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2006年3月

安らぎの家

「安らぎの家」MONSTER CHAPTER69 ☆☆☆☆
原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:裏畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明 脚本:筆安一幸 絵コンテ・演出:中村賢太郎 作画監督:山本善哉 

 フェアシュテックホテルのオーナー(野沢那智)は手作りのコケモモジャムを泊り客の老夫婦に勧める。好評だ。 ジャムの製造者の写真を見せるオーナー。製造者はコンラート。
 しかしそのコンラートは何者かに撃たれて死んでいた。

 丘の上から町を見下ろすルンゲ(磯部勉)とグリマー(田中秀幸)。
 「この平和な町を、本当に襲撃するんでしょうか」
 「襲撃…。それ以外にも方法はある…。たった一丁の銃で、町が全滅した例もある。
1958年、ツヴァイフェルシュタットだ。ニーダザクセン州で連続殺人が起きた。
自分の隣人が連続殺人鬼なのではないかと、なんでもない日常の出来事にも住民はピリピリした。
そんな集団ヒステリー状態の中、住民の一人が護身用に手に入れた銃で、隣人を撃った。
そこからもう誰も止められなかった。町中に火が放たれ、手元にあるものは全て武器になった。
住民全員が殺し合い、生存者は一人もいなかった」
 「まさか、この町がそんな事に…。くい止めなきゃ…そんな事が始まる前に…」
 「いや…もうすでに始まっているかもしれない」

 いじめっ子に金を取られるヴィム少年(矢島晶子)。「坊や…、憎いだろ…?殺したいほど、憎いだろう?」
 そんなヴィム少年に話しかける誰か。

 宝くじを当てたヘニッヒ夫婦はコンラートの死体を見つける。

 犬が吠える。その犬にむかついている男。

 ご機嫌なソーセージ屋の娘(大谷育江)。自分をこの町から連れ出してくれる素敵な人を見つけたのだ。

 アル中男(花輪英司)とすれ違うホテルに泊まっている老夫婦。
 「おまえの欲しいのは…」車椅子の夫(たてかべ和也)が立ち上がってアル中男に銃を差し出す。
 「これじゃあないのかね?…お前の息子はもう受け取ったよ」銃声が響き、犬の吠え声が止む。

 プラハ。ニナ人形で劇を見せるリプスキー(平田広明)。好評だ。そこに天馬賢三(木内秀信)が現れる。
 テンマはリプスキーの事をニナ(能登麻美子)から聞いたと話す。フランツ・ボナパルタ。
 ドイツ系チェコスロバキア人。フランツ・ボナパルタは偽名。
 第二次大戦後、多くのドイツ系チェコスロバキア人が故郷のボヘミア地方を追われたにもかかわらず、
彼の一家は国内に残留した。
 彼は一度、チェコ人の女性と結婚し子供をもうけている。
 その子供は60年代中ごろすでに行われていた初期段階の彼の朗読会に生徒として参加していた。
 ペトル・チャペックはプラハにボナパルタの息子がいると言った。その少年の写真をニナに見せるテンマ。
 「優秀ではない子供。彼は優秀な子供じゃなかったから、朗読会を追い出された。
…彼はボナパルタにとっていらない子になった」
 自分が知っている人がボナパルタの息子だろうとニナは言う。「早くしないと、大変な事が起こる」「大変な事?」 「私にはわかるの、ヨハンが何をしようとしているのか」「彼は何を…」
 「完全な自殺。本当の孤独。唯一の愛情表現。早くしないと、罪の無い人が、沢山死ぬ」
 リプスキーの部屋に沢山あるボナパルタの絵本を見るテンマ。彼の作品の登場人物はすべてドイツ名。
 沢山のペンネーム、すべてチェコ名なのに、クラウス・ポッペだけがドイツ人の名前。
 もしかしてクラウス・ポッペは本名なのではないか。
 「同じ推理を展開して、父の本名を言い当てた刑事がいましたよ」「刑事?」「BKAのルンゲと言う警部」
 「ルンゲ!彼がここに…」「もう何週間も前に去りましたが」「去ったって…」
 「彼はこうも推理した。いや、ルンゲ警部は推理というよりその本人になりきるんだそうです。
私はクラウス・ポッペだ。私には帰るところが無い。心の平穏をとり戻すために、心のふるさとに戻る…ってね」
 子供の時、父親が僕らの故郷は南ドイツの山に囲まれたある町だと言ったそうだ。ニナは言う。
 「彼は…ヨハンは再現しようとしている…バラの屋敷の惨劇を…511キンダーハイムの殺戮を」

 町は川の氾濫で陸の孤島となる。

 絵本マニア(長島雄一)に会うテンマ。
 そのマニアはヘルムート・フォスと言う89年に発行された絵本を描いた人はクラウス・ポッペと同一人物だと言う。
 ある泥棒が山あいの町に逃げ込んでくる。
 泥棒はその町でもひと稼ぎしようと企むが、町の人々と交流するうちに盗み方を忘れてしまう。
 そして町の人々のために働きながら静かに暮らすようになる。タイトルは安らぎの家。
 嫌な読後感は無くなったが、絵のほうはさっぱりダメになった。ドイツの地図を見せてもらうテンマ。
 ルーエンハイムは安らぎの家と言う意味だった。

 ホテル・フェアシュッテクに警官(室園丈裕)が入ってくる。コンラートの行方不明。犬の射殺。
 殴られて重体のケムナー。殴った奴はいまだにわからない。そこに現れる老夫婦。
 ルンゲはご主人の靴が雨の中を歩いてきたみたいに汚れている事に気付く。
 ホテルから出て、車を運転していた警官、車が故障したのか、立ち往生している男を見つける。
 話しかけるといきなり撃たれる。ホテルの電話は通じなくなっていた。

感想:今回のアニメのテンマは原作よりハンサム度三割増し。
 しかしテンマってハンサムな主人公と言うより、人道派の主人公と言うイメージの方が強いな。
 「MONSTER」のハンサムキャラと言ったらやっぱヨハン…。どうして私はこんなにヨハンは好きなんだ?
 「DEATH NOTE」の主人公ははっきり言って嫌いなのに…。
 ヨハンの方はもともとは優しい人って気がするのよね。まあ、良い人もあっさり殺してるけど。虚無って感じ。
 現実の連続殺人犯は悪と言うより虚無って感じに近いんだろうな。
 どこの国でもロードショーされなかって言う現実の殺人犯についての映画を見たけど、
その映画でも連続殺人鬼をひどく虚無的に描いていた。
 愛も憎しみも無い…。
 まあ彼は家庭環境がめちゃくちゃひどかったらしいが、だからと言ってみんながああなるわけではないし、
彼は本当にひどい事をしているし…。
 月は連続殺人犯では無いな。でも人を見下している所が嫌い。ヨハンの方がひどい事をしているのにね。
 ところで、こんなみんなで殺し合いなんていくらなんでも起こらないよね。ルンゲが言った話は作り話よね。
 えっ、ユーゴの事を考えろって…。 う~ん。

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折れたココロ

「折れたココロ」BLOOD+ 第19話 ☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:森田繁 絵コンテ:松尾慎 演出:羽生尚靖 作画監督:宮前真一 

 雪が積もっている街。
 夜の通りを一人歩く女、修道士のような格好でフードを深くかぶっている人を見て、歩みを止める。
 その人物がニヤリと笑うのを見て、女は向きを変え、反対方向に逃げる。
 しかしその先にも同じような格好をした人が居、その人にぶつかる。その人物の目が赤く光る。女、意識を失う。 女の首筋を露わにし、その首に噛り付く謎の人物。もう一人も噛り付く。
 「おいで、イレーヌ」(モーゼス:矢薙直樹)同じような格好をした長い金髪の少女が現れる。「さあ」
 少女は女の血をなめる。女倒れる。「行くぞ。今日こそ小夜を見つけるんだ」

 エカテリンブルグに着いた小夜達。
 しかしデヴィッド達はいず、テッドに会うためスベルドロフスクに向かうと言う伝言を残していっていた。
 エリザベータ(深見梨加)に肩を抱かれて連れて行かれる宮城リク(矢島晶子)、顔が赤らんでいる。
(エリザベータさんに肩を抱かれているからかと思ったのだが…、後の展開を考えると違うかも…)
 リクに一緒にお風呂に入ろうかと言うエリザベータ(中身がアンシェルかと思うと怖い…)。
 動揺してエリザベータから離れ、一人で入れると主張するリク。
 「もう子供じゃありませんから」(日本人はただでさえ幼く見えるし、特にリクは…)
 音無小夜(喜多村英梨)、顔が赤いとリクをからかう。

 シャワーを浴びている小夜。「あれは、なんだか夢に思えない。…あの嫌な感触…」「どんな夢?」
 エリザベータが小夜が気付かぬうちに入ってきていたのだ。
 髪を梳かすために来たそうだ。(もちろんそうではないが…。すけべ…)
 「あなたが見たその夢の事、聞かせてくれない?」
 「えと…、ハジと私が二人でこのロシアにいた夢なんです。
ハジは今と少し雰囲気が違っていたし、私も何だか私じゃないみたいで…」
 「本当にあった事のように思えた?」「はい」「そう。他に似たような事は?」
 「ベトナムで、嫌な物を見ました。(カールさん…では無く…)私が翼手や、人を殺してるんです。
それもベトナム戦争の時に。私、わけわかんなくて…」
 「揺らいでるのね」ハッとしてエリザベータの方を見る小夜、お腹が鳴る。

 車。「良い子じゃない、カイ」とジュリア(甲斐田裕子)。
 「戦場じゃあ、良い奴がいつも早死にする。それを見るのが嫌なだけだ」とデヴィッド(小杉十郎太)。
 「あなた変わったわね」「変わった?」
 「少し前までのあなたは、鉄の塊のロボットだったわ。
(おまけにジュリアさんの溢れんばかりの色気にも気付かないし…)」
 「今は何だ?」「今はアンドロイドかサイボーグって感じ」「段々弱くなってる」
 「そう?私はその方が良いと思うけど」(もう少しでジュリアさんの色気に気付くようになるのか…)
 「この仕事に弱さは不要だ」「人は強さだけじゃ生きていけないわ」「医者としての診断か」「女としての忠告よ」  「くだらん!」「強情っぱり」
 カイ(吉野裕行)とルイス(長嶝高士)は四駆に乗って、ジュリアさんが運転する乗用車の後ろを走っていた。
 カイが持っている紙袋に手を突っ込み、食べながら運転するルイス。
 カイはテッド・A・アダムス(緒方賢一)が言った事(ディーヴァの事)を思い出していた。
 自分が持っている紙袋に手を突っ込むと何も無い。「嘘だろ、全部一人で食いやがったのか」
 「だってぇ、デブキャラは一杯食べなきゃ力が出ないんだよぉ」
 「そんなデブキャラいるか。小夜だって少しは遠慮するぞ」

 一方その遠慮する?小夜はみんなとお食事。
 ハジの前には何も無く、リクとエリザベータの前には飲み物があるが、
小夜の前にはたくさんのイクラ乗せゆで卵が…。
 又前菜から始めるのかとリクに呆れられるが、これだけだそうだ。
 「イクラ好きなのね」とエリザベータに言われ、「ゆで卵も」と答える小夜、
「よくお弁当にゆで卵を入れてくれたんです、お父さん…」
 沖縄のお父さんの事。リーザさんは必要以上に食べるつもりは無いそうだ。
 「食べる事を娯楽にしたく無いの」
(そうね、あなたが食べる事を娯楽にするのは、普通の人類にとっては迷惑ね)
 ハッとして謝る小夜。あなたには必要なんだからとリーザ。「それより、逃げてるわよ」
 何の事やらわからない小夜。「こぼれています」と横に居たハジ(小西克幸)が顔を近づけそっと言う。
 イクラがこぼれていた。
 そのイクラを拾い、指で挟みながら、
「生き物は、生きるために必要だからこそ食べてゆく。それは生物である翼手も同じ事。
生きるために人の生き血を食べる」と話すリーザ、イクラをつぶし、液をなめる。
 「気にしないで食べなさい。食用のイクラは無性卵だから。どうせ魚にはならないのよ。
あなたは考えてみた事ある?翼手が一体なんなのかって事」
 「そんな事、考えた事もありません」ハジが鋭い目でリーザを見る。「あなたの戦っている相手でしょう?」
 「翼手は、人の血を吸う化け物だって、デヴィッドさんは言ってました」「実際に戦ってきたあなたはどう思った?」 「どうって?」
 「こう考えた事は無い?翼手は何のために存在してるんだろうって。その意味を考えた事は無いかしら?」
 「意味、ですか?」
 「翼手の存在も人間の存在も、何のために許されているのか、私達はどこから来て、どこへゆくのか、
あなたはどう思って?」
 「あの、私、翼手の事何も知らないんです。
でも思うんです、翼手が人を傷つけて不幸にするなら、私が戦ってみんなを守ってあげようって。
それが出来るのは私だけだから。私がやらなくちゃいけないんだって」
 「うっとりするくらい美しい答えだわ。ただ一点を除いて、ね」「えっ」
 「翼手を倒す、確かにそれがあなたの使命なのかもしれない。
でも、それはあなたが心から望んでいる事なのかしら」
 「望ん、で…」
 「小夜、あなたはやらなければならない事と、やりたい事を一緒にしているんじゃなくて。
あなたが本当にすべき事は、他にあるはずよ」
 リクが倒れる。ひどい熱だった。

