊下にレンガ壁を張る。しかしそれも攻撃される。
 階段を上ろうとするとそこにも影人間が。ヤサコを手を触られ、そこにノイズが走る。
 その一瞬あの問題の鳥居風景が頭をよぎる。デンスケ、ヤサコの危機に、果敢に影人間を攻撃。
(ああ、デンスケは最初からこうだったな。ありがたいとしか言いようが無い)
 デンスケは霧に消え、影人間は立ち上がる。フミエの壁も攻撃され危ない。壊した壁から影人間達が来る。
 必死に逃げるヤサコとフミエ。影人間が手を伸ばすとそこにバリアが。メガばあがメタタグを貼っていたのだ。
 外にも影人間がいた。二人はメガばあの部屋に逃げ込む。
 その頃霧の中のデンスケは何かの音に気づき、そちらに歩いていく。
 ヤサコはタケルから聞いた古い空間の深い所には危険なイリーガルがいると言う話をフミエにする。
 フミエはいんちきだと言う。京子には熱があった。

 天沢勇子(桑島法子)は空間の異変を見つけられず、ハラケンが通路を開いたのかもしれないと思い、
ハラケンの元へ行く。

 電話はフミエの家にもハラケンにも繋がらなかった。メガばあにも繋がらない。
 フミエがメールを入れてみてと言う。メールはサーバーが別だからダメ元で。

 ハラケンの家、二階に明かりがともってい、ハラケンが動く姿がカーテンごしに見える。
 ハラケンは無事と立ち去ろうとするイサコだったが、原川研一(朴璐美)の方がイサコに気づく。
 ハラケンはカンナの存在を感じた事を話す。もう近付くなと言うイサコ。

 ヤサコは都市伝説では無く現実だと言う。馬鹿言わないでと否定するフミエ。メガネはずそうと提案するフミエ。 「イマーゴ、イマーゴってあったわよね。考えた事電脳の世界に反映させるって言う…。もしその逆があったら?もし、あのイリーガルやあの変な空間がイマーゴを通じて人の意識を連れ去るんだとしたら?」
 それを否定し、メガネをはずそうとするフミエに、ヤサコは自分のさっきイリーガルに触られた手を見せる。
 手の映像はずれていた。触られた時、とても嫌な感じがしたそうだ、怖いような、哀しい気持ちになって。
 都市伝説以上の何かがあるとヤサコ。イリーガルに触られて死んだ人はいないとフミエ。
 カンナは死んだとヤサコ。
 フミエちゃんははずしていいとヤサコ、「私ははずさない。京子の電脳体を取り戻すまで」

 その時京子の電脳体(矢島晶子)は一人廊下を歩いていた。向こうの方に明かりが。お祭りのような音。

 ハラケンはカンナのメガネがあった事に気づく。

 ハラケンの電脳体を元に戻した黒いメタタグがないかフミエに探してもらうヤサコ。仏壇には無い。
 ヤサコは気づく、メガばあのメタタグを攻撃し、結界をダメにしようとイリーガル達がしているのを。黒電話が鳴る。 メガばあ(鈴木れい子)だった。黒電話は特別製らしい。(さすがオババ)
 京子が大変とヤサコ、メガばあはコイルタグと言う黒いメタタグの事を話す。
(おばばはあのメタタグによって状況把握しているのか?)
 玉子が使っていたのと同じ。オババによると自分しか作れないはずだったらしいが。
(玉子も猫目もおばばのやり方を学び解析し発展させたんだな。いや、オジジもいたな)
 どこにあるのか場所を聞くヤサコ。

 オヤジがいれば工事現場の時みたいに助けに行けたのにとフミエ、
メガネが落ちないようにヤサコのメガネを後ろで縛る。(オヤジはアキラにくっつけてるのかな)
 「あの時の空間とはきっと違うわ」ヤサコ、フミエに京子を預けて、店に行く。廊下の結界が破られる。
 コイルタグはカウンターの中に一枚だけある。店の中にもイリーガルはいた。
 持っていたメタタグを投げつけるヤサコ。もう一体来る。フミエは電話でメガばあの話を聞いていた。
 コイルタグは貼れば良いと言う物では無い。メガばあは京子の電脳体が薄くなっていないか聞く。
 薄くなっていた。距離が開くとそうなるらしい。距離が開くとリンクをたどれなくなる、つまり戻ってこられなくなる。 コイルタグは3メートルくらいでないと使えない。
 「その距離まで京子の電脳体を導くのじゃ」どうやって導けばいいかはメガばあにもわからない。
 「じゃが、思い出して来たわい、この現象、そしてあのイリーガル…」

 ちょうだい、ちょうだいと野太い男の声で言いながらヤサコに近づいてくるイリーガル。
 壁に追いつめられたヤサコは隠し扉を発見する。そこに逃げ込むヤサコ。
 そこはメタタグが大量に貼られた空間だった。知ってる場所のような気がするヤサコ。

 メガばあは京子に電話をかけてみろと言う。10円玉が無くなり、電話は切れる。
(この世界ではいざと言う時、携帯より電話線でつながっている電話の方が働いていると言う設定なんだな。
まあ、停電でも電話は大丈夫みたいだし)
 着信履歴からかけなおそうとするフミエだったが、相手は黒電話だった。(そんなものは無い!)
 メガばあの壁もイリーガル達の攻撃で危うくなる。電脳霧が出てくる。
 フミエが後ずさった所の横の壁からヤサコが出てくる。お互いに悲鳴を上げる二人。
 隠し廊下はここに繋がっていたのだ。
 イリーガルが開けつつある壁の前にヤサコからもらったメタタグで鉄壁を張るフミエ。
 コイルタグはヤサコが持ってきたタグの束の中にあり、フミエはメガばあから聞いた話をする。

