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ドント・ユー・ウォント・ミー

「ドント・ユー・ウォント・ミー Don't You Want Me?」交響詩篇エウレカセブン 第45話 ☆☆☆☆☆
監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン・メインアニメーター:吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 音楽:佐藤直紀 脚本:野村祐一 絵コンテ・作画監督:桑名郁朗 演出:小松田大全 作画監督:小林勝利 

 地上から発進していくAFX(たぶん…)。それを見つめる二人のリフライダー。
 その腰にはレントンとエウレカの表紙の「ray=out」が挟まっていた。
 背景ではラジオの声(柴本浩行)が聞こえている。
 「“ray=out”最新号、巻頭特集、みんなも読んだと思う。軍に接収されたリフスポットは53。
しかも奴らはスポットだけじゃない、俺達から波を、源である大地そのものを奪おうとしている」

 一方大気圏外ではホランド(藤原啓治)が体を痛めつけながら、AFXを撃ち落していた。
 その傍らではもちろん月光号も戦っていた。
 「ヴォダラクの高僧ノルブとドクター・ベアの対談。世界は今、とんでもない事に巻き込まれようとしている」

 リフショップ。「なあ、マジなのか、短波が言ってる事って?」と客(山口登)が言う。
 ウーノ店主(鈴木勝美)、「ray=out」最新刊を仲間の連中と回して読んでくれと渡す。
 「傍観してる場合じゃない。俺達にもあるんじゃないか、何か出来ることが」と短波。店主、空を見上げる。
 上空では何かが光っていた。

 イズモ艦の自分の部屋で苦悩するドミニク・ソレル(山崎樹範)。
 そこに入ってくるユルゲンス(小村哲生)、ドミニクの真実を見据えなければと言う言葉を受け、
「ray=out」に書かれている事が本当かどうか確かめてみんとなと言うような事を言う。
 ゲッコーステイトをつぶすのはその後で良いだろうと。
 艦長、ドミニクと共にドクター・ベアの話を聞きたいと月光号に連絡を取る。
 それを聞いたケンゴー(大木民夫)、「奴は信用出来る男だ」と言う。
(男の中の男は男の中の男を分かるんだよなあ)
 「知ってる人間か?」とハップ(山口太郎)に聞かれ、
「一度やいばを交えれば、その位は分かる!」と言い切る。
 イズモ艦の副長(木川絵理子)は艦長の身を心配するが、
「1時間して連絡が無かったら、部隊に攻撃を命じて構わん」と言葉を残して、ドミニクと一緒に艦を出て行く。
 グレッグ(銀河万丈)、ミーシャを膝に抱えて、カートで現れる。
 「何度も説明するの、飽きちゃった」とDVD(ROM?)を渡す。

