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2007年7月

カンナの日記

「カンナの日記」電脳コイル 第十話 ☆☆☆☆
原作・脚本・監督:磯光雄 アニメーションキャラクター:本田雄 音楽:斉藤恒芳 絵コンテ・演出:平松禎史 
作画監督:向田隆

“ネットの噂によると、メガネが発売されるずっと前から、中津交差点は、
事故の多い怪奇スポットだったそうです”

 サッチーの攻撃を完璧にシャットアウトする天沢勇子(桑島法子)。
沢口ダイチ(斉藤梨絵)と橋本フミエ(小島幸子)もサッチーに気づく。サッチー吹き飛ばされる。
 ノイズだらけのサッチー。イサコ、職員室を出、サッチーに近づく。
 「認可ドメイン外につき修復不可」の文字がサッチーの体の表面に踊る。
 玉子(野田順子)は倒れている原川研一(朴璐美 )にかけよる。
 「ハラケン」小此木優子(折笠富美子)も駆け寄ろうとする。「静かに」と玉子、手でこっちに来いと合図する。
 イサコとサッチーの方を気にしながらもハラケンの元に行くヤサコ。サッチー、イサコを攻撃。
 修復中の文字がイサコの体の表面に次々と浮かぶ。イサコの左目がカチカチとまたたく。サッチー爆発炎上。  「空間管理室の人、その辺にいるんでしょ。もう私に構わないで。残りも私が手に入れる。
こんなデクノボウ、いくつあっても無駄よ」
 電脳霧が立ち込め、イサコ消える。玉子、サッチーを強制終了させる。

 ハラケンの電脳の体がずれてみえた。ヤサコ、ハラケンのメガネの電源を切ろうとするが、玉子に止められる。  玉子、ハラケンの体にメタタグを貼る。ずれが直る。玉子の考えではイサコはキラバグを集めようとしている。
 玉子はキラバグの事を呪われた物質と言う。ハラケン、意識が戻る。
 大丈夫と気遣う玉子に、「前と、おんなじだと思う」とハラケン。
 人声が近づいて来、玉子、ハラケンの事をヤサコにまかせて、学校を出る。

 結局屋上に置いてきたぬいぐるみは同数。引き分けと言うフミエ。俺達が先に戻ったとダイチ。
 ハラケンは気を失っていたとフミエ。
 俺達の勝ちだと騒ぐ男子達に、静かにしないと先生達が起きると一喝するアイコ(進藤尚美)。

 ヤサコが眠れずに起きると、
ハラケンは葦原かんな(相沢舞)のイリーガルの研究を一緒にやって欲しいと言う映像メールを見ていた。

 ダイチ、イサコにより、黒客倶楽部を追い出される。デンパ(梅田貴公美)、ダイチについて教室を出る。
 ダイチ、元祖黒客を旗揚げ。

 「ええ、又一つ結合したわ。わかってる、必ずやり遂げるわ」イサコ、誰かへの電話を終える。
 「もう少し、もう少しで臨界量だわ。一人でできたよ」
 彼女は男の子の人形と自分にそっくりの人形を握りしめている。「ほめてお兄ちゃん、私にもできたよ」
 その様子をアキラ(小林由美子 )の電脳ペットが見ていた。

 「かんなってどんな子だったの」ヤサコ。
 「う~ん、なんかおっとりした無口な子で、何考えてるかわかんないって言うか…」フミエ。
 「ハラケンみたいな子ね」「そうそう、女の子だけどね」ここは神社。お待たせとハラケンが来る。体は大丈夫。
 カンナの事故の後にもこういう事があったそう。
 その時はオバちゃんが大騒ぎして精密検査までしたが、まったく異常無しだったそうだ。
 ハラケン、あの電話の道順の事をフミエ達にしゃべっていて、その通りに行くつもり。
 どこからの情報かはややこしいのでいずれとの事。

 一郎(中尾みち雄)、今度サッチーを壊したら減俸と玉子に御託宣。エレベーター内に一人でいる玉子。
 「甘かった。キラバグの量はまだ足らないはずなのに、それでサッチーの論理結界をあそこまで破壊するとは」

 ダイチ、デンパと(と言ってもデンパ、元祖なんたら言うのぼりを持って立っているだけだが)共に、
神社でメタバグ探し。
 昔はごろごろしてたのに、今は小さなかけら二つしか見つからない。
 「こうなったら考えがあるぜ」とダイチ、
「あいつも俺の大事なモン盗んだからな、今度はあいつの手を盗むまでよ」
 ダイチ、神社の床下から覗くフミエの下半身に気づく。クロってクロエの事と聞くフミエ、うんと答えるハラケン。
 クロエって死んだんじゃ…とフミエ。それは間違いない、メモリアルも届いたからとハラケン。
 カンナが見たと言ったのだそうだ。ヤサコ、クロエって何?と聞く。クロエはカンナが飼っていた電脳犬。
 ダイチ乱入。自分の縄張りだと主張。イサコの子分はやめたとダイチ、追い出されたと正直に答えるデンパ。
 ダイチ、ヤサコに駅ビルのメタバグ騒ぎの事を聞く、イリーガルはいたかと。
 フミエ、答える必要は無いとヤサコに言い、ダイチ、イリーガルがいた事を確信する。ダイチ、去る。
 デンパ、クロエのメタバグをハラケンに返す。

 地図で道順を確認すると、まっすぐ行った方が近いのに、ずいぶん遠回りに誘導している。まっすぐ行ってみる。 何も無い。道順は夢で見たものだと答えるハラケン。ヤサコ、道順通りに行ってみる事を提案する。
(途中、人様の庭を通り、怒られたりするが…)
 クロエのメタバグからデンパが聞いた「4423」と言う言葉の事も話すハラケン。
 後、クジラの歌声みたいなのが聞こえたそうだ。「4423」と言う数字で思い出すヤサコ。
 夕方か、たくさん鳥居が並んでいる階段。「デンスケ~、どこ~」と泣き声を出している幼いヤサコ。
 「どうして泣いてるの」少年(岸尾大輔)の声。「デンスケがいなくなっちゃたの。メガネの犬」
 「電脳ペット?よし、じゃあ一緒に探してあげる」ヤサコの目から涙が落ちる。「君はこの近所の子?」
 「ん~ん、金沢から来たの」「そっか。僕も、この町に来たばかりなんだ」少年、まだ子犬のデンスケを見つける。 少年にありがとうと言うヤサコ。「私、優子。優しい子って書くの。お兄ちゃんは?」「僕は、そう、4423だよ」
 「44…」「4423。暗号名さ。秘密の名前だよ」土に木の枝で「4423」と書く少年。「秘密?うわっ、私も私も」  「そうだな。じゃ、君の名前は…」「ヤサコ」と土に書く少年。「ヤサコ?」「優しい子、ヤサコ」「あたし、ヤサコ!」  「よし、暗号名ヤサコ、君は今から僕の子分だ」「やだ!」「えっ」「あたし、4423の恋人になる」
 4423のほっぺにキスするヤサコ。現代のヤサコ、顔を赤くしている。
(フミエは日射病かと聞く。これがアイコ様だったら…!!)
 ゴールの場所に到着。ヤサコ、さっきとの違いを発見。空間のプロパティ、バージョン5.36、古い空間。
 おそらく道順がパスワードのような機能を果たした。
(フミエの後ろには男の顔型の花入れポッドが…。怪しいから、止めてくれ。
どっかのマンガのサイコを読んでたりすると、良くない像が思い浮かんでしまう…)
 その古い空間の建物と建物の間にはメールが浮かんでいた。開くと「IWH69SOXZ8M89」の文字が。
 「研一へ かんな」と書かれてある。

 メガばあ(鈴木れい子)のお力におすがりする3人。カンナのメガネ、開かない。
 パスワードを試すソフトはあるが、時間がかかる。ハラケンにずっとここに住んでるのか聞くヤサコ。
 5歳の時に越して来たそうだ。ハラケンとフミエ、帰る。食事をし、風呂に入り、パジャマ。
 寝転がって、例の文字列を見たヤサコ、逆さでもちゃんと文字になっている事に気づく。
 メガばあに報告すると、それで通った。念入りに鍵がかかっていて、ファイルはちょっとずつしか出てこない。
 一つ 解除され、部屋に持ち帰るヤサコ。すっかり終わるまでには何日もかかりそう。
 ハラケンに知らせようとした時、本がポップアップされる。開く本。カンナの日記だ。
 今日のと違う道順が表示されている。カンナの日記を読んだヤサコ、表情を暗くする。

