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十七歳の出会いと絶望

「十七歳の出会いと絶望」絶対少年 第18話 ☆☆☆
監督:望月智充 シリーズ構成・脚本:伊藤和典 オリジナルキャラクターデザイン:戸部淑 造形デザイン:佐藤眞人 キャラクターデザイン・総作画監督:関根昌之 音楽:七瀬光 脚本:伊藤和典 絵コンテ:小林治 演出:根岸宏樹 作画監督:乙幡忠志

 魚型のオブジェを作っている谷川希紗(小林晃子)(オープニングに出てきたものよね)。
 ブンちゃんがそのオブジェに光を照射してくれる。そのおかげかどうかわからないが、背びれがちゃんと付いた。 ケータイの所に行くブンちゃん。時刻は0:01。17歳の誕生日だった。

 逢沢歩(豊永利行)は深山美紀(三橋加奈子)に電話でオカカ婆が来た事を知らせる。
 オカカ婆がどっしるとしっしんを連れてきた事も伝える。阪倉にオカカ婆が来たと伝えてくれと美紀に頼む歩。
 「オカカ婆はあいつの心の友だから」

 高架下のグラフィックアートの所にいる希紗、女の子の声がして柱の影に隠れる。
 女の子二人は何となくエンディングに出てくる、
インデペンデンス・デイのUFOのごとき上空にでてくる巨大物体と人魂のような光が飛び交っている絵を見て、
「これが幸せを運ぶ闇の光かあ」と言っている。
 その絵の前でポーズを取り、写真を撮りあう二人。
 「こうやって絵があるって事は、光の正体見た人がいるんだよねえ」
 「やだ見たーい。どうやったら見れるのかなあ」
 希紗、彼らの会話を聞いて、リュックを開き、ブンちゃんを微笑みながら見る。
 女の子二人組みは光の写真をメールで受け取った子がいるという話をしている。
 歩が自転車を押してきて、リュックを覗き込んでいる希紗を見る。「君も信じる?」希紗に話しかける歩。
 「僕は信じるよ。だって、見ちゃったから。関わっちゃったから。…変な事言う奴って思ってる?
…二年前の夏、僕は…やっぱり変だよね、いきなりこんな話しするの」
 「うん」「正直だね。…ひとり言だと思って、聞き流して。僕は二年前に境界をまたいだんだと思う」「境界?」
 「こっちとあっちの境目。この世界にはありえないはずの物と関わっちゃったから。言ってる事、わかる?」
 「何となく」「ひょっとしたら、君もそうなんじゃない?」「あっ」
 「さっきそのう、リュックの中を覗いてる君を見て、そう思ったんだ。もう終ったんだと思ってた。でも違った。
僕にはまだやる事がある。ねえケータイ出して。逢沢歩、僕の名前、番号渡しとくから」
 希紗、ケータイを出し、歩に渡す。

 大和理絵子(佐土原智子)、「かんたん 将棋入門」を読んでいる。「向いてなさそう」

 本を見ながら将棋を指している小早川成基。ケータイが震動してるが気づいていない。希紗からのだった。
 希紗、ケータイを閉じ歩き出す。夕方。

 理絵子、土岐宮はな(渡辺美佐)に将棋をやったら、成基の事をもっとわかるようになるかなと聞く。
 将棋を分るようになる事と成基を分るようになる事は別だそうだ。
 はなは今日が希紗の誕生日ではなかったかと聞く。
 「うん」と言いながら心ここにあらずの理絵子「成基は希紗が好きなのかな」。笑い出すはな。「それはないよ」  「だって、希紗にだけ優しいっていうか、甘いっていうか」「成基は希紗の中に自分を見てるのさ」「えっ」
 「将棋盤の前では独りだからね。ああ見えてね、成基も孤独なんだよ」「でも、希紗は…」
 「自分から孤独の殻に閉じこもってるってかい」「「うん」
 「だとしても、そうしなきゃならない理由が、希紗にはあるわけでね。
自分で着た殻は自分でしか脱げないものなのさ。あれは独りぼっちの二人組みってとこかね」
 「そうなのかなあ」
 (嫌われてるってわかっていれば、やっぱ殻に閉じこもっちゃうでしょ。
自分に自信を持って強い態度に出るのは難しいよね)

