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2006年1月

無関係な殺人

「無関係な殺人」MONSTER CHAPTER63 ☆☆☆☆
原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明 脚本:博多正寿  絵コンテ:あきつ南  演出:若林漢二  作画監督:金東俊

 ノルトラインヴェストファーレン州警察のヴァイスバッハ警部(仲木隆司)はラインハルト・ディンガー(山路和弘)と言う連続殺人犯のタクシー運転手を護送していく。
 ディンガーはくずだと思った人間を殺していったのだったが、一人だけそれに当てはまらない人物がいた。
 ビルカー投資銀行の銀行員。彼は真面目な人物で、ある財閥の収賄スキャンダルを告発しようとしていた。
 「あれは…、後味悪かったな、うん…」仕方なくしたとディンガーは言う。
 誰かに頼まれたのかと聞くと、それは言えないと言う。ディンガーは殺人を始めたきっかけを話す。
 公園で男が犬を散歩させていた。男は犬がクソをしただけで犬を蹴った。ディンガーは男を止めた。
 男はディンガーを邪険になぎ払った。ディンガーは男をぼこぼこにし、警察に取り押さえられた。
 その時一人の男の子が現れ、その人は悪くない、犬を連れていた人のほうが先に手を出したんだと言った。
 ディンガーは連行されずにすんだ。
 ディンガーはお礼に家まで車で送ってあげようと言ったが、男の子は帰る家なんか無いと言う。
 そして公園の茂みから双子の妹を連れてくる。ディンガーは二人を自分のアパートに連れて行く。
 上着を脱いだら二人ともパジャマ姿で、男の子は頭に包帯を巻いていた。
 そして夜、めしを食った後、ディンガーはいつものように悪態をつきながらニュースを見てた。クズは死ねって。
 そうしたら男の子(上村祐翔)はあなたは正しいと言った。「そんな人達…いらないよ」
 「俺はその時、解放されたんだ」

 無事護送が終わり、ヴァイスバッハ警部は病院から失踪した双子の事を思い出す。
 急いでディンガーに聞くと、11年前ぐらいの事で、綺麗な顔のブロンドの双子だったとの事。
 定年まで後30時間。

 Dr.ギーレン(菅生隆之)は処女の血を吸わなければ生きていけないと主張する連続殺人犯をインタビューしていた。
 しかし一人だけ、その条件に合わない被害者がいた。
 彼女は16の時から名門ギムナジウムのすぐそばのカフェで働いていて、
そこの男子生徒のマドンナ的存在だった。
 そして17の時、子供を産んでいた。噂ではギムナジウムの生徒の誰かが相手だと言う事。
 出産後彼女の親は雑貨店を開店。はらませた生徒の親が金持ちで、たんまり金をもらって店を出したのとの話。 殺人犯はいつも被害者の素行調査をしていて、その事を知っているはず。「あれは…後味悪かったな…」
 本物に会ったんだそうだ、フランクフルト郊外のグリースハイムで。
 そこの公園の砂場の砂に、その本物は木の枝で女の名前を書いた。で、殺人犯は実行にうつした。

 ニーダーザクセン州に住んでいる男で、宇宙人との交信により、
人殺しをしていた男にインタビューするギーレン。
 その男はわざわざフランクフルトに出向いて、エーリヒ・クレンペラーを殺していた。
 クレンペラーは東西冷戦時に東ベルリンから亡命、東から西へ養子のあっせんをしていたと言う噂がある。
 男は交信ではなく、直接会ったと言う。グリースハイムの公園で。砂に名前を書いた。
 「あんな感激…あなたにも味わわせてあげたいよ」

 ギーレンはディンガーにも話を聞きに行くが、銀行員のオーベルト氏殺害の事は何も聞き出せなかった。
 ヴァイスバッハはギーレンに自分もあの男から聞き出したい事があると言う。
 「怪物のような子供がいて、それが成長して子供の頃世話になった男のもとへやってきて…」
 ギーレンはヴァイスバッハから詳しくその話を聞く。二人でディンガーを取調べする。
 あの銀行員は彼にとってクズだったんだとディンガー。「俺はそう信じるね」「なぜ?」「彼は正しいからさ」
 ディンガーも又、グリースハイムの公園で、砂に名前を書かれたんだそうだ。
 何も言わなかったが、殺せと言う言う意味だとわかった。

 テンマもニナもフランクフルトへ向かった。ヨハンはフランクフルトで何かを始めようとしている。

感想:いくらなんでも、ヨハン、何で誰が人殺しかわかるんだ?
 そしてどうして彼らの心を手中に収める事が出来るんだ?無理かと…。
 ヨハンが怖いのはこの、人に対する影響力ね。
 ディンガーさん、自分を正義の味方と思っているみたいでやりきれない。
 みんな、あのクリストフ(?ホントの名前はわからん…)のために殺されたわけだが…。
 クリストフがあの美人をものにしたのか?!きっと金の力だな。

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白い霧にさそわれて 他

「BLOOD+」監督・シリーズ構成:藤咲淳一 キャラクターデザイン:箸井地図 音楽:Mark Mancina

「ダンスのあとで」BLOOD+ 第11話 ☆☆☆
脚本:櫻井圭記 絵コンテ:中津環 演出:ヤマトナオミチ 作画監督:植田実 

 音無小夜(喜多村英梨)はミン(門脇舞)からドレスを借りてパーティーに出席する。
 岡村昭宏(伊藤健太郎)は何とかそこに入ろうとしていたが、断固拒絶される。
 どうみてもパーティーにふさわしくない格好だったからだ。
 デヴィッド(小杉十郎太)とジュリア(甲斐田裕子)もドレスアップ゚して来る。
(ジュリアのドレスは胸をほとんど隠していない。
彼女はこういう格好は似合わないと言っているが、ばっちり考えて選んだ事は間違いない)
 そしてソロモン(辻谷耕史)が胸に青いバラをつけて現れる。彼の登場に色めき立つ女子高生達。
 ソロモンはアンナマリー(浅野まゆみ)の方に向かって歩いて行く。手を差し出すアンナマリー。
 しかしソロモンはアンナマリーの横を通り過ぎ、小夜をダンスに誘う。
 彼女一人が他の女子校生達と反応が違からかったからだ。
 ダンスが終わった後、ミンが小夜の名前を呼び、ソロモンは彼女の名前を知り、
「本当に、カールもしょうがない人ですねえ」と言う。

 小夜はファントムを発見、後を追いかける。ジュリアも彼女の元に来、小夜はハジを呼ぶ。

 ディーヴァを警護していた者達があー君を発見する。
 あー君、暴力を振るわれるが、そこにデヴィッドが現れ、トラックを阻止しようとする。
 しかしファントムことカール・フェイオン(佐々木望)が現れ、デヴィッドを倒し、トラックを出させる。
 小夜は刀に自分の血を注ぐ。ハジ(小西克幸)がカールと戦う。そして刀を手にしてカールに向かう小夜。
 しかしカールは小夜が自分が知っている小夜とは違うと知り、又去っていってしまう。
 一方あー君は67年物のワインのボトルに気付く。

 ルイス(長嶝高士)によると、ディーヴァが入っているコンテナはラオスに通じる川を上る船に乗せられたらしい。 上流にサンク・フレシュ・ファルマシーの実験農場があるのだ。
 あのコンテナはジョエルの日記に記録されていたものと一致している。

 予告「デルタ67。
僕が売り出そうとしているこの製品も、次のステップに来てるって言うのに、
ソロモンはまったく関心が無いようなんだ。
ほんとに困った人だねえ。もう少し、僕の事を見てくれてても良いと思うんだけど。
次回、BLOOD+、白い霧に誘われて。梅味、君も欲しいのかい」byヴァン・アルジャーノ(諏訪部順一)
 (ソロモンとの禁断の恋に身もだえしているのか…)

感想:ソロモン、ハンサムで素敵。まあ、私は佐々木望さん演じるMONSTERのヨハンの方がより好みだが。
 ジュリアさんも素敵ね。なぜデヴィッドはあの胸に目が行かないんだ!?
 ヴァン・アルジャーノは日本人じゃないけど、梅味が好きなのね。通ね。私も小梅ちゃんは結構好き。
 思い出すだけで、つばが出てくる。

関連サイト
ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人
そんなん、アカンやん。
七神の徒然日記
「白い霧にさそわれて」BLOOD+ 第12話 ☆☆☆☆
脚本:菅 正太郎 絵コンテ:工藤進 演出:羽生尚靖 作画監督:渡辺純子 

 ディーヴァを確保する事が赤い盾の目的。小夜達に赤い盾のメンバー4人が加わる。
 問題のコンテナは色、形状、側面のナンバーが30年前に確認されたコンテナと同一。

 一方その農場にはカイ達が捕らわれていた。
 宮城カイ(吉野裕行)は檻から連れ出そうとした者達を気絶させて檻から抜け出す。

 ヴァン・アルジャーノとソロモンも農場にいた。
 ソロモンはフランスの片田舎にあった製薬会社の会長兼責任者に就任するや、
わずか5年で世界企業にまで急成長させた男。

