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赤いオートマトン

「赤いオートマトン」電脳コイル 第六話 ☆☆☆☆
原作・脚本・監督:磯光雄 アニメーションキャラクター:本田雄 音楽:斉藤恒芳 演出:木村延景  絵コンテ:大塚雅彦、松林唯人 作画監督:秦綾子

 “新聞によると、メガネをかけた子供の交通事故が増えているそうです。”

 ハラケン( 朴璐美 )におはようと声をかけられ、
橋本フミエ(小島幸子)棒立ちになっておはようと言う言葉を返し、逃げるように去る。
 フミエ、小此木優子(おこのぎゆうこ 折笠富美子)と一緒にこっそりハラケンを伺い見る。
 「ハラケンのペットがまさかサッチーだったなんてね」「人は見かけによらないわ」
 「こうして見るとどこにでもいる…」「普通のハラケンよね」(普通のハラケンって何だ?!)
 6年3組の担任マイコ先生(堂ノ脇恭子)がクラスのみんなに話しているにもかかわらず、
二人でサッチーについて話していて、マイコ先生に叱られるフミエとヤサコ。
 最近子供を狙った変質者が出没しているそうだ。「もうすぐ夏休みですが、変な人に声をかけられない…」
 マイコ先生、視線を感じて横を向くとそこにはハラケン達のクラスの担任(竹刀を持って遅刻防止活動をしている所を見ると、体育の先生で生活指導をしているとか…)が鼻の下を伸ばしてマイコ先生を見つめていた…。
 (まあ、生徒の少年少女を鼻の下を伸ばして見つめているよりはましか…)
 「くれぐれも変質者には気をつけるように」イサコの隣の女の子は窓の外に黒尽くめのライダーを見る。

 ヤサコ達との会話で、フミエ、ハラケンを悪の手先と言う。(サッチーの味方なら、悪ではないんじゃないかい?) ハラケンはなぜイリーガルの研究をしているのか。ハラケンは女の子に誘われてその研究を始めた。
 その女の子はその夏休み中に死んでしまった。中津交差点の近くで交通事故。カンナって子。
 ハラケンは近所で幼馴染だった。フミエ、悪の手先ハラケンに対し、何かを昼休みに決行するつもりらしい。

 ハラケン、メールで学校裏に呼び出され、行ってみると、「動くな!」、いきなり攻撃される。
 植え込みから、丑の刻参りみたいに頭にワッカつけて、
そこに木の枝を結んで偽装していたフミエとヤサコが現れる。
 (ヤサコはやる気あまりないが…。フミエは花まで差してある…)。
 「手を上げなさい。おかしなまねをしたら撃つわよ!」「え~と、あ、あなたとサッチーの関係は何?」
 「教えなさい!」「や、止めてよ」「ネタはすっかり上がってんのよ。吐きなさい!」
 フミエ、メガビーでハラケンの頭上の壁を撃つ。「しゅっ、しゅっ…」「しゅ?」
 「守秘義務があって、しゃべれないんだ!」ハラケン、煙玉を使って逃れる。
 まだ小学6年生のフミエとヤサコ、守秘義務と言う言葉を知らず、電脳で調べる。
 フミエとヤサコ、今度はハラケンが学校から出てくるのを待ち伏せして追跡。
 気がついたら、黒尽くめライダーのお姉さんがこっちを見ていて、去る。ハラケン、端岬仏具店から出てくる。
 フミエ達ハラケンがオバちゃんのペットと言っていたのを思い出し、
どこかのおば様がサッチーを飼っている姿を想像する。
 ハラケン、「となりの花屋さん」と言う店のおばさんと話している。おばさんはメガネ使いだった。
 怪しさを感じる二人。その時、花屋の隣の郵便局の壁にマル郵のマークが現れサッチーが出てくる。
 二人、あのおばさんが例のオバちゃんではと思う。「それじゃあ、あの人の良さそうなおばさんは…」
 「子供の敵、サッチーの首魁なのよ」(首魁だなんて難しい言葉を知ってるなあ、フミエちゃんは)
 二人、結局ハラケンを見失う。ヤサコ、零番のメガばあに会員であるハラケンの事を聞こうと思う。
 おばあちゃんは温泉旅行で湯河原だった。電話する二人。旅行は町内会の旅行だった。
 おばば(鈴木れい子 )、お湯を浴びなければ大丈夫とメガネを額に置いたままお湯に浸かっている。
(マーフィーの法則の中にあるかどうかは不明だが、不吉な事を言うとその通りになってしまいそうな…。
言葉には気をつけろ!じゃなくて、行動に気をつけろね)
 ヤサコの電話を受けるおばばだったが、突然ガキが飛び込んできたためにメガネがお湯を浴び、
音信不通になる。

