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彼女たちの小さな冒険

「彼女たちの小さな冒険」絶対少年 第24話 ☆☆☆☆☆
監督:望月智充 シリーズ構成:伊藤和典 オリジナルキャラクターデザイン:戸部淑 造形デザイン:佐藤眞人 キャラクテーデザイン・総作画監督:関根昌之 音楽:七瀬光 脚本:伊藤和典、川崎美羽 絵コンテ:下田正美 演出:根岸宏樹 作画監督:乙幡忠志

 谷川希紗(小林晃子)の部屋。
 羽が生えた卵は、あたかもあの巨大な何かを見つめているかのように、窓の側にいたが、
かつてブンちゃんが居所にしていたバケツに入る。
 「あっちの方が…ブンちゃんっぽい…。…君は誰?」光る卵、希紗の側に来る。
 「ブンちゃんの生まれ変わり?それとも…わかんない」希紗、卵をリュックに入れて、外に出ようとする。
 「行かない方が、良いのかな?行く?」答えるかのように音を出す卵。「わかった」外に出る希紗。

 家を出た小早川成基(櫻井孝宏)、待っていた希紗と出会う。「希紗!」ちょっと涙ぐむ希紗。
 「どうしてたんだ、電話にも出ないで」「電話?あれ、あたし、携帯どうしたっけ」
 「悪い。ちょっと急ぐんだ。歩きながら話そう」「うん」
 誰も乗っていない電車の車両に、二人仲良く並んで座っている成基と希紗。「どういうこと?」と成基。
 「だから、ブンちゃんが…あっ、違うな。ブンちゃんが残してくれた物が、あれに…」
 「あいつ、逢沢が連れてた奴みたいになっちゃったって事?」「そう」「見ていい?」
 ちょっと見せて、すぐリュックの紐を締めちゃう希紗。「見た?」「見た」「どう思う?」
 「確かに、あいつのと似てる。でも、ブンちゃんが残した物に間違いないのか?」「間違いない」「うん」
 「成基にもわかんない?」「うん?」電車を降り、巨大物体を見ながら「ねえ、あれって、何?」と希紗。
 「何って…」「ブンちゃんっぽい」「そうか」「うん。あそこの下まで行ったら何かわかるのかな」「えっ」
 「行く。じゃあね」希紗、小走りに走っていく。

 自分の部屋のベッドにただねっこっろがってた大和理絵子(佐土原智子)、携帯が鳴ったので出る。
 「はい、大和…」「元気良いな」「うん、だって、久しぶりに成基からの電話だし」「ああ。…うーんと…」「もしもし」  「希紗と会った」「えっ」「どうもあいつ、あそこに行っちまったみたいだ」「どこ?」
 「みなとみらい。巨大イーヴルとか言う奴の、下」「はぁあっ!?」
 「ホントは俺も一緒に行きたかったんだけど、師匠に呼び出しくらってて、俺ここんとこずっと、将棋、
おろそかにしてたからさ」
 「そっちをドタキャンするわけにはいかないっと…」「そ」理絵子、ため息をつき、「で、何?」
 「出来たら、希紗を引き止めて欲しいんだけど」「わっ、わたしが?」「他に頼める奴いないし」「そう」
 「こんな事頼むのもどうかとは思うんだけど…」電波切れる。

 巨大物体を双眼鏡で観察中の真壁正樹(甲斐田ゆき)、「又光った…」、
何と携帯に発光回数を書きとめている。
 携帯鳴ったので、出る。「はい」「出るのはやっ」と理絵子ちゃん、「マッキー、今どこ?」
 「関内の近くのビル」「希紗があの下に行こうとしてるらしいんだ。手貸して」
 「うん、良いよ。どうすれば良いの?」「捜して、止める。じゃあね」携帯を切る理絵子ちゃん。「えっと…」
 戸惑い気味のマッキー、決意の目をして、顔を上げる。