 「今日、明日、ママは、会社の慰安旅行で留守になります。
パパも出張でいないからって、ふらふら出歩かないこと。」と言うメモが、
タバコの吸殻が一つ置いてある灰皿の下にある。(相変わらず、寒々とした風景…)

 海に面したベンチに座る希紗。
 「一年後の私へ。十七歳になれば、何かが変わると思ってた。でも、何も変わらない。
昨日と同じ今日があるだけ。十八歳の私は変われてますか?」
 小早川成基(櫻井孝宏)から電話。「はい」「ごめん。電話気づかなかった」
 「うん、いい。成基大変なのわかってるから」「何かあったか?」
 希紗、ハッとして、(「もしもし、聞こえてる?」)目がうるうるし始める。
 「今日、変な人に会って。それで、どうしようかと思って」立ち上がる希紗。「変な人?」「ごめん。一回切る」
 「希紗、大丈夫か」「うん。すぐかけ直すから」泣き出す希紗。
 「わかってたのに。誰も私の誕生日なんて、覚えてないって。わかってたのに」リュックを開いて中を見る希紗。

 ラーメン屋で会う真壁正樹(甲斐田ゆき)と須河原晶(松本美和)。
 猫おどりのの夜にも寒色系の光があったと報告する須河原。寒色系の方は地べたで光ってただけ。

 歩の事を成基に話す希紗。会ってみるかと成基。
 「はなさんに言われたんだ、向き合えって。希紗はそいつと向き合う必要がある。そんな気がする」
 会う事にする。

 「ときみや」の裏。須河原に寄ってくかと言われている正樹。
 正樹がもじもじしてると、裏口が開き、理絵子が顔を出す。
 正樹に声もかけずにゴミだしして、ドアを閉める理絵子。うつむいて、「やめとく」と言って、去っていく正樹。
 「しっかりしろ!少年」と須河原。「ときみや」に行こうとしていた成基と出会う正樹。
 成基のケータイが鳴り、成基はケータイを開く。
 「希紗、今どこにいる?」と言う成基の声に、去っていこうとしていた足を止める正樹。
 クイーンモールのツリー、陸橋の下辺りで合流しようと言っている。
 正樹、しばらくうつむいていたが、ケータイを取り出す。

 合流する希紗と成基。
 行こうとする希紗を止めて、羽型のペンダントを「誕生日、おめでとう」と言いながら差し出す成基
(希紗には似合いそうだ)。
 ハッとして、目をうるませる希紗。「受け取ってくれる」…「気に入らなかった?」「ありがとう」
 希紗、ペンダントを付け、「大事にするね」と言う。
 一方、正樹は須河原にマテリアルフェアリーを持ってる奴がいる事をばらす。二人で希紗達の合流地点に行く。 希紗は歩と会うのに、人目の無い場所を指定していた。海沿いの場所。
 クイーンモールのツリーの場所では、須河原が正樹にこの辺にある人気の無い場所を聞いていた。
 臨港パーク。須河原はそっちに向かって走り、正樹も追いかける。歩が来る。二年前の事を話す歩。
 海から出てくる暖色系の光。歩の意図を聞く成基。
 「ブンちゃん、誰にも渡さない。見世物にするつもりも無いから」と希紗。
 歩はどっしるとしっしんを見せる。(歩に憑いているのか…)希紗にも成基にも見える。
 まだやる事があると言う歩、希紗と出合ったのは偶然じゃない気がする。
 私にも何かやる事があるのかなと希紗。希紗、リュックを開いてブンちゃんを出す。
 ブンちゃん、低周音を出し、バカッと開く。逃げ出すブンちゃん、追いかけるどっしるとしっしん。
 真っ直ぐに天に高速で昇って行く三体。現れる須河原と正樹。
 三体ぶつかり、光り、ブンちゃんがバラバラと落ちてきて、希紗、悲鳴をあげる。
 上空には巨大な何かが…(ウワッ、インデペンデンス・デイ?!)

感想:大丈夫でしょうか、希紗。彼女、頼るものが少ないから、壊れやすそう。
 でも、次回の題は「翼の生えた魚」。きっと希紗が造った魚が、飛ぶのよね。ブンちゃん、何か照射してたし。
 しかし寒色系と暖色系の関係はどうなってるんだ?

絶対少年
絶対少年
posted with 簡単リンクくん at 2005. 9.28
浜崎 達也〔著〕
メディアワークス (2005.8)
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JUNK KOLLEKTER pt.1
JUNK KOLLEKTER pt.2

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