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いい子でいることの意味

「いい子でいることの意味」絶対少年 第21話 ☆☆☆☆☆
監督:望月智充 シリーズ構成:伊藤和典 オリジナルキャラクターデザイン:戸部淑 造形デザイン:佐藤眞人 キャラクターデザイン・総作画監督:関根昌之 音楽:七瀬光 脚本:川崎美羽 絵コンテ:田辺修 演出・作画監督:今泉賢一 

 大和理絵子(佐土原智子)は成基と希紗にプリントを渡そうと早足で歩いていた。
 それに文句を言ういつもの二人のお友達。
 好きで学校出てこない奴なんてほっとけと言う友達に「そんな言い方、無いんじゃない。
成基だって希紗だって、理由があって学校休んでるんだし」
 友達にそういうキャラうざいと言われる。

 目の隈が痛々しい谷川希紗(小林晃子)、「ブンブンブン ハチが飛ぶ」を鼻唄で歌いながら、
ブンちゃんのかけらを撫でている。(ああ、痛々しい)

 理絵子、少し顔を赤らめ、深呼吸してから「ときみや」に入る。土岐宮はなさん(渡辺美佐)以外誰もいない。
 「成基なら来てないよ」と言われる理絵子(バレバレだもんなあ)。
 間借りしてる人ならまだ上にいると思うと言われ、会いに行く。
 須河原晶(松本美和)、パソ打ちながら、背中をかく(ああ、リアリティ溢れる描写。女なんかこんなもんよ)。
 理絵子ちゃんがふすまを叩いて須河原に呼びかけ、、須河原、理絵子ちゃんを部屋にはあげずに、
下で話そうかと言う
(確かに人をあげられる部屋ではない。まっきーには気を使わないくせに。まっきー、可哀想…)。
 理絵子、須河原に小早川君とあの後、会ったかを聞く。
 「会ってくんないんだよネエ、彼。少年は会ったみたいだけど」「少年?」
 「ほら、あのちっさい子」(名前を覚えてないのか、須河原…。まっきー、可哀想…)「まっきー。真壁君?」
 「そうそう。小早川君に用事があるなら、彼に頼んでみたら?」
 理絵子ちゃん、須河原に、友達なんだから連絡したらと言われる。
 小早川成基(櫻井孝宏)が「ときみや」に入ってくる。須河原と理絵子に気づき、帰る。須河原、追いかける。
 理絵子ちゃんは今にも涙を流しそうに動揺してる。
 須河原、体を抱きしめながら走って、成基を追いかける(もしかして、あの格好は、須河原の、パジャマ…)。
 須河原に、谷川さんはどうやってあれを手に入れたのか知ってたら教えて欲しいと言われ、知らないし、
知ってても話さないと言って去る成基。
 「若いなあ」と言う須河原。
 一方、理絵子ははなさんに、そんなに思いつめた顔をしているわけを話してごらんと言われる。
 何もと理絵子は言うが、「成基なんだろう」とはなさんに言われて、こぶしを握る。泣き出す理絵子。
 「わたし、わたし、どうしたらいいかわかんないよ…。成基の事、追いかけて、行けなかった…。あのね…」
 須河原が入ってくる。客商売出来る顔じゃないと、理絵子を帰らせるはな。須河原「何か、あったんですか?」  「あったんだろうねえ」「私、戻らない方が良かったですか」
 「関係ないね。あんたが戻ろうが戻るまいが、それであの子の問題がどうこうなるって事じゃない。
あの子も、成基も、誰だって、結局は自分でどうにかするしかないのさ」

 野毛小路を理絵子が歩いていると携帯が鳴る。
 マッキーからで、留守番モードにする理絵子、成基の名前にカーソルを合わせ、じっと見て、
又目をうるうるさせる。

 一方理絵子ちゃんに何度かけても通じない真壁正樹(甲斐田ゆき 日頃の行いがまずかったから…)。
 小早川くんにかける。6回、ベルの音を聞き、止める。
 又、小早川君にかける(しつこい。良く言えば、粘り強いだが…)。
 例の、希紗が良くいたベンチに座って、将棋の本を見ている成基、携帯を取り出すと、
マッキーの名前がずらっと並んでいる。
 顔をしかめる成基。

