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シャンプー台のむこうに

「シャンプー台のむこうに Blow Dry」2000年 1h35 イギリス ☆☆☆☆
監督:パディー・ブレスナック(Paddy Breathnack) 脚本:サイモン・ボーフォイ(Simon Beaufoy)
音楽:パトリック・ドイル(Patrick Doyle)

最後まで書いています。書きすぎです。注意!

 ヨークシャーの片田舎キースリー。この町に全英美容師選手権がやってきた。
 この町で理髪店をやっているブライアン(ジョッシュ・ハートネット Josh Hartnett)はヤル気満々だが、
大会はチーム戦で、
父親の同じく理髪師のフィル・アレン(アラン・リックマン Alan Rickman)にはヤル気は無かった。

 シェリー・パーケット(ナターシャ・リチャードスン Natasha Richardson)は自分の病状が絶望的である事を知る。

 全英美容師選手権を2連覇しているレイ(ビル・ナイ Bill Nighy)は、
娘のクリスティーナ(レーチェル・リー・クック Rachael Leigh Cook)を連れてキースリーにやってくる。
 娘は普段はアメリカにいる母親と一緒に暮らしていたが、たまたま父親に会いに来、
父親からモデルを頼まれたのだ。
 予約したはずのホテルでは満室で予約は無いと追い払われ、仕方なく民宿に泊まるレイ達。
 その時、民宿から、棺とそれを抱えた人達が現れる。その一員にブライアンがい、二人はお互いに気付く。
 二人は幼馴染だった。

 シェリーは一緒に住んでいるサンドラ(レーチェル・グリフィス Rachel Griffiths)にモデルとして大会に出ないかと言う。
 10年前に別れた夫のフィルとチームを組むつもりだとも。しかし、二人は絶交状態だった。
 10年前、フィルの妻シェリーとフィルのモデル・サンドラは大会直前、駆け落ちしてしまったのだった。
 それ以来、シャリーは元夫とも、息子のブライアンとも口をきいていない。
 シェリーはフィルとブライアンに一緒に出ないかと誘うが、フィルは断る。しかしブライアンは出場を決める。
 ブライアンはカラーリングの練習をしたいクリスティーナのために、自分のバイト先の死体安置所に連れて行く。 そこの死体相手にカラーリングの練習をしようというのだ。
 しかし、死体のちょっとした動きに、サンドラは怖がり、死体安置所から出る。
 ブライアンも彼女を追いかけ一旦出るが、戻ろうとしたら、鍵がかかっていて入れない。
 死体はパンクに染められたまま残される。

 一番初めはブロー部門。ブライアンがサンドラ相手にやる。しかしレイ以外のくしが溶けてしまう。
 レイの部下ルイ(Hugh Bonneville)がくしを取り替えたのだ。
 おまけに大叔父の死体をシド・ヴィシャス風の髪型に変えられてしまったご親戚がブライアンを追いかけてくる。 お仕置きを受けるブライアン。言い争うブライアンとフィル。
 シェリーは自分のカツラを取り、自分の状況を告白する。試合は結局レイが一番良い点数を取る。
 しかしフィルには溶けるくしに覚えがあった。1982年のデトロイトの大会で米国チームがやったいかさまだった。 彼にはレイがするであろう次のいかさまもわかった。ブライアン達を連れて、レイ達が泊まる民宿をこっそり覗く。 そこではレイが男の髪をカットしていた。
 事前に自分達のカ名札を盗み、あたかも、その男が偶然当たった事にするつもりなのだ。
 フィルはブライアンを指導する。モデルのシャロン(Elizabeth Woodcock)も指導する。
 そして、例の男からレイ・チームの名札をすり、箱に戻しておく。
 その頃、クリスティーナは民宿の親父ノア(David Bradley)に、
亡くなった人の髪をカラーリングしてしまった事を謝っていた。
 「どこかで苦笑してるさ。気難し屋だったが」と親父。親父の悩みは羊を盗まれる事。
 それを聞いた彼女はナイス・アイデアを思いつく。試合の後ブライアンはクリスティーナに会いに行く。
 彼女は羊達をカラフルな色に染め上げていた。(注:ちゃんと毛を刈った後の羊)

 次の試合の練習をしているシェリー。彼女は気持ち悪くなり、化粧室に行く。
 サンドラはシェリーが全然治っていない事に気付く。そしてブライアンもフィルもその事を知っている事も。
 サンドラは出て行く。そんなこんなでモデルの髪が緑色になってしまう。病院で薬をもらうシェリー。
 施設で髪を切ってあげているデイジー(Rosemary Harris)に会う。その彼女に明日髪を切ってあげるとシェリー。 ナイト・ヘア部門。シェリーはデイジーをモデルとして連れてくる。
 彼女の希望は最高にエレガントでチャーミングに。18世紀バロック・スタイルに作り上げるシェリー。
(造花かもしれないけど、花が編みこまれていて、綺麗な白髪とともなって、実に素敵)
 一番点数を取る。レイに3点差になる。これで優勝できるとフィル。しかしシェリーの目的は勝つ事ではない。
 サンドラ、シェリー、ブライアン、フィル、4人が一つになる事、家族になる事。

 クリスティーナはいかさまをするパパに反抗、髪を切る。

 フィルはサンドラと和解する。

 トータル部門。へアスタイルだけではなく、衣装も含め全体を評価するもの。
 レイのモデルはあの緑の髪のシャロンになる。そしてフィルはサンドラの髪をカットする。
 その事をママに知らせるブライアン。靴を脱ぐフィル。足裏にははさみのタトゥー。
 バリカンのスイッチを入れるフィル。「やって。10年も待ってたのよ」髪の下から現れる刺青。
 髪の毛を編み上げていく。時間が来る。レイのテーマはネフェルティティ。エジプト風のスタイルだ。90点を取る。 そしてサンドラが現れる。翼風の袖で、前を隠しながら現れるサンドラ。
 彼女が翼を広げると、そこにはボディペインティングされた体が。髪は天使のわっか風。驚愕するみんな。
(私も驚愕!)
 レイに勝ち、優勝するフィル達。クリスティーナはブライアンのいるここに残る。
 シェリーはサンドラにあなただから言えなかったと言う。キスをする二人。4人とクリスティーナ集まり、家に戻る。 誰もいない会場で、歌う、市長(?)&司会者のトニー(Warren Clarke)。

感想:ああ、アラン・リックマンの声って素敵。私の官能のつぼ刺激しまくり。
 もちろんビル・ナイ様も素敵、いつも気障に決めてて…。
 アメリカ版ビデオの絵はジョッシュ・ハートネットとレーチェル・リー・クックだが、もちろん、
この映画それ以外の大人達が魅力的。
 デイジーも実に魅力的なお婆さん。市長、だか、司会者だかのトニーもおもしろかった。
 民宿のおじさんも、良い感じ。他のチームもエキセントリックで面白い。
 レイの部下のルイも、おかまらしい素敵な御衣装。もちろん大人の女性陣二人も的確。
 イギリスの映画ってこの地味さかげんが良いわね。

関連サイト
イギリス映画作品紹介
カメハメハ日記
こずえの試写室
みず玉ぼっけ
今日の一本
白雨茶房

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映画「さ~し」(13) 」カテゴリの記事

コメント

米国で状況と無かったブロー部門や最後とかをボーフォイしなかったの?


投稿: BlogPetのちっちゃん | 2006.05.17 12:16

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