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母の教え

「母の教え」宮廷女官 チャングムの誓い 第4話 ☆☆☆☆☆
脚本:キム・ヨンヒョン 演出:イ・ビョンフン 

 ハン・ペギョン(ヤン・ミギョン 小野洋子)は急遽、中宗の夜食をしょうがとレンコンとでんぷんで作った。
 実は王(菅生隆之)はしょうがが嫌いだったが、ハンが作った物はおいしいと褒めた。
 しかしもちろん、チャングム(チョ・ジョンウン 黒葛原未有)とイ・ヨンセン(豊田朋美)が許されるわけも無く、
二人は倉に閉じ込められる。
 ヨンセンは傷を負っていた。チャングムはミン内人(玉川紗己子)にその事を訴えるが、信じてくれなかった。

 翌朝、いなくなった二人を訓育尚宮(フニュックサングン)の者が捜しに来、
ミン内人は二人を閉じ込めたままにしていた事を思い出す。
 慌てて倉にかけつける、ハン・ペギョン達。
 チャングムはトモエグサとキンミズヒキでヨンセンの怪我の手当てをしていた。これらの植物は血止めだった。

 チャングムはヨンセンは悪くないと言い(付いて来ただけだしな)、ヨンセンの分まで罰を受ける。
 脚の裏を鞭で打たれ、勉強禁止、外での掃除を命じられる。
 ヨンセンが扉を開き、チャングムの便を図るのだったが、すぐユン・ヨンノ(高橋愛子)が閉めるのだった。

 女官見習としての配属が決まる試験が明日に迫った。
 フニュックサングン(藤田淑子)はチャングムに試験を受ける事を許さなかったが、
チャングムは試験を受けさせてくれと訴える。
 フニュッサングンは、水桶を一杯にして、明日の試験が終わるまで持っている事が出来れば、
試験を受けさせてやると言う。チャングムはその通りにする。

 チャングムを除いて、試験は無事終わるが、ハン・ペギョンは一人足りない事を女官長(駒塚由衣)に知らせる。 その時、ユン・ヨンノの泣き声が聞こえる。
 ヨンノはチャングムが水をいきなりかけたと訴えるが、
ヨンセンはヨンノがチャングムから水桶を取り上げようとしたと言う。
 女官長はチャングムに試験を受けさせる。
 試験の内容は「曹操は劉備や諸葛孔明達の軍と漢中(?)で戦った。
曹操の軍はさらに攻め込もうとしたが、遠征続きだったために持ちこたえられなかった。
曹操は仕方なく全軍に、引き揚げるようにと暗号で命令を出した。この暗号とは何だったかわかるか?」
と言うものだった。
 「それは鶏肋です。鳥のあばら骨は捨てるには惜しいけれども、食べる所はありません。
曹操はこれに例えて、惜しいけれどもそれほど大した物ではないから、引き揚げると命令したのです」
 チャングムはハン・ペギョンに預けられる。

 ハン・ペギョンはチャングムに、小さな子が半日も重い水桶を持っていたなんて辛かったろうに、
そこまでして宮中に残りたいのはなぜかと聞く。
 チャングムはスラッカンのチェゴサングン(サングンを束ねる女官)になりたいと言う。
 どうしたら早くなれるのかと聞かれ、ハン・ペギョンはしばらく考え、チャングムに飲み水を持ってくるよう命じる。 チャングムが持ってくると、やり直しなさいと言う。
 チャングムが又飲み水を持ってくると、明日の朝起きたら又やり直しなさいと言われる。

 次の日、チャングムはチャンイから、チェゴサングン様にご挨拶にするから、
亥の刻にお部屋に来なさいと伝えられる。
 その時には綺麗な服でとも言われる。
 チャングムはチャンイに、彼女の所のサングン様は水を持ってくるようにと言うかと聞いたが、
チャンイの所ではそんな事は言わなかった。
 チャングムは今度は水を温めて持っていくが、「夜に又持っておいで」と言われただけだった。