 リク(矢島晶子)はベッドに縛り付けられていた。隣の檻にはムイ(鈴木里彩)。カイが助けに来る。

 血が翼手を倒すんなら、あの子の血を弾に詰め込めば良いんじゃないのかいとロジャース(黒田崇夫)。
 しかしジョエルの日記によるとそれは出来ないのだった。

 正装して、
ベールで顔を覆っている椅子に座っている女性を間にしてソロモンと自分が立っている写真を見るカール(佐々木望)。
 1920・11・8と刻印されているフレーム。
 ナチ(?)の服装をしているソロモン、ひげの男、やはりナチの服装の男とカール。1943・6・4。
 白衣を着た者達と一緒に写っているソロモンとカール。1972・12・24。右手を左手で押さえるカール。
 「この二日後でしたね、あなたがその腕をなくしたのは」ソロモンだった。
 ソロモンは小夜を殺してはならないと言う。「兄さんが知ったら、なんて言うでしょうねえ」
 「アンシェルには話すな」「それはあなたしだいです」その時ディーヴァのコンテナが震える。

 船を陸付けし、実験農場に向かう小夜達。小夜は歌声を聞く。
 ハジ(小西克幸)は自分の震える右手を押さえる。

 ディーヴァの事をデルタ67の原料だと言うソロモン。

 地下では捕らえられていた子供達が歌っていた。リクにも女の人の歌声が聞こえていた。
 しかしカイには聞こえない。

 地上に出てきた子供達をマウスと呼ぶヴァン・アルジャーノ。もちろん歌声はカールにも聞こえていた。
(サムライマンが近づいているからディーヴァは歌いだしたのか?)

 子供達が小夜達の前に集まってくる。
 「ようこそ。また会えて嬉しいよ、小夜」とファントム姿のカール
(きっと彼はオペラ座の怪人が好きなんだ。一々コスプレしないと気がすまないらしい…)。
 「ファントム…」とわざわざ呼びかけてやるノリの良い小夜。
 「再演しようじゃないか。我々のヴェトナム戦争を」とカールが言い、「止めて!」と叫ぶ小夜。 
 ハジが後ろから近づいてきた子供にナイフを投げつける。
 一旦刺さったはずのナイフが、何かに押し戻されたように抜け落ちていく。
 子供の体から小さな翼手が飛び出してくる。次々と変態を遂げる子供達。地下ではムイの様子もおかしくなる。 リク達を残し、外の様子を見に行くカイ。小夜はディーヴァの歌声の影響を受け、戦う事が出来なかった。

感想:なぜか段々あのいかれたカールが好きになってきたような…。
 自分の見せ場となると、一々着替える彼が愛しい…。
 そしてそのカールに「ファントム」と呼びかけてやる優しい小夜もナイス!
 もちろん、デヴィッドにアタックしては玉砕しまくっているジュリアさんも好きだ。

関連サイト
ファンタジスタ乙女のドキドキ☆バルコニー
LIV-徒然なるままに
Cogito,ergo,sum
ばんごはん備忘録

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バレンタインの悪夢

「バレンタインの悪夢 LOVE IS IN THE AIR」デスパレートな妻たち Desperate Housewives 第14話 ☆☆☆☆☆
脚本:トム・スペジアリー 演出:ジェフ・メルマン

 リネット(フェリシティ・ハフマン Felicity Huffman 声:唐沢潤)は子供達からバレンタインの贈り物として、
なかなか感じの言い植木鉢を送られる。
 今までの子供達からの贈り物はビミョーなものが多かったがこれは良かった。さっそく外に飾るリネット。
 しかしその植木鉢をお向かいのカレン・マクラスキーさんが持っていこうとする。
 もちろん急いで止めようとするが、その植木鉢はマクラスキーさんがコスタリカで買ったものだった。
 “そう、母親にとって子供達は神様からの贈り物だ。だがこう思う日も少なくない。
返品システムがあればいいのにと”
(メアリー・アリス・ヤング ブレンダ・ストロング Brenda Strong 声:小山茉美)
(アメリカの返品システムってすごくて、一度はいたパンツも返品出来るらしい…)

 フェリシティがポール・ヤング(マーク・モーゼス Mark Moses 声:大塚芳忠)のうちを尋ねてくる。
 ポールが毎年バレンタインの日に妻に贈られる様にしていた花がフェリシティの所に間違って配達されたのだ。 フェリシティはメアリー・アリス・ヤングの写真を見てアンジェラ・フォレストだと言う。ユタで同僚だったそうだ。
 ポールはアンジェラでは無いと否定する。

 ガブリエル・ソリス(エヴァ・ロンゴリア Eva Longoria 声:日野由利加)はハウスキーパーのヤオ・リンともめ、
彼女を首にする。(ちゃんと給料払ってくれるとは限らないし、首になって良かったろうヤオ・リンは)

 リネットはお尻叩きをすると子供達を脅しておいて、マクラスキーさんへお詫びの手紙を書けば許すと言う。
 しかしマクラスキーさんが突然家に入ってくる。
 息子が作った時計をリネットの子供達が盗んでいったと言うのだ。

 レックス・バン・デ・カンプ(スティーブン・カルプ Steven Culp 声:内田直哉)は妻のブリー(マーシア・クロス Marcia Cross 声:渡辺美佐)に自分がMである事を打ち明ける。 (ブリー、絶対Sだと思うんだが…)

 マイク・デルフィーノ(ジェームズ・デントン James Denton 声:家中宏)はディアドラの消息を求めて家宅侵入をし、腹を撃たれてしまう。ノアの知り合いの医者に治療してもらうが。

 マクラスキーさんはやっぱり時計は家には無いと言ってくる。
 そして子供が自転車を車道に置いたままにしている事を非難する。
 夫のトム・スカーボ(ダグ・サヴァント Doug Savant 郷田ほづみ)が片付けようとするが、それを止めるリネット。 マクラスキーさんは自分の車で自転車をつぶす。リネットは持っていた卵をマクラスキーさんの車に投げつけ、
彼女の顔にも命中させるのだった。

 ガブリエルはその傲慢な態度がたたって、仕事を首になる。

 トムが子供達の隠し場所を見つける。マクラスキーさんの時計もあった。

 フェリシティはアンジェラ達と撮った昔の写真を見直す。

 ガブリエルは化粧品の売り子になる。そこに自分が首にしたヤオ・リンが客としてやってくる。

 マイクは無理して彼女をレストランに連れて行く。
 テーブルのぐらつきを直そうとして、ウェイターがテーブルの下に居、
驚いたスーザン・メイヤー(テリー・ハッチャー Teri Hatcher 声:蔓田久子)が後ろにいた人にぶつかり、
その騒動で太った女性が倒れ、それをマイクが受け止める。
 しかしその事により、彼の腹の傷が開いてしまい、彼は倒れ、病院に運ばれる。

 リネットは子供達三人をマクラスキーさんに謝らせに行かせる。
 彼女は子供達を入れ、リナットにも声をかけるが、彼女は外で待つ事にする。
 子供達はただごめんなさいと謝る。「そんだけかい?泥棒はいけない事なんだよ。いくつ、今」「6歳」
 「で、あんたは?」「5歳」「よくまあポンポンと産んだわね」「おばさん、いくつ」「いくつに見える」「150歳」
 「さっさと食べちゃいな」食べた子供は棚に飾ってある少年の写真を指さし「あれ、誰?」と言う。「うちの息子」  「今どこにいるの?」「12の時死んだ」「どうして?」
 「病気でね。とんでもないやんちゃ坊主で。…気があったろうね。お菓子食べ終わった?」うなずく子供ら。
 「じゃ行こう」立ち上がる子供達。
 「その前に一つだけ言っておく。
泥棒は良くないけど、バレンタインにお母さんにプレゼントあげたいっていうのは良い事よ。
…子供を一番愛してくれる人だからね。さあほら」
 “この隣人を愛する事はけっして無いだろうと、リネットは思った。
母の愛という共通点がある事など、知る由も無かったから”

 リネット、スーザンを訪問。子供達がマイクの作業台から盗ったと言う分捕り品を持ってくる。
 それはマーサ・フーバーと言う名前が彫ってあるアクセサリーだった。

感想:これ、オープニングアニメも最高よね。いつも見入ってしまう。今回は何と言っても、マクラスキーさんよね。  いくら幼くても、盗みはいけない。手癖が悪いのは困る。
 植木鉢は外にあったろうが、時計は家の中だろうから、深刻。
 尻叩きしても良いと思うけど、アメリカは体罰は基本的に良くないと思ってるのね。
 う~ん、どうすればいけない事だとわかってくれるんだろう。
 まあ、目には目を、歯に歯を、で子供の物を取り上げるのが良いかなあ。う~ん。
 マクラスキーさんも、子供達をうんときつい目に合わせても良いのに、お菓子をあげて、諭して、
母親の事もよいしょしている、良い人ね。
 リネットも子供達と一緒に聞けば良かったのにね。
 人は奥深いから、やっぱり慎重に付き合わないといけないかな。でも、いきなりうちに入ってくるのはイヤね。
関連サイト
くまぷーの海外ドラマblog

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マジェスティック

「マジェスティック The Majestic」2001年 ☆☆☆☆☆
監督:フランク・ダラボン 脚本:マイケル・スローン 音楽:マーク・アイシャム

最後まで書いています。注意!

