« 希望のない明日 | トップページ | 狂おしいまでに »

すれちがう想い

「すれちがう想い」BLOOD+ 第36話 ☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:砂山蔵澄 絵コンテ・演出:誉田晶子 絵コンテ:島崎奈々子 大久保徹 作画監督:大久保徹

 カールさん(佐々木望)はアンシェルさん(中田譲治)に抗議していた。
 なぜ私が小夜を殺してはいけないのかと。おまえに与えられた役目は何だとアンシェル。
 「ディーヴァを、守る事」だが、今のお前の心の大半を占めているのは、小夜の事だ。
 ディーヴァを守るために小夜を殺す、何がいけない。今のおまえに必要なのはしばしの休息だとアンシェル。
 「いらん!こんな事をしていたら、私の小夜がジェームズに…」カール去る。「残念だよ、カール」
(カールさんのちょんまげ風髪型、素敵です!さすがはカール様!)

 ディーヴァ(矢島晶子)はジェイムズさん(大川透)とお出かけ。国防長官との会食。
 もちろんそれは人間の食事だ。「じゃあ、つまんない」とディーヴァ。あの歌を歌いたいとディーヴァ。
 あなたの歌はアンシェルの許しなく歌う事は出来ないとジェイムズ。
 しかし、ディーヴァのうるうる目でお願いされて、抵抗できるシュヴァリエはこの世にいなかった。
(きっと、血に刻まれてるのよ。アンシェルだって、抵抗できないのよ)
 「それがあなたの望みなら」と血に刻まれた決まり文句を言うジェイムズ。コヴェント・ガーデンに向う。
 現れた二人に、素敵な胸の筋肉を見せつけるいつもの服を着ているネイサン(藤原啓治)が、
「もしかして、あたしに会いたかった、とか」と言う。
 もちろん、ネイサンに会いたかったわけではなく、歌いたいから。
 「まだリハーサルは先よ。確かにここなら外にもれないと思うけど。
ホント、あなたはママの頼みなら、何でも聞いちゃうんだから…」
 (ディーヴァの歌は、翼手を覚醒させるよな。潜在的翼手を一杯作ってるのか?
アンシェルの狙いは、軍人翼手化しての、世界征服?)
 「身勝手な行動を二度もされたのでは、計画に支障が出るだけでなく、小夜との接触の可能性も、
考える必要がある」
 二階の席から、下にいるジェイムズの後ろを、一瞬でとるネイサン。
 「だから、…おまえがいるんだろうが」とドスの効いた声で言う、ホントは結構こわいネイサン。
 ディーヴァ、ジェイムズに呼びかけ、三階から後ろ向きに落ちてみせる。彼女を受け止めるジェイムズ。
 「アハハ、面白かったよ、ジェイムズ」と男の子のような声で言うディーヴァ。(リク化してるし…)

 活動復帰したデヴィッド(小杉十郎太)、地下鉄で謝花真央(小清水亜美)と岡村昭宏(伊藤健太郎)に会う。
 「カイは?」と開口一番に言う真央嬢。「仕事中だ」とデヴィッド。「またぁ~。いっつも仕事中じゃない」
 岡村、ディーヴァのオペラについて調べていた。
 スポンサーになっているのは二つの企業、サンクフレシュ・ファルマシーとゴールドスミス・ホールディングス。
 サンクフレシュ・ファルマシーは製薬会社だが、食品事業もやっている。
 軍用の携帯食料や、基地やキャンプでの保存食まで、最近は手を広げている。
 主要取引先は米軍を中心にNATO諸国、ロシアや旧共産圏、中東、アジア、アフリカの新興国家まで、
あらゆる国と契約を交わしている。
 最近は国連とも。その橋渡しをしているのが、軍需産業と密接な関わりを持っているゴールドスミス。
 「銃やミサイルを売るだけが、軍との取引じゃないと言うわけか」
 「兵隊さんだって、めしも食えば風呂にも入る。出すもんだって出すさ」と胸のポケットから紙を取り出しながら言う岡村に、真央様の怒りのバッグ殴りが飛ぶ。
 「品無さすぎ!」(ああ、どう見ても熟年期のように、年季が入ったカップルに見える…)
 真央嬢のバッグ殴りで、飛んだ写真を拾い上げてるデヴィッド。
 その写真の建物はゴールドスミスとサンクフレシュの共同出資でロンドン郊外に建てられた研究所。
 食品事業部の関連施設と言う事になっている。(食品にデルタ67でもまぜてるのかな。怖いな…)
 ヴァン・アルジャーノの写真もあった。研究施設の実質的トップ。デヴィッドは彼を知っていた。

