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赤い盾

「赤い盾」BLOOD+ 第25話 ☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:吉田玲子 演出:所俊克 絵コンテ:羽生尚靖 作画監督:宮前真一

 暗い森の中を歩く岡村昭宏(伊藤健太郎)と謝花真央(小清水亜美)。
 「あ~あ、もう~。もたもたしてるから真っ暗になっちゃたじゃない」「俺のせいかよ」
 「だって、運転してたのあんたじゃん」「ナビやってたの、おまえだろ」
 「見えてる場所に行くのになんでナビがいるのさ」相変わらず良いコンビである。
 足跡を見つけて立ち止まるあーくん。お嬢、傍らの木に手をつき、変な感触にその手を見る。
 血がべっとりとついていた。気が付くとあちこちに血の跡が…。そして大量の血発見。お嬢、尻餅をつく。
 そして岡村昭宏、折れた日本刀の刃先発見。

 宮城リク(矢島晶子)は脈拍呼吸微弱ながらもあり、何とか生きていた。その事を喜ぶカイ(吉野裕行)。
 しかし音無小夜(喜多村英梨)はリクに血を飲ませた事を悩んでいた。
 そんな時、デヴィッド(小杉十郎太)に作戦会議に出席するよう言われる。
 リクの状態について説明するコリンズ(梅津秀行)。
 コリンズがリクの事を貴重なサンプルと言い、小夜はその言葉に思わず反応するが、
デヴィッドに目で止められる。
 ジョエル(石田彰)がコリンズに彼はサンプルではない、一人の人間なんだと言う。
 次にコリンズはアイスランドの遺伝子研究所が何者かに襲撃されたという話をする。
 アイスランドでは外部からの侵入者がほとんどおらず、古くからの血統が保たれており、
家系図が教会に残されていて、DNAの軌跡を遡る事が容易なため、全国民の遺伝子解明も始まり、
そのデータ利用を国外の製薬会社と契約していた。
 サンクフレッシュでは無い別の企業だったが、サンクフレッシュ同様、ゴールドスミスの血が流れ込んでいた。
 シフの事を聞かれる小夜。シュヴァリエではないのかと言うコリンズに、違うように感じると答える小夜。
 コリンズ、ジョエルに小夜はデヴィッドに預けず、我々の管理下に置くべきと提案。
 しかしジョエルは小夜を支える者はデヴィッドの名を持つ者の役目だと言う。
 会議は終わり、ジョエル、小夜に挨拶、デヴィッドにちょっとつきあってくれないかと言う。ジョエルの日記。
 代々ジョエルの名を受け継いだ者が書きついできたもの。
 動物園の惨劇が起きたあの日だけは空白になっている。彼ら一族の戦いは1883年のあの時から始まった。
 ゴルトシュミット家で起きた惨劇の後始末をつけるために、赤い盾は生まれた。
 ゴルトシュッミトの家督を継ぐ者はジョエルの名と赤い盾の長官としての役目を引き継ぐ。
 そうでない場合、一切の相続と権利を放棄しなければならない。ジョエルは放棄しようと思ったことは無い。
 家督を継いだつもりも無い。ジョエルの中にわずかに残っていた良心と責任を引き継いだつもりだ。
 六代前のジョエルのために翼手は世界に広がる事になってしまった。
 その責任はジョエルの血を継ぐ者が取らなければならない。デヴィッドの父はベトナムで亡くなっていた。
 赤い盾の中でも親子二代にわたってやっているのはジョエルとデヴィッドだけだった。

 リクの容態をじっと見守るカイ。ルイス(長嶝高士)が朝からずっと食べてないリクを気遣い食事を取らせる。
 そして廊下の角に隠れていた小夜にも、ちゃんと食べないとダメだぜと声をかけて行くルイス。
(ナイスだ、ルイス!見た目はカッコよくなくても、中身はおまえが一番カッコイイかもな。ほれそうだぜ、ルイス!)

 リクに自分の血を飲ませた事を相変わらず悩む小夜。
 しかしハジ(小西克幸)は、小夜さえいればリクは永い時を小夜への想いだけで生きていく事ができると言う。  「私と同じように」

 一方ジュリア(甲斐田裕子)はリクの体から今まで見た事も無い塩基を見つける。その事をコリンズに知らせる。 ジュリアはコリンズがここに連れてきたのだった。自分の部屋に戻ったコリンズに外線が入る。
 ヴァン・アルジャーノ(諏訪部順一)からだった。
 彼は以前コリンズが教鞭を振るっていた大学を卒業した者と自己紹介する。
 そして自分がある製薬会社に席を置いている事、教授にぜひ協力してもらいたい事がある事を伝える。
 今は時間が無いと言うコリンズに、
「ホモサピエンスの先にある生物に、興味がお有りとか」と言葉を投げかけるアルジャーノ。
 目を見開くコリンズ。この研究で結果を残せればノーベル賞も夢ではないと付け加えるアルジャーノ。
 そして現在アイスランドにいる事を告げる。七日後にはパリに戻るのでそこでお目にかかりたいと畳み掛ける。

