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激震!株主総会

「激震!株主総会」ハゲタカ 第4回 ☆☆☆☆
原作:真山仁「ハゲタカ」「バイアウト」 脚本:林宏司 音楽:佐藤直紀 演出:掘切園健太郎

2004年、三島由香(栗山千明)はキャスターになっていた。
彼女はスタッフにハゲタカこと鷲津政彦(大森南朋)の軌跡を語る。
 6年前ホライズンの日本法人代表として来日、最初に手がけたのが三葉銀行とのバルクセール。
 この6年間で彼のファンドが買った会社は13社。買収総額3千億円。
 旅館の西乃屋はつづきや(?)観光の別館として再生。
 サンデーもこの3年で黒字に転換し、まもなく売却先が決まる。結果的には救った事になる。

 ホライズンの次のターゲットは大空電機。欲しいのはX部門。
 大空電機を獲ったら、X部門をレンダント社の軍需部門に売却する。
 もしそう出来れば、衛星からの映像も精度が上がり、顔のシワまで判別できるようになる。
 ホライズンには投資家の金が順調に集まっていた。大空電機株は8%以上集めた。

 芝野健夫(柴田恭兵)はターンアラウンドマネージャーとして活躍していて、星川運輸を3年で黒字にしていた。 大空電機の社長塚本邦彦(大杉漣)が役員に相談せず、個人的に芝野を呼び寄せた。
 向こう3年間の再建計画、フェニックス計画を発表する塚本。
 組織再編、コアビジネスの強化、新生大空電機としての新たなブランド作りが、その3本柱だった。
 13ある事業本部を8つに再編、赤字の原因の一つである基礎研究開発費は大幅に削減。
 由香は芝野に質問する。星川運輸では500人規模の人員削減を行っていた。今回はどうされるおつもりかと。 現状を精査した上で、塚本社長、大木会長と共に慎重に協議していくつもりと答える芝野。
 大木昇三郎(菅原文太)に会いにいく塚本と芝野。

 大空電機は大木会長がカメラの製造工場として創業。
 その後冷蔵庫、洗濯機などで爆発的な売り上げを記録、現在の総合家電メーカーとして地位を築いてきた。
 町工場から始め、
叩き上げで世界に通用する企業に育て上げた大木会長はまさに日本型経営者の代表のような存在。
 企業は人なりをモットーにこれまで人員削減は一度もしていない。
 大空電機は昨年度800億円の赤字を出している。
 家電製品も不振だが、赤字の最大の原因はカメラ・レンズ事業部。
 デジカメ化の波に乗り遅れ、特殊なレンズの研究開発費が嵩んでいる。
 芝野は塚本社長と大学時代同じ野球部だった。

 大木会長は芝野に会社は物じゃないと言う。
 私はここまでなるべく人を切らずにやってきた、それは最後の最後の最後でいいと思っている。
 「もう一度、作り直して持ってきてくれたまえ。期限は三ヶ月」大木会長は末期がん、余命は3ヶ月。
 ちょうど三ヵ月後に株主総会がある。
 アラン・ウォード(ティム)は会長が亡くなった後が勝負と言うが、「死んだ後じゃ意味が無い」と鷲津は言う。
 大木会長は戦後日本経済のシンボル、彼が生きている内に大空電機にメスを入れる。
 鷲津は会長にゆりの花束を贈る。
(ゆりはまずいような…。匂いも強烈だし…。ゆりの花束と言うと吉田秋生の吉祥天女を思い出す)
 ホライズンは大空電機の筆頭株主になっていた。保有率8.2%。

 由香は会長と会う。三島製作所は大空電機に救われていた。由香に鷲津の事を聞く会長。
 由香には彼がただのハゲタカとは思えなかった。三島製作所が彼の出発点のはずだから。

