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呪われた血

「呪われた血」BLOOD+ 第29話 ☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:横手美智子 絵コンテ:玉川達文 松本淳 誉田晶子 演出:誉田晶子 作画監督:小谷杏子

 宮城カイ(吉野裕行)は音無小夜(喜多村英梨)にイレーヌ(豊口めぐみ)を助けてくれるよう頼む。
 「頼む、と言うのか、こういう時は。僕達は、奪い取る事でしか、何かを手に入れる方法を知らない」
 モーゼス(矢薙直樹)は武器を床に落とす。
 「だが、他に方法があるなら、それを教えて欲しい」
 小夜はジョージの最後を思い出し、自分の血は翼手を殺すからダメだと言う。
 しかしカイはリク(矢島晶子)は助かったと言う。ソーンは容赦なくイレーヌの顔に広がり、イレーヌは苦しむ。
 「くそー、やはり力づくで」とカルマン(野島健児)は小夜を襲おうとするが、その前にモーゼスが立ちはだかる。  小夜はイレーヌに血をあげる事を決める。
 一旦ソーンは消えかかるが、しばらくイレーヌが苦しんでいると思ったら、劇的にソーンが広がる。
 彼女の体は粉々になる。その目から涙が一滴流れる。
 カルマンは騙したなと小夜を襲おうとするがハジ(小西克幸)に止められる。
 グドリフ(遊佐浩二)、カルマンを助ける。カルマンは又小夜を襲おうとする。小夜を体で守ろうとするカイ。
 そしてカルマンを止めるモーゼス。
 「止めろ、カルマン。僕達は、限りあるもの。あらかじめ定められた命を、生きるものだ。
やっと、それが、わかった」
 過去を思い出すモーゼス。
 「教えてやる、なぜお前達に迅速な死と印が用意されているか。それはお前達が兵器だからだよ。
思考し、自走する兵器。なんのメンテナンスもいらない。
時期が来れば、勝手に死んでくれる。最高に経済的な戦争の道具だよ、おまえらは」
 「それから逃れる方法を言え!」
 「ある特殊な少女と、それに繋がる者の血液を摂取してみる事だ。その少女の名は、小夜」
(アンシェル兄さんが嘘情報を教えたのかと思ったが、ヴォリスさん(永田博丈)だったのね)
 彼らがディーヴァの血から作られたのはキルベドの資料でわかっていた。
 シフ達を救うのが小夜の血でないならディーヴァ以外に無いだろう。
 「だが、もはや救済は必要ない。僕達が解放されるとすれば、それはディーヴァの死をもってしかない」
 小夜がもっているイレーヌの結晶をカイが取ろうとするが、カルマンがそれを止める。カイは一緒に戦おうと言う。 「僕達は、そうしたやり方を学んでこなかった。すでに、学ぶべき時期も過ぎた。ありがとう、と言わせて欲しい。この言葉を一度でも口にする事が出来て、良かった」
 シフ達は去っていく。

 コリンズ(梅津秀行)はアンシェル(中田譲治)と会うつもりだった。
 ヴァン・アルジャーノ(諏訪部順一)もアンシェルにつくつもりだった。
 デルタ計画は副作用のゾアントロピーがある限り、リスクが大きすぎる。
 発症したらコンクリートにつめて大西洋に沈めていた。
 それを解決する鍵がコリンズ博士のD塩基とアンシェルのキルベドでの研究結果。
 「どうなるかは、あなたの心一つ。それでは、御連絡、お待ちしております」ヴァン去る。
 アンシェル、ヴァンが残した飴を暖炉で燃やし、「ふん、…小賢しい事を」
(ああ、ヴァンさん、いつかアンシェルに殺されそうな…)

 カイはあんまりな結果にいらだっていた。小夜は落ち込んでいた。リクとハジが小夜の出を待っていった。
(出待ち……)
 小夜の腕を取り、遊びに行こうとリク。(リク、順調に大きくなってたら、絶対タラシになってたな…。残念……)

 デヴィッド(小杉十郎太)は岡村昭宏(伊藤健太郎)と謝花真央(小清水亜美)に手の内を全てさらせと言う。
 彼らを当事者だと言うデヴィッド。
 「言っちゃえば!当事者って事はヒフティヒフティ。こっちが聞いたら答えてくれるって事よね」
 岡村の写真を取り出す真央。そこには小夜とカールさんとの戦いが写っていた。「これは何」
 「どこで手に入れた」
 「これだけじゃないわ。ゴルトシュミット、D67、一体なんなの!答えてよ。
でなきゃ、この写真パリ中にばらまいて叫んでやる」
 こぶしを机に打ち付ける真央。「やるからね!なめんな!」「真央…」立ち上がって真央を制止しようとするカイ。 「私の知りたい事、話してよ」(やはり、組長のお嬢様…)