 ハラケンにカンナの日記を渡したヤサコ、ごめんと言う。カンナの日記を読んじゃった事についてだ。
 ハラケンに託されたものだから。ハラケン、日記を読む。
 「時間が無くて、今はここまでしか書けません。今日、研一と喧嘩しちゃった。
無理矢理自由研究に引き込んで、研一はきっと怒ってると思う。でも、最後だから一緒にいたかった。
この間お父さんが転勤って話を聞いた。来年の夏休みは一緒に迎えられないかもしれない。
だからこれが、研一とは最後の夏休み。都市伝説を信じるなんて、自分でも馬鹿みたいって思ってる。
でもあの時、確かに聞こえたの、クロエみたいな声が。仲直りは戻るまでお預けにしようと思う。
イリーガルに近づくと仲の良い友達が呪われるって言う人もいるから。これから交差点に行きます。
もしクロエに会えたら、思い切って研一に言ってしまおうと思う。だって最後の夏休みだから。あたし研一が好き。戻ってきたら、そう言ってしまおうと思う」
 カンナの日記に研一の涙が落ちる。

 花束を抱えたイサコ、明るい表情で病院に入る。
 「おじさん!」と病室に入るイサコ、おばさんがいたので表情を暗くする。
 おばさん、花瓶を借りてくるために病室を出る。戸が閉まる前に、アキラのペットが入る。
 おじさんの退院はまだ先。

 玉子、イサコを調べている。ネコサバのスキャンでも引っかからない。

 もうすぐお兄ちゃんが戻ってくるとおじさんに言うイサコ、おばさんには言わないでと、嘘だって馬鹿にするから。

 もう夕方だと言うのに、ハラケン、カンナの日記に載っていた道順を辿る。道が合わない。
 あきらめたらと言うヤサコだったが、もう一度と頑なに言うハラケン。
 まだ夏休みは始まったばかり、あしたがあるわとヤサコ。
 その二人の様子をカメラに撮っている男(猫目 遊佐浩二)。
 「あの子達、道がわかるのか。まさか、あの少女と同じ」

感想:ああ、イサコ、間違った情報に踊らされている感があるな、困ったな。
 玉子に頑張って欲しい所だが、まあ、これはヤサコが主人公なんだから、子供達がなんとかするのか。
 4423って、イサコのお兄ちゃんである可能性もあるのね。カンナの日記の道順は何を意味しているのか。
 ダイチも危なっかしい。何考えてるんだ。ハラケンの事は、ヤサコ、頼んだよ。
 しかしサッチーも含め、電脳ペット達はかわい過ぎる。オヤジが見れて嬉しい。
 子犬デンスケも、もだえもんの可愛さだ。

他の方のブログを読んでの感想:あっ、本当だ、オババの部屋に逆さまの像がある…。ヒントね…。
 えっ、日記にそんな重要な事が書いてあったの!?うちはアナログ録画で文字がよく読めず…。
 そして、ガイドブックにも重要情報があると…。
 でも、カンナに余計な情報を教えた人と4423が同一人物とは限らない。
 確かに4423からヨシフミと言う名前にしたんだろうが…。イサコが連絡している相手も気になるし。
 カンナに教えたのは悪意からか善意からか。
 お兄ちゃんはイサコの従兄、おじさんの息子の可能性が高いのね。
 最初イサコは二つ花束を持っていて、次にエレベーターが下がっていて、
おじさんに一つの花束を持って見舞い。
 おじさんの上の階にいとこのお兄ちゃんが意識が無い状態でいる可能性が高いと。
 玉子が見たイサコのデータにお兄ちゃんはないから、従兄と言う事か。
 4423は勇子に呼び掛けている可能性が高いと言う事か。でも、ヤサコにも会ってるのよね。
 あっちの世界では鏡に映った姿のように逆になり、鳥居の場所はあっちの世界の可能性が高いのか。
 みんな、すごいな。私ではこんなに細かく検証するのは無理。
 5話で確かにいけないサイトで事件に巻き込まれたと言う描写があるね。
 2chみたいなサイトにカンナはアクセスしたんだろうか。もっと本格的に怪しい情報特化の掲示板の方か?
 イリーガルとか電脳メガネ関係の都市伝説に特化したのとか。
 イサコの連絡相手もそういう掲示板をちょくちょく覗くと言うのはありかと思うが、
あっちの世界に行った4423もそういう物にアクセスできそうな…。
 でも、そういうのにアクセスできるなら、もっとダイレクトにイサコに連絡してるか。デンスケの錠前が重要と…。
 そう言えば、あれも鍵ね。そうか、敷居を踏むのってなんか縁起が悪いのか。私は平気で踏むね。
 確かにガサツ系の人間だが。うん、モンクだったら絶対踏まないね。

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あっちのミチコさん

「あっちのミチコさん」電脳コイル 第九話 ☆☆☆☆☆
 原作・脚本・監督:磯光雄 アニメーションキャラクター:本田雄 音楽:斉藤恒芳 演出:野上和男 
 絵コンテ:笹木信作 作画監督:井上鋭

“子供の噂では、ミチコさんの正体はイリーガルではないかとささやかれています”

 マイコ先生(堂ノ脇恭子 )によるとダイチ君達は今も生物部。ゆえに生物部の合宿にも参加。
 橋本フミエ(小島幸子)、戦いにそなえて小此木優子(折笠富美子)にメガビー素振り百回させる。


 ハラケン(朴璐美 )、クロエからもらったメタバグから音を聞き、デンパ(梅田貴公美 )に聞いてもらう。
 デンパ、音楽と人の声を聞く。女の子の声。
 「ねえ、これ少し貸してもらっていい?なぜだか、メタバグの音が聞こえやすくなる場所があるんだ」
 なんでダイチの仲間になったのか聞くハラケン。いじめられてた時ダイチだけ味方してくれたそうだ。
(ダイチ、かっこいいぜ…。しかしイサコいじめには走ったな…)

 室長の一郎(中尾みち雄 )に学校を許可してくれと迫る玉子(野田順子 )。しかし断られる。

 サッチー二体を後ろに従え、ウィンドウを見つめる玉子。
 “所詮お役所仕事か。キラバグは間違いなくあの学校にあるのに管理外ドメインでは手が出せない”
 「やはり天沢自身に見つけさせるしかない」

 「ええ、鍵を回したけど、始まる前に逃げられた。反応が遅れて起こる事が?わかった。やってみるわ。
すでに目くらましの手はうってある」
 一人、誰かとケータイしていた天沢勇子( 桑島法子 )。

 職員室。マイコ先生になんで夏休みに入ってすぐに合宿なのか聞くウチクネ(西脇保)。
 「ウチクネ先生こそなんでいるんですか。今日は生物部の合宿なんですよ」
 「マイコ先生一人じゃ何かあった時困るでしょ」「頼もしい男なら二人も来ていただく予定です。一人は…」
 「柔道三段です」教頭(水野龍司)だった。「教頭先生も参加なさるんで。で、もう一人は?」「頼もしい男性です」 「わ、わたし絶対参加します!」

 おでこを赤くし、息も絶え絶えで、ヤサコ、メガビー素振り百回完遂。フミエ、次はわなを前もってつぶす。
 「ダイチの情報は筒抜けよ。あたしに挑むなら、全力で叩き潰すまでよ。
さあ、ありったけのメタタグをインストールするわよ」
 何かの音に気づくフミエ。
 二人、例のヘイクーVSイサコの主戦場二階の渡り廊下の壁がバグって霧が立っているのを見る。
 「あれから空間壊れたままね。あそこも通るの?」とヤサコ。
 「さあ」「ねえ、こんな噂知ってる?霧の出る所にはミチコさんが出るんだって」
 「やめてよ。あたし苦手なのよ、その手の話」「わたしも。苦手ってほどじゃないけど」
 「わたしはもうほとんど弱点よ」
 木の上で手足鼻耳(げんこつ状に丸まる)しっぽの先は緑の灰色(?)猫が聞いていた。
 「怪談話聞くと力が抜けちゃうのよねえ」と言うフミエの一連の会話は全てヘイクー側に聞かれていた。
 「この弱点を突かない手はありませんね」とナメッチ (沼田祐介)。
 「使えるなあ、おまえのペットは」とガチャギリ(山口眞弓 )、アキラ(小林由美子)に言う。「はい、筒抜けです」
 ガチャギリ、アキラの肩を抱き、「なあ、アキラ」「はい」「おめえ二重スパイじゃねえだろうなあ」「ち、違いますよ」 「そういや、いっつも行動中はぐれるしなあ」とアキラの隣にいるダイチ(斉藤梨絵 )。
 「そ、それは足が遅いから…」「おまえ、なんで姉きのグループじゃなく、おれっちの側に入ったんだ」
 ナメッチ、後ろからアキラの頭に手を置く。「そ、それはもちろん、皆さんに憧れてです」
 アキラ、みなにげんこつでグリグリされる。(憧れられるはずはないと自覚があるんだ…)
 アキラ、本当の事を告白。「い、一刻も早く…」「一刻も早く、なんだ、言え」とダイチ。
 「一刻も早く距離を取らないと、お姉ちゃんに人生を、吸い取られそうで…」アキラ、泣き出す。
 「いじめて悪かった」ダイチ。「その気持ちはわかるぜ」ナメッチ。「男同士助け合おうなあ」ガチャギリ。