 希紗、近づこうにも立ち入り禁止で近づけない。警官(飯田征利)に追い返される。
 希紗、別の所でバーをまたごうとするが、ワンピースが邪魔でうまくまたげない。
 すそをあげたら、「あーらら、アホ見っけ」と理絵子ちゃん
(開き直ったと言うより、壊れたと言った感じがする………、地なんだね………)。
 「りえぞう」「りえぞう、じゃないでしょう。スカートまくって何やってんのよ」
 「駅からみなとみらい行けないから、こっからと思って」「スカートまくってる説明になってないよ」
 「引っかかっちゃうから」
 「あ~。とことん、おバカ。こんなのはずしちゃえば、それで済む事じゃん」と理絵子ちゃん、バーをはずす。
(あっ、そうか。でも、どっちでも良いような…)
 「あっ、そうか」希紗、落ちたポールを越えて行く。「ちょっ、待ちなさいって。立ち入り禁止だよ」
(おまえも、おバカだったな。希紗を行かせてどうする)
 「でも行く」「何で?」「わかんないから、行く」「ダメだって。…もう、希紗!?」理絵子ちゃんも付いて行く。

 マッキー、例の警官さんに希紗の事を聞く。理絵子ちゃんがバーを落とした場所の傍らを通り過ぎていく。

 「ねえ、どこまで行く気?いい加減に、しなさいよね」立ち止まる希紗、上を見上げて「ブンちゃんの音がする」   「はあ!?ねえ希紗、戻ろう?」「りえぞう、一人で戻って良いよ」「でも…」「あたし行くね」「勝手にすれば!」
 理絵子ちゃん戻ろうとするが、立ち止まり「クリスマスイヴなのにさあ」と結局希紗を追いかける。
 「ったく、何でこうなるのよ」

 師匠の家から出た成基。夕方。理絵子ちゃんにかけるが、電波が届かず、希紗も同様。マッキーにかける。
 「もしもし」「ちょっと良いか?」「何?」「あのさあ」「ん?」「いや、希紗かりえぞう、知らないか?」
 「理絵子ちゃんから電話もらって、僕も谷川さん捜してるんだけど」「見つかってないのか」「うん、まだ」
 「そうか。ありがとう」「小早川君もこっち来る?」「おっ、そのつもりだけど」
 「じゃあ来たら、又連絡してもらえる?合流しよう」「おまえと?」「うん。バラバラで捜しててもアレだし」
 「ああ、わかった」「それじゃあ、連絡待ってるから」携帯を切るマッキー。
 成基、しばらく携帯を見つめ、「マッキーだよ、な?」

 ゆっくりと回転する巨大物体を通して、走る太陽の光。誰もいない街。
 「何かこの世の終わりみたい」と理絵子ちゃん。「何か言った?」「言ったよ。てか、怖くないの?」「何が」
 理絵子ちゃんため息をつき、「なんでもない」時々、バシッって感じに、光がひらめく。「光った」と理絵子ちゃん。 「光ったね」と希紗。青とオレンジの光が接触して、光っている。
 傍らに立っている希紗の何かに気づき、「ん?希紗」と希紗の腕を取る理絵子ちゃん。「えっ」
 理絵子ちゃん、希紗の胸元に顔を近づけて、臭いをかぎ、「あんた、お風呂入ってる?」
 「あれ?最近ずっと部屋にいたから…」(まあ、あの状態では風呂に入る気力は無いな)
 「ちょっと…、それでも女子高生?」「学校行ってないもん」「いや、女として、風呂入んないのはまずいって」
 「誰に迷惑かけるわけでもないし」「希紗っていっつもそうだよねえ」「何が?」
 「中学の修学旅行の時だって、日光でさあ、希紗がいないって大騒ぎになったの覚えてる?」「ああ」
 「あんだけみんな大騒ぎしてたのに、あんた、あれ、あの門何だっけ」「陽明門」
 「そう、それ。陽明門の前で、ずっとボッーと突っ立てたんでしょう」「だって、あれってすごくない?」
(そうだ、あれはすごい。細かいとこまで彫っていて、見ていて飽きないぞ。
て言うか「あれはすごいぞ」と私が口走ったら、希紗も同じ事を…。シンクロ…。気が合うな、希紗…)
 「そういう問題じゃなくて…」「見てたかったんだあ、ずっーとっ」国際橋に着く。
 「マイペースも希紗クラスになったら、勝手過ぎるって言葉に変わるよね」(ごめん、良く聞き取れなかった…)
 「そうかなあ」「希紗は勝手だよ」「どっちもどっちかなって、思ったり」「どういう意味?」
 ブンちゃんのパーツのような6体が、白いしっしんのようなのを取り囲んでいた。
 パーツ達、飛び、青い光に変わる。彼女らの足元を通り過ぎる。「希紗、平気?」「何が?」「何がって…」
 「行こう」「ねえ、どこへ向かってるわけ?」「臨港パーク」

