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すっぱいブドウ

「すっぱいブドウ」BLOOD+ 第21話 ☆☆☆☆☆
監督:シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:砂山蔵澄 絵コンテ・演出:佐山聖子 作画監督:小谷杏子

 デスマスとゲスタクが死んだ。残っているのはここにいる8人だけ。
 二人の死を冷静に言うモーゼス(矢薙直樹)に激昂するカルマン(野島健児)。「静かにしてくれないか」
 ギー(福山潤)の声が響く。「見てごらんよ。こんなにも、月の光が美しい夜なんだ。台無しにしないで欲しいな」 ギイに腹を立て、何かを言い募ろうとするカルマンだったが、モーゼスが止める。
 イレーヌ(豊口めぐみ)が探索を開始したのだ。
 彼女は目標が南にいる事を告げる。(血が近いゆえに、存在がわかるのか?)シフ達、南へと移動を始める。   「急げよ」とモーゼスが廃墟の上に立つギーに声をかけ、去る。
 「急ぐさ。そうしなければ僕は、次の満月を見る事が出来ないからね」

 ヴァン・アルジャーノ(諏訪部順一)と電話で会話しているソロモン(辻谷耕史)。
 アイスランドのキルベドはもぬけの殻だったそうだ。キルベドのスポンサーはゴールドスミスだった。
 遺伝子操作によるクローニングの実験をしていたらしい。
 ここが閉鎖される直前、何らかの事故を起こしたそうだが、
運び出された死体には血が一滴も残っていなかった。
 やったのはおそらく、例のパリで回収した連中。ソロモンは捜査を打ち切らせる。

 一方、我が愛しの岡村昭宏(伊藤健太郎 キャー、あーくんよ、あーくん!うふふふふ)と謝花真央(小清水亜美)の珍道中は、ブドウ畑の真ん中で頓挫していた。
 オンボロ車がとうとう故障したのだ。
 5000万お持ちのお嬢が、安物のオンボロの車を購入する事を決めたのだ。
(五千万たって、使い方によってはあっと言う間に無くなるからね。
でも、こうなってみると、ちゃんとした中古の日本車を買ったほうが良かったな…)
 可愛くて安かったから、このオンボロ車に決めたらしい。(確かに可愛い。フランスの車よね)
 で、いつものように岡村は一服しようとするが、お嬢に止められる。(頑張れ、お嬢!応援してるよ)
 いつになったらカイに会えるんだかと落ち込むお嬢。一番臭そうだったサンクフレッシュもダメ。
 で、今はシャトー・デュエルに向かう途中。
 岡村は畑があるなら、農家もあるだろうと水をもらいに、(ついでに一服しにに違いない)出かける。
 居残りのお嬢はカイ(吉野裕行)の夢を見る。そんな時、車のクラクション。
 ソロモンが乗った車が、岡村達の車が道を占拠しているせいで、通れないでいたのだ。
 ソロモンに事情を説明するお嬢。
(きっと英語で話したのよ。お嬢様だから、フランス語も出来るのかも。
もう、ヴェトナムで孤児達と自由に話せた時点で、言葉の問題は無視。きっと、あの子達も英語ペラペラなのよ。
そういう教育を受けているのよ!)
 ソロモン、斜めの土手に車を走らせ、先を急ぐ。“アンシェル兄さん、なぜあんな者を…。やはり”
 シフの事を思い出し、顔をしかめるソロモン。ソロモンの顔をどっかで見たようなと思うお嬢。
 そこにあーくんがバケツを持ってやってくる。
 お嬢、「あっ!」と大きな声を出し、驚いた岡村、バケツを落として、水をすっかりこぼしてしまう。
 顔を上げた岡村が見たものは、車からぶらぶら出ている女子高生の脚だった。(まあ、色気は無いが…)
 お嬢、カバンの中を捜して、さっきの男がサンクフレシュのCEOである事を知る。

 ようやく、通称動物園のある村に着く音無小夜(喜多村英梨)とハジ(小西克幸)。小夜は倒れる。
 ハジは自分の血を小夜に飲ませようとするが、彼女は拒否する。

 一方、珍道中組みはワイナリーに着く。ワインをご馳走しようと主人が、グラスを差し出す。
 お嬢がグラスを取る前に、すばやくそのグラスを取り、ワインを飲み干す岡村。
 「おまえ、未成年だろ」(日本ではダメですね。フランスは大丈夫そうな…)
 岡村、シャトー・デュエル1967の事を聞く。
 その間に、怪しい動きを見せる真央様、 ボトルとグラスをこっそり取り、岡村の後ろの方に移動していく。
 主人も岡村もそれには気付かず、話しに専念。
 あの年は、雨が多くて出来が悪かったんだが、それをサンクフレシュが全て買ってくれたのだ。
 岡村、真央がサンクフレシュのCEOを見たという話しを思い出し、後ろを振り向いて聞く。
 その時、真央はお嬢様としてははしたなくも(まあ、組のお嬢様だが…)、お腿にボトルを挟んで、
栓を抜こうと奮闘努力していたのだが、岡村がこっちを見ている事に気付き、可愛い子ぶっり子して誤魔化す。
 しかし、考えに集中の岡村、お嬢の奮闘努力に気付かず、
「て事は、やっぱりここがドンピシャッって事だな」と言う。
 しかし、お嬢様、賢くも、ラベルの絵とここが違う事に気付く。引っ越したのだ。前は丘の向こうにあった。
 ジョエル・ゴルトシュミットと言う大金持ちの土地で、ラベルの城も彼の物。
 大きな火事があって、そこにいた人全員死んでしまった。
 土地を売りに出しても、怖がって買い手がつかず、屋敷の周りは昔のまま。百年以上も前の話。
 火事ぐらいで全員死ぬかなと疑問を口にする岡村。それを聞いて、もう一つの話をする主。
 火事が起こる前に屋敷の連中は全員血を吸い尽くされて殺されていたと。主はお爺さんの体験談を話す。
 屋敷の焼け跡から歌が聞こえると言うので、お爺さん達が行ってみたら、青いバラを持った少女がいたそうだ。