 フミエとヤサコ、サッチーを調べる事にするが、京子(矢島晶子 )がまぜてとついてくる。(こんなもんよね…)
 危険な仕事と追い返すヤサコ。
 けち!と言う捨て台詞を言って去る京子だったが、靴の片方がサンダルだった…。
 フミエ、「動物の行動観察-その手順の類型-」西東原順平著の本(部室にあった)を電脳から出し、
それを元にサッチーを調べるつもり。
 京子、電信柱の影からお姉ちゃん達の様子を伺っている。
 フミエとヤサコは神社内、そこからわざと道路上に黒バグを作り、サッチーの様子を見る。
 当然サッチーは来て消していく。メタバグも消していく。メタタグも消していく。電脳釣竿も消していく。
 「メガばあの作ってる物はあらかた違法なのね」と孫のヤサコ。「釣竿。まあ、予想通りね。次!」
 デンスケ(麻生智久 )が置いてある。彼を指差し、「ウンチ!」と叫ぶ京子。京子が置いたのだ。
 フミエとヤサコ、あわてる。もちろんヤサコはデンスケを救い出し、京子を叱る。フミエ、次は距離を調べる。
 10メートルで感知。20メートルで感知。30メートルでは感知しない。
 しかしキュウちゃんが現れ、サッチー、こっちに来る。
 そしてそこには、黒バグの他に、デンスケを抱えた京子が…。フミエ、メガビーでサッチーを攻撃。
 慌てて逃げようとして、デンスケを抱えたまま転ぶ京子。「待て」ハラケンだった。
 サッチーもキュウちゃんも停止する。「あたし達に近づかないで!」とフミエ。
 ハラケン、フミエには反応せず、落ちていた京子のサンダルを持ってくる。
 サンダルをヤサコに渡して、ハラケン去る。ハラケンにつらすぎない?とヤサコ、フミエに言う。
 一ヶ月前、フミエのペットがサッチーに撃ち殺されたんだそうだ。
 3年も飼ってたネズミのマトン、ちょっとバグがあっただけなのに…。
 死ぬとつらいからペットはもう飼わない、たとえ嘘のペットでも。オヤジはシモベ。
 フミエ、神社から家に帰る道筋を書いた地図を京子に渡す。
 サッチーが入れないのは神社だけではなく、公園とか学校、病院も入れないらしい。
 郵政局のサッチーは仲の悪いお役所、たとえば文部局の学校とか、文化局の神社とかには入れない。
 家の中はホームドメインと言って、屋外用のオンロードドメインとは別。
 帰れと言われて「うんち」とさびしそうに言う京子、デンスケを抱えたまま走っていく。

 京子、地図を持ちながら歩いていたが、転んでしまう。地図は壊れ、泣き出す京子。

 フミエ、あの花屋を探るため、ヤサコから電脳グッズを全部はずす。
 フミエが装着している電脳グッズはあまりに多いのだ。花屋に近づくヤサコ。
 しかし郵便局からキュウちゃんが出てきて、ヤサコのメガネに向かって攻撃してくる。
(お爺ちゃんの特別製だからか)