 ピーター・アプルトン(ジム・キャリー Jim Carrey)はハリウッドの脚本家。
 B級映画「サハラの盗賊」でデビューした。時代は赤狩り旋風が吹き荒れていた頃。
 ピーターも赤狩りに引っかかってしまう。
 昔女の子目当てで戦災地救済クラブの集会に行ったのだが、それが共産党の集会だったのだ。
 失意の彼はドライブに出かけ、事故ってしまう。
 動物(オポッサム?)を避けようとして、橋から落ちてしまったのだ。
 彼は海岸で発見されたが、記憶を失ってしまう。連れてかれた町はローソン。静かな町。
 ショーウィンドウには若い兵士達の写真が飾られていた。戦争で死んだのだ。町では62人が死んでいる。
 食堂に連れてかれるピーター。
 そこには毎朝医者のスタントン(デイヴィッド・オグデン・スティアーズ David Ogden Stiers)が食事をとりに来るのだ。
 食堂のメイベル(キャサリーン・デント Catherine Dent)は彼の顔に見覚えがあるという。
 ピーターを助けたスタン・ケラー(ジェームズ・ホイットモア James Whitmore)も見覚えがあった。
 スタントンは彼を病院に連れて行く。
 スタントンに連れて行かれるピーターを食堂から見て、ハリー(マーティン・ランドー Martin Landau)は驚く。  スタントンも又彼の顔に見覚えがあった。
 ハリーは保安官のシーセル(ブレント・ブリスコウ Brent Briscoe)にあれはルークだと言う。
 ルークとは彼の戦争に行ったまま戻らなかった息子の名前だった。ハリーはピーターを家に連れて行く。
 そこは今は使われていない映画館でマジェスティックと言い、その上のアパートが彼の住居だった。
 ルークの9年半ぶりの帰宅。朝起きたら、ピーターは映画館のスタッフを紹介される。
 売店のアイリーン・ターウィルガー(Susan Willis)、
受付、修理全般のエメット・スミス(ゲリー・ブラック Gerry Black)。
 ハリーは映画館を復興させようと言う。
 しかし映画館は今にも壊れそうで、自分の事もよくわからないピーターはとまどうばかりだった。
 そんな彼をハリーは墓地に連れて行く。そこにはルークの友達が眠っていた。
 そしてハリーが紹介したのがルークの墓。成績も一番、砲弾の嵐の中、怪我人を一人ずつ助けた。
 サン・ロウで戦闘中行方不明、遺体は見つからず。
 ハリーはアルバート・ルーカス・トリンブルことルークに与えられた名誉勲章をピーターにかける。

 ピーターは町のみんなにルークとして迎えられる。
 そして帰郷してきた医者のスタントンの娘アデル(ローリー・ホールデン Laurie Holden)はルークが戻ってきた事を知らされる。
 彼女はピーターをルークとの思い出の場所に連れて行く。ルークはアデルの恋人だった。

 彼の歓迎パーティー。アイリーンがピーターにピアノをリクエストしてくる。
 彼女はリストを弾くが、ピーターはジャズピアノを弾いてしまう。エメットが教えたそうだ。

 ピータはマジェスティックを改修する事にし、町議会に行く。町の人が手伝ってくれる事になる。

 ピーターの車が海岸で見つかる。そこにはピーターの身分を証明するものもあった。

 マジェスティックは見事に改修され、多くの町の人が集まってくる。
 そしてマジェスティックで「サハラの盗賊」が上映される。そのセリフに覚えがあるピーター、すっかり思い出す。 そしてハリーが心臓発作で倒れてしまう。ハリーはピーターに見守られながら亡くなる。

 ハリーの葬式の時、ピーターはアデルに自分の正体を告白する。そしてFBIが現れる。
 非米活動委員会の聴聞会に召喚されるピーター。弁護士は共産党と縁を切ると言う声明文をピーターに渡す。  エメットはピーターがルークでない事を知っていた。
 ルークはクラシックは弾けたが、ジャズピアノは苦手だったのだ。
 聴聞会に行く彼にアデルの父親がアデルから託された物を渡す。
 それはアメリカ合衆国憲法で「答えはここに ルークより」と書かれてあった。
 そしてルークの手紙が挟まっていた。

 聴聞会、ローソンの町中の人がそれを聞いた。
 FBIは彼をもうスパイとは思っていなかったが、面目を保つために色々と追求してくる。
 それに正直に答えるピーター。そして声明文を読むよう言われる。
 しかし彼には事実とは異なる声明文は読めなかった。
 「実を言いますと、僕は強い信念を持った事など無かった。それが得だと思えなかったし。
本音を言えば、信念を持つだけの…、勇気が無かった。ルーク・トリンブルとは違います。
彼には信念と勇気があった。
会った事は無いですが、色々彼の事を知って、それで、さっきからずっと、考えていたんです。
彼ならここで何と言うか。たぶん彼ならこう言うでしょう。
この委員会が、体現しているアメリカは、彼が守って死んだアメリカでは無いと。
あなた方の示すアメリカは意地悪だ。冷酷で、度量が狭い。彼のアメリカは大きな国です。
豊か国土と自然、そして大きな心。誰もが自由な意見を持ってる!例え相手の意見に賛成できずとも。
もし彼がここにいたら、あなたはどう答えるんですか。彼のアメリカに何が起こったと、説明されるんですか」
 「アプルトンさん、あなたの発言は侮辱罪すれすれですよ」(議長 ハル・ホルブルック Hal・Holbook)
 「今日始めて賛成出来る意見を聞きましたね」立ち上がって依頼人は黙秘権を行使すると叫ぶ弁護士。
 しかしピーターは黙秘権を行使するつもりは無かった。
 「僕に最後まで言わせてくれ。黙秘権などもってのほかだ。僕が訴えたい権利は他にあります」
 ピーターは合衆国憲法を取り出す。
 「ここにいるみなさんは、ご存知でしょうか。
議会は国境の樹立(?)、もしくは宗教上の、自由な行為を、禁止し、又は言論及び出版の自由、
もしくは平和的に集会する国民の権利、及び政府、普通の救済を請願する権利を、
制限する法律を制定する事は出来ない」
 「我々は君に憲法を講義してもらう必要は無い!」
 「これが修正第一条です、議長。アメリカがアメリカたる理由の自由の精神です。
全てのアメリカ国民にとって、国と交わしたもっとも大事な契約です。
たとえこの憲法や修正箇条が、ただの契約書だとしても、ただ書類にサインをしただけの紙切れだとしても、
この条項だけは絶対に契約内容を変更してはならないものです。
書き直す事は出来ない。たとえ議長、あなたでも」
 「アプルトンさん!ただちに着席しなさい」
 「クライドさん(ボブ・バラバン Bob・Balaban)、あなたでも。誰にも変えられない、決して。
この自由を守るため多くの人々が犠牲になった」
 ピーターはルークの名誉勲章を掲げてみせる。「例えばルーク・トリンブルに…、ローソンの多くの若者達が…」 ピーターの演説を聞いていたスタンが言う「その通りだ。こんなものを守ったわけじゃない。お前達みんなは」
 「以上が僕の言いたい事だ。委員会に言いたい事はそれだけです」ピーターは出て行く。拍手が沸き起こる。

 ハリウッドに戻れる事になったピーターだが、アデルに電報をうつ。彼女から借りたものを返すため。
 そして一つ質問がある。君が駅にいなかったなら答えと思い、駅長に預けると。
 ローソンに着いたら、町中の人が歓迎しに来ていた。もちろんアデルも。
 彼の事を胡散臭く思っていた、戦争で右手を失くしたボブ(カール・ベリー Karl・Bury)も来ていた。
 彼はアデルと結婚し、映画館を経営し、子供出来…。

感想:感動しました。フランク・キャプラ映画みたいね。意識してると思うけど。
 上の方々の他は、
町長のアーニ・コール(ジェフリー・デマン Jeffrey DeMunn)とクラリネット吹きのスペンサー(マット・ジー・ウィーンズ Matt G Wiens)が気になりました。
 ブッシュ政権のアメリカって自由に意見が言えない雰囲気だったから、作られたのかな。
 赤狩りはどうみても間違ってたし。あんな小さな町で、映画館が成り立つのかとか気になるけれど。
 みんな、町の若者がたくさん死んだ事で気落ちしていたから、ルークが戻ってきたと信じたかったんでしょうね。 あの黒人はちょっと無理があるかな。
 今読んでる本に、町でたった一人の黒人が出てきて、それはそれで大変そうだから、考えちゃった。

