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ラストラン

「ラストラン」エンジン Lap10 ☆☆☆☆
脚本:井上由美子 音楽:菅野祐悟 演出:平野眞

 神埼次郎(木村拓哉)はコースを走る。タイムは41秒726。
 予選前のセッションで39は切ってくれと菅原比呂人(青木伸輔)が言ってくる。
 ただしペースを乱されたくないので、このサーキットは使うなと釘を差される。
 このサーキットは菅原のスポンサーがお金を出していた。

 田口奈央(大平奈津美)と二宮ユキエ(夏帆)が「風の丘ホーム」まで来る。
 しかしユキエは心配かけるからと目の前に来て及び腰。
 そんな時二人は水越朋美(小雪)が近隣住民・久美(芦川よしみ)に頭を下げて「風の丘ホーム」存続を訴えているのを見る。
 朋美先生に声をかける二人。

 一方鳥居元一郎(堺雅人)は次郎の所に行く。
 次郎がレースの賞金をホームに存続に使うと言ったおかげで、
朋美先生まで近所を回って頭を下げ続けていると訴える(次郎のトレーニングに付き合いながら)。
 あなたがレースに勝たなかったらどうするんですかと言う元兄に、
次郎は勝てなかった時の事は考えていないと言う。
 一度でも負けた時の事を考えちゃうと怖くなって走れなくなると。
 元兄はこれ以上彼女を振り回すなと言う。
 「じゃ、止めたら」と次郎、いきなり元兄の体を回して後ろから抱きしめ、
「朋美先生、行くな、ガシッ、って。…気になるんでしょ、彼女の事」
 「いや、そりゃあ、少しは、気になりますよ。彼女は、いつも…」
 元兄の言葉を最後まで聞かずに、次郎、次のトレーニングへと行く。追いかける元兄。
 (元兄、可愛いぞ!ひょっとこ顔で走る元兄、超ラブリー!)

 奈央とユキエ、たこ焼きをおごってもらっている。
 朋美先生がお茶を買いに行っている間に、二人、例の保護者達を見つけ、訴えに行く。
 「逃げるの」と久美の袖を掴む奈央。久美、奈央を突き飛ばす。
 あくまで態度悪い彼女に、奈央、たこ焼きを投げつける
(この女性達があまりにカリカチュアされていて、そこが違和感。
養護施設や犯罪者の子供にひどい偏見を持っている人はいると思うけど、もっとリアルに出来なかったかな。
確かに漫画みたいな態度を見ることはあるが)。

 朋美先生と元兄があやまりに行くと言うと、
次郎がやったのは奈央達なんだから奈央達があやまるべきだと言う(正論だな。いつも結構正論を言う次郎)。
 あやまりたくないと奈央。「だって、あのオバゴンズ、ひどいんだもん」
 「武器使ったのはおまえらだろ。悪いじゃねえかよ」朋美先生「奈央ちゃん達は武器なんて使ってません」
 「たこ焼き投げたんじゃないの」奈央「たこ焼きだよ」
 「たこ焼きだぞ!そもそも何食い物投げてんだよ。
あのなあ、鯛焼きだろうが、もんじゃ焼きだろうが、拳銃だろうが一緒なの。武器使うなんて卑怯じゃねえかよ。
いや、言いたい事をどんだけ言おうが構わないとと思うけどさあ、
卑怯な事やっちゃったんだからおまえらちゃんとあやまってこいよ」
 謝りに行く奈央。
 久美「なあに、子供まで使って、こんなとこまで来て。いい加減にしてよ。
ここはあたくしのうちなんですからねえ」
 「あの風の丘ホームは私達の家だったんです。だからつい熱くなっちゃって。ホントにごめんなさい」
 久美の後ろの方の眼鏡の女性(サユリ 橘ユキコ)、それを聞いてふと胸をつかれた表情になる。
 久美、うちには来ないで、どこか別に場所を設けて言い分を言ってと言う。その時他の人達を連れて行くそうだ。

 ジムで腹筋している次郎。鏡に暗ーく、こちらを伺っている男が映っていた…。
 元兄だった。(ホラーよ、ホラー…。これが「リング」だったら…)
 「すいません、トレーニング中」「いや、全然。良いですけど。なんすか。ひょっとして俺の事好きなんすか」
 「子供達に会ってきました」「あ、そうなんだ」「みんな、あなたがレースに出るのを楽しみにしていますよ」
 「あ、ほんとう」「みんな、がっかりしますねえ。もし、勝てなかったら」「だよねえ」
 「少し心配になってきたんです。
あんなに楽しみにしていると、もし勝てなかったらその分落胆が大きいんじゃないかと。勝てそうですか?」
 「だからそのつもりですって」「素朴な疑問なんですが」「はい」「あなたは普通の神経の持ち主ですよね」
 「ホントに素朴ですね」「しんどくないですか。そんなに勝つことばかり考えて」…
 「えらいしんどいよ。しんどくても俺、それしかやり方知らないから」「あなたにとって勝つ事が守る事なんですね」 「分かったような事言っちゃって、もう」
 「勝ってください!
「風の丘ホーム」の事がどうとか、子供達とか、朋美先生とか、全部抜きにして、
あなたに勝って欲しいと思ったんです。
男として。…勝ってください!レースに」
 うなづく次郎。差し入れの飲み物を差し出す元兄。こぶしを打ち合わせようと上げる次郎。こぶしを上げる元兄。 こぶしとこぶしをぶつける二人。(元兄にとっては痛かったらしいが…)

 説明会の準備をする朋美先生と春山万里夫(角野卓造)。一方、予選前のセッション。
 比呂人が人目を気にしながら、次郎のマシンに近づく。
 比呂人がマシンに触っているのを見て声をかける伊吹テツヤ(石垣佑磨)。
 大先輩のマシンはどんなセッティングかなと思ったんだそうだ。説明会には時間になっても人が来ない。
 鳥居先生が来る。次郎、マシンがスピンし、止まる。そのまま又走り始める次郎。
 鳥居先生はねばってみたいと思ったと言う。一人、住民が現れる。あの眼鏡の人だった。
 誰も来ないと報せに来たのだ。みんなで示し合わせているそうだ。
 彼女は「風の丘ホーム」に賛成しているわけではない。ただ奈央達の顔が浮かんできっちゃったんだそうだ。
 その場で倒れこむ朋美先生
(朝から晩まで、雨が降ろうが、槍が降ろうが(振ってないけど)、風の丘ホームのために頑張ってたから)。
 次郎のタイムは38秒281だった。
 次郎、マシンがおかしいのに気づいていただろうが、何も言わない(指、脱臼。ちょっと問題)。テツヤが気づく。  思い浮かぶのは次郎のマシンに近くに居た菅原。菅原、一之瀬新作監督(泉谷しげる)に呼ばれる。
 スタート前とブレーキバランスが違っていたのだ。やめると言って来る菅原。
 スピードスターレーシングから誘われていたそうだ。

 風の丘ホームで寝かされている朋美先生。その部屋に来る次郎。朋美先生、次郎の指に気づく。
 大丈夫かと言う彼女に、全然平気と次郎。強いて言えば指きりはお預けって感じだそうだ。
 にっこり笑って頭を枕につける朋美先生。
 末永たまき(岡本綾)が言っていた引退がかかってるという言葉が気になり、次郎にきこうとするが、
次郎は座ったまま寝ていた。

感想:嗚呼、元兄、可愛い~!!身もだえしちゃう~!可愛い元兄が沢山見れて満足です。
 次郎、結構まともですよね。
 世間で考えられている常識ではなく、自分で考えて、正しいと思うことを言っている。
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