 鷲津は芝野と塚本に大空電機再建計画書を渡す。
 カメラ・レンズ事業部の売却、付属する工場の閉鎖、1万人の人員整備。
 塚本はカメラ・レンズ部門はうちの創業部門だからこんな事はありえないと言う。
 鷲津はフェニックス計画は生ぬるいと言う。1万人言えばうちの4分の一ですと社長。
 鷲津は、まあいい、大木会長がいらっしゃらないと話しが進まない会社だと言う事はわかっている、
目だけは通しておいてくれと、工場見学に行く。
 ハゲタカファンドの工場見学に動揺する社員に、
「口は良いから、手を動かせ」と注意するカメラ・レンズ事業部のベテラン研磨技術者加藤幸夫(田中泯)。
 加藤の事を聞く鷲津。加藤は主任で、唯一特級技能者の資格を持っていた。
 彼は人工衛星に積載されるレンズの開発も手がけていた(つまり彼がホライズン本社が真に狙っている人材)。 二人は目を合わす。
 労組の代表の佐藤高志(谷本一)が鷲津の元にかけつけ、買収されてもあなたの元で働く気はないと言う。
 そこに会長が現われる。鷲津は一礼して、「鷲津と申します。お目にかかれて光栄です」と言う。
 「君が、ホライズンの鷲津君とやらか」「はい」「目的は何だね」「大空電機を、救いに来ました」「ほう」
 「会社も生き物と同じで寿命があります。生きているうちであれば、手を施す事によって救われる命もある。
このままほおって置けば、手遅れになります。時間の問題です。そうなる前に、我々が御社を救います」
 「君達に救ってもらうつもりは無いよ」
 「我々は筆頭株主です。会長、会社は株主の物であるという事を、お忘れではないですか。
今の日本で、大空を立て直す金と力があるのは、我々だけです」
 「余計なお世話というもんだ」芝野が口を挟む。
 「鷲津さん、筆頭株主なら、今度の株主総会に出席されますよね」「もちろんです」
 「そこで言いたい事を主張されたらどうですか」「そうだな」と会長、「総会の場で、戦う事にしようか」
 会長は去る。

 鷲津は取締役選任の株主提案を出して、議決権争いをする事にする。プロキシーファイト。

 鷲津は大勢のマスコミに取り巻かれるが、由香を見て、東洋テレビの取材だけ受ける。
 由香はホライズンの再建計画書を見て動揺する。
 彼女は鷲津にカメラ・レンズ事業部の売却は必要なのかと聞く。

 鷲津は由香の動揺が気になり、中延五郎(志賀廣太郎)からカメラ・レンズ事業部の詳しい資料をもらう。
 その売却リストには三島製作所の名前があった。動揺する鷲津。

 芝野が星川運輸でリストラしたと言う記事が大空電機で出回っていた。皆から白い目で見られる。

 シャープペン(ボールペン?)の頭を何度も押す、動揺を隠せない鷲津。鷲津の元に中延が来る。
 三島製作所を調べてきたのだ。
 鷲津は三島製作所が、三島健一(渡辺哲)の自殺の後、大木会長に救われた事を知る。
 ホライズンのプランでは三島製作所は真っ先に売却される。

 芝野は大木会長と会っていた。会長から計画のやり直しを言われる。芝野は具体的に言ってくれと言う。
 「一人前に、レンズを磨けるようになるまで、何年かかるか知ってるか」「いえ」
 「…三十年だよ。うちは物を作る会社だ。もっと、長期的な視野に立つことだな」
 「しかし、どうしても、メスをいれざるをえない部分が出てきます。ある程度、血を流す事は、必要です」
 「塚本も君も、その流した血を、汲み取ってやれるのか。その覚悟はあるのか」
 「…私は、銀行員時代、取引先の人を、…取引先の人を、何人も亡くしました。
この仕事を始めたのは、その人達のためでもあります。しかし、星川運輸を再建した後、ある想いがよぎりました。再建のための、私の選択は本当に正しかったのか、むしろ、恨まれているんじゃないかと。
私は、今回の大空電機に、私自身の、再生をかけています」

 大空電機の取締役は20人。
 今回ホライズン社は株主提案として社が選んだ11名の取締役の選任を求めていた。

 鷲津は本社から圧力を受けていた。軍需部門が関わっているのだ。
 「失敗したら俺もお前もこの業界では生きて行けなくなる」と言う本社のアルバート・クラリス(イアン・ムーア たぶん…)。
(日本は幸い武器を他国に売る事が出来ないが、武器を売っている国は、どうしても汚い所がある。
あの軍人出身のアイゼンハワーは国と軍事関連企業との癒着を良くない事と思っていたが、
今のアメリカ政府は軍事関連企業と癒着していないとは言えない。
軍関係の潤沢な資金によって飛躍的に発達する物があるのは確かだが、弊害も大きい)
 鷲津は大木会長に呼ばれる。会長は一つだけ聞きたい事があったと言う。
 「かつての君と、三島製作所とのいきさつを聞いたよ。
やり直したかったのかねそれとも、その時の自分を、塗りつぶしたかった。
だから、大空電機に、狙いをつけたのか」
 「そうです」
 立ち上がる鷲津、「いけませんか。大空電機は、もう死に体じゃないですか。その原因は、あなたです。
家族主義と言う、耳障りの良い言葉で、何もしないで立ち止まっている。そんな経営者を、私は認めない。
会長、あなたが死んでも、会社は、大空電機は、生き続けなきゃいけないんです」
 「私が死んだらか…。鷲津君、…やり直したいんなら、何もやらない事だよ」

