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2006年5月

限りあるもの

「限りあるもの」BLOOD+ 第28話 ☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:森田繁 絵コンテ・演出:松林唯人 作画監督:高村和宏

 宮城カイ(吉野裕行)はシフは敵じゃねえと言う。音無小夜(喜多村英梨)はシフは翼手でしょうと言う。
 そんな彼らのアパートをシフ達が監視していた。

 アパルトマンの中庭でシフの事で言い争うカイと小夜。
 そこに岡村昭宏(伊藤健太郎)と謝花真央(小清水亜美)が現れる。
(あーくん、すごいよ、すごい情報収集力だよ。ゴルトシュミットのアパルトマンね)

 第5の塩基について説明するジュリア(甲斐田裕子)。その塩基は限られた期間しか検出できなかった。
 この塩基は発現すると自らの分子構造を能動的に書き換えてしまう。彼女はこの塩基をD塩基と名づけた。   disguise、擬態の頭文字だ。

 何も聞かずに帰ってくれとお嬢に言う小夜。
 親父の裏金五千万使い込んじゃって、こっちだって命がけと言うお嬢に、
5千万はすぐ用意できるとルイス(長嶝高士)。
 カイと一緒じゃなきゃ帰らないと言うお嬢に、「そうさ、簡単には帰れねえよ」と続けるあーくん。
 あーくん、カードの見せ合いをしようと言う。「こいつ、ばらしちまおうか」とルイス。
 「ばらす!?」とあせるお嬢。
 「あせるなよ、お嬢。こいつらがそんな事するように見えるかよ」と煙草を咥えて言うあーくん。
(煙草は止められないのか…あーくん……)
 心配顔でデヴィッド(小杉十郎太)を見る小夜。手荒なまねはしないとデヴィッド。
 あーくん、ボルドーの動物園とおたくらの関係が知りたいと言う。ハッとするデヴィッド。
 あーくんは動物園がゴルトシュミットのものである事も言う。100年以上も前にあそこで何があった?
 リセ・ド・サンクフレシュでの化け物との一戦。サンク・フレシュとワインはどう絡んでいるのか。
 赤い盾はゴルトシュミットの身内なのか。事の真相を知るまでは簡単に引き下がらないとあーくん。
 「何もかも忘れて日本に帰れといっても無理なようだな」とデヴィッド。「ご明察」と片目だけあけて言うあーくん。 そこにシフ達が襲ってくる。小夜は皆を守るため、窓の外に出る。後を追うシフ達。
 カイの前にイレーヌ(豊口めぐみ)が現れる。イレーヌを銃撃するデヴィッド。銃撃はかすっただけ。
 それでも倒れるイレーヌ。ソーンの症状がひどくなっているのだ。
 「目を開けろ、イレーヌ!」と言うカイの声に、イレーヌの元に現れるシフ達。
 カイは小夜の血をイレーヌに分けてやってくれと頼む。

感想:ベッドに横たわっているあーくんを見て、襲ってくれと言っているのかと思ったバカは、
もちろん私一人でしょう………。
 小夜の血よりディーヴァの血の方が効きそうだよな。それでもダメだと思うが。
 一体どう、遺伝子構造を変えたのかな、アンシェル君は。

関連サイト
御気楽浄土Ⅱ
Gray Record
ねこにこばん
ばんごはん備忘録
蜥蜴と蠍

ちっちゃん俳句「音楽を 描いてみても 追い詰める」

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シャウト・トゥ・ザ・トップ! 他

「交響詩篇エウレカセブン」
監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン・メインアニメーター:吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 音楽:佐藤直紀

「シャウト・トゥ・ザ・トップ! Shout To The Top!」☆☆☆☆☆
脚本:佐藤大 絵コンテ:京田知己 演出:阿保孝雄 作画監督:水畑健二 メカ作画監督:前田清明

 コンパクドライヴのぬいぐるみを握りしめている女の子、絶望病の子だ。
 その子を挟んでその子の両親が座っている。ここは飛行機の中。
 母親が機内の中でも株を取引している父親をとがめるが、父親は絶望病を治すには金がかかると言い、
「わかってくれ」と妻に向かって言う。
 すると女の子が「わかってた」と突然声を発する。驚く両親。
 「いつもパパとママが私の事心配してくれていたの、わかっていたから。でも、もうバスが来ちゃうの」
 その時、彼らの側に来たスチュワーデスが外を見て、「何あれ!」と声をあげる。
 上空から何かが大量に落ちてき、あちこちが爆発していた。「りゅ、流星が!」と父親。
 両親、子供を真ん中にひしっと抱き合う。
 「今までありがとう。でも、これからはずっと一緒だよ。パパ、ママ、愛してる」
 上からの飛来した物により、飛行機爆発する。上から飛行してくる物を見ているウィリアム。
 ふと後ろを振り向くと、マーサが立っている。マーサ、ウィリアムに向かってにっこりと笑いかける。
 二人のいる場所に、流星(?)飛来し、大きな爆発を起こす。
 ノヴァク財団の研究所。絶望病の子供達が本を抱えながら立ち上がり笑っている。
 その内の一人が真っ白いページをデッカード(辻村真人)に見せる。
 デブリが塔を狙い撃ちしている事をスーパーイズモ艦の艦長ユルゲンス(小村哲生)から知らされるホランド(藤原啓治)。
 現存する157基の内、31基がデブリの直撃で破壊されている。
 全てのデブリがトラパー圏に突入した瞬間に角度を変えていた。スカブコーラルの仕業としか考えられない。
 もう一つ悪い知らせを伝えるユルゲンス。テンシャン山脈に大穴が開いた。その下には解析不明の空間。
 おそらくデブリとして落下しているマイクロウェーヴ兵器と関係がある。
 ホランドはテンシャン山脈への突入を決意する。

 一方レントン(三瓶由布子)達。エウレカ(名塚佳織)はスカブコーラルの声が聞こえない事に気付く。
 ニルヴァーシュの声も何もかも。コンパクドライヴが光り、ニルヴァーシュが起動する。
 ニルヴァーシュは傷ついた体で、両腕でいざりながら、どこかへ行こうとする。

 旗艦ギンガは単艦でテンシャン山脈の穴に突入する。月光号達の前には連邦軍一万三千隻。
 ユルゲンスは月光号だけ穴に進入しろと言う。残りは盾になるつもりなのだ。
 そしてドミニクとアネモネを頼むと言う。

 ニルヴァーシュは泣いているとエウレカ。みんなの痛いと言う言葉を一人で受け止めて泣いているのだ。
 気が付くとニルヴァーシュの上に旗艦ギンガが。
 デューイ・ノヴァク(辻谷耕史)はニルヴァーシュを攻撃し始める。
 それを見ているアネモネ(小清水亜美)とドミニク・ソレル(山崎樹範)。
(そしてドミニクにへばりついているガリバー)
 しかしアネモネは別の存在に気付く。月光号が来たのだ。月光号を攻撃するギンガ。
 その爆撃の雲の中からTB303、デビルフィッシュが現れる。ホランドだ。

 上ではスーパーイズモ艦のユルゲンスと副長マリア・シュナイダー(木川絵理子)があまりにうまく出来すぎていていぶかしんでいた。
 ギンガ号の大穴への侵攻に合わせたかのような抗体コーラリアンの出現。
 その混乱に乗じて月光号を送り出せたが…。もしこの状況があらかじめ計画されていたとしたら。
 トレゾア技研所属高速艇アブクマ号から連絡が入る。
 月光号に伝えなくてはならない情報があるとグレック・ベア・イーガン(銀河万丈)。
(今、グレック・イーガンの万物理論を読んでるもんで、変な気分。
グレック・イーガンはSFファンの前には現れてくれない人だが、こんな風に太ってはいないだろうなあ。
頭が切れる事は良くわかるが)

 ギンガ号に遠距離攻撃は効かなかった。バリアがあるのだ。

 ニルヴァーシュと一緒に指令クラスターになるつもりだとレントンはゲッコーステイトのみんなに告げる。
 指令クラスターが存在していればスカブコーラルは目覚めない。
 人間が攻撃しなければ、スカブコーラルは攻撃しない。もう一度スカブコーラルと話してくる。
 みんなが一緒にこの星で生きていける方法を相談してくる。スカブコーラルの中では人も存在していけるし。
 それに俺達は一人っきりでいくわけではないから。
 そう、レントンだけではなく、エウレカも3人の子供達もニルヴァーシュも共に行くつもりなのだ。

 ホランド、ギンガに侵入する。

 レントン達5人、コンパクドライヴに手を合わせる。光るコンパクドライヴ。

 トラパー反応の急速上昇に気付くギンガ。デューイは総員退艦せよと命じる。

 ホランド、指揮所に入る。剣で襲ってくるデューイ。銃で受け止め、デューイから離れるホランド。
 ホランドを斬ろうとして、剣は床に当たり、折れる。
 「こいつもまがいものだって言うのか!」と折れた剣を捨てるデューイ。
 「てめえが何やってるかわかっているのか!」と叫びながら、デューイのいる場所を銃撃するホランド。
 「人の尊厳を守ろうとしているだけだ!」「地球を破滅させて、何が人の尊厳だ!」
 デューイのいるはずの場所にデューイはいなかった。
 デューイは後ろからホランドに体当たりを食らわせ、彼の銃を取り上げる。「言い方が悪かったな」「何」
 「私は贖罪しようとしているんだ。贖罪する事で、人としての尊厳を守り、この星の尊厳を守ろうとしているんだ!それがなぜわからない!」
 「軍の最高司令官まで上り詰めた男が、器量が小さいんだよ!」デューイはホランドに銃口を向ける。
 「一万年前、この星はスカブコーラルによって蹂躙された。
固有の体系は失われ、もはや戻せぬほどに尊厳は破壊されたのだ。
そこまでされて何ゆえにこの星が生きている必要がある!」
 「へっ、そんなに死にたきゃ一人で死にやがれ!」「悪いが私はさみしがりやなのでね」
 月光号が突入してくる。スーパーイズモ艦から緊急通信。直ちに攻撃を中止しろとユルゲンス。
 デューイを殺しちゃダメだとドクター・ベアが叫ぶ。「これはわなだ!」ギンガ。
 「まったく目茶苦茶しやがるぜ、タルホの奴」と何とか起き上がるホランド。
 「そう、めちゃくちゃだ。
私はこのめちゃくちゃに歪んだ世界を粛清し、尊厳を守るために、自らに業を埋め込んだ。
見るがいい、私の業を!」
 デューイが着衣をはだけ胸を見せると、そこにはコンパクドライヴが埋め込まれていた。
 「こうする事で、私は世界と、この星と合一した。私の生命はすなわち、この星そのものなのだ。
…あらがいたければあらがえ!だが、私はこの星の尊厳と共に行く!泣け!!わめけ!!
これが新たな地球の始まりだ!」
 兄さん止めろと、止めようとするホランド。しかしデューイは自らの頭に突きつけた銃の引き金を引く。
 その瞬間悲鳴を上げるアネモネ。彼女の首輪が解けて、何かを発していた。
 タルホ(根谷美智子)がホランドを止めにくるが、時既に遅かった。
 「気付くのが遅すぎた。兄さんを救ってやれなかった。何もかも手遅れだったんだ」涙を流しているホランド。
 ニルヴァーシュが崩れる。エウレカの首輪も何かを発してい、エウレカは苦しんでいた。
 エウレカ、ニルヴァーシュのコックピットから出、落ちる。
 そして彼女の体は全てコーラリアンの体になり、その首を中心にしてものすごい気が発せられる。

