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シュヴァリエ

「シュヴァリエ」BLOOD+ 第20話 ☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 演出:松本淳 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:櫻井圭記 絵コンテ・演出:島崎奈々子 作画監督:飯田宏義 

 パリ、凱旋門。そこに通じる大通りを走る高級車。その後ろのシートに硬い表情で座っているジェイムズ。
 窓からエッフェル塔が見える。飛行場(?)の歩く歩道。
 そこにアリアを聴きながら、音楽に身をゆだねているネイサンがいる。
 超超高層ビルの上の部屋からエッフェル塔を見下ろしているソロモン。

 デルタ67の実験体達が沢山収容されている建物。
 ヴァン・アルジャーノ(諏訪部順一)は眼鏡の部下にアイスランドに一緒に行く事になったと言う。
 フェイズ2の報告書を完成させてから行きたかったと部下。
 行くまでに完成させれば良いと飴男、緑の包み紙の飴を口に入れる。
 ヴェトナムと比較してゾアントロピーの発症率が30パーセントも減少してるそうだ。
 発症した不良品の処分の目処はついてるのかいと飴男、緑包み紙の飴を一旦部下に差出し、
彼が取ろうとすると、やらないという意地悪をしながら言う。
 しかしマウスを殺せるのはサムライマン(女なんだが…)だけ。その時サイレンが鳴る。侵入者だ。
 扉が簡単に切られ、二人のシフが入ってくる。翼手の頭を切り落とし、その首に噛り付くシフ。
 しかし期待した変化は無かった。「やはりシュヴァリエか…」二人、ガラス天井を破って外に出て行く。

 デヴィッド(小杉十郎太)達は赤い盾本部の豪華客船(?)に到着。彼らは隔離される。
 エリザベータが全裸死体で発見されたと伝えるジョエル。
 発見されたのはエカテリンブルグから東に300キロ程の線路際。死亡推定日時は十日以上前。
 けれど最後にエリザベータの動向が確認されたのはホテルにチェックインした一週間前。
 「これが何を意味しているか、わかるだろう」とジョエル(石田彰)、懐中時計を見ながら言う。
 リーザはシベリア鉄道内で途中から何者かとすりかわっていた。それが出来るのは、シュヴァリエ。
 デヴィッド達は72時間、検査される。

 ラジオのニュースで6名の死亡者を出した米軍原子力空母で起きた爆発事故は乗組員の操作ミスによるものと発表されたと言っている。
 音無小夜(喜多村英梨)とハジ(小西克幸)、豚を運ぶトラックに便乗させてもらっている。
 「運転手から頂いた物です」と小夜にレタス(?)とチーズを挟んだパンを差し出すハジだが、
あの大食らいの小夜がなんと首を振って食べようとしない。
 「もう三日、何も摂取していない。栄養の補給は欠かさない方が良い。いつ翼手に襲われるか」
(そうですよ、いざとなると、役立たずになりますよ)
 「襲ってこないよ。だって私はあの人たち、翼手の仲間なんでしょう」とすねたように言う小夜。
(BLOOD+占いで小夜と出た私ですが、すねてても食べるな私は)
 「どうして黙っていたの」とハジを責める小夜。「小夜は、彼らとは違う」
 「なぐさめなんていらない!リーザさんは…あのシュヴァリエは言ってた…私が翼手だって…。翼手って何!?私ってなんなの?」
 「それは…あなたが…」
 「私が思い出さなきゃいけないんでしょう。わかってる。わかってるってば!だから行くんじゃない、動物園へ!
もう、私は一人で良い…」

 大きな化石が二体展示してある、大きな温室。床には進化の体系のようなのが彫られている。
 時間通りにジェイムズ(大川透)が来る。
 ネイサンは?と聞くジェイムズに相変わらず連絡はと続けようとするソロモン(辻谷耕史)だったが、
「ハ~イ!」と上から声が…。
 ギリシャ式柱の上にネイサン(藤原啓治)が座っていた。降りてきてジェイムズをからかうネイサン。
 「子供のようなまねをするな」とジェイムズ。
 「しばらく前線へ出てないんで、にぶってるんじゃない?」とからかうネイサン。
 ジェイムズからすごい勢いでコインが飛んでき、ネイサンの髪の毛を1房落とす。
 しかしそのコインをしっかりつかんでいるネイサン。「なるほど。確かに少しにぶっているようだ」とジェイムズ。
 「どっちが子供何だか…」二人のやり取りに笑うソロモン。
 「ところでディーヴァの寝起き、大変だったそうじゃない」とジェイムズに言うネイサン。
 私だけがまだ会ってないとネイサン。アンシェル兄さんもまだですよとソロモン。
 「それじゃあディーヴァは、目覚めの血をまだ口にしていないのね」横たわっている少女。
 彼女の髪の毛についていた緑の葉がたちまち枯れていく。

 一方、検査のために血を取られた宮城カイ(吉野裕行)、デヴィッドに全部話してもらうと言う。
 「小夜の全てが知りたいか」
 「ああ!俺みたいなバカだって、あいつが普通じゃねえ事ぐらいわかるさ。
けどなあ、あいつと過ごした一年は嘘じゃねえんだよ。もうあいつがなんであれ、俺の大切な家族なんだ」
 「そのために、翼手と戦い続ける事が出来るか」「ああ」ジョエルの日記。赤い盾と翼手との戦いの記録。
 同時に小夜の歴史でもある。翼手と戦い続ける意志を持った者だけがジョエルの日記を紐解く事が許される。

