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カンナの日記

「カンナの日記」電脳コイル 第十話 ☆☆☆☆
原作・脚本・監督:磯光雄 アニメーションキャラクター:本田雄 音楽:斉藤恒芳 絵コンテ・演出:平松禎史 
作画監督:向田隆

“ネットの噂によると、メガネが発売されるずっと前から、中津交差点は、
事故の多い怪奇スポットだったそうです”

 サッチーの攻撃を完璧にシャットアウトする天沢勇子(桑島法子)。
沢口ダイチ(斉藤梨絵)と橋本フミエ(小島幸子)もサッチーに気づく。サッチー吹き飛ばされる。
 ノイズだらけのサッチー。イサコ、職員室を出、サッチーに近づく。
 「認可ドメイン外につき修復不可」の文字がサッチーの体の表面に踊る。
 玉子(野田順子)は倒れている原川研一(朴璐美 )にかけよる。
 「ハラケン」小此木優子(折笠富美子)も駆け寄ろうとする。「静かに」と玉子、手でこっちに来いと合図する。
 イサコとサッチーの方を気にしながらもハラケンの元に行くヤサコ。サッチー、イサコを攻撃。
 修復中の文字がイサコの体の表面に次々と浮かぶ。イサコの左目がカチカチとまたたく。サッチー爆発炎上。  「空間管理室の人、その辺にいるんでしょ。もう私に構わないで。残りも私が手に入れる。
こんなデクノボウ、いくつあっても無駄よ」
 電脳霧が立ち込め、イサコ消える。玉子、サッチーを強制終了させる。

 ハラケンの電脳の体がずれてみえた。ヤサコ、ハラケンのメガネの電源を切ろうとするが、玉子に止められる。  玉子、ハラケンの体にメタタグを貼る。ずれが直る。玉子の考えではイサコはキラバグを集めようとしている。
 玉子はキラバグの事を呪われた物質と言う。ハラケン、意識が戻る。
 大丈夫と気遣う玉子に、「前と、おんなじだと思う」とハラケン。
 人声が近づいて来、玉子、ハラケンの事をヤサコにまかせて、学校を出る。

 結局屋上に置いてきたぬいぐるみは同数。引き分けと言うフミエ。俺達が先に戻ったとダイチ。
 ハラケンは気を失っていたとフミエ。
 俺達の勝ちだと騒ぐ男子達に、静かにしないと先生達が起きると一喝するアイコ(進藤尚美)。

 ヤサコが眠れずに起きると、
ハラケンは葦原かんな(相沢舞)のイリーガルの研究を一緒にやって欲しいと言う映像メールを見ていた。

 ダイチ、イサコにより、黒客倶楽部を追い出される。デンパ(梅田貴公美)、ダイチについて教室を出る。
 ダイチ、元祖黒客を旗揚げ。

 「ええ、又一つ結合したわ。わかってる、必ずやり遂げるわ」イサコ、誰かへの電話を終える。
 「もう少し、もう少しで臨界量だわ。一人でできたよ」
 彼女は男の子の人形と自分にそっくりの人形を握りしめている。「ほめてお兄ちゃん、私にもできたよ」
 その様子をアキラ(小林由美子 )の電脳ペットが見ていた。

 「かんなってどんな子だったの」ヤサコ。
 「う~ん、なんかおっとりした無口な子で、何考えてるかわかんないって言うか…」フミエ。
 「ハラケンみたいな子ね」「そうそう、女の子だけどね」ここは神社。お待たせとハラケンが来る。体は大丈夫。
 カンナの事故の後にもこういう事があったそう。
 その時はオバちゃんが大騒ぎして精密検査までしたが、まったく異常無しだったそうだ。
 ハラケン、あの電話の道順の事をフミエ達にしゃべっていて、その通りに行くつもり。
 どこからの情報かはややこしいのでいずれとの事。

 一郎(中尾みち雄)、今度サッチーを壊したら減俸と玉子に御託宣。エレベーター内に一人でいる玉子。
 「甘かった。キラバグの量はまだ足らないはずなのに、それでサッチーの論理結界をあそこまで破壊するとは」