 明日は株主総会。大木会長は加藤に会いに来る。夜遅く、一人で作業をしている加藤。
 「加藤君、40年、レンズを磨いてきて、そのよりどころとしてきたのは、何だったのかね」
 「会長、覚えてますか、私が入社したのは、東京オリンピックの年でした。
入社式で、レンズを磨く事がこの会社の原点だとおっしゃった。私にとっては、今でも何も変わってません。
変わったのは、会社の方ですよ」

 雨の中、鷲津は三島製作所を見に来る。三島頼子(唐木ちえみ)の顔が見える。他にも働いている人がいる。
 何かを踏んだのに気づく鷲津。ねじだった。
 かつての、ねじを一生懸命探して拾って、嬉しそうに健一に渡した自分の姿がよみがえる。

 帰れコールの中、株主総会に乗り込む鷲津。それを遠くで見つめる由香。
 会長の容態は急変し、総会には来られない。芝野は会長からの文書を預かる。株主総会が始まる。
 鷲津が発言する。
 「ここに、私どもの再建計画書があります。
大空電機の営業利益率の低さ、人件費の高さ、外国人労働者を雇う事で解消できる諸問題を列記してある。
こんなもの、どうでもいい」
 鷲津は再建計画書を投げる。(これはいただけないなあ。後で誰が拾ったの?)
 「大木昇三郎は、カリスマは、もうこの舞台から去りました。みなさん、その事を認識してください。
彼は、高度成長期のシンボルでした。日本の誇りでした。だが、その誇りは、もう消えたんです。
誇りでめしが食えますか!誇りで、業績が上がりますか、商品が売れますか。
そんな実態の無い物に囚われて、古い慣習から抜けられず、組織が膠着化して、
赤字800億というこんにちの事態をまねいたのではないでしょうか。
しかし、それが現実です。大木会長と共に、古き良き日本型経営も終わりを告げた。
大空電機は、いや、日本の企業は、生まれ変わらなくてはいけないのです。
みなさん、今こそ、株主として新たな時代を切り開いていくべきではないのでしょうか」
 芝野が発言を求める。
 「新取締役候補の芝野です。
ただいまの、株主提案に対する会社側の意見表明を、大木昇三郎より申し上げます。
会長は自らの言葉を、この手紙に託しております。ただいまの提案に対する回答になると思います。
私が代告(?)させていただきます。
“株主の皆様、病にて大事な総会に出席できぬ事を、大木昇三郎一生の不覚であります。お許しください。
今病床にあって思い出すのは、終戦直後たった五坪のレンズ工場の前から見上げた大空の青さです。
焼け跡の上に広がった、大きくて青い空、あれは希望の空でした。
戦時中私は軍事工場でレンズを磨く技術を覚えました。
戦後、戦争のためのレンズがカメラに使われるようになり、小さな工場を始めました。
ファインダーを覗くと、レンズの向こうに、笑顔が見えました。泥だらけの顔もあった。少し疲れた顔もあった。
でもみんな一様に、ほっとした顔に見えました。
レンズの向こうに確かに感じた人々の暖かい息遣い、それが私の物づくりの原点です。
人と人を結ぶ物づくり、それが私にとって、大空電機にとっての、使命だと思いました。時代は変わります。
作る物も変わる。しかし、人と人とのつながりは変わりません。
帳簿の数字ではない、目先の利益だけを追っていては物は作れない。
長い目で見て、地道な努力の上に、人と人をつなぐ物づくりと言う、大空電機の魂は、生まれるのです。
会社は生き物だとおっしゃる方がいました。その通りです。
大空には人と人をつなぐ物づくりと言う魂が宿っています。会社を動かしているのはこの魂です。
残念ながら、大空電機は今、苦境に立っています。
その最大の原因は、カリスマなどとおだてられてきた、私自身にあります。私には大きな責任がある。
その点はみなさまに深く、お詫び申し上げなければならん。私も、もうそう長くはありません。
だけど、それで良かった。従業員が力を合わせれば、この苦境は必ず…”」
 芝野の前にメモが置かれる。
 「“従業員が力を合わせれば、この苦境は必ず乗り切れます。株主の皆様、後三年時間をください。
三年で大空電機は変わる。残念ながら私にはそれを見届ける事は難しそうです。
株主の皆様、どうか私の代わりに大空を見ていてください。私が死んでも、大空電機の魂は、死にません。”
以上です。たった今、大木会長は永眠されました。ここに、会長が手直しされた、フェニックス計画があります。
先ほどの、株主様のご指摘どおり、大木会長の亡き後、我々はどうすべきか、何がこの状況を切り開くのか、
社員一人一人が創業者の立場になって考えてみる必要があると思っています。
株主の皆様、三年の猶予をください。従業員全員でフェニックス計画を完成させれば、大空電機は再生します!そして、大木会長が物づくりに託した夢と希望を、必ず取り戻します。株主の皆様、どうか、どうか三年…」
 芝野は演題の前に回る、「三年の時間を!三年の時間を我々に!!ください。よろしく!お願いします!」
 暖かな拍手がわく。テレビで株主総会を見ていた大空電機の従業員からも拍手が沸く。
 涙を流している人もいる。しかし鷲津は拍手はしない。
 あごひげをはやした男が「とんだ茶番だ」と言って、総会の場から出る。鷲津はアランにTOBの準備をさせる。
 総会の場を出た鷲津を思いがけない人物が出迎える。「ハイパークリエーションの西野治です。その節はどうも」 あごひげの男は西野治(松田龍平)だった。