 花束を持って歩いているハラケン、顔をうつむけて一人歩いている京子を見る。
(デンスケが歩いてついているが…)

 スキャンではバグは無いはずなのにとフミエ。ヤサコ、メガネの電源を切る事を提案する。
 メガネの電源を切ったヤサコとフミエ。フミエは電源を切ったのは一年ぶり。メガネが無いと不安な二人。
 「携帯も兼ねてるし、めったな事じゃ切れないのよね」「あたし達、もう普通の子供に戻れないのかしら」
 二人、道路を渡っておばさんに話しかける。「あ、あのー…」「はい」「おば、おばさんは…」「はい?」
 「郵政局の回し者ですか!?」直球ストレートな物言いしか出来ないらしいフミエ。
 ヤサコ、急いでフミエの口をふさぐ。「おばさんは、原川君のおばさんですか」
 「原川君?あっ、あなた達ケンちゃんのお友達ね」「はい」
 「親戚って事?違うわよ、ケンちゃんの事は小さい頃から知ってるけど…」
 ヤサコの手をようやく払いのけたフミエ、「原川君がオバちゃんって呼んでる人は、おばさんですか!」って聞く。 「ケンちゃんには、花屋さんって呼ばれてるわ。変な事聞くのねえ」「そうですか」「どうも失礼しました」
 二人頭を下げ、去ろうとする。「ねえ!」去ろうとする二人に呼びかけるおばさん。
 「あの子、事故からこっち、あんまり笑わなくなっちゃって。ケンちゃんと仲良くしてあげてね」

 中津交差点。
 二人、道路の向こうから、売地と書いている看板が立ててある空き地にうずくまっているハラケンを見る。
 ハラケンの前には煙の出ているお線香と白い三本の菊。二人、ハラケンに近づく。
 「やっぱりここだったのね」とフミエ。
 「去年自由研究の途中で、カンナと喧嘩しちゃったんだ。
僕が真面目にやらなかったから、カンナが怒って、この交差点に行くって一人で出かけて、
そのまま帰ってこなかったんだ」
 「ハラケン…」「カンナはイリーガルに殺されたかもしれないんだ」「ええっ?」驚く二人。
 「今の交通システムが電脳空間を使っているのは知っているよね」「ああ、電脳ナビってやつよね」
 「カンナをはねたのも、電脳ナビで自動運転中の車だったらしいんだ」「何ですって」
 大黒新聞、「またも電脳ナビ車両の」と題された記事が載っている。
 「でも、自動運転はぜったいに事故が起きないはずなんじゃ…」とヤサコ。
 「オバちゃんが言ってた、電脳ナビの誤作動の原因はイリーガルかもしれないって」
 その記事には「自動走行システム、トラブル認められず」と書いてある。「それでイリーガルを…」とフミエ。
 「そのオバちゃんって誰なの?それも守秘義務?」とヤサコ。
 「お父さんの妹だから、オバちゃん。今、大黒市の空間管理の仕事やってるんだ」「そうなの」
 「サッチーを導入したのはオバちゃんなんだ。
僕が今年もイリーガルの研究をしたいって言ったら、一分だけ止められるようにしてくれたんだ。
もっとも、僕の出せる命令は、待てとお座りと、お手だけだけどね」
 「そうなんだ」とフミエ。
 「イリーガルなんて存在自体知られてないし、自動運転中に起きた事故は運転手の過失にはならないから、
事故は結局、カンナの不注意が原因って事で終わっちゃった。
…僕は今年も自由研究をやる。今年は僕がやらなきゃダメなんだ。でないと、カンナが浮かばれないんだ」
 「ハラケン、悪の手先なんて言ってごめんね。研究、あたしも手伝うわ」「あたしも。おんなじクラブじゃない」
 「…ありがとう」ヤサコにお母さんから京子が帰っていないという連絡が来る。一時間も前に帰したのに。
 ハラケン、中津交差点の方で京子ちゃんを見た話をする。中津交差点当たりで探したが見つからない。
 地図は使えないし、電話も繋がらない。この辺は電波状態が悪い。大黒市で二番目に悪いそうだ。
 路地も入り組んでいる。手分けして探す。ヤサコ、歩道橋から京子が道路を渡ろうとしているのを見つける。
 京子、途中で転ぶ。トラックが京子に迫る。京子を救ったのはあの黒尽くめの女ライダーだった。
 もちろんヤサコは京子の下に駆けつける。フミエも来る。サッチーも来る。「待て」と女が言うとサッチー止まる。  「お手」お手するサッチー。「お座り」お座りするサッチー。
 「君達、ずいぶんと危ないおもちゃぶら下げてるみたいねえ」「な、何の事、ですかぁ」とぼけるフミエ。
 「あたしはねえ、ハッキングにも詳しいのよ。メタタグとかね」ハラケンが来る。
 女ライダーはハラケンのオバちゃん(野田順子)だった。
 「んもう、ケンちゃんったらぁ、そのオバちゃんっての止めろよぉ。あたしまだ17歳のピチピチギャルなんだからぁ」 「ピ、ピチピチギャル?」とヤサコ。「死語?」とフミエ。(17歳にしては怪しい言葉を使う、と)
 オバちゃん、ケンちゃんに悪い友達とは遊ぶなと言う。