 谷川家のポストにプリントを入れる理絵子。鳴り出した携帯を取り出し、怖い顔して出る。
 もちろん、マッキーからだ。「はい」「あの、急にゴメン」「さっきから、何?」「えっと…」
 「用事無いなら、かけてこないでくれる?」「いや、理恵子ちゃんに聞きたい事があって…」「何?」
 「落ち込んでる時って、理絵子ちゃんだったら何処行く?」「喧嘩売ってんの」「そんなんじゃないけど。ごめん」  「何であやまるのよ」「だって、そんなに怒ると思わなくって…」「怒ってない」「そうか。良かった」
 「いらついてるけどね」「ごめん」「ハァ~。てかさあ、自分で考えたら?」「何?」
 「あんた自分で言ったでしょ。落ち込んだ時に、どうこうって」
 「うん。あのね。谷川さん、家にいるのかどうかもわかんなくて…。
で、理絵子ちゃんだったら、そういう時、何処行くかなあって…」
 「希紗…」「何?何て?」「あのさあ、成基と会ってるって、ホント?」「小早川君?会ってるって言うか…」
 「はっきり答えてよ」「見かけて声かけただけ」「それだけ?」
 「声かけて、怒られた。今だって、話したい事あるのに、電話出てもらえないし。…あっ」「何?」
 「いや、理絵子ちゃんだったら、小早川君、電話に出るかなって」目を見開き、顔を赤らめる理絵子。「もしもし」  「何でそう思う?」「仲良いじゃん」「嫌味?」「何で?」「だって…」
 「だって…、小早川君の一番近くにいるのは理絵子ちゃんだよ」「そう?」「そう」
 「成基と話したい事があるって?」「うん」「いいよ。協力してあげる。私も成基に用事あるし」「ありがとう」
 「連絡取れたら、後でメールする」「うん。待ってるね」「それじゃあ」
(マッキー、敵に塩を送ってどうする。渡りに船だなあ、理絵子ちゃん…)

 夕暮れ。ベンチからようやく立ち上がる成基。ケータイが鳴り、出て、「何度もうるせえよ」と言う成基。
 「えっ」と理絵子ちゃん。「あっ、りえぞ~」「うん。今、良い?」「何?」
 「学校のプリント、預かってきたの。今から会えないかな。…ダメ?」
(髪の毛、いじりながら言う理絵子。胸キュンだな、おい)
 「ポストに、突っ込んどいて」髪の毛をいじっていた手が止まる。「聞こえた?」と成基。「わかった」

 歩きながら携帯見ているマッキー(危ないぞ)、
「今から成基んち行くけど。」とのメールが理絵子ちゃんから来る。
 「さすがは理絵子ちゃんだ」とメールを送ろうとして、止めるマッキー。

 成基の家の前に来てため息をつく理絵子、成基が立っているのに気づく。成基、理絵子を認めて、Uターンする。 追いかける理絵子。「成基っ」と捕まえる。「何で逃げるのよ?」

 公園にいる二人。プリントを成基に渡す理絵子。「昼間、何で帰ったの?」と理絵子は成基に聞く
(ベンチに座って、落ち着かなく足を上下させている理絵子)。
 須河原が苦手だからと聞いて、目を見開き、にっこり笑う理絵子。
 「成基、ちょっと痩せた。ちゃんと寝てる?何かさあ、あれからみんな変わったよね」「あれから?」
 「私は、話でしか聞いてないけど、希紗のあれ、ブンちゃん?希紗の事、気にしちゃうの、当然だよ。
私、成基の気持ちわかるって言い切れないけど、わかろうとする事は出きるし、わかりたい、力になりたい」
 「おまえって、ホント委員長キャラなのな」「えっ」「何か疲れた」「成基…」
 「だったら、ほっといてくれ。その方が有り難い」「希紗、希紗、希紗希紗希紗。何で?」
 「希紗はもろい。壊れやすくて、不器用で…」「わかってないなあ」「ん」
 「成基はもっとちゃんと見てるんだと思ってた」(マッキー、公園の前を通り過ぎようとして二人に気づく)
 「見てるさ」
 「私、少しくらい無理しても、周りに合わせて、嫌われる事にいっつも怯えてて…。
でも、希紗は嫌われる事なんか、ちっとも怖くないんだもん。希紗は強いよ」
 「わかってないのはりえぞ~の方だ。それでも、希紗が壊れやすく、不器用な事に変わりが無い」「だいきらい」 「ん」「希紗も成基も大嫌い」理絵子ちゃん、駆け去る。マッキーが声をかけるが、もちろん無視。
 マッキー、成基の方を見、成基は顔を背け、マッキー、決意した顔で理絵子ちゃんを追いかける。
(まあ、周りに合わせるのも辛いんだろうが…。希紗だって嫌われる事に平気なわけはなく…。
しかし、成基、きつい、余裕無し。ストレス、そのまんま理恵子ちゃんにぶつけちゃった…)