 クロエのメタバグの声は「4423」と言っていた。

 合宿始まる。教頭とウチクネを紹介するマイコ先生。もう一人来るはずなのだがまだ…。
 そんなの待ってないでケーキ入刀しようぜとダイチ。「ダイチ君、もう六年なんだからわきまえを知りなさい」
 「ワキマエ」と鼻をつまみながら言うダイチ、自分の脇の匂いを皆様にご披露。
 アイコ(進藤尚美 )は嫌な顔、フミエは怒り、ヤサコは呆れ、黒客倶楽部員は喜ぶ。
 「ダイチ君サイテー」とアイコ。「騒がしいのね」とヤサコ。「苗字、沢口だしね」とフミエ。
(名は体を表すのか。気をつけよう)
 「シリマエ」今度は尻の匂いを披露。しかしダイチの後ろに不吉な影が…。ダイチの親父(郷里大輔 )だった。
 ダイチ、両耳を引っ張られる。「と、父ちゃん、なんでここに」「お呼びしたのよ。我ながら名案だわ」
 「その通りです、先生。強化合宿と聞いて、飛んでまいりました」「いえ、親善合宿…」
 「男子はこの私が、ビシビシしごきます。おまえら覚悟しろ!合宿の基本は素振りだ!素振り千回!」
(やっぱりフミエと気が合いそうだ)
 ナメッチ、怯えながら素振りを始める。「バカモン!フォームはこうだ」
 親父、素振りの手本を見せるが、どうも野球ではない様子…。小中高と卓球一筋の親父だった。
 生物部と聞き、生物部の素振りをダイチに聞く親父。(フミエに聞いた方が…)

 ケーキ入刀。「どうです、先生のもくろみは成功ですか」教頭の声。カラオケ。
 「さあ。でもこうして一緒に遊べば、きっと前のように戻れます」すごろく。「しかし、なぜこの時期に」
 ダイチのオヤジ御指導の素振り。「だって、今仲直りしなきゃ、小学校最後の夏休みがけんかで終わっちゃうわ」

 子供達を寝袋で眠らせ、先生達はダイチの親父が町内会のおごりと称して持ってきたお菓子等を食べて親睦。 「今日はマイコ先生が弱いお酒は、ありませんからね」と教頭。「やだわ、そんなに弱くないですって」

 その頃、ヘイクーVSフミエ御一行の電脳戦が始まっていた。
 お互いの仕掛けが終わり、いざ行かんと言う時、
ダイチがせっかくの肝試しだから盛り上げようと顔を下から電灯で照らしながら怪談を始める。
 「ミチコさんは、どこにでもいる普通の女の子でした。
でもある日、かわいがっていた電脳ペットが突然走りだしました。
ミチコさんは見ました、真っ黒い生き物が道路の向こうでおいでおいでをしているんです。
ミチコさんが止めるのも聞かずペットは道路へ飛び出して、車の画像とゴチャゴチャにまじりあって、
消えてしまいました。
数日後、ペットの事が忘れられないミチコさんは、交差点に行きました。
すると、グチャグチャになって死んだはずのペットが道路の向こう側で、おいでおいでをしているじゃありませんか。ミチコさんは自分の足が勝手に踏み出すのを止められませんでした。
ミチコさんはグチャグチャになってしまいました。ところがかけていたメガネだけはまったく傷が無かったそうです。その後交差点でメガネをかけるとそのはじっこに見えるそうです、おいでおいでをしているミチコさんが。
その場所こそが、都市伝説に聞くハザマ交差点なのです」
 ナメッチのイナビカリ効果付きの怪談。女の子達への効果満点。
 「その話はもっとも類型的な奴だね。たとえばヒワタでは大分違うらしい。
ヒワタのミチコさんは、学校の中であっちへ行ってしまったそうなんだ」
 ハラケン、ダイチと違って怖がらせるためではなく、学究的に興味があるため、淡々と話し始める。
(実際、カンナを思い出すし、怪談と言うより、裏に真実があると言う感じ)
 「ミチコさんはその日、遅刻をしてしまった。三階に着いたらシンとしている。
そこでミチコさんは異変に気づいた、まだ朝なのに窓の外が夕焼けなんだ。
ミチコさんは時計を確認しようと教室を覗いた。でも、時計は無かった。それどころか生徒も一人もいなかった。
隣のクラスも、その隣のクラスも。ミチコさんは怖くなって外に出ようとした。
ところが、階段を下りても下りても一階に着かないんだ。どんなに下りても高さが変わらない。
ミチコさんはメガネの幻影に違いないと気づいてメガネをはずそうとした。ところがメガネは無かった。
いつのまにか電脳の体だけになっていたんだ」
 ハラケン以外、恐怖に震えていた。天然のカミナリの効果音も付く。
 「ミチコさんは恐怖のあまり叫んだ。
すると、無人だったはずの教室の中から、生徒達の声が聞こえてくるじゃないか。
ミチコさんは夢から覚めたような気になって教室を覗いた。
すると、教室の中は、人の形をした真っ黒い生き物がひしめいていた。
ミチコさんはそこでようやく気付いたんだ、いつのまにか自分の体も真っ黒い生き物に変わっていた事に」
 ハラケンが気づくと、みな固まって声も出ない。「あれ、どうしたの、みんな。そうだ、別の地域での話も…」
(こいつも鈍いな、自分のせいだとわからないのか)
 「いえ、やめて。もう十分よ」とフミエ。「そ、その通りだ」とダイチ。「えっ、面白いのに」
 「さ、さ、さっさとすませて」ダイチ「早く寝ましょう」フミエ。「いや、民俗学的に見ても面白いから、ぜひ」
 「もう止めて~!」ダイチとフミエ、楳図かずお絵になって叫ぶ。(お前達こそ怖い)

 学校の廊下にはイリーガルがいた。「ああ、本当だ。反応が始まった」
 イサコはモニターでイリーガルの 様子を観察していた。
 イリーガルから不気味に笑う青く光る女の子のが現れる。

 学校の外では玉子がモニターを見ていた。しかし場所が悪くてうまく探知できない。「ポチ、タマ、来い」
 サッチー二体来る。しかしやっぱり学校には入れない。

 肝試しは二人づつで三回行く。「五人だから一人だけはもう一周だ」とダイチ。
 「俺が二回行く。その代りメタバグの分け前一割ましだ」とガチャギリ。
 ダイチ、デンパの背中につかまってガタガタ震えている。
 一方フミエもヤサコの背中につかまってガタガタ震えていた。ヤサコが二回行く事になる。
 アイコちゃん、人数が合わない事を指摘する。ヘイクーは5人で、こっちは4人。
 こっちを一人抜くかとダイチ、「でもわなのシフトは変えられないぜ」とガチャギリ。「わたしでど~う」
 顔を懐中電灯で下から照らしたマイコ先生が現れる。
 「話は聞いたわ。あたしも、いくぅ~う。せっかく、せっかく、あなた達を仲直りさせようと合宿したのに~!」
 マイコ先生、ガチャギリの首に腕を回す。
 酒の匂いに気づくガチャギリ。先生のポケットからウィスキーボンボンが転がる。
 ここにはいないが、ウチクネもウィスキーボンで酔っていた。
 「それなのに、それなのに、何よ黙って肝試しするなんて~!だったら先生もまぜなさ~い」
 「どうゆう理屈だよ」とダイチ。「酔っ払いに理屈は通じないのよ~」と酔っ払いの自覚がある先生、笑う。
 「この独身女、誰か引き取れよ」とガチャギリ。(お前が引き取ったら?)「レッツ、肝試しー!」