感想:菅原文太さんはやはりオーラが違う、迫力が違う。大きな気がブワッーと来た感じ。
 カリスマって、誰でも演じれるものではない。
(天才も難しいね。今の所、これが織田信長って人はいない。
これがホームズだっていうのはジェレミー・ブレットだけ)
 出てきただけでこうべが自然と垂れる感じ。
 最後なんて、あの会長からの遺言みたいなもんだから、誰も逆らえないよね。
 まあ、確かに茶番といえば茶番だが、人間が大きいから。
 田中泯さんはお名前だけはうかがっていましたが、寡黙なベテラン技術者にピッタリ。
 やはり長年ワンアンドオンリーの活動をしてきた方は違うのか。
 ああ、鷲津さんのもみあげまでセクシーにみえるようになってしまいました。病膏肓に至るとはこの事か。
 鷲津さんの全てがいとおしい。柴田さんの苦悩に満ち溢れたお顔良かったです。
 一人も首にしないと言えば、松下さんがそうだったとお聞きしました。
 まあ、晩年はどうだったかは知りませんが、会社が小さかった時は。松下さんもカリスマでしょうね。
 本田さんは非情に腰が低かったと聞きます。まあ、偉大なる創業者が人格者とは限りませんが。
 最近NHKのドキュメンタリーで80台の方だったでしょうか、中小の物づくりの工場の社長で、
大変な会社を助け、社員は必ず定時に帰すという事をなさっている方がいらっしゃいました。
 人はあまり切りたくありませんが、会社がつぶれるのは困る。鷲津さんは三島製作所をどうするのでしょうか。
 治が鷲津さんを撃ったんですね。撃った人は誰だろうと気にした事はありませんが。残念です。
 冨士さんのおかげで、最終的にどうなるのかも知ってしまいましたが…。
(ネタバレ注意!
鷲津のリハビリシーンもじっくり撮ったとも聞いているから、鷲津さんに関しては全然心配していない。
っていうか、最初の回で、病院で鷲津さんうっすら目開けてたし。
普通死ぬと思うけどね、顔下にしてプールに浮かんでたし)
 治はどうなるのかな。治の気持ちは愛憎よね。無理心中……。

他の方のブログを読んでの感想:若い人はああいうお涙頂戴は治同様茶番だと思うんだ。
(ついでに、文書投げるのはかっこいいんだ。私はダメ。拾ったり、掃除したりする事を考えるから。
部屋は汚いが、外で物をゴミ箱以外の所に捨てた事は無い。
外国で、自然の中だから大丈夫と残ったお弁当をそこに捨てた方がいらしたが、
海ではよくやると他の方も言ったが、私にはどちらも出来ないし、やっぱり間違ってると思う)
 でも、やっぱり若くないんだなあ私は、大木会長の苦悩も分かるから、
確かに3年で再生するという保証はないし、会社が傾いているのは経営者のせいだが。
 茶番と言うのもわかるけどね。萌えの人って黒いのが好きな方が多いよね。
 私はなんだかんだ言って、白い方が好きなんだよなあ。
 ピュアではなく、色々背負った上で、理想を追いかけるのが。

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コメント

演出家の堀切園健太郎さんって30代後半の方ですか?
最近、クレジットでよくみかけますが、名前がめずらしく印象的です。同じ方かな・・・ご存知なら彼の経歴を教えてください

投稿: うり | 2008.08.17 21:46

こんにちは。
こちらに来てくださってありがとうございます。
堀切園健太郎さんって
「篤姫」の演出も担当なさってるんですね。
残念ながら私は年齢も経歴も知りません。
篤姫のオープニングも担当なさったとか。
綺麗なオープニングですよね。

投稿: 管理人 | 2008.08.17 22:19

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