 夜道を動物園へ向かって歩く小夜達。小夜は長い間血を与えられていないので、ともすると倒れそうになった。 そんな時シフ達が現れる。
 赤い盾かと言う小夜に「我らはシフ。限りあるもの」とモーゼスは言い、彼らは大きな刃の武器とか、
重さで攻撃するものとか怖い感じの物を出す。
 「貴様の血を、貰い受ける!」とカルマンが刃を小夜の方に向けながら言う。
 ハジが小夜を抱っこしながら高く飛び、攻撃をかわす。そのまま、小夜を抱きながら逃げるハジ。追うシフ達。
 しかし、ギーとイレーヌは別の所にいて、戦いに加わっていなかった。「戦わないの、イレーヌ」「あなたは?」
 「人を傷つけなければ生きていけない、罪深い生き物なんだ、僕達は」「わかってる。けど…」
 「日々の糧を得るために、他の命を奪う。自然な事だ。
それに…、この呪われた体を清めるには、特別な血が必要なんだ」
 「だけど、こんな事…!」ギーの方に顔を向けるイレーヌ。「ギー…、あなた…」
 ギーの右腕は赤く光る斑点に覆われていた。腕が露わになっていた事に気付き、急いで隠すギー。
 ギー、イレーヌの前から去る。
 一方、ハジは小夜を樹の穴に隠し、シフ達と戦うために、彼らの方に向かっていった。
 ハジは、小夜に短剣を残していった。超人同士の戦い。ギーは小夜がいない事を気付き、小夜を捜しに行く。
 ギーが小夜を捜しに行った事に気付き、ギイを追おうとするハジ。
 しかし多勢に無勢で、(それにおそらく栄養も足りないね、ハジ)、体を貫かれてしまう。
 しかし、体を貫かれながらも、ハジはその体で、小夜に近づこうとするギイを止める。
 ハジは手負いだが、ギイも体の不調を抱えていた。もう時間が無いギーはハジを樹に縫いとめる事に成功する。 「君にはわからないだろうね、闇の中でしか生きられない、僕達の苦しみなんて。
君と僕の違いなど、たった一つの事なのに。僕に足りないのは、特別な血」
 ギイ、ハジの首筋に牙を沈める。ハジの血を吸った後、自分の右腕を見るギイ。
 その赤い斑点と傷はソーンと呼ばれているらしい。それは前の満月の夜からだった。
 ハジを気にして、穴から出てきた小夜をイレーヌが襲う。自分の血を付けた短剣をイレーヌに向ける小夜。
 「知ってるわ、あなたの血は、翼手に絶望をもたらす物だって。でも私達は、あなたの血を恐れない」
 「あなたの血こそ、僕達の希望かもしれないのだから」とギー。
 ギーの顔に亀裂が走り、そこから赤い光が見える。
 「シュヴァリエの血では、烙印を清める事は出来ない。そういう事さ」
 ならばと小夜を傷つけようとするカルマンだったが、朝の光が差してくる。シフ達は去っていく。
 倒れて、気を失う小夜。
 それを見て、自分を貫いている槍に体を通して、何とか樹から自由になるハジ。(痛々しいが、便利な体だ)
 ハジは気を失っている小夜の唇に、自分の血を流し込む。気が付いた小夜はハジに「ごめんね」と言う。

 石の台に横たわるギーを囲むシフ達。ソーンが顔を覆っている。
 シュヴァリエの血では浄化されないと証明出来ただけでも満足だとギー。
 「ただ…、いつか…、日の光の…下を…、どうどうと…歩きたかった……」シフ達はギーから離れる。
 「せめて最後に、日の光を浴びてくれ…、ギー…」とモーゼス。ギーの体は日の光を浴びて燃え上がる。

感想:ああ、毎回あーくんとお嬢の珍道中を見たいなあ。楽しいよ。ルイス共々なごみ系。
 こういう場合、反発しあいながらも、恋が始まるもんだが、まあ、二人の場合、それは無いな。
 お嬢は組のお方だし。お嬢にとってはあのカイの方が、あーくんより断然カッコよかろう。
 私なんか、あーくんを思い出してはニマニマしているのに…。(実話である…)
 ああ、もちろんこの回は珍道中より、シフの悲哀とその戦闘シーンが目玉だが、
あーくんの方が私を興奮させるのである。
 シフってアンシェルが作ったの?何のために?対小夜用武器か?
 すっぱいブドウって、シャトー・デュエル1967とシフ達に与えられて偽りの希望の事かな。
 おそらく小夜の血でも彼らは変わらないのではないだろうか。その考えを吹き込んだのはアンシェル。
 違うか。

BLOOD+ 01
桂 明日香著 / Production I.G原作 / Aniplex原作
角川書店 (2005.12)
通常24時間以内に発送します。

関連サイト
(それでも)好きなんだからしょうがない
ぐるりうぇぶ
Anime速報.com
LIV-徒然なるままに(旧)
農家の嫁の日記
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ばんごはん備忘録
豊饒記~サイタマ覇道の記録-発動篇-
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