関連サイト
Prism
DANCING BEAR
こんな映画観ましたけど

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知りすぎた男

「知りすぎた男」MONSTER CHAPTER60 ☆☆☆☆☆
原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明 脚本:筆安一幸 絵コンテ:坂田純一 演出:宮本幸裕 作画監督:繁田亨 演出助手:渡辺温子

 ホテルに戻り、寝ているエヴァ・ハイネマン(小山茉美)の頭に銃口を向けるマルティン(池田秀一)。
 「エヴァだって、死にたがってるじゃないですか」「私を殺してよ!」「ここに置いてっとくれよ…」
 あの若者の声、恋人の声、母親の声が脳裏に浮かぶ。
 しかしエヴァの「ケンゾー」と言う寝言と、彼女の目元にたまっている涙を見て、殺すのを思いとどまる。
 『俺は…、悪魔のシナリオ通りには動かない。なぜなら誰も…死にたがってなんかいないから』

 ホテルの部屋にやってくる男達。マルティンはエヴァを逃がしていた。
 二人で出たら捕まるだけだからと、エヴァ一人を逃がした。エヴァはフランクフルト中央駅で待ってると言った。
 一緒に逃げようと。マルティンはテンマの所に行けと言う。「あんたに指図されるおぼえはないわ」とエヴァ。
 「ムチャして死ぬようなマネしないでよ」と言うエヴァに、
「俺があんたにそこまでする義理は無い」と答えるマルティン。
 それなのに、一人、二人と四人まで倒すマルティン。そして五人目の男が残っていた。
 彼は震えながらマルティンに向かって銃を構え、マルティンの銃には弾が無かった。腹を撃たれるマルティン。
 ロビー(藤本譲)によって天馬賢三(木内秀信)の元に運ばれるマルティン。エヴァはそこにはいなかった。
 彼はテンマに赤いバラの屋敷実験が続いている事を話す。悪魔が弟子を手に入れた事も。
 「あの男は…、独裁者を…つくろうとしてる…」「あの男?」
 「メガネの男…。赤いバラの屋敷の…生き残り…。ペトル…チャペック…」「ペトル…チャペック…」
 「あの男は…悪魔を操ろうとしているが…悪魔は…悪魔はもっと恐ろしく…もっと…。
ヤーレスツァイト・ホテル…606号室…。そこに悪魔の弟子が…。悪魔を、見つめちゃいけない…。
奴のシナリオ通りに動いちゃいけない…。誰も、死にたがってなど、いない…」
 「マルティン!!」息をあえがせるマルティンに向かって叫ぶロビー。
 「俺は…幸せだ…。もう悪魔を見ないですむ…。エヴァ…エヴァが俺を…フランクフルト中央駅で…。
きっと…二人分のチケットを買って…できるだけ遠くへ…できるだけ…」
 「エヴァが…待ってるのか…」「守ってくれ…エヴァを…。エヴァを…」マルティンのまぶたが下りていく。
 「死ぬな…。駅に行かなくちゃ…な…。死ぬな…死ぬな…!」目を閉じたまま、動かなくなるマルティン。

 駅には一人待つエヴァ。そんな彼女を見て駅を掃除している人(宝亀克寿)が話しかけてくる。
 「そんな所にいても、始発まではまだまだ時間がある…。誰か待ってるのかい?」横を向くエヴァ。
 「ははーん、男だね。だいたいわかるんだ。長年駅で働いているとな」「じゃあ、相手が来るかどうかもわかる?」 「そんなのわかんねえよ。占い師じゃねえんだから。ただ待つ相手がいるってことは、幸せなこった。
相手が来ようと来まいとな」
 「幸せ?」「そっ!この年になると、なかなかそういう気分にもならねえ」微笑むエヴァ。「幸せか…」
 「おっと、待ち人来るかな?」顔をほころばせ、振り返るエヴァ。しかしそこにいたのはテンマだった。
 マルティンが亡くなった事を知らせるテンマ。エヴァはテンマを喫茶店に誘う。
 マルティンにひどい事をしたとエヴァ、テンマに贈ったスーツとネクタイ、同じ柄のものを彼に着せたと。
 自分の事を最低だと言うエヴァ、なんでまだ生きてるんだろうと。
 「あなたにも嘘の証言をして、罪を着せ続けた…。なんであたしはまだ、のうのうと生きているんだろう…!」
 「マルティンが君を守ったからだ」「なぜ守るの…!?あたしみたいな女をなぜ守るの!!?」
 「誰も死にたがってなどいない…マルティンはそう言ってた…。幸せだって言ってた…。
君が駅で待っている…それが幸せだって言ってた…」
 号泣するエヴァ。テンマは彼女にミュンヘンのDr.ライヒワインの所へ行けと言う。
 そして赤ん坊の事もロベルトの事も全て警察に話せと。
 あなたの事も話すとエヴァは言う、だからあなたも一緒にミュンヘンへと。
 しかしテンマはヨハンが目の前にいるからと断る。
 「もう終わりにしなくちゃ…。もうこれ以上…マルティンのような人間を出しちゃいけない…。わかるだろ…?
もう、終わりにするんだ…」

 テンマに見送られ、列車に乗るエヴァ。
 列車に揺られながら、彼女はペトル・チャペック(田中信夫)がヨハンの居場所を言った事を思い出す。
 ハルデッカー通りのアパルトマン。「ヨハン…。私でも…終わりに出来るわ…」

 テンマは悪魔の弟子の所に行く。そしてエヴァは悪魔を撃つために銃を買うのだった…。

感想:どうやら脇キャラとしてはグリマーさんと人気を二分するらしいマルティン。まんまハードボイルドだもんなあ。 そうだね、誰も死にたがってなどいないんだよね。苦しみから解放されたいだけ。
 どなたかが書いててああと思ったんだけど、そうだね、
マルティンは母親のトラウマ(ホントはトラウマって本人も気づいていないような物の事を言うらしいけど)があるから、ドラック中毒の彼女とか、アル中気味のエヴァとかに惹かれるのね。
 エヴァも、本人も悪いけど、男運が無いわね。エヴァ、まともにしてれば、ハッとするほど美人さんなのになあ。
 しかしこの回は演技力を試される回ですね。頑張りましたね、池田秀一さん。
 シャアの声の呪縛から逃れるのが難しいのがお気の毒ですが。

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告白の行方

「告白の行方 EVERY DAY A LITTLE DEATH」デスパレートな妻たち Desperate Housewives 第12話 ☆☆☆☆☆
テーマ音楽:Danny Elfman 脚本:クリス・ブラック 演出:デビッド・グロスマン

 メアリー・アリス・ヤング(Brenda Strong声:小山茉美)“マーサ・フーバー(クリスティーン・エスタブルック Christine Estabrook 声:小宮和枝)は自分の人生に刺激的な事が起こるのをずっと待っていた。
 子供の頃は海賊の一団にさらわれたいと願っていたし、
十代はハリウッドのタレント・スカウトに発掘されるのを夢見ていた。
そして娘盛りはハンサムな御曹司との玉の輿を夢想して過ごした。
だが月日は飛ぶように過ぎ、彼女の人生は刺激的な事とは無縁なままだった。殺害されるあの夜までは。
最後の瞬間、彼女はこう思った、『人生は退屈なだけじゃない、とても残酷なものだと』
せめてもの救いは、死が思いのほか、慈悲深かった事だ”
 見つかったマーサ・フーバーの死体に話しかけるジャクソン巡査。
 「ねえ知ってる?あんたの事、大勢が捜してたんだ。州内の全紙があんたの顔、第一面に載せるはず。
わくわくしてこない?」
 “ジャクソン巡査は目を疑った。
 ほんの一瞬だが、マーサ・フーバーの死に顔に、ほほ笑みが浮かんだように見えたのだ”
(最後は刺激的だったもんね)

 マーサ・フーバーが殺されていた事はたちまちのうちに近所じゅうに知れ渡る。(そりゃそうだ)

 リネット(フェリシティ・ハフマン Felicity Huffsman 声:唐沢潤)は赤ん坊とパーカーを連れて、
ヨガクラスに行く。
 しかし付属の託児所は満杯。人気のクラスだから、他の人は早く来て託児所に託すのだった。
 「ねえ、ローレン、うち子供四人いるの。
今朝なんか五時に起きてお弁当作って、ご飯食べさせて、上の子学校に送って、
それからここまで赤ん坊と病気の子連れてきたの。
早めに来いって言われても、私には不可能に近いし、早めに来いとか言われる事で、ストレスがドトッと、
たまっちゃうのよ。
それでヨガが必要になるわけ。
なのにここまで来て、追い返されて、今度は早めにーなんて言われちゃ、悪循環の極み。どんなかわかる?」
 「わかります。でもあなた例外にしたら、他のお母さんにも頼まれる。
それ認めてたらルール守ってる人にねじこまれて、それかわしてたらあっと言う間に、
雑誌読む時間無くなっちゃう。悪循環」
 「…あなたにも山ほど、子供が出来ますように」(どちらの言い分もごもっとも)