 高熱にうなされているリク。リクのために氷を砕いている小夜。後ろからリーザが話しかける。
 「不思議よね、あなたのような人が翼手の狩人なんて。戦う意味も知らず、戦う相手の事も良くわからない。
戦わされていると言う事にすら気付かない。あなたは全ての翼手を倒してどうするつもりなの」
 「カイやリクと又沖縄で暮らせたら良いなって」
 「それを得るためにあなたは何人の人間を犠牲にしていくのかしら」小夜の手が止まる。氷が割れる。
 「あなたが翼手を倒す事で、側に居る人間は必然的にその戦いに巻き込まれていく事になるの。
そして、その人間は何かを失う事になる。哀しい現実だわ」
 小夜、振り返るが、結局黙って氷を袋に入れて、リクの頭に乗せる。リーザのおかしさをようやく口にする小夜。 「別に。あなたに興味があるだけよ。人を超える種族を狩るあなたに」
 「私に言いたい事があるならはっきり言ってください」
 「あなた、私達があなたの過去を話さない事を、疑問に感じた事は無いのか。ずるいのよ私達。
ほんとはいろんな事を知っているのにあなたにはそのほんの一部しか教えてあげてないんだから」
 「でも、それは私が自分で思い出さなければいけない事だからって」「そしてあなたは何を思い出したの」
 表情が曇る小夜。
 「戦いの記憶。…赤く炎で覆われたベトナム。白い雪の中、異形の化け物と戦ったシベリアの大地」
 止めてと言う小夜。
 「そしてあなたは知っているはず。その手を血に染めてきた日々の事」
 殺戮の記憶に耐え切れず自分を抱きしめ嗚咽する小夜。「見たのね。何を見たの。話して御覧なさい」
 「あれは…、あれは…」と頭を抱えながら嗚咽する小夜。
 「死んでいたんでしょう、人が。流れていたんでしょう、真っ赤な血が。
そしてその中で、あなたは何をしていたの」
 「私は…私は」ハジが飛び込んで来、小夜の肩を抱く。「あれは、私じゃない」
 リーザの手から一筋の血が流れる(ハジに切られた)。「だと、良いのにね」
 リーザが自分の夢を知っている不可解さに気付く小夜、その疑問を言う。哂うリーザ。
 ハジ、異形の手を露わにし、小夜を守るように後ろにやる。あなたは誰なのと聞く小夜。
 「とっても綺麗だったわ、エリザベータの最後は。あなたにも見せてあげたかった、恐怖にゆがむその顔を。
それにとってもおいしかったの、彼女の血は」
 リーザの傷が治っていく。「だからぜーんぶ飲んじゃった」リーザの犬歯は異常にとがっていた。
 ハジ、リーザを倒そうとするが、彼女はあっさりとその攻撃を止める。
 「道をはずれたシュヴァリエが私に牙を向けるか」と野太い男の声(中田譲治)が言う。
 すっと後ろに下がり、ナイフを投げるリーザ。それを異形の手で受け止めるハジ。
 瞬間移動のようにハジ達の横に現れるリーザ。
 「ラストクエスチョン。…あなたは誰のために生きているの。あなた自身の望みは何」(リーザの声)
 「私を必要としてくれる人達のために、翼手を倒す事」「そう、残念だわ、とっても」
 リーザが目を見開き、ハジ窓の外に飛ばされる。リーザがハジの体の上に膝を下ろす。
 小夜、刀を持って追いかけようとするがここは5階。しかし飛び降り、成功。「許さない」
 「許さない?その気になればいつでもあなたの命を奪う事が出来たこの私を。あなたが。
あなたももう気付いているはずだわ、小夜。自分が人では無いんだと言う事に。
そんな人でなしのあなたが、人間ごっこを演じているなんて、とんだお笑い種だわ。
偽者の家族や仲間達に囲まれて、あなたは一体どうするつもりなの。…人のために戦う。
バカを言う物じゃないわ。だって、あなたは私達の仲間なんですから。…とっくにわかっていたはずよ。
あなた自身も、あなたが狩ろうとしている翼手そのものだと言う事を」
 「私は…」「あなたも又、翼手なのよ」「いや、そんな…」小夜、戦意を無くし、膝からくず折れる。
 ハジ起き上がろうとする。
 「あなたは全部知ってるくせに小夜に教えてあげないの~、ハジ。
卑怯なのかしら、それほどまでして小夜の側にいたいのかしら。シュヴァリエとしての定めに逆らってまでも」
 ハジの攻撃を簡単にかわすリーザ、ハジの手を後ろにねじり、背中から自分の手を貫き、
ハジの体に穴をあける。
 「ハジ!」と声をあげる小夜。「シュヴァリエらしくも無い。わからない人ね。あなたもそう思うでしょう」
 小夜、刀を抜き、自分の血を流す。小夜の攻撃を、完璧に見切るリーザ、刀を押さえる。「何で」
 「遊びはお終い」リーザが気を吐くと、小夜の周りの雪がものずごい勢いで上に上がっていく。
 後ろに飛びのく小夜。。気が付くと刀が折れている。「良い事教えてあげる」小夜の横に瞬間移動するリーザ。  「あなたには家族がいるのよ、本物の家族が。文字通り血を分けた妹よ。私達のディーヴァの」ハッとする小夜。 にやりと笑うリーザ。小夜の目の赤が消えていく。
 「わかった?あなたは自分の妹を殺すよう、赤い盾から命じられていたのよ」「でもデヴィッドさんは…」
 「もちろん知っていたわ。ディーヴァがあなたの妹だって事をね」倒れているハジを見る小夜。
 「みんな知っていたのよ。もちろん彼も…」「ハジ…」
 「どう?仲間だと思っていた人達から裏切られた気分は。
…もっとあなた自身の事が知りたいなら動物園へおゆきなさい」
 「どう…ぶつ、えん…」「始まりの場所。彼も又知っているわ」リーザ、別の気配に気付く。
 あの修道士のような服装をした者達。「行かないのか」(カルマン:野島健児)「ここは引く」
 「求めるものが、目の前にあるんだぞ」「あのシュヴァリエがいるわ」とイレーヌ(豊口めぐみ)。「あいつか…」
 「戻るぞ」人間離れした動きで後ろの方に去っていく謎の集団。
 「フッ、シフか、面白い。かくして世界は血に彩られる、か」と野太い声で言うリーザ、
今度は女声で「ダズビダーニャ、小夜。あなたと会えて、楽しかったわ」
 リーザ、去る。折れた刀を落とす小夜。

 カイ達到着。小夜達はいず、デヴィッドが中庭に落ちていた刀を見つける。
 「ゴメン」と書いたのを消し、「うそつき」とだけ書いたメモが残されていた。

 夜の空母。扉が開いている例のコンテナ。扉の周りには血が溜まっている。何かが血溜まりに落ちる。
 少女のはだしの足が一歩踏み出す。

感想:ああ、又小夜の戦闘意欲が下がってしまいました…。
 一瞬、翼手の事を何も考えなかったのかと、小夜にがっかりした私ですが、嫌な過去を思い出さないために、
無意識的に避けてたのかもね。
 ハジはどんなに穴開けられても大丈夫そうですが、小夜はどうなんでしょうか…。
 アンシェルさん、声がいやらしくって良いですね。
 お代官さんごっことか、殿おたわむれをごっことか楽しく出来そうです。
 カイの役目はやっぱり小夜の精神的盾だと思います。ハジは無口すぎて、さっぱりダメ。
 カイの単純だが、その分真摯な言葉が良いでしょう。ルイス、相変わらずとっても良いキャラ。
 ディーヴァには期待大ですね。
 BLOOD+占い、私は小夜でした。
 「人当たりが良く話題と笑顔が絶えないので、あなたの周囲にはいつも人が集まっていることでしょう。生まれながら天真爛漫な雰囲気を持っています。しかし、実際は人見知りをする性格で、初めて行く場所や初めて接する人の前ではかなりドキドキしているようです。人見知りは場数を踏むことによって、少しずつ解消されていきますからご心配なく。結構ドジな所もあったり・・・でも異性からは、そんな所が気になるのかも♪過去に自分が知らない大きなヒミツを持っているかもしれません」
 はっきり言って人気のあるタイプではありませんが、合ってる様な所も…。小夜はこういう性格なのか…。
 ところでカールさんがいるのに、あーくんがいないのが私的には気になりました。
 カールさんと言われた人は嬉しいでしょうか…。

BLOOD+ 01
桂 明日香著 / Production I.G原作 / Aniplex原作
角川書店 (2005.12)
通常24時間以内に発送します。

関連サイト
そういえば
厚樹のつれづれなるままに
あにたむ素兎亭・別館
ロン毛
暁星 ~ヲタク的活動記録~
冒険の書

ちっちゃん俳句「一口に 入っているな 宇宙かも」
         「考えや 一緒されたる くだらない」

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ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド

「ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド The Sunshine Underground」交響詩篇エウレカセブン ☆☆☆☆☆
監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン・メインアニメーター、作画監督:吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 音楽:佐藤直紀 脚本:大野木寛 絵コンテ・演出:阿保孝雄 作画監督:内田シンヤ、板垣敦、スタジオアド 

 「世界は変わってしまった。私はそれを望んでいたはずだった。この光景を、覚悟していたはずだった。
だと言うのに…、何なのだ、何なのだこの感覚は」
 ドミニク・ソレル(山崎樹範)、悲惨なヴォダラクの地の光景に耐え切れず、吐き始める。
 ふと横を見るとそこにアネモネが咲いていた。「アネモネ…」

 ベットに横たわっているアネモネ(小清水亜美)にアネモネの花を差し出すドミニク。「アネモネね…」
 「あっ。そうなのか。偶然だよ。僕は、花に詳しくないんだ」「アネモネの花言葉知ってる?」「ごめん。知らない」  「消える希望よ」「あっ」「失敗ばかりしてる私への当て付けね」「違うよ。本当に花の事知らないんだ」
 「知らない?そうよね、あなたは知らないのよ。
私がどうして戦ってるか、失敗ばかりしてる私がこの先どうなっちゃうのか」
 「そんな事言うな。僕は…!」アネモネがドミニクの方を振り返り、黙るドミニク。
 「救えるの、わたしの事、救ってくれるの?」「ああ、もちろんだ」ドミニク、アネモネにキスする。
 しかしアネモネはドミニクの口に齧りつく。「わたしの事何も知らないくせに、良くそんな事言えるわね」
 「違う!僕は…!」「止めて。…私に縋らないで」

 地下の真の約束の地の浜辺。あっちこっちに見える天に続くトンネル。しかし空は明るい。
 帰りたいと泣くリンク(水沢史絵)。しかしやらなきゃいけない事があるとエウレカ(名塚佳織)。
 「だけどさあ、どこで何をすれば良いんだよ」とレントン(三瓶由布子)。「わからないわ」
 「わからないって…。だってエウレカは、サクヤさんと会ったりさあ、それに…!」
 「わからないんだもの。だってほんとに、わからないんだもの」
 ため息をついてレントンは言う「ここは…、どこだ…」

 ドレスアップしたアネモネをデューイ・ノヴァク(辻谷耕史)の待つ屋敷に連れて行く車を運転するドミニク。
 屋敷に着き、一人車から降りるアネモネ。デューイはドミニクに辞令を渡す。
 ワルサワにてジ・エンドの次期ライダーの選出が行われる。その選出をしろとの命令だった。

 リンクがお水がしょっぱい事に気付く。
 ニルヴァーシュで仮眠を取っていたモーリス(根谷美智子)がくさいおじちゃんの忘れ物に気付く。
 それはBONES出版の松橋歳雄著、笠原宗紀監修の「地球概論」だった。
 地球は人間がこの星に来る前に住んでいた星。
 開くとそのには世界地図があり、その次のページには海について書いていた。
 リンクがしょっぱいお水と同じである事に気付く。
 レントン、この地に来た時に見た最初の光景とこの本に載ってる地図の類似に気付く。

 「みなさん、幾つもの利害得失を越え、お集まり頂きました事を深く感謝します。
我々はこれより互いに手を取り合い、新しい世紀を迎えるのです。そして打ち立てましょう、新しい秩序を!」
と壇上に立ち演説するデューイ。
 「新しい秩序?それを打ち立てたのはわしら軍人だぞ」
 「我ら貴族を踏み台にしてな。その気持ち、今ならわかるのでは?」0時になる。「新年へ、ようこそ!」

 アネモネと踊るデューイ。「わかるかい?これが現権力者の軍人と、旧権力者の没落貴族達だ」
 「どっちも気持ち悪いのね」「彼らは知らないのだよ、こうして私達が踊っている音楽がまがい物である事を」
 (演奏者はいるが、その楽器はアンプに繋がれていた。録音された音楽なのだろう)
 「あっ」「まがい物であるにも拘らずそれを有難がっている。実にくだらないねえ」
 「デューイは、本物が良いの?」横を向きながら言うアネモネ。
(自分がまがいものだから…。でも、アネモネはアネモネなんだけどね。
あの環境でそう思い切るのは難しいよね)
 鼻で笑うデューイ。
 「私はねえ、王の血筋なのだよ。そう、ここにいる者全てを導き、宇宙へと旅立った一族の末裔なんだよ。
しかしこの星で与えられる王冠は、生贄の王だ。あらぶる大地を鎮めるための」

 今この時も月光号はオレンジを阻止しようとしていた。

 「ホランドは母を殺してこの世に生を受けた。父はそれを、証ととったようだ。にえの王としてのね。
あるいは、父は私を愛していたのかもしれない。だから、ホランドを選んだのかもなあ。
だが本当の所はわからない。ただ選ばれたのはホランドという事だけだ」
 プールの横のデッキチェアに座り幼いホランドを膝に乗せているホランドの父、
それを遠く後ろの方で振り返って見ている若きデューイという写真。