 逃げるエウレカ(名塚佳織)。追うレントン(三瓶由布子)達。つまずいて倒れるエウレカ。
 立ち止まるメーテル(木川絵理子)、リンク(水沢史絵)。
 モーリス(根谷美智子)、駆け寄ろうとするが、エウレカのコンパクの光に浸食された体を見ると、
立ち止まってしまう。
 しかしレントンはためらわずに、エウレカの側に行く。自分の体の状態を嘆くエウレカを見て、
レントンは土を彼女のコンパクに光る部分に塗る、腫れが引くかもしれないと。
 モーリス、それを見て、顔を歪めてその場を去る。「私、みんなと一緒じゃないんだよ!違う生き物なんだよ!」
 その悲痛な叫びにレントンの土を塗る手が止まる。
 レントン、悔しさに涙を流し、自分の左腕を石で痛めつけ始める、左腕が腫れれば一緒だと。
(気持ちは有難いですが、体が可哀想です。春琴抄みたいなものか…。
でも、体が知らない所で頑張ってる事を知ってるので、無闇に体を痛めつけるのは嫌い)
 止めるエウレカ。
 「約束しただろ…、ずっと側にいるって…、俺が守るって…。
だから、笑ってよ…笑って良いんだって…エウレカ…」
 「…バカ…」寄り添い、見つめ合う二人。檄鉄を起こす音が…。「離れろよ」モーリスがライフル銃を持っていた。 「ママから離れろって言ってるんだ、レントン!」
 モーリスにダメとエウレカが言うが、「どうしてだよ」とモーリスは答える、
「どうしてママはレントンなんか…、ずるいよ…。忘れてないよね、だってママは、本当のママを殺したくせに!」(そうよね、モーリスの歳なら覚えている可能性高いよね。メーテルはどうかな。リンクは小さ過ぎ…)
 その時の事を思い出すエウレカ。
 「取り上げたくせに!もう僕達にはママしかいないのに!一人だけ逃げ出そうなんて…ずるいよ、ママ…。
勝手に僕じゃない奴を好きにならないでよ…。僕だけ見てよ…、もっと見てよ…!
地球概論だって全部読めるんだよ。くだものだって一杯取れるよ…。
レントンなんかよりずっと役に立つんだよう…!」
 モーリス、涙を流している。
(自分はあの姿のエウレカを見て躊躇したのに、レントンは躊躇しなかったから、負けたと感じたんだろう)
 「モーリス…」とレントンが何か話しかけようとすると、
「おまえのせいだろ!お前が来たから、ママはこんな体になったんだろ、変わっちゃったんだろう!」
 モーリス、銃口をレントンに向けて、「戻せよ、全部元に戻してよ!」エウレカ、レントンをかばう。
 エウレカ、肩をはだくと、コンパクの光は胸にまで浸食していた。モーリス、ハッとする。
 「こんな体のママは嫌い?ママの笑った顔が、本当のママの命を奪ったのに、笑ってる私が嫌い?
ママは、何があっても、もしあなたが私を嫌いになっても、…モーリスが好き。
だからモーリスには、ママみたいな思いをして欲しくない」
 モーリス、銃を下ろす。「ママ…」
 エウレカ、モーリスを抱き寄せ、言う、「ありがとう」エウレカに抱きつき、号泣するモーリス。
 それを見ていたメーテル、リンクも号泣している。二人ともママに抱きつく。
 レントン、チャールズの銃を取り、
「モーリスの時代には、俺やママが経験したみたいな、悲しい出来事はきっと無くなる。
頑張るよ、俺もママとおんなじくらい、モーリスが、みんなが好きだから。(それは嘘だな)
笑いながら話がしたいから。だからこの銃はこんなふうに使っちゃいけないんだ。でしょう、チャールズさん」
 空を見上げるレントン。(もちろん、チャールズの銃は愛する人を守るために使う物です!)

 副長に連絡が入る。これから送る映像を当艦、及び艦隊各班、KLFにも全機リンクしろとの事。
 オレンジによる抗体コーラリアンの発生、スカヴコーラルの休眠状態、くだんの限界、
スカヴコーラルが目覚めると空が裂ける、オレンジで攻撃するとスカヴコーラルは目覚めるが、
くだんの限界で物理宇宙が終わる前に、
軍ではなくデューイがスカヴコーラルを殲滅しようとしているといった様な事が、イズモ艦隊の皆に教えられる。
 「道は二つだ。この星を、人々を守るために立つか、黙って飲み込み、見過ごすか」とユルゲンス。
 「いえ、道は一つです」とドミニク。「だな」とドミニクの方を向き言うユルゲンス。
 ユルゲンスはゲッコーステイトと共闘することを宣言する。しかし、真実を知っても、割り切れないのが人の心。
 ゲッコーステイトは軍人を殺しているのだ。
 月光号に向かって発砲する者が現れ、それを止めようとする者も現れる。
 ユルゲンスの言葉が艦隊に響く、
「本当に沢山の命が奪われた。仲間、家族、恋人を失った者も大勢いるだろう。だからこそ思って欲しい。
彼らはなぜその命を散らさねばならなかったのか。見据えて欲しい。
ここに生き立つ我々が今、何と立ち向かうべきなのかを」
 月光号の面々の前ではドミニクが力説していた。「この星を、人類を守るために!」
 「おい、虫唾が走るんだよ、そんなお利口ちゃんの話は!」とホランド。「愛する、人がいます」驚く皆。
 「いえ、自分が勝手に…。その人は、わたしの事なんて。(ただのサンドバックとしか思っていず…)でも…!」
 テレパシー能力でもあるのか、ドミニクの言葉に反応するかのように、
占拠していたベッドから降りるガリバー(杉山大)。
 「それでも構わないんです。私は、彼女をこれ以上苦しめたくない。救いたいんです、ジ・エンドのライダーを。
僕はアネモネを守りたいんです!!」
 顔を赤らめながら言うドミニク。
 ユルゲンスの艦隊の皆への言葉、内輪もめのためか、ユルゲンスの頭から一筋血が流れている。
 「これは地位や名誉のための戦いではない。
この星に生きる人々を、愛する者を守るため、私とドミニク特務大尉とが、個で挑む戦いだ。
賛同出来ない者は隊を抜けて構わない。司令部に戻り通報するのも良いだろう。立ちはだかるは万の数の敵だ。それでも、この世界を守るため、共に立ち上がろうと言う者には心より感謝する。
去る者は、いつか又必ずこの星の上で会おう」