 イリーガルの笑い声を聞くイサコ、入口に玉子がしゃがんでモニターを見ているのに気づく。
 玉子はモニターで近くにいる事を確認するが、二階では電脳の戦いが始まる。
 ヤサコは頼りにならない先生を連れて、一人戦っていた。
(変な宇宙人っぽいのや、UFOの軍団と。たぶん、あの宇宙人も元ネタがあるのよね。
その方面詳しくないので…。追記:フラットウッズさんと言うらしい)
 おかげで玉子の電脳がうまく働かない。
 ガチャギリとアキラもグレータイプの宇宙人の群れや、
後ろに幽霊のごとく現れる変な絵(あれもどっかの古代の宇宙人の絵っぽい奴が元か?)と、
恐怖に震えながら戦う。
 玉子、イサコの企みに気づく。フミエ、ヤサコと先生の様子をモニターで見てる。
 ダイチ達もガチャギリ達の様子をモニターで見ていた。玉子、メタバグを合わせてメタタグを作る。
 「わたしの腕では、これがせいいっぱいだ」サッチーにメタタグを貼る。「バレたら責任問題だわ」
 サッチー、学校の敷地に入る。ガチャギリ達、イリーガルの笑い声を聞く。ミチコさんかとおののくアキラ。
 しかしガチャギリはフミエ達の仕掛けと思い込み、足を一歩踏み出したら、メタタグを踏んでしまうが、
何とかその攻撃効果を無くす。
 しかし先の廊下はメタタグだらけだった。ヤサコもイリーガルの声を聞く。
 後ろの廊下をイリーガルが通り過ぎて行き、ヤサコ、チラッと見る。
 先生に見なかったかと聞くが、先生、気持ち悪くなって吐く。
 ショートカットが現れ、ヤサコ、先生を介抱する暇もない、壁を張る。ガチャギリもメタタグ大量攻撃。
 人体模型攻撃にアキラ、小便を漏らす。なんとか屋上に人形を置くアキラ。ヤサコも同時期に着く。
 選手交代となる。玉子、頭が天井につかえて頭を傾けているサッチーを連れて廊下にいる。
 イリーガルの抜け殻を見つけ、アルファ型のイリーガルと確認。「だが反応は終わっている。キラバグはどこだ」
 イサコ、キラバグに暗号を投げるが、キラバグ逃げる。その暗号の跡に気づく玉子。
 「あの少女の暗号だ。こっちか。モニターで探知できない以上、これをたどるしかない」
 がいこつさんに「いやー!」と叫びながらメガビー攻撃するフミエ。
 グレーさん達、別の形体の宇宙人
(ブラジルとかで出たのとか?ウワッー、この手の知識、ウスッ!わかんない。追記:フラットウッズさんね)
とも対戦。
 ダイチ達も叫びながら、狼男、おそらくウェルズの火星人達、
もしかしてアマゾンの半漁人達(チュパカブラさんらしい。お名前は聞いた事はあったが…)と戦っていた。
 よれよれのフミエ、ヤサコとタッチ。ヤサコ、ハラケンと参戦。ハラケン、ちょっと心ここにあらずの風。
 やはりよれよれのダイチ、ガチャギリとタッチ。ハラケン、キラバグの笑い声に気を取られている。
 ヤサコはダイチ君達のしわざと言う。ショートカット群現れる。壁を張るヤサコ。ハラケン、笑い声の方に行く。
 イサコ、頭痛を感じる。ハラケン、青い光を見る。青く光る女の子、壁を通り抜ける。
 ハラケン、部屋のドアを開けると、オレンジの光。そのオレンジの光に気づく玉子。
(と思ったが、あのオレンジの光は夕陽らしいから、キラバグの光に気づいたのだろう)
 「僕サッチー」サッチー、ガチャギリ達に攻撃を仕掛けていた。「やっちまった。いくぞ!」
 ハラケン、部屋に入ったはずが、そこは長い廊下。ピンクの公衆電話。受話器を取り、4423と回す。
(よくわかったな。最近の子供はわからないと聞いたが…)
 通じる。女の子の笑い声。「カンナ!カンナなの!?」
 「交差点を北に。最初の大通りを右に。三番目の交差点入口。…」
(他にも言っているが、良く聞こえない…。
クッ、デジタルの録画機が欲しいとこだが、PC買い換えたし、壊れてないのに、出費は痛いし、
来年にはコピーワンスじゃない機種出るし…。
追加情報:「交差点を北に… 最初の大通りを西に… 3番目の小道が入り口… 北に進んで…」
と字幕は出てたらしい。
電脳コイルテンプレまとめ@wiki,ありがとう!2チャンの皆様はやはり頼りになる)
 ハラケン、倒れる。イサコ、職員室に入ってくる。倒れているハラケンを見ても動じず、無視。
 何かの気配に気づき暗号を投げると、そこにキラバグ。「さあ、こっちに来なさい。わかるでしょ。ここにいるわよ」 ヤサコ、教室を覗いてイサコを見る。「あなたの仲間よ」イサコ、ジャケットを脱いで肌を露にする。
 「私と結合するのよ、ミチコ!」ミチコ、イサコに吸い込まれる。イサコの肌に鍵穴が現れる。
 ジャケットを着るイサコ。窓の外ではサッチーが覗いていた。サッチー、外から攻撃する。

感想:改めて、自分のブログを読み、どうやらあの夢の声が自分で4423と名乗っていたらしい事を知る。
 いや、そうは聞き取っていないが、たぶん、そう。とすると、ヤサコが幼児の時、お兄ちゃんと慕ってた人とか…。 う~ん。ミチコさんがキラバグだったとは!!あの鍵穴って、ミチコさん達って事!?ミチコさんがイッパイ…。
 あの場所の御案内はどこの事だ!?ハザマ交差点って現実にあるのか?それともリアルと電脳の挟間…。
 ハラケン、意識戻るのよね、予告で大丈夫そうに見えたが。
 イサコはキラバグを集めて、何をしようとしているのか?玉子はどこまで知っているのか?

他の方のブログを読んでの感想:チョコレートって食べ過ぎると、実際体に悪いのよね、マジで。
 ところで、アルコール類が入ったチョコは冬季限定のはず…。チョコ解けるからね。私は冷凍庫に入れてます。
 基本怖がりの私ですが(最近もっと怖がりな人がいるとわかったから、さほどじゃないかも…)、
ダイチとハラケンの話、怖いと思って聞いてませんでした。
 よく聞けば、階段を下りても下りても一階に下りないとか怖いですが、話の裏の真実にばかり気を取られ、
全然怖いとは…。
 話は元々しゃべりだけで、あの絵の通りの絵柄かどうかわかりませんからね。
 絵のミチコさん、鍵を下げてたそうだけど、私は気付かなかったけど、でも所詮絵ですから。
 しかし、アニメを作った人がつけた絵だもんなあ。
 そうか、子供達の間ではミチコさんは鍵を下げていると言うのが共通認識なのか。
 怖いのは最後の窓の外、逆さに覗いているサッチーです。女優霊!!と思ってしまいました。
 いえ、女優霊と言う映画、見たことないんですけど、
夜中の上映で入った人がみな途中で帰ったという伝説の映画ですから、
私の中では最高級に怖い映画と認識され、怖い構図は女優霊!!と思ってしまうのです。
 きっと女優霊にもこういう構図があると思うんです!(単なる思い込み…)ええ、電話の場面も怖かったですね。 よく電話しましたね、ハラケン。カンナと連絡が取れるかもと思ったんでしょうね。
 あんな状況で幼馴染亡くすと、そりゃ傷になるわね。ミチコさんも、マジコワです。
 あんなのが夜中の学校にいたら、ええ、私も人体模型のアキラと同じ症状を示すかと思います。
 夜の学校は、それだけでマジコワです。しかしイサコファン多いなあ。
 確かに彼女のいたいたしさは気になりますが…。私はサッチーが出るシーンの方が喜んでいたな。
 コワカワイイと言う言葉はあるのでしょうか。サッチー、コワカワイイ…。

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夏祭り、そして果たし合い

「夏祭り、そして果たし合い」電脳コイル 第八話 ☆☆☆☆☆
原作・脚本・監督:磯光雄 アニメーションキャラクター:本田雄 音楽:斉藤恒芳 演出:岩崎太郎  絵コンテ:増井壮一 作画監督:新井浩一

“都市伝説によると、メガネをかけたまま眠って、夢の中であっちに入り込んでしまった子供がいたそうです。”

 濃厚な霧の中、パジャマ姿の小此木優子(折笠富美子)が沢山鳥居が並んでいる階段に立っている。
 場所に記憶があるヤサコ。かすかに鈴の音が聞こえる。「ユウコ。ユウコ。気をつけろ、ユウコ。すぐ近くにいる」  男の子の声(岸尾大輔)。「待って、あなたは何?!4423って何なの?!」
 「逃げろ。ユウコ。逃げるんだ。早く」ヤサコの後ろに巨大な影が現れ、ヤサコに襲い掛かる。
 ヤサコ、目が覚める。メガネがおでこにかけっぱなしになっていた。

 一学期の終業式。遅刻すれすれの時間に、バイクが校門から走りこんでくる。
 ライダーに怒鳴ろうとするウチクネ(西脇保)だったが、ライダーが髪をなびかせた綺麗な女性である事を知り、
怒鳴り声が尻すぼみになる。
 ハラケンの叔母玉子(野田順子 )が、ハラケン(朴璐美 )を学校に送ってくれたのであった。
 お礼を言うハラケン。「ん、もう。ケンちゃんのためなら、何でもやるわ」ハラケンのおでこにキスする玉子。
(オバが甥を可愛がるのは良くある事ね。ハラケン、可愛いし。
芥川龍之介の叔母が龍ちゃんを可愛がり、龍ちゃんの奥さんをいじめたとか…。まっ、うろ覚えだけどさ。
龍ちゃん、ハンサムだし、頭良いし、そりゃ可愛いわ。ヤサコ、大変だね…)
 玉子、ウチクネに駐車場の場所を聞き、そこに向かって急発進で走り去る。