 一方、自分の体を犠牲にして能力を高め、軍と戦っているホランド。

 「なのに父は、ホランドに何もさせなかった。だから私がやらなければならなかったのだ。あの儀式を…」
 自分の顔と腕に儀式の化粧を施す若きデューイ、父親を剣で殺す。
 「その時私は儀式の真の意味を悟った。それは父殺しの儀式だったのだ。
子が親の血を大地に流し、大地を鎮める儀式だったのさ。
ああそうか、父はホランドが生まれながらの母殺しだから、何もさせなかったのかもしれない。
生まれついてのにえの王か」
 自分の手についた父の血をじっとみつめる若きデューイ。その時大地が裂け、隆起する。
 「まるで大地は、私を認めないかのようだった。そして大人達も」若きデューイの袖をまくる男。
 そこには正式の物ではないので、流れて形が崩れた儀式の化粧があった(本来はいれずみなのだろう)。
 「地殻変動は、資格無き者が儀式を行ったからだと断定し、彼らは、
我々一族に与えられていた特権を剥奪した」
 屋敷は壊される。それを見つめる、幼いホランドの手を握った若きデューイ、そこから去っていく。
 「それでも私はにえの王だった。たった一人の。そう、たった一人の」
 ハッとしたようにデューイを見つめるアネモネ、「どうしたんだい」とデューイに言われ、顔を笑顔にして首を振る。(アネモネは孤独なのだろう。だから敏感にデューイの孤独を感じたのだろう)
 「それが道化の冠に過ぎない事を、科学的に証明してくれたのが、アドロックだよ。
にえの王は死に、科学の王が現れたのさ。
私は呪ったよ、あんな欺瞞に満ちた儀式で、大地が鎮まると信じていた連中を。そして何より自分を。
この体の中に流れる血を」
 表情を曇らせてデューイを見つめるアネモネ。音楽が止み、二人ダンスを止めて拍手をする皆にお辞儀をする。 「だから清める必要があったのだ。にえの王が真の王となる事によって」
 アネモネ、デューイを気遣わしげに見る。アネモネ、ダンスを申し込まれる。
 アネモネ受諾、デューイは黙って離れる。

 脂汗を流し、目を閉じて、荒い息をしているホランド(藤原啓治)に呼びかけるタルホ(根谷美智子)。
 「落ちたか…」とホランド。「全部」「そうか…」頭につけた装置をはずそうとするホランド、タルホがジャックを抜く。 「ここまでする必要があるの?」「あるんだよ。…俺にはさあ」整備士がデューイの機体を整備している。
 「くだんの限界は近い。デューイはすでにコーラリアンの中心核をかなり絞り込んでるはずだ。
グレック博士の計算だと、多く見積もっても二ヶ月、それが俺達に残された猶予だ。
俺のやってる事なんて屁のツッパリにもならねえ事はわかってる。だけど、今の俺に出来る事って言ったら、
少しでもあいつらのために時間を稼いでやる事なんだ」
 タルホ、目を見開き、少し顔をうつむけて目を閉じ、顔を上げ、ホランドを抱きしめる。
 「そうだよね。レントン達だって、頑張ってるはずだもんね。…あたし達だって…」

 メーテル(木川絵理子)、レントンに、お空からシュワシュワッて光が出ている事を知らせる。
 崖を登れる所をどうしても見つけれないレントン達。水も食べ物も無い。「どうすんだよ」とエウレカに言うレントン。 「わからない」
 「わからないわからないって、トラパーは薄くて飛べないし、崖は崩れやすくて動けない、
俺達はこの入り江に閉じ込められてんだよ」とエウレカに近づきながら責めるレントン。
 レントンとエウレカの間に入って、レントンからエウレカをガードするモーリス、顔が怒りに震えている。
 その時、「ママー!」と状況を知らずに、明るい声でやってくるリンク、
指輪を閉じ込めた大きな琥珀を見つけたのだ。
 指輪には「R to E」と彫ってあった。
 それを見て何かに気付くレントン、ポケットから「R to C」と彫られた指輪を取り出す。
(レントンからエウレカへって事?もう一つは良く覚えてないけど、レイからチャールズへって事よね)

 誰もいない屋敷の大広間に一人座っているアネモネ、自分の肩についていた白髪に気付く。
 デューイの白髪と気付き、反射的に投げ捨て、自分の肩を一生懸命はたく。
 「ドミニク、ドミニク、どこにいるのよ!早く迎えに来なさいよ!!」

 ドミニクの敬礼を受け、顔が引きつるユルゲンス艦長(小村哲生)。
 「原隊復帰した最初の仕事が…!、タクシー代わりとはな…」「さっそくですが、ワルサワに向かって頂きたい」  目を見開く艦長、顔をそむけ、「貴官側のくそ重い私物は自分で運ぶんだな」確かにくそ重かった…。
 中にはガリバー(杉山大)が…。「なぜおまえがここにいる…!」ガリバー、ドミニクのベットに飛び乗る。

 ニルヴァーシュで崖を登ろうとするが、うまく動かないニルヴァーシュ、落ちる。
 ニルヴァーシュを調べるレントン、故障しているわけではないらしい。
 「なんで、ニルヴァーシュの調子、悪いの?」「わからないよ」
 「どうして?メカニックなんでしょう?」と責めるように言うエウレカ。むっとするレントン。
 「だったら自分で聞いてよ、ニルヴァーシュの気持ち、わかるんだろ」背を向けるレントン。離れていくエウレカ。
 振り向いてそれを哀しそうに見るレントン。厚い雲の隙間から光が差している。
 一人ニルヴァーシュに背を預けて座っているエウレカ、左袖をまくると、
腕のあちこちがコンパクの光を放っていた。
 恐怖に目を見開き、目を閉じるエウレカ。

感想:久しぶりに、レントンが嫌いだった事を思い出しました。ろくに考えずに人を批難する所が…。
 エウレカには私は甘いですね。
 彼女、最初っから、普通の生い立ち、普通の感覚じゃなそうだったから、
通の倫理で断罪するのは間違っているような気がして…。
 今も彼女は人間について学んでいる最中だと思う。デューイ、最初っから狂っていましたね。
 まあ、血を大地に捧げる事によって大地が鎮まるなんて間違った考えに囲まれていたからな。
 今だって、あのアジアで起こった大津波を、神が起こしたものと考える人が世界の大勢なんだから、
笑えませんね。
 まあ、私だってそれなりの宗教観を持っているけれど、自分で考える事も大事にしている。
 デューイほどの頭の人も、それは嘘なのではないかと考えなかったのね。
 アネモネ、デューイが好きなのか、嫌いなのか…。白髪を見て、それを毛嫌いしている感じだったが。
 まあ、お気楽系のドミニクでは救われない感じがするよね。でも、彼はあのレントンの対。
 レントン同様、アネモネを救うのか。
 デューイ、なんか、孤独で、可哀想な気がしましたが、彼が犠牲にした者の多さを思うと…。
 やっぱり子供達がレントン達について行った事は良い事だったね。大好きなユルゲンス艦長が出てきて嬉しい。 ガリバーも好きだ。あの本ってヴォダラク教徒に長年伝えられてきた物なのかな。
 あの指輪の謎は…わかりません…。
他の方のブログを読んでの感想
 そうね、ああ言う極限状況での責め合いと言うのはよくある事なのか。二人とも未熟だし。
 大人でもありそうだし。
 アネモネは彼のあのちょっといっちゃった感じの過去告白を聞いて、デューイの力の弱さ、衰えを感じたのかな。 つまりデューイ自身は自分を新しい王と認識しているが、アネモネのような鋭い人間から見ると、もう衰え、
むしろ殺される側の古い王に見えたのかな。
 ドミニクはちゃんとアネモネの花とわかっていて、知らなかったと言ったと思う。

交響詩篇エウレカセブン 3
BONES原作 / 片岡 人生漫画 / 近藤 一馬漫画
角川書店 (2006.1)
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スターダンサー

「スターダンサー Ster Dancer」交響詩篇エウレカセブン 第42話 ☆☆☆☆☆
監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン・メインアニメーター:吉田健一 音楽:佐藤直紀 脚本:清水恵 絵コンテ:浦野康生 演出:佐藤育郎 作画監督:倉島亜由美 メカ作画監督:前田清明

 ヴォダラ宮の塔はサクヤ様の力を流用する事で塔自体に結界を張っていた。だが、今、塔は攻撃を受けている。 この塔を守護すべく使われていた力をサクヤ様は別の事に使おうとしているのだ。
 レントン(三瓶由布子)とエウレカ(名塚佳織)をゾーンの向こう側に、真の約束の地へと誘うために。

 「お前達に出会えて、嬉しかった」とノルブ(小山力也)に言われ、
「そんな。二度と会えないみたいな事言わないで下さい」とレントンは言う。
 「人と人との出会いは突然だ。だが出会いで人は変わり、進んでいく。別れもまたしかり。
だがその突然に戸惑ってはいけない」
 ノルブはサクヤ様と共にポロロッカを起こすと言う事を話す。
 ポロロッカとはグレートウォールに張られた結界を一時的に反転させる時に起こる現象。
 レントンとエウレカはその中心に向かって飛ばなければいけない。
 その先に真の約束の地へとつながるゾーンがある。

 攻撃が成功した事をアゲハ隊から聞いたデューイ・ノヴァク(辻谷耕史)は直ちにオレンジを撃ち込めと命令する。
 デューイにはレントンとエウレカがサクヤと接触した事がわかったのだ。ジ・エンドを向かわせろとも命令する。  「奴らよりも早く、あれを送り込むのだ。さもなくば…」アゲハ隊、直ちに命令を遂行しに走っていく。
 「浮かぶ瀬はないと知っての船出か、ホランド」

 レントン達は去り、一人残ったノルブ、後ろのハスのつぼみを振り返り見て、
「やっと、二人きりになれましたね」と言う。
 光るハス。彼のコンパクドライヴも光る。ハスのつぼみが開き、中から全体が緑色に光るサクヤ様が現れる。

 アネモネ(小清水亜美)の部屋に行き、彼女が自身で薬を打った事を知り、驚くドミニク・ソレル(山崎樹範)。
 アネモネはこれが無いと戦えないじゃないと言う。
 「いい加減にしろ!こんな量の薬を打ってまでして、何の意味がある」
 「意味はあるわ。だって、デューイが望んでいるんだもの」

 ホランド(藤原啓治)からの指示で、909を乗り手無しで射出する月光号。
 マシュー(中村彰男)運転の606に乗ったホランド、909に飛び移る。

 オレンジ撃たれる。抗体コーラリアンを感じるエウレカとサクヤ。クテキュウ現出。
 もちろん抗体コーラリアンは軍の機体も情け容赦なく壊していく。
 抗体コーラリアンを見て、祈りを捧げるヴォラダク教徒達。
 もちろんそんな彼らをも抗体コーラリアンは殺していった。
 ヒルダ(浅野まゆみ)の808も襲われそうになるが、マシューが助ける。
 しかし今度はマシューの方が3体もの抗体コーラリアンに後ろをとられる。
 しかしその時ホランドの909が現れ、3体を一気に倒す。そしてレントンからホランドに連絡が入る。
 飛んでいるレントン達。

 一方地下。
 お久しぶりのサクヤ様(矢島晶子)を見て上がったのか、よそを向きながら、
「サクヤ様…、私は…その…」と煮え切らない言葉しか言えないノルブ。
(実は風呂嫌いで40年間垢を落としませんでしたとか、あの少年の時とは違い、食い意地も結構張ってます、
とか、煙草もスパスパ吸います、とか、ちょい悪親父どころか、ものすごく食えない親父になっちゃいました、
とか…、いろいろ報告しなければいけない事が沢山あるんだな)
 サクヤ、ちょっと怒って、つぼみを閉じてしまう。
 「あれ、サクヤ様、ど、どうなさったのです?やはり、私などと共になる事が、ご不満なのでしょうか。
それとも、お許しくださらないのでしょうか、あの時、あなたを置いて、ここを去ってしまった私を…」
 「あの時、あなたが私の名を呼んでくれなかったら、きっと私はここにはいない。ね、見てこれ、マイブック」
 サクヤ、つぼみを開いて現れ、ノルブにマイブックを渡す。ノルブが開いてみると、白紙ばかり。
 「40年分真っ白。だけど、それ以外は…」毎ページ、ハートが描かれている。「サクヤ…」
 「フフ、やっと呼んでくれたね。私、ずっと待ってたんだから」ノルブの胸のコンパクドライヴに触るサクヤ。
 「始めよう、あの子達のために」ノルブ、両手でサクヤの手をつかむ。光を発するコンパクドライヴ。
 「そして私達のために」とノルブ。七色の光が走る。