 須河原晶(松本美和)、控え室に戻ったら、メールが一件あった。「あの子が動いたか…」携帯をかける。
 「はい、もしもし」「あっ、真壁君、メール今見たんだけど、その後、どう?」
 「谷川さん、あれんとこに向かってるのは間違いないです」「巨大マテリアルイーヴル?」
 「はい。それとこれから小早川君と合流するつもりです」「私も今から向かう。今どこ?」「桜木町駅の近くです」  「1時間後に桜木町駅前で」「了解」携帯を切るマッキー。
 「さっ、大急ぎ!」と須河原、弁当を前にして割り箸を割る。
(食べないで行こうという発想は無いんですね、腹が空いては戦にはならないんですね)

 臨港パーク。「ここって、ブンちゃんが…」「うん」「ここに、何かあるの?」「何となく、呼ばれた気がして」「えっ」
 人が立っていた。「何で?人?」希紗、リュックを抱きしめる。「もしかして、あの晩の人?」「うん」
 「このまま、帰る?」「それはイヤ」逢沢歩(豊永利行)に近づく二人。気が付く歩。
 「とりあえず、私が話しつけてくるから」と理絵子ちゃんは言って歩に近づき、
「ちょっとあんた、ここで何してるの?」と言うが、歩、理絵子ちゃんを無視、希紗を見ながら「来たし」と言う。
 「えっ」「待ってたし」「はい?」
 「来ると信じてたから、待っていられた。だけど、すごく不安だった。来てくれて、ありがとう」

予告:タルト(清水愛)「可愛いリボンつけちゃった」
 ロク(宝亀克寿)「タルトちゃん、穴ぼこ模様のリボン可愛いねえ」
 「穴ぼこ模様?違うよ、これはドット柄って言うの」「ふーん、穴じゃないのか?」「違うに決まってるでしょう」
 オカカ婆(斎藤恭央)「アナがどうしたって?」「ロッくんがあなあな言うの」「ほお、ロクはアナが好きなのか」
 「好きって言うか、穴模様の水玉がねえ」
 「ふむ、アナと言えばアナウンサー。要するに須河原晶とかああいうじゃのお」「いや、穴と言えば、水玉模様」  「アナじゃろお?」「穴だよ」「アナ」「穴」「アナ」「穴」「アナ」「穴」「次回、世界の被膜が穴だらけ」
 「あれ、どうしたの、タルトちゃん」「胃に穴があきそう…」

感想:おお、ぞくぞくするなあ、異空間。暖色系と寒色系って戦ってるの?
 ブンちゃんから生まれた卵が、この関係をどうにかするのか?歩、すごいな、予感があったんだ。
他の方のブログを見ての感想:スカートまくりあげで萌えるのか…。
 私もあの場合やりそうだが、アニメ美少女限定で萌えるのだろうなあ。
 陽明門と希紗のエピソードは、もし希紗が芸術家になったんら、
らしい微笑ましいエピソードとして語られる事になるだろう。芸術家には集中力は不可欠です。
 マッキー評価急上昇したまま高止まりだが、成基が…。いいもん、成基は好みの男だ。
 私の物と言う事で、お姉さんが可愛がってあげよう!後じさる成基が目に見えるようだ…。
 「来たし。待ってたし」に驚いた人多し…。でも、あのわっくん言葉は真似したくなるよね。
 歩だって、使ってみたかったんだ。わっくん同様当て所も無く待ってたし。わかるぞ、歩!
 私だって、使った可能性高い。て言うか私、歩属性強いからな。
(後、須河原と、希紗と理絵子ちゃんに近い物を感じる…)
 あっ、私もタルコフスキーの「ストーカー」思い出しました。
 あの何か起こりそうで、大した事は起こらない、3時間近くある、「地下鉄のザジ」を見た後で、
頭が疲れていたのに、なぜか眠くならずに、最後まで集中して見た、不思議な映画…。
(タルコフスキーは「鏡」以外は、見た映画、皆、結構好き。相性が良いんだな)

絶対少年
絶対少年
posted with 簡単リンクくん at 2005.11.16
浜崎 達也〔著〕
メディアワークス (2005.8)
通常24時間以内に発送します。

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