 デヴィッドは研究所の職員をよそおって、偽造身分カードで研究所に侵入する。
 研究所の一番奥にゾーンZと言われる区域がある。何かあるとすればそこだ。
 監視カメラでデヴォッドを見、監視員に彼の事を聞くヴァン・アルジャーノ(諏訪部順一)。
 ジョン・E・ハミルトンと言う名で、ゾーンZの研究員だと告げる監視員。
 カメラで追いかけてくれる?と監視員に命令するヴァン・アルジャーノだが、それは無理と言われる。
 ゾーンZは記録禁止区域でカメラが無いのだ。

 ゾーンZには水槽の中、水中にひざを丸めて浮かんでいるコープスコーズ達がいた。

 コヴェント・ガーデンを見張る宮城カイ(吉野裕行)、建物の上を跳ぶ影を見て音無小夜と気付く。
 コヴェント・ガーデンではディーヴァが歌を歌っていた。コヴェント・ガーデンに侵入する小夜とハジ。
 「ねえ、ジェイムズ、感じる?」とネイサン。目が赤く光るジェイムズ。「愚問だ」

 デヴィッドはジュリア(甲斐田裕子)に会う。「こんな所までなんの用かしら?ジョン・E・ハミルトン?」
 「ゴールドスミスの水族館を見学しに来た」
 彼らの前ではへその緒をつけ、人工子宮に入って沢山のコープスコーズ達が浮かんでいる大きな水槽がある。  「感想は?」「悪趣味だな。これが君が追い求めたテーマの、答えなのか」
 「可能性の一つよ。翼手とは何か、答えはまだ見えてないわ。
この一年でわかったのは、D塩基にも好みがあると言う事かしら」
 「好み?」
 「リクが以前に、ディーヴァの歌や翼手の声を聞いた事があったでしょ。
あれは、成長期の子供達に多く見られた現象と言う統計が出てるわ。
ディーヴァがリクを選んだのも、シフ達が少年少女である事も、偶然じゃないと思う」
 「興味深い話だな」「ええ。でも、もう帰った方が良いわ」ドアが開く音がする。
 「それは彼に失礼じゃないのかな。おもてないしは、これからだよ」
 銃を構えた警備員を4,5人連れたヴァン・アルジャーノだった。

 ディーヴァを求めて舞台に立つ小夜(喜多村英梨)とハジ(小西克幸)。
 後ろの幕が開き、あの動物園を模した廃墟と月の背景が現れる。
 「これは…」と小夜が言うと、拍手の音が聞こえる。「そう、動物園よ」ネイサンが向かいの二階席にいた。
 「ディーヴァが歌うのに、相応しい舞台だと思わない?」「シュヴァリエ…」「その通り」
 もう、舞台の小夜の横にいるネイサン。
 「あたしはネイサン・マーラー。初めまして、小夜。そしてハジ。想像以上に良い男ね。あなた、こっちに来ない?もうお役ゴメンなんだから、あたしとよろしくやりましょうよ」
 「何を言ってるの?」「そっか。まだ何にも知らないのね」指を鳴らすネイサン。向かいの升席?の電燈がつく。
 そこにはリク化したディーヴァ。「ちょっと、今日はあたし達はただの観客。あなたとやるのは…」
 背景から何かが飛んで来て、ハジと小夜はよける。背景の影には翼手化したジェイムズがいた。
 「彼はジェイムズ・アイアンサイド。あなたの相手」

 「ヴェトナム以来だねえ。赤い盾の、えっと、ハミルトン君?会えて嬉しいよ」と言うヴァン・アルジャーノ、デヴィッドにキャンディーを差し出す。
 「もらおう」と手を差し出したデヴィッド、そのままヴァン・アルジャーノの右手を掴み、彼の胸ポケットからボールペンを取り上げる。
 「俺も嬉しいよ、ヴァン・アルジャーノ」と彼を羽交い絞めにしながら言うデヴィッド。
 デヴィッドは銃を持っていず、警備員は銃を持っているので、余裕をかますヴァンさんだったが、「そんな物は必要ない」とデヴィッドに一蹴され、首筋にボールペンをつきたてられる。
(デヴィッドさんがかのハニバル・レクターじゃなくて、良かったねヴァン・アルジャーノ。
あの方だったら、あっさり、ボールペンで人殺すからねえ。あんな怖い人は世の中にはいませんように…)

 小夜はジェイムズと刀で戦うが、刀が効かない。ディーヴァは面白くないし、姉様の顔が怖いと帰る。
 「そう、帰るのならば、運転手を食べちゃダメよ。うちにおやつが沢山あるんだから」とネイサン。
 「わかった。お城まで我慢する」