 ホランド、「COMPAC FEED BACK」を起動する。赤くなるコンパクドライヴ。
 「いいかレントン、お前達がこの先どこに行くかはわからねえ。
だが何かあったら、何か困った事があったら、サブシートの裏のスペースに置いておいた物を使え」
 「ホランド、何を言ってるの!?」「それは俺よりも、おまえが持っていた方が相応しい物だ」
 「ちょっと、ホランド!」
 「時間が無い!このまま抗体コーラリアンの群れを突っ切る!良いな、タルホ(根谷美智子)!」
 ホランド、ものすごい勢いで、抗体コーラリアン達を切り捨てていく。もちろん月光号もミサイルを発射していく。  「ダメだよ。このままじゃ突入する前にみんな…」「レントン!いい事、あんた達は私達の未来への希望なのよ」  「タルホ…」とつぶやくエウレカ。
 「あんた達が背負っているのは、あたし達だけじゃない、人類だけでもない、
この星に生きるもの全ての希望なのよ!」
 「全ての希望…」とつぶやくレントン。月光号が被弾する。「タルホさん!」と叫ぶレントン。
 「大丈夫。あんた達が戻ってくるまで、絶対生きてるから。みんな待ってるから。だから早く行きなさい!」
 レントン、涙をこらえ、「俺…」と言いかけると、「迷うな。行け!」とのホランドの通信が入る。
 アミタドライヴ(?)、光り輝く。ニルヴァーシュ、勝手に月光号の上から発進する。そこに現れるジ・エンド。
 ホランド、向かっていく。何とかジ・エンドの攻撃をかわして行くが、結局捕まり、被弾する。
 「バイバイ、不細工さん。邪魔するからいけないのよ」ジ・エンド、ニルヴァーシュに追いつく。
 「私から逃げようって言うの。そういうの、むかつくのよ!」
 大量のミサイル(?それともビーム?)をニルヴァーシュに向けてぶち込む。
 戻ろうとしても、こっちの言う事を聞かないニルヴァーシュ。
 レントンの脳裏をよぎる過去の情景、タルホ、アクセル、ムーンドギー(宮野真守)、マシュー、ハップ、ストナー、ウォズ(長島雄一)、ジョブス、ケンゴー(大木民夫)、ゴンジイ(石森達幸)ヒルダ、ギジェット(水沢史絵)、ミーシャ、チャールズ・ビームス、レイ・ビームス、ホランド。
 しっかりと操縦桿を握るレントン。「行こう…、行こう、エウレカ。みんなのために!」
 ゾーンを越えるニルヴァーシュ。ジ・エンドも後を追うが追いつけない。
 ゾーンの先に光を見るアネモネ、楽しそうな若きノルブとサクヤ。そしてレントンに手を引かれながら、
やはり笑顔のエウレカの映像を見る。
 ひとりぼっちのアネモネ(?ガリバーと一緒かな)の映像。こちらに手を差し出している二人の人の映像。
 誰かが近づいてくる映像。涙を流すアネモネ。花びらが一杯、空から振ってくる。
 抗体コーラリアンは消え、その破壊の跡が痛々しいヴォダラクの地。花びらを受け止めるティプトリー。

 デューイ、ニルヴァーシュがゾーンを越え、ジ・エンドが残った事をアゲハ隊から聞く。

 ぶっ壊れた909の上に力なく座っていたホランド、花びらに気付く。そして空には月光号が。
 通信器を置いたタルホ、「行ってらっしゃい、レントン、エウレカ」

 ゾーンを飛ぶニルヴァーシュ。緑のスカブの大地を手を繋ぎながら行く、若きノルブとサクヤ。
 それを見送るレントンとエウレカ。「ノルブさん、何だか俺、色んな物を置いてきちゃった気がする」
 「でも私、怖くない」エウレカ、レントンに寄り添う。「レントンと一緒なら」
 やはり頭をエウレカの方に傾けるレントン。「俺もだ」ニルヴァーシュに乗って手を繋いでるレントンとエウレカ。   「ねえ、起きて。ねえ、レントン!」メーテル(木川絵理子)の声に起こされるレントン。
 「ほら、ママ」とモーリス(根谷美智子)。「あれ」とリンク(水沢史絵)指差す。 
 鳥が飛び、段階状になった岩の壁のトンネルを、ゆっくりと降りていくニルヴァーシュ。
 そして雲を抜けると、日本が見えた。ニルヴァーシュの横の方には大きなさきほどのトンネルが…。

感想:日本でしたね。もろに日本語の表記が溢れてますもんね、エウレカセブンの世界は…。
 ホランド、今回は死んでません。このまま、死亡フラグなんか無視していって欲しいものです。
 みんな生き残ろう!アネモネも生き残ろう!ノルブとサクヤはあのまま向こう側の世界へ行くのか。

交響詩篇エウレカセブン 3
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アクペリエンス・3

「アクペリエンス・3 Acperience 3」交響詩篇エウレカセブン 第41話 ☆☆☆☆☆
監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン・メインアニメーター:吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 音楽:佐藤直紀 脚本:野村祐一 絵コンテ:坂本郷 演出:原口浩 作画監督:真庭秀明 

 サクヤの存在を感じるエウレカ(名塚佳織)、サクヤの元に赴こうとする。
 エウレカは子供達にニルヴァーシュの所で待っててと言うが、
メーテル(木川絵理子)もリンク(水沢史絵)も納得出来ない。
 しかしモーリス(根谷美智子)が二人の手を押さえる。エウレカにっこり笑い、「待ってて」と言う。

 僧兵達と戦闘しているホランド(藤原啓治)達。
 通信機が三つもあるのに、なぜか月光号との連絡はつかなかった。
 「ダメ、リーダー。撃っても撃っても湧いてくる。これじゃ壁撃ちしてるみたいよ」
と音をあげるヒルダ(浅野まゆみ)。
 それを聞いて何かを思いつくマシュー(中村彰男)。
 月光号に暗号通信を送ると、見えない壁に当たったみたいに跳ね返っていた。

 花のつぼみにノルブ(小山力也)が近づくと、花から薄緑色の腕が伸びてきた。
 その手を握って頬に当て「本当に久しぶりでねえ、サクヤ様」と言うノルブ。
 花からもう1本腕が伸びてきて、途中で二手に別れ、ノルブを抱きしめる。
 「うん、そうだよ。エウレカとレントン。そして、ニルヴァーシュだよ」エウレカ下を向く。サクヤの腕が戻る。
 「レントン、おまえはグレートウォールの先に何があると思う?」「えっ」(レントン・サーストン:三瓶由布子)
 「門を越えたその先には一体何が待っていると思う?」「わかりません」
 「眠るスカブコーラルが、エウレカやサクヤ様を、人類との対話の仲立ちとして生み出したと聞いたら、
ニルヴァーシュはお前達がゾーンを越えるための、渡航の船として現れたのだと聞いたら、おまえは何を思う、
何を考える?」
 「わっ、わかんないです、わかんないですよ、そんなの…」
 「俺とサクヤ様もかつてその先を覗こうとした事がある。そして、たどり着けなかった」
 エウレカ、花の中に入っていく。
 レントン、エウレカの名を叫びながら、あとを追おうとするが、ノルブに止められる。
 「本当によく似ている、私の愛したサクヤ様に」

 エウレカは図書館のような所にいた。サクヤ様らしい影が見えたが、いたずらっぽい笑いを残して、逃げていく。

 「よいな。聖者様の前では、けっして言の葉を発してはならぬ。くれぐれも、この岸の垢で汚さぬように」
 「しかし、私なんぞに、御身の周りの世話が勤まるものか…」(少年ノルブ:福山潤)
 「聖者様とて、お一人で全てが出来るわけではない。お世話をする者が必要だ。
そして、そなたにはその資格があると、高僧会の満場が認めた。がんおうびじょく(?)よどみは無かろう。
これより先、私は立ち入れぬ。ヴォダラクのお導きのままに」
 ノルブの前の扉が開かれ、ノルブが顔をあげると、御簾の向こうに座っている少女の影が見えた。

 少女の影を追いかけるエウレカ。ふと白い何の文字も書いていない本を書棚から取り出すエウレカ。
 開いても白紙ばかり。「わっ」っと後ろから肩を叩かれる。
 振り向くと、そこに青紫の髪とピンクの眼を持った可愛い少女(矢島晶子)がいた。(おお、私好みだ…)
 「こんにちは、エウレカ」「こんにちは、サクヤ」

 「聖者が少女だとは教えられていなかった。そうではないな、我々が勝手に聖者に祀り上げたのだ。
大地から産み落とされた、その少女を」
 つまらなそうな少女の顔。

 「とっても嬉しいの。だって、ずーっと会いたかったんだもん、あなたと。
私の心を訪ねてくれたのは、あなたで二人目。40年ぶりのお客様」
 「私も、会いたかった」「ねえ、聞いてくれる。私、ずっとずっと聞いて欲しかったんだ。私とノルブの事」

 「高僧会が俺を世話係と認めたと言っても、やる事なんてはなから決められてる。
部屋の掃除、着替えの準備、ランプの油の交換、食事の上げ下げ。
俺だからって何か特別な事が出来るわけじゃ無い。勝手やっていいもんでもない。
…だがなあ、いつだって暗い顔。飯だって、一口しか手をつけない。何とかしたいって、普通思うだろ」

 「だってさあ、まずいんだもん。大体体動かしても無いのに、そんなに食べられないって。
毎日やる事無いし、誰も口きいてくれないし、退屈。そしたらね、ある日、あの人ったら…」

 若きノルブ、サクヤの御膳の上に蓮の花のつぼみを置いて、差し出す。
 それを齧ってみようとするサクヤを見て、「いけません。それは池の蓮にございます」と思わずノルブは言い、
はっとして片手で口を押さえる。
 「ハス?ハス?」とノルブを指差すサクヤ。「いえ、わたくしはノルブと…」
 はっと気付いて、今度は両手で口を押さえるノルブ。
 にっこり笑い、ハスを見て、「ノルブ」とノルブを見ながら言うサクヤ。
 ノルブ、頭を下げていたのだが、びっくりして頭を上げる。

 「サクヤ様が初めて見せた笑顔だ。そして俺はその瞬間に…」

 「うふふ。フォーリン・ラブって奴?」と顔を赤らめながら言うサクヤ。「あら」
 「だってしょうがないじゃない。それまでのお坊さんは、みんなかたっ苦しいのばっかりだったんだもん。
そりゃあノックアウトされるって。ノルブはねえ、私に笑顔を教えてくれた人」

 ヒルダ、リーダーの命令で空に向かってビームを撃つ。ビーム、丸天井に跳ね返ったみたいに、丸く拡散する。  結界が張ってあったのだ。ホランド達は亀裂からの攻撃だけを防いでいれば良い。

 「サクヤ様は、決して他の人間に笑みを見せなかった。彼女の笑顔は、俺だけのものだった」
 地震が起き、倒れた灯を消す若きノルブ。気が付いたら、サクヤ様の体があちこち緑色に光っていた。
 それを隠そうとするサクヤ。「コンパクの輝き。美しい」「ノルブ。ノルブ!」
 二人が抱き合ってるのを発見する僧侶。

 「その手は、暖かくて優しくて、この夜がずっと続けば良いのにって。
あの人と一緒なら、ずっと閉じ込められてたって、いいかもって。でも…」

 「その日はやって来た」

 「私が、サクヤ様と一緒にグレートウォールへ?!」
 「言の葉をお教えしていない聖者様が、ノルブ様の御名を発したと、お聞きしております。
聖者様は、お選びになったのです。
常世へと渡り、我らの心願を伝え、大地との負の連鎖を解くために、ノルブ様を選ばれたのでございます」
 「私が…、大地と人とを…。私が…」

 サクヤと若きノルブ、輿に担がれ、「ノルブ様」等々の歓呼の声に送られながら、通りを進んでいく。
 その先は、一筋の光だけが差している、洞窟の中の湖。その湖の上に浮かべられた舟に乗っている二人。
 「なにとぞ、御耳をよごす事を、お許し下さい。
サクヤ様にお供し、門を抜け、人と大地をつなぐ事が出来れば、どれほど素晴らしいか。
我の意味、本懐も果たせると言うもの。ただ、ただ私があの時、名を告げねば、本当は、サクヤ様は私など…」
 サクヤ、ノルブの手を取る。顔を上げ、笑顔を見せ、首を振る。「ノルブ…」「お許し下さい、聖者様」
 二人、口付けをする。二人から緑色の光が走る。聖堂の外では、光に満ちた聖堂を見て感激している人々。
 しかし、二人は、時空の彼方で離れ離れになり、ノルブは苦しんでいた。
 サクヤはそんなノルブに手を伸ばすが、手が消滅していく。
 ノルブも必死でサクヤに手を伸ばすが、掴んだ筈の手が消滅していく。
 ノルブはサクヤを抱きしめるが、サクヤの体はどんどん消えていく。
 うろたえたノルブはサクヤの胸に輝くコンパクドライヴを掴むのだった。
 気が付いたら、彼は巨大なハスの花の葉っぱの上にいて、彼の胸にはコンパクドライヴが輝いていた。
 目の前に落ちてきたハスの花びらを見て「サクヤ」と声に出すノルブ。
 振り返って、巨大なハスの花のつぼみに気付き、泣きながら叫ぶノルブ。

 「もし俺があの時、コンパクドライヴを引き抜かなかったら、そう思うかい?俺にもわからん。
わかっているのは、サクヤ様がつぼみに姿を変えた事、この胸にコンパクドライヴが埋め込まれた事、
俺達がゾーンを突破できなかったと言う事実」

 「ホント、大失敗。でもね、聞いて、私、知っちゃったの。あなたが生まれてくるって事」

 若きノルブの胸のコンパクドライヴが輝き、「SAKUYA」と書かれた文字が、「EUREKA」に変わる。

 「きっとゾーンは今も時を止めたまま、俺の胸のコンパクが、サクヤ様の元に戻るのを待っているのだと思う。
いや、待ってなどおらんか。大地はただそこにあり、我らを見つめているだけだ」
 「つらかった、ですよね」

 「でも、後悔は無いわ。彼がサクヤって呼んでくれた時、やっと一つになれたって気がしたんだもん。嬉しかった。だって私ノルブの事…」
 サクヤ、本の白紙に赤いハートを沢山描く。「エウレカは?レントンの事…」
 赤くなったエウレカ、大きなハートを描く。それを見て、笑顔を見せるサクヤ。「でも、ちょっぴり嫉妬してるんだ」  「嫉妬?」「だってエウレカは色んな物持ってるんだもん」
 ニルヴァーシュの上でおとなしく待っている三人の子供。「私も欲しかったなあ」「えっ」エウレカ下を向く。
 「なあんてね!大丈夫、あなた達ならきっと…」「うん」「一つになる事、怖くないからね」「うん」
 「あの子、エウレカにべたぼれだから」「うん」「絶対優しくしてくれるよ」「うん」「幸せになるのよ、エウレカ」
 「サクヤもね」ハッとした表情をしたサクヤ、顔を赤らめ「うん」と言う。「うん」
 「もうすぐバスが出る時間…。じゃあね、エウレカ」立ち上がり、出て行こうとするエウレカ。「あっ、待った」「えっ」 エウレカのスカブの跡を見るサクヤ。「帰ろうとしたのね。消してあげようか」首を振るエウレカ。
 「これは、私が今まで生きてきた事の、証だから」「強いね、エウレカは」

