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拮抗する二つの力

「拮抗する二つの力」第14話 絶対少年 ☆☆☆
監督:望月智充 シリーズ構成:伊藤和典 オリジナルキャラクターデザイン:戸部淑 造形デザイン:佐藤眞人 キャラクターデザイン・総作画監督:関根昌之 美術監督:針生勝文 音楽:七瀬光 脚本:浜崎達也 絵コンテ・演出:高橋滋春 作画監督:村上勉

 谷川希紗(小林晃子)、
自室を出て横目でダイニングテーブルを見るとそこにはカップラーメン(一番安い系)と割り箸とポットが置いてある。
 彼女はそれらを無視して行き、乱雑に脱ぎ捨てられたままの自分の靴を履く。
(私、前回の靴の意味わかってませんでした。他の方々のブログを読んでやっと理解しました。
前にも「ミツバチのささやき」の妻が夫が寝室に帰ってきたのに、
寝たふりをし続けると言う意味を人に指摘されるまで気づきませんでした。
そうですね、冷たい家族関係を表してるんですね、うん)

 カモメ。ボート。ランドマークタワー。そして「野毛小路」。
 大和理絵子(佐土原智子)がそこを歩いていると、
前の方で携帯の画面に夢中になっている真壁正樹(甲斐田ゆき)が歩いているのに気づく。
 彼はゲームに夢中になっていた。 少し躊躇するが、結局「まっきー」と呼びかける理絵子。
 「理絵子ちゃん」と少し動揺した感がある「まっきー」。
 まっきー、ゲームのために機種を変えたそうだ
(ゲームのヒロインが理絵子に似ていて、待ちうけ画面がたぶん理絵子)。
 「あのさあ、まっきーは見えない物を見た事がある?」と聞く理絵子。
 「見えない物は見た事無いと思う。僕、霊感とか無いし」理絵子、今の忘れてとまっきーと別れる。
 理絵子のうちは不動産屋。理絵子は今日ははなさんの手伝い。バイトだ。
 グッピーぽい熱帯魚が沢山泳いでいる水槽がある。

 「ときみや」と言う洋食屋に「はなさん、こんにちは」と入る理絵子。
 土岐宮はな(渡辺美佐)はハンバーグを作っていた(ちょっと声が見た目より若すぎる感じだが…)。
 「それより、どうしたんだい?あんたが改まってはなさんと言うのは何かある時だからさ」とはなさん。

 小早川成基(こばやかわしげき 櫻井孝宏)は将棋の勉強をしていた。ケータイにメールが届く。
 開けてみて、成基は立ち上がり窓のカーテンを開けると、そこには希紗がいた。

 理絵子の話を聞いたはなさん、「それが何であれ、見ちまったんなら、しょうがない」と言う。
 はなさんの旦那は佐川川(?)で河童の死体を見たって言ってたそうだ。
 旦那の事を信用していたから信じたそうだ。
 「見た自分を信じるか、それとも周りに合わせて見た事を見なかった事にするか。
自分の良い方を選べば良いんじゃないかい」
 「でも、錯覚とか、幻覚とか…」
 「理絵子。…おまえ、そんなのは幻だと、笑い飛ばして欲しくて、それを話したのかい?」
 「、えっ…違うと、思う。ただ何だか分らないから、気持ち悪くて、ちょっと怖くて…」
 「自分を信じられなくなったら、人まで信じられなくなる」「でも、でも、…見えない物が見えるわけ無いから」
 「目に見える物が全てじゃないさ」「…お婆ちゃん、どう言う事?」
 「例えば、神話や伝説には、色んな戦いの事が語られてる。光と闇、善と悪。拮抗する二つの力。
おまえは、そんなものを覗き見てしまったのかもしれない。そういう事なのかも知れない」
 「無理。ついていけない」
 「じゃ、それは横に置いといて、キャベツの千切り、やってもらおうかね」
(この前、目が二日続けて痛く、異物取れてなかったのかと、目を見たら髪の毛が見えた。
自分では取れず、医者に行ったら、そんな物は無い、
コンタクトで目が傷ついているからそれのせいだろうと言われた。
いつもはまぶたの裏に隠れてたんだと思うんだが…。出てくると痛かったんだと思うんだが…。
同居人も見えないと言ったが、それらしい物が見えた気がした事もあったらしい。結局次の日、自分で取った。
割と長かった。
自分が状況を一番良く分っているのだから、自分を信じるのが正しいと理性は告げていたが、
人に無いと言われると、自分に自信が無い人間だから、あやふやになってしまう。
目から髪の毛取って、それから痛く無いのに、どうもあやふや。
コンタクトを嵌めていない時に痛かったのに、今一つ自分を信じきれない私がいたりする…。
でも、自分が正しいよなあ)

