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ランニングガール

「ランニングガール」風人物語 第3話 ☆☆☆☆☆
原案:大島南 監修:押井守 キャラクターデザイン・ビジュアルコンセプト:荒川眞嗣 美術監督:小林七郎 音響監督:若林和弘 音楽:川井憲次 制作:Production I.G 監督:西村純二 脚本:じんのひろあき 絵コンテ・演出:川崎逸朗 作画監督:谷津美弥子 窪田康高

 屋上で大の字になって寝っころがってるナオ(名塚佳織)とミキ(花村怜美)。
 そこにあの三毛の風猫が落ちてくる。お昼の時間だから来たのだ。涼子ちゃん(岩村愛)がえさを持って現れる。

 ナオ、顧問の先生(合田先生 脇田茂)に仕事を頼まれる。
 陸上部はデジカメ部と同じくヤル気のある少数の部員と大勢の幽霊部員でなりたっている。
 我がデジカメ部ではヤル気のある部員は2人だが、陸上部では一人だけ。
 でもってその一人が今度の地区大会の優勝候補なのだ。
 それで走ってるところの写真を撮って欲しいと言うのが先生の依頼だ。
 その陸上の何とか会と言う所が機関紙に載せる写真を撮って欲しいのだ。
 彼女、温子(あつこ 小笠原亜里沙)は長距離の選手。ナオ達は彼女が走っている所を撮りたいと思う。
 彼女は外を走っていた。彼女が走るのが好きな理由は風。「走ったら走っただけ、風がね、吹くの、私の周りに」 彼女は日曜日のあっちこっちのマラソン大会に出ては優勝したりしていた。「すごいでしょ、あたし」「すごーい」  「すごいすごい」「すごいのよ、あたし」彼女は笑う。

 さっそく写真を撮ろうとするナオ達だったが、温子はちょうど良い距離に近づいたと思ったら、
そのまま素早くナオ達の脇を通り過ぎフレームアウト、良い写真が撮れなかった。
 この後の事は考えていなかった。「走っていって追いついて、追い越して、又待ち構えて撮る?」とミキ。
 「地区大会の優勝候補に?」(誰もがつっこんだ事だろう…)今度は遠くから撮ってみる。
 被写体が遠すぎ、温子の顔がわからなかった…。今度は併走しながら…。顔の一部とか尻の一部とか…。
 一番ちゃんと撮れていたのはぶれていた…。又明日と言う事で温子と別れる。
 ふと気が付いたら、風猫が飛んでいた。

 次の日、ミキが自転車をこぎ、後ろにナオが乗って、温子の前を走りながら撮る作戦で行く。
(望遠が無いのなら、誰しもこれを考えるよな)
 しかし二人乗りはきつく、すぐ追い越される。次はナオが自転車をこぐ事にする。
 温子は折り返し地点で折り返してくる。
 しかし、ナオはミキ以上に体力が無く、いくらナオが頑張っても自転車は動かなかった…。
 ゆっくり走るからそれ撮ってよと温子は言ってくれるが、そんな事はデジカメ部部長のプライドが許さなかった。
 坂を下りながら撮るやり方に変更。(良い子は絶対に!まねしないでください!!危険です!!!)
 しかし坂の下には交番があった…。ミキ、悩むナオを見て、自分が自転車こぎを頑張る事を決意する。
 自転車を、汗をかきかき、息をはずませ、頑張ってこぐミキ。そしてその後ろを走ってくる温子。
 三人をにっこり笑いながら見ている犬を抱えたおばさん。良い写真が撮れるまで、何度も何度もトライ。
 息切らしながら、「まだいけるから」と言い、頑張るミキ。すごく良いのが撮れた。「ミキ、ありがとね」
 「もっかい、いっとこうか」「ミキ、でも…」「だいじょうぶ」…「でも、ちょっと休ませて…」…「うん」
 ……夕陽の中、自転車を走らせるミキ。その後ろでデジカメを構えるナオ、温子がなんか輝いて見えた。
 光の中、風を巻き起こし走る彼女を感じるナオ。そして自分達も風を起こしていた。
 「気持ち良い」と走りながら言う温子。えへへえへへと笑うナオ。それに答えるように笑う温子。

 学校に戻った三人。温子は着替えなきゃなんないから先に行くねとまだ走っていた。
 写真をプリントアウトする二人。ミキが自信作をフォトコンテスト『走る』に出してみようと言う。
 一等賞は折りたたみ自転車だ。

 “優勝候補の温子さんは、本当に優勝した。又賞状と盾が増えたらしい。
でもこの学校の中でそれを知っている人は少ない。ものすごく少ない。
そして、私が写真のコンテストで二等賞になった事は、もっと知られていない”

 市民によるデジカメ写真展を見に来た二人。『2等 上島奈緒』の写真が飾られている。
 もちろん、温子が走っている写真だ。喜ぶ二人。隣の『1等 山下幸恵』の写真を見る。
 それは走っている温子と、それを撮ろうとしているナオと、
そのナオを乗せて自転車を必死でこいでいるミキの写真だった。
 背景は夕陽と鉄橋…。驚く二人。
 賞状をもらい、山下幸恵さん(もちろん、あの犬と一緒にいたおばさんだ つかもと景子)の隣に座っているナオ、幸恵さんに話しかけられる。
 「これは、ほんとはあなた達がもらう賞かもしれないんだけどねえ。いっぱい走ってたわねえ。…ねえ」
 うなずくナオ。ナオは一人一枚ずつもらってくれと、幸恵さんから、あの1等賞の写真をもらう。
 「ありがとう。…ありがとうございます」写真は三枚あった。

 学校。ミキに写真を渡すナオ。そして温子にも渡しにいこうと走るナオ。「待ってよナオ、何も走らなくっても」
 「今走らなくっていつ走るのよ」

感想:私は基本、自転車が好きだ。自転車は少年ものにはかかせないアイテムかと思います。
 これは少女ものだが…。自転車は良い。実際風を感じるし、こがなくて良い下り坂も良いし、こぐ時も良い。
 私のような運動音痴も楽しめる。お金があまりいらない。エネルギーは自分だ。
 こんな最高の乗り物を発明した人に感謝感謝。一生懸命頑張ってる人ってそれだけで美しいよね。
 斜に構えている人より本当はカッコいいんだよね。うん、つい、楽に走っちゃうけどさあ~。

関連サイト
えむいち。
杉の木工房

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コメント

きのうちっちゃんが、坂の下へ賞状みたいなデザインする?

投稿: BlogPetのちっちゃん | 2006.07.30 11:32

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