 地面が振るえ、驚くホランド。ヒルダに指摘されて上を見ると、覆っていた雲が晴れていく。
 「結界が…消えたのか!」

 つぼみからエウレカが出てくる。倒れるエウレカを抱きとめるレントン。「サクヤ様は、なんと言っておった」
 レントンを見、後ろのハスの花を振り返るエウレカ「…幸せになれって」つぼみ閉じる。
 目を見開いたノルブ、柔和な顔になり、「そうか。サクヤ様が…。そうか」と言う。
 驚いた表情でノルブを見つめる二人。

 戦闘艦3隻が接近してくる事を告げるウォズ(長島雄一)。通信が回復。
 ミサイルがヴォダラ宮に大量に飛来する。

感想:サクヤ様、もろ私好み~。可愛い、これは可愛い。
 何にも話しかけないなんて、悪意はないにしても、ひどい事をしたね。

交響詩篇エウレカセブン 3
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コズミック・トリガー

「コズミック・トリガー Cosmic Trigger」交響詩篇エウレカセブン 第40話 ☆☆☆☆☆
監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン・メインアニメーター:吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 音楽:佐藤直紀 脚本:大野木寛 絵コンテ・演出:村田和也 作画監督:水畑健二 メカ作画監督:大塚健 

 ヴォダラ宮の地に来た月光ステイトの面々。40年ぶりに来たノルブ師(小山力也)。
 ノルブ師の教えは迫害されていた。「俺の教えに従って死ぬより、生きてた方がずっと良いのに」とノルブ師。
 今ヴォダラ宮には避難民が押し寄せていた。そして今ヴォダラ宮はお祭り。聖人が生まれたのだ。
 それに乗じて乗り込むというのが作戦だ。「その前に」とティプトリー(杉山佳寿子)。
 ティプトリーの手の者がノルブ師を拉致、ノルブ師の抵抗も空しく、彼は綺麗に洗われる。
 「不浄の手を離せ!俺はノルブだぞ!止めよ!ヤッ。石鹸が目に入った。貴様ら全員地獄ゆき決定!」
(お風呂嫌いだったのね、ノルブ師。サクヤ様に会うんだから、綺麗にしないとね)

 「どうしてこの世界には、生き物が存在しているのかな」とタルホ(根谷美智子)に問うエウレカ(名塚佳織)。
 「世界と生き物って、別々に考えるものじゃないんじゃない」とタルホ、
「世界は生き物で、生き物は世界なのよ。なんかこの子がそう教えてくれてる気がしてね」腹に手をやる。
 「家族になるって嬉しい?」とエウレカに聞かれ「半々かなあ」とタルホ、「なんせ子供が二人になるわけだし」
 ホランドが子供だからと。「レントンみたいに」レントンは子供じゃないと抗議するエウレカ。(子供だね)
 怒ったのかとタルホに言われ、怒ってないと頬をふくらませながら言うエウレカ。
 可愛いと言われてついに枕をタルホに向かって投げる。枕投げが始まる。
 そこにミーシャ(沢海陽子)が現れ、食事も取らずに何やってるのかとタルホを叱る。
 命を自分の体に宿せる人間はすごいとエウレカ。ミーシャがエウレカも生物学上は子供を産めると言う。

 「40年の垢を落とされて、風邪をひきそうだ」とノルブ師。みな笑う。
 「これで、最大の障害が除かれたわけだ」とホランド(藤原啓治)。そこにエウレカが現れる。
 うつむき顔のエウレカ、ティプトリーの「まあ」と言う声を聞き、部屋を出ようとする。
 しかしティプトリーは「待って」と言い、彼女の顔のスカブの跡を触りながら
「そう。これがあなたの選んだ道なのね」と言う。
 ティプトリーの胸に顔をうずめて泣くエウレカ。これからどうするのかとホランドに聞くレントン(三瓶由布子)。
 ヴォダラクの本拠地に侵入し、サクヤにレントン達を会わせる。「それがこの星を救う唯一の方法だ」
 レントンとエウレカ、互いに顔を見合わせうなずく。
 しかしエウレカと離れ離れになる可能性があるので、モーリス達には承服出来ない事だった。
 三人、ニルヴァーシュを見つめる。

 くだんの限界を情報量子学の推測に過ぎないとドミニク・ソレル(山崎樹範)。
 アゲハ達の分析によるとどうやら仮説では無いようだよとデューイ・ノヴァク(辻谷耕史)。
 「我々は今、エッジにいると言う訳だ。
これからどう転ぶか、世界が終わるか否か、全ては我々の今にかかっている。どう行動するかに」
 「バカな」
 「スカブコーラルは、この星に存在する全てをコピーし、情報化することによって、物理空間崩壊の、
イベントホライズンの彼方へと旅立つだろう」
 「アゲハ構想最終章、ですか」
 「アドロックはそこまで読んでいたというわけだ。
くだんの限界を越えた時に、選択をするであろう、スカブコーラルの考えまでもな。馬鹿馬鹿しい。
そもそもスカブコーラルがこの星に来なければ、くだんの限界は無かったはずだ。
なぜ、謝りもしない侵略者と一緒に箱舟に乗らねばならぬ。私は箱舟を壊してでも、この地に生きる事を選ぶ」
 攻撃隊はヴォダラ宮に向かっていた。
 銀河号(?)も急行するとデューイ、「あれにもやってもらう事があるからなあ」
 アネモネをあれと呼ぶのは止めてください、彼女にも一個の人格がとドミニク。デューイ、笑う。
 「そうだな、おまえの言うとおり彼女にも一個の人格がある。忘れそうだったよ。ありがとう」

 目を見開いて仰臥しているアネモネ(小清水亜美)、はっと起き上がる。「ガリバー?誰もいない」又、寝る。
 彼女の後ろにはジ・エンドが、彼女を見守るようにいた。

 お祭りの山車が沢山行進している。ホランド達も山車を引っ張っていた。大きな壁。その向こうにサクヤがいる。 山車を引っ張りながらその壁の向こうに行くホランド達。ニルヴァーシュに潜行していたモーリス達。
 外を見ようとしてリンク(水沢史絵)が機器を触り、
それを止めさせようとモーリス(根谷美智子)がリンクを引っ張り、リンクの手が余計な機器を動かす。
 ホランド達が引っ張っていた山車が突然動く。緑の亀の山車の中にニルヴァーシュを隠していたのだ。
 「白い悪魔だー!」との悲鳴がこだまする。大混乱。ホランド達、素早く武器を取る。
 「こちらアリス!三月うさぎ、お茶会だ!」(何で一々こう言うコードネームを使わなきゃいけないんだ)
 別の茶色亀山車からヒルダ(浅野まゆみ)の機が現れる。「赤の女王、了解!」
 別の緑亀山車からもマシュー(中村彰男)機が飛び出す。「王様もな」
 「三月うさぎ了解。ハンプティ、遅れるんじゃないよ!」とタルホからムーンドギー(宮野真守)へのお言葉。
 エウレカとレントン、ニルヴァーシュに乗り込み、ノルブを連れて行く。
 壁を越えた向こうには大きな広場があり、円錐状の建物があり、その円錐の下に入り口があった。
 そこへ続く道には、風化したような像が何体も並んでいた。
 ヒルダとマシューの二機とホランド、ストナー(松本保典)が来る。ホランド達はここに防衛線を張る。
 レントン達は先に行かねばならない。
 中は金属の壁に覆われていて、灯が灯されており、壁のくぼみにはミイラのような物が何体も安置されていた。 「愚か者達だ。サクヤに心を開かせようと、無理矢理コンパク・ドライブと融合した挙句、死んだ者達だ。
聖人なんかであるものか。一点の価値も無い、負者の列だ」
 行き止まりになる。ノルブが胸のコンパクドライブをあらわにする。
 コンパクドライブに反応する壁、床が下がり、下へのスロープが現れる。暗闇を下降するニルヴァーシュ。
 明るくなったと思ったら、平らなところに出る。
 ニルヴァーシュのコクッピットを勝手に開けるノルブを見て驚くレントン。
 「何やってるんですか!こんな地下だったらトラパーが…」「ここにはトラパーは無い」
 確かにトラパーは無かった。「もはやあの姿になったサクヤには、トラパーは毒なのだ」
 丸天井には星のような光。緑の半円状の巨大な物体。「サクヤの寝所だ。あの中にサクヤが眠っている」
 半円状の真ん中に道が続いていた。その先は洞窟状になっていた。真っ暗。しかしサクヤを感じるエウレカ。
 池の真ん中に巨大なハスが浮かんでいた。ノルブのコンパクドライブが反応する。「ただいま、サクヤ様」

感想:お坊さんって、ああいう型破りの感じの人がいても何の違和感も感じないもんね。
 他の宗教ではそうはいかない感じ。くさい男(女も)は確かにいやね。
 ノルブ師は素敵だが、彼の垢を落としたティプトリーはえらい。
 小山力也さんと言えば私のとっては攻殻のクゼだが、ノルブ師も素敵。
 クゼの方が萌えるが、本当はノルブ師のような余裕のある人の方が良いのよね。
 あのミイラの群れは、彼にとっては命を粗末にした者達で、悔しく、哀しく、ため息ものなのだろう。
 子供はああいう者だから、三人の行動は仕方ないかな。おそらく彼らには重要な役割があると思う。
 他の方のブログを読むと女性器とか男性器とかを思わせるモチーフだったらしいが、
天然のおくてなので気付きませんでした…。
 新オープニングはBLOOD+のオープニングが私にとってものすごく素晴らしく、その分かすんでしまいました。
 私は動きより、止め絵の美しさに魅せられる方なのかな。
 エウレカの顔は私は気にした事が無いが、それは私が女だからかな。
 それより枕投げが、タルホが身重かと思うと、ちょっとハラハラしました。まあ、あの位は大丈夫か…。

交響詩篇エウレカセブン 3
BONES原作 / 片岡 人生漫画 / 近藤 一馬漫画
角川書店 (2006.1)
通常2-3日以内に発送します。

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『ピヨぼんBlog Z』
『幽☆遊☆白書』~仙水と樹の亜空間~
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ルーエンハイム

「ルーエンハイム」MONSTER CHAPTER 68 ☆☆☆☆
原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明 脚本:筆安一幸 絵コンテ:坂田純一 演出:宮本幸裕 作画監督:繁田亨 

 ルーエンハイム。吠え猛る犬ルードヴィッヒ。少年が自転車を見ている。どうしてもチェーンがはずれるのだ。
 少年(矢島晶子)がゴミ捨て場から拾ってきた自転車だった。
 「やっぱりゴミ置き場に捨ててあった粗大ゴミはだめだね」と少年。
 少年のそばに立っていた老人(野沢那智)が言う、「私には粗大ゴミには見えんがね」
 「これに乗るとみんな言うんだ。ゴミだ、ゴミが走ってるって…。ゴミがゴミに乗って走ってるって…」
 「そんな事は無い。立派な5段変速のスーパーサイクルだ」
 老人がもう一度自転車を調整してみようとすると、そこにルンゲ(磯部勉)が現れる。
 老人はホテルの支配人だった。ホテルにはルンゲ以外の客は夫が車椅子の老夫婦だけだった。
 少年の名はヴィム。彼はルンゲの荷物を運ぶ。「私もゴミには見えないね」「え?」
 「なかなか立派な自転車だと思うよ」ルンゲは警察に行く。
 どのくらいの時間で何名ほど警官を補充できるのかとルンゲ。
 州警察に要請すれば小一時間でそれなりの補充は出来ると現地の警官(室園丈裕)。
 ルンゲは町に入ってくるもの全員のチェックをした方が良いと言う。
 ヴィム少年の自転車はギアチェンジをするとチェーンが外れてしまう。町のいじめっ子達が自転車を蹴る。
 ホテルにグリマー(田中秀幸)が現れる。

 駅で人のチェックをするグリマー。銃声を聞く。やはり自分の部屋で銃声を聞く男(佐々木勝彦)。
 しかし妻(藤夏子)には聞こえなかった。妻はそれより宝くじに夢中だった。犬のルードヴィッヒがいなくなる。
 ホテルの支配人に訴える飼い主のヒルマン夫人(羽村京子)。
 グリマーこと、ノイマイヤー(ここではそう名乗ってる)が犬捜しを申し出る。
 犬捜しの途中でルンゲに会うグリマー。ルンゲも犬捜しをしている。ルンゲ、何かが割れる音を聞く。
 ヴィムの父親(花輪英司)が暴れて壜を壊したのだ。
 父親はヴィムがホテルのバイトで稼いだ金で酒を買って来いと言う。
 少年が悩んでいると支配人が「ヴィム、いいんだ。それは君が稼いだお金だ」と言う。
 その様子を影から見ているルンゲ。一方グリマーはソーセージ屋の娘(大谷育江)から有力情報を聞く。
 彼女はあの犬の散歩をした事があり、その犬が骨をくわえたまま、離さず、ものすごい力で引っ張った話をした。 藪を掻き分け、犬を捜すグリマー、突然鳥が飛び立ち、驚く。「私を脅すと大変な事になるよ」
 犬は骨を埋めた所に来て、骨をしゃぶっていたのだ。犬を見つけるグリマー。そこにルンゲも現れる。
 「やあ、どうも、ルンゲさん。どうやら違う手掛かりから同じ場所にたどり着いたようですね」
 「この町で、何をしている」「あなたこそ何をやってるんですか」ルンゲを刑事と見抜くグリマー。
 ルンゲもノイマイヤーことグリマーの事を知っていた。
 「この町に何をしに来たんです?
どうやら、私達は本当に違った手掛かりから同じ場所にたどり着いたようですね。違いますか?」
とルンゲを見るグリマー。
 黙っているルンゲ。「食い止められると思いますか?この町で起きる、とんでもない殺戮を…」