感想:狂ってたのよね、デューイは。まがいもの…、それはおそらく彼が自分自身を内心そう思っていたのだろう。 彼は長男なのに大事にされず、ホランドが贄の王として大事にされた。
 デューイは自ら儀式を遂行するが、その儀式はまがいものだった。スカブの大地自身が彼を拒絶した。
 彼はスカブを憎んだのだろう。自分を拒絶した人間も憎んだ。
 アドロックにより彼を拒絶したスカブの大地がコーラリアンと言う知的生命体である事を知った。
 真実を知り、彼はこの地球自身をまがいものと思った。まがいものの自分同様まがいものの地球抹殺。
 自殺と他殺は紙一重。自分を大事に出来ない人間は他人も大事にしない。壮大な自殺おしまい。
 壮大な兄弟喧嘩おしまい。

「星に願いを When You Wish Upon A Ster」☆☆☆☆
脚本:佐藤大 絵コンテ:京田知己 演出:京田知己、佐藤育郎 作画監督:千羽由利子、桑名郁朗、倉島亜由美 総作画監督:吉田健一 メカ作画監督:中田栄治、大塚健

 『私には、大切なものがある。リンク、メーテル、モーリス。そしてレントン。みんな大好き。愛してる。
私の大切な物、私の家族。何も無かった私に、いろんな事を教えてくれた。
何も無かった私を、全部受け入れてくれた。私を、私でいさせてくれる。私が大好きで、そして一番守りたい物。
リンクと一緒にいたい。メーテルと一緒にいたい。モーリスと一緒にいたい。そしてレントンと…。
だけど、そう願う事で、私の大切な物が失われてしまうなら、そう願う事で、みんなの住む星がなくなるのなら、
私は願うのを止めよう。
でも、許されるのなら、もう一度みんなに会いたい。会いたい、会いたいよ。レントン』
 人々が上空を見上げている。何本もの金色の光が走っている。
 その光は世界樹のような巨大な樹状のものに流れ込んでいる。その樹の枝の真ん中には黒い球体がある。
 その中にはさかさになったエウレカがいる。彼女の願いと一緒に彼女のこめかみが青く光る。

 その樹の下には月光号とスーパーイズモ艦が止まっている。デューイの帽子を見つめているホランド。
 ユルゲンスがやってくる。月光号はスーパーイズモ艦から燃料をもらっていた。すまないと言うホランド。
 「気にするな。その時出来る最大限の事をする。軍人なんでな」とユルゲンス。
(ウォー、ユルゲンス、株上がりまくり)
 ユルゲンスの両手に包帯が巻かれている事に気付くホランド。アゲハ隊の少年達にやられたのだ。
 「大佐は言ったんだ!生き残って、新世界秩序の礎となれって!おまえらとは違う。大佐は優しくしてくれた。
こんな汚い体の僕達を、大佐は、綺麗だって言ってくれたんだ!」(福圓美里)
 あの少年達はワルサワの難民キャンプで拾われたのだそうだ。民族浄化の落とし子。
(旧ユーゴで起こった事ね。民族浄化と言って他民族の女性を犯した。その末に生まれた子供達ね)
 実感ねえなあとホランド。「ニュースが流れなければ、そんな事実が無いものだと考えるのが人間だ」
(そう、それは感じる。私は世界の物事に関心がある方だが、それでも知らない事は多い。
確かアラビアのどこかの国で、虐殺があった。でも、どこかの国といった認識だ、私でも。イエメンだったと思うが。違かったかな。スーダンの情勢が非常に悪い事は有名だが、日本人のどのくらいがその事を知っているだろう。報道が無ければ、そういう事実は無いも同然)
 「耳が痛いな」
 「世界を呪って生まれてきた、望まれずに生まれてきたあの子達を救ったのは、
同じく世界を呪った男だったと言うわけだ」
(これが意外だった。
てっきりデューイが人工的に、理性的に頭だけ働かせ、感情は大事にしない子達を作ったのかと思った。
美少年ぞろいなのは、人工的に作ったから。美は力だからね。頭が良いのもそう作ったから。
子供の方が支配しやすいしって。でも、単にまともな子供だったんだ…。
う~ん、拾った子達が美貌ぞろいで、頭も良いのはピンと来ないが、そういう子しか拾わなかったのか)
 ユルゲンスはあの子達を引き取ろうと思っていた。

 エウレカ達の首輪は何らかの形でデューイの心肺機能と直結されていた。
 ドクター・ベアによると、おそらくCFS(?)の技術を転用したトラパーの逆転移システム。
 自らの死が引き金になるよう仕込んでいた。
 大佐は司令クラスターが破壊されても、くだんの限界が引き起こされない事を読んでいた。
 パニックが起こって、物理法則が無視される瞬間が出来たとしても、それはすぐに治まる。
 スカブコーラルも生き延びたいから。
 そこで大佐はニルヴァーシュに乗るエウレカか、
ジ・エンドに乗るアネモネを代理の司令クラスターに仕立て上げようとした。
 そして二人の首輪の中にあらかじめ組み込んでおいた自壊プログラムをスカブに注入する。
 いまだにくだんの限界が起こっていないのはエウレカのおかげだと思うとアネモネ。
 代理の司令クラスターになる事をエウレカが拒んでいる。
 ニルヴァーシュのコンパクの輝きの周期と、
テンシャン山脈上空に存在している球体からのサインの偏光周期が一致しているから、
アネモネはそう考えたのだ。
 エウレカはまだ生きている。

 ホランドは落ち込んでいたレントンにエウレカがまだ生きている事を告げる。
 司令クラスターとなったエウレカと接触し、再度、人類とスカブコーラルとの調停を行う。
 それがホランド達がしなければいけない事。しかし問題がある。
 エウレカから送られてくる信号が次第に小さくなっている。
 レントンはホランド達がたどり着くまで、エウレカが意思を保っていられるよう呼びかけ続けなければならない。
 ホランドは一つの装置をレントン、モーリス(根谷美智子)、メーテル(木川絵理子)、
リンク(水沢史絵)達に見せる。
 月光号のトラパーレーダーに反応している干渉波を演算装置を介して表示している物だった。
 そこにはエウレカと言う文字が見える。この作用を利用して逆にこちらから通信を試みる。
 エウレカの家族であるレントン達なら答えてくれるはず。
 エウレカのいる所にたどり着けたら俺達は何をしたらいいかとホランドに聞くレントン。
 ホランドは何も考えていなかった。
 「だと思った。ねだるな…、ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん。そうでしょう、ホランド」
とチャールズの指輪(だったっけ…)を見ながら言い、ホランドの方に顔を向けるレントン。
 「そいつは俺に向けた言葉じゃねえ。
きっと俺を通して、おまえに贈られたんだよ、アドロック・サーストンから、レントン・サーストンへな」
 うなずくレントン。

 月光号が飛び立つのを見ながら、あんなにいっぱい命をかけてくれる人がいて、
エウレカは良いなあとうらやましがるアネモネ。
 「わがまま言うな。おまえにも一人いるだろ。ドミニクと言う男が」とユルゲンス。ドミニク、顔を赤くする。
 アネモネ、ドミニクの手を握り、「そうだよね、私にはドミニクがいるもんね。
(ここでドミニクの肩に乗っかっているガリバー、月光号の方を見ていたのに、アネモネの方を向く)
エウレカの彼よりずーっと二枚目の」
 「まっ、今回ばかりは、ヒーローの座を譲ってやるか、レントン・サーストンに」とドミニク、
ガリバーの頭をかきながら言う。

 月光号とエウレカの間の最短コースに、抗体コーラリアンが多数出現していた。
 レントンも戦うとホランドに言うが、ホランドは自分達にまかせればいいと言う。
 エウレカとの通信はうまくいかない。レントンはモーリスに大切な物だからと何かを預け、一人席を離れる。
 ニルヴァーシュのアミダドライヴを使えば何とかなるかもしれないと言う。
 そしてモーリスにメーテルとリンクを託す。モーリスはレントンにエウレカの髪留めをお守りとして渡す。
 「行くんでしょ。ニルヴァーシュはママがいないと動かないから」そう、モーリスにはわかっているのだ。

 「聞いてよ、ニルヴァーシュ。おまえが俺の家に落ちてきてから、俺達は、ずっと旅をしてきたよな。
いろんな人に出会って、別れて。俺には、とても大切な思い出だよ。
でも、この旅には、いつもエウレカが隣にいたんだ。ずっと一緒に旅をしてきたんだよ。
なのに、なのに…、お願いだよ、ニルヴァーシュ。俺はこんな結末はいやだ!
俺の隣には、エウレカが必要なんだ!」
 アミタドライヴを起動するレントン。ものすごい輝きを見せるコンパクドライヴ。
 トラパーを噴出しながら、コンパク色に輝く新生ニルヴァーシュ、出現。
 モーリス達が見守る装置に「レントン」と言う言葉が現れる。
 モーリスはレントンに託された大切な物、じっちゃんの手紙と請求書を持ちながら、言う。
 レントンがニルヴァーシュに乗ってママを助けに行ってくれると。ニルヴァーシュの新コックピットに立つレントン。 ホランド達は何とかレントンと通信回線を繋げる。
 大丈夫、行けるよと言うレントンに、しかしだなあと言いかけるホランド。しかしそこに割り込むモーリス達。
 「ニルヴァーシュが答えてくれたんだね。お願い、ママを助けてきて!
僕らのママを助けられるのは、僕らのパパだけだよ!」
 「ああ、わかってる」「行って来い、レントン。ほれた女くらい、奪い取ってきやがれ。男だろ」「うん!」
レントン、「アーイ…!」と言いながら左腕を伸ばすと、ニルヴァーシュの左腕も伸ばされこぶしが握られる。
 「「キャーン…!」と右腕を伸ばすレントン。同時にニルヴァーシュも右腕を伸ばし、こぶしを握る。
 「フラーイ…!!」腕を交差させると、七色の光が走る。
 抗体コーラリアンを一掃するレントン、エウレカの元へと飛んでいく。
 「ああ、しまった。たく、はええんだよ、最後のチャンスだったのに」と嘆くストナー(松本保典)。
 「残念だったなあ。ま、あいつが帰ってきたらゆっくり…」とホランドが言うと、「わかってねえなあ」とストナー。   「前々からあいつは、フレームにおさまらねえ奴だったけどさあ、
とうとう俺達のフレームを飛び越えていきやがった」
 「戻ってくるわけなかろう」とケンゴー(大木民夫)。
 「レントンは巣立っていったんだよ、ゲッコーステイトから。見送ってやろうじゃいないか、息子の旅立ちを」