 今年は黄砂がひどく、そのため祭時を行う事をチェゴサングン(小宮和枝)がサングン達に伝えていた時、
チャングムが現れた。
 チェゴサングンに挨拶に来たのだが、チェゴサングンはそんな命令は出していなかった。
 チャングムはチョバン(米丘ゆり)に「問題児とは聞いてたけど、入ったばかりで何のまね」と言われる。
 チャングムがチャンイにご挨拶に行けと言われたと言うと、チャンイは慌ててヨンノの後ろに隠れた。
 チョバンはチャングムに洗い物をさせる。

 チャングムは水に柳の葉を浮かべてみたが、「明日の朝、もう一度持っておいで」と言われたのだけだった。
 チャングムは朝の早い内から起きた。
 ハン・ペギョンはチョバンに部屋を朝早く出なければいけない仕事をさせているかと聞くが、
そんな事は無かった。
 ハン・ペギョンは朝早く起きて出て行くチャングムの後をこっそり付けて行こうとするが、
ミン内人が皇太后殿が大変な事になっていると知らせに来る。
 料理全てが痛んでいたのだ。東宮殿の料理もおかしかった。全部ではないが、いくつか料理が痛んでいた。
 ハン・ペギョンは水刺間(スラッカン)もかと気にし、チェゴサングンともども行ってみる。
 スラッカンは大丈夫だった。

 一方シン・サングンはチョバン達を叱っていた。器と野菜がまだ届いていないのだった。
 洗い物が終わっていないのだ。洗い物はチャングム一人にまかせられていたのだった。
 すぐ洗い場に行くハン・ペギョン達。チャングムはお湯を沸かして洗い物をしていた。
 黄砂のせいか、井戸水に泥がまじっているので、一度沸かした水で洗っていたのだ。
 食材は水が冷めないと洗えないのだった。
 母親が、黄砂だと井戸水に泥が混じり、そのまま料理に使うと臭う上に、すぐに痛んでしまうからと、
水を沸かして使っていたのだった。
 皆がこの簡単な事を知らないから、長雨や黄砂の時に、疫病がはやるのだと母は言っていた。
 チョバン達は泥を沈殿させ、うわずみを使っていた。
 チェ・サングン(キョン・ミリ 宮寺智子)は洗い物は皆でやれと命じる。
 そして皇太后殿と東宮殿の厨房に、水を沸かして使うよう伝える。

 その夜、水を持ってきなさいと命じるハン・ペギョンに、
チャングムはどうしてそればかり何度もおっしゃるのかと聞く。
 考えればちゃんとわかるはずよとハン・ペギョン、お前はなぜ泥水を沸かしたのと聞く。
 「それはお母さんがいつもそうしていたのを見ていたから」「お母様はなぜそうなさったと思う?」
 「泥水を飲んで、私が具合を悪くするといけないから。あっ」「水を持ってきてくれるか?」
 「サングン様、お腹が痛くはございませんか?」「大丈夫」「あの、今日はお通じがございましたか?」
 「ええ、あったわ」「それでは喉が痛い時はございませんか?」「喉が痛い事は良くあるわね」
 チャングムは立ち上がって出て行く。
 チャングムが持ってきた水は、温かいお湯に塩を一つまみ入れたものだった。
 一度に飲み干さず、お茶を飲むようにゆっくりとどうぞとチャングムは言う。
 チャングムの母は一杯の水をあげるのに、こんなにも色々な事を聞いたのだった。
 「事細かく聞く事。水を持ってこさせたのは、そこに気づいて欲しかったのです。
料理を出す前に、食べる人の体調や、好きな物嫌いな物、体が受け付ける物、そういう事を全て考えるのが、
料理の心得だという事をおまえに教えたかったの。だけど、おまえはお母様からすでに教わっていたのね。
お母様はホントに立派な方だこと。
お母様は例え水でも器に盛られた瞬間から料理になる事、
そして料理を作る時は食べる人への配慮が一番だという事、
料理は人への気持ちだという事を良くご存知だったのでしょう。
おまえがそういう立派な方の娘とは、思ってもみなかった。
親がいないから必死に、上の方々に取り入ろうとしているのだと誤解していました。許しておくれ。
しつけようとした私が逆に、おまえに教わる事になったわね」
 涙を流しているチャングム。
 「もう泣くのはおよし。これからは、二度と泣かないようになさい。
おまえが初めてここに来た時に、早くチェゴサングンになりたいと言ったあの言葉、とても気になるわ。
なぜそう思うのかは知らないけれど、でも、心が弱くては、
おまえがそんなになりたいチェゴサングンにはとてもなれませんよ」
 涙をぬぐうチャングム。