 宝クジがついに当たり動揺する妻。

 いじめっ子達、ヴィムの自転車をどっかにやる。西の丘の「吸血鬼の家」に放り込んだそうだ。

 夫、銃を3丁買ってくる。念のためだそうだ。女房、宝クジの番号をコンラートの生年月日にした事を話す。
 宝クジを買った時、「なかなか当たりませんね、ヘニッヒさん」とコンラート(土師孝也)が話しかけてきたのだ。
 宝くじの番号を書こうとしていた時、コンラートが自分の生年月日はけっこう当たると勧めてきたのだ。
 コンラートが自分達が宝クジに当たった事を広めてるかもしれないと話す。
 そう言えばと、ソーセージ屋の娘が自分の事をちらちら見ていたと話すヘニッヒ。
 女房も裏の飲んだくれが自分の事をじっと見ていた事を思い出す。

 ヴィム、勇を振るって吸血鬼の家に向かう。途中で猫が殺されているのを見る。
 その家にはルンゲとグリマーがいた。グリマーが自転車なら山道の入り口あたりの茂みにあったと話す。
 猫はサブマシンガンで撃たれたようだと話すルンゲ。ヴィム少年の後ろに大量にある絵に気付くルンゲ。
 何枚もの双子の絵。10歳くらい。ルンゲがテンマ事件を担当した頃、双子は十歳ぐらいだった。その頃の絵。  「何枚描いても、満たされない…」

 コンラート、コケモモに絡まっているツルを取り去ろうとしていたら、誰かがそこにやってくる。
 その見かけない顔の男、コンラートに銃口を向ける。

感想:宝くじ、当たった方がもちろん良いに決まっているが、結構当たり過ぎると、
人によっては疑心暗鬼になって、人間関係を壊すのよね。
 まあ、当たった人の近くにいる人も、妬む心が出てこないとは言えないが。
 しかしあっちのソーセージは美味しそうだな。

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エカテリンブルグの月

「エカテリンブルグの月」BLOOD+ 第18話 ☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:菅正太郎 絵コンテ:弥佐吉 演出:誉田晶子 作画監督:大久保徹 

 窓の外を見ながら話をしているテッド・A・アダムス(緒方賢一)。
 ボリスはまだ火と氷の国(アイスランド?)で研究を続けているそうだ。
 傍らには老人(松岡文雄)がベッドで目をつむって横たわっていた。苦しげな息。
 ボリスが手紙を寄越すなんてろくでもない事が起こったに違いないとアダムス。10年連絡が無かったのだ。
 写真には何かの建物の前に並んで立っている4人の男。アダムスの横には髪の長い男。これが老人らしい。
 息子のアンドレイに会ってくるとアダムス。

 知恵の輪に悪戦苦闘している宮城カイ(吉野裕行)、
「力任せにやっても無駄よ」とジュリアさん(甲斐田裕子)に言われる。
 「力任せにやると壊れちゃうわよ。もっと肩の力を抜いて…、ゆっくり、そっと、優しくね」
 「うるさいな、んな事はわかってるよ。だからさっきからこうやって、こう…」
 ジュリアさん、カイから知恵の輪を取り上げる。
 「相手の立場に立って、逆から物事を見てみるの。パズルならそれを作った人の事を考える。
その人が何を考えて、どんな仕掛けを作ったか。そこから逆算すれば…」
 ジュリア、あっさり知恵の輪を解く。「パズルは自然と解けるようになるの」
 ジュリア、又あっさり知恵の輪を元に戻す。「恋愛と同じよ」
 デヴィッド(小杉十郎太)とルイス(長嶝高士)が入ってくる。
 小夜達は300キロ東のチュメンと言う町にいるそうだ。小夜達は午後の列車でこちらに来る。
 着くのは明日の朝。カイ、デヴィッドとルイスの用事に付き合う事になる。目的はテッド。血液学者。
 戦争中はヴェトナムの研究所に在職、戦後数人の仲間とロシアに亡命、
ヴェトナム時代はデルタ67の研究責任者だった。
 カイはデヴィッドが親父の銃を取り出したのを見て、返せと言うが、まだ早いと言われる。
 「おまえにわかるのか、この銃の重みが」黙るカイ。
 テッド・アダムスがいるはずの家に着いたが、カイは車に残れと言われる。
 「バカ言え。俺も行く」とカイは言うが、
「勘違いするな。おまえを連れてきたのは身勝手な行動をしないよう監視するためだ」と言われてしまう。
 ルイスが車を見張る奴も必要と取り成す。
 一人残されたカイ「デヴィッドの奴、ぜってえ締めてやる」と無理な事を言う。
 アダムスの部屋には夫婦と子供3人で写っている写真が並べてあり、
机には「MOTIZEN」と書かれた封筒があったが、誰もいなかった。
 ゴミ箱に捨ててあった紙を拾うデヴィッド。ルイスが暖炉を調べて朝まではいたみたいだと言う。
 車では相変わらず知恵の輪が出来ないカイ。
 少し顔を赤らめ、唇を尖らせながら「相手の立場に立ってぇ、逆から物事をみてみるのぉ」
とジュリアさんの口調をかなり色っぽく脚色しながら言う。
 「なんつったてさぁ」あっさり知恵の輪が解ける。「やったぁ」ルイスから仕事を与えられる。
 ばらばらに破かれた紙を一つにする仕事だ。写真を見つけるデヴィッド。建物の前に並ぶ4人の男。
 3人は白衣を着ている。顔が良くわからない。裏に1991年11月27日とある。ソ連崩壊の頃。
 後ろにあるのはコンクリートで周りを固められてる原子力発電所。チェルノブイリを思い出すルイス。
 「何だよ、チェリーのブイリって」と若さと無知をアピールするカイ。
 チェルノブイリとは86年に爆発事故を起こした原子力発電所。
 「それより仕事は終わったのか」とデヴィッドに言われ「余裕」と答えるカイ。しかしぶつを渡そうとしない。
 「礼の一つも無いのかよ」「礼?その程度の仕事で礼を要求するのか。礼が欲しければいくらでも言ってやる」
 封筒には「iSLAND」の文字。「アイスランド。宛名はフィリップ・ローゼンバーグ」
 ローゼンバーグとはテッドと一緒にヴェトナムから亡命した研究者だ。データー上では10年前から行方不明。
 住所は工業団地になっている。工業団地に向かう。そこは例のアダムスがいたローゼンバーグの部屋。
 アダムスの居所を詰問するデヴィッド。
 「すまない、アンドレイ。すまない、アンドレイ。私が悪かった。待っていてくれ。
いつか必ず、月を…月を見せてやる…」
 詰問を続けるデヴィッド。「約束する。必ず、月を…月を…」涙を流すローゼンバーグ、眠る。
 ローゼンバーグの部屋でアダムスの部屋で見つけたのと同じ写真を見つける。
 その写真ではスベルドロフスク51と言う文字がしっかり読めた。

 厳重に締めたスベルドロフスク51の扉を開け中に入るテッド・アダムス、明かりをつける。
 そこには黒い四角な物体が吊り下げられていた。「アンドレイ」と言うアダムス。
 その黒い四角い物体は翼手となったアンドレイ(西前忠久)を閉じ込めるために作られた物らしい。
 物体を下に下ろすアダムス。

 スベルドロフスク51(すべりどめ何とかでは無い)に着くデヴィッド一行。
 そこはソビエト時代に核の製造を行っていた秘密都市。放射能を気にするカイ。放射能漏れはブラフ。
 近づけたくない理由がある。地下に続くエレベーター、稼動させるデヴィッド。叫び声が聞こえる。
 「1時間経っても、我々が戻らない場合は、ホテルに帰ってジュリアに伝えるんだ。後は自分で考えろ。いいな」とデヴィッドがカイに銃を渡す。
 銃を持ちながら「俺は…」とカイが何か言いかけると、
「おまえは何のためにロシアへ来た。それを優先させろ。下に用があるのは俺達だ」と言われる。
 下には爆弾が設置されていた。
 コンクリート(?)に閉じ込められている翼手は自分が傷つけたアダムスの血をなめていた。
 「俺の方がうまいぞ!」(その通りだ!)と言いながら翼手の視線を誘導するルイス。
 デヴィッドがその間にアダムスを助けようとするが、翼手に気付かれ、傷つけられてしまう。
 翼手が動いた事により、翼手を閉じ込めていた物体が落下する。
 デヴィッドはアダムスを抱え、ルイスと一緒にエレベーターに乗り込む。あの翼手はアダムスの息子だった。
 ヴェトナムから持ち込んだデルタ67が化け物に変えてしまった。ヴェトナムでは血の研究をしていた。
 表向きは国の要請を受けた輸血用血液保存の研究、実際には3人の男達が持ち込んだ特殊な血液、
その長期保存の研究だった。
 翼手が物体から開放され、デヴィッド達を追ってくる。デルタ67はその血液で作った。「美しい少女だった…」
 エレベーターに追いついた翼手に向かって、銃弾を浴びせるデヴィッドとルイス。上からも銃弾が。カイだった。
 翼手、カイの方に向かう。ガソリン缶を翼手に向かって放り投げるカイ。それを口でくわえる翼手。
 カイ、撃とうとするが、弾が無かった。後ろからデヴィッドが銃撃、火がつく。
 翼手が天に向かって吼えると、そこには満月があった。地下に落ちる翼手。
 「デルタ67が完成した時、私はあの血液のあるじに引き合わされた」「あるじ?」
 「美しい少女だった。美しく奔放。だが人類にとってもっとも危険な少女。彼女はディーヴァと呼ばれていた。
だがそれも、全て72年の北爆で消えてしまった。頼む、この建物に爆薬を仕掛けた。起爆スイッチは、車にある。息子を、息子を埋めてやってくれ。すまない、アンドレイ」
 アダムスは死ぬ。爆破されるスベルドロフスク51。あの翼手は半永久的に眠り続ける事となる。
(小夜しかあの世に返せないのね)
 デヴィッドが倒れる。落ちた赤い石がついた十字架を拾うカイ。ひどい背中の傷。
 その他に過去の傷の縫合の跡や銃弾の跡がいっぱいあった。
 デヴィッドは戦場で翼手に遭遇し消滅した部隊のたった一人の生き残りだった。
 「生き残ってしまったが故に、戦い続けなければならない。それが、こいつの背負っている運命…、なんだとさ」

感想:あの人達はデルタ67で何をするつもりだろう。
 翼手なんて、暴走するだけで、小夜でなければ消滅させる事が出来ない困り物じゃん。
 やっぱりシュヴァリエのような仲間を増やすつもり?ディーヴァなら翼手をコントロール出来るのか。
 最初のローゼンバーグの部屋の一連の描写は色味が押さえてあって、雰囲気がありました。

BLOOD+ 01
桂 明日香著 / Production I.G原作 / Aniplex原作
角川書店 (2005.12)
通常24時間以内に発送します。

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出張版 ぐらびてぃりみてっど
LIV-徒然なるままに
LOST HEAVEN
TV Show Time
自由で気ままに
式船です。
文苑

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約束おぼえてる?

「約束おぼえてる?」BLOOD+ 第17話 ☆☆☆☆☆
監督・シリーズ構成・脚本:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 絵コンテ:ヤマトナオミチ 演出:安藤健 作画監督:山沢実 

 雪の中で倒れている淡いピンクのセーターを着ている音無小夜(喜多村英梨)。

 目が覚めると、そこにはびらびらシャツのハジ(小西克幸)がいた。焚き火の炎。洞窟のような所。
 彼女は赤いルパシカのような服を着ていた。「気が付きましたか。雪の中で倒れていたんです」「そう」
 「小夜、あなたには大切な役目があるんです。それを御自覚下さい」
 「そんなのわかってる!…ただ、こうしている間にも、標的が逃げるかもしれないんでしょう」
 「あなたが倒れてしまっては、元も子もありません。
第一、この吹雪の中、一人で表に出るなんて、無謀すぎます。
あなたは、こんな雪深くなる土地で過ごした経験が無いのですから。どうしてあんな所に倒れていたんですか」   「急に眠くなったの」「眠く!?」ハジ、小夜の顔に手を伸ばし、額を寄せる。「な、何!?」
 「体温が下がっていますね」ハジから顔をそむける小夜。「目覚めて三年ですか?」
 「次に目覚めた時、わたしの事を覚えている人は、誰もいないのかもしれない」
 「私が待っています。いつまでもずっと」「うん」「明日には目的の村に到着します。まだ眠いんでしょ」
 「私は良い。それよりもハジ、お前こそ少し休め」「良いんです。私は眠れないんですから」「あっ」
 「気にしないで下さい。眠りに着くまで、あなたに教えてもらった曲を弾きましょう。
あなたが眠っている間に、ずっと練習していたんですよ」
 チェロを弾き始めるハジ。「まだ、そんなにうまくなってないね」「手厳しいですね」