 七色の光を発しながら飛ぶニルヴァーシュ、球体に入ろうとするが、中々簡単には入れない。
 しかし数々の愛しいエウレカの思い出がレントンを励まし、球体の壁を突破させる。
 その先にあった花を握るレントン、エウレカがいるお花畑にたどり着く。
 「バイバイなんて言うなよ。一人で行こうとするなよ、エウレカ」二人の間には小川がある。
 「来てくれた。本当に来てくれた」「約束しただろ、俺は絶対、君を守るって。君とずっと一緒にいるって」
 「けどあたし、もう戻れない」
 「君がこの星を守るために、コーラリアンで無くなる事を選ぶんだったら、俺も人間である事を止める。
俺は、君と出会えたこの星が大事だし、この星に生きるみんなも大切だ。
でも、俺はそのために君を失いたくない」
 レントン、モーリスからもらったエウレカの髪留めを差し出し、エウレカの髪に差す。
 エウレカの額の真ん中はコンパク色になっている。「似合ってるよ」「レントン」
 「一つになろう、エウレカ。君を一人ぼっちになんかさせないよ」「うん、レントンと一緒なら、耐えられる」
 二人キスをする。(おう、とうとうやれたな。良かったな、レントン)
 あの装置にレントンとエウレカの文字を囲むハートマーク出現。世界樹、壊れる。
 ニルヴァーシュが内側から引き裂いていた。七色の光が地球を覆い、月を貫く。
 ニルヴァーシュ、自分の体からレントンとエウレカを放出する。「ありがとう」「ニルヴァーシュ」
 「あなた達の想いは、全て私のコンパクに刻まれた。これでやっと悟りを開く事が出来る。
生きなさい、この星で。共に生きて、この星に生きるもの全てに道を指し示しなさい。希望と言う名の光をもって」
 ニルヴァーシュ、光り始める。「全ての存在が、この地には留まれない。半分は私達と共に行くわ」
 サクヤ、ノルブ、アドロック、ダイアン(玉川紗己子)は連れて行くと映像で示すニルヴァーシュ。
 「だけど、レントン、エウレカ、もしこの星において、より良き進化を遂げて、二つが一つになれたなら、
私達は再びあなた達の前に現れる。
その日が来るのを、信じてるわ」
 地球、二つに分かれる。生命が飛んでいく。「ありとう、ニルヴァーシュ」とエウレカ。
 「ありがとう、みんな」とレントン。「レントン、帰ろう」「うん、俺達の星に」再び口付けを交わす二人。
 浮き上がった大地を見ながら驚く月光号の面々。
 「セカンド・サマー・オブ・ラブじゃよ」とゴンジイ(石森達幸)、
「これからは、おぬしらはこの宇宙に、わしらは別宇宙で、スカブコーラルと人間の共生を模索するのじゃ」
 「待て、何を言ってる!?」
 「進化の道筋は、一つでなくてはならない理由は無い。今まで楽しかったぞ、ありがとう」
 ゴンジイの見開いた目はコーラリアンの目だった。
(わたしゃ、これが一番驚いた!ええ、一番予想していませんでした!)
 ゴンジイは消える。

 一年後。モーリス達はアクセル・サーストン(青野武)に引き取られていた。
 住民票にはレントン・サーストン(16)父、エウレカ・サーストン(16)母、モーリス・サーストン(7)長男、
メーテル・サーストン(6)長女、リンク・サーストン(5)次男と書かれていた。
 4人、レストランで大きなステーキのような物を食べている。
 住民票を眺め、食べ物に手をつけないアクセルを見て、「やっぱり迷惑だった、僕らが来た事」とモーリス。
彼の手には、レントンに渡されたアクセルの手紙(?請求書?)が握られていた。
 「ビッグバーグを食べる。(そうか、ハンバーグか)それが家族の絆を確かめた時のサーストン家の慣わしだ。
さあ、食べよう。早くしないと、月が昇っちまうからな」
 わしの家族はみんなこの町を出て行っちまうとアクセル、でもレントンだけは帰ってきてくれた。
 今のアクセルには大切なひ孫がいる、それが何よりの証拠だと。彼らは展望台に月を見に行く。
 月にはでっかくレントンとエウレカの文字とそれをかこむハートマークが描かれてあった。
 それに向ってお祈りするメーテル。ママとレントンが早く帰ってきますように。リンクやモーリスもお祈りをする。
 そしてアクセルも手を合わせて星に願う。「早くあのお嬢さんと帰って来いレントン。子供達が待っておるぞ」
 何と展望台は「レントン=サーストン 希望の丘公園」と名づけられていた。
 やはり月とその下を銀河のように走る小惑星群みたいなものをバイクに並んで座って眺めているアネモネとドミニク。
 近くにテントが張ってある。(もちろん、ナビはアネモネね)そして深い森の一角で、光が瞬いていた。
 青い光と赤い光。レントンとエウレカだった。
 丸い地球、土星の輪のように金色に光っている輪、
そしてレントンとエウレカと言う文字とそれを囲むハートマークをでっかく書かれた月。
 オシマイ。

感想:最終的に幼年期の終わりになったな。
 私はあらゆるSFを読んでいるわけではないし、おそらく自称SFファンの中では、読んでる本が少ない方だが、読んだ中ではアーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」って感じ。
 ニルヴァーシュはくだんの限界を迎えないためにも、半分連れてったのね。
 ニルヴァーシュって総体としてのコーラリアン?それとも次の段階を迎えた者?
 ゴンジイはサクヤの側にもいたのかな。そんな感じがする。
 男ユルゲンスの元に、マリア・シュナイダー様がおしかけ女房に来ないだろうか。
 あの、みんな、性格が良いとは言えない、アゲハ隊の少年達を、育てるのは大変そうだな。
 ガリバー、良かった。ストナーも、男の中の男ケンゴーも相変わらずカッコイイ。
 ドクター・ベアはミーシャを取り戻す事が出来たのか。お似合いなんだが。

他の方のブログを読んでの感想:そうか、いや、これが正しいとは限らないけれど、絶望病って、
人間が非常にストレスを感じる体験をして、PTSDのひどい状態になった時に、
コーラリアンの精神と共鳴して起こるものなのか?
 コーラリアンもくだんの限界を迎えないために休眠状態の者が多く、
 コーラリアンはそれぞれある程度個性があるが、それでもあまりに密にコミュニケーションを取れすぎるので、個々の違いが明確でなく、その分他者の視点により、目を見開かれるとか、新しい体験が出来ず、
未来に対する希望とかがあまり感じられず、目標も無く、そんな八方塞の状況に陥っている。
 そんな暗い状況のコーラリアンとPTSDの人間とが共鳴して起こるのが絶望病か?
 そんな事を書いていた方がいらしたけれど。ウィリアムが死んだのは悲しい。
 しかしあれも悲しむ事とは限らないかもしれない。
 あの時点では未来がどうなるかはわからないはずだが、
それでも、コーラリアンの中の次の段階に行こうとしていた者にはある程度見えていたのではないか、
宇宙を分ける未来が。その際絶望病の人間達の精神は連れて行かれる。
 故に、絶望病の人間にとって大事な人達も連れて行ったのではないか。
 あそこまで色んな精神を飲み込んでいるコーラリアンは神に近い。神がどのような者かはわからないが。
 物理法則も曲げるし。やっぱソラリスか?エウレカ、発見と言う意味。
 コーラリアンは他者、人間との接触により、色んなものを発見し、悟りを開く事が出来た。
 自分達だけでは決して出来なかった事。ニルヴァーシュは地球を分けたが、あそこで、宇宙を分けたのよね。
 多次元宇宙。
またまた他の方のブログを読んでの感想追記:2chで、あの絶望病の人達はくだんの限界を迎えないために率先して眠りについたのではないかと書いてる人がいたそうな…。
 さすが2ch、奥が深い…。
抗体コーラリアンって知性のある個人ではないと思うな。白血球のように反応しているだけではないのか。
で、ある一定の時間が経ったら消えるように死ぬようになっている。細胞も自殺するしね。

関連サイト
エウレカセブン+鋼錬
A.online。
hide and seek
Radio Horlzon ~とあるポッパーのつぶやき
Toyand Diary 第49話
Toyand Diary 第50話
元Tレコ店員日記
エウレカセブン「第七の幸運をもたらす宿」第49話前編
エウレカセブン「第七の幸運をもたらす宿」第50話後編
マイ・シークレット・ガーデン
月の静寂、星の歌
バーングランドver1.5
蒼穹のぺうげおっと
二次元の恋人。

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パリ・ジュテーム

「パリ・ジュテーム」BLOOD+ 第27話 ☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:菅正太郎 絵コンテ:雲井一夢 演出:ヤマトナオミチ 作画監督:大久保徹

 エッフェル塔で一人悩む宮城カイ(吉野裕行)、イレーヌ(豊口めぐみ)を見かける。
 イレーヌにぶつかり、転ぶ少年。その少年を助け起こすイレーヌ。少年はありがとうと言う。
 その言葉を不思議な言葉のように「ありがとう…」とつぶやくイレーヌ。

 ハジ(小西克幸)と剣での戦いの練習をする音無小夜(喜多村英梨)。
 それを終え、部屋に戻ると、
デヴィッド(小杉十郎太)とルイス(長嶝高士)がパリで起きている血を抜かれた死体(三体)が残された殺人事件について検討していた。
 それを起こしたのはシフかシュヴァリエかディーヴァか。

 カイはイレーヌの後をつける。花を見つめるイレーヌ。尻尾をふる犬をこわそうに避けるイレーヌ。
 可愛い仕掛け時計を嬉しそうに見るイレーヌ。ピエロから風船をもらうイレーヌ。
 イレーヌが風船を持ったまま路地に入ると、風船だけが飛んでいくのをカイは見る。
 イレーヌは強盗さんに会っていた。
 シフとしてやっちゃうかどうか悩んでいると、正義の味方カイが強盗をのしてくれる。
 血が欲しいんじゃないのかとイレーヌに聞くカイ。うなずくイレーヌ。
 なんであいつらにやり返さなかったのかと聞くと、「もう誰も、殺したくないから」と答えるイレーヌ。
 雲が晴れ、日が差してくる。日の光から逃れようとするイレーヌ。
 シフとは何かと聞くカイにわからないと言うイレーヌ。そして反対に人間って何かと聞いてくる。
 彼らは人間に作られたのだ。アイスランドのキルベドで。

 図書館で調べ物をする小夜。調べ物を終えて、マイクロフィルムをプリントしてもらう。
 そうやってマイクロフィルムを持ってそれを見ながら図書館から出て行こうとする小夜と、
やはり資料を見ながら歩く岡村昭宏(伊藤健太郎)と上を見ながら歩く謝花真央(小清水亜美)すれ違う。
 あーくん、ゴルトシュミットとゴールドスミスの関係がわかってきた様子。
 物園が築かれた1830年代当時ゴールドスミスはゴルトシュミットのただの分家だった。
 ところがゴルトシュミットの名は歴史の表舞台から消え、ゴールドスミスが舞台に立つようになった。
 二度の世界大戦で財をなし、
サンクフレシュ・グループを初め世界中に数百社の関連会社を持つにいたっている。
 どうやってそのゴルトシュミットさんを調べるのかと問うお嬢に、もちろん今から考えてと答えようとするあーくん、お嬢に本をぶつけられる。
 パリに来ればカイに会えると言ったのに、もう三日も図書館通い。お嬢、帰る。
(きゃっ、あーくんの無精ひげがアップで見れたー!!キャッ、キャッ!\(^o^)/)