 ガブリエル(エヴァ・ロンゴリア Eva Longoria 声:日野由利加)の夫カルロス・ソリス(リカルド・アントニオ・チャビラ Ricardo Antonio Chabira)が帰ってきた。
 しかしトランスミッター付き。装置から30メートル以上離れると警報が鳴り、それを無視すると保釈取り消し。
 で、仕事は出来ない。

 マーサ・フーバーの姉フェリシアの元には、
マーサの死体が見つかったと言う知らせを聞いたご近所の方が一杯集まってきた。
 「あさましい。ハゲタカ達。心配で来たんじゃない、どぎつい詳細が聞きたいだけ」
 警部(?)「それはうがちすぎだ。きっと善意ですよ」
 「ご冗談。人の不幸は蜜の味ってね。さて、せっかくだから期待に答えなくっちゃ」家の外に出るフェリシア。
 「どうも。こんなに大勢が心配してかけつけてくださった事、ホントに感謝しています。妹も同じ気持ちでしょう。
何があったか話せると良いんですが。担当の刑事さんから詳細はまだ不明だと聞かされた所です。
今わかっているのは、痛ましい死に方だった事」
 皆からおおっと言う声があがる。
 「ええ、ホント、辛い事です。
激しく、抵抗したようで、遺体には引っかき傷やあざが見られ、骨も折れていたそうです。
歯には土を吸い込んだ跡が。…おそらく埋められた時、妹はまだ生きていたと思われます。
さぞ、苦しかったでしょう。でも良いニュースが一つだけ。辱めを受けた跡は一切ありません。以上です。
みなさんどうかお引取り下さい。ご家族がお待ちよ」
 一旦家に入りかけるフェリシア、振り返り、
「そうだ。告別式の代わりに、明後日遺品のセールを開こうと思っています。どうか、現金のご用意を」
(さすがフーバーさんの姉)

 いつもの四人が集まってポーカーをしていたら、
イーディ・ブリット(ニコレット・シェリダン Nicollette Sheridan 声:安達忍)が現れる。
 火曜日はポーカーデイと聞き、私もポーカー大好きと言うイーディ。気まずい沈黙が流れる。
 イーディは告別式をしないと聞き、マーサの遺灰をトージ湖(?)まで持ってって、
撒いてあげようと思い立ったのだ。
 ご主人にプロポーズされた場所なんだそうだ。
 それで一緒に言ってくれる人が向こうでちょっとしたお別れ会をやろうかなと思っているとの事。
 イーディ、地図を置く。服装はセミフォーマル。
 ガブリエル「ごめん、イーディ。ぜひ行きたいけど、私モデルに復帰した所で。単なるひまつぶしよ。
でも明日も埋まってて、ドタキャンは無理」
 リネット「もっと早くわかればシッターさん頼めたけど」
 ブリー・バン・デ・カンプ(マーシア・クロス Mareia Cross 声:渡辺美佐)「残念。主人を検査に連れてかなきゃ」 沈黙が流れる。イーディ「はい、スーザン、あんたの口実は?」
 スーザン・メイヤー(テリー・ハッチャー Teri Hatcher 声:萬田久子)「ちょっと、明日は、無理、忙しいの」
 「そう。あんたの嘘が一番へたくそね」
(イーディ、良い男と見るとすぐ誘惑するから、同性の人気は最悪だろう。悪気は無いんだけどね。
でも、こういうのって考えちゃうね)

 パーカー、双子の兄達に髪の毛にガムをつけられてしまう。取れる物では無い。バリカンを持ち出すリネット。

 スーザン、マーサの姉を見かけ、お悔やみを言う。姉から日記の存在を聞くスーザン。
 日記に自分の火事の事が書いているかもしれない。
 娘のジュリー(アンドレア・ボーウェン Andrea Bowen 声:本名陽子)からブリットさんに打ち明けるしかないと言われる。
 足元にひれ伏して許しを請い、イーディ・ブリットにごますりまくるしかない…。

 リネット、十分前にヨガクラスに来るが託児所は満杯。
 しかしローレンはパーカーの丸坊主姿を見て、重い病気と誤解する。
 彼女は何とかすると言ってきて、リネットはその誤解を解かないで、お願いしてしまう。
(これはまずいよね。気持ちはわかるけど)

 イーディに話しかけるスーザン。イーディは自分の家の設計図を見ていた。
 「良いな、うらやましい。なんて言ったら不謹慎だけど」「意味わかんない。なんで?」
 「だっておうち一から建て直せるのよ、ただで。満足いく家を手に入れるチャンスでしょ。ある意味、ラッキーかも」 「ラッキーなわけ無いじゃない!思い出や写真は二度と戻らないし…。何しに来たの?」
 「あのね、実を言うと。…あたし、…あたし…」「あたし、あたし…、何?さっさと言って。忙しいの」
 「ちょっとその、ダイジョブか見に来ただけ。フーバーさんの事とかあったから」
 「一番の友達が殺されてゴミ袋に入れられてたのよ。その上誰一人として…!
散骨に付き合おうと言ってくれないし」
 「あっ、あたし付き合う」(うちが燃えるのはどう考えたって良い事じゃない…)

 ガブリエル、フライドチキンを買ってくる。子供を作ろうと言うカルロス。子供を産む気は無いガブリエル。
 一家の主はこの俺だと言う言葉を聞いて、チキンを持って外に出るガブリエル。カルロスは家を出れない。
 彼の前でおいしそうにチキンを食べるガブリエル。カルロスは思わず外に出ようとするが、警報が鳴る…。

 スーザンはイーディのタイヤの交換を一生懸命する。それを何もせずに見つめるイーディ。
 「高校時代チアリーダーやってたでしょ」「3年の時。なんでわかるの?」
 「チアリーダーってタイプだもん。清潔で優秀で人気者。
高校時代の私は倉庫裏で、不良仲間とつるんで、煙草吸ってた。鼻つまみ者」
 「もう高校時代なんて、遠い大昔の話よ」
 「そうでもないんじゃない。
私は今でも集まりに呼んで貰えない鼻つまみ者で、あなたは今も自信過剰のチアリーダー。
みんなの目をあざむけると思ってる」
 「何?」
 「一緒に来るわ、ガソリン代出すわ、ロードサービス使えるのにパンクまで直すわ、下心があるのはみえみえ」  「フーバーさんの事でまいってるってわかったら、ほっとけなくて」「嘘ばっかり」「なんで嘘だと思うの」
 「高校時代の法則が、そのままあてはまるからよ。人気者は何かある時だけ不良に話しかける。
あんたの狙いがなんなのかちゃーんとわかるまで車には乗せないから」
 「…わかった。実はその、あたし、…あなたに嫌な態度取ってきたから、それをつぐないたくて…」
 「ふん。それも真っ赤な嘘ね。…でも話してる時間もう無い」車に乗り込もうとする二人。
 スーザン「高校一緒ならわたし、話しかけてたわ」「どの嘘もひどいけど、ふん、それ最悪」(確かに嘘だ)

 リネット、ヨガクラスで乳癌の生還者と言う人に話しかけられる。彼女はパーカーに話しかける。
 「坊やと同じ事に私も耐えてきたの。辛いけど、くじけないで。いい?勇気をもって戦い抜いてね。
絶対に生還できるから」
 泣きながら坊やを抱きしめる女性。「ママ、僕死ぬの?」リネットは真相を言わざるをえなくなる。
 “このようにして、リネットの精神の安定と悟りの境地への旅は、道を閉ざされた”(自己流でヨガをやろう)

 湖に着いたスーザンとイーディ。もちろんスーザンがボートを漕ぐ。
 湖の中央に着き、いざ散骨となったら泣き出すイーディ。「大丈夫?」「違うの、これは感謝の涙」
 「あっ、そっか、わかるよ、フーバーさん、良くしてくれてたもんね」
 「マーサの事じゃないって。あなたに感謝してるのよ」「私に?」
 「そう、ずっといじわるしてきた私に…、あなたはこうして散骨出来るようボートまで漕いでくれた…」
 「やあねえ、そんなもお、大げさだって」
 「そんな事無い。みんな知らん振りなのに、あなたは来てくれた。それをあたしったら下心があるだなんて…。
スーザンってホントに良い人」
 「あ…」「自分が恥ずかしい…」泣くイーディ。
 「ねえ、そんなに自分を責めないで。あたし良い人なんかじゃ無いから」「良い人だって」
 「ああ…、困っちゃったなあ」
 「マーサは亡くなったけど、神様は私を一人にはなさらなかった。こんな良い友達がいて、心から感謝してる」
 手を差し出すイーディ。「ありがとう、スーザン」「あなたの家燃やしたの」「はぁ」
 「マイク(ジェームズ・デントン James Denton 声:家中宏) と寝てるんじゃないかって心配で、
おうちにこっそり入って色々調べてたら、はずみでロウソク倒しちゃって、それで、火が…。
ホント、ごめんなさい。…許してもらえないよね」
 イーディ、遺灰をスーザンにぶっかける。(まあ、そうなるよな)