 雪景色。まばらな林。道沿いに簡単に作った柵がある。
 そして村の名前が書いてある十字架のような看板があった。「何て読むの」
 「ポクロフスコイ(ポクロフスコエ?ウィキペディアだとラスプーチンの故郷の村はそう記述しているけれど…)です。グレゴリーが生まれた村ですよ」
 「そこが目的の村?」
 「いえ、そこから少しはずれた村の近くに、グレゴリーが隠れているという知らせがあります」
 「死んだと聞いていたけど」
 「この国は今、革命が起き、動乱の中にあります。
まさに、翼手どもが我々の網から逃れ、身を隠すには都合の良い場所なんです。
いつも、報告にあった村に立ち寄り、グレゴリーの情報を集めます」
 「アナスタシアは?」
 「きっと、今もこの国のどこかに潜伏しているのでしょう。
ただアナスタシアは、グレゴリーを信頼していましたから」
 「そうね。まずはグレゴリーからね」「はい」
 水を汲んでいるお婆さん(巴篝子)にグレゴリーの写真を見せて、聞く。
(お婆さん、ガブちゃんを飼っている。何て言ったけ、あの犬?…バセットハウンドでした)
 20年も前にポクロフスコイ村にいたエヒモヴィッチと言う裕福な農家の次男坊に似ているそうだ。
 ふらふらしてるから、ラスプーツボと呼ばれてたそうだ。放蕩者と言う意味。
 若い者はこの村から皆出て行ったが、ソーニャと言う娘が残っている。
 村はずれの小屋に暮らしていたユーリと言う学者の娘。
 気味悪い実験ばかりしていて、村の連中も小屋には近づかなかった。
 エカテリンブルグに移り住んだが、革命が起きたので、この村に戻ってきた。ソーニャ(名塚佳織)が来る。
 彼女はお婆さんに挨拶するが、お婆さんは無視する。
 ソーニャにもグレゴリーの写真を見せるが、ソーニャは村に来て2年ぐらいなので、昔の事はわからないそうだ。 ソーニャがうちに泊まっていけと言う。
 お父さんが困るんじゃないのかと聞くと、
お父さんは体中の血が抜かれたように白くなって死んでいたと言う話をする。
 もう2ヶ月ハジと一緒に旅をしている事を話す小夜。恋人同士かと聞かれ、家族みたいなものと答える小夜。
 小屋の前の小川にかかっている橋は壊れかかっていた。小夜にびったりくっついて渡ろうとするソーニャ。
 橋が壊れ、皆落ちる。 小屋で毛布に包まれ、座っているソーニャと小夜。
 そこに下半身を毛布に包み、上半身裸のハジがズビーチュニ、はちみつのお茶を持ってくる。
 ハジの半裸の姿に気付いて、向こうに行ってと小夜。ソーニャは気にしないそうだ。
(私も気にしないぞ。ビーチには半裸の男なんていっぱいいるじゃないか)
 小屋には実験道具があった。「Philosophie Zoologigue」と言う本をソーニャの父親は書いていた。
 人間を作り出す研究。小屋の様子を外からじっと見ている老婆。
 「Philosophie Zoologigue Ⅱ」と言う本を手に持つハジ、手紙が挟んであるのに気付く。
 グレゴリー・エヒモヴィッチからのものだった。外の音に気付く。 老婆がいた。
 ハジはグレゴリーかと思い、外に出る。長く黒い、木の棒が飛んできて、いきなり串刺しにされるハジ。

 朝、小夜が目覚めるとそこにソーニャがいた。ソーニャはここで暮らさないかと言う。
 寂しいなら村の人達がいるでしょうと小夜は言うが、村の人には嫌われてるとソーニャ。
 悪魔の研究と思われてるのだ。
 「人が人を作って何がいけないの!人は麦を改良して、寒さに強いものにするわ。
家畜を改良して、より多くの肉を、ミルクを、卵の取れる家畜へと作り上げてきた。馬はより速く、犬はより従順に。神の領域に踏み込み、踏み越える事を許されているのに…。
人は人を超え、さらに神様を越えられるというのに…」
 「何のために」「あっ」「作り出されたものは、何も望んでいない。きっと望むのは…」
 ソーニャのしおれた様子に、口をつぐむ小夜。お腹すかないかと言われ、素直にお腹がなる小夜。
 ソーニャは朝食を作りに行く。
 小夜がルパシカを着てふと外を見ると、そこに斧を持った老婆がい、ソーニャが血を流して横たわっていた。
 ソーニャを悪魔、化け物と呼ばわる老婆。彼女は見たと言う、ソーニャが村人の生き血をすするのを。
 彼女がそう言った途端、化け物の腕が彼女に伸び、老婆の頭を握りつぶす。
 化け物の腕はソーニャのものだった。
 老婆の血をなめ、土の味がすると言うソーニャ、
「知ってる?街に住む人達はお金の匂いが、貴族達はワインの味がするの」
 「翼手か」
 「あなた達はそんなふうに呼ぶのね。でもわからなかったの。
…私はあなた達に会った時から、わかっていたのに」
 小夜は老婆の斧をつかもうとするが、ソーニャの腕がいち早く伸び、斧をつかむ。
 「こんな物に頼らなければ、ウサギ一匹さばけない。なんて半端な生き物なのかしら」
 斧を後ろに放り投げるソーニャ。
 「時の流れととりまく環境が、獣には牙と爪を、花にはトゲを与えたわ。でも人間は自らそれを放棄した。
自然と共に歩む事を拒絶したの。そして代わりに何を得たと思う?」
 長く黒い木の棒が飛んできて、後ろに跳びすさるソーニャ。
 小夜が後ろを振り向くとハジがいて、彼は小夜に刀を投げる。「ソーニャ!」と言いざま、鞘から刀を抜く小夜。
 ソーニャは腕を翼に変えて、風を起こす。思わず目を閉じた小夜、目を開いたらソーニャはいなかった。

 ハジと小夜、林を歩いている。
 「ソーニャと父親のユーリはグレゴリーの研究を手伝っていて、1916年の、グレゴリーの暗殺事件を境に、
この村へ戻ってきたんですが、その時既にソーニャは…」
 「グレゴリーだった、と言うわけね」「はい。ソーニャを追えば、その先にアナスタシアがいるかもしれません」
 翼手の存在を感じる小夜とハジ。翼を生やしたソーニャ、木の上にいた。飛んでいくソーニャを追いかける二人。 ソーニャが降り立った所には、馬車が止まっていた。
 馬車の御者台に座るひげの男を見て、小夜の目が赤く染まる。
 「グレゴリー、今は引け。ディーヴァは眠りを望んでいる」と男(中田健治)は言う。
 「偉大なる長兄、アンシェル、あなたを襲い、ディーヴァを狙う狩人、小夜が目の前にいるの。
あらゆる障害からディーヴァを守り抜くのが、私達シュヴァリエのさだめでしょう?」
 「わかった」アンシェルは馬車を走らせる。
 小夜、追いかけようとするが、グレゴリーが翼手化した足で、小夜の刀をつかむ。はじかれる小夜。
 小夜を助けようとしたハジ、グレゴリーの翼の風で飛ばされる。「小夜、ここであなたを止める」
 「ソーニャ、いえ、グレゴリー・エヒモヴィッチ・ラスプーチン」「ふふ」「あなたを、斬る!」
 「ふふふ。あなたとなら仲良くなれると思ったのに。残念だわ」グレゴリー、完全に翼手化する。
 飛んできたグレゴリーに刀をはじかれる小夜。
 「残念だけど、ディーヴァが眠りにつくわ。あなたが追えないように、あなたの足を頂こうかしら」
 刀の元に走る小夜。その小夜に襲い掛かろうとするグレゴリーをハジが体で止める。「小夜、今です」
 小夜、刀に自分の血を流し、その刀でグレゴリーを貫く。結晶化するグレゴリー。
 小夜、力が抜けたかのように倒れ、ハジが抱きとめる。「眠いの…。とても…。ハジこそひどい傷」
 「すぐにふさがります」「そうだろうけど。…許してね」「小夜…」
 「ダメ…、もう、目を開けていられないあの時みたいに、長い眠りが来るのかな…」「待っています」
 「約束、おぼえてる?」「ええ」「私が、ディーヴァを狩ったら…」目を閉じる小夜。
 声にならない言葉を作るくちびる。(殺してねと言っているのかな…)
 「私はあなたをずっと見守ります。
例え、あなたが別の何かに変わっていたとしても、私が、あなたと離れ離れになろうとも、私は必ず、
あなたを見つけます。だから…」
 小夜の顔に自分の顔を近づけるハジ「今はおやすみなさい…。小夜…」
 彼女の目元の雪のひとかけらが、涙のように光る。

 小夜の目元のしずくを拭うハジ、「小夜」と呼びかける。
 目を開けると、そこにすっきり襟元のシャツのハジがいた。「ハジ」「動けますか」
 ピンクのセーターの小夜、ハジに抱きかかえられている。「…夢…」「どうしました?」
 「ハジも笑うんだね。夢を見たの。あなたの笑う夢。そして、あなたと何か約束をかわしていた」
 「それは夢ではありません」「それじゃあ、あなたと交わした約束って、なんだったの?」
 「その時がくればわかります」と顔をそむけながら言うハジ。ハジの顔を自分の方に向けさせる小夜。
 「小夜ねえちゃーん」と言う宮城リク(矢島晶子)の声が聞こえる。向こうからリクとエリザベータが来る。

感想:ディーヴァってアナスタシア?アナスタシアって言えば皇女よね。
 ラスプーチンって、あのラスプーチンよね、話だけ聞いていると超能力者かと思わずにいられない、
不可思議な人物。
 どう考えても、聖人とは言えない奴…。アンシェルさん、渋くてグッド。
 押井守監督の愛犬の描写はやっぱり力が入っているな。
 ちょっと何かと思う顔もあったけど、全体的に綺麗に作ってました。
 小夜は大体ディーヴァが目覚めそうな時に目覚めるのかな。過去のハジは右手が翼手化していませんね。
 もしかしてあの手、カールさんのだったりして…。
他の方のブログを読んでの感想
 あのぐらいの小川に落ちても、日本人でさえ大丈夫かと思います。
 白人は我々黄色人種より明らかに寒さに強く、私らが寒いと思っているのに、奴ら肌を出していたりします。
 それにロシア人は寒中水泳が大好きで、今年の冬はロシアでも例年より寒かったんですが、
右翼の党首が寒中水泳のパフォーマンスをしました。
 それに三人とも普通の人間ではないし…。あっ、言われて見れば、確かにハジの昔の髪短い。百合ねえ~。
 中身がラスプーチンかと思うと寒気が…。
 だってあの人、性豪で有名…(って言うか、私にはとても書けない事で有名…)。ああ、考えたくない…。
 シュヴァリエって性欲あるの?血で仲間を増やしてるんだよね。
 「人魚の森」とかみたいに、血が誰にも合うわけではなく、たまたま合った人達がシュヴァリエとか…。
 ディーヴァや小夜は人工的に作られたのか、たまたまああなっちゃたのか、宇宙人とか、………、
わかりません…。
 自分の犬を人にけしかける人がいるので、犬好きは良い人と言う説には異論があります…。

BLOOD+ 01
桂 明日香著 / Production I.G原作 / Aniplex原作
角川書店 (2005.12)
通常24時間以内に発送します。

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暁星~ヲタク的活動記録~
読一のオタク生活25年+

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シベリアン・エクスプレス

「シベリアン・エクスプレス」BLOOD+ 第16話 ☆☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 音楽:Mark Mancina 脚本:砂山蔵澄 絵コンテ:雲井一夢 演出:ヤマトナオミチ 作画監督:植田実 

 船でロシアに着いた小夜御一行。港には女とルイスが迎えに来ていた。
 女に近寄り、ふところから赤い石が付いた十字架を取り出したデヴィッド(小杉十郎太)、
「デヴィッドだ」と名乗る。
 女(深見梨加)は右腕を上げて赤い石が付いたブレスレットを見せ、「エリザベータ。リーザで良いわ」と言う。
 エリザベータが宮城カイ(吉野裕行)に近づき、抱きしめ、両頬にキスする。
 カイ、動揺し、エリザベータを突き放す。
 「カイ兄ちゃん、ただの挨拶だよ」とリク(矢島晶子)、カイより大人だと言う事を見せつけ、
エリザベータと挨拶を交わす。
(まだ思春期じゃないと言う事か…。ロシア式挨拶って、他の国の人にとっても過剰らしいが…)
 エリザベータは音無小夜(喜多村英梨)を見て、「あなたが、小夜?」と言う。「はい。…あの、何か?」
 「何でもないわ」エリザベータが小夜と挨拶を交わす姿を呆然と見るカイ。
 「あんまり浮かれてると、ヴェトナムの時みたいに、置いてくぞ」とルイス(長嶝高士)、
呆然としているカイの横顔に顔を近づけて言う。
 天候が悪く、空路は使えない。エカテリンブルグへは、鉄道を使う。エカテリンブルグまで6日もかかる。
 列車に乗ろうとすると、重い荷物に難儀している年配の女性(沢田敏子)がいた。リク、手伝おうとする。
 しかしあまりに重く、倒れそうになるリク。ハジ(小西克幸)が支えてくれた。(おお、食べ物を与えた成果か)
 ハジが持ってくれた。お婆さんの手を取り列車に乗せてあげるリク。
 お婆さんの手には青い宝石がついた指輪が光っていた。

 ハジと小夜が同じ部屋に割り当てられ、おかんむりのカイ、デヴィッド達に訴える。
 で、ハジはカイと一緒の部屋に。ハジは無口で、チェロばかり弾いている奴だった。
 彼は夜でも遠慮なくチェロを弾いた。耳を押さえて何とか寝ようとするカイ。(自業自得だ)

