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子どもの情景

「子どもの情景」MONSTER モンスター CHAPTER33 ☆☆☆
原作:浦沢直樹 キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる キャラクター原案:高坂希太郎 シリーズ構成:浦畑達彦 監督:小島正幸 音楽:蓜島邦明 脚本:林政宏 演出:池田重隆 絵コンテ:新留俊哉 作画監督:宮脇千鶴

 子供の転落死が相次いでいた。屋上での危険な遊び。
 ライヒワイン(永井一郎)がその危険な遊びで怪我をした少年マルティン(坂本千夏)にカウンセリングしていた。 しかし側についていたマルティンの母親(丸山真奈美)の方が動揺してい、
ライヒワインは母親の方を外に連れ出す。
 廊下にいたディーター(竹内順子)は病室に入るなと言われるが、彼は病室に入る。
 頭と左手と右足に包帯を巻いたマルティンは松葉杖をつきながら、病院を出てしまう。外に出て彼は言う。
 「ああ!言ってた通りだ。“生き返ったら、外に出てごらん。世界が変わっているよ”
ううん、世界が変わったんじゃなくて、僕が変わったんだ。だって、僕は選ばれたんだから」
 車が沢山走っている通りを迷いも無く横切るマルティン。
 公園ではホームレス(?)を松葉杖で転ばせて、いたぶる。
 マルティンのやった危険な遊び、それは誰もいないビルの屋上のヘリに二人で向かい合って立ち、
目をつぶって互いに一歩一歩近づくというものだった。
 廃ビルの屋上にディーターを連れていくマルティン、ヘリに立って歩いてみろと言う。しかしディーターは言う。
 死んだらおいしいソーセージを食べられなくなる。サッカーも出来なくなる。
 好きなライヒワイン先生や秘書のメレスさんに会えなくなる。
 「怖いものなんかなくならない。だから大人になるんだって、言ってた。
明日はいい日だって、テンマが言ってた!」
 強い風が吹きマルティンは落ちそうになる。「怖いよー!!」と叫ぶマルティン。ディーターが助ける。
 「なれないよー。僕はヨハンみたいになれない」「ヨハン?」
 「ヨハンはもっとすごい遊びをしてるんだ。ヨハンはもうすぐ殺されるって言ってた。
もうすぐ日本人に撃ち殺されるって言ってた」
 泣きながらしゃべるマルティン。

 危険な遊びについて話す少年(田野恵)。ヨアヒムという少年が目の前で死んだらしい。
 テレビもマンガも禁止されたと言う少年に絵本を持ってきてあげようと言うヨハン・リーベルト(佐々木望)。

 シューバルト(羽佐間道夫)は目が見えなくなったので、ミュンヘン大学に蔵書を寄贈しようと申し出る。
 この寄贈はヨハンとカール(関智一)の思い付きだった。
 寄贈のセレモニーの下見に図書館に行くカールとヨハン。
 カールが気づくと、ヨハンは図書館の二階をじっと見上げていた。ヨハンはちょっと場をはずさせてもらう。
 司書(豊口めぐみ)がヨハンに気づき、何かお探しですかときく。
 ヨハンは友達のために良い絵本はないかと見ていたのだ。
 お薦めの絵本を取ろうとして司書は他の本も落としてしまう。
 ヨハンは絵本を拾い上げている内に、一つの絵本に見入る。
 エミル・シェーベ、モラビア出版。チェコのプラハにある出版社の絵本だった。
 ヨハンは涙を浮かべながら、異様な叫び声をあげて、倒れるのだった。

 シューバルトの寄贈セレモニーとスピーチの報せが張られる。
 天馬賢三(木内秀信)が現れ、ヨハンが見ていた二階の場所に立ち、スコープを覗いてから、
「ここだ。ここから、彼を!」と言う。

感想:フジ子・ヘミングはピアニストなんだから、歌わせる必要は無いのに…。

 ヨハンが倒れる重要な場面だが、これは原作の方が良いかな、難しい描写だけど…。
 原作の方がショックが大きく、声がうまく出ないという感じが出ていて良いと思う。
 あの叫びは難しいから、声優さんも悩んだと思うけど。最後に鐘が鳴る演出は良いけど…。

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