 「撃つな!」と切迫した声で警備員達に言うヴァンさん。
(「俺に構わず撃て!」とは言わないのね…。あんたがいなくなっても別に組織は困らないと思うが…。
どうせ沢山人を殺している組織だから、人の命が大事な組織ではないし…。
まあ、デヴィッドぐらい泳がせといても、害は無いか…。
ヴァンを助けるのと、デヴィッドを消すのと、どっちが重要かと言う事ね…。
ここにはヴァンより上の人がいないものね。アンシェルがいたら、あっさり撃つ事を命じるかも…)
 ヴァンを羽交い絞めにしながら、ゾーンZを抜け出すデヴィッド。

 ジェイムズに貫かれ、向こうの壁に飛ばされるハジ。小夜の前に現れたジェイムズに向って発砲するカイ。
 「あ~ら。あちらのナイトも登場なのね。予想外の展開…」
 ジェイムズに弾が効かないので、上の方に向けて発砲するカイ。
 天井のライトをつけた梁がジェイムズに向って落下する。「小夜、ここは引くんだ」とカイ。
 「そんな事…出来るわけ無い…。逃げるなんて…」とかなりお疲れ気味の小夜。
 梁の下から立ち上がるジェイムズ。「逃げるなんて…」とつぶやく小夜。「逃げるなんて…」
 ジェイムズの咆哮に目を赤くし、一気に襲い掛かる小夜。
 今まで無傷だったのに、初めて小夜の攻撃による亀裂が少し入る。しかし向こうに飛ばされる小夜。
 その小夜に襲いかかろうとするジェイムズ。小夜をかばうハジ。
 そして、ジェイムズの攻撃の手を止めるネイサン…。「何のつもりだ、ネイサン」「ここはステージの上じゃないわ」 「そんな事は関係ない」「観客もいないし。ここは花嫁の死に様に相応しくない場面なのよねえ」「花嫁?」
 ネイサンの言葉に疑問を抱くカイ。「小夜、あなたにはあなたが死ぬのにふさわしい舞台を用意してあげる」
 「きさっまー、ふざけるな!」「ふざけるな?あなたが…わたしに…?」
 一旦目を閉じ、目を怖くして「殺すぞ…!」とすごむネイサン。「……わかった。今日の所は引く」
 「そうそう、いい子ね。んじゃ、次の舞台で会いましょう」去るジェイムズとネイサン。
 小夜はカイの目の前でハジの首筋に歯をつきたてるのだった…。思わず目をそらすカイ。
 目を元に戻したら、小夜達はいなかった。

 ヴァン・アルジャーノはデヴィッドから解放されていた。
 虫の入りこんだ所で研究を続けたくないと、ヴァンさん、研究所を引き払う。
 ルイス(長嶝高士)の運転する車に乗り込むカイとデヴィッド。
 ルイス曰く、二人とも大事な物をどっかに落としてきたというような顔をしていた。

予告「小夜!今宵十六夜の輝きの中、ラストダンスを踊ろうじゃないか!
全てを失った僕に残されたのは、君へのこの想いだけ。もう誰にも止められない、止まらないんだ!
そしてこの想い、君に届け、レッツダンス!次回、BLOOD+“狂おしいまでに”
さあ、行こう!二人だけの世界へ」
 そんな事はハジが許さないだろう…。カールさんはいつも熱をこめてしゃべるから面白いなあ。

感想:ネイサン、そこで小夜を殺しちゃった方が良かったのに…。
 美学なんかに拘ってると、後でエライ目に会うよ。ジェイムズ、何だかんだ言ってネイサンに弱いのね。
 アンシェルはなぜわざわざリク型ディーヴァのポスターにしたのかな。
 まあ、彼女がその格好をしたがったのだろうが…。
 ところで、アンシェルさんがケロロ軍曹に出ているというので見ました、ケロロ軍曹…。
 ギロロ伍長は私のツボよ~~~!!!ドロロ兵長もステキ!カエルに萌えてどうするんだ、私……。

他の方のブログを読んでの感想:拙者、リクが翼手の声を聞こえる事を、全然重要視しておりませんでした。
 普通と違う音域聞こえる人いるし…、若い方が高い音が聞こえるみたいだし…。
(イギリスだったかな、コンビニの前でたむろってる少年達を追い払うために若くないと聞こえない嫌な音を流すとかいうのをテレビで見たような…)
 皆さん、割と重要視していたようで…。幽霊見える人と同一視していた私………。
 ネイサンがハジにお役ゴメンと言ったのは、小夜がもうすぐ死ぬからと言う意味かと思ったが…。
 あっ、リクとディーヴァがもういたしちゃったからか?

関連サイト
CHOCCOLUMN
こんなことしてません?
伽瑠磨の小部屋
日刊クリマガザンプ
萌え萌え酒豪
鉄鋏便り

|

« 希望のない明日 | トップページ | 狂おしいまでに »

BLOOD+(41) 」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45625/10981188

この記事へのトラックバック一覧です: すれちがう想い :

« 希望のない明日 | トップページ | 狂おしいまでに »