 川辺「相変わらず、不良少女は学校に行ってないみたいだな」と成基。「成基だって、あんまり行ってない」
 成基は自分のリーグ戦以外にも、プロの対局の記録係やら、将棋教室の手伝いやら、
師匠の所の研究会やら色々あるそうだ。
 プロになれば高校は中退するつもりらしい。「何かあった?」希紗、巾着の中身を見せる。
 拾ったU字型の金属棒があるが、さしたる物は見えない。
 希紗は何かを巾着から持ち上げたかのように、手のひらを見せるが何がなにやら。「ふざけてる?」と希紗。
 「どっちが?」「見えないの」「ああ」と言って苦笑いする成基。「ホントニ見えない」
 希紗、成基の手を取り、希紗の手のひら数センチ上に彼の手を持っていく。「ここ」
 何かの音が聞こえ、成基は何かを感じる。かすかに光っている物が見える。「これ」
 成基、目をつぶって、開け「いや、よくわかんないけど、何か光が…」
 「そう、たぶんそれが本体。それの器って言うか、前の方が細くなってて、流線型っぽい」
 はっきり見えるようになる。「いるでしょう?」「こいつは…」「ずっとここにいたよ」
 「初めは、見えなかったんだ、ホントに。でも、触って、希紗の言ってる事をイメージしたら…。こんな事って…」
 橋の上から成基と希紗の間に浮かんでいる青い光を見たまっきー、声もかけずに後ろを走りぬけ、
路地に入り込む。
 「見えない物が見えた」メールを打つ。理絵子のケータイが反応する。
 成基は通りがかりのおばさんにブンちゃんを見せる。見えて無い。人の作り物の感じがしないと成基。
 ブンちゃんは生まれたんだと思ってたと希紗。
 「ぼくも見えないものを見た!」とのまっきーからのメールを受け取る理絵子。誰にも言わないでと希紗。
 レッド・テール・キャット・フィッシュと言うアマゾンのなまずの話をする。
 CMに出て、テレビに出て、急に注目された事があったそうだ。10センチ位の子が一杯輸入され、一杯売れた。 しかしそのナマズは1メートル以上の大きさになるのだ。「そっとしといて欲しいんだ」「うん」
 「きっと消費されちゃうのがいやなんだな。
ブンちゃんは希紗にとって特別な物で、お金なんかに換算できる物じゃない。
でも、誰かに知られたらそれはたちまち商品になってしまうかもしれない。
最悪、ブンちゃん狩りが始まる可能性さえある。そういうの心配してるのかな」
 「たぶん、そう。成基は、あたしのもやもやした考えを、ちゃんと言葉にしてくれるから。
成基は、わかってくれるから…」
 「だから、俺には見せてくれた」「うん」
 「心配すんな。誰にも言わない。どのみち、おまえが相手に見せようとしなければ、そいつは誰にも見えない」
 「うん」

 まっきー、理絵子に見た事の話をする。小早川と谷川の事。青白い光を見た事。
 理絵子は希紗が見えない物を持っているらしい事を知る。
 はなに呼ばれて「又、なんかあったら連絡して」とドアを閉める。しばらくそこに立ったままのまっきー。
 戻ったら成基がいて「よっ、委員長」と言う。目線を微妙にずらし、「あの、ご注文は?」と言う理絵子。
 「おお、何かあった?」「なんも無いよ」「いや、あった。いつものりえぞ~じゃ無い」「それ止めてよ」「どれ?」
 「りえぞ~って」「だって、ずっと前からりえぞ~じゃん」
 はなさん「それならおまえは、ずっと前から泣き虫成基なわけだが」「あっ、ちゃー」
 「ま、そう言うことだ、小早川三段」「それはそれで又きく」成基はまたまた特製オムライスを注文。
 大好きなんだそうだ。理絵子「成基は見えない物を見た事がある?」
 成基はいつも一手先、十手先を読んで戦ってる、見えない盤面を見ているさと話す。
 「見えるの?」と聞かれ、「見える事もあるし、見えない事もある。でも、見ようとする事が大事なんだ」
 大きく目を見開き、黙っている理絵子。「おまえは?」「えっ」
 「何でそんな事聞くかなあと思ってさ。…何か見た?」秘密と答える理絵子。

 ブンちゃんと夜歩いている希紗。犬のジェニファーちゃんに吠えられる。
 ブンちゃんが犬の目の前でガッと開いたら、急におとなしくなる。
 犬と一緒に歩いている人には何も見えてないみたいだが…。

 「もしかすると、世界の枠組みが変わるかもしれない」と羽島次郎(郷田ほづみ)。

 昼、海を軽快に走るボート(?)。風にたなびくマフラー。風を感じて気持ち良さそうな須河原晶(松本美和)。
 「港横浜の取材なら、やっぱり海から上陸しないとねえ」
 グランドインターコンチネンタルホテルを見上げる須河原。ピアスが光る。
 「いるんでしょう、ここに。今度こそ、きっとしっぽを捕まえてみせるから」
と雄雄しくバックを肩越しに持つ須河原であった。
(須河原なら、全国区を目指せると思う。その気があるかどうかはわからないが。好感度大なんだけどなあ。
それだけじゃダメかなあ)

予告:オカカ婆「タルト、何を悩んでおる?」「次回のサブタイトルなんだけどぉ」ロク「ふむふむ。次回、アーバンフォークロア」「これって一体…」「そうだ。僕の街の都市伝説を教えてやるぜ」オカカ婆「ロクの街は田菜じゃろうが。都市では無いと思うぞ」「僕の街では毎年夏になると犬踊りと呼ばれる祭りがあるのさあ。みんな犬の格好をしてダンスを踊るのだ」「聞いたこと無いなあ」「しかしある夏の犬踊りの日、不思議な事が起こった。犬の大群が祭りの会場に押し寄せたのだ。先頭には帽子をかぶったダンディーな犬がいたと言う…」タルト「そんな事より次回のサブタイトル」オカカ婆「アーバンフォクロアか」「タルト意味がわかんないのぉ」ロク「僕の話を聞いていなかったのかあ」

感想:なかなかに男らしい感じなのに、繊細に人の心を見抜く能力がある成基。
 さすが将棋指しと言えば良いのかどうかわからないけれど、やっぱもててる?
 まっきーにとって強力ライバルか?須河原登場は嬉しい限り。
 晴れ女、バンザイ!(四国に取材に行くのは止めましょう)色の違う光同士は敵同士なのか?
 しかしはなさんも鋭い人だな。

関連サイト
JUNK KOLLEKTER
師匠の不定期日記

ちっちゃん俳句「精神や 撃ち抜いていく 自宅かな」

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