« 全ての血を超えて | トップページ | 二人の女王 »

摩天楼オペラ

「摩天楼オペラ」BLOOD+ 第48話 ☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:菅正太郎 絵コンテ:雲井一夢 演出:いとがしんたろー 作画監督:小谷杏子 宮前真一

 ディーヴァの公演の日。音無小夜(喜多村英梨)はハジ(小西克幸)と共にメトロポリタン・オペラハウスにいた。 また深い眠気を感じる小夜、ハジに支えられる。

 テレビを見ている金城香里(門脇舞)。
 テレビでは「頑張るあなたに、サンクフレシュ・ゴールド!」と宣伝していた。
 そして、メトロポリタン・オペラハウスの衛星生中継が始まる。
 ジュリア(甲斐田裕子)と謝花真央(小清水亜美)もテレビを見ていた。
 サンクフレシュのビールを飲むアメリカの兵達。街頭のテレビを見ている人々。
 どこかの兵達のキャンプ地でも(アフガン?)、砂漠の国でも、生中継を見ている人達がいた。

 「フッ」と笑うアンシェル(中田譲治)。「いよいよね」とネイサン(藤原啓治)。
 「この夜をさかいに、我々の新しい歴史の幕が開ける」「世界を翼手で満たす事?ナンセンス」
 「意味がないと?」
 「あなたのくだらない実験のために、世界とディーヴァがあるわけじゃないわ。
この世界全てが、ディーヴァの舞台として存在するのよ。それはディーヴァが生まれる前から繰り返されてきた事」 「見てきたような事を」「だって見てきたんだもん」「ん?」
 「小夜とディーヴァ、二人の母親だったミイラ、彼女にも同じように、シュヴァリエがいたとしたら?
…さてと、私はこの子達と一緒に、下から見させてもらうわよ。あなたの書いた筋書きがどうなるのかを。
一観客としてね」

 「オペラの方は終っちまったってのに、誰も帰らねえな」と宮城カイ(吉野裕行)。
 「1883年、メトロポリタン・オペラはファウストで幕を開けた。
そして今夜、メフィストフェレスの持ち出す賭けがどんな内容なのか、みんなそれを期待してるのさあ」
と学のある所を見せる岡村昭宏(伊藤健太郎)。
 「1883年、奇しくも惨劇の起きた年と同じか」と懐中時計を見つめながら言うジョエル(石田彰)。
 「そんなの関係ねえさ。小夜はディーヴァを倒し、沖縄に帰るんだ」小夜とハジがボックスに入ってくる。
 「ハジ、ちょっと来てくれ。話がある」とカイ、ハジを廊下に連れ出す。「おい何隠してる?」「何の事でしょう」
 「小夜の事さ。眠りが近いって事を黙ってただろう。傷の治りだって遅くなってる。
なんだか、あいつが弱くなってるようで。あれで本当に戦えるのか」
 「小夜は戦う事を望んでいます」
 「望んじゃいねえ、戦う事なんか!あいつは、小夜は、そんな事望んじゃいねえだろう?
あいつの他に、ディーヴァを倒せる奴がいねえから、だからあいつは戦うんだろう?
俺は、小夜を、小夜の笑顔を守りたい。
だけどな、ディーヴァやシュヴァリエとの戦いに、人間の俺がいたって無力だ。だから、だから、小夜を、頼む。
おまえだって、ほんとは小夜を戦わせたくないんだろう?小夜を死なせたくないよな」
 「…あなたに、私の何がわかると言うのです。…失礼しました」ハジ、カイの手をどける。
 小夜、カイからもらったピンクのOMOROの鍵をカイのジャケットのポケットに返す。

 ディーヴァがメトロポリタン・オペラハウスに来た事を外の車にいるルルゥ(斎藤千和)とルイス(長嶝高士)が確認。
 小夜もディーヴァの存在を感じる。
 「君は我々にとって、翼手との戦いに欠かせない、唯一の兵器だ。だがそれ以上に、大切な仲間だ。
終らせよう、今夜、全てを」とデヴィッド(小杉十郎太)、小夜に声をかける。

