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プラネット・ロック

「プラネット・ロック Planet Rock」交響詩篇エウレカセブン 第46話 ☆☆☆☆☆
監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン・メインアニメーター:吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 音楽:佐藤直紀 脚本:大野木寛 絵コンテ:菱田正和 演出:佐藤育郎 作画監督:柴田淳 内田信也 土岐義芸 メカ作画監督:大塚健 

 スカブコーラルの指令クラスターの位置はテンシャン山脈。
 デューイ・ノヴァク(辻谷耕史)はオペレーション・ネノカタスを始めようと言う。

 イズモ号をレベルアップさせるべく、忙しく働くトレゾアの皆様方。
 ジョブス(志村和幸)とウォズ(長島雄一)も決戦に向けての月光号のスペックアップに関して、
言い争いをしている。
 そして、ホランド(藤原啓治)は、軍の人間に黙って痛めつけられていた…。それを止めるタルホ(根谷美智子)。 「良いんだ…。これは男と男の…」「男と男って、どうしてこうバカなの!(確かに…)
確かにあたし達は、あなたの部下を殺したわ。でもそれについて謝るつもりは無い!
謝った所で済む問題じゃないから。謝ったからって、この人を殴ったからって、気は済まないでしょう?
だけどねえ、今はその事を横に置いて欲しいの。やるべき事があるのよ!」
 「その前にやるべき事がある」と軍人は又ホランドを殴ろうとする。
 タルホ、その軍人の肩を掴んでホランドから離し、「ほっんと、バカね」と言う。(同感)
 「こんな半病人みたいなのを殴って、何が楽しいのよ」タルホ、ホランドの髪の毛を掴んで、彼の染みを見せる。 「これがなんなのか、KLFライダーだったらわかるでしょう?!」軍人達に動揺が走る。
 「誰でも良いわ!こいつで出撃してみなさいよ!」とタルホはホランドが乗って戦っている機303を示す。
 「魂の半分を持ってかれるような苦しみを味わいながら、この人は戦ってるの!!」
 「止めろって」と弱弱しく言うホランドに向かって「うるさい!止めないわよ!」とタルホは言い、
「なぜだかわかる?世界が…、世界が終わるかもしれないから!デューイの思いのままにさせておくと!」

  レントン・サーストン(三瓶由布子)の熱は一向に下がらない。強い雨が降ってくる。
 心細いモーリス(根谷美智子)、メーテル(木川絵理子)、リンク(水沢史絵)はエウレカ(名塚佳織)に抱きしめてもらう。
 しかしメーテルが突然泣き声を上げ、飛びすさる。
 どうしたのと言うエウレカに「だって…だって…なんかすごく昔に、あったかくて、良い匂いに包まれてたの…」と言うメーテル。
 何かに気が付くエウレカ。「止めろよ」と言うモーリス。「それが、急に冷たくなっちゃったの…」
 「止めろってんだよ!」ハッとするメーテル。後ろを向き、肩を震わせているエウレカ。
 「ゴメンね、みんな…。私…、みんなのママを…」「ぼくらのママはママだよ」とモーリス。
 「そうだよ、ママだよ」とリンク。「ママー!」と泣き声を上げ、エウレカに抱きつくメーテル。

 ユルゲンス(小村哲生)、艦の色に文句をつける。「軍艦とはな、本来男の熱い血潮に濡れているものなんだ」
 真っ赤が良いそうだ。

 一方ホランドはチャールズとレイを殺した自分に、戦いが終わった後、
タルホとおなかの子供と暮らす資格があるのかと悩んでいた。
 そこにマシュー(中村彰男)が現れる。軍に動きがあった。
 DJ連中とリフ・ボーダー達からの情報で、ここの回線はパンクしそう。
 その情報により世界規模で軍が動き出したらしい事が判明したのだ。つまり指令クラスターが発見された。
 「やれる事をやろう。…怖がるのも悩むのも、全部終わってからにしましょう」とタルホはホランドの手を握りながら言う。

 ドミニク・ソレル(山崎樹範)にこの艦を降りる最後のチャンスを告げるユルゲンス。
 しかし彼の覚悟は変わらない。
 部屋を出ようとするユルゲンス、相変わらずドミニクのベッドを占拠するガリバー(杉山大)に気付く。
 「ちゃんとえさは食わせてるのか。ちょっと痩せた様に見えるが」とユルゲンス。
 ユルゲンスが去った後、ドミニクはアネモネの事を想う。
(おお、ドミニク、ハンサム!ガリバー、丸い!痩せてるか?)