 シフは戦うために作られた。たぶん。生きるには戦うしかなかったから。
 イレーヌの一番古い記憶は拘束具のベルトの感触。来る日も来る日も人間に関する知識を教えられた。
 そして戦い。拘束具をはずされるのは戦う事を要求された時だけ。
 皮膚が裂けてもすぐにふさがり、骨が砕けてもすぐに元に戻った。
 死ぬ事なんて無い、それが当たり前だと思っていた。しかしシフにも死が訪れると言う事を知る。
 体に現れる亀裂の事をシフ達はソーンと呼んだ。ソーンが出た仲間は結晶のように固まって死ぬ。
 モーゼス(矢薙直樹)が「今夜ここを出る」と言った。目的はソーンを恐れずにすむ術を探す事。
 「僕は、人間の本に書かれていた、希望と言う言葉を、信じてみたい!」シフ達は反乱を起こす。
 そして彼らは知った、自分達が人間によって作られ、生まれた時から使い捨てられる存在であると言う事を。
 イレーヌにもソーンが現れていた。ソーンを治す為に、シフ達は自分達の元になった者の血を必要と信じていた。 ディーヴァと小夜の血。

 シフの事をアンシェル(中田譲治)に問いただすソロモン(辻谷耕史)。
 あれも又我々の未来に対する保険の一つだとアンシェル。
 そこにドレスアップしたディーヴァ(矢島晶子)とジェイムズ(大川透)、ネイサン(藤原啓治)が現れる。
 アンシェルをお父様と呼ぶディーヴァ。人間の前ではそう言う事になっているらしい。
 今日はくれぐれもおとなしくと言うアンシェルに、
「お人形さんのようにでしょう。ベルヒテスガーデンの時みたいに」とディーヴァ。

 小夜の血が欲しいんなら俺が頼んでやるとカイ。奪うだけが物を手に入れる方法ではない。
 で、もらったら、ありがとうと言えば良い。
 シフ達は必要な事しか教わっていないから、ありがとうと言う言葉は知らなかった。
 血を吸ってないので力が出ないイレーヌをカイはおぶってやる。カイはリクの事を話す。
 自分の出来る事はあいつらの帰る場所を作って、そこを守るって事ぐらいなのかもなとカイ。
 「嬉しいと思う。あなたのような人が、帰りを待っていてくれたなら…」「…そっか…、嬉しいか…」
 「私、今日、あなたとお話できて、嬉しかった…」「何言ってんだ。これからだって出来るさ」「…カイ、ありがとう」  「…バカだなあ、それを言うのはまだはええよ。なっちゃいねえ、ありがとうの使い方が…」

 パリの街角にいる小夜、ディーヴァの気配を感じる。そしてカイにおぶわれているイレーヌも。
 通り過ぎるリムジン。その後ろの席に乗っているディーヴァ。
 イレーヌはカイから降りて、追いかけようとするカイに、「来ちゃダメ」と言って、どこかへ行く。
 ディーヴァの気を追う小夜、オペラ座の前に立つディーヴァを見る。ディーヴァも小夜を見る。
 カイの声に、カイに気付く小夜。イレーヌを追いかけるカイ、シフ達に囲まれる。彼を殺さないでとイレーヌ。
 小夜も現れる。小夜を襲おうとするルルゥ(斎藤千和)。もちろん、小夜の危機には、ストーカー、ハジが現れる。 ハジから武器を受け取る小夜。シフ達は撤退する。
 小夜とハジはシフ達を追おうとするが、カイがあいつら敵じゃねえと止める。

 あーくん、小夜とハジが写っている古い写真を発見。

予告:「カイを求めて三千里。沖縄からパリまでやってきて、しみったれた中年男とカイを捜し続けてきた私。
でも、やっと、やっと会えるのね、カイ!」
 「おい、寝ぼけて抱きつくなって。それになあ、俺はまだ中年じゃねえぞ」「うっさいわね、おっさん!」
 「おっさんじゃねえって!」「次回、BLOOD+,限りあるもの。カイ、何があったわけ」

感想:無精ひげってすりすりすると気持ちが良いのよね。うっ、あーくんの無精ひげにすりすりしたい…。
 今期は衛星でパトレイバーをやっていて、私の理想の男、後藤隊長も見れるし、私、嬉しい限りね!
 今期の一番のお楽しみは朝のテレビ小説「純情きらり」だったりするわけだが(劇団ひとりさん、良かった…)、後、後藤隊長、あーくん、カールさんで私は生きていけるわ!

関連サイト
こんなことしてません?
ばんごはん備忘録
七神の徒然日記ver.2
猫の物干し台
鋏街便り

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終わりの風景 他

「MONSTER」原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明

「終わりの風景」CHAPTER73 ☆☆☆☆
脚本:筆安一幸 絵コンテ:小島正幸、高橋亨 演出:小島正幸、鶴岡耕次郎 作画監督:津幡佳明

雨が降る中を、死体がごろごろ転がっている町を彷徨うヘルベルト・クナウプ(花輪英司)。
 「悪魔だ…。この町に、悪魔が来たんだぁ!」と頭を抱え、叫ぶヘルベルト。

 ホテル・ベルクバッハに銃を持って飛び込もうとしている天馬賢三(木内秀信)とポッペ(野沢那智)。
 そこにヴィム少年(矢島晶子)がやってくる。ニナ・フォルトナーが来た事を知らせにきたのだ。
 「ニナと、呼ばれているのか…。あの子は今、ニナと呼ばれているのか…」「ええ…ニナ・フォルトナー…」
 「良い名前だ…」泣いているポッペ。「名前は大切にしろって、ポッペさん、いつも言ってたもんね」
 そこにヨハン(佐々木望)が現れる。「ヴィムを連れて、早く物陰へ!」
 二人の前に立ち、ヨハンの方に銃を向けるテンマ。「やっと会えましたね、Dr.テンマ」
 撃とうとするテンマを銃のグリップで殴って、その前に出るポッペ。「死のう…私と一緒に…死のう…」
 ポッペ撃たれて倒れる。

 フランツ・ボナパルタを捜して町を駆けるニナ・フォルトナー(能登麻美子)。
 赤いバラの屋敷であの人はニナに言ったのだ。
 「良いかい、よく聞くんだ。…今見たことはみんな忘れるんだ。遠くへ逃げるんだ。出来るだけ遠くへ。
人間はね、なんにだってなれるんだよ。君達は美しい宝石だ。だから怪物になんかなっちゃいけない」

 倒れたポッペに駆け寄るヴィム。ポッペを殺したのはロベルト(勝部演之)だった。
 ロベルトはヨハン達に近づき、ヨハンを見て倒れる。「見せてくれ…終わりの風景を…」「君には…見えないよ…」 しかし、その声は、もうロベルトには、届かなかった。雨の雫が彼の目から涙のように流れる。
 テンマはヨハンを撃とうと銃を構える。
 「Dr.テンマ、あなたにとって、命は平等だった。だから僕は生き返った。でも、もう気付いたでしょう。
誰にも平等なのは…、死だけだ」
 ヨハンは自分の額を右手の人差し指で指差す。「あなたには見える…終わりの風景が…」
 二人の周りの風景が風吹きすさぶ荒野に変わる。「だめっ!」ニナの声が響く。ヨハンは手を下ろす。
 「あたしは…、あたしはあなたを許す。世界中にあたし達二人だけになっても、あなたを許す。
それがあたしの、あなたへの…」
 「だめだよ…取り戻せない物がある…。もう後戻りは出来ない…。Dr.テンマは僕を撃つんだ…。
そうでしょ、Dr.テンマ…」
 銃を取り出しヴィムに向けるヨハン。「そうでしょ」
 ヨハンの頭に銃弾が撃ち込まれ、ヨハンは頭から一筋の血を流しながら倒れる。

 町をとぼとぼと歩いていたヘルベルトは、ヴィムが銃を突きつけられている光景に出くわす。
 ヘルベルトはヴィムに銃を向けている男を撃つ。

 町にやっと助けがやってくる。
 ヘルベルトは角がたくさんはえた、頭が七つもある怪物が、息子に襲いかかっていたと言った。
 ルンゲ(磯部勉)は生きていた。ヘニッヒ(佐々木勝彦)は宝くじを失くした事に気付く。
 捜しに行こうとするが、フランカ(藤夏子)はもういいよと言う。
 「あんなもん、なくていいよ…。私達こうして生きてるだけで、十分だよ」
 二人見つめあい、微笑みあって、抱き合う。
 ヘリに運び込まれたルンゲの隣には頭部に重体な傷をおっているヨハンがいた。
 ルンゲはテンマを呼ぶように言う。テンマにあなたを必要としている患者がいると言う救急隊員。
 後ろでは父ちゃんは人殺しではないと叫ぶヴィム少年。あなたは間違っていないとニナ。
 テンマはヨハンの手術をする。

感想:あの荒野の風景は彼らの心には見えていたのよね。
 そしてヘルベルトにはしっかりヨハンの姿が見えていたんだ。でも、ヨハンをただ悪とは思いたくない。
 本当に優しく、人の心に寄り添えるから、あんなにも人の心が分かるんだと…思いたい…。
 でも、彼が非常に恐い人であることは確か…。やはりこの手の悪は虚無に等しい。一番恐いのは虚無か?

