« キープ・オン・ムービン | トップページ | 悪夢のデート »

世界の被膜が穴だらけ

「世界の被膜が穴だらけ」絶対少年 第25話 ☆☆☆☆☆ 
監督・絵コンテ:望月智光 シリーズ構成・共同脚本:伊藤和典 オリジナルキャラクターデザイン:戸部淑 造形デザイン:佐藤眞人 キャラクターデザイン:総作画監督:関根昌之 音楽:七瀬光 共同脚本:川崎美羽 演出・作画監督:今泉賢一

 大和理絵子(佐土原智子)「あんたの言ってる事、意味不明なんだけど」逢沢歩(豊永利行)「うん。そうだね」  「喧嘩売ってんの」「まさか」「だって…」谷川希紗(小林晃子)「いい」「何が」「大丈夫」希紗、歩に近づく。
 理絵子「ちょっと、希紗…」「話したい事、あるし」「あっ、そう」歩「ごめん」
 「何であんたが、ってか、謝るくらいなら、最初から訳わかんない事すんな。もう、二人ともおかしいって…」
 希紗「何で、ここに」
 「あの時、僕と一緒だった、どっしるとしっしんは、百キロ近くを旅して、横浜までやってきた。猫に連れられてね」 「猫?」「オカカ婆って言うんだけど」「何」「猫。何でそんな名前かってのは、又別の話」
 理絵子「どうだっていいよ、猫の名前なんて」
 「百キロは遠い。
一体どんな想いで猫はその道のりを歩いてきたんだろうとか、なぜそうしなければならなかったんだろうとか、
すごく考えた」
 「うん」「それは僕の方の事情だったけど、結果的には、どっっしるとしっしんは、君の、ブンちゃん?」
 目線を下げ、目をうるませる希紗。
 「あんなふうにしちゃった事は、取り返しのつかない事実で、何であんな事が起こったのか…」「言わないで」
 理絵子「希紗、もう帰ろう」
 歩「過去は変えようが無いけど、それでもまだ自分に出来る事があるはずだと思って、
それで君を待つ事にしたんだ。
ただぼんやりとその時を待つんじゃなくて、積極的に待つ事。前にそうやって僕を待っててくれた友達がいたから」 理絵子「積極的も何も、待つってそもそも受身じゃん」
 「だから僕はこうしてここにいる。そして、谷川さんは来てくれた」

 小早川成基(櫻井孝宏)、真壁正樹(甲斐田ゆき)と合流する。
 マッキーは、理絵子ちゃんも谷川さんも、あの謎の巨大物体の下にいるだろうという意味の事を言う。
 成基、一人であの下に行く。マッキーは須河原さんを待つ。

 希紗、歩に卵を見せる。卵に「ポーちゃん」と名前をつける希紗。ポーって光るからだそうだ。
 卵を見て「これ、追われてた方だ」と言う理絵子、青白い光に追いかけられてた事を話す。
 ブンちゃんの事例とは逆なので、とまどう希紗。ギィユゥウと言う音がして、顔を上げる希紗。
 頭上で、橙色の光が、青白い光に追いかけられ、ぶつかって爆発した。「や」と言って、うずくまる希紗。
 あっちこっちで、光っている。「いや。一人にしないで。ポーちゃんまで、連れてかないで」
 理絵子ちゃん、ここを離れたほうが良いと言い、希紗の腕を取って立ち上がらせる。

 成基、バーが落ちている場所を見つける。そこから禁止区域に入る。どっしるとしっしんが現れる。
 二体、成基を導く。

 マッキー、謎の物体の写真を撮るが、うまく撮れていなかった。
 須河原晶(松本美和)から連絡が入るが、途中で切れてしまう。マッキー、決意した顔で走り出す。

 理絵子、希紗の腕を取り、無理矢理連れ出そうとする。その手を振り払う希紗。「希紗?」「行かない」
 「危ないって」「そうかな。ホントにそうなのかな」「常識で考えなよ」
 「常識で考えたら…」希紗、上を見上げ、「これって、存在しなくない?」「えっ。…そんなの屁理屈」
 「違う。そういうんじゃなくて…。うんと…」
 歩「僕もそう思うよ。谷川さんと同じ。常識だけで考えちゃいけないと思う」

 野毛ちかみち。須河原、伝言板に気づく。
 そこには「みんなが心配なので先に行きます。あの場所で会えるはず!まかべ」と書いてあった。
 「了解!」と書く須河原。

 歩「常識ってのはそもそも、その時代その土地の、最大公約数に過ぎない。
前にとおさんからそう言われた事がある。
常識が正しいとは限らないし、逆にそれが邪魔して、真実が見えなくなる事がある」
 理絵子「そりゃそうかもしんないけど、この際真実とかどうでもよくない?」
 希紗「よくない。あたし、知りたいし。それでここ来たんだもん」
 「僕も、ここで何が起こるのか、もう少し見ていたい」希紗「うん」
 ため息をつく理絵子、「知ってるよ。希紗が超のつく頑固なの」「そう?」
 「そうだよ。もう、あきらめて私も付き合う。でも、一個だけ約束して。ホントに危ないと思ったら、とっとと逃げる。いい」
 「うん。でも、それじゃあ手遅れだったりして」「やな事言わない」