 ダイチ、デンパと(と言ってもデンパ、元祖なんたら言うのぼりを持って立っているだけだが)共に、
神社でメタバグ探し。
 昔はごろごろしてたのに、今は小さなかけら二つしか見つからない。
 「こうなったら考えがあるぜ」とダイチ、
「あいつも俺の大事なモン盗んだからな、今度はあいつの手を盗むまでよ」
 ダイチ、神社の床下から覗くフミエの下半身に気づく。クロってクロエの事と聞くフミエ、うんと答えるハラケン。
 クロエって死んだんじゃ…とフミエ。それは間違いない、メモリアルも届いたからとハラケン。
 カンナが見たと言ったのだそうだ。ヤサコ、クロエって何?と聞く。クロエはカンナが飼っていた電脳犬。
 ダイチ乱入。自分の縄張りだと主張。イサコの子分はやめたとダイチ、追い出されたと正直に答えるデンパ。
 ダイチ、ヤサコに駅ビルのメタバグ騒ぎの事を聞く、イリーガルはいたかと。
 フミエ、答える必要は無いとヤサコに言い、ダイチ、イリーガルがいた事を確信する。ダイチ、去る。
 デンパ、クロエのメタバグをハラケンに返す。

 地図で道順を確認すると、まっすぐ行った方が近いのに、ずいぶん遠回りに誘導している。まっすぐ行ってみる。 何も無い。道順は夢で見たものだと答えるハラケン。ヤサコ、道順通りに行ってみる事を提案する。
(途中、人様の庭を通り、怒られたりするが…)
 クロエのメタバグからデンパが聞いた「4423」と言う言葉の事も話すハラケン。
 後、クジラの歌声みたいなのが聞こえたそうだ。「4423」と言う数字で思い出すヤサコ。
 夕方か、たくさん鳥居が並んでいる階段。「デンスケ~、どこ~」と泣き声を出している幼いヤサコ。
 「どうして泣いてるの」少年(岸尾大輔)の声。「デンスケがいなくなっちゃたの。メガネの犬」
 「電脳ペット?よし、じゃあ一緒に探してあげる」ヤサコの目から涙が落ちる。「君はこの近所の子?」
 「ん~ん、金沢から来たの」「そっか。僕も、この町に来たばかりなんだ」少年、まだ子犬のデンスケを見つける。 少年にありがとうと言うヤサコ。「私、優子。優しい子って書くの。お兄ちゃんは?」「僕は、そう、4423だよ」
 「44…」「4423。暗号名さ。秘密の名前だよ」土に木の枝で「4423」と書く少年。「秘密?うわっ、私も私も」  「そうだな。じゃ、君の名前は…」「ヤサコ」と土に書く少年。「ヤサコ?」「優しい子、ヤサコ」「あたし、ヤサコ!」  「よし、暗号名ヤサコ、君は今から僕の子分だ」「やだ!」「えっ」「あたし、4423の恋人になる」
 4423のほっぺにキスするヤサコ。現代のヤサコ、顔を赤くしている。
(フミエは日射病かと聞く。これがアイコ様だったら…!!)
 ゴールの場所に到着。ヤサコ、さっきとの違いを発見。空間のプロパティ、バージョン5.36、古い空間。
 おそらく道順がパスワードのような機能を果たした。
(フミエの後ろには男の顔型の花入れポッドが…。怪しいから、止めてくれ。
どっかのマンガのサイコを読んでたりすると、良くない像が思い浮かんでしまう…)
 その古い空間の建物と建物の間にはメールが浮かんでいた。開くと「IWH69SOXZ8M89」の文字が。
 「研一へ かんな」と書かれてある。

 メガばあ(鈴木れい子)のお力におすがりする3人。カンナのメガネ、開かない。
 パスワードを試すソフトはあるが、時間がかかる。ハラケンにずっとここに住んでるのか聞くヤサコ。
 5歳の時に越して来たそうだ。ハラケンとフミエ、帰る。食事をし、風呂に入り、パジャマ。
 寝転がって、例の文字列を見たヤサコ、逆さでもちゃんと文字になっている事に気づく。
 メガばあに報告すると、それで通った。念入りに鍵がかかっていて、ファイルはちょっとずつしか出てこない。
 一つ 解除され、部屋に持ち帰るヤサコ。すっかり終わるまでには何日もかかりそう。
 ハラケンに知らせようとした時、本がポップアップされる。開く本。カンナの日記だ。
 今日のと違う道順が表示されている。カンナの日記を読んだヤサコ、表情を暗くする。