「本当の怪物」CHAPTER74 ☆☆☆☆
脚本:浦畑達彦 絵コンテ:小島正幸、いしづかあつこ 演出:大野和寿 作画監督:清水洋

 エヴァ(小山茉美)キッチンのコーディネイターという仕事を始めた。酒は一滴も飲んでいない。
 「けっこうだ。ゆっくりゆっくりいこう。あせっても同じように今日は過ぎ行き、明日は来る」
とDr.ライヒワイン(永井一郎)。
 「幸せっていうのはそんなもんだ…でしょ」「聞き飽きたか」
 「幸せ…か…。彼は、私が駅で待っているだけで、幸せだって言ってた」「マルティンっていう男か」
 「不思議ね、人間て…。悲しみはどんどん薄れていって、楽しかった記憶ばかりが残っていく…。
人間って、都合よく出来てるわよね…」
 「だから生きていけるんだ」

 「紹介します。この人がヴァーデマン弁護士(大林隆介)。
あなたにかけられた嫌疑を晴らしてくれた人です、グリマーさん」
 花束をグリマーの墓に手向けるスーク(菅沼久義)。
 ヴァーデマンはグリマーに関してわかる限りの事を調べ上げたが、彼の本当の名前はわからずに終わった。
 「名前だけじゃない。彼は何も語らずにいった」ルンゲが来た。ルンゲは警察大学校の教授になった。
 彼はこの頃娘とよく電子メールで会話するようになっていた。
 「これまで私達親子は何も語らずに過ごしてきた。お互い、何も知らずに生きてきた」
 持ってきたビールをグリマーの墓の前に置くルンゲ。
 「人間は、一生のうちでどれほどの事を伝える事が出来るのか…。たくさん話したい事があったろうに…。
うまいビールを飲みながら…」

 エヴァはデュッセルドルフに戻ると言う。「そうか…大丈夫かい?あそこは、君にとってはいろいろと…」
 「逃げ出そうとしても無駄だ。大切なのは事実と向き合い前に進む事だ。…でしょ」
 エヴァはライヒワインにテンマの記事を集めたスクラップブックを渡し、適当に処分してと去る。
 Dr.テンマの無実は証明された。彼はミュンスター大学医学部に教授として招請されたが、断った。
 そして国境なき医師団に参加。

 南フランス。テンマはどうやらここの養老院に何度か来ているらしい。ベンチに座っている老婦人(高島雅羅)。  彼女は双子の母親だった。
 「私は彼を愛した。彼はあの男に殺された。…それはあの男の実験だった。私はあの男を、決して許さない。
…私が死んでも、私の中でどんどん大きくなっていく子供達が、必ずあの男に罰を下す…」
 右手を少しあげ、その手を見つめる彼女。
 「手を…手を、離さないで…。手を……。本当の怪物は、誰…?あの子達は、生きているのね…」
 「ええ、元気です…」涙を流す彼女。「思い出したの」「何をですか」
 「二度と思い出さないかもしれない。今、言わなきゃ。あの子達に名前をつけたの。あの子達の名前はね…」

 息せき切って駆けていくニナ。クローネッカー教授(鈴木泰明)の部屋に入る。遅刻だ。
 彼女の卒論はトップだった。ニナにディーター(竹内順子)からの連絡が入る。
 テンマが帰ってくるとの連絡だった。

 バイエルン州立警察病院に来たテンマ。彼はヨハンの病室を訪れる。ヨハンはあれからずっと眠り続けていた。 そんなヨハンにテンマは母親と話してきた事を話す。ヨハンを愛していた事。ヨハンに名前があった事。
 カーテンが風になびく。ヨハンが半身を起き上がらせていた。
 「Dr.テンマ、あなただけに聞いて欲しい事がある。あの時、あの怪物が僕の前に現れた」
 子供達を連れて行こうとする大人達。子供を守ろうとする母親。
 「これは実験だ。どちらかを残して、どちらかを連れて行く。これは実験だ。さあ、どちらを連れて行く」
 「離さないで」(上村祐翔)「離さないで」(塚田真依)「離さないで」「離さないで」「母さん、手を、離さないで」
 「こっち…いえ、こっち!」「母さんは、僕を助けようとしたの。僕と妹を間違えたの。どっち?どっち?」
 気が付いたら、相変わらずヨハンは眠り続けたまま。テンマは病室から出て行く。風に揺れるカーテン。
 ベッドにはヨハンの姿は無かった。

感想:ヨハンが元気になって病室から出たというのと、
ヨハンが亡くなってベッドから運ばれたというのと二つ考えられるね。
 まあ、元気になっても、前のような事は繰り返さないだろう。
 ニナは彼を許したし、母親に会って話す事も出来る。ヨハンがやったという証拠は何一つ無いだろう。

関連サイト
海の地図


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サヤに従うもの

「サヤに従うもの」BLOOD+ 第26話 ☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:砂山蔵澄 絵コンテ・演出:高橋順 作画監督:小村方宏治 

 目覚めて回復した宮城リク(矢島晶子)はカイ(吉野裕行)と食事を取るが、あまり食欲が無い。
 そう、リクはもう食事も睡眠も必要としない体なのだ。
 しかし、カイはジョエルの日記を読みわかっているはずなのに、その事実を受け入れられない。
 もう大丈夫だと言うのにリクを車椅子に乗せて押すカイ。

 眠れないリクは甲板に出る。
 そこにハジ(小西克幸)が現れ、自分の疑問を話すリク。その時何かの気配に気付く。
 部屋にいた音無小夜(喜多村英梨)も気付く。シフ達が襲撃してくる。
 イレーヌ(豊口めぐみ)の能力により、小夜のいる場所を突き止めるシフ達。
 小夜に隠れていてと言われたが、小夜のいる場所に行こうとするリク。その目の前に死体が落ちてくる。
 その流れ出る大量の血を見て、目が反応するリク。歯がとがっている。リクを槍で貫くカルマン(野島健児)。
 しかしその傷はみるみる治っていった。
 シフ達は小夜の様子が以前と違う事と、シュヴァリエが二体いる事に気付き、一旦引く。
 リクは自分がハジと同じになった事を知る。喉が渇いたと死体から流れ出る血を見つめるリク。
 シュヴァリエは肉の再生に大量の血液を必要とする。(ハジはどこから調達していたの?)
 カイは自分の肌をさらけだして、リクをそこに押し当て、「リクは俺の弟なんだ!」と叫ぶ。
 「おまえは、俺が面倒見る」リクはカイから血を吸う。

感想:ハジ、もしかして、こっそり人間襲ってる?
 それとも、あの大きなチェロケースの中には血液パックが入っていて、必要に応じてチューチュー吸ってるとか。 大体血が足りないから、小夜達弱いのよね、絶対。
 やっぱディーヴァ達に対抗するには、まだまだシュヴァリエが足りないか。カイ、シュヴァリエにならんか?
 でも、そうすると小夜が暴走した時の抑止力の役割を果たせないか。では、デヴィッドとルイスが…。
 ルイスは普通のシュヴァリエより大量の血液を必要としそうだな。

関連サイト
最後まで伝える「出張所」
Myカル日記

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シャンプー台のむこうに

「シャンプー台のむこうに Blow Dry」2000年 1h35 イギリス ☆☆☆☆
監督:パディー・ブレスナック(Paddy Breathnack) 脚本:サイモン・ボーフォイ(Simon Beaufoy)
音楽:パトリック・ドイル(Patrick Doyle)

最後まで書いています。書きすぎです。注意!

 ヨークシャーの片田舎キースリー。この町に全英美容師選手権がやってきた。
 この町で理髪店をやっているブライアン(ジョッシュ・ハートネット Josh Hartnett)はヤル気満々だが、
大会はチーム戦で、
父親の同じく理髪師のフィル・アレン(アラン・リックマン Alan Rickman)にはヤル気は無かった。

 シェリー・パーケット(ナターシャ・リチャードスン Natasha Richardson)は自分の病状が絶望的である事を知る。

 全英美容師選手権を2連覇しているレイ(ビル・ナイ Bill Nighy)は、
娘のクリスティーナ(レーチェル・リー・クック Rachael Leigh Cook)を連れてキースリーにやってくる。
 娘は普段はアメリカにいる母親と一緒に暮らしていたが、たまたま父親に会いに来、
父親からモデルを頼まれたのだ。
 予約したはずのホテルでは満室で予約は無いと追い払われ、仕方なく民宿に泊まるレイ達。
 その時、民宿から、棺とそれを抱えた人達が現れる。その一員にブライアンがい、二人はお互いに気付く。
 二人は幼馴染だった。

 シェリーは一緒に住んでいるサンドラ(レーチェル・グリフィス Rachel Griffiths)にモデルとして大会に出ないかと言う。
 10年前に別れた夫のフィルとチームを組むつもりだとも。しかし、二人は絶交状態だった。
 10年前、フィルの妻シェリーとフィルのモデル・サンドラは大会直前、駆け落ちしてしまったのだった。
 それ以来、シャリーは元夫とも、息子のブライアンとも口をきいていない。
 シェリーはフィルとブライアンに一緒に出ないかと誘うが、フィルは断る。しかしブライアンは出場を決める。
 ブライアンはカラーリングの練習をしたいクリスティーナのために、自分のバイト先の死体安置所に連れて行く。 そこの死体相手にカラーリングの練習をしようというのだ。
 しかし、死体のちょっとした動きに、サンドラは怖がり、死体安置所から出る。
 ブライアンも彼女を追いかけ一旦出るが、戻ろうとしたら、鍵がかかっていて入れない。
 死体はパンクに染められたまま残される。

 一番初めはブロー部門。ブライアンがサンドラ相手にやる。しかしレイ以外のくしが溶けてしまう。
 レイの部下ルイ(Hugh Bonneville)がくしを取り替えたのだ。
 おまけに大叔父の死体をシド・ヴィシャス風の髪型に変えられてしまったご親戚がブライアンを追いかけてくる。 お仕置きを受けるブライアン。言い争うブライアンとフィル。
 シェリーは自分のカツラを取り、自分の状況を告白する。試合は結局レイが一番良い点数を取る。
 しかしフィルには溶けるくしに覚えがあった。1982年のデトロイトの大会で米国チームがやったいかさまだった。 彼にはレイがするであろう次のいかさまもわかった。ブライアン達を連れて、レイ達が泊まる民宿をこっそり覗く。 そこではレイが男の髪をカットしていた。
 事前に自分達のカ名札を盗み、あたかも、その男が偶然当たった事にするつもりなのだ。
 フィルはブライアンを指導する。モデルのシャロン(Elizabeth Woodcock)も指導する。
 そして、例の男からレイ・チームの名札をすり、箱に戻しておく。
 その頃、クリスティーナは民宿の親父ノア(David Bradley)に、
亡くなった人の髪をカラーリングしてしまった事を謝っていた。
 「どこかで苦笑してるさ。気難し屋だったが」と親父。親父の悩みは羊を盗まれる事。
 それを聞いた彼女はナイス・アイデアを思いつく。試合の後ブライアンはクリスティーナに会いに行く。
 彼女は羊達をカラフルな色に染め上げていた。(注:ちゃんと毛を刈った後の羊)

 次の試合の練習をしているシェリー。彼女は気持ち悪くなり、化粧室に行く。
 サンドラはシェリーが全然治っていない事に気付く。そしてブライアンもフィルもその事を知っている事も。
 サンドラは出て行く。そんなこんなでモデルの髪が緑色になってしまう。病院で薬をもらうシェリー。
 施設で髪を切ってあげているデイジー(Rosemary Harris)に会う。その彼女に明日髪を切ってあげるとシェリー。 ナイト・ヘア部門。シェリーはデイジーをモデルとして連れてくる。
 彼女の希望は最高にエレガントでチャーミングに。18世紀バロック・スタイルに作り上げるシェリー。
(造花かもしれないけど、花が編みこまれていて、綺麗な白髪とともなって、実に素敵)
 一番点数を取る。レイに3点差になる。これで優勝できるとフィル。しかしシェリーの目的は勝つ事ではない。
 サンドラ、シェリー、ブライアン、フィル、4人が一つになる事、家族になる事。

 クリスティーナはいかさまをするパパに反抗、髪を切る。

 フィルはサンドラと和解する。

 トータル部門。へアスタイルだけではなく、衣装も含め全体を評価するもの。
 レイのモデルはあの緑の髪のシャロンになる。そしてフィルはサンドラの髪をカットする。
 その事をママに知らせるブライアン。靴を脱ぐフィル。足裏にははさみのタトゥー。
 バリカンのスイッチを入れるフィル。「やって。10年も待ってたのよ」髪の下から現れる刺青。
 髪の毛を編み上げていく。時間が来る。レイのテーマはネフェルティティ。エジプト風のスタイルだ。90点を取る。 そしてサンドラが現れる。翼風の袖で、前を隠しながら現れるサンドラ。
 彼女が翼を広げると、そこにはボディペインティングされた体が。髪は天使のわっか風。驚愕するみんな。
(私も驚愕!)
 レイに勝ち、優勝するフィル達。クリスティーナはブライアンのいるここに残る。
 シェリーはサンドラにあなただから言えなかったと言う。キスをする二人。4人とクリスティーナ集まり、家に戻る。 誰もいない会場で、歌う、市長(?)&司会者のトニー(Warren Clarke)。