 マッキー、青白い光の集団から隠れる。(光の集団は、マッキーの事は気にしないと思うが)
 いきなり肩に手を置かれ、ビックリして、尻餅をつくマッキー。須河原だった。
 マッキー、須河原に携帯を出してもらう。データを移そうとするが、携帯の電気が消える。
 メモリーカードは須河原のとは違うタイプだった。クリスマスプレゼントのつもりだったのに。
 口で説明してと須河原。発光が等比級数に増えている。

 成基を導いていたどっしるとしっしん、急にベンチの下に隠れる。向こうから沢山の青白い光が来た。
 それらが通り過ぎたら、ベンチの下から出てくる。

 萬国橋。マッキー「須河原さん、僕、あの…」「聞いてる、何」
 「僕、須河原さんと出会えて良かったです。ゲームよりも楽しい事があるの、知りました。楽しいです。
感謝してます。だから、仕事のお手伝いも、そうじゃなくても、ずっとご一緒したいです」
 「で」「えっ」「それが何」「いや、あの…。僕、今告白したんですけど」(マッキー、切り替え、はやっ)
 須河原、立ち止まる。「須河原さんの事、好きなんです。…僕じゃ、ダメですか」
 「う~ん。年下興味無し。バカ言ってないで、さっさと動く」
(いや、仕事をする女を目指す須河原さんには、家事をやってくれそうな年下男はあり難いかと思うんだが…。
マッキー、須河原の、あのすさまじい部屋を見た上で、言ってるんだし…。
でも、確かに、マッキーは、男には見えないね…。もう少し、カッコ良くなってからね、マッキー)
 「やっぱし」

 どっしるとしっしん現れ、リュックを抱きしめる希紗。もちろん、成基も到着。
 成基「遅くなった。制限時間、間に合ったか」理絵子「ぎりぎりだよ」希紗「何のこと」理絵子「こっちの話し」
 成基、理絵子ちゃんの肩をポンと叩き、「りえぞう、ありがとな」と言って、希紗の方に行く。
 希紗の心配をする成基の声を聞きながら、沈んだ顔をする理絵子ちゃん。
 どっしるとしっしんがリュックの前に来て、語りかけるように光る。リュックの中のポーちゃん、動く。
 ポーちゃん、リュックごと飛んでいく。リュックから出て、楽しそうにどっしるやしっしんと飛びまわるボーちゃん。
 三体、理絵子ちゃんの周りを飛ぶ。(おそらく、理絵子ちゃんの心が沈んでいるのを敏感に察したのだろう)
 三体、ビルの角を曲がって、須河原とマッキー達の方に行くが、向こうから青白い光の集団が来て、
Uターンする。
 歩、自転車に乗って、それらを追いかける。成基、希紗の腕を取って、追いかける。
 それを見て、顔を下に向ける理絵子。「最後まで、つきあうさ」
 行こうとすると、「理絵子ちゃ~ん」と言う、マッキーの声が聞こえる。「理絵子ちゃん、だいじょぶ?」
 走ってくるマッキーと須河原。「マッキー」涙ぐむ理絵子。
(おお、理絵子ちゃん、マッキーに脈ありか…。今度は理恵子ちゃんに切り替えろ、マッキー)
 「遅い」と涙声で言う理絵子。「ごめん」

 青白い光とぶつかり、爆発するどっしるとしっしん。
 光達から逃げようとするポーちゃん、希紗の目の前を通り過ぎる。追いつかれ、爆発するボーちゃん。

 幼稚園のあちこちに現れる暖色系の光。

予告:オカカ婆(斎藤恭央)「春じゃのお」ロク(宝亀克寿)「春か」タルト(清水愛)「春だねえ」
 オカカ婆「春と言えばやっぱりあれじゃのお」ロク「あれだねえ」タルオ「あれなのかぁ」
 オカカ婆「しかしあれと言えばやっぱりそれじゃよ」ロク「うん、それだよねえ」タルト「それなのかぁ」
 オカカ婆「それと言うのは要するに春」ロク「春か」タルト「春だねえ」オカカ婆「つまり春なのじゃよ」
 ロク「春だよねえ」タルト「春なのよねえ」オカカ婆「つまり春と言えばあれなのじゃ」ロク「あれって何だ」
 タルト「あれって何」オカカ婆「春と言えば別れの季節じゃろ」ロク「別れの季節?」タルト「別れ?」
 オカカ婆「次回、最終回“頼りなく豊かな冬の終わり”」ロク、タルト「最終回!?」
(春になり、ボケボケになった三匹の会話…。
“あれ”とか“それ”とかが、会話の中に多くなったら、脳力トレーニングが必要ですね…)

感想:今回は、マッキーの切り替えの早さが目立ちましたね。うん、実は非常に強い子なんですね。
 しかしどっしるやしっしんだけではなく、ポーちゃんまで爆発して、一体どうなるんだ、この話し。
 常識から外れた巨大物体の下では、常識家の理絵子ちゃんの方が異質になってしまいますね…。

関連サイト
師匠の不定期日記画像あり
まんりきの積ん録アニメ大王陰陽について
神速の錬金術師の更なる練成~三位合体~予告の画像まであり

ちっちゃん俳句「あの自身 開催すなる 他人なり」

|

« キープ・オン・ムービン | トップページ | 悪夢のデート »

絶対少年(26)」カテゴリの記事

コメント

ちっちゃんが仕事したかもー。

投稿: BlogPetのちっちゃん | 2005.11.21 12:53

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45625/7232888

この記事へのトラックバック一覧です: 世界の被膜が穴だらけ:

« キープ・オン・ムービン | トップページ | 悪夢のデート »