 ハジはパリにいた事があった。今日はハジの好きな場所に行く予定。その時イレーヌに似た少女が通り過ぎる。 はっとする小夜。リクはカイ兄ちゃんを嫌いにならないでと小夜に言う。嫌いになったりしないよと小夜。
 「だったらもう一つお願い」「何」「自分の事も、嫌いにならないで。…お願い」
 小夜、涙を流す。そんな小夜を抱き寄せるハジ。(やはりハジもタラシの才能が…)

 帰れと言うカイにイヤと言うお嬢。カイの力になりたいと言う真央にうっせえと答えて、部屋を出て行くカイ。
 カイを追いかける真央。岡村も力になるとデヴィッドに言う。しかしデヴィッドは結構だと言う。
 それに岡村達が掴んだ情報を世間に公表しても誰も信じはしないだろうと。
 岡村、自分達と組むメリットが三つあると言う。敵にその存在を知られてない事。特別のコネを持っている事。(特別のコネって何?)
 公表の時期を決められる事。(公表はしないだろう。誰が信じる?)別行動が取れる事。結局全部で四つ。
 デメリットは何も無いと岡村は言う。「俺は知りたいんだ」

 カイ、真央から走って逃げ出す。

 ハジの抱擁から離れた小夜は(公衆の面前だしな)、リクからハンカチを差し出される。
(やはり、リク、タラシの才能が…)
 リクのハンカチで鼻をかむ小夜。
(やはり小夜はヨーロッパ育ち。あちらはそれが普通だからな。
何でも昔は紙が貴重で、ハンカチでかむものだったとか。日本はリサイクルがしっかりしていたから、紙でかむ)  「ハジ、笑ってる」とリク。(かむ音がリアルだったな)
 「あなたが眠っている間、私はよく歩きました。私の好きなのは、夜の街でした。
人々が寝静まった街を夜通し歩くんです。休まず、一人で」
 「恐くないの?」とリク。
 「いいえ。…満ち足りた時間でした。足の裏に伝わってくる石畳の感触。湿った空気の匂い。
遠くから聞こえるクラクションや動物の鳴き声。様々な音。
そこにあなたの声が聞こえなくとも、姿が見えなくとも、不思議と、あなたを感じる事が出来たのです」
 小夜、前を歩くハジのチェロケースをなでる。
(チェロケースは何の素材で出来てるんだ。戦闘で壊れるたびに作り変えてる?
大体楽器は丁寧に扱わないと…)
 路地の向こうにエッフェル塔が見える。
 「そうして、私は答えを得た。
……私に、あの時間とこの場所が必要だったように、小夜にも、何かが必要なのでしょう。
しかし、それは小夜自身が見つけるしかない。ただ、あなたのシュヴァリエはいつも側にいます。
それを忘れないで」
 「ハンカチ、洗って返すね」と小夜。そして一人にさせてと、離れていく。
 リクが追いかけようとするが、ハジが止める。

 赤い盾の本部がマルセーユにある事をジェイムズ(大川透)に知らせるアンシェル。
 今なら空母を使えるとジェイムズ動こうとするが、
アンシェルはディーヴァの目覚めの一件でアメリカには借りがあるから、これ以上借りを作りたくは無いと言う。
 一月後に動く予定。ソロモン(辻谷耕史)はヴァン・アルジャーノの配置転換を言い渡される。
 ヴァン・アルジャーノは元々ゴールドスミス・ホールディングスの人間。構わないと答えるソロモン。
 ソロモンを襲う何か。ソロモンが座っていた椅子につく三つの傷。ソロモンの横の壁につく三つの傷。
 そして机にも。その手を止めるソロモン。カールさん(佐々木望)だった。「元気そうじゃないですか」
 「ああ、最高の気分だよ。再会の握手、してもらえるかな」彼の右手は普通の手になっていた。
 「その手、…まさか、兄さんが…」不敵に笑うカール。
(アンシェルが直してくれたの?足も元に戻った?アンシェル、このための研究をしているのか?
ああ、でも、カールさん、相変わらず、素敵)

 エッフェル塔の展望台に来たカイ。傍らを見たら、イレーヌ!……と思ったら、小夜だった。
 小夜に言葉をかけないカイ。小夜はカイに気付かず、イレーヌの結晶を取り出す。その結晶を風に飛ばす小夜。

感想:キャー、カールさんよー!!!カールさんは、いつでも、ゴージャスで!、華麗で!、…変態なのよ………。 カールさん、すっかり元に戻ったのね!元気いっぱい、変態度絶好調!!
 カールさんがステキすぎて、全部吹っ飛びました。イレーヌさん、可哀想でしたね。
 これからシフ達はどうなるんでしょう。翼手を綺麗に処理するためにも、小夜の血って必要なんじゃないかな。
 アンシェルは何を考えているのかな。大人になれ!カイ!!

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コメント

ソロモンでくそ音無小夜とか大きくハジとかをBLOODしなかったよ。


投稿: BlogPetのちっちゃん | 2006.06.09 14:35

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