 ダイチ(斉藤梨絵 )、「イサコさん、これが昨日のアガリです」と天沢勇子( 桑島法子 )にメタバグ献上。
(ユウコとはどうしても呼べないのか)
 イサコが指を鳴らすと、メタバグが消えていく。さすが、イサコさんとダイチとナメッチ (沼田祐介)驚く。
 「その、イサコさんっての止めてくれる」
 それには構わず、ダイチ、今夜の夏祭りのプラチナチケットもイサコに献上。
 金魚すくいから射的まであらゆる縁日がただになるスーパーチケット。

 「今日も交差点で見たの。ケンイチは信じないけど、やっぱり あれは、クロエだと思う」
 画面には中津交差点当たりの地図。音声バーが動いているので、声が録音されたものだとわかる。
 5年1組、葦原かんな(相沢舞)、原川研一 自由研究 イリーガルの観察 (電脳生物)2025年8月31日 
と表紙に書かれた文書も表示されている。
 「あした、どうしても一緒に見に行ってほしいの。どうかな。鹿屋野神社で待ってます」
 この音声の文章も多少表現が違う所があるけれど、一緒に表示されている。

 イサコの転入届を見る玉子。2015年4月4日生まれで、2026年6月28日転入、母の名は幸子、39才らしい。
 母以外の家族の表記は無い。引っ越してきて2週間。
 一緒にヤサコの(2015年10月12日生まれ。7月5日に転入)転入届けも見る。
 駅ビルに穴を開けたのはどっちか。

 職員室の様子を見るイサコ。誰もいない職員室、電脳霧が立っている。「わりと広いわ。確認する」
 誰かに連絡しているイサコ。入ろうとしたら、職員室のドアの横に張ってあったメタタグが反応。
 校庭の向こうからサッチーがこちらを見ている。

 玉子、ヤサコの父がメガマス社員、市役所出向、43歳の一郎さんである事を知る。母は静江、専業主婦だ。(でなかったら、単身赴任よね)
 玉子、メタタグの反応に気づく。「ポチ、今のはキラバグ反応か」
 ポチことサッチー、目がまたたいて何かを玉子に報告。玉子、念のためにもっと仕掛けておくことにする。
 かがみながらメタタグを投げようとしたら、マイコ先生(堂ノ脇恭子 )に遭遇。
 「アッー、アラヤダ、マイコ先生、原川です」とごまかす。マイコ先生ハラケンの叔母を思い出す。
 一度会っているらしいが、マイコ先生飲みすぎて、お恥ずかしい所をお見せしてしまったらしい。
 玉子、勤務中である事、空間の乱れをたどったら、体育館が怪しい事を話し、案内してもらう。
 廊下の影にはイサコがひそんでいた。

 「去年のように、みなさん自身が事故の原因になってしまう事もあります」教頭(水野龍司)の話し。
 ハラケンの様子を伺うヤサコ。「特に、メガネに夢中の人、道路ではメガネを使用しないように」
 「やだわぁ、又メガネのせいにして」と橋本フミエ(小島幸子)。
 玉子はヤサコを見(撮ってもいるか)、そしてイサコの頭を拡大、何かを感じたらしい。
 ヤサコ、フミエに玉子がお父さんの部下である事を話す。
 ダサイ(フミエはそう言う)、サッチーのネーミングはお父さんが考えたもの。ボク、サッチーというのも…。
(ダサクないよ、お父さん!子供の言う事なんか気にするな!ボク、サッチー、最高だよ!)
 フミエ、かんなのお母さんが来ているのに気づく。

 終業式が終わり、出てきたハラケンに声をかけるかんなのお母さん(湯屋敦子)、具合はどう、と聞く。
 立ちくらみを良くしてたらしい。(ハラケンは電波に敏感なたちか…)あの頃に1,2度あっただけだそうだ。
 警察はやはりかんなが原因と考えている、電脳ナビに過失はありえない。お母さんはこの町を離れるそう。
 お母さん、警察からやっと戻ってきたかんなのメガネをハラケンに渡す。
 中を調べたかったのだが、鍵がかかっていて調べられない。ハラケンに調べて欲しいと。
 この会話を顔をうつむかせながら影で聞いているヤサコ。
 そしてそのヤサコの様子を、ドアから顔を出しながらこっそり見ているフミエとアイコ(進藤尚美 )。
 「ねっ、もしかしてさ、ヤサコ、ハラケンに気があったりして」とその手の話に敏感そうなアイコ様。「えっ、そう?」 あくまで鈍感なフミエ。

 夏祭りにはしゃぐダイチ。ヘイクーの連中(アキラ=小林由美子もいる)はキーボードを打つのに忙しい。
 「元オヤビン、踊ってないで手伝ってくださいよ」とナメッチ。
 「そうだぜ元リーダー、早く仕込まねえと終わらねえぞ」とガチャギリ(山口眞弓 )。
 「元元言うな、仕込みはほとんど終わってんだ。祭りの準備行こうぜ」「まだよ」イサコ。
 念のために向こうの校舎にもショートカットを仕掛けるそうだ。
 「合宿の夜、あの連中を果し合いと称して、校舎の中におびき出しなさい。
それに勝ってあいつらのメガネを取り上げるのよ」
 ヘイクーのクラブ員のそれぞれの前に突然ウィンドウが開く。「詳細はそこに書いてあるわ」
 「果し合い…。こんな子供っぽい事やってられっかよ。こっちだって忙しいんだ」「又逆らうのか」すごむイサコ。   「ま、待て、逆らう気はねえよ」あせるガチャギリ。
 「そ、そうだよ。そうだよねえ、ダイチ」とフォローするデンパ(梅田貴公美 )。
 「なら、言うとおりにしろ。何度も言わせるな!」ヘ~イとみんな仲良くお返事。
 ダイチ君と声をかけるイサコ、この作戦がうまくいったら、いくつか暗号屋のわざを教えてくれるそうだ。
 失敗したら、大黒黒客から追放。
 ダイチ、作業は他のクラブ員にまかせ、町内会長の息子として祭りの準備に向かう。
 「こっちをさぼりたいだけだろ。祭りがそんなに大事なのかよ」とガチャギリ。
 「おめえらにはわかるめえよ、江戸っ子の心意気ってもんがな」決めゼリフを言って去るダイチ。
 「生まれも育ちも大黒市のくせして」もっともなツッコミをするナメッチ。

 神社の鳥居の前で、浴衣を着てるハラケン、かんながクロエの病気の事を調べようとしていた事を知る。
 クロエ、マルチーズと言うのかどうかわらないけど、白いカワイイ犬。
 それ以上調べようとするとロックされている。神社の向こうに何かを感じているみたいなハラケン。

 ヤサコ母(金月真美 )、大黒市の駅のこっち側なら、お父さんと良く歩いたそうだ、ユウちゃんが生まれる前に。 鳥居がいっぱい並んでいる階段は知らないそうだ。

 半被を着たダイチ、
祭りに来た半被のヘイクーの連中に明日の合宿でのブスエども肝試し招待についての計画を語る。
 イサコの計画そのまんまだが…。
 予定通り行こうとしたダイチだったが、イサコ、自分が来るまで待てと指示したとの事。
 ダイチ一人じゃ安心できない。なめやがってと怒るダイチの耳を掴む手が…。
 江戸っ子気質満点の怖そうなダイチの親父(郷里大輔 )だった。ダイチ、拉致られる。

 キュウちゃん、鳥居の当たりを飛んでいる。
 かんなのメガネを調べているハラケンの前に現れる浴衣姿のヤサコ、アイコ、京子(矢島晶子 )。
 ヤサコの浴衣姿にボッーとなるハラケン。京子、茂みの前でしゃがみ、持っていた小石を投げる。
 隠れていたダイチに命中。驚くヤサコ達に果し合いを申しわたすダイチ。
 フミエが来てないのでこれ以上詳しいことは言わない。京子、ダイチの足を踏む。
 そしてハラケンに抱きつき、ハラケンの影からダイチをにらむ。(おう、京子に気に入られて良かったな、ダイチ)
 ヤサコの提案で、ヤサコ達ラムネを飲む。
 しゃがんでラムネを飲んでいるダイチの背中にラムネを流し込む京子、
やはりハラケンに抱きついてダイチをにらむ。
 「京子、変な人に近づいちゃいけないって言ったでしょう!」とダイチに失礼な叱り方をするヤサコ。「お待たせ」
 フミエの声。「ようやく現れやがったな…」ダイチ、フミエを見て言葉を失う。浴衣姿だった。顔を赤らめるダイチ。  ダイチ、過去を思い出す。神社の名前が彫ってある石の影からフミエをこっそり見ているダイチ。
 ダイチ、石の影にしゃがみこみ、お誘いの言葉の練習。
 「い、一緒にサッカーやりませんか。違うな。い、一緒にザリガニ釣り行きませんか。ち、違うな…。あっ、そうだ。い、一緒に、夏祭り行きませんか」
 プラチナチケットを握り締め、言ってみるダイチ。現在。「い…」「い?」「一緒に、果し合いに行きませんか」
 顔を赤らめながら言うダイチ。