 アネモネ(小清水亜美)はジ・エンドの前で心ここにあらずって感じで座り込んでいた。
 左手にはドミニクからもらったアネモネの花が…。

 高熱に暴れるレントン。みんなで取り押さえる。思わず涙を流すエウレカ。
 その涙がコンパク色に輝く腫れに落ち、一瞬輝きが強くなる。今度はエウレカが自分の体の不調に苦しむ。
 腕に赤い色が走り、背中が盛り上がり、緑と赤の綺麗な羽が生える。
 「ゴメンね、やっぱり私、みんなのママになれない…」「どうしてよ!ママはママだよ」とメーテル。
 「だって…、私…、みんなと違うから…」その時、強い風が吹き、テントがめくれる。テントを押さえるエウレカ。
 子供達も押さえる。モーリスがエウレカを見て笑顔を浮かべる。
 エウレカがメーテルやリンクを見ると、二人も笑顔を浮かべた。

 「移民宇宙船キボートスより信号受信。
オラトリオ・ナンバーエイト、およびグスタフ四機の制御権が、本艦に遺贈されました」
 「作戦発令から七日と五時間。時間がかかり過ぎです」
 「むしろ賢人達が施したセキュリティー・プログラムをほめるべきです。
そもそも、軌道エレベーター上のアンカーポイントから、オラトリオ・ナンバーエイトを降下させるだけで、
五日はかかるのです。
二日程度の遅れは、問題ありません。それに御覧なさい、大佐を。あんなにリラックスしていらっしゃる。
大佐は全て、見越してらっしゃるのですよ」

 ゲッコーステイトはテンシャン山脈が軍の集結ポイントである事に気付く。
 短波音声の裏に別信号を乗せて、リフボーダー達はやりとりしていた。(何の事かわかりませーん)
 法律違反である。
 「しかし無謀だな。連邦空軍の八割に当たる、1万3千隻を、たった2隻で相手にしようだなんて」とユルゲンス。

 オラトリオ・ナンバーエイト、予定高度に到達。
 それは燃える夕陽を背景にして、星のようなその威容を誇っていた。

 レントンは熱が下がり、目を覚まして、子供達の笑い声が聞こえる方に行く。
 そこには海岸の砂浜で遊ぶメーテル、リンクとそれを見守るモーリス、
そして羽を生やしたエウレカの姿があった。
 「レントン!目が覚めたの!」と明るい声で言うエウレカ。その姿にどぎまぎしているレントン。
 自分の姿が変わっている事を思い出し、顔を背けるエウレカ。しかしレントンはエウレカに駆け寄る。
 「綺麗だ。とっても綺麗だよ、エウレカ。それに、その羽、すごく似合ってる」感激し、レントンにだきつくエウレカ。 「私ね、私、レントンが好き。だからずっと一緒にいたい」「俺もだ。ずっと一緒にいよう。約束だ」
 二人の姿を見守る子供達。羽に触らせてもらうレントン。暖かい。子供達、でっかい琥珀の山を見つける。
 足跡がついている。5人、手を繋いで登る。その先にはどこかへ続く海の上の道があった。
 こんなのは昨日まで無かった。ニルヴァーシュが立ち上がり、レントン達のほうを見つめる。

 ユルゲンス達は、軍隊式に決意を新たにし、ゲッコーステイトの連中は連中らしく、作業を始める。

 いよいよ作戦の準備が整ったデューイ。
 「一万年前、地上に富をもたらすために作られたこのシステムによって、我らは地上の悪を焼き払う。
我ら人類が生き延び、この星の覇を制した時、
諸君らはこのシステムが本来の目的のために使われた事を知るであろう。もはや、我らを止めものはいない」

 ニルヴァーシュに乗り、道の先へと進むレントン達。巨大な構造物が見えてき、コンパクドライヴが反応する。

 デューイは「私に最高の踊りを見せておくれ」と薬をアネモネに差し出す。

 巨大構造物の前に、一人の若い女性が立っていた。振り返って笑顔を見せる。「お姉ちゃん!」

感想:過去の罪を背負いながら、それでも前に向かっていくのよね。そう簡単には割り切れないけれど。
 過去も大事だけれど、それ以上に今が大事。まあ、被害者はそうそう忘れる事など出来ないけれど…。
 今の世界全てに言えるよね。まあ、日本はどちらかと言うと加害者だから、大きな顔は出来ないけれど…。

関連サイト
『ラスト・ワールド』(奥の寄り道☆)
『幽☆遊☆白書』~仙水と樹の亜空間 その1
『幽☆遊☆白書』~仙水の亜空間 その2
CHEZ MOKANA
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エウレカセブン「第七の幸運をもたらす宿」
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コメント

ノヴァの、プログラムする?

投稿: BlogPetのちっちゃん | 2006.04.26 12:14

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