 ハラケンにカンナの日記を渡したヤサコ、ごめんと言う。カンナの日記を読んじゃった事についてだ。
 ハラケンに託されたものだから。ハラケン、日記を読む。
 「時間が無くて、今はここまでしか書けません。今日、研一と喧嘩しちゃった。
無理矢理自由研究に引き込んで、研一はきっと怒ってると思う。でも、最後だから一緒にいたかった。
この間お父さんが転勤って話を聞いた。来年の夏休みは一緒に迎えられないかもしれない。
だからこれが、研一とは最後の夏休み。都市伝説を信じるなんて、自分でも馬鹿みたいって思ってる。
でもあの時、確かに聞こえたの、クロエみたいな声が。仲直りは戻るまでお預けにしようと思う。
イリーガルに近づくと仲の良い友達が呪われるって言う人もいるから。これから交差点に行きます。
もしクロエに会えたら、思い切って研一に言ってしまおうと思う。だって最後の夏休みだから。あたし研一が好き。戻ってきたら、そう言ってしまおうと思う」
 カンナの日記に研一の涙が落ちる。

 花束を抱えたイサコ、明るい表情で病院に入る。
 「おじさん!」と病室に入るイサコ、おばさんがいたので表情を暗くする。
 おばさん、花瓶を借りてくるために病室を出る。戸が閉まる前に、アキラのペットが入る。
 おじさんの退院はまだ先。

 玉子、イサコを調べている。ネコサバのスキャンでも引っかからない。

 もうすぐお兄ちゃんが戻ってくるとおじさんに言うイサコ、おばさんには言わないでと、嘘だって馬鹿にするから。

 もう夕方だと言うのに、ハラケン、カンナの日記に載っていた道順を辿る。道が合わない。
 あきらめたらと言うヤサコだったが、もう一度と頑なに言うハラケン。
 まだ夏休みは始まったばかり、あしたがあるわとヤサコ。
 その二人の様子をカメラに撮っている男(猫目 遊佐浩二)。
 「あの子達、道がわかるのか。まさか、あの少女と同じ」

感想:ああ、イサコ、間違った情報に踊らされている感があるな、困ったな。
 玉子に頑張って欲しい所だが、まあ、これはヤサコが主人公なんだから、子供達がなんとかするのか。
 4423って、イサコのお兄ちゃんである可能性もあるのね。カンナの日記の道順は何を意味しているのか。
 ダイチも危なっかしい。何考えてるんだ。ハラケンの事は、ヤサコ、頼んだよ。
 しかしサッチーも含め、電脳ペット達はかわい過ぎる。オヤジが見れて嬉しい。
 子犬デンスケも、もだえもんの可愛さだ。

他の方のブログを読んでの感想:あっ、本当だ、オババの部屋に逆さまの像がある…。ヒントね…。
 えっ、日記にそんな重要な事が書いてあったの!?うちはアナログ録画で文字がよく読めず…。
 そして、ガイドブックにも重要情報があると…。
 でも、カンナに余計な情報を教えた人と4423が同一人物とは限らない。
 確かに4423からヨシフミと言う名前にしたんだろうが…。イサコが連絡している相手も気になるし。
 カンナに教えたのは悪意からか善意からか。
 お兄ちゃんはイサコの従兄、おじさんの息子の可能性が高いのね。
 最初イサコは二つ花束を持っていて、次にエレベーターが下がっていて、
おじさんに一つの花束を持って見舞い。
 おじさんの上の階にいとこのお兄ちゃんが意識が無い状態でいる可能性が高いと。
 玉子が見たイサコのデータにお兄ちゃんはないから、従兄と言う事か。
 4423は勇子に呼び掛けている可能性が高いと言う事か。でも、ヤサコにも会ってるのよね。
 あっちの世界では鏡に映った姿のように逆になり、鳥居の場所はあっちの世界の可能性が高いのか。
 みんな、すごいな。私ではこんなに細かく検証するのは無理。
 5話で確かにいけないサイトで事件に巻き込まれたと言う描写があるね。
 2chみたいなサイトにカンナはアクセスしたんだろうか。もっと本格的に怪しい情報特化の掲示板の方か?
 イリーガルとか電脳メガネ関係の都市伝説に特化したのとか。
 イサコの連絡相手もそういう掲示板をちょくちょく覗くと言うのはありかと思うが、
あっちの世界に行った4423もそういう物にアクセスできそうな…。
 でも、そういうのにアクセスできるなら、もっとダイレクトにイサコに連絡してるか。デンスケの錠前が重要と…。
 そう言えば、あれも鍵ね。そうか、敷居を踏むのってなんか縁起が悪いのか。私は平気で踏むね。
 確かにガサツ系の人間だが。うん、モンクだったら絶対踏まないね。

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