 深刻な顔で「やばいよね。相当やばいよね」と言うお嬢。
 「この時間だ。ベット一つだけでも、寝る場所があって良かったと思え」とあーくん。
 お嬢がやばいと思ったのは別の事。あーくんと一緒でも何の危機感も感じていないとの事。
(男と思われてないな、あーくん)
 カイが殺されている可能性を考えていたのだ。
 「生きてると思う?」と下着姿であーくんに迫る(別に迫ってはいないが…)お嬢。
 「ここで心配しても仕方ねえだろう。少しは黙ってろ」「ちょっと!あんたを雇ったのはこのあたしなんだからね!」 「はいはい。じゃあ死んだ」
 小さく悲鳴を上げて後ろに下がるお嬢、
「何言ってんのよ。カイが死ぬわけないじゃん。…カイは生きてるもん…。絶対生きてる…!生きてるもん…」
と涙声で言い、ベットに崩れる。
 「そう思ってんだったら良いじゃねえか」「…うん…そうね…」お嬢、あーくんが何を読んでいるか聞く。
 ボルドーの紳士録だった。動物園の所有者を洗っているのだ。
 「ふーん」とお嬢、いきなりあーくんの顔に下着(パンティやブラではないが)を投げ、
(あんまりだ、お嬢。あーくんだって一応若い(?)男なんだぞ…)、
「私はシャワーで自分を洗う」とシャワー室へと。
 「なるほど。…いや、わからん」

 過去の事を教えなかった事を小夜にわびるデヴィッド。デヴィッドの親父は赤い盾にいて作戦で死んだ。
 ルイスはクララとCIAの仲間だった。長官は小夜を育てたジョエルの直系。
 赤い盾にいる構成員はすくなからず翼手に対する因縁で繋がっている。
 翼手への怒りや憎しみ、死んでいった者達の嘆きや悲しみ、
そうした想い全てを結局小夜一人に背負わせてしまっている。
 しかし今は小夜しかいないのだ。
 「私、もう逃げません。(本当か!?)戦いが終わるまで、ディーヴァを倒すまで、もう逃げません」
 デヴィッドは小夜に新たなる刀を授ける。(お約束ね)それには赤い盾の印があった。
 デヴィッドは自分が持っている赤い石を嵌めている十字架を掲げながら
「全てを忘れないために、我々は翼手の結晶を持っている。君の持つ結晶はジョージの結晶だ」と言う。
 ハッとする小夜。「我々も一緒に戦う」デヴィッド去る。「ディーヴァを斬れば…」刀を振る小夜。
 「ディーヴァを斬れば、みんな終わる。きっと全てが」
 「それがあなたの望みなら、その時が来るまで、私は私の役目を果たしましょう」

 海の方を見ているカイ。ハジのチェロの音が聞こえる。一人、ベッドに大の字になって寝る小夜。
 目は見開いている。リクを見守るデヴィッド。データを調査するジュリア。
 ベッドに座り、何事かを考えているコリンズ。ジョエルの日記の空白のページを見つめるジョエル。
 カイが後ろにいてじっと見ていることに気付くハジ。
 「いいな、おまえは。そういうのが弾けて。俺も楽器が出きれば、余計な事言わずに済んだかもしれねえ」
 「手ほどきしましょうか」「いらね」

 朝方。お嬢はベッドでぐっすり。あーくんはソファーに座りながら懐中電灯の明かりで紳士録を見ていた。
 ゴルトシュミット家からゴールドスミス家が枝分かれしている。
 ゴールドスミスはサンクフレッシュの筆頭株主である事を思い出すあーくん。
 あーくん、パリに戻って調べなおす事を決意。

 リク君、脈拍、血圧、正常値に戻る。目を見開くリク君。

感想:相変わらず、素敵なあーくん(ええ、もちろん、私以下少数派だけそう想っているって事はわかってるさ)。
 彼と二人きりで部屋に泊まるなんてうらやましいぜ、お嬢!
(ええ、もちろん、お嬢は喜んで部屋を譲る事はわかっていますが…)
 ルイス、相変わらず良い味出してるね。予告「カイ兄ちゃんて、あったかいね」大丈夫か、カイ。
 リクに襲われそうだぞ。

関連サイト
World's end Garden
怠惰な大学生の自己啓発blog

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