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風猫

「風猫」風人物語 第1話 ☆☆☆☆
原案:大島南 監修:押井守 キャラクターデザイン・ビジュアルコンセプト:荒川眞嗣 美術監督:小林七郎 音響監督:若林和弘 音楽:川井憲次 制作:Production I.G 監督:西村純二 脚本:じんのひろあき 絵コンテ・演出:西村純二 作画監督:小倉陳利

 ナオ(名塚佳織)はデジカメ部。青空に雲が走る写真をただひたすら撮る。
 「光学ファインダー覗いて、雲…良く飽きないわね~。一緒じゃないの、雲なんて。いつ撮っても、どれ撮っても」と親友のミキ(花村怜美)。
 「違うんだな~、これが」「何が違うの。雲は雲じゃん」「私が撮ってるのは雲とね…」「雲と?」「…風」「風!?」 「そっ、風。雲はね風で変わるんだ。だから、雲を撮るって事はさあ…風を撮るって事なんだよ」
 「風ねえ。ホームルーム始まるよ」「保健室にいるって言っといて」「はいはい」立ち上がるミキ。
 「おなか痛いのと、熱があるのとどっちが良い?」「良い感じにしといて」「へ~い」屋上に三毛猫が現れる。
 それを撮ろうと柵を乗り越えるナオ。ズームすると猫が空を見上げている事に気付く。猫、空へ飛ぶ。
 風が起こる。風に乗り、空を飛ぶ猫。気が付いたら沢山の猫が空に浮かんでいた。
 それを校庭で見上げる大気先生(杉山大)。猫達を撮ろうと体を乗り出したネオ、屋上から落ちる。
 廊下からそれを見る潤(入野自由)。彼女は校庭のちょっと上で一度止まり、それから落ちた。無事だった。
 しかし、落ちるのを見ていた潤が自殺と勘違い、それで先生や親に余計に心配される。
 病院に行ったが、どこも異常は無かった。部屋でデジカメで撮った写真をプリントするナオ。
 そこには風を起こす大気先生が写っていた。

 大気先生は夏休みで帰省していた。自分の家の前に雪緒(水野理沙)の家に寄る先生。
 そこでヤスヒトの仏壇に線香を手向ける。亡くなってから三年。
 村では色とりどりの布を揚げて、風にはためかせていた。

 屋上へ行こうとするナオ。屋上への出入りは禁止されていた。

 大気は家に泊まる事を雪緒に勧められる、ヤスヒトも喜ぶと。

 ナオ、飛ぶ三毛猫の事をミキに告白、自殺騒ぎを起こして反省している潤も三毛猫探しに駆り出される。
 公園に行き、塀の上を見、地面にうずくまり、店の出窓を覗くが、他の猫はいても、当の猫はいなかった。
 空を見上げる三人。「そうだよなあ。空飛ぶ猫なんだから、地面探してもいるわけないんだよなあ」
 「でも、こうやって空見てたら、飛んでくるのかなあ」「あのさあ…」「何」
 「雲って、良く見るとゆっくり流れてるんだねえ」「風が吹いてるからね」とナオ。

 屋上の入り口の前に積まさっていた机がどけられていた。ナオが屋上へのドアを開けると風が起こる。
 髪が長めの一人の少女がしゃがんでいた。そして少女(岩村愛)の前にはあの猫が。
 「ここ、入っちゃいけないのよ」「うん、知ってる」少女は猫にえさをやっていた。「見つかったら、怒られるわよ」
 「うん、そりゃあそうだけど…。でも、涼子ちゃんも一緒に、怒られるよ」
 「そうなんだけどね。ほら、こいつにご飯、私があげなきゃいけないからさ」「涼子ちゃんが、飼ってるの?」
 「ここに住んでるのよ」「屋上に?」「いつもは階段室の上で、寝てるんだけどね」「下には、降りないの?」
 「降りるわよ。降りるし、屋上まで飛んでくるし」「飛んで…くる…。猫が?」「見たでしょう、こいつが飛ぶとこ」
 「…見た…けど…」「飛び降りて、飛んでくるから、学校にいる人達は気付かないんだけどね」
 「なんで?なんで、猫が飛べるの?空を」「正確に言うと、飛んでるんじゃないの。風が使えるの」
 「風が使える?」「風を使って、落ちないようにしているだけ」大気先生の事を思い出すナオ。
 「大気先生も使えるの」「何でそんな事知ってんの、涼子ちゃん」
 「美術の授業で、学校の中ならどこを描いても良いって言う時間があって、私はその時もここにいたの…」
 絵を描かず、屋上から遠くを見ている涼子ちゃん、何かに気付く。
 向こうから、空の上を、猫が、浮かびながら、近づいてくるのだ。猫、そのまま階段室の上に着地。
 もちろん、涼子ちゃんは階段室の上に上る。そこには大気先生がいて、猫を飛ばしていた…。
 「やっぱり、大気先生が風を…」「私も、先生に風の使い方を習ったの」「出来るようになるの?」
 「先生みたいにすごくないけどね」腕を広げる涼子ちゃん。「お祭りがね…」「うん?」
 「風の里でお祭りがあって、先生はそれで田舎に帰るんだけど、それで、空の飛べる猫達が先生の見送りにね…」
 「…そうなんだ」「…風の事、もっと知りたいし…」風を起こし、ちょっと浮かぶ涼子ちゃん。

 すごい勢いで階段を下りるナオにミキが話しかけてくる。
 家に電話をしたら、ナオの母親に学校に行ってるらしいと言われたのだ。
 立ち止まらずに、そのまま階段を下りるナオ。

 「好きなのね、大気先生が」涼子ちゃんを見ながら言うナオ。

 校舎を出るナオ。「ナオ、どうしたの、ナオ!ナオちゃん!」「えっ、何」「どうしたの、すごい勢いで歩いてるよ」
 「うん、ちょっとね」「ちょっと、…何?」「なんだろう?」「何言ってるの」

 「私が行って、お祭り、撮ってきてあげる」「うん」にっこり笑う涼子ちゃん。

 「デジカメ部副部長!」「はい、何でしょう部長!」「我々デジカメ部は、夏休み特別合宿と称し、旅行に行こう!」 「旅行!?あの~、部長…、空飛ぶ猫は…」「ああ、恋は空飛ぶ猫と共に…」「あの~、もしもし~」
 「宇宙ではおなかが空く事は無い。なぜなら“くうき”が無い。なんちゃって…」

 ナオとミキと潤、雪緒の家にやってくる。

感想:「絶対少年」より地味~。BLOOD+と同じProduction I.G 制作。
 まあ、こちらの方が評価は高いが、DVDが売れるのはBLOOD+の方だろう…。
 萌えが無いよな、私はあまり萌えるタイプじゃないから、わからんが…。
 田舎に住んでるので、夜中のアニメとか東京テレビのアニメは全部見れるわけではないが、こんな地味なのは、やっぱりNHK衛星だからか…。
 オーラ振りまく三毛猫を見れば、自動的にオカカ婆かと思っちゃうよな。
 桜塚やっくんって、阪倉亮介なんだってね…、ビックリ………。
 ところで、この絵だと、作画がうまいかどうか良くわからない。内容に合ってると思うので、異存はございません  が、綺麗な作画なんでしょうか…。強い風は怖いですが、風は好きです。
 強い風は、小さな私らは飛ばされそうです…。
 私の高校では、屋上から落ちて自殺した方がいらしたせいか、屋上にはあがれませんでした…。

関連サイト
credo ut intelligam
月詠叢話

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