 小夜、舞台裏にいるディーヴァを見つけ、刀を鞘から出して追いかける。いない。
 「ステージ…」とつぶやくと、「そうだよ。これから素敵なショウが始まるんだ」
 高い梁の上にディーヴァ(矢島晶子)がいた。飛び降りるディーヴァ。
 ディーヴァに向かおうとする小夜だったが、眠気が襲う。
 ハジが代りに、ディーヴァを襲う。瞬間移動で小夜の近くに来、「眠そうだねえ」と小夜のほほに触りながら言い、又瞬間移動して、小夜の後ろをとるディーヴァ。
 「でも大丈夫。ディーヴァの歌を聴けば、目が覚めるさ」
 幕が開き、小悪魔の格好のディーヴァ(天使の格好が良かったな)が天井から降りてくる。
 舞台上にいたブレッドとグランドに手を取られるディーヴァ。舞台にいるディーヴァを見て驚く小夜。
 小夜が相手していたディーヴァはアンシェルだった。
(ディーヴァのふりしてしゃべるのは楽しかったかい?アンシェル…)
 ハジの攻撃を軽く受け流すアンシェル。アンシェルの気爆弾にやられるハジ。ハジにかけよる小夜。
 「君には感謝しているよ、ディーヴァを解き放ってくれてね」「あれは間違いだった」
 「そう、間違いだった。ディーヴァが解き放たれなければ、彼女は永遠に私だけのものだった」
 「あなただけのもの?」
 「そう、私だけのディーヴァであって欲しかったのだ。だが、運命の扉が開き、彼女は自由に世界を歩み始めた。彼女本来のあるべき場所を求めてね。
彼女が何であるのか、自らがその血を分けられ、近しい者となった今でも、求めるものは増えていく。
私は知りたいのだ、ディーヴァの全てを。調べつくし、知り尽くす事、それこそ、至高の愛。
君もそう思わないかね」
 ディーヴァの歌が始まる。「素晴らしい」とボックスのグランド(西前忠久)。
 「そうでしょうとも。わが社が全力を挙げて、バックアップしておりますから」とヴァン・アルジャーノ(諏訪部順一)。
 「この歌声だ」「そ、そうですね…」「デルタ計画の成功を祝う歌声だ」
 「そ、そうですとも!まさに、需要と供給の完璧なバランス。
デルタ07で翼手を問題ある地域に生み出し、コープスコーズの派遣要請を引き出し、その地域を事実上掌握し、あなたがたの利益を生む。
この素晴らしい計画には、素晴らしい歌声がお似合いです」
 気分が悪そうなブレッド。テレビを見ている香里ちゃんはディーヴァを見て「リクくん…」とつぶやく。
 観客の中に頭を抱えて震えている男がいた。ルイス、中継基地を爆破する。
 お嬢が見ていたテレビの画像が消える。しかし、すぐ復活する。軍の衛星に直接発信したのだ。
 街頭でテレビを見ていた人の中に翼手化する者が現れる。
 どこかの軍のキャンプ地でも、砂漠の町でも、アメリカ軍の基地内でも…。オペラハウスにも翼手が現れる。
 ブレッド(一木美名子)、ヴァンを責める。ヴァンも知らなかったらしい。
 ブレッド、翼手化、ヴァンの後ろの人を殺す。ディーヴァ、騒動を無視して歌い続ける。
 それを赤ちゃん達を横にして見ているネイサン。
 デヴィッド、カイ、ルルゥ、ルイス、外にある車の中の中継の機械をぶっ壊す。翼手が現れ、デヴィッド、傷を負う。(治りかけなのに…。ジュリアさんを悲しませたら、私が許さないからね!)
 何体も現れる翼手。

 「翼手で満ちた世界に、ディーヴァの子供達が生まれ、そして育つ。
その時ディーヴァはどうするのか、それが見たいのだ」
 「そんな事のために、あんな薬で人間を翼手に変えたり、シフ達のような戦争の道具を作り出したと言うの?!」 「人間がそれを求めたからだ。戦場で流れるものが何か、君は知っているかな」「流れる物?」
 「血と汗と涙、そして金だ。大なり小なり人間は愚かしい戦争を今もなお続けている。
全てはそこに流れるもののためにだ。
私はそれを仕掛ける人間達に寄り添い、彼らの求める物を提供してきたに過ぎぬ」
 「あなたは戦争を起こして何を…?!」
 「戦争を起こしているのはあくまで人間だ。愚かな人間の業が、我々に、生きる場所を与えてくれているのだ」  「だからって、こんな事して良いわけない!」
 「まだわからんのか。人間は自ら引き起こした戦争によって、滅びの道を歩んでいる。
その戦争を私が道具としている以上、人間は私の手の上で踊っているに過ぎん。
歩み始めた子をあやすように、何者かが手を取らねば、彼らはすぐに倒れてしまうのだ」
 「あなただって、元は人間じゃない!人間はそんな事、望んでいない!」
 「純粋なる翼手の女王である君から、その言葉が出るとはな。
翼手とはまことに不思議な生き物だ。自らのあるべき姿を持たず、人間に寄り添い生き続けようとする。
あろう事か、帰るべき場所がそこにあるかのように、それを守ろうとまでするとは」
 「私達は、この世界に現れるべきじゃなかった!だから、私達はあるべき場所に戻るのよ!」
 「ほろびの世界へと…」「そう、私達は今夜、ここで滅ぶ!」「その望みがかなう事は無い」
 ハジが小夜をアンシェルから助ける。「小夜、ここは私がふせぎます」
 「まだあらがうか。主人がそうならシュヴァリエも又同じか」「小夜、戦って」小夜はディーヴァの元へ行く。

感想:ネイサンって、小夜達の母親のシュヴァリエって事?!どうやってこのシュヴァリエ達の中に入ってきたの? よくわかんない行動をとる人よね。アンシェル、ディーヴァが好きだったのね。
 まあ、リクバージョンじゃないディーヴァは魅力的だしね。ああ、又カイが、ハジファンに叩かれそうだな…。
 カイ、めちゃくちゃ若いんだから、許してやって。
 しかし、あんなにあっちこっちに翼手が出てきたら、世界は大混乱だな。人類存亡の危機…。

関連サイト
猫煎餅の斜め下ブログ

|

« 全ての血を超えて | トップページ | 二人の女王 »

BLOOD+(41) 」カテゴリの記事

コメント

きょう、存在しないです。

投稿: BlogPetのちっちゃん | 2006.10.17 12:17

きょうちっちゃんはtyantyanと宮城へ子へふりしなかったよ。

投稿: BlogPetのちっちゃん | 2006.10.24 17:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45625/12270225

この記事へのトラックバック一覧です: 摩天楼オペラ:

« 全ての血を超えて | トップページ | 二人の女王 »