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ルーエンハイム

「ルーエンハイム」MONSTER CHAPTER 68 ☆☆☆☆
原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明 脚本:筆安一幸 絵コンテ:坂田純一 演出:宮本幸裕 作画監督:繁田亨 

 ルーエンハイム。吠え猛る犬ルードヴィッヒ。少年が自転車を見ている。どうしてもチェーンがはずれるのだ。
 少年(矢島晶子)がゴミ捨て場から拾ってきた自転車だった。
 「やっぱりゴミ置き場に捨ててあった粗大ゴミはだめだね」と少年。
 少年のそばに立っていた老人(野沢那智)が言う、「私には粗大ゴミには見えんがね」
 「これに乗るとみんな言うんだ。ゴミだ、ゴミが走ってるって…。ゴミがゴミに乗って走ってるって…」
 「そんな事は無い。立派な5段変速のスーパーサイクルだ」
 老人がもう一度自転車を調整してみようとすると、そこにルンゲ(磯部勉)が現れる。
 老人はホテルの支配人だった。ホテルにはルンゲ以外の客は夫が車椅子の老夫婦だけだった。
 少年の名はヴィム。彼はルンゲの荷物を運ぶ。「私もゴミには見えないね」「え?」
 「なかなか立派な自転車だと思うよ」ルンゲは警察に行く。
 どのくらいの時間で何名ほど警官を補充できるのかとルンゲ。
 州警察に要請すれば小一時間でそれなりの補充は出来ると現地の警官(室園丈裕)。
 ルンゲは町に入ってくるもの全員のチェックをした方が良いと言う。
 ヴィム少年の自転車はギアチェンジをするとチェーンが外れてしまう。町のいじめっ子達が自転車を蹴る。
 ホテルにグリマー(田中秀幸)が現れる。

 駅で人のチェックをするグリマー。銃声を聞く。やはり自分の部屋で銃声を聞く男(佐々木勝彦)。
 しかし妻(藤夏子)には聞こえなかった。妻はそれより宝くじに夢中だった。犬のルードヴィッヒがいなくなる。
 ホテルの支配人に訴える飼い主のヒルマン夫人(羽村京子)。
 グリマーこと、ノイマイヤー(ここではそう名乗ってる)が犬捜しを申し出る。
 犬捜しの途中でルンゲに会うグリマー。ルンゲも犬捜しをしている。ルンゲ、何かが割れる音を聞く。
 ヴィムの父親(花輪英司)が暴れて壜を壊したのだ。
 父親はヴィムがホテルのバイトで稼いだ金で酒を買って来いと言う。
 少年が悩んでいると支配人が「ヴィム、いいんだ。それは君が稼いだお金だ」と言う。
 その様子を影から見ているルンゲ。一方グリマーはソーセージ屋の娘(大谷育江)から有力情報を聞く。
 彼女はあの犬の散歩をした事があり、その犬が骨をくわえたまま、離さず、ものすごい力で引っ張った話をした。 藪を掻き分け、犬を捜すグリマー、突然鳥が飛び立ち、驚く。「私を脅すと大変な事になるよ」
 犬は骨を埋めた所に来て、骨をしゃぶっていたのだ。犬を見つけるグリマー。そこにルンゲも現れる。
 「やあ、どうも、ルンゲさん。どうやら違う手掛かりから同じ場所にたどり着いたようですね」
 「この町で、何をしている」「あなたこそ何をやってるんですか」ルンゲを刑事と見抜くグリマー。
 ルンゲもノイマイヤーことグリマーの事を知っていた。
 「この町に何をしに来たんです?
どうやら、私達は本当に違った手掛かりから同じ場所にたどり着いたようですね。違いますか?」
とルンゲを見るグリマー。
 黙っているルンゲ。「食い止められると思いますか?この町で起きる、とんでもない殺戮を…」

 宝クジがついに当たり動揺する妻。

 いじめっ子達、ヴィムの自転車をどっかにやる。西の丘の「吸血鬼の家」に放り込んだそうだ。

 夫、銃を3丁買ってくる。念のためだそうだ。女房、宝クジの番号をコンラートの生年月日にした事を話す。
 宝クジを買った時、「なかなか当たりませんね、ヘニッヒさん」とコンラート(土師孝也)が話しかけてきたのだ。
 宝くじの番号を書こうとしていた時、コンラートが自分の生年月日はけっこう当たると勧めてきたのだ。
 コンラートが自分達が宝クジに当たった事を広めてるかもしれないと話す。
 そう言えばと、ソーセージ屋の娘が自分の事をちらちら見ていたと話すヘニッヒ。
 女房も裏の飲んだくれが自分の事をじっと見ていた事を思い出す。

 ヴィム、勇を振るって吸血鬼の家に向かう。途中で猫が殺されているのを見る。
 その家にはルンゲとグリマーがいた。グリマーが自転車なら山道の入り口あたりの茂みにあったと話す。
 猫はサブマシンガンで撃たれたようだと話すルンゲ。ヴィム少年の後ろに大量にある絵に気付くルンゲ。
 何枚もの双子の絵。10歳くらい。ルンゲがテンマ事件を担当した頃、双子は十歳ぐらいだった。その頃の絵。  「何枚描いても、満たされない…」

 コンラート、コケモモに絡まっているツルを取り去ろうとしていたら、誰かがそこにやってくる。
 その見かけない顔の男、コンラートに銃口を向ける。

感想:宝くじ、当たった方がもちろん良いに決まっているが、結構当たり過ぎると、
人によっては疑心暗鬼になって、人間関係を壊すのよね。
 まあ、当たった人の近くにいる人も、妬む心が出てこないとは言えないが。
 しかしあっちのソーセージは美味しそうだな。

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