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続・夕陽のガンマン

「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗 The Good,The Bad and The Ugly」☆☆☆☆☆
イタリア 1967  監督・共同脚本:セルジオ・レオーネ(Sergio Leone) 製作:アルベルト・グリマルディ(Alberto Grimaldi) 共同脚本:ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ(Luciano Vincenzoni)トニオ・スカルペッリ(Tonio Scarpelli) 撮影:トニーノ・デッリ・コッリ(Tonino Delli Colli) 音楽:エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)

最後まで書いています。ネタばれまくりです。

 男(リー・ヴァン・クリーフ Lee Van Cleef)が現れ、黙ってその家の主(Antonio Casas)の前に座る。
 「ベイカーの使いか?」と主、金貨なんか知らないと主張する。
 ジャクソンと言う男が訪ねて来たかと男、ジャクソンの偽名を聞く。
 「いくらで俺を殺す?」と聞かれ、名前を聞き出せば500ドルと答える男。ジャクソンの偽名はビル・カーソン。
 主は有り金1000ドルを出す。
 しかし男は「雇われた以上、仕事はやり遂げる」と言い、あっさり主を殺し、
銃を持って家に入って来た長男も殺した。
 男はベイカー(Livio Lorezon)にジャクソンの偽名を知らせ、約束の500ドルをもらい、
「そういや1,000ドルもらった。あんたを殺して欲しかったんだろうな。雇われた以上仕事はやり遂げるぜ」
とベイカーを殺す。男はエンジェル・アイと呼ばれていた。

 2,000ドルの賞金首の男(イーライ・ウォラック Eli Wallach)、3人の男に囲まれる。
 「おい、2,000ドルにしちゃみっともねえ顔だな」と三人の男の内の一人が言い、笑う。
 「だが賞金を手に入れるのはあんたらじゃないぜ」との声がし、
葉巻を吹かした男(クリント・イーストウッド Clint Eastwood)が現れる。
 あっさり3人の男達を倒す男、賞金首を縛り上げて馬の後ろに乗っけていく。そして保安官に突き出す。
 賞金首はトゥコ・B・J・M・ラミレス、通称ネズミ。
 彼が首を吊られようとした時、葉巻男(ブロンディ 通称 ブロンド頭だから あまりブロンドには見えんが…)、
遠くからロープを狙撃、賞金首を乗せた馬はそのまま走り、賞金首助かる。二人で賞金を山分け。

 又又首を吊られようとしているトゥコ。それを見ているエンジェル・アイ。両足が無い男が報告してくる。
 金貨の護送中の南軍が北軍に襲われて生存者はスティーブンス、ベイカー、ジャクソンの3人。
 金貨は消えていた。
 ビル・カーソンと名前を変えたジャクソンは片方の目を失いながら再入隊、マリアと言う若い娼婦と暮らしている。 場所はサンタアナ。
 トゥコを狙ったブロンディの弾丸は微妙に逸れ、馬は駆け出し、何弾か撃って、何とかトゥコは助かるが、
馬は結局葉巻男の一頭だけ。
 ブロンディは賞金は3,000ドルどまりだと、協力関係を終わらせ、金はもらって、トゥコを荒野に置いて行く。

 一方マリア(Rada Rassimov)を痛めつけてビル・カーソンの居所を聞こうとするエンジェル・アイ。
 ビル・カーソンは10日前に出て行った。シブレー将軍の第3部隊、サンタフェに向かった。

 トゥコは町にたどり着く。閉めようとしていた武器店に無理矢理入り、銃と帽子と弾丸とお金を強奪していく。
 そして仲間を集めてブロンディを襲う。町には北軍が迫っていた。
 ブロンディはトゥコの仲間三人は倒すが、後ろの窓から現れたトゥコには気づかなかった。
 トゥコはロープを梁にかけさせ、ブロンディに縄を首にかけさせる。
 そしてブロンディが乗っている椅子を銃で狙った時、砲弾が入ってくる。
 二階の床が抜け落ち、トゥコは落下、ブロンディは逃げる。