感想:ああ、アラン・リックマンの声って素敵。私の官能のつぼ刺激しまくり。
 もちろんビル・ナイ様も素敵、いつも気障に決めてて…。
 アメリカ版ビデオの絵はジョッシュ・ハートネットとレーチェル・リー・クックだが、もちろん、
この映画それ以外の大人達が魅力的。
 デイジーも実に魅力的なお婆さん。市長、だか、司会者だかのトニーもおもしろかった。
 民宿のおじさんも、良い感じ。他のチームもエキセントリックで面白い。
 レイの部下のルイも、おかまらしい素敵な御衣装。もちろん大人の女性陣二人も的確。
 イギリスの映画ってこの地味さかげんが良いわね。

関連サイト
イギリス映画作品紹介
カメハメハ日記
こずえの試写室
みず玉ぼっけ
今日の一本
白雨茶房

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赤い盾

「赤い盾」BLOOD+ 第25話 ☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:吉田玲子 演出:所俊克 絵コンテ:羽生尚靖 作画監督:宮前真一

 暗い森の中を歩く岡村昭宏(伊藤健太郎)と謝花真央(小清水亜美)。
 「あ~あ、もう~。もたもたしてるから真っ暗になっちゃたじゃない」「俺のせいかよ」
 「だって、運転してたのあんたじゃん」「ナビやってたの、おまえだろ」
 「見えてる場所に行くのになんでナビがいるのさ」相変わらず良いコンビである。
 足跡を見つけて立ち止まるあーくん。お嬢、傍らの木に手をつき、変な感触にその手を見る。
 血がべっとりとついていた。気が付くとあちこちに血の跡が…。そして大量の血発見。お嬢、尻餅をつく。
 そして岡村昭宏、折れた日本刀の刃先発見。

 宮城リク(矢島晶子)は脈拍呼吸微弱ながらもあり、何とか生きていた。その事を喜ぶカイ(吉野裕行)。
 しかし音無小夜(喜多村英梨)はリクに血を飲ませた事を悩んでいた。
 そんな時、デヴィッド(小杉十郎太)に作戦会議に出席するよう言われる。
 リクの状態について説明するコリンズ(梅津秀行)。
 コリンズがリクの事を貴重なサンプルと言い、小夜はその言葉に思わず反応するが、
デヴィッドに目で止められる。
 ジョエル(石田彰)がコリンズに彼はサンプルではない、一人の人間なんだと言う。
 次にコリンズはアイスランドの遺伝子研究所が何者かに襲撃されたという話をする。
 アイスランドでは外部からの侵入者がほとんどおらず、古くからの血統が保たれており、
家系図が教会に残されていて、DNAの軌跡を遡る事が容易なため、全国民の遺伝子解明も始まり、
そのデータ利用を国外の製薬会社と契約していた。
 サンクフレッシュでは無い別の企業だったが、サンクフレッシュ同様、ゴールドスミスの血が流れ込んでいた。
 シフの事を聞かれる小夜。シュヴァリエではないのかと言うコリンズに、違うように感じると答える小夜。
 コリンズ、ジョエルに小夜はデヴィッドに預けず、我々の管理下に置くべきと提案。
 しかしジョエルは小夜を支える者はデヴィッドの名を持つ者の役目だと言う。
 会議は終わり、ジョエル、小夜に挨拶、デヴィッドにちょっとつきあってくれないかと言う。ジョエルの日記。
 代々ジョエルの名を受け継いだ者が書きついできたもの。
 動物園の惨劇が起きたあの日だけは空白になっている。彼ら一族の戦いは1883年のあの時から始まった。
 ゴルトシュミット家で起きた惨劇の後始末をつけるために、赤い盾は生まれた。
 ゴルトシュッミトの家督を継ぐ者はジョエルの名と赤い盾の長官としての役目を引き継ぐ。
 そうでない場合、一切の相続と権利を放棄しなければならない。ジョエルは放棄しようと思ったことは無い。
 家督を継いだつもりも無い。ジョエルの中にわずかに残っていた良心と責任を引き継いだつもりだ。
 六代前のジョエルのために翼手は世界に広がる事になってしまった。
 その責任はジョエルの血を継ぐ者が取らなければならない。デヴィッドの父はベトナムで亡くなっていた。
 赤い盾の中でも親子二代にわたってやっているのはジョエルとデヴィッドだけだった。

 リクの容態をじっと見守るカイ。ルイス(長嶝高士)が朝からずっと食べてないリクを気遣い食事を取らせる。
 そして廊下の角に隠れていた小夜にも、ちゃんと食べないとダメだぜと声をかけて行くルイス。
(ナイスだ、ルイス!見た目はカッコよくなくても、中身はおまえが一番カッコイイかもな。ほれそうだぜ、ルイス!)

 リクに自分の血を飲ませた事を相変わらず悩む小夜。
 しかしハジ(小西克幸)は、小夜さえいればリクは永い時を小夜への想いだけで生きていく事ができると言う。  「私と同じように」

 一方ジュリア(甲斐田裕子)はリクの体から今まで見た事も無い塩基を見つける。その事をコリンズに知らせる。 ジュリアはコリンズがここに連れてきたのだった。自分の部屋に戻ったコリンズに外線が入る。
 ヴァン・アルジャーノ(諏訪部順一)からだった。
 彼は以前コリンズが教鞭を振るっていた大学を卒業した者と自己紹介する。
 そして自分がある製薬会社に席を置いている事、教授にぜひ協力してもらいたい事がある事を伝える。
 今は時間が無いと言うコリンズに、
「ホモサピエンスの先にある生物に、興味がお有りとか」と言葉を投げかけるアルジャーノ。
 目を見開くコリンズ。この研究で結果を残せればノーベル賞も夢ではないと付け加えるアルジャーノ。
 そして現在アイスランドにいる事を告げる。七日後にはパリに戻るのでそこでお目にかかりたいと畳み掛ける。

 深刻な顔で「やばいよね。相当やばいよね」と言うお嬢。
 「この時間だ。ベット一つだけでも、寝る場所があって良かったと思え」とあーくん。
 お嬢がやばいと思ったのは別の事。あーくんと一緒でも何の危機感も感じていないとの事。
(男と思われてないな、あーくん)
 カイが殺されている可能性を考えていたのだ。
 「生きてると思う?」と下着姿であーくんに迫る(別に迫ってはいないが…)お嬢。
 「ここで心配しても仕方ねえだろう。少しは黙ってろ」「ちょっと!あんたを雇ったのはこのあたしなんだからね!」 「はいはい。じゃあ死んだ」
 小さく悲鳴を上げて後ろに下がるお嬢、
「何言ってんのよ。カイが死ぬわけないじゃん。…カイは生きてるもん…。絶対生きてる…!生きてるもん…」
と涙声で言い、ベットに崩れる。
 「そう思ってんだったら良いじゃねえか」「…うん…そうね…」お嬢、あーくんが何を読んでいるか聞く。
 ボルドーの紳士録だった。動物園の所有者を洗っているのだ。
 「ふーん」とお嬢、いきなりあーくんの顔に下着(パンティやブラではないが)を投げ、
(あんまりだ、お嬢。あーくんだって一応若い(?)男なんだぞ…)、
「私はシャワーで自分を洗う」とシャワー室へと。
 「なるほど。…いや、わからん」

 過去の事を教えなかった事を小夜にわびるデヴィッド。デヴィッドの親父は赤い盾にいて作戦で死んだ。
 ルイスはクララとCIAの仲間だった。長官は小夜を育てたジョエルの直系。
 赤い盾にいる構成員はすくなからず翼手に対する因縁で繋がっている。
 翼手への怒りや憎しみ、死んでいった者達の嘆きや悲しみ、
そうした想い全てを結局小夜一人に背負わせてしまっている。
 しかし今は小夜しかいないのだ。
 「私、もう逃げません。(本当か!?)戦いが終わるまで、ディーヴァを倒すまで、もう逃げません」
 デヴィッドは小夜に新たなる刀を授ける。(お約束ね)それには赤い盾の印があった。
 デヴィッドは自分が持っている赤い石を嵌めている十字架を掲げながら
「全てを忘れないために、我々は翼手の結晶を持っている。君の持つ結晶はジョージの結晶だ」と言う。
 ハッとする小夜。「我々も一緒に戦う」デヴィッド去る。「ディーヴァを斬れば…」刀を振る小夜。
 「ディーヴァを斬れば、みんな終わる。きっと全てが」
 「それがあなたの望みなら、その時が来るまで、私は私の役目を果たしましょう」

 海の方を見ているカイ。ハジのチェロの音が聞こえる。一人、ベッドに大の字になって寝る小夜。
 目は見開いている。リクを見守るデヴィッド。データを調査するジュリア。
 ベッドに座り、何事かを考えているコリンズ。ジョエルの日記の空白のページを見つめるジョエル。
 カイが後ろにいてじっと見ていることに気付くハジ。
 「いいな、おまえは。そういうのが弾けて。俺も楽器が出きれば、余計な事言わずに済んだかもしれねえ」
 「手ほどきしましょうか」「いらね」

 朝方。お嬢はベッドでぐっすり。あーくんはソファーに座りながら懐中電灯の明かりで紳士録を見ていた。
 ゴルトシュミット家からゴールドスミス家が枝分かれしている。
 ゴールドスミスはサンクフレッシュの筆頭株主である事を思い出すあーくん。
 あーくん、パリに戻って調べなおす事を決意。

 リク君、脈拍、血圧、正常値に戻る。目を見開くリク君。

感想:相変わらず、素敵なあーくん(ええ、もちろん、私以下少数派だけそう想っているって事はわかってるさ)。
 彼と二人きりで部屋に泊まるなんてうらやましいぜ、お嬢!
(ええ、もちろん、お嬢は喜んで部屋を譲る事はわかっていますが…)
 ルイス、相変わらず良い味出してるね。予告「カイ兄ちゃんて、あったかいね」大丈夫か、カイ。
 リクに襲われそうだぞ。

関連サイト
World's end Garden
怠惰な大学生の自己啓発blog

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軽やかなる歌声

「軽やかなる歌声」BLOOD+ 第24話 ☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:森田繁 絵コンテ:金子伸吾・ヤマトナオミチ 演出:うえだしげる 作画監督:山本善哉 渡辺るりこ

