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雨の中に錯綜する想い

「雨の中に錯綜する想い」絶対少年 第10話 ☆☆☆☆☆
監督・絵コンテ:望月智充 シリーズ構成・脚本:伊藤和典 オリジナルキャラクターデザイン:戸部淑 造形デザイン:佐藤眞人 キャラクターデザイン・総作画監督:関根昌之 美術監督:針生勝文 音楽:七瀬光 演出:牧野行洋 作画監督:牛島勇二

 祭りの当日。
 気合充分で歩いている阪倉亮介(斎藤泰央)、金魚すくいの笑子さん(女?松本吉朗)にお仕事を命じられる
(たぶん、露店で働きたいというオーラが出ているんだろう)。
 「若いもんがブラブラしとったらあかん。働きぃ」

 逢沢歩(豊永利行)、稀代秋之(浜田賢二)にお祭りが終ったら横浜に帰ると言う。「田奈はどうだった?」
 「まだ、終ってないから」「そうか。何か知らんがそれももうすぐ終ると思っているわけだな」
 「たぶん、今夜中には」父、歩を一緒に祭りに行こうと誘うが、断られる。
 父のスリッパの片方が落ち、「冗談だ」と苦笑い(冗談じゃないよな、本気だったよな)。

 深山美紀(三橋加奈子)に歩から電話。
 夜、行けるかどうかわからないけれど、行けたら一緒にお祭り回ってみたいとの事
(正しい判断だ!そのまま正しい青春の道を突き進め!)。
 わかったと美紀。「ごめんね、曖昧で」
 美紀は美玖(斎藤千和)と美佳ネエを迎えに行こうとしていたが、美玖は風邪をひいたみたいで具合が悪い。
 美紀、美玖のおでこに手をあて、「熱、あるよ」「あるんだなあ」

 鈴木平五郎(宝亀克寿)、藤堂麻子(水野理紗)のお手伝い(さすが、藤堂麻子)。
 「客か、ひやかしか」と歩に声をかける。「お前が欲しいのは瓶詰めの水か。うん?」
 「うんと、僕、客なんだけど。こんなんで良いの?」藤堂麻子「平五郎さんだからねえ。持ち味でしょ」
 雨が降ってくる。

 しかし予報では夕方には回復するそうで、猫踊りは決行する予定。
 須河原晶(松本美和)、それを聞いてトイレの中で本番で言う事の練習をする。

 平五郎「縄にぶら下がったわらじか。道切りだな」歩「道を、切るの?」
 「昔からあるまじないだ。いや、昔あったと言うべきか。
疫病や魔物、村や家に災いをもたらすものが入ってくるのを防ぐために、うちと外との境界に置かれる。
注連縄や辻の地蔵にも似たような役目がある」
 「その中には、入っちゃいけない?」「災いをなすものは入れない」「そうでなければ入れる?」
 「まあ、そうなるが…」「じゃあ、入ったら戻れなくなる場所って?」「うん?」「世界の被膜と関係ある?」
 「竜宮城、桃源郷、アガルタ、シャングリラ。言い方は色々だが、一言で言えば、異界。
この世と可塑的接点を持ちながら、この世では無い場所。被膜の向こう側だな。
道切りされた異界の入り口がどこかにあったか?」

 浴衣を着せられた可愛過ぎるタルト
(予告によると本人にも可愛いという自覚はあるらしい…
「色っぽいというよりは色物と言うか猿回しと言うか」byロク)、急に吠え出す。
 海野潮音(清水愛)が窓を開けると、水に濡れて、透明だが形がわかる何かがいた。
 タルトの瞳を見るとはっきり映っている(もちろん潮音の瞳にも)。

 須河原晶、猫踊りの場に到着。車の窓から手を出し、「おっ、止んでる。晴れ女パワー」とガッツポーズをとる。

 啼沢川の上流に向かう歩の携帯が鳴る。
 しかし誰から来たかの表示もなく(文字化け)、出ても変な音がするだけ。
 ピンクの何か、堂々歩の横を通り過ぎる。
 2時、突然テレビがつき(さ、貞子か…)、
「愛ゆえに愛はすべてを越えて」が始まる(深山父(小和田貢平)はもうあきらめたんだろうな…)。 驚く美玖。
 「寝てる場合じゃないぞ、これ」美紀と美佳ねえ(鈴木真仁)が帰ってくる。
 鏑木拓馬の家の前の車のクラクションが突然勝手に鳴り出す。あちこちで同様の事が起きる。
 笑子の金魚すくいの金魚達が一方の側に固まる。人々の携帯も鳴り出す。
 須河原のビデオの映像もおかしくなる。「来るぞ、来るぞー」と須河原、嬉しそう。

 美玖、美紀と一緒に稀代動物病院に行く。昼過ぎに出かけてそのままと言われ、美玖、駆け出す。
 美玖、電話じゃ駄目だと言ったんだそうだ。「わっくん、本気で遊ぶ気だ」

 ピンクの何かに導かれ、歩、頭屋の森に着く。

 美玖、美紀、実に可愛いネコ娘ルック
(猫耳つけて、丈の短い浴衣(?)着て、オカカ婆みたいに立派なしっぽつけて、帯は後ろで大きなおリボン)。
 美玖、風邪をおして祭りに行かなくちゃだめだそうだ。「わっくんが本気で遊ぶって、どういう事?」「どうだろ」
 「わたしに手伝える事ある?」「ない」