 一方ビル・カーソンが所属する第3部隊は北軍に捕まっただろうと南軍の男はエンジェル・アイに言う。
 生きていたら、北軍の捕虜収容所バタービルに入れられるだろうとも彼は言う。

 トゥコは執拗にブロンディを追う。ブロンディは火の跡に葉巻を残していくのですぐわかった。
 ショーティ・ラーソン(Antonio Decembrino)の首吊りロープをブロンディが狙っていると、そこにトゥコが現れる。
 トゥコはブロンディがショーティのロープを撃つ事を許しはしなかった。
 トゥコはブロンディの馬に乗り、日傘をつけ、ブロンディを砂漠へと歩ませる。
 ブロンディが瀕死の状態になった時、トゥコは彼の頭に銃を突きつけるが、御者がいない、
疾走してくる馬車に気づく。トゥコが馬車を止めてみたら、馬車は死体だらけ、と思ったら一人生きていた。
 その馬車は南軍第3部隊の馬車、生きていた男はビル・カーソン(Antonio Casale),
彼は20万ドルの金貨をやるから水をくれと言った。
 彼は護送中の金貨20万ドルを横取りして、サッドヒルの墓地に隠した。
 トゥコは墓の名前を聞こうとするが、ビル・カーソンは水を要求する。
 トゥコは急いで水を取りに行くが、戻ってみるとビル・カーソンは死んでいて、かたわらにはブロンディがいた。
 どうやら彼は墓の名前を聞いたらしい。
 仕方が無いので、トゥコは南軍の服を着て、南軍に彼を治療させようとするが、
出会った南軍にはそんな余裕が無かった。トゥコは彼を修道院に連れて行き、養生させる。
 元気になったブロンディとお宝求めて行くトゥコ。向こうからどこかの部隊が走ってくる。
 制服は灰色に見えたので、南軍と思い、
トゥコは「南軍万歳!南軍に勝利あれ!グラント、くたばれ!将軍万歳!」と叫ぶ。
 「名前は?」とブロンディに将軍の名前を聞き、「リー将軍、万歳!神様は俺たちの味方だ」と又叫ぶトゥコ。
 ブロンディが「神様はまぬけも嫌いだ」と言う。
 一隊は止まり、隊長が軍服の袖の埃を払うと、その埃の下に青い地が見えた…。
 二人は仲良く捕虜収容所に入る。その捕虜収容所でビル・カーソンの名前を名乗るトゥコ。
 そこには北軍に入って収容所に勤めていたエンジェル・アイがいた。彼とトゥコは知り合いだった。
 エンジェル・アイはトゥコを拷問し、墓の場所を聞き出す。
 そしてトゥコを賞金首として、突き出し、墓の名前を知っているブロンディを連れて墓地の場所に向かう。
 エンジェル・アイは5人の仲間を連れてきた。
 一方トゥコは手錠で繋がれていた見張りの男を連れて一緒に汽車から、落ちる。
 そして相手を殺し、鎖を汽車に轢いてもらい、自由になってエンジェル・アイ達を追う。

