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ただいま

「ただいま」MONSTER CHAPTER67 ☆☆☆☆☆
原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明 脚本:林政宏 絵コンテ:小島正幸 演出:池田重隆 作画監督:青山浩行

 「君の言う、本当の恐ろしい話…。僕が見た、いろいろな話…。僕が君に話した、あのいろいろな話…」
(ヨハン:佐々木望)

“「三匹のカエル」の部屋から連れ去られて、僕が入れられたところは、壁の無い真っ暗闇の部屋だった…。
どこを触ってもおかしな感触…。上下左右の感覚の無い部屋…。
でも、誰かが僕を監視しているのはわかった…。まったく音の無い部屋…。
いや…、ときどきどこからか、悲鳴のような声が聞こえた…。どこからともなく、差し入れられる食事…。
僕は、その回数を数え続けた…。5、6、7…11、12、13…21…23…。その数もよくわからなくなった頃…”
 部屋のドアが開けられる。”そこに、あの男が立っていた…”
 「いいかいよくお聞き。人間はね、何にだってなれるんだよ」(フランツ・ボナパルタ:野沢那智)

 どこかに連れて行かれる子供。部屋に集まっている人々。注目される子供。ワインによる乾杯。
 一人壁際に立ち、ワインを飲まないフランツ・ボナパルタ。

 「最初の一人が倒れた…。まわりの数人が駆け寄った…。
その駆け寄った人間も、次々とおおいかぶさるように倒れた…。
うめき声、悲鳴、叫び…。恐怖が部屋をうめつくし、その場にいた42名が死に絶えた…。
フランツ・ボナパルタ一人を残して…。僕は走った…。あそこから、逃げ出すために…。
庭のバラの刺で腕を傷つけたことも気付かずに、走った…。
「三匹のカエル」にたどり着いた僕を、君は迎えてくれた…。僕は話し続けた、何日も何日も…。
僕が体験したこと、すべてを…」
 「違う…。違う…。違う…。違うわ!」(ニナ:能登麻美子)

 廃墟にたどり着く天馬賢三(木内秀信)。銃を握りながら、中に入る。
 そこには拳銃の銃口を自分の頭につけているニナがいた。その拳銃をそっと引き離すテンマ。
 叫び声をあげるニナ。
 「違う、違う、違う!あたしじゃない!…おかえりって言ったのはあたしじゃない…。
おかえりって言ったのは…、あたしが、あたしが言ったのは…」

 扉を開く少女(塚田真依)、「ただいま」と言う。
 その少女と同じ格好の「なまえのないかいぶつ」の絵本を抱えた少女(上村祐翔)、「おかえり」と言う。

 「ヨハンは間違ってる。ヨハンはあたしの話を聞いただけ。
バラの屋敷に連れて行かれたのは、バラの屋敷に連れて行かれたのは、あたしなの!
「三匹のカエル」の、あの階段を引きずるように連れ去られたのも、壁の無い真っ暗な部屋の中で、
食事の数だけ数えていたのも、あの、たくさんの死体の中に立っていたのも、全部…全部あたしなの!」

 ニナを迎えたのはニナと同じ格好をしたヨハン。ヨハンはかつらを取り、ニナの話を聞く。

 「あたしは話した…何日も、何日も…」「もういい…」
 「あたしは自分の体験をヨハンに話した。ヨハンはあたしの体験を…」「もういいんだ…」
 「ヨハンはあたしの体験を、自分の体験だと思い込んで…。あたしのせいでヨハンは…!」「もういいんだ!」
 「すべて話したわ。さっきヨハンに。ヨハンはあたしの話を聞いて、笑ってるように見えた…。
でも、泣いているようにも見えた…。あんな、あんな人間の顔、見たこと無い…。あたしには…、撃てなかった…。でもきっと、彼は自分を破壊するわ。あたしと同じように…」
 「だめだ」「あたしも自分を破壊するように…!」
 「だめだ!…だめだ…。君が死んだら…、君に何かあったら、私はどうすればいい…。
君が死んだら、私はどこへ行けばいい…。生きていてくれ…。お願いだ、どんなことがあっても。
…お願いだから…」

 ペトル・チャペック(田中信夫)がヨハンはフランツ・ボナパルタを殺しに行くであろう事をテンマに教える。
 彼はヨハンにプラハにボナパルタの息子がいる事を教えたのだ。
 「ただ、それだけで事が終わるかどうか…。彼の崩壊が、それでおさまるかどうか…」
 一人、廃墟を離れて、原っぱの方に歩いていくペトル・チャペック。
 「妹の記憶…。彼女の記憶から、抜け落ちているもの…。ヨハンの中には、もうひとつ、あの記憶が…。
我々が創造しようとしたものは、いったいなんだったんだろう…フランツ…フランツ・ボナパルタ…」
 頭を撃ちぬかれるペトル・チャペック。チャペックが殺した赤ん坊の部下の死体が発見されたのだ。

 ドアの前で迎える男(麻生智久)。中に迎え入れ、紅茶を振舞う。紅茶を飲むヨハン。
 次は誰を殺すのかと聞いてくる男。自分の額の真ん中を指差すヨハン。銃をテーブルに置くヨハン。
 冗談と思い、笑う男。「夢から、覚めたんだよ」「疲れてるんじゃないのか?計画はどうするんだい?」
 「さめたんだ…」「ちょっと待てよ。それじゃあ何のために僕は、あれだけの資金を集めたんだ?」
 「夢から、覚めたんだ」「なんのために僕は、何人も殺したんだ?」
 「たくさんの終わりの風景…。でも、今は違う風景が見えるんだ…。本当の終わりの風景…。
僕しか知らない記憶…。本当に、行くべきところ…」
 ヨハン、銃を持って、男の方に向ける。「え?」と驚く男。銃声。家から去るヨハン。