 ふんどし姿のダイチ、ナメッチから顔にホースの水をかけられている。
 イサコが来る前に挑戦するのは間違いだった。後30分もある。半被はデンパが絞ってくれた。
(ちょっとおかしくなった頭を冷やす為と、ラムネのためか)
 ふんどし姿をヤサコとフミエが笑いながら見ている。フミエ、実はもう果し合いの事を知っていた。
(アキラ情報か)
 「でもさあ、一緒に果し合いに行きませんかって、普通言わないわよ、そんなバカなセリフ」
 「きっとあせってたのよ。かわいいじゃない、ダイチ君」
 そのヤサコのセリフを、ヤサコと背中をつけながら、聞いてるハラケン。「はぁっ?!何が、どこが」
 「フミエちゃん、ホントにわかんないの」「何が」「ホント、お似合いよ」
 ヤサコ、ダイチが申し込むまで30分あるから、それまで遊んでいこうとダイチに提案。
(京子はハラケンの後ろからダイチをにらんでいる。恋の始まりか…)
 「ヤサコまで何わけわかんない事言ってんのよ」とフミエ。「いいから、いいから」
 アイコ、フミエとダイチの背中を押す。
 金魚すくい、くじ引き、飴細工、りんご飴(たぶん…)食べる、射的、ダイチに手を添えコツを教えるヤサコ、
その様子を見ているハラケン。(ああ、ハラケン、誤解したか)
 彼らを茂みの影から伺うガチャギリとナメッチ。「たくっ、緊張感にかけるぜ」
 「やっぱ、イサコさんの方が、オヤビンの器だよね」「そりゃあいいが、俺はどうもあの女信用できん」「信用?」
 イサコの声。「信用などしなくて良いわ。ただ従えば良い」
 二人が振り返ると、そこには一段と女っぷりがアップした浴衣姿のイサコが(髪下ろしてます)。
 顔を赤らめる二人。果し合いを申し込めとイサコ、そ、それが…とダイチの方を見るナメッチ。
 フミエはおみくじを見ていて、ダイチはおみくじを持ちながら、
背中をくっつけているフミエの方を顔を赤らめながら見ていた。
 フミエ、振り返る。ダイチ、急いで自分のおみくじの方を見る。「凶」の字が躍っていた。
 小事にとらわれ大事を忘るるべからずとの神の声。こんな事ではいかんと、ダイチ、トイレと称して去る。
 アイコが作り物の手がついた物を二つ持って来たのだが。それは相性占い。
 ダイチとフミエの相性を占えなかったのでがっかりしたアイコだったが、もう一つのカップルを思いだす。
 ハラケンとヤサコに渡す。相性100%の両思い。
 アイコの勝手な行動だったので、ひどいとヤサコ抗議、ねえと同意を求めてハラケンの方を振り返るが、
ハラケン何かに気を取られている。

 イサコ、ダイチを不審の目で眺めている。
 ダイチ、茂みの影で、果し合いとつぶやきながら、棒で地面に何か書いている。
 「はたし愛」と思わず書いてしまう重症なダイチ。ダイチの頭に飛んできた石がぶつかる。
 振り返るとガチャギリ、ナメッチ、イサコ。石を投げたのはガチャギリ。ガチャギリ達に席をはずしてもらうイサコ。  「私ね、呼び出せるの」「何を」「ミチコさん。私にはミチコさんを呼び出す力があるの」「それがどうした」
 「あいつらのメガネを取り上げるのにミチコさんの力を借りても良いんだけど、
あんたがやれば一番穏便に片付くわ。メガネを取り上げればあんたの仕事はそれで終わり」

 綿菓子を嬉しそうに二つ買うフミエ、一つを現れたダイチに渡す。
 手を差し出して、「百万円」と言うフミエを困ったように見つめるダイチ。
 二人の様子を楽しそうに見ているヤサコとアイコ。
 ヤサコ、ハラケンが人の群れからはずれた所にいるのを見つけ、ハラケンの元へ向かう。
 「さっきの声、まさか」とハラケン。ハラケンに声をかけようとしてイリーガルのうなり声に気づく二人。
 「イリーガル…」と声をあげるヤサコにしっと声をひそませるハラケン。イリーガル、近づいてくる。

 フミエと輪投げをしているダイチ、うかない顔。「どうしたの」何も答えないダイチ。
 「やっぱ楽しいわ、お祭り。
ねえダイチ覚えてる、三年の夏休みにあんたあたしにプラチナチケットくれたじゃない。
一緒に遊んだわよねえ、こんなふうにさ。なんか思い出してきちゃった」
 ダイチが振り返ると、茂みの後ろに亡霊みたいにイサコ様ご一行が立ってダイチを見つめている。
 「あの時は楽しかったなあ。ねえ、次何やる」「は…」「は?」「は、果し合いを、果し合いをやる!」
 立ち上がるダイチ。「俺は、俺はおまえなんか、大っきらいだぁ!!」

 逃げるハラケンとヤサコ。ヤサコ、メタタグを懐から出す。クゥーンと小犬のような声を出すイリーガル。
 はっとするハラケン、イリーガルに近づく。イリーガル、何か赤く光る物をハラケンの前に置いて、後ろに下がる。 それを拾い、「クロ、クロなのか」と言うハラケン。
 答えるように小犬の声を出すイリーガル、キュウちゃんに消される。

 「あしたからの生物部の合宿で肝試しをやる。それが果し合いだ」「で、何をかけるの」
 「メガネだ。負けた方は夏休みの間、メガネを禁止だ」「それは重大な勝負ね」
 「ルールは簡単だ。屋上に無事たどり着いて、この人形を置いて来るんだ。数の多い方が勝ちだ」
 「そ、そんなの楽勝よ」「お互いが指定したコースを行くんだ。コースにはお互いわなをかけ放題だ」「なるほど」  「せいぜいご立派なわなを仕掛けるんだな」「望むところよ」

感想:ああ、ダイチ可愛すぎる。一位、デンスケ、二位、オヤジ、三位、ダイチって言った所。
 もしかして、オヤジよりカワイイか、ダイチ…。イサコのバカッー!ダイチの恋路を邪魔するなー!
 と言っても、イサコには何か大事な事があるらしいもんなあ、そんなガキの恋なんて、
ちっとも大事ではないだろう。
 玉子、優秀だな、もう犯人の当たりをつけている。サッチーはポチか。
 サッチーと言うネーミングの方が良いと思うぞ。さあ、玉子はヤサコの陽動作戦に踊らされるかどうか。
 ハラケンの恋は実るのか。あのウィルスを作った人間、お呪いしたいね。
 可愛い電脳ペットをあんな姿にするなんて!イサコがミチコさんを呼べると言うのはうそか真か。

他の方のブログを読んでの感想:ああ、やっぱりイサコの頭、人の顔に見えたか。
 としたら、鍵穴と同様、何かの事故でイサコの電脳体に刻まれたものか。
 あの謎の声が呼びかけているユウコも誰だか怪しいもんね。
 しかしヤサコがあの声を聞くと言うのは関係してるから。あっそうか、彼女のメガネ、特製だもんね。
 4423って数字、お爺ちゃんの本棚にもあったのか。もちろん気づかず。
 イサコが金儲けのためにあんな事をしているとは考えにくいから、誰かの喪失が考えられる。
 ヤサコ、ミチコさんをただの都市伝説として知ってるのか、それとも覚えがあるのか。
 イサコ、真相を話して協力してもらう事は出来んのか。
 まあ、話的にも謎を早々に教えるのはまずいし、きつい体験ほど話しにくいし。人を信頼してないんだろう。
 フミエちゃんならダイチの親父も大歓迎だろう。ああいうチャキチャキッとしたしっかり者の嫁は理想よね。
 イリーガルにお爺ちゃんが関わってるのかな。悪意あるウィルスではなく間違いとか…。

関連サイト
桃風
Do The Collapse!!
initialsr
いーじすの前途洋洋。
きなこ餅コミック
サボテンロボット
つれづれなるみずき
また君か。
からまつそう
電脳コイルテンプレまとめ@wiki
道なりに歩いていこうか
猫がシッポをふる日まで
脇街道