 イーディのうちに到着。スーザンは許してくれなくて良いと言う。
 警察に行っても良いし、蹴り飛ばしても、うち燃やしても良い。イーディは警察には行かないと言う。
 保険会社の調査し直しで保険金遅くなるから。彼女はお詫びの印にやって欲しい事があると言う。
 ポーカーデイに呼ぶ事。行くとは限らないし、お仲間に私を歓迎しろとも言わない。
 時々で良いから、声をかけて欲しい。
 「ええ、じゃあ、毎週火曜日よ。お昼は持ち寄り。何か食べ物持ってくるの」「私は持ってかない」
 「ええ、あなたはいい。…すごくほっとした。ありがとう…。じゃあこれで、シャワー浴びるね。
フーバーさん、洗い流してくる」
 「ちょっと待って。あたし許せない。マーサの遺灰が、下水溝流れていくなんて」「だけどこれ、洗い流さなきゃ」  「ああ、芝生綺麗にしてるのねえ。ここに安住させてあげましょ」「うちの庭に?」
 「良いじゃない。自分ち見ながらとわの眠りに着くの。近所の監視も出来るし。マーサにピッタリ。ここに立って。ホースで流すから」
 「それは遠慮しておく」「断れる立場?」仕方なく前の方に歩いていき、立ち止まるスーザン。
 「マーサ、安らかに」スーザンに水をかかけるイーディ。
(まあ、これで許されるなら御の字よね。イーディに感謝しなきゃ)

感想:いつも面白く笑わせてくれる「デスパレートな妻たち」。今回は考えちゃった。
 話しかけてくれると言うだけで、あんなに性格の悪い、悪口ばかりのマーサを好きだったイーディ。
 まあ、さすがに大人だから、無視ってほどではないんだけどね。まあ、嫌な人とは確かに付き合いたくないし…。 難しいなって…。
関連サイト
くまぷーの海外ドラマblog

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アストラル・アパッチ

「アストラル・アパッチ Astral Apache 」交響詩篇エウレカセブン 第35話 ☆☆☆☆☆
監督:京田知己 シリーズ構成:佐藤大 キャラクターデザイン・メインアニメーター 吉田健一 メインメカニックデザイン:河森正治 音楽:佐藤直紀 脚本:菅正太郎 絵コンテ:寺東克己 演出:佐藤育朗 作画監督:倉島亜由美 メカ作画監督:大塚健

 首都防衛隊、第23監視所。ノリの良い音楽が鳴り響いている。音楽を消そうとしても消せない。
 音楽はラジカセからでは無かった。そして監視員達は未確認のトラパー干渉を確認する。
 それはもちろん月光号の面々の事だった。月光号を中心に飛ぶ4体のLFO。
 タルホ(根谷美智子)の機にはミーシャ(沢海陽子)を抱きかかえたグレック・ベア・イーガン(銀河万丈)。
 そして月光号を操るのはムーンドギー(宮野真守)。音楽を流しているのはマシュー(中村彰男)。
 ホランド(藤原啓治)「606は808のバックアップで、第23リストリフト(?)より侵入。
その間に、909とニルヴァーシュで敵をかく乱。
タルホが、インフォーマーからノルブの居場所をゲットしだい、その奪還に向かう。
全てはあの爺さんが動き出す前に片付ける。
この作戦の成功は、他でもない、俺達のコンビネーションにかかっている。ねだるな。勝ち取れ。
さすれば与えられん。俺達なら、出来る!」

 町にサイレンが鳴り響く。ノルブ(小山力也)「まだ何にもしてないんだけどねえ」
 デューイ(辻谷耕史)「これはあなたを警戒した警報ではない。
何者かが、このキャピトルヒルに攻め入ろうとしているんだ」
 「何者か?」「ヴォダラクの過激派の中で、ここを直接攻撃しようなどという者がいるだろうか、あなた以外に」
 「あのねえ、ちなみに俺は過激派じゃあ…」何かに気づくノルブ。
 「私にも心当たりは一つしかない。あなたが真実を教え、迂闊にもこの星の命運を託した、あの男以外に」
 閃光衝撃(先行?)を射出させるホランド。デューイ「あなたは、汝の隣人を愛せよと言う言葉を知っているか?」 「何?」
 「我々人類に伝わる、最古の書物に書かれていた言葉だ。
しかしなぜその言葉が、人類最古の書物に書かれていたと思う?
それは、人がその言葉無くして、互いを生かして置く事が出来ないからだ。
何とも情けない存在だなあ、人と言う者は」
 「何が言いたい?」
 「私は単に、人として自らの言葉を勝ち得たいだけなんだよ。
知っているか、神と呼ばれる者が最初に啓示したのが、初めに言葉ありきと言う事柄だった事を」
 「そうか。ふっ、ラスコーリニコフにでもなるつもりか、おまえは」
(ドストエフスキーはこの世界でまだ読まれていると言う事?
「罪と罰」より「カラマーゾフの兄弟」の方が好きだが、「罪と罰」の方が象徴的だもんね)

 ケンゴー(大木民夫)が主砲を撃つ。それを見たエウレカ(名塚佳織)は人が死ぬ事を思い、動揺する。
 彼女の意を汲んで、ホランドにこんな戦いは止めようと言うレントン(三瓶由布子)。
 しかしエウレカは大丈夫だと言い、レントンに手を握ってもらう。逃げる人達の中に子供がいる事を見、動揺するエウレカ、戦線から離脱する。それに気づくヒルダ(浅野まゆみ)。
 しかしタルホは言う、
「戦う事だけが答えじゃない。それをあの子達が選んだのなら、それで良い。
そうする事で、未来を見つめる事が出きるのなら、それで」
 KLFの小隊が来、ヒルダ機はタルホ機を撃ち、タルホ機は落ちる。それにビックリするムーンドギー。
 しかしそれは作戦である事をケンゴーが指摘する。右舷後方に被弾。KLFの小隊が月光号に向かってくる。
 ケンゴー「いいか、ムーンドギー。全てはおまえの一念に尽きるのだ。守りたいか、いなか!」
(男だよなあ、ケンゴは)
 一度目をつぶったムーンドギー、「よっしゃあ!!」と目を見開き、月光号を操縦する。
 それを見て「良いコンビだ」と言うハップ(山口太郎)。

 ゲッコーステイトの戦いをテレビで見ているドミニク達。
 アゲハ隊の子達はモニターを見るのを止め、部屋を出て行こうとする。
 その子供達に大佐は自分の報告書を読んだのかと問いただすドミニク・ソレル(山崎樹範)。
 その報告書とはタイプゼロとそのライダーに関する報告書だった。
 しかし少年は「しかるべき時が来ればお読みになるでしょう。
それが真に重要な物であればの話ですが」と言う。
 「真に重要な物であればだと。
タイプゼロがスペックアップした事が、どのような意味を持つのか、お前達にだって…!」
 途中で後ろから襟を捕まれ、壁に叩きつけられるドミニク。アネモネ(小清水亜美)だった。
 彼女はジ・エンドが負けた事を大佐が知る事を恐れていたのだ。
 「私に次があると思ってんの?二度も失態やらかして、デューイが次をくれると思ってんの?!
何でそんな簡単な事がわかんないのよぉ!何でそんなにバカなのよぉ!なんでよ。
ねえ、なんであんなダッサい奴に負けちゃったのよ…」
 「アネモネ…」「殺されるよ。絶対殺されるって。絶対…、絶対だよ…、絶対…」「大丈夫。次はきっと勝てるさ」  「軽い言葉ね」フラフラとドミニクから離れていくアネモネ。

 タルホは約束の部屋に着く。
 そこにはパソコンがあり、それを開くと、彼女の写真が貼ってあって、
“ノルブ ティルアー・ガルデン”と書いてあった。

 内通者がばれる。タルホの子飼いの部下だった。

 ノルブとデューイの下にホランドが現れる。
 デューイ「遅かったじゃないか。今更のこのこと何しにやってきた。このノヴァク家の恥さらしが!」「兄さん」

 「聞いてよ、エウレカ。
誰かが助けてくれる、軍が攻撃を止めてくれる、そんな事を期待しても、僕らがやらない限り、
月光号のみんなが危険なのは変わらない。
仮に今、僕らが戦う事を止めても、軍は攻撃を止めてくれない」
 「じゃあ逃げようよ」「エウレカ!」
 「だって怖いんだもん。さっきみたいに死にそうな目に会うんだよ。
私たちだけじゃない、月光号のみんなも、モーリス達だって。
…それに…、もうこれ以上…、何も傷つけたくないよ…」
 レントン、エウレカを抱きしめる。「レントン…」
 「そんなにつらいんなら、戦わなくて良いんだ。本当につらいなら、君は、もう戦わなくても良い。
俺は、君の苦しむ姿は、もう見たくないんだ。
でもね、今ここで全てを投げ出しても、この戦いは終わらないと思う。だから、俺は戦う!
始まってしまった、人間とコーラリアンとの争いを、何とかして止めるために。
俺は信じてるんだ、君と、このニルヴァーシュとなら、この戦いを終わらせる事が出来るかもしれないって事を。
だから、俺を信じて」
 「レントン」「俺達が信じる事をやろう、エウレカ」「…うん」