 泣きながら走る理絵子。追いかけるマッキー。立ち止まる理絵子。ティッシュを差し出すマッキー。
 「だいじょぶ?」「だいじょぶじゃないよ」理絵子、マッキーの前で堂々鼻をかみ、マッキー、目をそむける
(ほんとにマッキー、いないも同然の存在なんだな)。
 「もう最悪。我慢したり、心配したり、みんなに気使って頑張ってる自分が馬鹿みたい」「あの…」
 「マッキーには関係ない」「あの、何があったのかわかんないけど…」「もううるさい!」「ごめん」
 「だから、一々あやまらない」「理絵子ちゃん」「もう、私、止めた」「あの…」「帰る。ついてこないでよ」
(自分がさっき成基に冷たくされて傷ついたのに、こう出るか…理絵子ちゃん…。又もう考えるの止めたのね。
わかんない事はいやなのね…)

 ブーンと音を出しながら、光る魚の背びれの元。希紗が気づく。「ブン…ちゃん…?」
(立ち上がれ、希紗!魚、頑張ってくれ!)

予告:ロク(宝亀克寿)「次回、消えたものと生まれるもの。お楽しみに」
 タルト(清水愛)「ちょっと、ちょっと、ロックん。どうしていきなりサブタイトル言っちゃうのよ」「いやつい何となくな」 「何となくで済む問題?」
 オカカ婆(斎藤恭央)「そんならワシだってカッコイイサブタイトルを言ってやるぞ。そうだなあ。
さらば、麗しのオカカ婆よ。どうじゃ」
 「じゃあタルトはねえ、幻の美少女タルトの謎」「う~ん、では、オカカは夕闇に消えて」「タルト、その愛と旅立ち」 ロク「ファイナル・ウォーズ・ロク、あの星を撃て」オカカ婆「暗黒に消えた焼きうどんのオカカ」
 タルト「華麗なるタルトのスター誕生」ロク「忠犬ロクのろくでなしブルース」オカカ婆「出撃、オカカロボ一号」
 タルト「タルトよ、とわに」ロク「宇宙船艦ロク、新たなる旅立ち」オカカ婆「悲しみはオカカのように」
 タルト「憂鬱で奇妙なタルトの始まり」ロク「ロクロク・ロックンロール」

感想:相変わらず、素晴らしい予告。最高です。笑いました。本編も良かったですぅ。
 胸に痛かった…、理絵子の感情の起伏が…。彼女、マッキーをひどく扱ってるけどね。
 次回は次郎と会うらしいが、少しは余裕が生まれるかな。マッキーは前科があるからなあ。
 それにしてもみんなに軽く扱われている…。成基も壊れてるな。希紗が心配で心配でたまらないんだろうが…。 細かい描写も行き届いた神経の細やかなアニメだと思います。

絶対少年
絶対少年
posted with 簡単リンクくん at 2005.10.18
浜崎 達也〔著〕
メディアワークス (2005.8)
通常2-3日以内に発送します。

関連サイト
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Green Onion甘えについて
Melogいえ、絵が…
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» 『絶対少年』第21話 [白猫宮]
 今回はほとんど青春ドラマでしたね。簡単に短く書けそう。てか他のブログの感想も読ませてもらいましたが、今回は全体的にみなさん短めだ(笑)  でも、りえぞーへの評価はきれいに分かれてますね。彼女への好感や嫌悪感がそのまま反映されてる感じ。いっぽう成基についてはあまり悪く言ってるひとは見受けられないようで、なかなか興味深い。  さて、わたしの評価は……◆りえぞー:今回の主役。  「いい子でいることの意味」。結論を先に言えば、その答えは「いい子」でいれば嫌われずにいられる、ということ。  冒頭での... [続きを読む]

受信: 2005.10.20 04:41

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