 ルーエンハイムと言う小さな村。そこに、ルンゲ(磯部勉)が現れる。

感想:光、編集、動き、音楽、画質、どれをとっても素晴らしい回でした。
 ヨハンの絵は時々原作の方が良いと思う事があるけれど…。人をあっさり殺す所がヨハンね。
 自分の命が軽いから、他人の命も軽い。

memo:グルジアのゲデワニシビリちゃんにほれ込み、さっそく情報をと、トリノのオリンピック公式サイトへ。で、ついでに他の好きな選手も調べたわけだが…。

サーシャ・コーエン(COHEN Sasha)1984.10.26 158センチ 気が強そうで、元気にくるくる回り、一緒に出てきたサラ・ヒューズより断然好きと思った彼女。仕切り屋だそうだ。練習嫌い。どうもフリーに弱く、シルバー・メダルばっかりとる結果になっているらしい。

荒川静香 1981.12.29 165センチ 54キロ  金メダル、とっちゃった。取るとは思っていなかったので、涙が出てきた。今、フィギュア女子で一番優雅な演技が出来る人、だと思っている。日本人の演技が綺麗だと言える日が来るとは思わなかった。今の日本女子の主要な選手の中で最初に知った人。確か田村岳斗と同じ仙台の方の高校だったんじゃないかな。ドキュメンタリーを見たような。最初の頃は演技で笑顔を見せられず、不器用な子だと思った。笑顔も立派な演技だから。今は何とか笑顔を見せられるようになった。覇気が無いけれど。

エレーネ・ゲデワニシビリ(GEDEVANISHVILI Elene)1990.1.7 154センチ 38キロ 垂れ目のかわい娘ちゃん。元気な演技。彼女を見るまでは、今のフィギュア女子で一番可愛いのはイタリアのカロリナ・コストナーかと思っていたが(ファンでは無いけど)、今は彼女が私の一押しですね。浅田真央ちゃんのライバルになりそう。(しかし真央ちゃんはすごいな)

エフゲニー・プルシェンコ(PLUSHENKO Evgeni) 1982.11.3 178センチ 72キロ 趣味:車、コンピューターゲーム、バレエ 話せる言葉 ロシア語 趣味のバレエって踊るんだろうか。踊れても不思議ではないが…。彼を見たのは彼が14,5,6の時でアメリカ大会。最初っから演技がうまく、技も切れ、自信満々で、お客さんのもっと拍手をと要求していた。跳ぶという様子も見せずに軽がると跳び、演技は指の先まで神経が届いたような繊細な演技をし、しかも力強く、小揺るぎもしなかった。でもヤクディンにはなかなか勝てず、くやしい思いをした。(もちろん彼もそうだろう)彼もやっぱり人間で、怪我もするし、勝とうとして慎重になって、ミスをするという事もした(だったよね)。今まで見てきたフィギュア選手の中で一番好きな人。見ていて「カイザー」と言う言葉が頭に浮かんだ。そしたらどうやら彼は「リングの王様」と呼ばれていると聞いた。そう、王様って感じなんだよね。覇気がすごいから。最初の頃はイワン雷帝の青年の頃の髪型と同じ髪型をしていたし。威風、あたりをなぎ払う。彼を見るまでは王子様って感じの人にキャーキャーしていたが、今はやっぱり王様の方がカッコイイと思っている。今期のオリンピックは彼が金メダルを取る事を祈っていた。たとえ彼がそれで止めてもと。彼は金メダルを取り、次のオリンピックも出ると言った。ありがとう、プルシェンコ!ファンの女の子をハグする様子から女好きかと睨んでいたが、去年結婚したらしい。

ジョニー・ウィアー (WEIR Johnny)1984.7.2 175センチ 63キロ 世界に冠たる美少年、美青年好きの日本女の注目を集めたお方。アメリカ人とは思えない綺麗系の演技。バレエでもやっていたのかと思ったら、体操だった。今回のオリンピックはショートで2位になったのに、フリーで守りに入ってメダルを取れず。自分にがっかりしたと発言したらしい。

エマニュエル・サンデュ(SANDHU Emanuel) 1980.11.18 182センチ 趣味:歌うこと、踊る事、演技、モデル、ファッション 話せる言葉:英語、フランス語、イタリア語 3歳でバレエ。5年後にフィギュア・スケートを始める。英語力があるわけではないので、サンデュのモデルはモデルをする事ではなく、模型つくりとか塑像つくりかもしれないけど、あの男の感じからはモデルをやる事と言う感じがする…。確か思わぬ国の血が入っていたと思うけど、忘れた。練習嫌い。でもここ数年はフィギュアスケートが面白くなって、真面目にやっていると聞くが。だからなのか波がある。バレエをやっていただけあって、個性的な演技をする。技もわりとあるし。今回のオリンピックはまるでダメだった。

で、気付いた事。さそり座が三人いる。(山羊座が二人)そうか同じ星座の人が好きだったのか、私。プルシェンコがさそり座!そう言えば、何座だろうかとかは考えた事が無かった。サソリ座ってスポーツも得意と書いていたが、私は全然…。占いなんてこんなものさ。

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コメント

良い高坂希太郎シリーズとかルンゲと素晴らしいもとを上下されたはず。


投稿: BlogPetのちっちゃん | 2006.03.01 13:04

金メダルや青山浩行や不思議とかすごい部屋とか、綺麗など踊れても
原っぱとかしなかった
真っ暗闇などをお願いしたかったの♪


投稿: BlogPetのpapi | 2006.03.03 10:08

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