 デューイはノルブをホランドにやる。
 「この老人がなぜここに来たのかわかるか?
彼は知ったのだ、おまえにエウレカの対になる者など見つけられるはずが無いと。故にあきらめたのだ。
スカブコーラルとの対話そのものを」
 ノルブ「すまない」ホランド「下がっていてくれ。あんたに見せたいものがある。約束の品だ」「何!」
 デューイ「ホランド!おまえは私には絶対に追いつけない。
リフに始まり、おまえは私を追って軍にまでも属した。だがいつだって、私に追いつけた事があったか。
あげく、私のお古の女まで拾う。おまえにはお似合いだよ」
 指輪を嵌めた手をグッと握るホランド。「下がっていてくれ」とノルブに言うホランド。
 「例のくだらない雑誌もそうだ。おまえはあの雑誌で真実を伝えようとしたようだが、結果はどうだ。
くだらないモラトリアムをただ垂れ流し、時間を無駄に浪費しただけではないか。もうわかっているだろう。
大衆には真実などどうでもよいのだ。大衆は真実では動かない。必要なのは、大きな声と、強い刺激だ。
さらに、その愚民どものちっぽけなプライドを刺激してやれば、彼らは真実よりも、まがい物を選択する。
兄として忠告しておく。ゼネラルなものの見方をしろ。さもなくばおまえに勝ち目は無い」
 「相変わらずだなあ。でもちょっとがっかりだぜ。あんたが全然俺に追いついていない事がな」「何だと…」
 七色の光を発したニルヴァーシュ現る。ノルブ「こ、これは…。ホントに現れたのか…」
 ノルブ、ニルヴァーシュに乗っていく。デューイ「何だ。一体あの機体は何だ」
 ホランド「ねだるな。ねだるな、勝ち取れ。さすれば与えられん。これが俺達ゲッコーステイトだ」
 デューイを見るタルホ、全機撤退とのホランドの声を聞き、笑みを浮かべて顔をそむけ、月光号に戻っていく。
 キャピトル・ヒルの明かりが消えていく。ミーシャ「なるほど。これがしたくて発電施設を選んだわけね」
 タルホ「あの男の顔が見たくなかっただけよ」デューイ、悔しそうに軍剣を握る。

 ホランド「良く何もせず耐えてくれた」ノルブ「耐えたって何が」
 「あっ、いや、だから首都を破壊するために行ったんだろ」
 「バカ言え。殺す気か、おまえ!もう無理!年だよ、年!それよかまず一服させて」
 ノルブ手振りで煙草を要求(この時代、煙草残っているかな…)「年だって言ってるそばからこれかよ」
 エウレカを気遣うレントンの声。二人を見るホランドとノルブ。ノルブ「これがそうか」「ああ、これが俺達の希望だ」

感想:驚きの真実。ああ、でも、伏線は貼ってましたね…。デューイ、お兄様なのね。
 嫌な兄貴で大変ね、ホランド。確かに、誰も戦わなければ争いは無いんだけれど、難しいね。
 今の社会も、ろくに食べれない人もいれば、億の物をポーンと買える人もいる。
 億の物を買うのは構わないけれど、貧乏すぎるのは無くしたいなあ。無秩序な争いも何とかしたいね。
他の方のブログを読んでの感想
 そっか、「罪と罰」読んでる人少ないのね…。ラスコーリニコフになるつもりはセリフとしておかしいけれど。
 ラスコーリニコフみたいな事を言うなが正しかろう。
 と言っても、ラスコーリニコフは非常に困窮していて、頭が多少おかしくなってたんだけど。
 デューイのお古発言に怒っている人多数。女は案外昔の男には未練は無いよな。
 むしろあんな嫌な男と付き合っていた自分に自己嫌悪…。問題はホランドだが…。
 まあ、私だったら怒るより軽蔑する。
 女を物のようにしか感じられない心の貧しさ、人との触れ合いを楽しむ事が出来ない心の哀れさに。
 ただ賢人の女よりタルホの方が良い女と言うのは、又別の話ね。
 綺麗で若い女はいっぱいいるが、権力を持っている女は少ない。権力を振るうのは楽しかろう。

関連サイト
HK倶楽部Aパート セリフ
HK倶楽部Bパート セリフ
HK倶楽部小話1
HK倶楽部小話2
HK倶楽部補足
出張版 ぐらびてぃりみてっど画像あります。
カチャイ的にジョアン~空も飛べるはず~オープニングの画像

ちっちゃん俳句「あの一家 していましたが イモリなり」

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青春アミーゴ

「青春アミーゴ」野ブタ。をプロデュース PRODUCE 10 ☆☆☆☆☆
脚本:木皿泉 原作:白岩玄 音楽:池頼広 演出:岩本仁志

 時はクリスマスの季節。小谷信子(堀北真希)、夢にサンタクロースが出た話をする。
 「何か欲しい物はありませんか」と聞かれ、何も思いつかなかったので、
桐谷修二(亀梨和也)の所へ行ってくださいと言ったそうだ。
 そう言われ、自分の夢にも出て来たことを思い出す修二。
 彼も欲しい物無かったので、草野彰(山下智久)の所に行ってくださいと言ったそうだ。
 そう言われ、サンタの夢を思い出す彰。彼はカレーパンを欲しいと言ったそうだ。
 そう言う話をしていたらサンタクロース姿の平山一平(高橋克実)が部屋に入ってくる。
 彼は商店街の福引に当たったと大量のカレーパンを持ってきた。
 「っかおまえ、、何でそういう風に善意の輪を、断ち切っちゃうかなあ。
しかもよりによっておまえカレーパンだよ」と修二。
 「だって、紹介で来たとか言われてねえ」
 「そこでおまえが、野ブタのとこに行ってやってくれって言ったらおまえ、善意の輪が完成したわけじゃん」
 「カレーパンに、変えちゃったんだ」と野ブタ。「せっかく良い話をおまえはカレーパンだよ」と修二。
 修二と野ブタ、自分の分のカレーパンを持って帰る。修二、実は転校する事を言えずにいた。
 野ブタに言おうとしたら、ちょっと待ってと言われる。今、笑えそうな気がするからと。笑ってみる野ブタ。
 「もうちょっとかな?」

 今日こそ言おうと、彰と野ブタがいる屋上に行く修二。
 しかし彰がみんなに言いたい事があると言い、言いそびれる。「何で俺の事、名前で呼ばないの♪」
 修二「えっ、呼んでなかったけ」野ブタ「な、何て呼んでたっけ」
 「ねえ、とか、ちょっと、とか。俺は修二と野ブタって呼んでんのに、俺だけそれはねえだっちゃ」
 修二は草野と呼んでいるというが、彰によるとそれは他人っぽいんだそうだ。
 修二「じゃ何、何て呼んで欲しいの」彰、突然怪しい笑いをする。
 突撃飯の装いをした野ブタが「ねえ、彰ったら。くぅん」と手でキツネを作る姿を想像したのだ。
 「下の名前で呼んで♪」修二「下の名前って何♪」「彰ショッークッ!知らないの?」「えっ」「…彰」
 「ああ、はいはいはいはい」「あきらっ」と突然底深い声で名前を呼ぶ野ブタ。
 修二「おまえ怒ってんの?これで良いの?」彰「怒って無いじゃん」「も一回呼んでみ」「あきらっ」
 彰「もっと。優しく」「あ、あきらっ」彰「野ブタっ」『これ以上、仲良くなるのは、イヤだ』修二「俺の名前呼んでみ」  「修二」彰「やさしい…」修二「じゃあ、修二と、彰って呼んで」「修二と、あきらっ」「俺は誰だ?」
 「じゃ修二と彰と…」『もうすぐ別れてしまうのに、仲良くなったって哀しいだけだ』

 野ブタ、すっかり人気者。一緒に写真撮ってとか、サインまで頼まれる。

 彰の部屋の3人。一緒に「あのさあ」と言う三人。修二は俺は大した事じゃないから良いと言う。
 野ブタは突撃レポートをやってるのつらいと言う。じゃ止めるかと修二。彰は封印壷を出してくる。
 「この中に、俺の忘れたい物が入っているのよん」その中には生物のテストの点数28点の物が入っていた。
 彰が捜しても、肝心のブツが無かった。修二は年明けたら引っ越す事を告白する。
 今学期でこの学校とはお別れ。野ブタ、外に出て行ってしまう。彰、野ブタを追いかける。
 修二は壷の中に、あの、野ブタが修二を抱きしめている写真を見つける。
 彰は公園の柵に座っている野ブタを見つける。自分の襟巻きを巻いてあげる彰。
 「上着持ってくんね」とどうしたら良いかわからない彰は部屋に上着を取りに行く。

