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ローズ・イン・タイドランド

「ローズ・イン・タイドランド Tideland」2005年 1h57 英=カナダ ☆☆☆☆
監督・共同脚テリー・ギリアム(Terry Gilliam) 原作「タイドランド」ミッチ・カリン

最後まで書いています。あらすじに意味は無い映画だけど…。

 ママ(ジェニファー・ティリー Jennifer Tilly)はメタドンでショック死してしまった。
 で、パパ、ノア(ジェフ・ブリッジズ Jeff Bridges ことぶきと日本語で書かれた服を着ている)と
二人でおばあちゃんの家に向かうジェライザ=ローズ(ジョデル・フェルランド Jodelle Ferland)。
 おばあちゃんはとっくの昔に死んでいて、家は廃屋。まわりは一面の黄金の草原。
 着いた早々パパのためにヘロインを作るローズ。もちろんパパの言う通りにヘロインの量は減らさない。
 で、パパは“休暇”へ。次の日になっても、休暇から戻ってこないパパ。
 ひっくり返ったバスの中で遊んでいたローズは
全身黒づくめの女(デル・マンロー ジャネット・マクティーア Janet McTeer) を見る。
 蜂に刺されたら死ぬから黒いベール付きの帽子をかぶっているそうだ。彼女の右目は蜂に刺されて死んだ。

 デルの歌声に誘われて、ジェライザ=ローズは彼女の家を見つける。
 彼女にはディキンズ(ブレンダン・フレッチャー Brendan Fletcher)と言う名の弟がいた。
 彼は発作を抑えるために頭の手術をしていた。
 リサと言う名の潜水艦(のつもり。秘密基地)を持っていてジェライザ=ローズを招待してくれる。
 線路を通る列車は彼にとっては巨大ザメ。1セント玉を線路に置く。それがサメのエサだ。ディキンズ帰る。

 ジェライザ=ローズ、デルの離れ家にこっそり入る。そこは剥製だらけ。
 デルは荷物を持ってきてくれたパトリック青年(荷物の金は彼が払う Dylan Taylo)にまたがっていた。

 次の日、ディキンズが彼女の家に来る。眠っているパパを見て、彼の母も眠っていると言う。
 ジェライザ=ローズ、彼のエサやり(弾丸を線路に置く)を手伝う。
 ジェライザ=ローズ、彼にウサギの穴に落ちたお友達の人形の頭ミスティークを取ってもらおうとするが、
そこにはいなかった。
 そこに銃をもってやってくるデル(対弟)。ローズは恐怖で気を失う。(彼女の頭の中ではウサギの穴に落ちる)

 気がついたら、二階で寝かされていた。
 下に降りたらパパに「こんなふうに再会するなんて。もう離さない、二度と。逃がさないわ。
すごく愛してるのよ」と言いながらキスするデル。
 彼女はパパをはく製にする。(これで死体問題は解消)。彼女達と一緒に家を掃除し、ペンキを塗るローズ。
 そしてお久しぶりのまともな食事をデルから提供される。
(って言うか、あの両親が彼女にまともな食事を与えていたとは思えない。
ママはチョコを大量に自分のために買い込み、娘には食べさせなかったし。もしかして生まれて初めて…)

 次の日(たぶん…)、ディキンズが金髪のかつらをかぶって、パパが座っていた椅子に座っていた。
 ジェライザ=ローズの姿を見て、彼はすぐかつらを脱ぐが、彼女は彼を引き止め、かつらをかぶせ、口紅を塗る。 優しいジェライザ=ローズにキスするディキンズ。
 彼が子供の時、この家のおばあちゃんが彼に良くキスしたらしい。舌まで使ったらしい。
 彼はあの人の“かわいい子”だった。突然爆音がする。それを見に行く二人。
 草原の先には鉱山だかなんだか掘っている所があって、爆発はそこから。ディキンズは秘密を話す。
 デカい爆弾を持っているのだ。見たいと言う彼女に、明日ならデルが町に行っていないと言う彼。

 次の日、花嫁のような格好でディキンズの家に行くジェライザ=ローズ。彼はダイナマイトを見せる。
 彼は彼女とふざけて、ベッドから落ちる。その物音を隣のママの部屋の物音と思う彼。
 部屋に行くとママ(Sally Crooks)は剥製状態。埋めたら生き返らない。そこにデルが帰ってくる。
 スパイだとジェライザ=ローズを捕まえるデル。ディキンズは発作を起こす。
 デルと争ったジェライザ=ローズはママの頭を壊す。家に逃げ、パパのはく製に抱きつくジェライザ=ローズ。
 大きな爆発が起こり、家はメチャクチャ。外に出て見ると列車が脱線していた。
 女の人(Wendy Anderson)に声をかけられる。
 お腹がすいていると言うジェライザ=ローズにミカンをあげる彼女。
 独りぼっちらしいジェライザ=ローズにやはり独りぼっちの彼女は行きたい所まで連れていくと言う。