 「シュヴァリエ同士、死の遠い(?)不毛な戦いですね。
僕達は心臓を突き刺されても、数刻経てば元に戻ってしまう。
けれど体からつかみ出してつぶしてしまったら…どうなるんでしょうか…」
 ただただソロモン(辻谷耕史)の斬撃をかわすハジ(小西克幸)、チェロケースを盾にして反撃に出る。
 ソロモン、華麗に空中一回転して後ろに飛びすさる
 そろそろ終わりにしましょうか」ソロモン、ハジを強大な岩の下敷きにする。
 その下から血が流れるのを確認するソロモン。「イヤー!」音無小夜(喜多村英梨)の絶叫が聞こえる。
 そして歌声が…。

 小夜の叫び声が聞こえてきた塔に急ぐ宮城カイ(吉野裕行)、デヴィッド(小杉十郎太)、ルイス(長嶝高士)。
 「リク」とぐったりしているリク(矢島晶子)を見て言う小夜。「私と同じ顔。わかった、小夜姉様」
 ディーヴァ(矢島晶子)が初代ジョエルを殺した事を思い出す小夜。「あなたがジョエルを…、お父様を殺した!」 「ジョエル?お父様?私をずーっと昔にこのお部屋に閉じ込めたおじさん?アハハハハッ!大ッ嫌い!
殺しちゃった。…小夜姉様ありがとう。忘れちゃったの?このお部屋から出してくれたのは小夜姉さまなのに」
 「私が?」「ジョエルのお誕生会。私を見せてびっくりさせようって言ったのは、姉様なのに」
 小夜、自分がディーヴァを出した事を思い出す。そして、その後に起こった惨劇も。
 「思い出した。私のやらなきゃいけない事を。私は…私はあなたを、殺さなければいけない」
 「殺す?どうやって?」
 小夜、近くに転がっていたとがった物で自分の腕を突き刺して血を流し「私の血で!」と言う。
 赤くなる小夜の目。しかし小夜の攻撃はあっけなく退けられる。「ほんとに変わらない。姉様昔からずっと一緒。 素直で真っ直ぐ。私そんな姉様、大好きで、大ッ嫌い。うふふふふふ」カイとデヴィッドが入ってくる。
 ぐったりしたリクに気が付き、駆け寄るカイ。「おいしかった」と言うディーヴァ。デヴィッド、ディーヴァを撃つ。
 ディーヴァは上半身後ろに倒れるが、すぐ戻る。
 「あ~あ、破れちゃった」と自分の服を見ながら言うディーヴァ、瞬間的にデヴィッドのまん前に現れ、
彼の顔をなでながら「あなた、まずそう」と言って笑う。
 そしてデヴィッドをあっさり退け、カイの方を見、「あの子もおいしそう」とカイに近づく。
 小夜はカイをかばうが、「じゃーま!」とディーヴァ、小夜をあっさり塔の外に放り出す。
 ルイスが下からそれを見る。(ルイス、ここまで来るのにもう息が切れ、上まで登るのは出来なかったのね…)
 小夜が落ちた衝撃からか、小夜が落ちた場所の床も壊れ、小夜、より下に落ちる。
 ディーヴァがいつの間にか下にいて、「アッハハハ、おもしろーい!姉様かくれんぼう?!」
 「ディーヴァ…」と驚くルイス。ルイスに近づくディーヴァ。思わず、尻餅をつくルイス。
 「まずそう」と言ってディーヴァ笑う。ディーヴァ、小夜を追い、下に降りる。
 下に降りたディーヴァ、口に手をあて「もういーかーい!」と叫ぶ。
 お耳に手をあて、返事を聞こうとするディーヴァ。何も返事は無い。ディーヴァ笑う。彼我の差は歴然。
(たぶん、血が足りないんだよな小夜は)
 ディーヴァから逃れようとする小夜だが、近くに彼女の笑い声が聞こえ、「みーつけたー」との声が聞こえる。
 暗くて何も見えない地下。「ねえ、一緒にあそぼ」
 小夜が逃げ込んだ先は中世の武器をコレクターしている場所だった。小夜はガラスを割り、中の刀を盗る。
 「戦う事を選んだのですね」ソロモンだった。「ソロモン。私はディーヴァを…」
 「斬る、と言うのですか。あなたと血の繋がったこの世界でたった一人の妹を」
 「ディーヴァはみんなを不幸にする!」「ねーさまと一緒」
 ディーヴァはソロモンにも遊ぶかと聞くが、ソロモンはいいえと断る。
 ディーヴァをここに連れてきたのはアンシェルだった。
 争うのは止めにしませんかとソロモン、
どんなに人間のふりをしてもそうではないのだから傷つくのはあなたの方だと。
 小夜が大事に思っている人間をディーヴァが傷つけたのはアクシデントだと。
 しかし小夜は気持ちが繋がっている人達を守るために翼手を斬ると言う。
 ソロモンはディーヴァのシュバリエだから、あなたを殺さねばならないと手を刀にする。ソロモンと戦う小夜。
 しかし小夜の刀はソロモンの刀により折れてしまう。これ以上戦う必要は無いと小夜に手を差し出すソロモン。
 しかし小夜はその手を刀で払う。ソロモン振られたと笑うディーヴァ。
(いっちゃってるディーヴァは確かに魅力的だが、あそこまでいっちゃってると白痴 に見えるな…。
まあ、頭は悪くないんだろうが…。ハジ、ご主人様が小夜で良かったな)
 血が足りず倒れる小夜。「血が足りないんだ姉様。周りはご馳走で一杯なのに」「私は…あなた達とは違う」
 「いいえ、おんなじ」ディーヴァ、小夜の折れた刀の先を拾う。
 小夜の刀を持つ手を踏みつけ、小夜の体を無理矢理起こすディーヴァ。
 「姉様の血は私への毒。私の血は、姉様への毒、そうでしょ」「はい」
 ディーヴァが「姉様。さようなら!」とディーヴァが小夜を自分の血を這わせた刀で刺そうとした時、
ハジが現れ小夜を助ける。
 ディーヴァ帰る事にする。

 リクは瀕死だった。救援は間に合わない。小夜はその時自分が血を飲ませてハジを助けた事を思い出す。
 しかし、それはリクが今のままの姿のままでずっといる事。しかしカイはそれでも良いと言う。
 小夜はリクに自分の血を飲ませる。リク、暴れる。

 アンシェル(中田譲治)に会ったディーヴァ、ドレスに穴が開いた事を訴える。
 「新しいのが欲しくてわざと撃たれましたね」「違うわよ」」とディーヴァは言うが、私もアンシェルの考えに賛成。  アンシェル、ソロモンがなぜここにいるのか聞く。
 ディーヴァ、ピンクのバラの花びらを毟り取り、「小夜姉様、だーい好き」と言いながら、側の川に投げ入れる。
 その川面に映っているソロモンの顔をピンクの花びらが囲む。

感想:うん、魅力的だけど、困るね彼女は。でも、ある意味正しいよね、人間ではないし。
 彼女にとって血を飲む事は生きるために必要だし。
 それに、悩む小夜を見るより、自由に生きる彼女を見る方が楽しい。でも、小夜の立場なら悩むのは当たり前。 シュヴァリエ達は今の生を謳歌しているのかもしれないが、
翼手になっちゃった方々が生を謳歌していないのは確か。
 翼手は滅殺した方が正しいだろう。いや、翼手になった方々もやっぱり生きたいか…。
 でも、人間側だって殺されるのはイヤだし。困ったな。

関連サイト
kasumidokiの日記
厚樹のつれづれなるままに
仮面の告白
枕がおっさんスメル

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バレエ・メカニック

「バレエ・メカニック Ballet Mechanique」交響詩篇エウレカセブン 第48話 ☆☆☆☆☆
監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン・メインアニメーター:吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 音楽:佐藤直紀 脚本:野村祐一 絵コンテ・演出:村田和也 作画監督:倉島亜由美 メカ作画監督:中田栄治

 『まあ、人生色々ってとこかな。心残り?無いって言ったら、そんなの嘘になるって決まってる』
 アネモネ(小清水亜美)の独白。オラトリオ・ナンバーエイト発動。
 『私もまだまだ若いし、買物だってしてみたいし、おいしいものだって、もっと沢山、色んな物食べたいじゃない?そりゃあね、そりゃあ…、素敵な恋だってね、そういうの出切れば、ほんと最高なんだけど。そう、ほんと最高。
だけど何だかね。ほんと、あ~あって感じ。…ほんと…、あ~あ……』
 ジ・エンド、発進。

 イズモ艦、オラトリオ・ナンバーエイトがスカブの大地を貫いた事をゲッコーステイトに告げる。
 ジ・エンドがスカブ開口部に突入した事も確認。

 『気になる人?…いた。うん、過去形。今更、伝えて置けばよかったなんて考えてる自分に、ちょっと自己嫌悪。もうどうしようもないのにね。
もし、又今度生まれてくる事が出来たなら、今度はもっと器用な人間に生まれてきたいな。
…もう、どうしようもないのにね。何だか自己嫌悪』

 ホランド(藤原啓治)はタルホ(根谷美智子)に303を出させる。開口部が自己修復し始める。
 タルホは速度を保ったまま突入する事をムーンドギー(宮野真守)に命じる。
 軍の光学索敵網に引っかからないためにはそれしか無かった。
 「ついてこれっかー、ドンガメ」とイズモ艦に失礼な事を言うドギー。「言ってろー」(小林和矢)
 もちろん、イズモ艦も付いてくる気満々である。

 ドミニク(山崎樹範)は寝ているガリバー(杉山大)をなで、
「それじゃあ、行ってくる」と雄雄しく言って部屋を出ようとする。
 しかしガリバーがその肩に乗ってくる。「一緒に行こう」
(もちろん、ガリバーはアネモネへの恩は忘れません。アネモネのためにここまで来たんだよな)
 ドミニク、勝手に出る。「私が行きます。私がジ・エンドを止めます。ジ・エンドのライダーを説得します」
 「落ち着け。今は私情を挟んでいる場合じゃない」
 「私情の何がいけない!俗物だって呼んでもらって構わない。
愛する人を、アネモネを止めるのは私でありたい!だから、お願いします!」
 ホランドは自分が軍のKLFに対抗し、ドミニクを行かせる事にする。
 ドミニク、何とか開口部が閉まる前に突入するが、高速艇シグナルは傷ついてしまう。
 月光号とイズモ艦は戦線を離脱する。

 レントン・サーストン(三瓶由布子)とエウレカ(名塚佳織)が仲良く手を繋ぎながら話していると、
ニルヴァーシュが反応し、上を見上げる。ジ・エンドが来たのだ。
 ニルヴァーシュ、勝手に発進。戦闘開始。ジ・エンド、指令クラスターにくさびのような何かを打ち込む。
 ジ・エンドがその何かに向かって、何かを発動しようとしているのを見て、レントン、それを阻止する。
 アネモネ、涙を流しながら戦っている。ジ・エンドのミサイル攻撃から逃げるニルヴァーシュ。
 そんな時エウレカが言う。
 「あの子が苦しんでるって、あの子のライダーの声を聞いて欲しいって、ニルヴァーシュが言ってる!」
 レントンはあのLFOは指令クラスターを攻撃しようとしているんだと訴える。コンパクドライヴが光る。
 その上に手を乗せるエウレカ。
 「お願い、レントン」とエウレカに言われ、エウレカの手に手を乗せ、一緒にアミタドライヴを起動させるレントン。