 ハジの事をソロモンに聞くネイサン。
 「私もジェイムズもまだ一度も会った事が無いから、どんな男なのか、興味たっぷり」「興味は無い」
 「気にならないの?ディーヴァの花婿なのよ、彼は」
 「ディーヴァとつがうべき対象を、いかに捕獲するかと言う事以外、関心は無い」
 「小夜にも興味は無いのかしら。彼女は私達の花嫁よ。そうよねえ、ソロモン?」
 何か考え込んでたソロモン、はっとしたように「ええ」と答える。「でしょう。運命の人だものね」
 「同時に、脅威の対象でもある。小夜の血は、我々に死をもたらす」とジェイムズ。
 「それもわかっています。けれど私達と彼女とは、元をただせば同じ種族同士。わかりあえるはずです。
だが、その理を崩したのは…」とソロモンが言いかけると、「赤い盾だ」とアンシェル(中田譲治)。
 アンシェル、リーザの姿でディーヴァの頭をなでていた。

 ジョエルの日記を読んだカイ。「それが我々の知る真実だ。それでもおまえは小夜を家族と呼べるか」
 何も答えられずにカイが顔を歪めていると、そこにリク(矢島晶子)達が入ってくる。

 リーザ姿のアンシェルが3人の方に歩いていく。柱の横で本来の姿に戻る。
 小夜に会ってきた事を伝えるアンシェル。「この目で確かめたかったのだよ、今の時代の小夜を」
 「どうでしたか?」とソロモンに聞かれ、「私が見てきた中でもっとも人間らしい小夜だった」とアンシェル。
 ハジも確認できたのですねとソロモン。「常に小夜の行く所について行く。そう、まるで子犬だ」
 なぜその場でハジを捕らえなかったのかとジェイムズ。
 「ものには順序というものがある。それに血を流したくなかった」「血を?」
 「そう。同じ種族同士わかりあおうともせず、流した血の量で物事を決めるようでは、
まるで人間のする事と同じではないか」
 小夜を動物園に招待した事を伝えるアンシェル。
 あそこは始まりの場所だって兄さんは言ってましたよねとソロモン。
 「そうだ。全てはそこで始まり、そして終わりとなる」彼らが飲んでるワインに張られた紙に描かれている廃墟。  CHATEAU DUEL 1967。アンシェルはハジの意志で来て貰いたいので、小夜を動物園へ招待した。
 そしてアンシェルは小夜を排除するつもり。アンシェルの気を受けて、破裂するワインの壜。
 「我々はディーヴァのために存在する。ディーヴァを殺めようとする存在を許して置けまい」
 ジェイムズはアンシェルに賛成する。ネイサンは反対する理由が無い。
 ソロモンもアンシェルの言葉は僕の意志だと賛成する。「ディーヴァのために」乾杯するシュヴァリエ達。

 しかし一人になって川を眺めているソロモンは小夜の事を思い出し、悩んでいた。
 その後ろに立っている二人のシフ、ソロモンを襲うが、あっさりかわされる。
 再度、ソロモンを攻撃するが、その刃を簡単に止めるソロモン。ソロモンは右手を刀に変化させ、シフを襲う。
 しばしのつばぜり合いの後、ついにシフがソロモンの右腕を落とす。「これなら、遠慮はいりませんね」
 ソロモン、動じる気配は無い。

 バラバラになって死んでいたシフを部下に片付けさせる飴男、ヴァン・アルジャーノ。
 ソロモンの連絡で来たのだ。ソロモンに右腕はついていた。「兄さん、僕は、小夜に会いに行きます」
 月に向かって言うソロモン。

 木の根を枕に幸せそうに眠っている小夜。その頭をなでるハジ。

予告「月を見るたび思い出す、僕達の命に、限りがあると言う事に。
朝の光を恐れ、体に刻まれる死の印に怯え、冷たい宵の闇に震える。
その呪縛を断ち切るために、僕達は、火と氷の国から抜け出したんだ。生きる事を、それを得るために。
次回、BLOOD+、すっぱいブドウ。小夜、おまえは僕達が殺す」

感想:そおかあ、あのシフ達はアイスランドから逃げてきたんだ。マウスの一種か。可哀想に…。
 飴男もアイスランドに行くのよね。テッドの研究仲間もアイスランドにいる…。
 ディーヴァは周りの生気を吸い取るのか。シュヴァリエ達は自分達のようなものを作ろうとしているのか。
 シフは翼手としては理性がある方だが、まだ欠陥品。でもお仲間増やして何の益がある。
 ああ、しかし、カールさんがいないのはさびしい。
 カールさん、手負いの身では、小夜に追いつくのは大変でしょうが、早く来てね。

BLOOD+ 01
桂 明日香著 / Production I.G原作 / Aniplex原作
角川書店 (2005.12)
通常24時間以内に発送します。

関連サイト
ネコミミアンテナ

ちっちゃん俳句「半々を 吹きすさぶ中 ホテルかも」「この仲間 一緒されたし けしかける」

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