 京子は裸足で石畳を歩いている。目の前にはたくさんの鳥居が並んでいる階段。
 そのうえには祭りの夜店のような明かり。京子は階段をのぼる。階段の両側には夜店が並んでいる。
 りんご飴を差し出す店の親父。「さあ、お食べ」
(ええ、思いましたとも、食べるなって!!
日本とギリシャ、他にもあるかもしれませんが、黄泉の国の物を食べると戻れなくなるんですよね!)
 口を開け、食べようとする京子。電話が鳴る。ヤサコ、戻ってくるよう指示。今どこにいるのか聞くフミエ。
 「わかんない。お祭りやってるよ」
 ヤサコ達の目の前の京子の口は動いていないが、京子の声は確かに聞こえている。どんな場所か聞くヤサコ。 「いっぱいお店がある、鳥居の階段だよ」
 階段を上ってはダメとヤサコ指示、そっちで見えている物は全部嘘と教える。「おじちゃんが飴をくれたの」
 そういう京子の後ろで、明るい夜店が消えていき、店のおじさん達はイリーガルに変わっていく。
 「京子、飴を捨てて逃げて。早く!」言われたとおり、飴を捨てる京子、あたりの異常に気づく。
 やはり「ちょうだい」と野太い男の声で言うイリーガル達。京子、階段を駆け降りるが、けつまづいて転ぶ。
 デンスケの声。急いで立ち上がり、逃げる京子。デンスケの声は電話を通じてヤサコ達にも聞こえていた。
 ヤサコは京子にデンスケの声の方向に走れと指示。電話切れる。鉄壁から電脳霧が噴出する。
 板壁が続き、古い感じの電灯がともっている路地っぽい所を走る京子だが、前にもイリーガルが。
 追い詰められた京子は「ウンチ!」と相手を必死に指さす。その声を聞くデンスケ。
 鉄壁はどんどん壊されていく。二人隠し廊下に逃げる。
 京子に迫るイリーガルを攻撃するデンスケ、京子を上に載せて走る。
 隠し廊下はどこまでも続いている感じで、向こうに古い感じの電灯が見えた。
 ヤサコ、デンスケと京子の声を聞く。デンスケ、京子を乗せ、イリーガルの間をすりぬけて走る。
 デンスケ、ヤサコの声に気づく。デンスケ、無事に京子をヤサコの元に連れてくる。
 フミエ、コイルタグを京子の電脳体に貼る。京子、元の体に戻る。イリーガル達が古い空間から来る。
 二人、ヤサコは京子を抱え、フミエはデンスケを抱え、メガシ屋の方から強行突破しようとする。

感想:「ちょうだい」って現実の体ちょうだいって事かな。オババが「リンク」と言っていたのが気になる。
 カンナが戻るなんて考えられないが、肉体がある4423なら…。
 あっちのカンナはカンナの意識が電脳に与えた影だと思うんだが。でなかったらハラケンの想い。
 でもハラケンの体のずれを考えると、やはりカンナの影?
 まさか、今回の京子みたいにもろに行くなんて、考えたくない…、肉体もう無いし…。
 デンスケはもう何というか、犬のけなげは泣けるね。
 まあ、冷静に考えればオジジのプログラム通りに動いていると言う事になるが…。
 オヤジなんかまっさきに逃げるもんね。しっかしオババのタグはあそこまで状況把握が出来るほどすごいのか。 今回の噂、つまり医療に使おうとしたら悪い影響もあったと言う事か。
 体が動かない人達のための医療を考えていたのかな。

他の方のブログを読んでの感想:フミエちゃんは怖いから必死で否定したんだと思う。
 ちょうだいと言うのはアイデンテティでは無いかという2チャンさんのアイデア、そうかもなと思わせる。
 公式であの影人間、ヌルと書いてあるそうで、ヌルはなにもない(空値)ことだそうで、と言う事は確かに…。
 カオナシみたいなのか?
 ガイドブックの地図にヤサコの家に鳥居のマークがあるそうで、つまりあの鳥居の可能性があり、
だからあの地はヤサコの家から近いのか?
 京子が転んだ時にメタバグがこぼれていたそうで、気付かなかった。
 メガばあが知っていたのはヤサコが送ったメールを見たからではないかと2チャンの方。あっ、そうか。

関連サイト
からまつそう(前半)詳しく筋を書いています。
からまつそう(後半)詳しく筋を書いています。
電脳コイルテンプレまとめ@wiki相変わらず素晴らしい情報、推察。
きなこ餅コミックヌル、過去の回の話と今回の関係、ヤサコの家、家まわりの地図。
よう来なさった!りんご飴と親父画像
ジュリシア共和国渡り廊下の画像
Babylon Revisited(β)デンスケの画像がいっぱい!

|

« 異界への扉 | トップページ | カンナとヤサコ »

電脳コイル(26)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45625/16817571

この記事へのトラックバック一覧です: 黒い訪問者:

« 異界への扉 | トップページ | カンナとヤサコ »