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夜霧の恋人たち

「夜霧の恋人たち Baisers Voles」1968 フランス ☆☆☆
監督・脚本:フランソワ・トリュフォー(Francois Truffaut) 脚本:クロード・シヴレー(Claude de Givray)、ベルナール・ルボン(Bernard Revon)撮影:デニス・クレルヴァル(Denys Clerval)音楽:アントワーヌ・デュアメル(Antoine Duhamel)挿入歌「残されし恋には」作詞・作曲・唄:シャルル・トレネ

最後まで書いています。注意!

 「今宵 ドアを打つ風は 昔の恋を思い出させる 消えかかる火の前で 今宵 それは秋の歌 
わびしい家の中で 過ぎ去りし日々を思う 残されし恋には あの美しい日々の 何が残っているだろう 
1枚の写真 若き日の古びた写真 恋文の言葉の 何が残っているだろう 4月のランデヴー
いつまでもつきまとう思い出 色あせた幸せ 風に乱れる髪 盗まれたくち接吻(くちづけ) 夢のうつろい 
残されし恋には いったい何が? 教えてくれ 小さな村 古い鐘つき堂 人目につかぬ風景
雲間に浮かぶ過ぎし日の面影」

 アントワーヌ・ドワネル(ジャン・ピエール・レオ)は情緒不安定の軍不適任のため永久退役となる。
 さっそく売春婦を買いに行くが、口づけはダメ、髪に触るのもダメ、風邪気味だから脱ぐのはダメとダメダメづくし。 止めて外に出るがそこで会った売春婦を買う。

 恋人のクリスチーヌ・ダーバン(クロード・ジャド Claude Jade)に会いに行く。
 しかしそこには彼女はいず、彼女の両親の歓待を受け、
ついでにホテルの夜間のドアマンの職を紹介してもらう。
 職場に訪ねてくる彼女。彼は1週間に19通も手紙を出していたらしい。ある日ホテルに二人の男が来る。
 コラン夫人と6時に会う約束だ、カレー港のロンドン便に間に合わないとせかされ、
二人の男と一緒に夫人を起こしに行く。
 夫人は裸で男と一緒に寝ていた。実は一人は夫人の夫、一人は探偵だった。
 騒ぎを起こしてしまったアントワーヌは仕事を首になる。ブラディ探偵事務所にスカウトされる。
 しかし彼の尾行はサイテイ。あっちこっちにハンパに隠れながら尾行し、まるっきりバレバレで怪しい。
 一方クリスチーヌの方も男につけられていた。家にはアントワーヌがいた。彼と地下にワインを取りに行く。
 アントワーヌは彼女にキスしようとするが拒まれる。

 探偵事務所。アルバニ氏が依頼に来る。
 この片手の黒い手袋を絶対はずさない男は、同居していた友人の行方を調べてもらう。
 友人が残していった物を届けたいそうだ。ついでに生活や交友関係も知りたいそうだ。
 件の友人、ひもを使った手品が得意な奇術師が出演しているクラブで彼女とデートするアントワーヌ。
 そしてそのまま彼女を残して尾行。男は郵便局へ。
 そこで公衆電話で彼女にあやまりの電話をするアントワーヌ。
 郵便局の入り口の前に大きなトラックが止まり、アントワーヌの所から入り口が見えなくなる。
 急いでごまかしながら電話を切って、入り口に向かうが、そのまま郵便局は閉まってしまう。

 結局奇術師の尾行は他の者に任せられる。
 タバール氏(ミシェル・ロンダール Michel Lonsdale)が仕事の依頼に来る。
 なぜ自分は嫌われているのかを知りたいそうだ。で、その仕事はアントワーヌに任せられる。
 発送係を募集して彼を雇えばと所長は提案。アントワーヌを含んで5人の男が試験を受ける。
 どうみてもアントワーヌの包装が一番ひどかったが、彼が採用される。
 店が終った後、一人の女性が靴を試していた。
 タバール夫人(デルフィーヌ・セイリグ Delphine Seyrig)だった。
 彼女にすっかり魅了されたアントワーヌ、職場に訪ねてきたクリスチーヌに冷たく当たる。
 タバール夫人は従業員のおしゃべりからアントワーヌが夫人に夢中である事を聞いてしまう。
 社長と一緒に彼の家に行くアントワーヌ。夫人と二人きりになる。
 緊張のあまり彼女を「ムッシュー」と呼んでしまい、そのまま探偵事務所に帰ってしまうアントワーヌ。
 そこにはアルバニ氏がいた。
 奇術師が結婚もしていて、妻が妊娠しているという報告を聞き狂乱するアルバニ氏。
 アントワーヌが家に帰ったら夫人から手紙が来ていた。
 夫人に気送便(なんと、潜水艦とか軍艦とかの映画で見たような、菅に手紙を入れて送る装置だ。
ホントにあるのか?)で返事を出すアントワーヌ。
 夫人が彼に部屋に来る。そのままベッドイン。
 探偵事務所では夫人が1時間半、アパートにいたがどの部屋か分からないと報告されていた。
 アントワーヌ、正直に告白。怒る所長。突然倒れる従業員のアンリ(Harry Max)。アントワーヌは首。
 アンリの葬儀の後、売春婦を買うアントワーヌ。

 クリスチーヌの父親(ダニエル・チェカルディ Daniel Ceccaldi)の車と車をぶつけてしまうアントワーヌ。
 彼はSOS社のテレビ修理人をしていた。クリスチーヌはSOS社にテレビ修理を依頼。テレビから部品を取る。
 やってくるアントワーヌ。そのままベッドイン。二人でデート。
 やってくるストーカー男「お嬢さん。私を知らないでしょう。だが、私はあなたを知ってる。
あなたをずっと見てきた。今、私は告白する。あなたは私の初めての愛だ。かりそめではない。人生は悲しい。
人と人が裏切り合う。私たちは違う。私たちは離れない。永遠の愛だ。私の人生を縛るものはない。
あなただけだ。だから…だから、あなたもかりそめの絆を断って私と生きてほしい。一時の気の迷いではない。
私の愛は絶対だ。…私は幸福だ」
 去っていくストーカー男。二人仲良く腕を組んで歩いていく。最初の歌が流れる。

感想:題名から想像するとしっとりとした恋物語みたいだが…違う。
 確かに中心は恋、その他だが…どちらかと言うと…コメディ、笑える。
 セリフのあちこちがお笑いに満ちている(映像もね)。お笑いと言うよりエスプリとか言うのかな。
 確かに恋はある意味不様だし…。フランス人だからと言って恋愛がうまいわけではないのね。当たり前だが…。 安心。
夜霧の恋人たち/アントワーヌとコレット
関連サイト
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