ちっちゃん俳句「その竹刀 デンスケしたり 切り落とし」
「あのペット 思い出すよね アニメかな」
「あのろうで 包まれていた 不通かな」

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現れる(BlogPet)

きょうは、ちっちゃんが俳句を詠んでみようと思うの

 「大学を 許せないのは 現れる」


*このエントリは、ブログペットの「ちっちゃん」が書きました。

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出動!!コイル探偵局

「出動!!コイル探偵局」電脳コイル 第七話 ☆☆☆☆☆
原作・脚本・監督:磯光雄 共同脚本:宮村優子 アニメーションキャラクター:本田雄 音楽:斉藤恒芳 
演出:野上利男  絵コンテ:笹木信作 作画監督:尾崎和孝

 “人の世の噂では、会いたい人の事をずっと考えていると、ふいにバッタリ出会う事があるそうです”

 ハラケンの研究を手伝うには、まずはイリーガルを探す事。で、まずは古い空間を探す。
 交通費、弁当代、お菓子代も入れないと…と橋本フミエ(小島幸子)計算を始める。
 もろもろ込みでお年玉1年分は必要との事。バナナをお菓子に含めない計算で…。(どこの遠足だ?)
 探偵局のバッジが光る。メガばあ(鈴木れい子 )の召集だ。
 召集されたのはフミエと小此木優子(おこのぎゆうこ 折笠富美子)だけ。
 三丁目のトメさん(片岡富枝)の電脳ペットのハムスター、マンタが昨日から行方不明になっている。
 依頼を断ったらメタタグは今までの倍に値上げ。引き受けたらボーナスが出るかもしれない。
 お宝が絡んでいるとの事。トメさんは光る何かを持っていた。メガばあはキラバグかと思う。
 トメさん、忘却力が強まったので、秘密を覚えておく自信が無く、電脳ペットに記憶させたのだ。
 キラバグとはとんでもなく値の張るメタバグ。トメさんはそのお宝の三割をお礼に支払うそう。
 その話を障子の影で聞く京子(矢島晶子 )。

 何のためだか知らないが、はしごで登らなければいけない巨大タンクの前にわざわざ肘掛いすを据えて、
そこに座ってダイチ(斉藤梨絵 )達に命令を下す天沢勇子( 桑島法子 )。
(悪の組織ごっこか?!形にこだわるんだな、イサコは…)
 もし誰か現れたら、暗号式を荒らさないように、追い払えとの事。もうすでに暗号式が書かれてある。
 それをナメッチ (沼田祐介) が踏もうとして、「踏むな!」とイサコに叱られる。
 「そいつはデリケートなんだ。今回初めて組んだ暗号だから、何がきっかけで誤作動するかわからん。
だから誰も近づけさせるな。それがお前達の今日の任務だ」
 イサコ、ダイチ達に暗号式のマニュアルをやると言う。壊さなければ、ちょっとは使っても良いそうだ。
 このくそ暑いのに冗談じゃねえと帰ろうとするダイチ。「逆らう気か」
 「そんなにやりたいなら、お前自分でやれよ!」「なんだと…」
 「知ってんだぞ!お前イマーゴって奴が使えるんだろ。それでさっさとやっちまえば、一発だろ」
 「頭の悪い奴は嫌いだわ」「何?!」「自分達の腕を見てみろ」ダイチ達の腕にノイズが走る。
 「もう一度勝負してあげようか。今度は何年分が良い?!」ダイチ、あわてて言うとおりにすると言う。
 イサコの目がカチカチとまたたき、ノイズ消える。「二度と私に逆らうな。文句を言わずにやれ!」
 「へい~」と黒客倶楽部のお返事をきちんとするダイチ達。

 マンタが目撃されたつぶれた会社に来たフミエとヤサコ。
 会社の土地なので、このあいだのバスの墓場みたいにサッチーが入り込みにくい場所。
(でもこのあいだは入ってきたぞ。ハラケンのオバちゃんのせいか…)
 やはり電脳霧が立っている。手分けして捜す事になる。

 イリーガルの気配を感じるイサコ、一人暗号式を書いている。
 空間のゆがみを感じ、式のどこかが壊れたと察するイサコ。そう、ヤサコが知らず踏んでいたのだ。
 暗号式を踏んで出る音をひそひそ声みたいなのと感じるヤサコ、京子と出くわす。「京子も遊ぶー!」
 幼児は年上の兄弟の遊びにくっつきたがるもの。京子にハムスターの写真を見せるヤサコ。
 「それならそこにいるよ」ハムスター発見。追いかける二人。式発動、式の中からイリーガルが現れる。
 イリーガルの鍵穴に鍵を差し込むイサコ。「これならもう、おとりのペットも使わずに、いつでも呼び出せる」
 しかし、式にノイズが走っていた。フミエも踏んでいた。ダイチ達の見張りは適当だった。
 式が壊れ、イリーガル鍵を差したまま逃げる。

 京子、ハムスターを捕まえる。しかしお姉ちゃんは近くにいない。イリーガルの影に気づく京子。

 ガチャギリ(山口眞弓 )、普通の30倍の値がつくと言うキラバグの話をする。
(ちゃかりイサコの椅子に座って…)
 駅ビルでその残骸を見た奴がいたらしい。イサコにぶらさがっていれば…。

 イサコ、ダイチ達の役立たずを嘆き、今まで通りペットで引き寄せるべきだったかと思う。
 「そうだ!もしかしてあそこに…」イサコ、心当たりの場所に駆けつける。そこには京子とはぐれたヤサコがいた。 ヤサコがガラス張りの部屋にどんどん入っていくのを見て、イサコ、急いで引きとめようとする。
 扉が閉まり、閉じこめられる。「なんて間抜けなんだ。自分でしかけたトラップに引っかかるなんて」

 イリーガル、差し込まれた鍵をはずす。

 いざという時イリーガルをここに閉じこめる予定だったのだ。
 電脳壁で閉じ込められるのになぜリアルな扉まで閉じたのか。バッテリーが残っていて暗号式で作動した。
 電話は圏外。イサコがこちらからの発信を遮断していたのだ。受信はできる。
 外からは開けられるけど、中からは無理。京子が走ってくる。
 ヤサコとイサコ、必死でガラスを叩くが、京子、気づかず…。イリーガルを見る二人。
 イリーガルは電脳ペットの中に逃げ込む気。回線を探るイサコ。「ねえ、何やってるの、イサコ」
 「イサコって言うな!」(可哀想に、すっかり定着…)
 何とか話しかけようとするヤサコだったが、友達になる気は無いと釘を差される。
 「そうだ!じゃあ、師匠としてはどう?!
ほら、こないだの、駅ビルの秘密の空間からメタバグを取り出したんでしょう。まるで魔法使いみたいだわ。
あたし憧れちゃう。お願い、弟子にして!」
 「断る!」

 ガチャギリ、暗号式を使ってみる。暗号式の先の壁が見事にバグる。
 「あの女がキラバグを狙ってるとすれば、しばらく我慢の一手だぜ」キラバグは都市伝説ではないのかとダイチ。 どんな都市伝説か。
 「ある伝説のハッカーが、そのキラバグを手に入れたんだ、あっちからな。
だがこっちに呼び出した途端、砕けて死んでしまったそうだ」とガチャギリ。
 「死んだ!?キラバグって生きもんなのか」とダイチ。
 「ああ、その都市伝説ではな。そしてその死んだキラバグの化石が、メタバグなんだ」
 「へえ、じゃあキラバグは、生きたメタバグって事か」「足でも生えて走り出すんですかね」とナメッチ。
(つまりイリーガル?)
 足音が聞こえ、驚くダイチ達。フミエだった。フミエ、とっとと帰れと言うダイチにメガビー攻撃。
 「あたしに指図するなんて、十年早いわよ。あんたが帰れ!」フミエ、ダイチの顔に向かって攻撃する。
 ダイチ、目がバグってフニフニと大きさを変化させながら、
「あのチビスケのブスエが…」と自分の大きさも省みずに言う。

