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終わらない旅

「終わらない旅」MONSTER CHAPTER56 ☆☆☆☆☆
原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン:・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明 脚本:西川真剛 絵コンテ。絵コンテ:高橋敦史 作画監督:清水洋

 天馬賢三(木内秀信)はヒッチハイクでトラックに乗せてもらう。

 フリッツ・ヴァーデマン(大林隆介)はDr.ライヒワイン(永井一郎)と一緒に赤いバラの屋敷に向かう。

 ニナ・フォルトナー(能登麻美子)はディーター(竹内順子)と一緒に赤いバラの屋敷を見つける。
 例の部屋に入り、その部屋に沢山の死体が倒れている情景を思い出すニナ、気絶してしまう。

 カレル橋の上で、悪魔を殺す人形劇を演じている男(平田広明)、さっぱり人気が無い。
 その男リプスキーは三ヶ月間もショック状態のニナを世話していた。
 リプスキーはニナが倒れた時、あの屋敷にいたのだ。

 リプスキーは皿洗いをしてお金を稼いでいた。
 自分が作っている人形に向かって「ニナ…」とつぶやくリプスキー男。そんな時にニナがその部屋に入ってくる。 ニナは彼の人形劇の内容を聞く。それは悪魔の話。
 このを滅ぼす竜を探しに旅に出た悪魔が、途中で死にかける。
 そこに通りかかった青年が、その命を助けてしまう。助けた相手の正体を知った青年は悪魔の後を追う。
 そして旅の果てに悪魔を探し出し、ナイフを手に悪魔を殺す。ニナはそれを聞き「あたしなら、そうする」と言う。
 しかし「でもあの人にそんな事させちゃいけない」とも言う、「人間だったら、その悪魔を救うわ」
 リプスキーはニナの言葉を聞き、「そうかなあ。彼ならこの話気に入ってくれると思うんだけど」と言う。
 リプスキーが言う彼とは、フランツ・ボナパルタの事だった。
 リプスキーはフランツ・ボナパルタの絵本を大量に持っていた。
 彼の名前を聞き、
「人間はね、なんにだってなれるんだよ」と言いながら開いた手を顔に近づける男(野沢那智)を思い出すニナ。
 そして、リプスキーはフランツ・ボナパルタの朗読会の事を話す。

 「取引だ、取引をしよう」悪魔が言いました。「イヤだ、絶対イヤだ」目の大きな人が言いました。
 「いいよ、取引しよう」口の大きな人が言いました。口の大きな人の庭は花園になりました。
 目の大きな人は、貧しくて貧しくてお腹がすいて仕方ありません。
 口の大きな人は、毎日楽しくて楽しくて仕方ありません。実ったくだものでお腹が一杯。
 だから気づきませんでした。花園が枯れている事に。
 二度と花の咲く事の無いお庭で口の大きな人はおいおいと泣きながらつぶやきました。
 「悪魔と取引なんかしなければ良かった」目の大きな人はお腹がすいてすいて死にそうです。
 ぽろぽろ涙をこぼしながらつぶやきました。「悪魔と取引すれば良かった」「取引だ、取引しよう」
 悪魔が言いました。

 ヤコブ・ファロベック名義の作「目の大きな人 口の大きな人」金曜日の午後三時になると朗読会に集まった。
 彼の周りにすわり、彼の朗読に耳を傾ける。優しい声で、とても穏やかな優しい声で。
 そして一つ話を読み終えると、彼は尋ねる、この話の意味を。
 「わかるね?」と言いながら開いた手を顔に近づけてくる男の顔を思い出すニナ「わかるわ」
 「僕も何度も読んでわかったよ」クラウス・ポッペ名義の作「平和の神様」

 バラの屋敷の例の部屋に入る女装ヨハン(佐々木望)、母の肖像画の前で女装を解く。

 平和の神様は大忙し。鏡を見る暇も無く毎日ラッパを吹きます。平和の神様のラッパはみんなを幸せにします。 平和の神様は大忙し。鏡を見る暇も無く、不思議な水を撒きます。
 不思議な水は緑の山を作り、畑を実らせ、お花畑を作ります。平和の神様は大忙し。
 鏡を見る暇も無く、みんなに名前を付けます。君の名前はオットー。君の名前はハンス。君の名前はトマス。
 君の名前は、ヨハン。ヨハンはお礼に帽子を神様にあげました。神様は大喜び。
 その帽子をかぶった自分が見たくて、初めて鏡の前に立ちました。でも鏡に映ったのは悪魔だったのです。
 悪魔が言いました。「君は僕、僕は君」どうしよう。この悪魔がいたらみんなが平和に暮らせない。どうしよう。
 どうしよう。困った神様は

 「どうしたかわかる?僕はわかったよ。君はわかる?この後神様がどうしたか」「…わかるわ」

 「やっと会えたね…。ただいま…。おかえり…。僕だよ、母さん…。母さんでも見分けがつかなかったろう。
あの子は僕で、僕はあの子。君は僕で、僕は君。全てがわかったよ。僕らがどこから来て、どこへ行くのか。
外は良い天気ですよ、母さん」
 ガソリンを女装道具にかけ、火をつけたマッチを落とす。
(ガソリンじゃなくて灯油?ライターの油って何?ガソリンって揮発性がすごいから、火をつける人も危ないのよね)

 「わかるわ。神様は…、眉間に、銃口を向けるの…」雨の音。
 少年のヨハン(上田祐翔)が自分の眉間を指差している。「僕を撃てよ」

感想:はい、私は、あんなに悪人なのに、ヨハンが好きです…。ヨハンが出ると嬉しいです…。
 殺しすぎの極悪人なのに…。
 フランツ・ボナパルタの絵本を出版する出版社がいるというのはおかしいと思います。
 やっぱ不気味で、後味が悪すぎる。

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コメント

ちっちゃんが、暖かい日が天気や永井一郎と、悪魔とかをMNSTERする。


投稿: BlogPetのちっちゃん | 2005.12.14 12:46

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