 猫踊りの由来話の別バージョンを話し始める堂丸史郎(西前忠久)。
 笛を吹き、踊る猫と言えば控えめに見ても化け猫。
 たたりがあってはたまらんと、主は地所の一角に小さな塚(猫塚)を建て、シロを祀った。
 ところが、それ以来守谷の家では怪異な出来事が頻発するようになった。
 塚が逆に依り代になってしまったのかもしれない。
 主は年に一度、自分らがシロ達になり代わって踊る事によって幾多の怪異を鎮めようとした。
 堂丸がカメラを覗くとそこに何かが飛んでいくのが映っていた。しかし眼で見ても何も無い。須河原「どした?」  「いや、何でも無い」

 歩、道切りを見る。わらじが突然落ちる。道切りの向こうには鳥居があって、塚みたいな碑がたってる。
 「又見てるし」わっくん(竹内順子)が後ろにいた。「そっちは、め!」「わっくん」「遊ぼ!」

 潮音、携帯で稀代秋之に歩の事をきく。戻ってない、このままお祭りに行くつもりなんじゃないかとの事。
 拓馬に電話するが、電波が届かない(又は切られてる)。潮音、それでもお祭りに行く事に決めたみたいだ。

 夕方、拓馬、猫おどりのコンテストについてのスピーカーでの放送を聞く。

 亮介、金魚すくいの手伝い。
 男には緑の、女には赤いぽいを渡し「はーい。頑張って彼女に良いとこ見せないとね」
 笑子「ふーん。亮ちゃん、あんた初めてや無いな」「女には普通の6号、男には薄い7号。常識っす」
 「ほな紫は?」「特別な人から、見かねた客まで。こっちの胸一つ」美玖「おい、探したぞ」
 「あらあら。厚い5号の特別な人?」「笑子さん、笑った顔、ちょっと怖いすから」
 美玖、亮介に頭屋の森に行ってくれと頼む。

 歩に追いかけられ喜んでいるわっくん(歩、結構優しい奴)。「あむ、もっかい!」「もう、暗くなるよ」
 「もっかい」「あのね、僕…」「うん?」「僕、もうすぐ帰るんだ」「帰る?」「いなくなるから、もう遊べなくなる」
 「いなくならない!あむ、遊べるし!」「でも…」「いなくならない(泣き声)」「でも…」「あむ、いなくならない!」
 「あのね…」「待つの、いや」どっしる、しっしんが来る。「あむ、どっしる、しっしんって言った」過去を思い出す歩。 緑のを指差し「どっしる」と言う小さな歩。「何?」と着物姿のわっくん。
 「名前。しっしん」と黄色いのを指して言う歩。現代。
 「あむが言った、どっしるとしっしん。あむ遊ぶって言ったから。待ってたし。あむ、来たし。
遊ぶもん」とちょっとふくれ顔のわっくん。
 祭りに来た拓馬、浴衣姿の潮音(綺麗だぞ、潮音)に会う。
 具合が悪い美玖を心配そうに見る美紀と美佳ネエ
(残念、猫顔に化粧していて、顔がよくわからないよ、美佳ネエ)。
 「僕、どうすればいい?」とわっくんにきく歩。
 わっくん、笑顔で「こっち、来る。おいで!ずっと一緒。ずっと遊ぶ。おいで!あむ、おいで」
 ゴミ捨て場の上空に沢山の光現れる。

感想:怖いぞ、わっくん。ずっと一緒はまずい。歩をどうか正しい青春の道に戻してくれ!
 しかし猫おどりに萌える人は多そうだ。実際の猫おどりも萌えられるのかな。予告もいつもおもしろいな。
絶対少年 2
関連サイト
Angel comes over from east猫おどり
JUNK COLLECTOR画像あります。
師匠の不定期日記画像あります。
丹那探訪
丹那&猫おどり
かんなみ猫おどり猫おどりの由来はほとんどそのまんまでした。


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コメント

ちっちゃんが、須河で田奈や短いシロをbyしなかったよ。


投稿: BlogPetの「ちっちゃん」 | 2005.07.30 11:52

初めまして。
細かい描写の合間に入る、鋭い感想&つっこみを楽しく拝見しています。
歩はあっちの世界に行ってしまうのでしょうか?けっこう怖い話ですよね。
それとも残って美紀ちゃんとどうにかなるのか。
13話から「横浜編」だそうです。
これからもキレのある感想を楽しみにしています。

投稿: 四騎 | 2005.08.02 18:06

四騎さん、初めまして。
こんなに無駄に長いのを読んでくださって有難うございます。
私の感想は全部書いているのが無いんですが、珍しくこれは、今の所全部書いてます。
時々怖いですね、このアニメ。
歩の性格では美紀ちゃんと仲良くなるかは予断を許さないと思います。
オープニングのいまだ出ていないキャラも期待ですね。

投稿: tyantyan | 2005.08.02 21:44

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