感想:心臓の弱い人にはお勧めできませんね。
 ホラーじゃないけど、見ているこっちはホラー気分と言う場面が多々あります。
 人形の頭だけと言うのは不気味ずぎる。パパの死体と剥製とか。あの姉弟と言い、毒だらけ。
 ばあちゃんも何んだったな。ジェライザ=ローズ嬢は楽しんでましたけどね。
 ローズちゃんの御両親は薬が無いと飛べませんが、ローズちゃんは薬無しで飛べます。
 きっと御両親は脳内物質が足りないのね。そうか、ジョデルちゃんは「サイレント・ヒル」の女の子かあ。
 あっちの方が純正ホラーですが、こっちの役の方がすごく思えるのはなぜ?
 1994年10月9日カナダ生まれですから、撮影当時は10歳?うん、すごい才能の美少女。黄金の草原はきれい。 ジョデルちゃんはディキンズさんとのキスシーンは気持ち悪くなかったかな。
 なんせ、キルステン・ダンスト嬢はブラット・ピット様とのキスシーンを気持ち悪いと言っていたらしいから。
 まあ、立派に演じてましたとも、すごかったです。そう言えば「サイレント・ヒル」でも立派に演じてたね。
 ジェライザ=ローズちゃんの将来は絶対作家ですね。
 少女の世界をあれだけ毒毒しく描くなんて、テリー・ギリアムはすごいな。
 あの場所はテキサスと言う設定らしいけど、撮影場所はどこなんだ?

他の方の記事を読んでの感想:撮影場所はカナダとの事。R15映画。
 パパの薬の手伝いとか、いけない事を見ちゃうとか線路に物を置くのが引っかかったそう。
 まあ線路に物を置くのはまねされたら困るね。賛否両論。何も起こらないのに長いとか、やはりグロ系だし…。
 私はフィッシャー・キング大好き人間で、テリー・ギリアムへの評価が高く、
SFマガジンでほめてたたような気がしたので、借りたのだが。
 日本人はそうだそうだが、子供が出ている映画に弱いしね。幼稚園児でも女している子はいるし。
 映画雑誌ではダーク・ファンタジーと書いていて、お店で置いている場所もそのくくりだったが、ドラマの方だね。
 最近の文学は幻想が入った物が多いし、この映画の幻想は少女の物だけだし、
麻薬中毒の両親をお持ちのお子様はいると思うし、あっちの世界にいった人も現実にいるだろう。
 ジョデルちゃんだけでなく、他の方もしっかり仕事をしていたと思います。違和感なし。
しかし、ジョデルちゃん、頭良いのね。
 「ローズはパパが亡くなった時、本当は怖かったと思う。
 それで、パパは生きていると思い込み、想像力で乗り越えようとしたんだと思う」
 そうよね、ママの死はあっさり受け入れたし、パパの死を認めるのは怖い。
 「いろいろ考えると、せりふを忘れるから、なるべく自然にせりふが出てくるようにしているの」プロね。
 「うれしいけれど、前の生活が懐かしいんじゃないかな。
本当の両親や草原の家でのことを思い出すんじゃないかな」
 うん、自由だったし。
 ロバート・アルトマン監督によると俳優は監督より役の事がよくわかっているそうで、
エミリー・ワトソンは自分の役はハリウッドに行って女優として成功すると言っていたそう。
 そうよね、そうだと思う。ミイラと宗教事件は時々あるわね。高野山には生きている空海さんがいるらしいし。
 奥さんをミイラ(剥製?)にして、家に置いていたお医者がフランスにいたような…。
 ジョデルちゃんは撮影当時9歳だったのね。

関連サイト
CINEMA TOPICS ONLINE
ITmedia+D
映画大好き!Cinema ChouChou
YOMIURI ONLINE
Alice in Wonderland
孤島
movienet
INTRO
Hugo Strikes Back!
ATOMOSPHERE(b-side)
T.M.S.
アマチアまんが描き かなへの記録

関係ない事:ナショジオの2007年9月号には「湿地に眠るミイラ」が…。タイムリーだな。赤毛が2100年までに消えるって!!混血が進んでいるから。赤毛は両親ともにその遺伝子を持ってないと出ないらしい。この遺伝子は肌の色素にも影響を与え、ビタミンDをつくる能力を高め、そのため皮膚がんになりやすく、暑さや寒さに敏感で痛みが出る人もいる。赤毛の人ってとても白いって印象があったが、やっぱり。スコットランド人に多いみたいね。アイルランド人に多いのかと思っていたが。イギリスでは赤毛でいじめられやすいと「いぎりすせいかつ」様が書いていらしたが、もしかして人種差別?お馴染み、BBCアッテンボローの自然ドキュメンタリー情報。わらびって毒があるんだ。オドリコソウは棘あり毒ありのイラクサに似せて、ウサギの毒牙から逃れる。トケイソウは卵をうみつけようとするドクチョウの卵そっくりな黄色い突起を作り、もうここには別の卵がありますよと言う事で、卵を産ませないようにする。オジギソウのあれはバッタ対策。針葉樹は広葉樹より栄養を作れない代り、落葉と言う余分なエネルギーをかけずその分長生き(4000年!)、その分大きくなる(セコイア!)。

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