 洗面室のヤサコ、風呂に入っているお父さん(中尾みち雄)にまだ出ないでよと言う。(お父さん、お気の毒…)  「今日は色々あってクタクタよぉ。全然先が読めないわ」「お父さんも色々あってクタクタだよお」
 「お父さんのクタクタとはわけが違うの!」事情を知りもしないのに決め付けるヤサコ。(だから、子供は…)
 ヤサコ、鏡に向かって“子供をいじめる悪い大人がいなくなりますように”と手を合わせて祈る。
(ああ、だから、子供は…)
 「お父さんはなあ、若い女の子の気持ちはさっぱりだよ」お父さん、湯船にのの字を書く。

 大黒市市役所。
 空間管理室室長のヤサコのお父さんはこちらでも「なんでこんなに必要なんだ。
税金を使うんだから、ちゃんとした説明をしてくれ」と言いながらのの字を書いていた。
 その視線の先にはきびしい顔のハラケンのオバちゃん。「必要だから必要だと言ってるんです」
 オバちゃんは「空間管理室 客員 顧問 原川玉子」と言うネームを下げている。
 「私は空間管理室顧問の権限もあるんです」「顧問と言っても、客員じゃないか」
 「室長こそ金沢市からの出向でしょう。追加の申請、やっといてくださいね」玉子去る。
 「まったく若い女の子の気持ちはさっぱりだよ」室長、又のの字…。

 ヤサコの部屋で今後の活動方針を話し合うヤサコ、フミエ、ハラケン。ヤサコ、何かお疲れ気味。
 ハラケンのオバちゃんに憧れた京子のライダーブームが始まっていたのだ。

感想:ウチクネ(西脇保)って誰かな?やっぱりあのマイコ先生に鼻の下を伸ばしていた人?
 まさか玉子と話していた人?17歳で市役所で働いてるの?優秀だから、飛び級とか…。
 まあ、美人なオバちゃんだな。きつそうだが…。オバちゃん、はっきりイサコの事を知っているのかな。
 しかし、説明ぐらいしてやれよ、お気の毒なヤサコのお父様に。
 フミエもあれぐらいの事でいきなり悪の手先は無いよなあ。まあ、でも、原因があったのね。
 ペットを殺されれば、恨みに思うわね。幼児を一人で帰すのはまずい。でも、うざい事は確かね。小学生だしね。 大人もしかねない。京子、15年後のカッコイイ姿、期待してるよ!

関連サイト
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いーじすの前途洋洋。
極秘指令
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シュリシア共和国
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受信: 2007.06.30 02:35

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