 悟パパ(宇梶剛士)、ここに残るかと言ってくる。

 野ブタ、何して欲しいか修二に聞く。何も無い修二。彰だったらすぐ思いつくそうだ。
 例えば、野ブタに巫女さんになってもらって、野ブタパワーを注入してもらう。すぐ行動を起こす野ブタ。
 行った先の神社にはゴーヨク堂店主(忌野清志郎)がいた。店主の実家だった。
 家に帰ろうとしている彰と修二の所に、巫女さん姿の野ブタが現れる。野ブタパワー注入。
 「わたし、何でもやるから。それくらい、修二には感謝してるから。じゃ、バイトの途中だから」

 修二、弟の浩二(中島裕翔)がいじめられてる夢を見る。夢の中で「止めてよー」と言う浩二。
 目が覚めたら、やはり浩二は「止めてよー」と言っていた。寝ながら泣いている浩二。慰める修二。

 修二、彰にやっぱり引っ越すと言う。弟の事も心配だし。「なんで、もっと、自分の事、大事に、しないの」
 「誰かのためにっ、て言うのはさあ、自分を大事にしてないって事なのかな」(鋭いな、修二)
 「俺さあ、野ブタのために、一生懸命やってる時が、一番自分らしかったなあって、うん、思うんだ。
おまえもそうじゃない?」
 過去を思い出す彰、修二を見、指をならして、そうだと言う風に指をさす。
 「野ブタだってさあ、誰かを喜ばそうとしている時が、一番なんか、生き生きしてない?」

 野ブタ、蒼井かすみ(柊瑠美)の家に行く。「学校、出て来ないの?」
 「学校行ったら、又小谷さんの事いじめちゃうかもしれないし」
 「いいよ、いじめられても。蒼井さんのいじわる、全部、私が受け止める。受け止めて見せるから」
 「小谷さんバカだなあ。ホント、バカだよ」「だから、学校、来て…」「考えとく」
(優しいね、野ブタ。私だったら、さすがにここまでしないな。
まあ、蒼井にも幸せになって欲しいと思うが、心から思うわけではない)

 巫女バイト中の野ブタ、かけて来た子供を避けようとして、神社の木の枝を折る。
 神主のゴーヨク堂店主によると、この木の枝を折ると自分の一番大切な人にバチがあたるんだそうだ。
 お札をくれる神主。もう一つもらいたいと野ブタは言うが、一番大切な人だからと、一つしかくれない神主。
 「こうしている内にも、その人の身に何か起こっているやも」
 お札を持って、すぐ修二と彰の下にかけていく野ブタ。彼らは川辺にいて、釣りをしていた。
 なんともないかと聞く野ブタ。なんとも無い。野ブタにとっては二人とも一番大切な人。
 修二は彰にあげて良いと言う。
 「ウェイツ。ちょっと待て!どうしておまえそうやっていつもカッコ良い方ばっか選ぶの?
それじゃ、まるで、俺がバチにびびっている臆病もんみてえじゃねえか」
 「うん、じゃあ良い、はい。俺がもらう」
 「ちょっと待て。もし俺が一番大事な人だったら、バチもろにくらっちまうじゃないか」
 「どっちなんだよ、めんどくせえなあ、ホントめんどくせえ」のこぎり無いかなと野ブタ。何と彰が持っていた。
 それでお札を真っ二つにしようとする野ブタ。(私も、それ、考えるな)止める修二、バチ当たるからと。
 野ブタ、お札を川に投げ捨てる(ゴミを投げるのは止めましょう!!)
 「三人でバチ当たろう」一方、店主も枝を折っていた…。

 翌日、植木誠ことシッタカ(若葉竜也)が階段から落ちて、車椅子でやってきた。
 シッタカにバチが当たったのかとショックな彰、野ブタに問いただす。「野ブタの好きなの、シッタカ?」
 シッタカの方を見る野ブタ。「どうだろう、ね」

 転校する桐谷にセバスチャン(木村祐一)、持ってたアンパンを餞別にやる。
 職員室からの帰り、上原まり子(戸田恵梨香)に会い、転校する事を伝える。
 クラスメイト、修二が転校する事を聞き、修二の周りに集まる。それを見て、喜ぶ彰と野ブタ。

 横山武士(岡田義徳)、没収箱の中に修二から取り上げた物があるかどうか探る。
 修二は没収された事が無かった。
 「おまえの悪い所は、全てのゲームに勝とうとする所だなあ。まさしずめ、これだ」とスペードのAを見せる横山。 「でも、2が一番強いゲームもある。自分が勝てる所で勝負すれば良い」
 修二、黒木広子(たくませいこ)から餞別をもらう。それは手編みのマフラーでHと編んであった。
 「あ、あの、もしかしてあの、失恋、ですか…」泣き顔になる黒木先生、振り返って「私も頑張る」と言って去る。  家原靖男(不破万作)、修二が転校と聞いて、札入れを開く。
 「じゃあねえ君、これで、何でも、好きな物食べなさい」と言って校長が札入れから取り出したのは、
割り箸だった…。

 佐田杳子(夏木マリ)、彰、修二、野ブタに二つ集めると幸せになれると言う物を一個ずつあげる。
 「一個ずつだから、今は、幸せの種みたいなもんね。
後は、あなた達の運と努力で増やして、幸せになって、その幸せを、人にもあげられる大人になってください」

 クリスマスのプレゼント交換。三人ともあの幸せグッズだった。

 「俺さあ、なんか、今まで人を好きなるっていうのは、今一ちょっと良くわかんなかったんだけどさあ、
…なんか、野ブタのおかげで、わかった気がする。
なんか一緒に、物を食べて、楽しかったりとか、同じ景色を見て、わっー、
この景色一生忘れねえんだろうなあって思ったりとか、なんか、死ぬほど笑ったりさ、
時には心配とかもしちゃったりして、後、もっと一緒にいたいなあって、思ったりさ。
なんか人を好きになるって、そういう、ささやかな事だったんだなあって、うん。
…この先、もし俺が、誰かを好きになるたびに、野ブタの事、思い出すと思う。
なんか全部、野ブタ教えてくれたんだなあって、思い出すと思う。…小谷、…ありがとな」
 「私の方こそ、ありがとう、…ってしか、言えないのが、くやしい。今、思ってる事、全部伝われば良いのに。
どれだけ、感謝してるか、ちゃんと、伝われば良いのに」
 「わかってる、うん、なんか、俺も、同じだし。…ちゃんと、なんか、まり子にも伝えなきゃなあって」

 まり子を海に連れて行くと修二。行った先は学校の教室。ビーチパラソル、弁当、黒板には海の絵。
 そして彰と野ブタは放送室で波音を作っていた。教室を出て野ブタに会ったまり子はさっきはありがとうと言う。  『学校で最後に見たのは、まり子と野ブタが、楽しそうにしている風景だった。
それは、なんだかとても、とても幸せな気持ちにしてくれた。
俺と彰は、明日もあるように別れて、お互い一度も、振り返らなかった』

 引越しトラックに乗った修二に、ケータイがかかる。「左ー!」と言う声。
 左にクラスメイトが集まっていた、彰と野ブタもいた。ちょっと離れて、蒼井もいた。みんなで写真撮影。

 新しい学校。
 『この世の全てはゲームだ。負けたと思い込んで、途中で降りてしまう奴は、馬鹿だ。
最後まで生き残って、ゲームを心ゆくまで楽しんだ奴が、勝ち。この世はたぶん、そういうルールだ。
今度の桐谷修二は、何があっても、挫折しない』
 新しいクラス。彰がいた。『げ、幻覚?』幻覚じゃなかった…。
 『挫折してしまった』修二の一日前に転校してきたのだ、ヘリで校庭に降りて…。

 野ブタはまり子ちゃんと楽しそうに歩いていた。「ちょっと待って。わたし、笑えてる?」「うん、笑えてるよ。ほら」 鏡を見せるまり子。屋上の方に急いで走っていく野ブタ。しかし屋上には彰も修二もいない事に途中で気づく。

 「っかおまえ、なんで来たの?これで又野ブタが一人になっっちゃたじゃんかよ」
 「野ブタが言ったんだよ。修二と、あきらっ、は、二人で一つだってさ♪」「野ブタが言ったの?」
 「わたしは一人でダイジョブよって」「あいつホント一人でダイジョブなのかな」
 「最初の三日は泣くけど、後は絶対立ち直ってみせるのよ~んって」この空のずっと向こうに野ブタはいると彰。 雲が笑っているように見えると修二。

 「わたし、笑えるようになったよ。ちゃんと、笑えるようになったよ」
 屋上で、目に涙を浮かべながら、空に向かって言う野ブタ。

 冬の海で、濡れながらふざけあう修二と彰。(絶対冷たかったはずだ…)
 『俺たちは、どこででも、生きていける』
感想:いや~、彰が転校するとは全然予想していませんでした。まあ、修二には野ブタより彰の方が嬉しかろう。男の子同士でつるむのは、めちゃくちゃ楽しいはずだ。

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