 お食事タイム。ルイスが嬉しそうにチョコ・バーを食べようとする。
 エリザベータがそんなもの、どこで買ったのと聞くと、もらったとの事。後ろの方の席にいる若い二人組みから。 パリまで行くとの事。
 ジュリア(甲斐田裕子)とエリザベータを紹介する代わりに、もらったのだ、チョコ・バー、1ダースを。
 そこにあのお婆さんが現れる。席が無い。リク、気が付いて立ち上がる。ハジが立ち上がって、席を譲る。
 「ハジ、ごめんね」とリク。「いや」とハジ。お婆さんと楽しく食事をする小夜達。
 その様子を見て、エリザベータは「彼女が翼手を倒すただ一人の戦士」と言う。
 「そうは見えないだろう」とルイス。
 「ジョエルの日記を読む限り、あんな顔して笑えるとは思えないわね。でも、そんな事関係ない。
小夜に翼手と戦う力があるのなら、私は盾をしての使命を果たすだけ」
 「アフガン、だったな」とデヴィッド。
 「89年、撤退間際、国境付近に現れた翼手に、私のいた部隊は全滅させられたわ。私一人を除いて。
だから私はここにいる」
 明日の夕方にはエカテリンブルグに到着する。先に席を立つエリザベータ。それを見送るお婆さん。

 鏡の前でピアスをつけるエリザベータ。列車から外に放り出される素っ裸のエリザベータの死体。
首筋には噛まれた跡があった。

 小夜、ジュリアに30年前のヴェトナムでの事を聞く。ヴェトナムの記憶。
 もし30年前の記憶が確かならば、小夜は30年前から生きていた事になる。
 もしそれが本当なら、自分は一体何なのか。
 ヴェトナムで歌を聞いた時、頭の中で見た事の無い光景がぐるぐるまわって、自分の事を疑問に思ったのだ。
 ジュリアは自分が知っているのは小夜の記録であって、それが本当の事かどうかわからないから、
小夜が自分で思い出すしか無いと言う。
 自分がみんなを守らなきゃいけないのに、自分の存在があやふやで、悩む小夜。
 そんな時、ハジのチェロが聞こえてくる。それに気付いて、笑顔を見せる小夜。「何だか、懐かしい」
 ルイスはもう夜だからと、止めさせようとするが、デヴィッドは放っておけと言う。
 ハジの部屋では、ハジのチェロを嬉しそうに聞くリクと、窓の外を睨むカイの姿があった。
 ハジ、リクの方に自分の弓を、どうですかと言う風に出す。リク、弾いてい良いのかと喜んで、弓を受け取る。
(リク、すっかりハジを手なずけたな)
 優しく、チェロの弾き方を教えるハジ。自分の部屋に戻るエリザベータ。そこにはジュリアと小夜がいた。
 エリザベータの指には青い宝石の指輪が光っていた。
 あのパリに行くと言う二人の若者は、何かの液体を注射で打たれ、自分達の部屋で苦しんでいた。
 彼らの体が変化していく。小夜が定期的に輸血が必要で大変だと言うエリザベータ。「もう慣れました」と小夜。 「そうまでして戦うのね」小夜、何かを感じる。同時にリクも感じていた、声を。ハジ、戦う準備をする。
 翼手が現れる。デヴィッドが銃撃、ハジがパンチをぶちかます。小夜がハジから刀を受け取る。
 彼女の閉じた目が開いた時、その目の色は赤くなっていた。刀に自分の血を流す小夜、翼手に立ち向かう。
 翼手達は手に金色のブレスレットをつけていて、
ルイスは翼手があの二人の若者の内の一人である事に気付く。
 もう一体現れる。小夜が一体、ハジがもう一体の立ち向かう。
 ハジが相手した翼手は列車の天井に跳んで行き、ハジも後を追う。
 列車には他の乗客もいるので、貨車まで移動する事にする小夜達。デヴィッドがあとに残るが、カイまで残る。(カイはポットを持っている。少しは状況判断をしろよ)
 親父の銃を返せとカイ。翼手が現れ、デヴィッド、銃を撃つ。
 カイ、ポットでは立ち向かえないと改めて気付き、貨車の小夜達の後を追う。
 列車の天井では翼手とハジが戦っていた。「ハジ」と言う小夜の声が聞こえる。
 ハジが翼手に立ち向かわずに避けると、下から、小夜の刀が翼手を突き刺す。
 もう一体の翼手に銃撃するルイス。デヴィッドも銃撃し、翼手は列車の下に落ち、轢かれていく音がする。
 しかしリクの足が、翼手に掴まれてしまう。小夜が翼手を斬る。
 しかしリクが翼手の体に引っ張られ、列車から落ちてしまう。
 小夜がリクの足から翼手の腕を切り放し、ハジがリクを抱え込んで転がる。
 カイは3人とも列車から落ちるのを見て、自分も列車から飛び降りようとするが、デヴィッドに止められる。
 その間に、エリザベータが列車から飛び降りる。デヴィッドはルイスに列車を止めさせる。

予告編:「それは遠い昔の物語。白い雪が吹きすさぶ中、オレンジ色の炎が小夜の寝顔を照らす。
 小夜は何を夢見るのか。私に出来るのは、その眠りを見守る事。
 それが小夜に従う者としての、至福の時なのだから。次回、BLOOD+、「約束おぼえてる?」(by小夜)
 小夜、私は忘れません」(やはり、こいつの印象は、犬か麒麟…。小夜にしっぽふりふりって感じ…)

感想:改めて見て、やっとあのお婆さんがエリザベータに化けたのだと気付いた私…。まあ、こんなもんよね。
 可哀想なエリザベータ…。あのお方ってシュヴァリエ?相手の血を飲めば、その姿に化ける事が出来るの?
 可哀想な若者達…。ハジ、カッコよかったね。改めて、明るいルイスが好きになりました。しかし綺麗な絵…。
他の方のブログその他を見ての感想
 カイは確かにへたれですが、そこが彼の良い所です。って言うか、彼は小夜の暴走抑止要員として必要です。  まあ、リクにも出来そうですが…。
 ハジ声の方って、台湾版「花より男子」の道明寺をやっている方ですが、ハジ声の方がツボ声ですが、
道明寺の方に私は萌えまっくってますね。
 なぜ…。

BLOOD+ 01
桂 明日香著 / Production I.G原作 / Aniplex原作
角川書店 (2005.12)
通常24時間以内に発送します。

関連サイト
オーパーツー
DEATH or LOVE
ねこにこばん
ばんごはん備忘録
猫煎餅の偏頭痛ブログ
文苑
冒険の書
朧月夜

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おいかけたいの!

「おいかけたいの!」BLOOD+ 第15話 ☆☆☆☆
監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 アニメーションキャラクター・総作画監督:石井明治 美術監督:東潤一 音楽:Mark Mancina 制作:Production I.G 脚本:森田繁 絵コンテ・演出:小林哲也 作画監督:中澤勇一 中本尚子

 ディーヴァのコンテナにそっと触るソロモン(辻谷耕史)、
軍服姿のジェームス(大川透)が「状態はどうか」と話しかけてくる。
 「快適に過ごしていますよ」「貴様の事ではない」「冷たいですねえ、兄弟だと言うのに」
 「ハジの存在を確認したと、アンシェルから聞いた。ネイサンから詳細を知らせろと、連絡があった」
 「カールはどうなりました」
 「カールは消息不明のままだ。あのような単独行動は、作戦行動の規律を乱す。
これ以上の介入を、私は望んでいない」
 「それはカールに言ってください」「行くのか」
 「カールの後任人事の事もありますし、いつまでもわが社を放って置けませんから。
ディーヴァの件は、ジェームス、あなたにおまかせしますよ。
あなたなら、よもやカールのような不始末をしでかす心配もありません」
 「すべき事をなす。それだけだ」「素晴らしい」ソロモン、リフトに乗り、上昇する。そこは空母の上。

 岡村昭宏(伊藤健太郎)、ふとんに寝っころがって、煙草を吸っている。
(ああ、あーくん、寝煙草はいけません。火事の元です)
 せっかく撮った写真もピンボケばっかり。その写真に写っている小夜を見て何かを思い出すあーくん。
 1972年12月26日のラオス付近で親父が撮った写真の少女とそっくりなのだ。
 で、会社に出勤するあーくん、皆の注目を浴びている。
 彼は煙草を吸いながら、カチカチカチカチ、ボールペン?を鳴らしているのだ。
 本人は考える事に夢中で、全然気付いていない。(ああ、又、煙草…)
 ついに竹川デスク(沢木郁也)に叩かれる。あーくんは締め切りに追われている身なのだ。
 フランスに行かせてくれと頼むが、もちろん無理だった。
 車に乗るあーくんをアイスキャンディ食べながら見張っているルイス。
 あーくん、ワインを那覇大学の助川教授(側見民雄)に調べてもらう。
 教授からコザ救急病院に担ぎ込まれた重傷患者を米軍の防護服着た連中が持っていったという話を聞く。
 病院に行ったあーくん、その重傷患者の宮城ジョージの行方は知れず、
それどころか家族全員行方知れずという話を聞く。
 さっそくジョージの店OMOROに行くが、何もわからない。
 反町(小野大輔)の所に行って、彼のパソコンを勝手に使わせてもらう。
 なんせ、あーくんは地方紙だが、反町君は全国紙なのだ。
 そこにはジョージが襲われた通り魔事件の情報があった。
 反町は取材したのだが、結局その記事は没になった。
 あーくん、反町の過去を彼女にばらすと脅して、無理矢理、取材の手帳を没収。
 そしてジョージの娘「小夜」の読み方が「サヤ」である事を知る。

 小夜の学校に来た岡村昭宏、謝花真央(小清水亜美)の「小夜」と言う言葉を聞き、話しかける。
 「誰、おっさん」とちょっとショックな事を言われる。「もしかして援交目当て?」とあんまりな事も言われる。
 皆の注目を浴び慌てる岡村、急いで名刺を出す。琉球毎日新聞沖縄本社編集局社会部記者と書いてある。   で、例の小夜の写真を見せる。親父が撮った例の写真も見せる。
 岡村、真央様に胸倉をつかまれ、
「あんた、何知ってんの。小夜がどこにいるかも知ってるんでしょう。
痛い目に会いたくなかったら、おとなしく白状なさいよ。さもないと…」と脅しをかけられるが、
金城香里(門脇舞)に止められる。
 彼女は小夜が良く考えて決めた事なんだから、小夜の事をそっとしておいて下さいと言って、
駆け出していってしまう。
 岡村、真央様とファミリーレストラン「KIYUNA」に入り(真央様はオレンジジュース、岡村はクリームソーダ)、
彼女があの謝花組のお嬢様である事を知る。
 真央様によると謝花興産はただの不動産業社だそうだが…。小夜の事を話す二人の前をルイスが通り過ぎる。 岡村の携帯が鳴る。その後ろをルイスの車が通り過ぎる。ワインが盗まれたという知らせだった。
 そして小夜が沖縄に帰って、又どこかへ行ったという話しを聞く。
 岡村はフランスのサンクフレシュという会社が怪しい事を話す。しかしフランスには行けない。
 「なんでフランスじゃダメなのよ。あんた、ヴェトナムまで行ってきたんでしょ」
 岡村、煙草を手に持ち、カッコつけながら
「あのなあお嬢さん、取材っていうのは、金食い虫なんだぜ。
それを全部自腹でまかなうなんて、安月給のサラリーマンにはおいそれと出来ますかってんだ」と言う。
 「いくらあれば良いの」「そんなの聞いてどうする」「いいから!」「そうだなあ、ま、500万ってとこかな」
 お嬢、立ち上がり、去る。
 岡村、カッコつけながら煙草を吸って、吐き、煙草を灰皿でつぶしながら、
「悪いけど、大人の世界ってのは金で動くもんなんだよ」と言う。
 「すいませーん、たこライス一つ」
 (ああ、岡村君、いつも素敵。カッコつけてるようで、間抜けなところが…。惚れ直しました)
 岡村、車に乗り込むとそこにお嬢が。乗せると出してと言われる。
 那覇空港にと言われ、そのまま素直に車を出す岡村。
 岡村が去った後に、黒塗りの車が大挙来た事を、岡村は知らない…。「いったい、どうしったてんだよ」
 「私を連れて逃げて」お嬢はトランク一杯のお金を持っていた…。
 「とりあえず、5000万ある。お父さんの表に出せないポケットマネー」で、条件を出される。
 「その1。私を取材に同行させる事」もちろんカイを捜すため。
 岡村はお金を返して来いと言うが、もうばれてるから無理との事。
 早くしないと事務所の若い連中に捕まるぞと脅される。
 岡村君、取り敢えずの精神安定剤、煙草を取り出すが、それをお嬢に取られる。
 「二つ目の条件。あたしの前では禁煙する事」
 (良く言った、お嬢!私もあーくんの健康を心配していたんだよ。これを機会に禁煙しようね、あーくん。
お金ももったいないからね)
 あー君、完璧に真央様のパシリとなる…。

感想:全国、少数ながらも、ちゃんといらっしゃる岡村昭宏ファンの皆様、こんにちは。そちらもお祭りでしたか。
 ええ、私も、もちろん、お祭りでしたとも!だってこんなに一杯あーくんが見れるなんて…。感涙です!
 最初っから最後まであーくんは素敵でした。カッコつけても、つけ切れないあーくん。
 大人の男ですねえ(そうなのか…)。これからもあーくんを応援しましょう!
 最後まであなたの情けないお姿を愛しつづける事をここに誓います!
 大勢いるハジファンに負けない濃い愛をあなたに…。最後まで生き残ってね、あーくん。
 私の良く効く念を送ります。あっ、お嬢ももちろん好きよ。あーくんをこき使ってやってね。

BLOOD+ 01
桂 明日香著 / Production I.G原作 / Aniplex原作
角川書店 (2005.12)
通常24時間以内に発送します。

関連サイト
LIV-徒然なるままに
農家の嫁日記
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厚樹のつれづれなるままに
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ちっちゃん俳句「一番の 構成しては 引き離さ」

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