 暑くなってきたわねえと話しかけるヤサコに、「話しかけるな」と返すイサコ。
 「天沢さんってさあ、あんまり幸せじゃないでしょ。人間幸せに生きるのが一番よ。
さすがに天沢さんもそう思うでしょ?」
 「特にそうは思わない」「そ、そうですか…」
 イサコ、デスクの下から出ようとして、服が切れたコードに引っかかる。「手伝おうか」
 何も返答せずに自分で何とかしようとするイサコ。「まあ、しょうがない子ねえ」ヤサコ、はずしてやる。
 ヤサコ、イサコに手を差し出しながら、「天沢さんに、幸せに生きるコツを教えてあげる」と言う、
「人を拒まない事よ。何でも一人でやろうと思っても、けして出来ないものよ。誰だって他人の力が必要なのよ」
 イサコ、ヤサコの手を取らず、立ち上がって、ヤサコの顔の前でお尻のほこりを叩く。
 「あんたが他人を拒まないのは相手のためじゃない、自分のためだ。
友達と調子を合わせて、意見を合わせて、自分の言いたい事も言えない、そんな幸せなどいらないわ」
 京子がまた駆けてくる。必死でガラスを叩く二人。気づかず…。気づいた!
 「おい、そこの幼児。サブドメインのキーファイルを、解除してくれ」「それじゃあ聞こえても意味わからないわよ」  「じゃあ、お前がやれ」京子、腹をかかえて笑っている。さすがに苦い顔をするイサコ。
 「京子!ここのロックを、か・い・じょ・し・て!」「具体的に言わないと、わかるわけないでしょう」
 「じゃあ、ちゃんと説明してよ!」京子、逃げる。イリーガル、追いかける。
 イサコ、あれはウィルスじゃないと言う。「あれは呪われた生き物」「呪われた、生き物?」
 「空間のゆがみで生まれた、出来損ないの生き物。こっちに出てくる以前の記憶をすっかり無くしてるけどね。
たとえばそう、自分が何者だったのかすら。奴らは言ってみればあの世の亡者よ。
それが消えずにあてどなく、さまよい続けている」
 「なぜ、ペットを襲うの?」
 「ペットの体など本当は問題じゃない。そこは単なる避難場所に過ぎない。
新しい空間ではそうしないと、すぐに体が溶けてしまうからな。彼らが本当に欲しい物は別にある。
自分の正体を忘れてしまっているのに、それだけは本能が覚えているのだ。
それは…人間の子供に近づくと言う本能」
 「子供に?」「奴らが本当に入り込みたい場所は、子供の電脳体」「えっ、そんな、どうして?」
 「知りたいの?本当に、知りたい?」「なっ、何を」「教えてあげる、奴らはね、食べるの、子供の魂をね」
 「魂、を…」「そうよ、内側に潜り込んで、むしゃむしゃとね」
 「そっ、そんな事あるわけない!だって、イリーガルは電脳世界の物じゃない?!」
 「それがあるのよ。呪われた方法がね。
都市伝説で語られるだけになってるけど、実際に食われた子供がいるのよ」
 「そんな、馬鹿な…」
 「あんたも気をつけた方が良い。奴らの好物は、あんたみたいなオメデタイ、無防備な子供の魂…」
 「やっ、止めてよ!」
 「気をつけな!奴らは気づかない間に忍び寄ってくる。そして食っちまうの、おまえの魂をな!」
 ヤサコを指差すイサコ、そして笑う。イサコの作り話。
 あれはコンピューターウィルス、最近妙なヘンゲを起こしてるみたいだが。
 元々はどこかのハッカーがばら撒いたそう、いろんな機器を誤動作させるため。「もう、イジワル!」
 立ち上がったヤサコ、電話が一瞬繋がった事に気づく。
 イサコ、ヤサコに靴を持たせ(アンテナを伸ばすため)、ヤサコのひざを持って足を開かせ、
繋がった時のポーズをとらせようとする。
 「止めなさいよ、エッチ~」「言う事を聞け!きっと電波に漏れがあるんだ」「私ってアンテナ代わり?」
 ヤサコ、キュウちゃんに気づく。
 あっちに去っていくキュウちゃんの動きに顔をそちらに向け、「京子!」と京子を心配するヤサコ。
 「そのポーズだ」イサコ、急いでキーを叩く。暗号式が作動し、ロック解除。イサコ、走り出す。
 ヤサコは靴を持って変な格好をしていたので、急いだ拍子に転ぶ。

 京子、イリーガルに気づく。キュウちゃん、イリーガルを攻撃。
 京子が逃げた先には錆だらけの通路が架かっていた。
 京子、イリーガルとキュウちゃんに怯え、その通路を渡ろうとする。

 イサコ、鍵を拾う。京子が今にも壊れそうな通路を渡っているのを見る。キュウちゃんが京子に迫る。「ウンチ!」 キュウちゃんに向かって怯えながら指を差す京子。
 キュウちゃんが攻撃しようとし、イサコ、キュウちゃんに暗号を投げる。キュウちゃん、バグる。
 通路、今の衝撃で、いよいよもって危なくなる。
 イサコ、京子に向かって手を伸ばし、「おい、幼児!早く戻れ。そこは崩れるぞ」京子、恐怖ですくんで動けない。 「ゆっくり、こっちに来るのよ。出来る?普通に歩くの、わかる?!」
 イサコ、精一杯優しい顔をして京子に語りかける。京子、何とか立ち上がる。「怖くない。一歩づつよ」
 京子、歩く。「そうよ。うまいわ。…おいで」京子が近づいてきたので、いっそう手を伸ばすイサコ。
 京子も手を伸ばす。崩れる通路。「こっちだ!跳べ!」京子、跳ぶ。イサコに抱きついて泣く京子。
 ヤサコが汚れた京子の顔を優しく拭いている様子を優しい顔で見ているイサコ、やがてうつむき、
暗い顔になって、厳しい顔つきで部屋を出て行く。
 イリーガルの跡を見て、
「古い空間を求めて外へ出たか。あのイリーガル、かなりの量のキラバグを含んでいた。逃がすものか」
とつぶやくイサコ。
 「天沢さん、待って」振り向くと、京子と手をつないでいるヤサコ。「京子を助けてくれて、ありがとう」「別に」
 「私達、やっぱり友達になれないのかな」
 「それは、無いと言ったはずよ。私が必要な物はあんたは持ってないわ」「そう…」
 「でも、先の事はわからないわ、この世界の誰にも」

 マンタの記憶を解凍するメガばあ。
 「秘密はココ。わしの旦那の頭にあり」と旦那の髪に向かって矢印が書いてある。
 旦那、髪を引っ張ると、燦然輝く光が現れる。「おお、思い出した。光物はわしの旦那の頭そのものじゃあ」
 「んなもん、三割もらってどないすんじゃあ!」フミエの声がむなしく響くのだった。

 イサコ、イリーガルの跡を追い、わずかに古い空間の反応を知る。この先は学校だった。

感想:デンパもイサコの子分になったのね。アキラ君はまぬがれたが…。
 そりゃあ、あの暗号式、ぜひ教わりたいわね。しかし、小学生の男の子達はしょせん頼りにならんと…。
 まあ、あんな所に入ってくる人がいるとはおもわなかっただろうが…。
 嘘の話には真実が隠されている物だが、これはどうかな。攻殻じゃないのだから、子供の電脳体は無いよね。  それともあるのか?上書きされている物の事か?イサコには鍵穴があったな。京子ちゃん、大活躍だったね。
 ヤサコの過去に、イジメがあったのかどうか…。イジメがあったにしては健やかそう。
 イサコは何をかかえているのか。キュウちゃん、会社の土地でも入ってきたわね。
 イリーガルには反応するのかな?う~ん。暗号式に反応するのかな。

他の方のブログを読んでの感想:
 子供は謎とか気にせず、感性で楽しく見てると思うから、大人より案外この世界を把握しているかも。
 常識だ何だと色々捕らわれている大人の方がわかっていないと言う事は十二分にありうる。
 イサコを女王とは思えないんだよなあ、弱さが見え隠れするから。デスクの裏にもほこりはある。
 ヤサコがイサコに構うのは彼女が一人なのが気になるとか…。一人の人ってどうしても気になるもの。
 ヤサコの抱えている事がイサコを構わせるなんて事はないか…。そこまでは無いかも…。
 ヤサコは別にイサコの言っている事を否定してるわけではないからイサコも言いたい事を言っても良いのに。
(言ってるが…)
 あんなに拒否してると何かありそうな。イサコからもあまり自由を感じない、自分のペースって気がしない。
 まっ、無理して友達作る必要は無いが。友達作りよりしなければいけない事がありそうだし。
 フミエの方が完璧自分ペースよね。ヤサコって強いのか弱いのかよくわからない。
 なんだかんだ言って、フミエやダイチが一番健やかそう。
 京子はしょせん幼児だから、幼児の強さはある意味無敵。メガばあの強さも好きだな。私はハゲオチ好きだぞ。 ベタな物大好き!頭が光る時の効果音が良かった!別にヤサコは誘電波体質では無いと思う。
 私もラジオを受信させようとアクセクしている時に、自分の体がアンテナになってるのを感じるもの。
 発信遮断したのは、イリーガルに作動させないためか?

関連サイト
bkw floor
Triple3のつれづれ
アニメが好きなのよ
いーじすの前途洋洋。
ちょいヲタ日記>また図書館に_
よう来なさった!

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