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キャラバン

「キャラバン」1999年 仏=英=ネパール=スイス ☆☆☆☆☆
監督・共同脚本:エリック・ヴァリ 製作:ジャック・ペラン 共同脚本:オリビエ・ダザ 撮影:エリック・ギシャール、ジャン・ポール・ミュウリッシ 音楽:ブリュノ・クーレ

最後まで書いています。注意!

 村の長老ティンレ(ツェリン・ロンドゥップ)の息子ラクパが亡くなった。近道になる危ない道を行ったためだ。
 ティンレは村一番の指導者的な若者カルマ(グルゴン・キャップ 古事記に出てきそうな男前だ)のせいだと言う。
 カルマは弓の腕も一流で、村人の病を直すための儀式で悪魔の象徴の的を射抜くほどだったが、
このような儀式で病を治せるとは思っていなかった。
 ラクパの息子ツェリン(カルマ・ワンギャル 上戸彩似の美少年だ)はカルマに憧れる。
 ティンレはカルマをキャラバンの首領にするのがいやだった。自分が孫を連れて行くという。
 他の村人はせめてカルマを補佐にしろと言うが、カルマの祖先がティンレの祖父の死に関わっているらしく、
ティンレはカルマを補佐にする事を頑なに拒否する。
 ツェリンは名前をパサンに変えられてしまう。山の悪魔から守るためだ。鍛冶屋の名前だそうだ。

 カルマは冬が迫っているので、占いの結果の吉日より前に出発する。
 一方ティンレは僧にしたラクパの弟ノルブ(カルマ・テンジン・ニマ・ラマ 割とハンサム)に会いに行く。
 ティンレはノルブにキャラバンに参加して欲しかったのだ。しかしノルブはキャラバンの事は何も知らないと断る。

 吉日の日。キャラバンに参加するためにノルブが村に来る。
 師の教え「最も困難な道を行け」を思い出したからだ。
 ティンレは孫のパサン(ツェリン)やその母親ペマ(ラプカ・ツァムチョエ)も連れて塩を運ぶキャラバンを出発させる。
 途中巡礼に出会う。カルマのキャラバンについてきくティンレ。3,4,5日前に会ったそうだ。
 ティンレはカルマに追いつくために湖の脇の道を行く事にする。そこは悪魔の道と言われる所だった。
 狭い道の脇はすぐ崖。途中道が壊れて無くなっていた。
 しかしヤクはこの道を引き返すことが出来ない(狭すぎて回れ右は出来ない)。道を石で補修する。
 道が壊れて最後のヤクが落ちてしまい、ノルブも危なかったが、なんとか大丈夫だった。
 ティンレはカルマに追いつく。

 ティンレの占いで嵐になると出た。
 カルマは人もヤクも疲れ切っているから休まなければいけないし、空も青いと出発を反対するが、
皆はティンレに従う。

 嵐が来る。嵐の中ティンレは倒れてしまうが、誰も気づかない。後から追ってきたカルマがティンレを助ける。
 しかしティンレは次の長老はノルブだと考えていた。ノルブはそうじゃない、僕は絵師だと言う。
 ティンレはカルマを長老に選ぶ。ティンレもカルマ同様いつも神託に従ってきたわけではなかった。
 「反抗することから真の長老が生まれてくる」とティンレは言う。ティンレは山で亡くなる。

感想:優秀な指導者は占いも自分の都合の良い様に演出して使う。
 ティンレは占いと経験をうまく合わせて使っていたのだろう。
 占い通りにしないと何か災厄がある度に占い通りにしなかったせいだと言われてしまう。
 でもティンレ、依怙地すぎるね。悪魔の道はやっぱまずい。占いどおりの吉日だと冬の嵐に会い易い。
 うーん、難しいな。 ティンレの依怙地のせいでノルブが死んじゃうんじゃないかとドキドキしました。
 そうはならずに良かったです。景色が雄大で神話の世界みたいでした。出演者の顔も雰囲気がありました。
キャラバン
関連サイト
DAY FOR NIGHT
pema68’s Cinema Page
Wander
WWW/Gogh's Bar
工房通信 悠悠

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