 トゥコが風呂に入っていると、そこに彼のせいで右腕を失くした男(Al Mulock)が入ってくる。
 「8ヶ月も捜したぜ。右腕の恨みを晴らす。左で撃てる様になるまでかなり練習した。ここで試してやる」
 撃たれる男。「撃つ前にはしゃべるな」その銃声を聞き、トゥコがいる事を知るブロンディ、外に出る。
 後をつけさせるエンジェル・アイ。ブロンディはその見張りをあっさり殺す。
 そしてトゥコと再会、二人でエンジェル・アイ達とやりあう。4人は倒したが、エンジェル・アイは逃げていた。
 二人は墓地に向かう。しかしその途中で北軍に捕まる。
 「なぜうろついていた」と酒ばかり飲んでいる大尉(Aldo Giruffre)に聞かれ,
「入隊希望です、将軍」と答えるトゥコ。この一隊はブラストン橋を守っていた。
 大尉は密かに橋が爆破されればと思っていた。戦闘が始まった。金は橋の向こうにあった。
 二人は橋を爆破する事にする。そうすれば別の場所で戦うだろう。大尉は瀕死の重傷を負って帰ってくる。
 ブロンディは彼に「飲めよ」と酒を勧める。「ぐいっと飲んで耳を澄ましてな」橋に爆弾を仕掛けていく二人。
 もしかしたら自分達も危ないかもしれない。
 「お互いの秘密を話そうぜ」と言って来るトゥコ、墓の名前を聞いてくる。
 何も答えないブロンディに墓地はサッドヒルだと話すトゥコ。「墓の名前は……アーチ・スタントン」
 橋は爆破され、その音を聞き、にっこり微笑み死んでいく大尉。二人が行く先先には死体がころがっていた。
 ブロンディは瀕死の青年を見つけ、彼にタバコを吸わせる。
 その間にそこにあった馬に乗り、一人で墓地に向かうトゥコ。
 馬はブロンディの砲撃で倒れてしまうが、トゥコは墓地にたどり着く。アーチ・スタントンの墓を走って探すトゥコ。 見つけて掘っていると、ブロンディが現れ、四角いシャベルを寄越される。
 トゥコは銃をさぐろうとするが、ブロンディはポンチョをはねのけ、すぐ銃を構えれる事を示す。
 そこに先がとがったシャベルが放り込まれる。エンジェル・アイだった。二人で掘れとの事。
 しかしアーチ・スタントンの墓にはお宝は無かった。ブロンディは嘘をついたのだ。
 ブロンディは石の裏に名前を書き、近くの広場の真ん中に置く。お互いの様子を探りあう3人。高まる音楽。
 等間隔で離れる3人。銃声が響き、倒れるエンジェル・アイ。トゥコの銃には弾丸が入っていなかった。
 夕べの内にブロンディが抜き取っていたのだ。
 お宝はアーチ・スタントンの墓の横にある無名の墓の中にあった。
 ブロンディは首吊りのロープをつくり、トゥコにそのロープの輪に首を入れさせる。
 足場は墓石代わりの木の十字架だ。後ろ手に両腕を縛るブロンディ、トゥコの前に金貨の袋4つを置いていく。  自分にも4つだ。馬で去っていくブロンディ。足場は悪く、今にも首を吊りそうなトゥコ。
 ブロンディは遠くからロープを狙撃して、去っていく。
 助かったトゥコはその背に向かって「おい、ブロンディ!貴様!絶対に許さねえぞ!」と叫ぶのだった。

感想:これをセルジオ・レオーネ節とでも言うのでしょうか。高まる音楽。高まる緊張。
 それにむさ苦しい男のアップから始まるオープニング。
 いや、全部そうじゃないのかもしれないが、ハモニカおじさんの映画(ウエスタン)もこうだったような…。
 イーライ・ウォラックのおかげで映画が楽しくなりました。コメディ演技がちゃんと出来る人は好きです。
 悪党だけど、にくめません。
 「夕陽のガンマン」でカッコよかったリー・ヴァン・クリーフが今度は悪役で、ビックリ!。
 「続」と言うのは日本が勝手につけた題名なんですね。
 クリント・イーストウッドだって正義の味方とは言えないし…。
他のブログを読んでの感想
 えっ、公開当時は評判悪かったんですか…。今はそんな事無いですよね…。
 私は「荒野の用心棒」は黒澤さんの映画とあまりにそっくりで、主役も三船の方がかっこいいと思います。
 「夕陽のガンマン」は良かったですが、こっちの方がより好きです。
 「ウエスタン」はこれと同じくらい良かったです。

関連サイト
IMDb英語でトリビアが書いています。
シネシャモ音楽と役者について
イーストウッドの館DVDについて
マカロニ・ウェスタン写真あります。
りおなのVIVA!WIDESCREENスコープサイズについて


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コメント

きょうは話したかもー。

投稿: BlogPetのちっちゃん | 2005.11.14 12:16

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