 ドミニク達についての報告をアゲハ隊から受け、
「役に立たないだけならまだ可愛げもあるが…、造反とは…」とデューイ・ノヴァク(辻谷耕史)。
 「いかがなさいますか?」と聞かれ、「やらせておけば良い。今更何が出来る」と答える。
 「それより、あれはまだ使えそうか」
 あれ(小清水亜美)はドミニクの事を聞き、「ふーん、逃げたんだ、あいつ。逃げちゃったんだ…」
 狂ったように笑い、その様子を見て呆れるアゲハ隊。アネモネ、涙を流している。それを見つめるジ・エンド。

 「イズモ艦、マリア・シュナイダー以下88名、及びカムイ、クリコマ、ユルゲンス隊に志願いたします」
 「さあて、忙しくなるぞ」と艦長、煙草を取り出し吸おうとすると、「艦長」と副長に呼びかけられる。
 「ここは禁煙です」(煙草の煙は精密機器に悪いからな)
 一方、月光号では
「分かるでしょう!分かってくださいよ!お願いしますよ!ぼ、僕何か間違った事言ってますか!?」
とドミニクが逆切れ気味。
 月光号の面々はなぜか皆笑っているのだ。
 「おい、こんな所にもう一人いたぞ。どっかの誰かさんみてえな奴がよ」とホランド。
 「うん、そっくり」とギジェット(水沢史絵)。「久しく忘れていた感覚だな」とハップ。
 「ほんと。男前なのにねえ」とタルホ(根谷美智子)。
 赤くなり、「ぼ、僕はその…」とキャップの庇を下にかしげ、顔を隠すドミニク。
 「覚悟しろよ。半端じゃねえぞ」とホランド。うなずくドミニク。

 一方、約束の地。モーリス、レントン同様に石で左腕を打ちつけてみるが、やっぱ痛い。
 とても出来ない。(しなくて良いしね…)テントの布を開け、そっと外のレントンとエウレカを覗く。朝日が昇る。
 眠っていたエウレカを起こすメーテルとリンク。くだものを一杯取ってきた。
 モーリス、仏頂面でレントンにくだものを差し出す。顔を赤く染め、横を向くモーリス。
 レントン、くだものを取ろうとするが、その手が空を切る。レントン、脂汗を流しながら、そのまま倒れる。

感想:男!ユルゲンス節炸裂!まあ、ケンゴーの方がより男だと思うが、カッコよかったね、ユルゲンス!
 最初見た時はこんなカッコイイキャラとは思わなかったよ。
 まあ、ガリバーと格闘している当たりから好きになったんだな。ガリバーにも声優がいるのよね。
 まあ、「ピカピカ」とか、「ピカチュウ!」とか言わない動物にも、
「ヒン」としか言わない動物にも立派な声優がいるんだから…、ガリバーにだって…。
 やっとレントンの対としてのドミニクが現れましたね。
 レントン、エウレカの見た目になんか左右されないで、えらい!
(まあ、私も左右されないとは思うが…。伝染病だったら、怖気づくが…、伝染病じゃ無いし…)
 そうよね、経験を考えると、モーリス複雑よね。メーテルはどうなんだ?
 リンクははっきりとは覚えていないだろうが…。

交響詩篇エウレカセブン 3
BONES原作 / 片岡 人生漫画 / 近藤 一馬漫画
角川書店 (2006.1)
通常24時間以内に発送します。

関連サイト
~澄神静慮具在筆端~
『幽☆遊☆白書』~仙水と樹の亜空間~
夢の旅人
エウレカセブン「第七の幸運をもたらす宿」
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コメント

きょうノヴァの、監督したいなぁ。

投稿: BlogPetのちっちゃん | 2006.04.12 12:41

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