 チャングムとヨンセンはチョバンに松葉を松の実に挿す仕事をやらされる。ヨンセンは沈んでいた。
 亀が死んだのだ。
 お母さんが宮中に上がる時に、この亀が生きてたらお母さんも元気だから心配するなと言ったのだそうだ。
 お母さんは病気で、すごく悪かった。チョバン達はチェ・グミョンの極秘練習について話していた。
 彼らは五日前に知らされるのに…。
 その上チョバン達は松の実挿しやにんにくやしょうがを剥く仕事だけだが、
クミョンは最初から包丁の練習をしていた。
 チョバン達はチェゴサングンの所に入ったヨンノに練習内容を聞いてみる。
 ヨンノによるとヨンジュソンと言ってたそうだ。ヨンジュソンとは頭を取った大豆もやしで竜の形をつくる物だった。  彼らはさっそく仕事を年下の者達に押し付け練習しに行く。
 チャンイはお姉さん達に教えてよかったのかと聞くが、ヨンノはどうせ勝てないからいいと言う。
 チェ・グミョンは言葉を覚える前に料理を覚えたほどなんだそうだ。神童だそうだ。

 チャングム達が仕事をしていたら、灯を消せと大人に言われてしまう。
 お母さんが心配で、夕べもゆっくり寝ていないヨンセンを心配し、チャングムはヨンセンの分まで引き受ける。
 東屋で月の明かりで仕事をするチャングム。
 そこでテソンカンの前で出会った女の子(永田晃子)に出会うチャングム。
 こんな夜中に何をしてるのと聞かれ、「仕事です。クミョンと言うお姉さんのせいで大変なんです」
と答えるチャングム。(目の前の女の子が本人なんだが…。知らないからな…)
 「そのクミョンって人はチェゴサングン様の一門だから、試合のたびにサングン様達にこっそり教えてもらえて、
いつも優勝するんだそうです。一人だけ外出許可もいただくし」
 「それで?」
 「でも、今度は何の試合になるか探り出せたので、お姉さん達はその練習、
仕事は全部私達に回ってきたんです」
 「練習したら勝てるって言ってた?」
 「同じように練習すれば勝てるって言ってました。
クミョンは松の実挿しなんかやってないから、これで勝負したら絶対勝てるのにってくやしがってました。
でも別の子の話だと料理の神童だそうです。言葉より先に料理を覚えたほどなんですって。
どっちが本当なのかはわかりませんけど、私は仕事で大変」
 チャングムが松の実に松葉を挿すのに苦労しているのを見て「月明かりに頼ってはダメよ」とクミョン。
 指先だけに集中してごらんとクミョン。子供達に松の実挿しをさせるのは手の感覚を養うためなんだそうだ。
 松の実を指先でそーと転がしてごらんなさいと言われ、その通りにしてみるチャングム。
 目をつぶっててもわかった。サングン様達がそうやればいいって話しているのを聞いたんだそうだ。
 お裁縫や刺繍をやる子供達も最初にその訓練をやるそうだ。

感想:何となく「ガラスの仮面」みたい。チャングムがマヤで、クミョンが亜弓。
 そして、ハン・ペギョンが月影千草か。大分違うが…。真澄様は一体誰?

宮廷女官チャングムの誓い 前編

日本放送出版協会 (2005.2)
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関連サイト
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受信: 2005.11.12 09:08

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