 『もしこの戦いが終わっても、生きて良いって言われたら、小さな鏡をひとつ買って、微笑む練習をしてみよう』

 ニルヴァーシュの中にアネモネの心の声が響く。助けようと決めるレントン達。

 『何度も何度も練習しよう。もう一度会うために』

 「聞こえるよ、あなたの声!」とエウレカが叫ぶ。

 地上に咲く一輪のアネモネ。
 『もし、誰も傷つけずに生きて良いと言われたら、風にそよぐ髪を束ね、大きな一歩を踏みしめて、
胸をはって会いに行こう。
…生きていたい、ありがとうを言うために。生きていたい、沢山の気持ちを送るために』

 「言えるよ!」と叫ぶレントン。

 『生きていたい!気付かなきゃ良かった…、こんな気持ち…』

 「生きて良いんだよ!生きちゃいけないなんて、誰も言ってないんだよ!」エウレカが叫ぶ。
 「だって苦しいの!あの人がどこにもいないの!…そんなの、そんなの…!!」
 コックピットを開け、エウレカ達現れる。レントンとエウレカは手を繋いでいた。
 レントンの人間型の右手と、エウレカのコーラリアン型の左手が大きく掲げられる。
 「きっと伝わるよ、アネモネ!」「ううん、エウレカ。もう、伝えられるはず、ないじゃない…。バスク・ド…!!」
 「アネモネー!!」ドミニクの声が聞こえてきた。
 空から、バラバラの高速艇と、なんかの板を掴んで、ガリバーを肩に掴ませているドミニクが落ちてきた。
 アネモネ、攻撃を止めようとするが、バスク・ド・クライシス発動。
 指令クラスター、攻撃を受ける。爆風に飛ばされるドミニク。「ドミニクー!!!」
 アネモネの悲痛な叫びに、ジ・エンドの目が次々に開く。ジ・エンド、空を見上げる。
 黒から白に変身するジ・エンド、ドミニクを追う。
 アネモネが泣きながらドミニクの名を呼ぶと、ジ・エンドの内部の目がアネモネを見て、
コックピットが勝手に開く。
 ジ・エンドが振り返り、アネモネを見る。アネモネ、微笑み、決意する。コックピットから開放されるアネモネ。
 落ちていくドミニクの名を呼びながら、追いかける。アネモネの声で、失神状態から覚めるドミニク。
 アネモネ、手を伸ばし、ドミニクも手を伸ばすが、なかなか届かない。ガリバーが二人の手を繋ぐ。
(そのために来たんだよな、ガリバーは。
動物は人間よりも恩義を忘れないそうで、ガリバー可愛がって良かったなアネモネ。
しかしあの生き物は人間が作った物か、独自に変化した物か、それともコーラリアンが生み出した物?)
 二人、抱き合いながら、頭を下にして落ちていく。
 この、どうみても、助かったとは言えない状況で、ドミニク、まぬけにも、「その…、ええと…、久しぶり…」と言う。 「バカー!あんな所に落ちてくるなんて。どういうつもりよ!」「ご、ごめん!」
 「いいわ。特別に許してあげる。会いに来てくれた。救ってくれた!」「救えた、の、かなあ…」
 「救おうとしてくれた!」「初めて見せてくれたね、そんな顔…。とても素敵だ!」
 そう、アネモネは泣きながら嬉しそうに言っているのだ。
 ハッとするアネモネ。「聞こえない!」「好きだって言ってるんだ!!」
 「私も初めて、こんな素敵な気持ち。なんだかもう死んじゃってもいい」二人、唇を合わせる。
 二人と一匹を優しく掬い上げる新生ジ・エンド。
 二人、ジ・エンドと見詰め合い、にっこり微笑んでアネモネが言う。
 「ううん、嘘、生きていたい、ドミニクと一緒に、ずっと」「生きよう、一緒に」
 ガリバーがアネモネに近づき、アネモネ、ガリバーにキスをする。
(動物とキスする事は、衛生上まずいが、この場合、当然だな)
 その様子を見ていたレントン達。「レントン」「うん、生きよう一緒に。この星で。…みんなで生きよう」
 「うん。みんなで」「みんなで!」とリンク(水沢史絵)、レントンとエウレカの腕に自分の手を絡める。
 ジ・エンド、二人と一匹を下ろす。
 しかし、
上空ではオラトリオ・ナンバーエイトのターゲット・ビーコンに向けてのアルティメット照射の準備が完了していた。  「しかし、よろしいのですか。アルティメット出力では、本体が自壊してしまいますが」
と発射ボタンをデューイ・ノヴァク(辻谷耕史)の下に持ってきながら言うアゲハ隊の少年。
 「君の望む世界にあんな物が必要なのかね」あっさりとボタンを押すデューイ。指令クラスター、溶けていく。
 アネモネ達を爆風から守るジ・エンド、消えていく。ジ・エンドは残骸になる。

感想:良かったですね、アネモネ助かって。彼女も死ぬ可能性が高い人でしたモンね。
 ハッピーエンドが良いよな、なるべく…。

関連サイト
出張版 ぐらびてぃりみてっど
エウレカセブン「第七の幸運をもたらす宿」
バーングラウンドver1.5


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ふたりのシュヴァリエ

「ふたりのシュヴァリエ」BLOOD+ 第23話 ☆☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:管正太郎 絵コンテ・演出:あおきえい 作画監督:福島豊明

 現れたソロモン(辻谷耕史)に襲い掛かるハジ(小西克幸)。

 一方デヴィッド(小杉十郎太)達は衛星画像等で音無小夜(喜多村英梨)とハジが動物園にいる事を知り、動物園に来た。動物園は100エーカーもあり、手分けして捜すしかなかった。

 デヴィッド達を行かせたのは正しかったのかとジョエル(石川彰)に聞くコリンズ(梅津秀行)。
 血液検査の結果から彼らが翼手ではない事が判明したが、翼手と関係が無いとは言い切れない。
 コリンズが赤い盾に入ったのはジョエルの父親の勧めがあったから。
 コリンズは先代のジョエルに世話になっていた。先代ジョエルは3年前に亡くなった。
 ジョエルはゴルトシュミットの当主。「失われた一族だけどね」と言いながらジョエルは懐中時計を見る。
 赤い盾のメンバーは100人にもみたない。その誰もが翼手によって大切な何かを失っている。

 ソロモンの体に大きな穴をあけるハジ。「僕の意思とは関係なく、この肉体は治癒されていく」「あなたは?」
 「ディーヴァは僕の母でもあり、恋人でもある。と言えばわかっていただけますか」「シュヴァリエ」
 「そう。ディーヴァを守り従う者。ソロモン、とお呼び下さい」ハジは小夜を守るように小夜の前に立つ。
 お話ししませんかと言いながら小夜に近づくソロモン。ソロモン、一瞬の内に小夜の後ろに立つ。
 ハジの攻撃を難なく止めるソロモン。小夜、ソロモンと二人きりで話を聞こうとする。
 ソロモン、ハジに穴を開けられた服を気に入っていたのにと、穴に手をつっこみ、じゃんけんみたいな事をしながら言う。小夜達がここにいる事はアンシェル(深見梨加)に聞いた。
 ソロモンはこの無益な戦いを終わらせるために来た。ここはなぜ動物園と呼ばれていたか。
 アンシェルによれば、世界中の珍しい動植物を集め、新しい生物を作り出そうとした研究所だったそうだ。
 そして小夜もディーヴァもその例外ではない。
 ありあまるほどの資産と暇をもてあましたジョエル・ゴルトシュッミトと言う男の好奇心を満たすためだけの実験対象。ジョエルは優しかったと小夜。そこに計算があるとソロモン。あなたに何がわかるのと小夜。
 わかりますとソロモン、血の繋がった本当の家族だからと。カイやリク達を偽りの家族と言うソロモン。
 それを否定する小夜。「あなたが何年も変わらぬ姿のまま生きている事を、彼らは知っているんですか」
 「そ、それは…」
 「血が無ければ生きていけない事を、彼らは知っていますか。
その姿を見てもなお、彼らはあなたを家族と認める事が出来ますか。
何十年も眠りにつくあなたを、休むことなく見守り続ける事が、人間に出来ると思いますか」
 小夜とディーヴァは数年の短い活動期を終えるとおよそ30年間眠りにつく。繭の中で。

 ジョエルの日記を読んだ事により全てを知った宮城カイ(吉野裕行)は小夜が今でも俺達の味方かとデヴィッドに聞く。その程度の覚悟ならばいますぐにここを立ち去るべきだとデヴィッド。
 ジョージは全てを知りながら受け入れていた。

 ソロモンはアンシェルや他の兄弟達もあなたを殺そうとしていると言う。だがソロモンは小夜を死なせたくない。  小夜がソロモン達と共に歩むと決めればアンシェルもわかってくれる。あなたが苦しむ必要は無い。
 「だから…、僕と一緒に」手を差し出すソロモン。「小夜!」ハジだった。「行くな」
 「同じシュヴァリエ同士でありながら、あなたとは分かり合えないのですね」
 「私はあの日誓った。小夜の願いをかなえると」「私の…、願い…」と小夜。「小夜は渡さない」「残念です」
 二人のシュヴァリエの戦いが始まる。

 リク(矢島晶子)は歌声を聞いた。それは塔の方から聞こえてきた。その方に向かうリク。

 「あなたが小夜のシュヴァリエであるなら、主人の幸せを願うべきではないですか」
 「小夜の願いが、私の願いだ!」「度し難い」ソロモン、巨大な気を出し、地面を大きくうがつ。

 なぜか歌声を小夜ねえちゃんと勘違いしているリク、息を切らして塔の前にいる。
 ふと気が付くと青いバラが落ちている。

 ハジとソロモンを捜す小夜、傍らを流れる小川に青いバラのはなびらを見つける。そして歌声。塔に急ぐ小夜。

 歌声の元に向かうリク。廊下を行き、扉を開く。鉄格子がある。
 誰かに気が付き、「小夜ねえちゃん」と走りよるリク。

 歌声が、止む。小夜が塔に登り、バラだらけの廊下を行き、行き止まりの扉を開き…。誰かの影。
 少女がリクの首筋に噛り付いていた。
 それは、あの惨劇の夜、燃え上がる館の前で、ジョエルの首筋に噛り付いていた少女と同じ姿。
 少女の目が青く光、少女が口をリクの首筋から離し、微笑む。

感想:ええ、怖かったです。あの歌声はディーヴァに決まってますから。リクの特殊能力があだに…。
 やっぱ、いくら広いとはいえ、リクを一人にしたのはまずかったか…。
 でもデヴィッド達は小夜とハジ以外の怪しい人達が来ている事は知らなかったんだもんなあ。
 小夜のように一々悩まないディーヴァは魅力的ですね。でも、いなくなって欲しいです。
 コリンズさん、小夜達を裏切らないように祈ります。何となく危なっかしいなあ。

関連サイト
日々是「紫」
kasumidokiの日記
オーパーツー
孤狼Nachtwanderung
厚樹のつれづれなるままに
こんなことしてません?
ねこにこばん
仮面の告白
沈没茶柱

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